JP2010181227A - 原子炉格納容器の壁体構造および原子炉格納容器の壁体建造方法 - Google Patents

原子炉格納容器の壁体構造および原子炉格納容器の壁体建造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】所定の強度を確保しつつ、気密性を確保すると共に、簡易な構成とすることができる原子炉格納容器の壁体構造等を提供する。
【解決手段】内部に原子炉を格納可能な原子炉格納容器1の壁体構造において、内壁側に配設されたライナプレート25と、ライナプレート25の外壁側に配設され、内壁側に付設された船殻構造部27を有する外壁鋼板26と、ライナプレート25と外壁鋼板26との間に充填されたコンクリート部と、を備え、ライナプレート25と外壁鋼板26とは非連結状態となっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内部に原子炉を格納可能な原子炉格納容器の壁体構造および原子炉格納容器の壁体建造方法に関するものである。
従来、原子炉格納容器の壁体ではないが、原子力施設の建屋の壁体として、船殻構造の鋼板を二重鋼板とし、その二重鋼板の内部にコンクリートを充填したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この二重の船殻構造の鋼板は、所定の強度を保持すべく、対向する一対の主要鋼板(鋼板主体)の対向面側が連結棒または鋼板(連結梁)で接続されている。
特開2003−41661号公報
ところで、原子炉格納容器の壁体は、異常時に上昇する容器内部の圧力に耐え得るように所定の強度に構成する必要があり、また、原子炉格納容器の内部の雰囲気が容器外に漏えいしないように気密に構成する必要がある。ここで、従来のような壁体を原子炉格納容器に適用する場合、一対の主要鋼板は連結棒または鋼板によって連結されているため、例えば、容器内部の圧力により壁体に応力が加わり、一方の主要鋼板に応力が加わると、連結棒または鋼板を介して他方の主要鋼板に応力が伝わる。このとき、伝達された応力によってコンクリートにひび割れが生じ、他方の主要鋼板が塑性化し損傷する恐れがあるため、他方の主要鋼板で原子炉格納容器の気密性を確保することは困難である。これにより、従来のような壁体を原子炉格納容器に適用するためには、原子炉格納容器の気密性を確保すべく、別途、壁体の内側にライナを設ける必要がある。
しかしながら、二重の船殻構造の鋼板で構成された壁体とライナとを別途それぞれ設けてしまうと、原子炉格納容器の壁体の構造が複雑となると共に、部品点数の増加を招くため、製造コストが増大してしまう問題がある。
そこで、本発明は、所定の強度を確保しつつ、気密性を確保すると共に、簡易な構成とすることができる原子炉格納容器の壁体構造および原子炉格納容器の壁体建造方法を提供することを課題とする。
本発明の原子炉格納容器の壁体構造は、内部に原子炉を格納可能な原子炉格納容器の壁体構造において、内壁側に配設されたライナプレートと、ライナプレートの外壁側に配設され、内壁側に付設された船殻構造部を有する外壁鋼板と、ライナプレートと外壁鋼板との間に充填されたコンクリート部と、を備え、ライナプレートと外壁鋼板とは非連結状態となっていることを特徴とする。
この場合、船殻構造部は、鉛直方向に延在するように外壁鋼板の内側に付設された鉛直補強リブ、および水平方向に延在するように外壁鋼板の内側に付設された水平補強リブのうち、少なくともいずれか一方を有していることが、好ましい。
この場合、水平補強リブまたは鉛直補強リブには、コンクリートを流通させる打設孔が形成されると共に、コンクリート充填時に内包される空気を除去するための空気抜き穴が形成されることが、好ましい。
この場合、ライナプレートの外壁側には、ライナプレートをコンクリート部へ固定するライナ用アンカーが付設されていることが、好ましい。
この場合、ライナプレートと外壁鋼板との間へのコンクリート充填時において、ライナプレートと外壁鋼板とを連結する連結部材を、さらに備え、連結部材は、コンクリートの硬化後、ライナプレートと外壁鋼板とを非連結とした状態で、コンクリート部に埋設されていることが、好ましい。
