JP2010184629A - シートベルトガイドアンカーおよびこれを備えたシートベルト装置 - Google Patents

シートベルトガイドアンカーおよびこれを備えたシートベルト装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010184629A
JP2010184629A JP2009030713A JP2009030713A JP2010184629A JP 2010184629 A JP2010184629 A JP 2010184629A JP 2009030713 A JP2009030713 A JP 2009030713A JP 2009030713 A JP2009030713 A JP 2009030713A JP 2010184629 A JP2010184629 A JP 2010184629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat belt
belt guide
anchor
hole opening
metal plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009030713A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5260350B2 (ja
Inventor
Takeki Tabata
田端雄樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takata Corp filed Critical Takata Corp
Priority to JP2009030713A priority Critical patent/JP5260350B2/ja
Publication of JP2010184629A publication Critical patent/JP2010184629A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5260350B2 publication Critical patent/JP5260350B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

【課題】所定の強度および剛性をより一層効率よく確保しつつ、可能な限り材料を少なくするとともに可能な限り加工を容易にして、小型コンパクトでより安価なシートベルトガイドアンカーを提供する。
【解決手段】シートベルトガイドアンカー5の金属プレート5aは、取付孔用開口8a1
の真下に、この取付孔用開口8a1を通る上下方向の直線αに直交またはほぼ直交する方
向に沿って延設される湾曲部8a3を有する。また、ベルトガイド孔用開口8cの直線部
8c1に位置して、第2ガイド部8b2と直角またはほぼ直角に突出する突出部8b3を有
する。これらの湾曲部8a3および突出部8b3は単純な曲げ加工で形成される。そして、湾曲部8a3および突出部8b3により、シートベルトガイドアンカー5の強度および剛性が効率よく大きくされる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばピラー等の車体に支持され、シートベルト装置のシートベルトを乗員のショルダーの方へガイドするシートベルトガイドアンカーおよびこれを用いたシートベルト装置の技術分野に関するものである。
従来から自動車等の車両シートに付設されているシートベルト装置は、衝突時等の車両に大きな減速度が作用した場合のような緊急時に、シートベルトで乗員を拘束するようになっている。このようなシートベルト装置には、例えば車体のピラー等に支持され、シートベルトを摺動可能にガイドするシートベルトガイドアンカーを備えたシートベルト装置が種々提案されている。従来のシートベルト装置に用いられているシートベルトガイドアンカーは、一般に、強度部材である鋼製の金属プレートに、樹脂をモールディングして形成されている場合が多い。
ところで、金属プレートは強度部材であるため、所定の強度および剛性を有する必要がある。そこで、シートベルトガイドアンカーのシートベルト挿通孔を形成するために金属プレートに形成された開口の全周に、バーリング加工により比較小さな高さの環状のフランジ(突出部)を形成することで、金属プレートの強度および剛性を高めることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。その場合、バーリング加工により可能なフランジの高さは、バーリング加工の特性上、金属プレートの厚み程度以下である。
特開平7−329710号公報。
しかしながら、バーリング加工によるフランジの形成では、バーリング加工が比較的難しい。また、バーリング加工では、金属プレートの開口の全周に環状のフランジが形成されるため、その分、多くの材料が必要となるばかりでなく、シートベルトガイドアンカーが大型になる。このようなことから、シートベルトガイドアンカーのコストが高くなる。
そこで、本発明者は、金属プレートの強度および剛性を効率よく向上させるために、金属プレートにシートベルトから大きな荷重が加えられたとき、金属プレートのどの部分にどのような大きな応力が生じるかを、種々実験しかつ研究を行った。その結果、図8(a)ないし(c)に示すようにシートベルトガイドアンカーの金属プレートaの開口bを形成する左右の湾曲部cの内周側c1に、他の部分よりも応力が集中することが確認された
