JP2010180612A - 外装材用取付部材、外装構造、及びその施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】無溶接にて取り付けるため、工事の音が静かで、飛び火等の恐れがなく、近隣住民に配慮した工法を実現でき、しかも作業性に優れた外装材用取付部材、外装構造、及びその施工方法を提供する。
【解決手段】本発明の外装材用取付部材1は、型鋼からなる構造材4に外装材5を敷設するために用いるものであって、上面部21と、溝状係止部22と、構造材4の裏面に位置する当接部23と、を備える固定部材2と、下端が構造材4の被固定部41に着地する脚部31と、上方に外装材5が嵌合する被嵌合部321を有する保持部32と、を備える本体3とからなり、前記固定部材2の上面部21と前記本体3の保持部32が締着手段(24)によって連結され、前記保持部32上で締着することで、固定部材2が上昇し、固定部材2の当接部23が構造材4の裏面に当接することで係着し、前記本体3の脚部31が構造材4の被固定部41に押圧されて取り付けられることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、無溶接にて取り付けるため、工事の音が静かで、飛び火等の恐れがなく、近隣住民に配慮した工法を実現でき、しかも作業性に優れた外装材用取付部材、外装構造、及びその施工方法に関する。
深夜等でも近隣住民に騒音や火災等に配慮した工法が望まれており、各種形鋼等からなる躯体を構成する構造材に溶接を行うことなく受け金具等を取り付ける方法として、例えば特許文献1等が提案されている。
この特許文献1に記載の提案は、受金具(本体)と台座を回動可能とし、所定位置で楔(固定用楔部材)を押し込むことで構造材に取り付けられるものである。
特許公報第3313956号
しかし、この特許文献1の提案は、前記台座を組み付けた受金具(本体)とは別体の楔(固定用楔部材)という部材を用いるため、台座を組み付けた受金具を構造材に取り付けている間に楔が落下する可能性があり、作業上の危険があり、部材管理が面倒であった。また、2部材で構成されるため、作業効率の悪いものであった。また、受金具自体の形状が特殊であるため、製造コストが嵩むという問題もあった。
そこで、本発明は、1部材として取り扱うことができるため、前述の問題を生ずることがなく、作業性に優れた外装材用取付部材、外装構造、及びその施工方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、形鋼からなる構造材に外装材を敷設するために用いる取付部材であって、上面部と、溝状係止部と、構造材の裏面に位置する当接部と、を備える固定部材と、下端が構造材の被固定部に着地する脚部と、上方に外装材が嵌合する被嵌合部を有する保持部と、を備える本体とからなり、前記固定部材の上面部と前記本体の保持部が締着手段によって連結され、前記保持部上で締着することで、固定部材が上昇し、固定部材の当接部が構造材の裏面に当接することで係着し、前記本体の脚部が構造材の被固定部に押圧されて取り付けられることを特徴とする外装材用取付部材に関するものである。
また、本発明は、前記外装材用取付部材において、保持部が、外装材の敷設状態において、外装材と面接触することを特徴とする外装材用取付部材をも提案する。
また、本発明は、前記外装材用取付部材において、脚部は、少なくとも左側脚部と、右側脚部と、それらを連結して前記締着手段を規制する連結部とからなることを特徴とする外装材用取付部材をも提案する。
また、本発明は、前記外装材用取付部材において、構造材がリップ溝付きC形鋼であって、溝状係止部が、その上フランジ及び下向き片に係止することを特徴とする外装材用取付部材をも提案する。
さらに、本発明は、形鋼からなる構造材に前記構成の外装材用取付部材を取り付け固定し、隣り合う外装材用取付部材間に外装材を配し、外装材の側縁成形部を外装材取付部材の保持部に保持させて敷設してなることを特徴とする外装構造をも提案する。