この場合、連結部材は、その一方の端部をライナプレートに接続すると共に、その他方の端部を外壁鋼板から突出させて外壁鋼板に接続することで、ライナプレートと外壁鋼板と連結しており、連結部材の突出部を切断して連結部材と外壁鋼板とを非連結状態とすることにより、ライナプレートと外壁鋼板とを非連結状態とすることが、好ましい。
この場合、原子炉格納容器は基礎版上に配設されており、基礎版に設けられ、ライナプレートを定着するライナプレート定着部と、基礎版に設けられ、外壁鋼板を定着する外壁鋼板定着部と、をさらに備え、ライナプレート定着部には、ライナプレートの基端部が接続され、外壁鋼板定着部には、外壁鋼板の基端部が接続され、ライナプレート定着部と、外壁鋼板定着部とは非連結状態となっていることが、好ましい。
この場合、原子炉格納容器の外部と内部とを連通すると共に、船殻構造部に干渉しないようにコンクリート部に設けられたスリーブを、さらに備えたことが、好ましい。
本発明の原子炉格納容器の壁体建造方法は、内部に原子炉を格納可能な原子炉格納容器の壁体を建造する原子炉格納容器の壁体建造方法において、原子炉格納容器の内壁面となるライナプレートを配設するライナプレート配設工程と、ライナプレートに対し、内壁側に付設された船殻構造部を有する外壁鋼板を、外壁側に配設する外壁鋼板配設工程と、ライナプレートと外壁鋼板とを連結部材により連結する連結工程と、連結部材により連結されたライナプレートと外壁鋼板との間にコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、コンクリートの硬化後に、連結部材による連結を解除して、ライナプレートと外壁鋼板とを非連結状態とする連結解除工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明にかかる原子炉格納容器の壁体構造によれば、ライナプレートと、船殻構造部を有する外壁鋼板とを非連結状態とすることができるため、外壁鋼板に応力が加わっても、ライナプレートに応力が伝わることがない。このため、ライナプレートは、原子炉格納容器を気密に保持することができる。また、壁体とライナプレートとを建造時に別体とすることなく、一体に構成することができるため、原子炉格納容器の壁体構造を簡易なものとすることができる。
また、本発明にかかる原子炉格納容器の壁体構造によれば、船殻構造部を鉛直補強リブおよび水平補強リブの少なくともいずれか一方で構成することができるため、壁体の強度を異常時に上昇する容器内部の圧力に耐え得る強度とすることができる。
また、本発明にかかる原子炉格納容器の壁体構造によれば、コンクリートの打設時において、空気が内包しないように、コンクリートを好適に充填することができる。
また、本発明にかかる原子炉格納容器の壁体構造によれば、ライナプレートをコンクリート部へ好適に固定することができるため、ライナプレートの剥離を生じさせることがない。
また、本発明にかかる原子炉格納容器の壁体構造によれば、コンクリートの充填時において、ライナプレートと外壁鋼板とを連結することにより、ライナプレートと外壁鋼板との間の距離を一定の距離に維持することができる。これにより、ライナプレートと外壁鋼板との間の距離が、コンクリートの充填により広がることがなく、好適に壁体を構成することができる。一方、コンクリート硬化後に、ライナプレートと外壁鋼板とを非連結状態とすることができるため、外壁鋼板が塑性変形しても、ライナプレートに応力が加わることがなく、ライナプレートは、原子炉格納容器を気密に保持することができる。
また、本発明にかかる原子炉格納容器の壁体構造によれば、連結部材の突出部を切断することで、ライナプレートと外壁鋼板とを非連結状態とすることができる。
また、本発明にかかる原子炉格納容器の壁体構造によれば、ライナプレート定着部と外壁鋼板定着部とを非連結状態とすることができるため、外壁鋼板定着部に応力が加わっても、ライナプレート定着部に応力が伝わることがない。
また、本発明にかかる原子炉格納容器の壁体構造によれば、スリーブを船殻構造部に干渉しないように壁体に配設することができるため、壁体の強度を維持させることができる。
また、本発明にかかる原子炉格納容器の壁体構造によれば、建造後の原子炉格納容器の壁体は、ライナプレートと、船殻構造部を有する外壁鋼板とが非連結状態となる。これにより、外壁鋼板が塑性変形しても、ライナプレートに応力が加わることがないため、ライナプレートは、原子炉格納容器を気密に保持することができる。また、壁体とライナプレートとを建造時に別体とすることなく、一体に構成することができるため、原子炉格納容器の壁体を簡易な構成とすることができる。
