JP2010182584A - コネクタの嵌合構造およびそれを用いた電気機器 - Google Patents

コネクタの嵌合構造およびそれを用いた電気機器 Download PDF

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Abstract

【課題】容易に挿入が可能なコネクタの嵌合構造を提供する。
【解決手段】コネクタの嵌合構造は、複数の孔(10h)が設けられたケース(10)と、複数の孔(10h)の各々に嵌合するコネクタ(21,22,23)とを有する雄コネクタ(20)と、孔(10h)とコネクタ(21,22,23)との間に介在するシール部材としての密封体(51,52,53)とを備える。コネクタ(21,22,23)の各々はテーパ面(21t,22t,23t)を有する。あるテーパ面が密封体に接触した後に他のテーパ面が密封体に接触するように各々のテーパ面(21t,22t,23t)の位置がずれている。
【選択図】図2

Description

この発明は、コネクタの嵌合構造に関し、より特定的には、電気機器に用いられるコネクタの嵌合構造に関するものである。
従来、コネクタの嵌合構造は、たとえば特開2005−19188号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2005−19188号公報
従来の技術では、シール部にコネクタを挿入する際の荷重が大きくなりやすいという問題があった。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、孔に挿入する際の荷重を小さくすることが可能なコネクタの嵌合構造およびそれを用いた電気機器を提供することを目的とする。
この発明に従ったコネクタの嵌合構造は、孔が設けられたケースと、孔に嵌合する突出部を有するコネクタと、孔ととの間に介在するシール部材とを備え、突出部はテーパ状の側面を有しシール部材の内周面は円形状であり、シール部材へのコネクタの挿入工程においてコネクタの外周面におけるテーパ状の側面の非円形状が円形状の内周面と接触する。
このように構成されたコネクタの嵌合構造では、コネクタの外周面が非円形状であるため、シール部材の内周面に対して点接触し、挿入初期の荷重を小さくすることができる。その結果、大きな力を加えることなく突出部を孔に嵌合させることができる。
好ましくは、ケースには複数の孔が設けられ、コネクタは複数の突出部を有し、複数の孔の各々に複数の突出部の各々が挿入される。
この発明に従った電気機器は、上述のいずれかのコネクタの嵌合構造を有する。
この発明に従えば、孔に挿入する際の荷重を小さくすることが可能なコネクタの嵌合構造およびそれを用いた電気機器を提供することができる。
この発明の実施の形態に従ったコネクタが用いられる車両における電気回路を示す図である。 図1で示す回転電機2200とインバータとの接続部分を拡大して示す断面図である。 図2中の矢印IIIで示す方向から見た、ケース10に設けられた孔10hの平面図である。 図2中のIVで囲んだ部分を拡大して示す、密封体41を詳細に示す断面図である。 図2中のVで囲んだ部分を拡大して示す、コネクタ31の大径部と小径部との境界を詳細に示す側面図である。 図5中の矢印VI−VI線に沿った、コネクタ31の大径部31mの断面図である。 図5中のVII−VII線に沿った、コネクタ31の大径部31mと小径部31sとの境界部分の断面図である。 図2で示すコネクタの嵌合構造の組立手順を説明するための、コネクタ21−23と、密封体51−53との嵌合状態を示す図である。 雌コネクタの挿入時におけるコネクタ31のテーパ面31tと突起41aとの接触状態を示す図である。 図9中のX−X線に沿った、突起41aとコネクタ31との接触部分を示す断面図である。 図9で示す状態からコネクタ31をさらに深く差し込んだ状態を示す図である。 図11中のXII−XII線に沿った、突起41aとコネクタ31との接触部分を示す断面図である。 この発明に従った構造における挿入ストロークと挿入荷重との関係を示すグラフである。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。また、各実施の形態を組み合わせることも可能である。
