JP2010178888A - 挿管チューブ - Google Patents

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正幸 山▲崎▼
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Abstract

【課題】処置の効率向上を図り、患者の負担を軽減することができる挿管チューブを提供する。
【解決手段】内視鏡2の先端部を軸方向に移動自在に挿通させる挿管チューブ1であって、先端開口部11aに、払拭部材12を有している。この払拭部材12は、弾性を有する少なくとも1つの舌片22を含み、舌片22により先端開口部11aを塞いでいる。払拭部材12は、内視鏡2の先端部の移動に伴い、内視鏡2の先端部に当接して内視鏡2の先端部の端面を摺動し、該端面を拭う。それにより、内視鏡2の先端部の端面が洗浄される。
【選択図】図1

Description

本発明は、内視鏡先端部を軸方向に移動自在に挿通させる挿管チューブに関する。
挿管チューブは、例えば人口呼吸において患者の気道を確保するために用いられ、その際、挿管チューブが気管に挿入される事を確認するために該チューブに内視鏡が挿通される。また、挿管チューブは、気管狭窄や肺癌の内視鏡治療を行う際にも用いられ、かかる用途においては、内視鏡の挿抜時のガイドとしても用いられる。
そのような挿管チューブの一例として、先端部開口部を任意の方向に向けるよう湾曲操作可能な湾曲部、及びこの湾曲部に連なって設けられた柔軟部と、を備え、気管の形状に柔軟に対応するようにした挿管チューブが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、気管に挿入される内視鏡は、一般に、内視鏡先端部の対物レンズを洗浄するための送水機構を備えていない。例えば気管狭窄や肺癌の内視鏡治療では患部にレーザ焼灼やプラズマ焼灼が実施されるが、患部からの出血により内視鏡先端部の対物レンズが汚れる場合がある。その場合に、気管から内視鏡が完全に抜き出され、対物レンズの洗浄後に再度気管に内視鏡が挿入される。度重なる内視鏡の挿抜は、処置の効率低下を招き、患者に負担を強いることとなる。
特開2003−117000号公報
本発明は、上述した課題に鑑みなされたものであり、処置の効率向上を図り、患者の負担を軽減することができる挿管チューブを提供することを目的とする。
内視鏡先端部を軸方向に移動自在に挿通させる挿管チューブであって、先端開口部に、払拭部材を有し、前記払拭部材は、前記内視鏡先端部の移動に伴い、該内視鏡先端部に当接して該内視鏡先端部の端面を摺動し、該端面を拭う挿管チューブ。
本発明によれば、処置の効率向上を図り、患者の負担を軽減することができる。
本発明の一実施形態を説明するための挿管チューブの一例を示す斜視図である。 (A)は図1の挿管チューブと共に気管に挿入される内視鏡の先端部の一例を示す正面図、(B)は同図(A)の内視鏡の先端部の平面図である。 気管に挿管される際の挿管チューブの状態を示す斜視図である。 挿管チューブが気管に挿管された状態で内視鏡の先端部を前後移動させ、内視鏡の先端部を洗浄する過程を示す模式図である。 図1の挿管チューブに備える払拭部材の変形例を示す断面図である。 図1の挿管チューブに備える払拭部材の変形例を示す斜視図である。 図1の挿管チューブに備える払拭部材の変形例を示す斜視図である。 図1の挿管チューブに備える払拭部材の変形例を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態を説明するための挿管チューブの一例を示す斜視図である。
図1に示す挿管チューブ1は、管状の本体部11と、本体部11の先端開口部11aに設けられた払拭部材12と、先端開口部11aより基端側で本体部11の外周に設けられたバルーン13と、バルーン13に送気する送気管14と、を備え、例えば経口又は経鼻で患者の気管に挿管される。本体部11の先端開口部11aの縁は、本体部11の軸に垂直な面に対して傾斜している。
本体部11は、例えば塩化ビニール等で形成され、気管の形状に応じて変形可能な程に柔軟性を有している。送気管14は、本体部11に添設されており、一端はバルーン13に接続され、他端はシリンジ等に接続される。バルーン13は、送気管14を介して供給される空気により膨張する。このバルーン13は、挿管チューブ1が気管に挿管された後に膨張され、挿管チューブ1を気管内で固定する。
払拭部材12は、固定部21と、舌片22と、を含んでいる。固定部21は、環状に成形されており、本体部11の先端開口部11aの外周に固着される。舌片22は、その周縁の一部位のみ固定部21に連結されている。舌片22の輪郭は、先端開口部11aの縁と略同一な形状に成形されており、よって、舌片22は、先端開口部11aの縁に重なって、先端開口部11aを塞いでいる。