また、本発明は、形鋼からなる構造材に前記構成の外装材用取付部材を取り付け固定する工程と、その後、隣り合う外装材用取付部材間に外装材を配し、外装材の側縁成形部を外装材取付部材の被嵌合部に嵌合させて敷設する工程とからなることを特徴とする外装構造の施工方法をも提案する。
本発明の外装材用取付部材は、無溶接にて、具体的には締着手段にて取り付けるため、深夜等でも工事の音が静かで、飛び火等の恐れがなく、近隣住民に配慮した工法である。また、本発明の外装材用取付部材は、固定部材と本体とを予め組み合わせた1部材として取り扱うことができ、複数部材から構成される前記従来技術(特許文献1)に比べて作業性に優れており、具体的には部材が落下する可能性がなく、安全に作業ができ、部材管理も容易である。
特に、保持部と外装材とが面接触する場合には、例えば線接触では施工後に生ずる摩擦音が解消されるか殆ど生じない。
また、脚部が、少なくとも左側脚部と、右側脚部と、それらを連結して前記締着手段を規制する連結部とからなる場合には、締着手段が締着時に倒れないように適正位置に納まるガイド的役目を果たし、安定に締着作業を行うことができる。
また、構造材が上フランジの先端に下向き片を備えるリップ溝付きC形鋼であって、溝状係止部が、その上フランジ及び下向き片に係止する場合には、締着手段にて締め付ける以前にも締め付けた施工後にも取付安定性が高いものとなる。
また、前記外装材用取付部材を用いた本発明の外装構造及び施工方法は、固定部材と本体とを予め組み合わせた1部材を所定箇所に次々に取り付けて締め付け固定し、それらの被嵌合部に嵌合させて外装材を敷設できるので、工期が短期間で行われ、無溶接にて取り付けるため、工事の音が静かで、飛び火等の恐れがなく、深夜等でも騒音や火災等を懸念する近隣住民に配慮した構造及び工法である。
(a)本発明の一実施例である外装材用取付部材を構造材に取り付けた状態を示す断面図、(b)その側面図、(c)その平面図である。 (a)図1の外装材用取付部材を構成する固定部材を示す拡大正面図、(b)その拡大側面図、(c)L字状片を示す拡大正面図及拡大側面図、(d)ナットを示す拡大斜視図である。 (a)図1の外装材用取付部材を構成する本体を示す拡大正面図、(b)その拡大側面図である。 (a)図3の本体を構成する脚部を示す拡大正面図、(b)その拡大側面図、(c)その拡大上面図、(d)A−A線における拡大断面図、(e)B−B線における拡大断面図、(f)C−C線における拡大断面図である。 (a)図3の本体を構成する保持部を示す拡大正面図、(b)その拡大側面図、(c)その拡大平面図である。 (a)前記外装材用取付部材を用いて施工された外装構造、(b)外装材を示す断面図、(c)キャップ材を示す断面図である。
本発明の外装材用取付部材は、形鋼からなる構造材に外装材を敷設するために用いるものであって、固定部材と本体とを一体的に組み付けてなる。
固定部材は、上面部と、溝状係止部と、構造材の裏面に位置する当接部と、を備える構成であって、単一部材からなる構成でも、複数部材から構成されるものでもよい。
本体は、下端が構造材の被固定部に着地する脚部と、上方に外装材が嵌合する被嵌合部を有する保持部と、を備える構成であって、やはり単一部材からなる構成でも、複数部材から構成されるものでもよい。
また、形鋼は、C形鋼でもI(H)形鋼でも上フランジの先端に下向き片を備えるリップ溝付きC形鋼でもよい。
前記固定部材における上面部は、構造材の被固定部(上フランジ)の表面側に位置するものであり、この上面部から上方に締着手段が延在して本体の保持部と連結されている。このような締着手段としては、後述する図示実施例のように縦長のボルト杆とナットなどを用いることができ、ボルト杆の下端が上面部に溶接等により固定されている。