。しかも、この応力は単なる引っ張り荷重による応力ではなく、曲げ荷重およびせん断荷重が加味された複雑な荷重による応力であることがわかった。
本発明者は、このような応力が生じる原因を更に検討した。一般に、金属プレートaは、車体に取り付けるためのボルト貫通孔を形成するために金属プレートに形成された円形状の開口d1を有する取付用部dと、開口bを有するとともにシートベルトをガイドする
ためのシートベルトガイド用部eとから構成されている。そして、金属プレートaの車室内側が凹むように湾曲されて、シートベルトガイド用部eが取付用部dに対して角度θで傾斜されている。このように、シートベルトガイド用部eが取付用部dに対して角度θだけ傾斜させる理由は、シートシートベルトガイドアンカーが車体に取り付けられたとき、
その車体の取付用部の形状に整合させるためである。
このように取付用部dとシートベルトガイド用部eとが角度θを有していると、シートベルトによりシートベルトガイド用部eに荷重が加えられたとき、取付用部dは、図8(b)に二点鎖線で示すように開口d1を通る上下方向の直線αを中心とする曲げ荷重が加
えられて変形fが生じ、また、シートベルトガイド用部eは二点鎖線で示すように下方に撓む変形gが生じるようになる。
したがって、このように、取付用部dに変形fを生じさせる荷重とシートベルトガイド用部eに変形gを生じさせる荷重とにより、金属プレートaの左右の湾曲部cの内周側c1に、応力が集中することが推測される。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであって、その目的は、所定の強度および剛性をより一層効率よく確保しつつ、可能な限り材料を少なくするとともに可能な限り加工を容易にして、小型コンパクトでより安価なシートベルトガイドアンカーおよびシートベルト装置を提供することである。
前述の課題を解決するために、本発明のシートベルトガイドアンカーは、金属プレートが、取付孔用開口を有する取付用部と、前記取付用部に対して傾斜するシートベルトガイド用部とを有し、ベルトガイド孔用開口が、前記取付用部と前記シートベルトガイド用部との間に設けられており、前記取付孔用開口の下方の前記取付用部の部分が、前記ベルトガイド孔用開口の方へ突出する突出部を有し、前記突出部の根元またはこの根元の近傍に、前記ベルトガイド孔用開口の直線部と同方向またはほぼ同方向に沿って湾曲する湾曲部が設けられていることを特徴としている。
また、本発明のシートベルトガイドアンカーは、前記ベルトガイド孔用開口の直線部の下縁を形成する前記シートベルトガイド用部の部分に、前記シートベルトガイド用部に直角またはほぼ直角に突出するように折曲された突出部が設けられていることを特徴としている。
更に、本発明のシートベルトガイドアンカーは、前記突出部が、前記ベルトガイド孔用開口の領域を通る前記ベルトガイド孔用開口の前記直線部の方向と同方向またはほぼ同方向の直線に沿って折曲されていることを特徴としている。
更に、本発明のシートベルトガイドアンカーは、前記金属プレートの所定の位置に樹脂がモールドされているとともに、前記ベルトガイド孔用開口の所定位置に、前記樹脂により前記シートベルトが摺動可能に挿通されるシートベルト挿通孔が形成されており、前記シートベルト挿通孔を形成する樹脂に前記シートベルトが摺動するシートベルト摺動部が形成されていることを特徴としている。
更に、本発明のシートベルトガイドアンカーは、前記金属プレートの所定の位置に樹脂がモールドされているとともに、前記ベルトガイド孔用開口の所定位置に、前記樹脂と前記樹脂に設けられたスリップピースとにより前記シートベルトが摺動可能に挿通されるシートベルト挿通孔が形成されており、前記スリップピースに前記シートベルトが摺動するシートベルト摺動部が形成されていることを特徴としている。
一方、本発明のシートベルト装置は、シートベルトリトラクタから引き出されたシートベルトを乗員の方へガイドするシートベルトガイドアンカーに、本発明のシートベルトガイドアンカーのいずれか1つが用いられていることを特徴としている。
このように構成された本発明のシートベルトガイドアンカーおよびシートベルト装置によれば、金属プレートの取付孔用開口の真下に位置する突出部の根元部分またはほぼ根元部分に、ベルトガイド孔用開口の直線部と平行またはほぼ平行に延びる湾曲部を設けている。したがって、この湾曲部により、取付孔用開口の中心の通る上下方向の直線を中心とする曲げ荷重に対する剛性および強度をともに大きくすることができる。これにより、この曲げ荷重による変形が抑制されるとともに、この変形にともなうシートベルトガイド部のベルトガイド孔用開口の内側部分に生じる応力を抑制することができる。
そして、湾曲部を設けるだけで、所定の強度および剛性を効率よく確保することができることから、特許文献1に記載のようにベルトガイド孔用開口の全周にわたってフランジを設けなくても済むようになる。したがって、その分材料を少なくすることが可能となる。しかも、湾曲部は単純な曲げ加工により形成することができるので、湾曲部の加工が容易である。これにより、より安価なシートベルトガイドアンカーを得ることができる。しかも、ベルトガイド孔用開口の全周にわたってフランジを設けないので、金属プレートを小型にすることができ、その結果、シートベルトガイドアンカーを小型コンパクトに形成することが可能となる。