図1は、本実施例に係る原子炉格納容器を鉛直方向に切った断面図である。 図2は、本実施例に係る原子炉格納容器の壁体を分解して表した斜視図である。 図3は、本実施例に係る原子炉格納容器の壁体を水平方向に切った断面図である。 図4は、本実施例に係る原子炉格納容器の壁体を鉛直方向に切った断面図である。 図5は、本実施例に係る原子炉格納容器の壁体の基礎側を水平方向に切った断面図である。 図6は、本実施例に係る原子炉格納容器の壁体の基礎側を鉛直方向に切った断面図である。 図7は、本実施例に係る原子炉格納容器の配管貫通部周りの壁体を水平方向に切った断面図である。 図8は、本実施例に係る原子炉格納容器の配管貫通部周りの壁体を周方向に切った断面図である。 図9は、本実施例に係る原子炉格納容器の壁体建造方法に関する一連のフローチャートである。
以下、添付した図面を参照して、本発明に係る原子炉格納容器の壁体構造および原子炉格納容器の壁体建造方法について説明する。なお、以下の実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
本実施例に係る原子炉格納容器は、その内部に原子炉を格納可能に構成されており、原子炉としては、例えば、加圧水型原子炉が用いられている。
ここで、図1は、本実施例に係る原子炉格納容器を鉛直方向に切った断面図であり、図2は、本実施例に係る原子炉格納容器の壁体を分解して表した斜視図である。また、図3は、本実施例に係る原子炉格納容器の壁体を水平方向に切った断面図であり、図4は、本実施例に係る原子炉格納容器の壁体を鉛直方向に切った断面図である。さらに、図5は、本実施例に係る原子炉格納容器の壁体の基礎側を水平方向に切った断面図であり、図6は、本実施例に係る原子炉格納容器の壁体の基礎側を鉛直方向に切った断面図である。また、図7は、本実施例に係る原子炉格納容器の配管貫通部周りの壁体を水平方向に切った断面図であり、図8は、本実施例に係る原子炉格納容器の配管貫通部周りの壁体を周方向に切った断面図である。さらに、図9は、本実施例に係る原子炉格納容器の壁体建造方法に関する一連のフローチャートである。以下、図1を参照して、原子炉格納容器1の構成について説明する。
本実施例の原子炉格納容器1は、船殻構造部27を有する壁体5で構成されており、コンクリート製の基礎版10に設置されている。そして、原子炉格納容器1は、基礎版10上に設置された円筒部15と、円筒部15上に配設されたドーム部16とで一体に構成されている。
円筒部15は、円筒形状に形成されており、基礎版10側からドーム部16側へ向かってストレートに形成される。円筒部15は、その上方の内壁側に、クレーンを支持するクレーン固定部20が配設されており、また、その下方に、配管を挿通する配管貫通部21が設けられている(詳細は後述)。ドーム部16は、中空半球状に形成されており、円筒部15の上方に配設されている。
そして、上記のように構成された原子炉格納容器1は、その壁体5が船殻構造部27を有する構成となっている。以下、図2ないし図4を参照して、原子炉格納容器1の壁体5の構造について、具体的に説明する。原子炉格納容器1の壁体5、すなわち、円筒部15およびドーム部16の壁体5は、内壁面となるライナプレート25と、外壁面となる外壁鋼板26と、外壁鋼板26の内壁側に付設された船殻構造部27と、ライナプレート25と外壁鋼板26との間に打設されたコンクリート部28と、を有している。
ライナプレート25は、鋼板で構成されており、ライナプレート25の外壁側には、ライナプレート25をコンクリート部28に固定するためのライナ用アンカー30が溶接により複数付設されている。そして、複数のライナ用アンカー30は、マトリクス状に配設され、各ライナ用アンカー30は、断面T字状に構成されると共に、鉛直方向に延在するように配設されている。これにより、複数のライナ用アンカー30を設けることで、ライナプレート25をコンクリート部28へ好適に固定することができるため、ライナプレート25の剥離を生じさせることがない。