舌片22は、例えば透明なシリコンゴム等で形成され、弾性を有している。舌片22の周縁が、一部位のみ固定部21に連結され、その余の部位において固定部21と非接続であることから、舌片22は、その弾性によってめくることができる。それにより、本体部11の先端開口部11aが開閉される。
固定部21は、弾性の有無は特に限定されないが、本例においては、舌片22と同一の材料で舌片22と一体に成形され、弾性が付与されている。固定部21は、その弾性収縮による締め付けによって、本体部11の先端開口部11aに固着されている。
次に、図2〜図4を参照して、上述した挿管チューブ1の使用例を説明する。図2(A)は、挿管チューブと共に気管に挿入される内視鏡の先端部の一例を示す正面図、図2(B)は同図(A)の内視鏡の先端部の平面図である。そして、図3は、気管に挿管される際の挿管チューブの状態を示す斜視図、図4は挿管チューブが気管に挿管された状態で内視鏡の先端部を前後移動させ、内視鏡の先端部を洗浄する過程を示す模式図である。
図2(A)に示すように、内視鏡2の先端部には、照明光を観察対象に照射する照射窓3と、観察対象からの反射光を集光する対物レンズ4と、鉗子や焼灼器などの処置具を格納するチャンネル5と、が設けられている。尚、図2(B)に示すように、対物レンズ4は、先端部の端面から所定高さHだけ突出して設けられている。
図3に示すように、挿管チューブ1は、内視鏡2の先端部を本体部11の先端開口部11aの内に格納した状態で、気管に挿管される。本体部11の先端開口部11aを塞ぐ払拭部材12の舌片22が透明であることから、舌片22を介しても内視鏡2による観察が可能である。このように、挿管の際に内視鏡2の先端部を先端開口部11aの内に格納しておくことで、内視鏡2の先端部に体液が付着することが防止される。
挿管チューブ1が気管に挿管されると、上述のとおり、挿管チューブ1のバルーン13が膨張され、挿管チューブ1は気管に固定される。そして、内視鏡2が操作され、その先端部が本体部11の先端開口部11aの内で前進する。内視鏡2の先端部は、先端開口部11aを塞ぐ払拭部材12の舌片22に当接し、舌片22をめくり上げるように湾曲させて先端開口部11aの外に突出する。そして、内視鏡2のチャンネル5から処置具が繰り出され、鉗子による組織の採取、レーザやプラズマによる焼灼、等の適宜な処置が行われる。
上記の処置に伴う出血などで内視鏡2の対物レンズ4が汚れ、対物レンズ4の視野が狭められた際には、対物レンズ4の洗浄が行われる。図4に示すように、内視鏡2が操作され、その先端部が後退して本体部11の先端開口部11aの内に格納される。その際、めくり上げられた払拭部材12の舌片22は、その弾性により復元し、先端開口部11aを再び塞ぐ。
その後、内視鏡2が操作され、その先端部が前進する。内視鏡2の先端部の前進に伴い、内視鏡2の先端部は舌片22に当接し、舌片22をめくり上げるように湾曲させて先端開口部11aの外に再び突出する。その際、舌片22が、内視鏡2の先端部の端面を摺動し、この端面を拭う。それにより、内視鏡2の先端部にある対物レンズ4が洗浄され、対物レンズ4の視野が確保される。
特に、対物レンズ4は、内視鏡2の先端部の端面から突出しており、よって、舌片22と対物レンズ4とが確実に接触する。そこで、対物レンズ4が舌片22により十分に拭われる。以上の内視鏡2の先端部の前後移動は、必要に応じて複数回繰り返される。
このように、挿管チューブ1の先端開口部11aにおいて内視鏡2の先端部を前後移動させることで、挿管チューブ1の先端開口部11aに設けた払拭部材12により内視鏡2の先端部を洗浄することができる。そこで、内視鏡2を完全に抜き出すことなく、その先端部を洗浄することができる。それにより、処置の効率を向上させ、患者の負担を軽減することができる。
尚、払拭部材は、上述した構成に限らず、種々の構成を採り得る。図5〜図8は、払拭部材の変形例を示す図である。尚、上述した払拭部材12と機能的に共通する要素には、相当符号を付することにより、説明を省略し、又は簡略する。
図5に示す払拭部材12´は、上述した払拭部材12の舌片22の内面、即ち、内視鏡2の先端部の端面に当接する面に、1以上の凸条23を設けたものである。凸条23は、舌片22が内視鏡2の先端部と当接して湾曲する際の軸と略平行に延びている。かかる凸条23は、内視鏡2の先端部の端面を摺動する際に、端面に付着した汚れを掻き落とすように作用する。それにより、一層の洗浄効果を得ることができる。