また、金属プレートのベルトガイド孔用開口の直線部の下縁に位置してこの直線部に沿って延びる突出部を設けている。したがって、この突出部により、シートベルトガイド用部の下方に向かう曲げ荷重に対する剛性および強度をともに大きくすることができる。これにより、ベルトガイド孔用開口より下方のシートベルトガイド用部が下方に撓む変形が抑制されるとともに、この変形にともなうベルトガイド孔用開口の内側部分に生じる応力を抑制することができる。
そして、突出部を設けるだけで、所定の強度および剛性を効率よく確保することができることから、同様に特許文献1に記載のようにベルトガイド孔用開口の全周にわたってフランジを設けなくても済むようになる。したがって、その分材料を少なくすることが可能となる。しかも、突出部は単純な曲げ加工により形成することができるので、湾曲部の加工が容易であるとともに、突出部の高さをバーリング加工におる突出部より大きく設定することが可能となる。これにより、より一層剛性が大きくかつより安価なシートベルトガイドアンカーを得ることができる。
特に、金属プレートの湾曲部と突出部の両方を設けることにより、所定の強度および剛性をより一層効率よく確保しつつ、可能な限り材料を少なくするとともに可能な限り加工を容易にして、小型コンパクトでより安価なシートベルトガイドアンカーを実現可能となる。
また、突出部を、ベルトガイド孔用開口の領域を通るベルトガイド孔用開口の直線部の方向と同方向またはほぼ同方向の直線に沿って折曲して形成することにより、シートベルトガイドアンカーの下端を上方に上げることができる。これにより、シートベルトガイドアンカーを車体に取り付けたとき、車室内の有効空間をその分大きくすることができる。
金属プレートの所定位置に樹脂をモールドするとともに、シートベルト挿通孔のシートベルト摺動部をスリップピースで構成することにより、シートベルト摺動部におけるシートベルトの滑り性を向上できるとともに耐摩耗性を向上することができる。
本発明にかかるシートベルトガイドアンカーの実施の形態の一例を備えたシートベルト装置を模式的に示す図である。 (a)はこの例のシートベルトガイドアンカーの金属プレートを示す正面図、(b)は(a)におけるIIB−IIB線に沿う断面図、(c)は(b)におけるIIC部の拡大断面図である。 (a)および(b)は、金属プレートの変形例を示す図である。 (a)は、本発明のシートベルトガイドアンカーの実施の形態の他の例を示す図、(b)は(a)におけるIVB−IVBに沿う断面図である。 (a)は、本発明のシートベルトガイドアンカーの実施の形態の更に他の例を示す図、(b)は(a)におけるVB−VBに沿う断面図である。 (a)は、本発明のシートベルトガイドアンカーの実施の形態の更に他の例を示す図、(b)は(a)におけるVIB−VIBに沿う断面図である。 (a)は、本発明のシートベルトガイドアンカーの実施の形態の更に他の例を示す図、(b)は(a)におけるVIIB−VIIBに沿う断面図である。 (a)は、研究に用いたシートベルトガイドアンカーの金属プレートを示す正面図、(b)は平面図、(c)は右側面図である。
以下、図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。
図1は本発明にかかるシートベルトガイドアンカーの実施の形態の一例を備えたシートベルト装置を模式的に示す図である。以下の説明で、上、下はともに、シートベルトガイドアンカー5が車体に取り付けた状態での上、下をいう。
図1に示すように、この例のシートベルト装置1は、シートベルトリトラクタおよびシートベルトガイドアンカーを用いた従来公知の三点式シートベルト装置と同様に、車両シート2近傍の車体に固定されたシートベルトリトラクタ3、このシートベルトリトラクタ3から引き出されるとともに先端のベルトアンカー4aが車体の床あるいは車両シート2に固定されるシートベルト4、シートベルトリトラクタ3から引き出されたシートベルト4を乗員のショルダーの方へガイドするシートベルトガイドアンカー5、このシートベルトガイドアンカー5からガイドされてきたシートベルト4に摺動自在に支持されたタング6、車体の床あるいは車両シート2に固定されかつタング6が係脱可能に挿入係合されるバックル7から構成されている。
この例のシートベルトガイドアンカー5も、前述の特許文献1に記載の従来のシートベルトガイドアンカーと同様に、例えば鋼製の金属プレートを備えている。図2(a)ないし(c)に示すように、この金属プレート8は、取付用部8aと、シートベルトガイド用部8bと、ベルトガイド孔用開口8cとを有している。そして、シートベルトガイドアンカー5は、車体への取付状態で車室内側が凹むように図2(a)において左右方向に延びる直線β(ベルトガイド孔用開口8cの直線部8c1と平行またはほぼ平行な直線;更に
は前述の直線αに直交またはほぼ直交する直線)に沿って湾曲または折曲されている。すなわち、シートベルトガイド用部8bは取付用部8aに対して第1の所定角θ1で傾斜し
ている。