前記溝状係止部は、構造材の被固定面部(上フランジ)の側方から係止されるものであり、後述する図示実施例のように構造材として上フランジの先端に下向き片を備えるリップ溝付きC形鋼を用いた場合には、この溝状係止部は、上フランジの先端に形成される下向き片にも係止されるように、略L字状に形成することが望ましい。
前記当接部は、前述のように構造材の被固定面部(上フランジ)の裏面に位置するが、当初の取付時、すなわち前記溝状係止部を構造材に取り付けた(遊嵌させた)際には、当接していなくてもよい。締着手段による締着の際に、固定部材が引っ張り上げられるように上昇してこの当接部が構造材の裏面に当接する。
前記本体における脚部は、前述のように下端が構造材の被固定部に着地するものであってその上部には保持部が固定され、前記締着手段が貫挿される空間を備える構成である。この脚部は、少なくとも左側脚部と、右側脚部と、それらを連結して前記締着手段を規制する連結部とからなることが望ましい。連結部によって、締着手段が締着時に倒れないように適正位置に納まるガイド的役目を果たし、安定に締着作業を行うことができるからである。
前記保持部は、前述のように上方に外装材が嵌合する被嵌合部を有するものであって、前記固定部材の上面部と前記締着手段によって連結されている。この締着手段としては、前述のように縦長のボルト杆とナットなどを用いることができ、保持部に設けた貫通孔からボルト杆の上端が突出し、この突出部分にナットが軸着される。
この保持部を面状とし、外装材の敷設状態において、外装材と面接触させるようにすると、例えば線接触する場合では、施工後に摩擦音が生じてしまうが、そのような摩擦音は面接触により解消されるか殆ど生じないものとなる。
前記構成の外装材用取付部材の被嵌合部に嵌合して保持部に保持される外装材は、被嵌合部に嵌合する嵌合部を備える以外の構成は特に限定するものではない。この外装材用取付部材は、構造材と直交する桟状に配設されるので、例えば後述する図示実施例のように、隣り合う外装材用取付部材間が谷部となって、外装材用取付部材に支持される部分が山部となる連続波状の外装面が構築されるようにしてもよい。
そして、形鋼からなる構造材に前記構成の外装材用取付部材を取り付け固定する工程と、その後、隣り合う外装材用取付部材間に外装材を配し、外装材の側縁成形部を外装材取付部材の保持部に保持させて敷設する工程とからなる本発明の外装構造及びその施工方法は、工期が短期間で行われ、無溶接にて取り付けるため、工事の音が静かで、飛び火等の恐れがなく、深夜等でも騒音や火災等を懸念する近隣住民に配慮したものである。
図1に示す本発明の一実施例である外装材用取付部材(以下、単に取付部材という)1は、リップ溝付きC形鋼からなる構造材4に外装材5を敷設するために用いるものであって、固定部材2と本体3とを一体的に組み付けてなる。
前記固定部材2は、図2に示すように、上面部21と、溝状係止部22と、構造材の裏面に位置する当接部23とを備え、前記上面部21から上方に締着手段としてのボルト杆24の下端が溶接等により固定されている。なお、同図(d)は、ボルト杆24の上端に取り付けられるナットである。
この固定部材2は、下方及び側方が開放する枠体20A、言い換えれば前面と後面と上面(上面部21)とからなる枠体20Aの内部に、同図(c)に示すL字状片20Bが溶接されて一体化し、さらに上面部21にボルト杆24の下端が溶接された構成であり、溝状係止部22は、前記枠体20Aの前面及び後面に形成された略L字状の切欠部であり、当接部23は、前記L字状片20Bの上端である。
前記本体3は、図3に示すように、下端が構造材4の被固定部(上フランジ)41に着地する脚部31と、上方に外装材5が嵌合する被嵌合部321を有する保持部32とを備える。図示実施例の本体3は、脚部31を構成する縦折枠体30Aと、保持部32を構成する横折枠体30Bとを嵌合させた状態で溶接して連結している。