外壁鋼板26は、ライナプレート25と同様に、鋼板で構成されており、外壁鋼板26の内壁側には、船殻構造部27が溶接により付設されると共に、複数の鉛直補助リブ31が溶接により付設されている。複数の鉛直補助リブ31は、後述する船殻構造部27の充填空間部37に位置するように水平方向に並べて配設されており、各鉛直補助リブ31は、断面L字状に構成されると共に、鉛直方向に延在するように配設されている。
船殻構造部27は、水平方向に延在するように配設された複数の水平補強リブ35と、鉛直方向に延在するように配設された複数の鉛直補強リブ36とで、格子状に構成されている。このため、船殻構造部27には、複数の水平補強リブ35と複数の鉛直補強リブ36とにより画成された充填空間部37が複数形成されている。なお、本実施例では、水平補強リブ35および鉛直補強リブ36を適用したが、原子炉格納容器1の強度を確保可能であれば、いずれか一方の補強リブ35,36を適用すれば良い。
各水平補強リブ35は、断面T字状に構成されており、この水平補強リブ35には、コンクリートを鉛直方向に流通させる複数の打設孔40が貫通形成されると共に、充填時にコンクリートに内包される空気を除去するための複数の空気抜き穴41が貫通形成されている。各打設孔40は、円形開口に形成され、鉛直補強リブ36間の水平補強リブ35に、複数形成されている。各空気抜き穴41は、打設孔40に比して小径となる円形開口に形成され、外壁鋼板26と鉛直補強リブ36との接続部分周りおよび外壁鋼板26と鉛直補助リブ31との接続部分周りに複数形成される。これにより、コンクリートの打設時において、空気が内包されないように、コンクリートを好適に充填することができる。なお、打設孔40および空気抜き穴41は、建造する原子炉格納容器1に応じて、その径や個数等を適宜変更しても良い。
各鉛直補強リブ36は、水平補強リブ35と同様に、断面T字状に構成されている。本実施例では、各鉛直補強リブ36には、打設孔40および空気抜き穴41が形成されていないが、建造する原子炉格納容器1に応じて、適宜形成しても良い。
また、図4に示すように、原子炉格納容器1の壁体5には、ライナプレート25と外壁鋼板26とを連結する複数のタイバー43(連結部材)が設けられている。各タイバー43は、棒状に形成されており、その一方の端部(基端部)がライナプレート25に付設されたライナ用アンカー30に連結され、その他方の端部(頭部)が外壁鋼板26に連結されている。このとき、各タイバー43の頭部43a(突出部)は、外壁鋼板26から突出しており、突出したタイバー43の頭部43aを締結具44により連結することで、タイバー43と外壁鋼板26とを連結している。
ここで、タイバー43は、ライナプレート25と外壁鋼板26との間にコンクリートを充填するときには、連結状態となっているが、コンクリート硬化後には、非連結状態となっている。つまり、コンクリートの硬化後、締結具44を取り外し、タイバー43の頭部43aを切断することにより、ライナプレート25と外壁鋼板26とが非連結状態となる。このため、建造後の原子炉格納容器1の壁体の内部には、頭部43aが切断されたタイバー43が埋設された状態となる。
次に、図5および図6を参照して、原子炉格納容器1の基礎版10周りにおける壁体5の構成について説明する。上記したように、基礎版10は、コンクリートを打設して構成されており、基礎版10には、外壁鋼板26を基礎版10上に定着するための外壁鋼板定着部51が設けられると共に、ライナプレート25を基礎版10上に定着するためのライナプレート定着部50が設けられている。そして、ライナプレート定着部50と、外壁鋼板定着部51とは非連結状態となっている。
外壁鋼板定着部51は、外壁鋼板26の基端部が接続される定着プレート55と、定着プレート55を固定する複数の定着用アンカー56とで構成されている。定着プレート55は、外壁鋼板26が接続されるリング状に形成された円形プレート部55aと、各鉛直補強リブ36が接続される複数の突出プレート部55bとで構成され、円形プレート部55aの内側に各突出プレート部55bが突出するように一体に形成されている。そして、定着プレート55の円形プレート部55aには、外壁鋼板26の基端部が溶接により接続され、定着プレート55の各突出プレート部55bには、各鉛直補強リブ36が溶接により接続される。そして、定着用アンカー56により定着プレート55を基礎版10上に固定することで、外壁鋼板26を基礎版10上に定着させる。