取付用部8aは円形状の取付孔用開口8a1を有している。この取付孔用開口8a1は、シートベルトガイドアンカー5を車体に取り付ける取付ボルトが貫通するシートベルトガイドアンカー5の取付孔を形成するための開口である。
シートベルトガイド用部8bは、取付用部8aに連続する第1ガイド部8b1とこの第
1ガイド部8b1に連続する第2ガイド部8b2とからなる。したがって、第1ガイド部8b1が取付用部8aに対して第1の所定角θ1で傾斜する。また、第2ガイド部8b2は、
取付用部8aと車室外側が凹むように図2(a)において左右方向に延びる直線γ(ベル
トガイド孔用開口8cの直線部8c1と平行またはほぼ平行な直線;更には前述の直線α
に直交またはほぼ直交する直線)に沿って湾曲または折曲されている。すなわち、第2ガイド部8b2は第1ガイド部8b1に対して第2の所定角θ2で傾斜している。
ベルトガイド孔用開口8cは、シートベルト4が摺動自在に挿通されるシートベルトガイドアンカー5のベルトガイド孔9a(図2(b)および(c)に図示)を形成するための開口である。ベルトガイド孔用開口8cは、取付用部8aとシートベルトガイド用部8bとの間に、図2(a)において左右方向に延設されている。このベルトガイド孔用開口8cは、取付用部8aに下方(ベルトガイド孔用開口8cの方)へ突出して設けられた突出部8a2により略コ字状に形成されている。すなわち、ベルトガイド孔用開口8cは、
図2(a)において左右方向に延びる直線部8c1とこの直線部8c1の両端から上方に延びる上方延出部8c2とから構成されている。
取付用部8aの突出部8a2は、取付孔用開口8a1の真下に形成されている。そして、図2(a)および(b)に示すように突出部8a2の根元またはほぼ根元に位置する取付
用部8aの部分には、シートベルトガイド用部8bと同じ側に、ベルトガイド孔用開口8cの直線部8c1と同方向に延びる直線δ(ベルトガイド孔用開口8c1と平行またはほぼ平行な直線;更には前述の直線αに直交またはほぼ直交する直線)に沿って湾曲された湾曲部8a3が設けられている。その場合、取付用部8aの突出部8a2は、取付孔用開口8a1が形成されている取付用部8aの部分に対して第3の所定角θ3だけ第1ガイド部8b1と同じ側に傾斜されている。この第3の所定角θ3は第1の所定角θ1と同じに設定する
こともできるし、大小いずれにも異なるように設定することもできる。また、図示例では、直線βと直線δとが同一直線上に設定されているが、直線βと直線δは互いに平行な異なる直線上に設定することもできる。
更に、ベルトガイド孔用開口8cの直線部8c1の下縁を構成する第2ガイド部8b2の部分には、第2ガイド部8b2に対して直角または略直角に突出する突出部8b3が形成されている。その場合、突出部8b3はベルトガイド孔用開口8cの直線部8c1に沿って延設されている。この突出部8b3は、ベルトガイド孔用開口8cの直線部8c1に図2(a)に二点鎖線で示す第2ガイド部8b2の上方突出部8b4を形成し、この上方突出部8b4を、単純に折曲することで形成される。したがって、この突出部8b3の高さh1(図2
(b)に示す)は、前述の特許文献1に記載のバーリング加工によるフランジの高さより高く設定可能となる。
また、第1および第2ガイド部8b1,8b2間の直線γに沿う湾曲部または折曲部は、
ベルトガイド孔用開口8cの直線部8c1の領域内、つまり突出部8b3の上方で突出部8a2の下端より下方に設定されている。したがって、図2(b)および(c)に示すよう
に、第2ガイド部8b2の突出部8b3も第2ガイド部8b2の他の部分に対して直角また
はほぼ直角を維持するように傾斜している。このように、第1および第2ガイド部8b1,8b2間の湾曲部または折曲部がベルトガイド孔用開口8cの直線部8c1の領域内に設けられることで、図2(c)に実線で示す第2ガイド部8b2の下端が、二点鎖線で示す第
1および第2ガイド部8b1,8b2間が直線状(湾曲部または折曲部が設けられない)で
ある場合の第2ガイド部8b2の下端に比べて高さh2だけ上方位置となっている。
そして、樹脂モールドされた従来のシートベルトガイドアンカーと同様に、図2(b)および(c)に二点鎖線で示すようにこの例の金属プレート8の必要個所に樹脂9がモールドされて、シートベルトガイドアンカー5が形成される。その場合、モールドされた樹脂9により、ベルトガイド孔用開口8cの所定位置に、シートベルト4が摺動可能に挿通されるベルトガイド孔9aが形成されるとともに、ベルトガイド孔9aの第2ガイド部8b2側の樹脂9に、図2(b)において斜め上方に突出する湾曲面状のシートベルト摺動
部9bが形成される。
このように構成されたこの例のシートベルトガイドアンカー5によれば、金属プレート8の取付孔用開口8a1の真下に位置する突出部8a2の根元部分またはこの根元の近傍部分に、ベルトガイド孔用開口8cの直線部8c1と平行またはほぼ平行に延びる湾曲部8
3を設けている。したがって、この湾曲部8a3により、取付孔用開口8a1の中心を通
る上下方向の直線αを中心とする曲げ荷重に対する剛性および強度をともに大きくすることができる。これにより、この曲げ荷重による変形(前述の図8に示す変形f)が抑制されるとともに、この変形にともなう第1ガイド部8b1のベルトガイド孔用開口8cの内
側部分8b5に生じる応力を抑制することができる。