図1は、この発明の実施の形態に従ったコネクタが用いられる車両における電気回路を示す図である。図1を参照して、PCU(パワーコントロールユニット)2700は、コンバータ2710と、インバータ2720と、制御装置2730と、コンデンサC1,C2と、電源ラインPL1〜PL3と、出力ライン2740U,2740V,2740Wとを含む。コンバータ2710は、バッテリ3000とインバータ2720の間に接続され、インバータ2720は、出力ライン2740U,2740V,2740Wを介して回転電機2200と接続される。
コンバータ2710に接続されるバッテリ3000は、たとえばニッケル水素やリチウムイオン等の二次電池である。バッテリ3000は、発生した直流電圧をコンバータ2710に供給し、また、コンバータ2710から受ける直流電圧によって充電される。
コンバータ2710は、パワートランジスタQ1,Q2とダイオードD1,D2と、リアクトルLとからなる。パワートランジスタQ1,Q2は、電源ラインPL2,PL3間
に直列に接続され、制御装置2730からの制御信号をベースに受取る。ダイオードD1,D2は、それぞれパワートランジスタQ1,Q2のエミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにパワートランジスタQ1,Q2のコレクタ−エミッタ間にそれぞれ接続される。リアクトルLは、バッテリ3000の正極と接続される電源ラインPL1に一端が接続され、パワートランジスタQ1,Q2の接続点に他端が接続される。
このコンバータ2710は、リアクトルLを用いてバッテリ3000から受ける直流電圧を昇圧し、その昇圧した昇圧電圧を電源ラインPL2に供給する。また、コンバータ2710は、インバータ2720から受ける直流電圧を降圧してバッテリ3000を充電する。
インバータ2720は、U相アーム2750U、V相アーム2750VおよびW相アーム2750Wからなる。各相アームは、電源ラインPL2,PL3間に並列に接続される。U相アーム2750Uは、直列に接続されたパワートランジスタQ3,Q4を含み、V相アーム2750Vは、直列に接続されたパワートランジスタQ5,Q6を含み、W相アーム2750Wは、直列に接続されたパワートランジスタQ7,Q8を含む。ダイオードD3〜D8は、それぞれパワートランジスタQ3〜Q8のエミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにパワートランジスタQ3〜Q8のコレクタ−エミッタ間にそれぞれ接続される。そして、各相アームにおける各パワートランジスタの接続点は、出力ライン2740U,2740V,2740Wを介してモータジェネレータとしての回転電機2200の各相コイルの半中性点側にそれぞれ接続されている。
インバータ2720は、制御装置2730からの制御信号に基づいて、電源ラインPL2から受ける直流電圧を交流電圧に変換して回転電機2200へ出力する。また、インバータ2720は、回転電機2200によって発電された交流電圧を直流電圧に整流して電源ラインPL2に供給する。
コンデンサC1は、電源ラインPL1,PL3間に接続され、電源ラインPL1の電圧レベルを平滑化する。また、コンデンサC2は、電源ラインPL2,PL3間に接続され、電源ラインPL2の電圧レベルを平滑化する。
制御装置2730は、モータトルク指令値、回転電機2200の各相電流値、およびインバータ2720の入力電圧に基づいて回転電機2200の各相コイル電圧を演算し、その演算結果に基づいてパワートランジスタQ3〜Q8をオン/オフするPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成してインバータ2720へ出力する。
また、制御装置2730は、上述したモータトルク指令値およびモータ回転数に基づいてインバータ2720の入力電圧を最適化するためのパワートランジスタQ1,Q2のデューティ比を演算し、その演算結果に基づいてパワートランジスタQ1,Q2をオン/オフするPWM信号を生成してコンバータ2710へ出力する。