図6に示す払拭部材112は、本体部11の先端開口部11aの縁が本体部11の軸に垂直な面に対して傾斜しているのに対し、先端開口部11aを塞ぐ舌片122を、本体部11より若干小径に成形して先端開口部11aの内に進入させ、本体部11の軸に垂直に配置したものである。これによれば、舌片122が、内視鏡2の先端部の端面に正対し、この端面に広範囲にわたって接触する。それにより、一層の洗浄効果を得ることができる。
また、図7に示す払拭部材212は、本体部11の先端開口部11aに冠着されるキャップであって、先端開口部11aを塞ぐ天板部223に、中心から放射条に延びる複数のスリット224が形成され、それにより略扇形の複数の舌片222が形成されている。各舌片222は、その周縁の円弧部位のみ固定部221に連結されている。各舌片222は、内視鏡2の先端部との当接により、他から独立して湾曲しながら内視鏡2の先端部の端面を摺動し、この端面を拭う。それにより、一層の洗浄効果を得ることができる。
図8に示す払拭部材312は、本体部11の先端開口部11aに詰められた綿糸等の繊維群である。内視鏡2の先端部は、これらの繊維群を掻き分けるようにして払拭部材312を貫通し、先端開口部11aの外に突出する。その際、繊維群が内視鏡2の先端部の端面を摺動し、この端面を拭う。それにより、内視鏡2の先端部にある対物レンズ4が洗浄され、対物レンズ4の視野が確保される。
以上説明したように、本明細書に開示された挿管チューブは、内視鏡先端部を軸方向に移動自在に挿通させる挿管チューブであって、先端開口部に、払拭部材を有し、前記払拭部材は、前記内視鏡先端部の移動に伴い、該内視鏡先端部に当接して該内視鏡先端部の端面を摺動し、該端面を拭う。
上記の挿管チューブによれば、挿管チューブの先端開口部において内視鏡先端部を前後移動させることで、挿管チューブの先端開口部に設けた払拭部材により内視鏡先端部を洗浄することができる。そこで、内視鏡を完全に抜き出すことなく、その先端部を洗浄することができる。それにより、処置の効率を向上させ、患者への負担を軽減することができる。
また、本明細書に開示された挿管チューブは、前記払拭部材は、弾性を有する少なくとも1つの舌片を含み、該舌片により前記先端開口部を塞ぐ。この挿管チューブによれば、簡易な構成で内視鏡先端部の洗浄が行える。
また、本明細書に開示された挿管チューブは、前記舌片が、透明である。この挿管チューブによれば、舌片を介して挿管チューブの内側から観察することができる。そのため、例えば挿管チューブを挿管する際に、内視鏡先端部を挿管チューブ内に格納したまま挿管することができ、内視鏡先端部に体液が付着することを防止することができる。
また、本明細書に開示された挿管チューブは、前記払拭部材が、前記先端開口部に詰められた繊維群である。この挿管チューブによれば、簡易な構成で内視鏡先端部の洗浄が行える。
また、本明細書に開示された挿管チューブは、前記先端開口部の縁が、該チューブの軸に垂直な面に対して傾斜している。この挿管チューブによれば、挿管が容易である。
1 挿管チューブ
2 内視鏡
3 照射窓
4 対物レンズ
5 チャンネル
11 本体部
11a 先端開口部
12 払拭部材
13 バルーン
14 送気管
21 固定部
22 舌片

Claims (5)

  1. 内視鏡先端部を軸方向に移動自在に挿通させる挿管チューブであって、
    先端開口部に、払拭部材を有し、
    前記払拭部材は、前記内視鏡先端部の移動に伴い、該内視鏡先端部に当接して該内視鏡先端部の端面を摺動し、該端面を拭う挿管チューブ。
  2. 請求項1記載の挿管チューブであって、
    前記払拭部材は、弾性を有する少なくとも1つの舌片を含み、該舌片により前記先端開口部を塞ぐ挿管チューブ。
  3. 請求項2記載の挿管チューブであって、
    前記舌片は、透明である挿管チューブ。
  4. 請求項1記載の挿管チューブであって、
    前記払拭部材は、前記先端開口部に詰められた繊維群である挿管チューブ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項記載の挿管チューブであって、
    前記先端開口部の縁は、該チューブの軸に垂直な面に対して傾斜している挿管チューブ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017010201A1 (ja) * 2015-07-14 2017-01-19 オリンパス株式会社 内視鏡用ガイドチューブ
US11684739B2 (en) * 2016-07-14 2023-06-27 University Of Virginia Patent Foundation Multiple beak endotracheal device and related methods thereof

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