そして、湾曲部8a3を設けるだけで、所定の強度および剛性を効率よく確保すること
ができることから、特許文献1に記載のようにベルトガイド孔用開口8cの全周にわたってフランジを設けなくても済むようになる。したがって、その分材料を少なくすることが可能となる。しかも、湾曲部8a3は単純な曲げ加工により形成することができるので、
湾曲部8a3の加工が容易である。これにより、より安価なシートベルトガイドアンカー
5を得ることができる。しかも、ベルトガイド孔用開口8cの全周にわたってフランジを設けないので、金属プレート8を小型にすることができ、その結果、シートベルトガイドアンカー5を小型コンパクトに形成することが可能となる。
また、この例のシートベルトガイドアンカー5によれば、金属プレート8の第2ガイド部8b2の部分に、ベルトガイド孔用開口8cの直線部8c1の下縁に位置してベルトガイド孔用開口8cの直線部8c1に沿って延びる突出部8b3を設けている。したがって、この突出部8b3により、第2ガイド部8b2の下方に向かう曲げ荷重に対する剛性および強度をともに大きくすることができる。これにより、第2ガイド部8b2の下方に撓む変形
(前述の図8に示す変形g)が抑制されるとともに、この変形にともなう第1ガイド部8b1のベルトガイド孔用開口8cの内側部分8b5に生じる応力を抑制することができる。
そして、突出部8b3を設けるだけで、所定の強度および剛性を効率よく確保すること
ができることから、同様に特許文献1に記載のようにベルトガイド孔用開口8cの全周にわたってフランジを設けなくても済むようになる。したがって、その分材料を少なくすることが可能となる。しかも、突出部8b3は単純な曲げ加工により形成することができる
ので、湾曲部8a3の加工が容易であるとともに、突出部8b3の高さをバーリング加工による突出部より大きく設定することが可能となる。したがって、小型コンパクトでより一層剛性が大きくかつより安価なシートベルトガイドアンカーを得ることができる。
特に、この例のシートベルトガイドアンカー5によれば、金属プレート8の湾曲部8a3と突出部8b3とを設けているので、所定の強度および剛性をより一層効率よく確保しつつ、可能な限り材料を少なくするとともに可能な限り加工を容易にして、小型コンパクトでより安価なシートベルトガイドアンカーを実現可能となる。
また、突出部8b3を、ベルトガイド孔用開口8cの領域を通るベルトガイド孔用開口
8cの直線部8c1の方向と同方向またはほぼ同方向の直線に沿って折曲して形成するこ
とにより、シートベルトガイドアンカー8の下端を上方に上げることができる。これにより、シートベルトガイドアンカー8を車体に取り付けたとき、車室内の有効空間をその分大きくすることができる。
図3(a)および(b)は、金属プレートの変形例を示す図である。
図3(a)に示す例では、金属プレート8の湾曲部8a3の湾曲方向および突出部8b3の折曲方向が、ともに前述の図2に示す例と逆方向に設定されている。また、図3(b)
に示す例では、金属プレート8の湾曲部8a3の湾曲方向のみが、前述の図2に示す例と
逆方向に設定されている。なお、図示しないが、金属プレート8の突出部8b3の折曲方
向のみを、前述の図2に示す例と逆方向に設定することもできる。
これらの変形例の金属プレート8およびシートベルトガイドアンカー5の他の構成は、前述の例と同じである。また、これらの変形例のシートベルトガイドアンカー5の作用効果は、前述の例と実質的に同じである。
図4(a)および(b)は、本発明のシートベルトガイドアンカーの実施の形態の他の例を示す図である。
図4(a)および(b)に示すようにこの例のシートベルトガイドアンカー5は、図2に示す例のシートベルトガイドアンカー5に対して、その金属プレート8に湾曲部8a3
のみが設けられるとともに、突出部8b3は設けられていない。
この例の金属プレート8およびシートベルトガイドアンカー5の他の構成は、前述の図2に示す例と同じである。また、この例のシートベルトガイドアンカー5の作用効果は、突出部8b3による作用効果を除いて前述の図2に示す例と実質的に同じである。
図5(a)および(b)は、本発明のシートベルトガイドアンカーの実施の形態の更に他の例を示す図である。
図5(a)および(b)に示すようにこの例のシートベルトガイドアンカー5は、図2に示す例のシートベルトガイドアンカー5に対して、その金属プレート8に突出部8b3
のみが設けられるとともに、湾曲部8a3は設けられていない。
この例の金属プレート8およびシートベルトガイドアンカー5の他の構成は、前述の図2に示す例と同じである。また、この例のシートベルトガイドアンカー5の作用効果は、湾曲部8a3による作用効果を除いて前述の図2に示す例と実質的に同じである。
なお、図4および図5に示す例のシートベルトガイドアンカー5では、湾曲部8a3
よび突出部8b3のいずれか一方が設けられないが、シートベルトガイドアンカー5の強
度および剛性をより効率よくかつより効果的に大きくするとともに小型コンパクトにするうえで、図2に示す例のように湾曲部8a3および突出部8b3の両方を設けることが好ましい。
図6(a)および(b)は、本発明のシートベルトガイドアンカーの実施の形態の更に他の例を示す図である。