さらに、制御装置2730は、回転電機2200によって発電された交流電力を直流電力に変換してバッテリ3000を充電するため、コンバータ2710およびインバータ2720におけるパワートランジスタQ1〜Q8のスイッチング動作を制御する。
PCU2700においては、コンバータ2710は、制御装置2730からの制御信号に基づいて、バッテリ3000から受ける直流電圧を昇圧して電源ラインPL2に供給する。そして、インバータ2720は、コンデンサC2によって平滑化された直流電圧を電源ラインPL2から受け、その受けた直流電圧を交流電圧に変換して回転電機2200へ出力する。
また、インバータ2720は、回転電機2200の回生動作によって発電された交流電圧を直流電圧に変換して電源ラインPL2へ出力する。そして、コンバータ2710は、コンデンサC2によって平滑化された直流電圧を電源ラインPL2から受け、その受けた直流電圧を降圧してバッテリ3000を充電する。
図2は、図1で示す回転電機2200とインバータとの接続部分を拡大して示す断面図である。図2を参照して、回転電機2200はケース10内に収納されている。ケース10は中空形状であり、その内部に回転電機2200を収納する。
ケース10に設けられた複数の孔10hは等間隔で配置されており、それらの孔の中心間の距離はLである。なお、この例では3つの孔10hを設けているが孔10hの数はこれに限られず、さらに多い、または少ない孔10hを設けてもよい。
円筒状の孔10hの入口部分は面取りがされている。孔10hに雄コネクタ20が嵌め合わせられている。雄コネクタ20は3つの突出部としてのコネクタ21,22,23を有する。コネクタ21,22,23は互いに接続されており一体化されている。
コネクタ21,22,23には、シール部材としての密封体51,52,53がそれぞれ接続されている。
密封体51は円筒形状であり、ケース10とコネクタ21との間に介在する。密封体52は円筒形状であり、ケース10とコネクタ22との間に介在する。密封体53は円筒形状であり、ケース10とコネクタ23との間に介在する。密封体51,52,53の先端部が突起51a,52a,53aとなっており、コネクタ21,22,23の外周面に当接している。
密封体51,52,53は内部に金属のフレームが設けられており、そのフレームをゴムで取囲むように形成されている。
コネクタ21の先端部の外径はD21aであり、中央部の外径はD21bである。
外径D21bは外径D21aよりも大きい。
コネクタ21の外周面にはテーパ面21tが設けられている。
コネクタ22にはテーパ面22tが設けられている。コネクタ23の外周面にはテーパ面23tが設けられている。
テーパ面22tを基準として、テーパ面23tの位置は距離Ld、テーパ面21tの位置は距離Lcだけずれている。
コネクタ21,22,23には、それぞれ雌コネクタ30を構成するコネクタ31,32,33が嵌まり合っている。コネクタ31の先端部の外径はD31aであり、根元部の外径はD31bである。外径D31bは外径D31aよりも大きい。
コネクタ31,32,33は一体とされ、雌コネクタ30を構成している。コネクタ31には出力ライン2740Uが接続され、コネクタ32には出力ライン2740Vが接続され、コネクタ33には出力ライン2740Wが接続されている。
密封体41がケース10とコネクタ31との間に介在している。密封体42がケース10とコネクタ32との間に介在している。密封体43がケース10とコネクタ33との間に介在している。密封体41,42,43はそれぞれ内周側に突起41a,42a,43aを有する。コネクタ31の外周面にはテーパ面31tが設けられている。コネクタ32の外周面にはテーパ面32tが設けられている。コネクタ33の外周面にはテーパ面33tが設けられている。中心に位置するコネクタ32のテーパ面32tの位置に対して、テーパ面31tおよびテーパ面33tはそれぞれ距離LaおよびLbだけずれた位置に配置されている。
図3は、図2中の矢印IIIで示す方向から見た、ケース10に設けられた孔10hの平面図である。図3を参照して孔10hはケース10に開口しており、コネクタを挿入する部分である。この部分にコネクタが挿入されて外部との電気的な接続が図られる。図3では、直列的に孔10hが3つ配置されている。