前記脚部31は、図4に示すように、上端に前記保持部32と溶接にて連結する上片311を備え、下端が構造材4の被固定部(上フランジ)41に着地する。この脚部31を構成する縦折枠体30Aは、左右の縦部分(右側脚部、及び左側脚部)のそれぞれが、A−A線、B−B線、C−C線におけるそれぞれの断面図より明らかなように断面折返し片状であって、略中央に左右を連結する連結面部312が設けられている。そして、図示していないが、この連結面部312に沿って、締着手段としてのボルト杆24が前記固定部材2の上面部21から上方へ延在する。言い換えればボルト杆24は、連結面部312により倒れないようにガイドされ、適正位置に納まるように位置規制されている。
前記保持部32は、図5に示すように、中央部分の断面が逆ハット状であって、水流れ方向(同図(a)では前後方向、図(b)では左右方向)に幅(長さを有する)横折枠体30Bからなり、外装材5の敷設状態において、外装材5と面接触(図面では面接触する支持部322)するため、摩擦音を殆ど生じることがない。
この保持部32は、前記固定部材2の上面部21と締着手段によって連結されている。具体的には、前記上面部21に固定されたボルト杆24の上端が臨んでおり、その上端を挿通させる挿通孔324を備える横面部323が略中央に形成されている。
また、この横折枠体30Bは、殆ど横折にて形成された枠体であるため、左右の拡開を防止する縦面部325にて左右を溶接して連結している。
なお、図中326は、横折枠体30Bの中央に設けられた被嵌合溝である。
このような構成を有する取付部材1を取り付ける構造材4は、前述のようにリップ溝付きC形鋼からなり、縦ウエブ42の上下端にフランジ(上フランジ41のみ記載)を有するものであって、各フランジの先端に内側へ向かう縦片(上フランジ41の先端の下向き片411のみ記載)が設けられた構成である。
以下に、この取付部材1を前記構造材4に取り付ける手順について説明する。
予め、前記構成の固定部材2と本体3とを一体的に組み付ける。すなわち固定部材2の上面部21と本体3の保持部32とを、締着手段(ボルト杆24)によって連結させておく。
そして、本体3の脚部31の下端を、構造材4の被固定部(上フランジ)41上に配置すると共に、構造材4の上フランジ41及び下向き片411に対し、略L字状の切欠部である溝状係止部22を係止させるように取り付ける。
この状態で、本体3の保持部32上に位置するナット25を締め付けると、ナット25が下方へ向かう力が本体3を押し下げる力と、ボルト杆24を上方へ引っ張り上げる力が作用する。本体3の脚部31の下端は、構造材4の被固定部(上フランジ)41上に着地しているので、さらに下方へ押圧されて取り付けられる。また、ボルト杆24を上昇させる力が作用するので、ボルト杆24の下端に固定された固定部材2を上昇させ、固定部材2の当接部23を構造材4の裏面に当接させて係着する。
このように本発明の取付部材1は、無溶接にて、具体的には締着手段にて取り付けるため、深夜等でも工事の音が静かで、飛び火等の恐れがなく、近隣住民に配慮した工法である。
また、作業者は、予め組み付けられた実質的に一部材を構造材4上に持ち運んで作業すればよいので、複数部材を持ち込む必要がある前記従来技術(特許文献1)に比べて作業性に優れている。
また、図示実施例では、前記連結面部312によって、ボルト杆24が締着時に倒れないように適正位置に納まるガイド的役目を果たすため、安定に締着作業を行うことができる。
さらに、図示実施例では、構造材4が上フランジ41の先端に下向き片411を備えるリップ溝付きC形鋼であり、溝状係止部22が、その上フランジ41及び下向き片411に係止するので、ナット25を締め付ける以前にも締め付けた施工後にもぐらつくことなく安定に取り付けられる。
図6に示す外装構造は、前記図1の取付部材1を取り付け固定した後、隣り合う取付部材1,1間に外装材5を配し、外装材5の側縁成形部52を取付部材1の保持部32に保持させて敷設したものである。