前述の図2ないし5に示す各例では、シートベルトガイドアンカー5のシートベルト摺動部9bが樹脂9に直接設けられるものとしているが、図6(a)および(b)に示すようにこの例のシートベルトガイドアンカー5は、図2に示す金属プレート8の樹脂9にスリップピース10を備えている。このスリップピース10は、ベルトガイド孔用開口8cの直線部8c1に対応する位置に設けられる。スリップピース10は、例えば耐食性の比
較的薄い金属板により形成されているとともに、横断面(ベルトガイド孔用開口8cの直線部8c1に直交する断面)が図6(b)において斜め上方に突出する湾曲板状に形成さ
れている。このスリップピース10は、例えば特開2002−103386号公報および特開2003−85345号公報等に記載されている従来公知のスリップピースを用いることができるとともに、公知の設置方法で樹脂9の第2ガイド部8b2に設けることがで
きる(なお、これらの公開公報に用いられているスリップピースの用語は異なる)。その場合、スリップピース10によりベルトガイド孔9aの一部が形成されるとともに、スリップピース10のベルトガイド孔9a形成部位に、前述のシートベルト摺動部9bと同様のシートベルト摺動部10aが形成される。
このスリップピース10により、シートベルト摺動部におけるシートベルト4の滑り性が向上するとともに耐摩耗性が向上する。
この例の金属プレート8およびシートベルトガイドアンカー5の他の構成は、前述の図2に示す例と同じである。また、この例のシートベルトガイドアンカー5の作用効果も前述の図2に示す例と実質的に同じである。もちろん、金属プレート8は、図2に示す例以外の他の例の金属プレート8を用いることもできる。
図7(a)および(b)は、本発明のシートベルトガイドアンカーの実施の形態の更に他の例を示す図である。
前述の図6に示す例では、スリップピース10を、ベルトガイド孔用開口8cの直線部8c1に対応する位置に設けているが、図7(a)および(b)に示すようにこの例のシ
ートベルトガイドアンカー5では、スリップピース10がベルトガイド孔用開口8cの直線部8c1に加えてベルトガイド孔用開口8cの左右の上方延出部8c2の一部に対応する位置にまで延設されている。その場合、ベルトガイド孔用開口8cの上方延出部8c2
一部を形成する第2ガイド部8b2の湾曲した部分の樹脂9にスリップピース10が設け
られる。したがって、スリップピース10は図7(a)において(つまり、シートベルト4のシートベルト挿挿孔9aへの通通方向から見て)略U字状に形成されている。
このようなスリップピース10を備えたシートベルトガイドアンカー5によれば、シートベルト4と接触し易い部分の樹脂をスリップピース10でシートベルト4と接触し難くすることができる。これにより、シートベルト4と接触し易い部分の樹脂をスリップピース10で保護することができるので、従来のシートベルトガイドアンカーに用いられている樹脂よりも耐摩耗性の低い低廉な樹脂を採用することができる。したがって、低廉で摺動性の優れたシートベルトガイドアンカー5を提供することができる。
この例の金属プレート8およびシートベルトガイドアンカー5の他の構成は、前述の図6に示す例と同じである。また、この例のシートベルトガイドアンカー5の作用効果も前述の図6に示す例と実質的に同じである。もちろん、金属プレート8は、図2に示す例以外の他の例の金属プレート8を用いることもできる。
本発明のシートベルトガイドアンカー5およびシートベルト装置1は、前述の例に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で、種々設計変更可能である。
本発明のシートベルトガイドアンカーおよびシートベルト装置は、金属プレートを有し、シートベルトリトラクタから引き出されたシートベルトを乗員のショルダーの方へガイドして乗員にフィットさせるシートベルトガイドアンカー、およびこのシートベルトガイドアンカーを備え、シートベルトガイドアンカーでガイドされたシートベルトで乗員を拘束するシートベルト装置に好適に利用することができる。
1…シートベルト装置、2…車両シート、3…シートベルトリトラクタ、4…シートベルト、5…シートベルトガイドアンカー、6…タング、7…バックル、8…金属プレート、8a…取付用部、8a1…取付孔用開口、8a2…突出部、8a3…湾曲部、8b…シート
ベルトガイド用部、8b1…第1ガイド部、8b2…第2ガイド部、8b3…突出部、8b5…内側部分、8c…ベルトガイド孔用開口、8c1…直線部、9…樹脂、9a…ベルトガ
イド孔、9b…シートベルト摺動部、10…スリップピース、10a…シートベルト摺動部

Claims (7)

  1. 金属プレートを有し、シートベルトを乗員の方へガイドするシートベルトガイドアンカーにおいて、
    前記金属プレートは、取付孔用開口を有する取付用部と、前記取付用部に対して傾斜するシートベルトガイド用部とを有し、
    ベルトガイド孔用開口が、前記取付用部と前記シートベルトガイド用部との間に設けられており、
    前記取付孔用開口の下方の前記取付用部の部分が、前記ベルトガイド孔用開口の方へ突出する突出部を有し、
    前記突出部の根元またはこの根元の近傍に、前記ベルトガイド孔用開口の直線部と同方向またはほぼ同方向に沿って湾曲する湾曲部が設けられていることを特徴とするシートベルトガイドアンカー。