図4は、図2中のIVで囲んだ部分を拡大して示す、密封体41を詳細に示す断面図である。図4を参照して、コネクタのシールを行なう密封体41は中央部分に金属プレートを有しており、この金属プレートを囲むようにゴム体が設けられている。内周面側に突起41aが設けられており、突起41aによってシールがなされる。
図5は、図2中のVで囲んだ部分を拡大して示す、コネクタ31の大径部と小径部との境界を詳細に示す側面図である。図5を参照して、コネクタ31の小径部31sは楕円柱形状であるの対し、コネクタ31の大径部31mは円柱形状である。またテーパ面31tは楕円垂体の外周面であり、その外径には長径と短径がある。
なお、この例では、小径部31sを楕円柱としたが、小径部31sは必ずしも楕円柱である必要はなく円柱であってもよい。テーパ面31tが楕円錐の外周面であればよい。
図6は、図5中の矢印VI−VI線に沿った、コネクタ31の大径部31mの断面図である。図6を参照して、大径部31mの外径はD31bであり、円柱形状となっている。
図7は、図5中のVII−VII線に沿った、コネクタ31の大径部31mと小径部31sとの境界部分の断面図である。図7を参照して、テーパ面31tは楕円形状となっており、短径D31cと外径(長径)D31bが異なる。外径D31bは短径D31cよりも長い。なお、図7では、縦長の偏平形状の楕円とされているが、テーパ面31tの断面図は横長の偏平な楕円であってもよい。
次に、図2で示すコネクタの嵌合構造の組立手順について説明する。
まず、図8は、図2で示すコネクタの嵌合構造の組立手順を説明するための、コネクタ21−23と、密封体51−53との嵌合状態を示す図である。図8で示すように、コネクタ21,22,23を孔内の密封体51,52,53に挿入する。このとき、各々のテーパ面21t,22t,23tの位置がずれているため、テーパ面21tが最初に密封体51の突起51aに接触する。他の密封体52,53では、突起52a,53aがテーパ面22t,23tに接触していない。
そして図8で示す状態からさらに深くコネクタ22,23を挿入すると、突起53aがテーパ面23tに接触する。このとき、突起52aはテーパ面22tに接触していない。さらに深く挿入すると、テーパ面22tに突起52aが接触し、挿入が完了する。
以上のように、テーパ面21t,22t,23tと、突起51a,52a,53aが接触するときに最も挿入抵抗が大きくなり大きな力が発生する。突起51a,52a,53aと、テーパ面21t,22t,23tとが接触する時期が異なるようにテーパ面21t,22t,23tの位置を配置しているために、挿入に必要な力を小さくすることができる。
図9は、雌コネクタの挿入時におけるコネクタ31のテーパ面31tと突起41aとの接触状態を示す図である。図9を参照して、雌コネクタを構成するコネクタ31も密封体41内に挿入される。図9で示す状態では、テーパ面31tに密封体41の突起41aが接触している。
図10は、図9中のX−X線に沿った、突起41aとコネクタ31との接触部分を示す断面図である。図10を参照して、テーパ面31tが楕円形状であるため、円形状の密封体41の内周面を構成する突起41aとコネクタ31の外周面とは2つの接触点31cで接触する。すなわち、突出部としてのコネクタ31はテーパ状の側面としてのテーパ面31tを有しシール部材としての密封体41の内周面は円形状であり、密封体41へのコネクタ31の挿入工程においてコネクタ31の外周面におけるテーパ面31tの側面の非円形状(楕円形状)が円形状の密封体突起41aと接触する。
図11は、図9で示す状態からコネクタ31をさらに深く差し込んだ状態を示す図である。図11で示すように、さらに深く密封体41にコネクタ31を挿入する。その結果、コネクタ31の円柱部分と突起41aとが接触する。
図12は、図11中のXII−XII線に沿った、突起41aとコネクタ31との接触部分を示す断面図である。コネクタ31の外周面が円形状であり、密封体41の内周面を構成する突起41aも円形状であるため、複数の接点全周でこれらが接する。