図示実施例の外装材5は、同図(b)に示すように、略平坦状の面板部51の左右端縁を傾斜状に立ち上げた側縁成形部52,52を備え、この側縁成形部52の途中に、取付部材1の被嵌合部321と嵌合する略く字状の嵌合部521を有し、その上方に延在する折り曲げ傾斜面が裏面側を保持部32にて保持される被支持部522であり、さらにその上端に断面略U字状の第二嵌合部523を有する。
また、隣接する外装材5,5間には、カバー材6が取り付けられて外装面を構築しているが、このカバー材6は、同図(c)に示すように、略傘状の覆い部61の左右側縁に前記嵌合部521の裏面側に嵌合する嵌合保持部62,62を備える構成である。
なお、図中、点線で示す白矢印は、外装材5及びカバー材6の各部位が、施工状態で弾性回復力が働く方向を示している。このような弾性回復力は、予め施工状態の角度よりも深い角度に成形しておき、弾性に抗して施工し、その回復力が施工後に作用するようにしたものである。
この外装構造を施工するには、前述のように取付部材1を取り付けた後、隣り合う取付部材1,1間に外装材5を配し、外装材5の側縁成形部51,51の嵌合部511,511を取付部材1の被嵌合部321に嵌合させて敷設する。その際、外装材5の被支持部522を保持部32の支持部322に支持させ、さらに、左右の外装材1,1の第二嵌合部523,523を保持部32の被嵌合溝326に嵌合させて取り付けた。
その後、前記構成のカバー材6を上方から下方へ押し付けるだけで、その嵌合保持部62,62が外装材5,5の嵌合部521,521の裏面側に嵌合する
こうして施工される外装構造は、前記取付部材1を用いたので、工期が短期間で行われ、無溶接にて取り付けるため、工事の音が静かで、飛び火等の恐れがなく、深夜等でも騒音や火災等を懸念する近隣住民に配慮したものである。
1 (外装材用)取付部材
2 固定部材
20A 枠体
20B L字状片
21 上面部
22 溝状係止部
23 当接部
24 ボルト杆
25 ナット
3 本体
31 脚部
32 保持部
321 被嵌合部
4 構造材
41 被固定部(上フランジ)
411 下向き片
5 外装材
51 面板部
52 側縁成形部
521 嵌合部
522 被支持部
6 カバー材

Claims (5)

  1. 型鋼からなる構造材に外装材を敷設するために用いる取付部材であって、
    上面部と、溝状係止部と、構造材の裏面に位置する当接部と、を備える固定部材と、
    下端が構造材の被固定部に着地する脚部と、上方に外装材が嵌合する被嵌合部を有する保持部と、を備える本体とからなり、
    前記固定部材の上面部と前記本体の保持部が締着手段によって連結され、前記保持部上で締着することで、固定部材が上昇し、固定部材の当接部が構造材の裏面に当接することで係着し、前記本体の脚部が構造材の被固定部に押圧されて取り付けられることを特徴とする外装材用取付部材。
  2. 脚部は、少なくとも左側脚部と、右側脚部と、それらを連結して前記締着手段を規制する連結部とからなることを特徴とする請求項1に記載の外装材用取付部材。
  3. 保持部は、外装材の敷設状態において、外装材と面接触することを特徴とする請求項1又は2に記載の外装材用取付部材。
  4. C形鋼からなる構造材に請求項1〜3の何れか一項に記載の外装材用取付部材を取り付け固定し、隣り合う外装材用取付部材間に外装材を配し、外装材の側縁成形部を外装材取付部材の保持部に保持させて敷設してなることを特徴とする外装構造。
  5. C形鋼からなる構造材に請求項1〜3の何れか一項に記載の外装材用取付部材を取り付け固定する工程と、その後、隣り合う外装材用取付部材間に外装材を配し、外装材の側縁成形部を外装材取付部材の被嵌合部に嵌合させて敷設する工程とからなることを特徴とする外装構造の施工方法。
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