ライナプレート定着部50は、鋼材58であり、上記した定着プレート55の円形プレート部55aよりも小径となるリング状に配設されている。そして、リング状に配設された鋼材58には、ライナプレート25の基端部が溶接により接続され、この状態で、鋼材58は基礎版10の内部に埋設される。
次に、図7および図8を参照して、原子炉格納容器1の配管貫通部21周りにおける壁体5の構成について説明する。上記したように、原子炉格納容器1の円筒部15の下部には、配管貫通部21が設けられており、配管貫通部21は、容器外部と容器内部とを連通する複数のスリーブ70と、各スリーブ70を補強する複数のスリーブ補強リブ72および複数のスリーブ補強プレート73と、各スリーブ70周りの壁体5を補強する複数の補強鋼板71とで、構成されている。
スリーブ70は、円筒形状に形成されており、船殻構造部27の充填空間部37を通過するように原子炉格納容器1の壁体5の厚さ方向に亘って配設されている。これにより、スリーブ70は、船殻構造部27に干渉しないように配設されるため、原子炉格納容器1の壁体5の強度に影響を与えることがない。また、スリーブ70は、その一方の端部の外周が溶接によりライナプレート25に接続される一方、その他方の端部の外周が外壁鋼板26に対し非接続状態で配設される。これにより、スリーブ70は、ライナプレート25と外壁鋼板26とを非連結状態とすることができる。
各補強鋼板71は、プレート状に形成され、各スリーブ70間に配設されると共に、外壁鋼板26とライナプレート25との間に平行に配設されている。具体的に、各補強鋼板71は、各スリーブ70間に形成される充填空間部37を画成する水平補強リブ35および鉛直補強リブ36に溶接により接続される。換言すれば、各補強鋼板71は、水平補強リブ35および鉛直補強リブ36により格子状に画成された充填空間部37の開口部を塞ぐように配設される。このため、複数の補強鋼板71は、配管貫通部21周りの船殻構造部27を補強することができ、船殻構造部27の強度を確保することができる。
スリーブ補助プレート73は、各スリーブ70の軸方向に複数設けられており、例えば、ライナプレート25周りに1つ、ライナプレート25と外壁鋼板26との間に1つ設けられている。各スリーブ補助プレート73は、方形状に形成されると共に、その中心にスリーブ70を挿通する円形開口のスリーブ挿通孔が形成されている。そして、スリーブ70は、ライナプレート25周りに配設されたスリーブ補助プレート73のスリーブ挿通孔に挿通されると共に、ライナプレート25と外壁鋼板26との間に配設されたスリーブ補助プレート73のスリーブ挿通孔に挿通され、この状態において、スリーブ補助プレート73はスリーブ70の外周に溶接される。このとき、ライナプレート25周りに配設されたスリーブ補助プレート73は、ライナプレート25に溶接される。
スリーブ補助リブ72は、スリーブ70の外周に沿って溶接により複数付設され、スリーブ70の外周に付設された複数のスリーブ補助リブ72は、スリーブ70の中心から放射状に配設されている。また、複数のスリーブ補助リブ72は、ライナプレート25と外壁鋼板26との間に設けられると共に、スリーブ補助プレート73周りに配設されている。具体的に、複数のスリーブ補助リブ72のうち、その一部は、ライナプレート25周りに配設されたスリーブ補助プレート73の外壁鋼板26側に設けられ、スリーブ補助プレート73とスリーブ70とに溶接により接続されている。また、複数のスリーブ補助リブ72のうち、その一部は、ライナプレート25と外壁鋼板26との間に配設されたスリーブ補助プレート73のライナプレート25側および外壁鋼板26側にそれぞれ設けられ、スリーブ補助プレート73とスリーブ70とに溶接により接続されている。このため、スリーブ70は、スリーブ補助リブ72およびスリーブ補助プレート73により位置規制されるため、周方向への回転並びに軸方向、水平方向および鉛直方向への移動を防止することができる。