図9から図12で示すように、初期段階では、密封体41とコネクタ31とが2点で接触しており、その接触面積が徐々に大きくなり、最後には、図12で示すように、コネクタ31の外周全体と、密封体41の外周全面が接触する。これにより、当初からコネクタ31の外周面全面と密封体41の内周面とが広い面積で接触している場合に比べて接触面積(突起の変形)を小さくすることができ、挿入に必要な荷重を低減することができる。
図13は、この発明に従った構造における挿入ストロークと挿入荷重との関係を示すグラフである。図13中の曲線21fはコネクタ21の挿入ストロークと挿入荷重を示している。曲線23fは、コネクタ23の挿入ストロークと挿入荷重とを示している。曲線22fはコネクタ22の挿入ストロークと挿入荷重との関係を示している。これらの曲線21f,22f,23fの挿入荷重を合計した曲線が曲線21f+2f+23fであり、それぞれの曲線の挿入荷重を足した大きさとされる。これに対し、曲線21f×3は、各々のテーパ面21t,22t,23tにずれがない場合の挿入荷重であり、曲線21fの値を3倍したものとなる。この場合、挿入荷重がいちどきに急激に大きくなるため、挿入が困難となるおそれがある。
曲線32fは、コネクタ21のテーパ面21tを楕円垂体とした場合の曲線である。この場合、コネクタ31の挿入の例で示したように挿入荷重のピークをさらに低下させることができる。その結果、合成荷重もさらに低減される。
この実施の形態では、円筒形状のコネクタ21,22,23を弾性体である密封体51,52,53に挿入し、緊迫力によって複数の箇所を密封する密封構造において、円筒軸を弾性体に挿入する際の作業性向上(挿入荷重低減)のために、挿入するコネクタ21,22,23の最大径と成る位置(一様な面取り終了位置)を挿入方向で位置を各々ずらしている。
また,コネクタ31,32,33を密封体41,42,43に挿入する際の作業性向上(挿入荷重低減)のために、挿入する軸の外周形状を挿入初期段階において非真円形状とするとともに、真円となる位置を挿入方向で各々ずらしている。雄コネクタ20は、図示しない雄端子を内径側に備え、雌コネクタは図示しない雌端子を有し、雌端子に雄端子が挿入されて電流が供給される。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はさまざまに変形することが可能である。
まず、図8で示す構造に、図9から図12で示す楕円の構造を組み合わせることも可能である。密封体51,52,53の内周面は円形状であり、テーパ面21t,22t,23tは楕円錐形状となる。この場合、曲線32fで示すような挿入荷重を実現できるため、挿入荷重のピークを小さくすることができ、スムーズな挿入を実現することができる。
また、図8では、中央のテーパ面22tが他のテーパ面21t,23tと比べて最も遅く突起52aと接触する構成を示したが、これに限られるものではなく、テーパ面22tが最も早く、またはテーパ面22tが2番目に早く、突起52aと接触する構造を採用してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 ケース、10h 孔、20 雄コネクタ、21,22,23,31,32,33 コネクタ、21t,22t,23t,31t,32t,33t テーパ面、30 雌コネクタ、41,42,43,51,52,53 密封体、41a,42a,43a,51a,52a,53a 突起、2200 回転電機、2710 コンバータ、2720 インバータ、2730 制御装置。

Claims (3)

  1. 孔が設けられたケースと、
    前記孔に嵌合する突出部を有するコネクタと、
    前記孔と前記突出部との間に介在するシール部材とを備え、
    前記突出部はテーパ状の側面を有し
    前記シール部材の内周面は円形状であり、前記シール部材への前記コネクタの挿入工程において前記コネクタの外周面におけるテーパ状の側面の非円形状が円形状の前記内周面と接触する、コネクタの嵌合構造。
  2. 前記ケースには複数の前記孔が設けられ、前記コネクタは複数の前記突出部を有し、
    複数の前記孔の各々に複数の前記突出部の各々が挿入される、請求項1に記載のコネクタの嵌合構造。
  3. 請求の範囲1または2に記載のコネクタの嵌合構造を備えた、電気機器。
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