  2. 前記ベルトガイド孔用開口の直線部の下縁を形成する前記シートベルトガイド用部の部分に、前記シートベルトガイド用部に直角またはほぼ直角に突出するように折曲された突出部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシートベルトガイドアンカー。
  3. 金属プレートを有し、シートベルトを乗員の方へガイドするシートベルトガイドアンカーにおいて、
    前記金属プレートは、取付孔用開口を有する取付用部と、前記取付用部に対して傾斜するシートベルトガイド用部とを有し、
    ベルトガイド孔用開口が、前記取付用部と前記シートベルトガイド用部との間に設けられており、
    前記ベルトガイド孔用開口の直線部の下縁を形成する前記シートベルトガイド用部の部分に、前記シートベルトガイド用部に直角またはほぼ直角に突出するように折曲された突出部が設けられていることを特徴とするシートベルトガイドアンカー。
  4. 前記突出部は、前記ベルトガイド孔用開口の領域を通る前記ベルトガイド孔用開口の前記直線部の方向と同方向またはほぼ同方向の直線に沿って折曲されていることを特徴とする請求項2または3に記載のシートベルトガイドアンカー。
  5. 前記金属プレートの所定の位置に樹脂がモールドされているとともに、前記ベルトガイド孔用開口の所定位置に、前記樹脂により前記シートベルトが摺動可能に挿通されるベルトガイド孔が形成されており、
    前記ベルトガイド孔を形成する樹脂に前記シートベルトが摺動するシートベルト摺動部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1に記載のシートベルトガイドアンカー。
  6. 前記金属プレートの所定の位置に樹脂がモールドされているとともに、前記ベルトガイド孔用開口の所定位置に、前記樹脂と前記樹脂に設けられたスリップピースとにより前記シートベルトが摺動可能に挿通されるベルトガイド孔が形成されており、
    前記スリップピースに前記シートベルトが摺動するシートベルト摺動部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1に記載のシートベルトガイドアンカー。
  7. 乗員に装着されるシートベルトと、前記シートベルトを引き出し可能に巻き取るとともに、前記緊急時に作動して前記シートベルトの引出しを阻止するシートベルトリトラクタと、前記シートベルトリトラクタから引き出されたシートベルトを乗員の方へガイドするシートベルトガイドアンカーと、前記シートベルトガイドアンカーを通過した前記シートベ
    ルトに摺動可能に支持されたタングと、車体または車両シートに設けられ、前記タングが離脱可能に係止されるバックルとを少なくとも備えるシートベルト装置において、
    前記シートベルトガイドアンカーに、請求項1ないし6のいずれか1に記載されたシートベルトガイドアンカーが用いられていることを特徴とするシートベルト装置。
JP2009030713A 2009-02-13 2009-02-13 シートベルトガイドアンカーおよびこれを備えたシートベルト装置 Expired - Fee Related JP5260350B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009030713A JP5260350B2 (ja) 2009-02-13 2009-02-13 シートベルトガイドアンカーおよびこれを備えたシートベルト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009030713A JP5260350B2 (ja) 2009-02-13 2009-02-13 シートベルトガイドアンカーおよびこれを備えたシートベルト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010184629A true JP2010184629A (ja) 2010-08-26
JP5260350B2 JP5260350B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=42765553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009030713A Expired - Fee Related JP5260350B2 (ja) 2009-02-13 2009-02-13 シートベルトガイドアンカーおよびこれを備えたシートベルト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5260350B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014533219A (ja) * 2011-11-15 2014-12-11 タカタ アーゲー 挿入トング
KR101614486B1 (ko) 2013-12-18 2016-04-21 가부시키가이샤 엔슈 스루 앵커

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001130374A (ja) * 1999-11-01 2001-05-15 Enshu:Kk シートベルト装置用ベルト取付金具の製造方法