次に、図9を参照して、上記した原子炉格納容器1の壁体5を建造する壁体建造方法について説明する。原子炉格納容器1の壁体5を建造する際、先ず、内壁面となるライナプレート25を配設する(S1:ライナプレート配設工程)と共に、内壁側に船殻構造部27が付設された外壁鋼板26を配設する(S2:外壁鋼板配設工程)。このとき、船殻構造部27がライナプレート25と外壁鋼板26との間に位置するように、ライナプレート25と外壁鋼板26とを平行に対向して配置する。この後、ライナプレート25と外壁鋼板26とをタイバー43により連結する(S3:タイバー連結工程)。そして、タイバー43により連結されたライナプレート25と外壁鋼板26とを、原子炉格納容器1の壁体5となる位置まで移動させて設置し(S4:設置工程)、設置後、ライナプレート25と外壁鋼板26との間にコンクリートを充填する(S5:コンクリート打設工程)。なお、充填するコンクリートは、流動性の高いものが使用されるため、コンクリートを好適に充填することができる。充填されたコンクリートの硬化後、ライナプレート25と外壁鋼板26とを連結しているタイバー43の頭部43aに締結された締結具44を取り外し、外壁鋼板26から突出したタイバー43の頭部43aを切断する(S6:タイバー連結解除工程)。これにより、タイバー43と外壁鋼板26との連結を解除し、ライナプレート25と外壁鋼板26とを非連結状態とする。そして、再度S1に戻り、これらの工程を繰り返すことにより、原子炉格納容器1の壁体5を建造する。
以上の原子炉格納容器1の壁体構造および原子炉格納容器1の壁体建造方法によれば、建造後の原子炉格納容器1の壁体5において、ライナプレート25および外壁鋼板26と、ライナプレート25および船殻構造部27とを非連結状態とすることができる。これにより、外壁鋼板26または船殻構造部27に応力が加わっても、ライナプレート25に応力が伝わることがないため、ライナプレート25に加わる応力を考慮する必要なく、ライナプレート25を構成することができる。言い換えれば、ライナプレート25を原子炉格納容器1の構造体の一部として取り扱う必要がないため、ライナプレート25による気密性の確保のみを考慮すればよい。以上から、原子炉格納容器1の壁体5とライナプレート25とを別々に構成せずとも、原子炉格納容器1の壁体5の強度および気密性を確保しつつ、原子炉格納容器1の壁体構造を簡易な構成とすることが可能となる。
また、コンクリートの充填時に、ライナプレート25と外壁鋼板26とをタイバー43により連結することにより、ライナプレート25と外壁鋼板26との間の距離を一定の距離に維持することができるため、コンクリートの充填により、ライナプレート25と外壁鋼板26との間の距離が広がることがなく、好適に壁体5を建造することができる。一方、コンクリートの硬化後に、タイバー43の頭部43aを切断してライナプレート25と外壁鋼板26とを非連結状態とすることにより、船殻構造部27を有する外壁鋼板26に応力が加わっても、ライナプレート25に応力が伝わることがないため、ライナプレート25に加わる応力を考慮する必要なく、ライナプレート25を構成することができる。
さらに、ライナプレート定着部50と外壁鋼板定着部51とを非連結状態とすることができるため、外壁鋼板定着部51に応力が加わっても、ライナプレート定着部50に応力が伝わることがない。
同様に、原子炉格納容器1の配管貫通部21周りにおける壁体5において、スリーブ7の一方の端部がライナプレート25に接続される一方、他方の端部が外壁鋼板26に非接続されるため、ライナプレート25と外壁鋼板26とを非連結状態とすることができ、船殻構造部27を有する外壁鋼板26に応力が加わっても、ライナプレート25に応力が伝わることがない。
以上のように、本発明に係る原子炉格納容器の壁体構造および原子炉格納容器の壁体建造方法は、船殻構造を有する原子炉格納容器の壁体として有用であり、特に、原子炉格納容器の壁体を簡易な構成とする場合に適している。
1 原子炉格納容器
5 壁体
10 基礎版
15 円筒部
16 ドーム部
20 クレーン固定部
21 配管貫通部
25 ライナプレート
26 外壁鋼板
27 船殻構造部
28 コンクリート部
30 ライナ用アンカー
31 鉛直補助リブ
35 水平補強リブ
36 鉛直補強リブ
37 充填空間部
40 打設孔
41 空気抜き穴
43 タイバー
43a タイバーの頭部
44 締結具
50 ライナプレート定着部
51 外壁鋼板定着部
55 定着プレート
56 定着用アンカー
58 鋼材
70 スリーブ
71 補強鋼板
72 スリーブ補強リブ
73 スリーブ補強プレート

Claims (9)

  1. 内部に原子炉を格納可能な原子炉格納容器の壁体構造において、
    内壁側に配設されたライナプレートと、
    前記ライナプレートの外壁側に配設され、内壁側に付設された船殻構造部を有する外壁鋼板と、
    前記ライナプレートと前記外壁鋼板との間に充填されたコンクリート部と、を備え、
    前記ライナプレートと前記外壁鋼板とは非連結状態となっていることを特徴とする原子炉格納容器の壁体構造。
  2. 前記船殻構造部は、鉛直方向に延在するように前記外壁鋼板の内側に付設された鉛直補強リブ、および水平方向に延在するように前記外壁鋼板の内側に付設された水平補強リブのうち、少なくともいずれか一方を有していることを特徴とする請求項1に記載の原子炉格納容器の壁体構造。
  3. 前記水平補強リブまたは前記鉛直補強リブには、コンクリートを流通させる打設孔が形成されると共に、コンクリート充填時に内包される空気を除去するための空気抜き穴が形成されることを特徴とする請求項2に記載の原子炉格納容器の壁体構造。
  4. 前記ライナプレートの外壁側には、前記ライナプレートを前記コンクリート部へ固定するライナ用アンカーが付設されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の原子炉格納容器の壁体構造。
  5. 前記ライナプレートと前記外壁鋼板との間へのコンクリート充填時において、前記ライナプレートと前記外壁鋼板とを連結する連結部材を、さらに備え、
    前記連結部材は、コンクリートの硬化後、前記ライナプレートと前記外壁鋼板とを非連結とした状態で、前記コンクリート部に埋設されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の原子炉格納容器の壁体構造。
  6. 前記連結部材は、その一方の端部を前記ライナプレートに接続すると共に、その他方の端部を前記外壁鋼板から突出させて前記外壁鋼板に接続することで、前記ライナプレートと前記外壁鋼板と連結しており、前記連結部材の突出部を切断して前記連結部材と前記外壁鋼板とを非接続状態とすることにより、前記ライナプレートと前記外壁鋼板とを非連結状態とすることを特徴とする請求項5に記載の原子炉格納容器の壁体構造。
  7. 前記原子炉格納容器は基礎版上に配設されており、
    前記基礎版に設けられ、前記ライナプレートを定着するライナプレート定着部と、
    前記基礎版に設けられ、前記外壁鋼板を定着する外壁鋼板定着部と、をさらに備え、
    前記ライナプレート定着部には、前記ライナプレートの基端部が接続され、
    前記外壁鋼板定着部には、前記外壁鋼板の基端部が接続され、
    前記ライナプレート定着部と、前記外壁鋼板定着部とは非連結状態となっていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の原子炉格納容器の壁体構造。
  8. 前記原子炉格納容器の外部と内部とを連通すると共に、前記船殻構造部に干渉しないように前記コンクリート部に設けられたスリーブを、さらに備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の原子炉格納容器の壁体構造。
  9. 内部に原子炉を格納可能な原子炉格納容器の壁体を建造する原子炉格納容器の壁体建造方法において、
    原子炉格納容器の内壁面となるライナプレートを配設するライナプレート配設工程と、
    前記ライナプレートに対し、内壁側に付設された船殻構造部を有する外壁鋼板を、外壁側に配設する外壁鋼板配設工程と、
    前記ライナプレートと前記外壁鋼板とを連結部材により連結する連結工程と、
    前記連結部材により連結された前記ライナプレートと前記外壁鋼板との間にコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、
    前記コンクリートの硬化後に、前記連結部材による連結を解除して、前記ライナプレートと前記外壁鋼板とを非連結状態とする連結解除工程と、を備えたことを特徴とする原子炉格納容器の壁体建造方法。
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