JP2004122894A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Nsk Autoliv Co Ltd シートベルト装置
JP2006082656A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Tokai Rika Co Ltd ショルダアンカ装置
JP2008179357A (ja) * 2008-03-12 2008-08-07 Tokai Rika Co Ltd スルーアンカ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001130374A (ja) * 1999-11-01 2001-05-15 Enshu:Kk シートベルト装置用ベルト取付金具の製造方法
JP2004122894A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Nsk Autoliv Co Ltd シートベルト装置
JP2006082656A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Tokai Rika Co Ltd ショルダアンカ装置
JP2008179357A (ja) * 2008-03-12 2008-08-07 Tokai Rika Co Ltd スルーアンカ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014533219A (ja) * 2011-11-15 2014-12-11 タカタ アーゲー 挿入トング
KR101614486B1 (ko) 2013-12-18 2016-04-21 가부시키가이샤 엔슈 스루 앵커

Also Published As

Publication number Publication date
JP5260350B2 (ja) 2013-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4925445B2 (ja) ベルトガイドアンカーおよびこれを備えたシートベルト装置
US7390022B2 (en) Integrated seat belt shoulder anchor
JP5845055B2 (ja) スルーアンカ、スルーアンカの製造方法及びシートベルト装置
JP2008056229A (ja) シートベルトショルダアンカ
JP2007050824A (ja) シートベルト用ガイドアンカーおよびこれを備えたシートベルト装置
WO2013099590A1 (ja) ロッキングタング
JP6493915B2 (ja) シートベルト装置
JP2010089673A (ja) 車両用シート
JP5260350B2 (ja) シートベルトガイドアンカーおよびこれを備えたシートベルト装置
JP5848449B2 (ja) スルーアンカ
JP2014218157A (ja) シートベルト用のベゼル
JP6834531B2 (ja) 車両のシートベルト装置
WO2013125442A1 (ja) タングおよびこれを用いたシートベルト装置
US8662537B2 (en) Seat belt device
JP2007245786A (ja) シートベルト装置
US20200290558A1 (en) Seat belt device
WO2015111226A1 (ja) ベルト取付具
JP2010285125A (ja) スリップジョイント
US20160159318A1 (en) Through anchor
JP2008260415A (ja) ベルトガイドアンカーおよびこれを備えたシートベルト装置
JP6223393B2 (ja) スルーアンカ
WO2015092892A1 (ja) スルーアンカ
JP6272253B2 (ja) シートベルト装置用アンカ
JP2012224253A (ja) 車両用シートベルトのタングプレート固定構造
JP5495258B2 (ja) 車両におけるシート装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130327

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130425

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5260350

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

SZ02 Written request for trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316Z02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

SZ02 Written request for trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316Z02

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees