JP2010178834A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】先読み予告実行制御手段(遊技制御装置30)によって、連続的な予告演出が実行される変動表示ゲームの変動開始から所定時間を経た第1タイミングまでの今回先読み予告時間内に新たな始動記憶が始動記憶手段(遊技制御装置30)に記憶された場合であって、当該始動記憶が、連続的な予告演出を実行する始動記憶であった場合には、当該変動中の変動表示ゲームで実行される連続的な予告演出に関連した連続的な予告演出を実行する。
【選択図】図13
Description
また、現在では、遊技内容の複雑化やゲームの多様性に伴い、遊技盤面に変動表示ゲームの開始条件を成立させるための始動入賞口を複数、例えば2つ設け、各始動入賞口(第1始動入賞口、第2始動入賞口)に対応した変動表示ゲームを行うように構成された遊技機が知られている(例えば、特許文献2参照)。こうした遊技機の場合、第1始動入賞口は常態でも開状態とされており、入賞率も高いため、変動表示ゲームの結果得られる特別遊技状態において遊技者が獲得可能な価値が低く設定されている。また、第2始動入賞口については、常態では遊技球の入賞が不可能な状態とされており、ある特定の条件の成立、主として普図変動表示ゲームの当りにより開状態に変換されることで、遊技球の入賞が可能となり、さらには、常態では入賞不可能なため、変動表示ゲームの結果得られる特別遊技状態において遊技者が獲得可能な価値が高く設定されている。
そして、上記のように構成されていることから、第1始動入賞口並びに第2始動入賞口に始動記憶が存在する場合であって、ともに始動記憶が1個の場合には、遊技者にとって有利となる第2始動入賞口の始動記憶に基づく変動表示ゲームから優先的に実行されるようになっている。
また、当該変動表示ゲームの終了を待ち、次の変動表示ゲームから連続予告を実行するとした場合、始動記憶の上限値が「4」であれば、始動記憶が上限となった状態で連続予告が実行されたとしても、最大4回までしか連続予告を実行することができず、その演出に幅を持たせることができないという問題があった。
さらに、第1始動入賞口と第2始動入賞口とで遊技者が獲得可能な価値が異なり、一方の始動入賞を優先させる場合の遊技機において、連続予告演出をどのように行うか検討されていなかった。
始動入賞口への遊技球の入賞に基づき、複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを表示可能な変動表示装置を備え、前記変動表示ゲームの結果が特別結果となる場合に、遊技者に有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、
前記始動入賞口への遊技球の入賞に基づいて抽出された乱数値を判定する判定手段と、
前記判定手段による乱数値の判定結果と関連して、所定数を上限に始動記憶を順次記憶する始動記憶手段と、
前記始動記憶手段に記憶された乱数値の判定結果に基づいて前記変動表示ゲームの実行を制御する変動表示ゲーム実行制御手段と、
を備え、
前記変動表示ゲーム実行制御手段は、
変動表示ゲーム中に前記特別結果となる判定結果が発生した場合に、複数の変動表示ゲームに亘って連続的な予告演出を実行可能な先読み予告実行制御手段を備え、
前記先読み予告実行制御手段は、
前記連続的な予告演出が実行される変動表示ゲームの変動開始から所定時間を経た第1タイミングまでの今回先読み予告時間内に新たな始動記憶が前記始動記憶手段に記憶された場合であって、当該始動記憶が、前記連続的な予告演出を実行する始動記憶であった場合には、当該変動中の変動表示ゲームで実行される前記連続的な予告演出に関連した連続的な予告演出の実行を開始することを特徴とする。
また、変動表示ゲームは、変動表示装置において、複数の識別情報(例えば、図柄としての文字、数字、記号、キャラクタ等)を変動表示させるものである。
また、判定結果と関連して、所定数を上限に始動記憶を順次記憶するとは、始動入賞口へ遊技球が入賞した際に、大当たり乱数を抽出したと判定した場合に、主基板(遊技制御装置)からサブ基板(演出制御装置)に始動記憶数と共に大当たりと判定されたことを示すコマンドを送信することを含み、サブ基板側で始動記憶数を表示する際に当該入賞に対する記憶表示を大当たりが発生する可能性がある始動記憶として表示することも含む。それ以外にも、判定結果が連続的な予告演出を実行するものであった場合、主基板からサブ基板に始動記憶数と共に連続的な予告演出を実行すると判定されたことを示すコマンドを送信することを含み、サブ基板側で始動記憶数を表示する際に当該入賞に対する記憶表示を連続的な予告演出を実行する表示とすることも含む。さらに、判定結果を、所定数を上限に始動記憶として順次記憶しても良い。
前記始動入賞口として、第1始動入賞口と第2始動入賞口とを有し、
前記始動記憶手段として、前記第1始動入賞口への遊技球の入賞を第1始動記憶として所定の上限数まで記憶する第1始動記憶手段と、前記第2始動入賞口への遊技球の入賞を第2始動記憶として所定の上限数まで記憶する第2始動記憶手段と、を備え、
前記変動表示ゲーム実行制御手段は、前記第1始動記憶に基づき第1変動表示ゲームの実行を指示するとともに前記第2始動記憶に基づき第2変動表示ゲームの実行を指示し、前記第2始動記憶がある場合には、当該第2始動記憶に基づく第2変動表示ゲームを前記第1始動記憶に基づく前記第1変動表示ゲームよりも優先的に実行するように指示することを特徴とする。
従って、従来のように連続予告演出の決定時における始動記憶数に基づいて連続予告演出の各変動パターンを振り分ける場合であって、当該連続予告演出中に第2始動記憶に基づく変動表示ゲームが割り込まれた場合、連続予告演出の制御に不具合が生じることとなるが、当該先読み予告実行制御手段によって、上記のような不具合を生じさせることなく、興趣に富んだ連続予告演出を実行することができるようになる。
前記先読み予告実行制御手段は、
前記複数の識別情報の一部がまだ導出表示されていない段階で既に導出表示されている識別情報が前記特別遊技状態を発生可能な表示態様の組み合わせとなる条件を満たしているリーチ状態と前記特別遊技状態の発生に関する予告演出を実行可能であり、
前記連続的な予告演出が実行される変動表示ゲームの前記今回先読み予告時間内に新たな始動記憶が前記始動記憶手段又は前記第1若しくは第2始動記憶手段に記憶された場合であって、当該始動記憶が、前記リーチ状態又は前記特別遊技状態の発生に関する予告演出を実行する始動記憶であった場合には、当該変動中の変動表示ゲームで実行される前記連続的な予告演出に関連した予告演出を実行することを特徴とする。
前記先読み予告実行制御手段は、
前記連続的な予告演出が実行される変動表示ゲームの前記今回先読み予告時間内に新たな始動記憶が前記始動記憶手段又は前記第1若しくは第2始動記憶手段に記憶された場合であって、当該始動記憶が、前記連続的な予告演出を実行する始動記憶であった場合には、当該変動中の変動表示ゲームで実行される前記連続的な予告演出において、当該連続的な予告演出に関連した連続的な予告演出を追加して実行することを特徴とする。
従って、遊技者は連続予告演出の実行中に積極的に始動入賞口に遊技球を入賞させようとし、遊技機の稼働率を上げることができる。
前記変動表示装置は、前記始動記憶手段又は前記第1若しくは第2始動記憶手段に記憶された始動記憶に対応した始動記憶表示を表示する始動記憶表示部を備え、
前記先読み予告実行制御手段は、
前記今回先読み予告時間より後の第2タイミングから当該変動停止までの次回先読み予告時間に新たな始動記憶が前記始動記憶手段又は前記第1若しくは第2始動記憶手段に記憶された場合であって、当該始動記憶が、前記連続的な予告演出を実行する始動記憶であった場合には、当該変動中の変動表示ゲームから当該始動記憶に対応する始動記憶表示部において、当該変動中の変動表示ゲームの次回の変動表示ゲームから連続的な予告演出を実行することを報知することを特徴とする。
ここでは、本発明にかかる遊技機100の適例としてのパチンコ遊技機について説明を行う。
図1は、本発明を適用した第1実施形態の構成を示す遊技機100の正面図である。また、図2は、遊技機に備わる遊技盤1を示す正面図である。
なお、図1には、機枠発光表示部A1、クリア部材保持枠発光表示部A2、第1及び第2開閉パネル発光表示部A3、A4、下部パネル発光表示部A5、第1〜第3遊技盤発光表示部A6、A8、A9、変動入賞装置発光表示部A7、第1及び第2ケース発光表示部A10、A11を図示するが、それ以外の図面では、これらの図示を省略する。
機枠発光表示部A1は、上下方向に延在するように形成され、例えば、陰極蛍光ランプやLED等により構成されている。
また、機枠発光表示部A1は、液晶表示装置50の発光表示動作と関連して発光するものである。
即ち、遊技盤1は、前面枠本体130に嵌め込まれることで前面枠120に取り付けられている。
クリア部材保持枠140には、前面枠本体130の開口部をほぼ閉塞するように、該開口部に嵌め込まれた遊技盤1との間に遊技球が流下可能な遊技領域1aとなる間隔を開けて二重のガラス板が固定されている。そして、クリア部材保持枠140において、遊技機100の前側からガラス板を介して遊技盤1の前面側の少なくとも遊技領域1aの部分が視認可能となっている。
また、クリア部材保持枠140の前面であって、ガラス板が固定されて遊技領域1aを視認可能とする部分の周囲には、内部にLED161(図3に図示)を備える枠装飾装置141、音声を出力するスピーカ145,145などが設けられている。
クリア部材保持枠発光表示部A2は、上下方向に延在するように形成され、例えば、陰極蛍光ランプやLED等により構成されている。
また、クリア部材保持枠発光表示部A2は、液晶表示装置50の発光表示動作と関連して発光するものである。
鍵穴143は、前面枠本体130の施錠装置の一部であるとともに、クリア部材保持枠140の施錠装置の一部でもあって、鍵穴143に鍵を入れて一方(例えば、左回り)に回すと前面枠本体130の施錠が解除され、他方(例えば、右回り)に回すとクリア部材保持枠140の施錠が解除されるようになっている。
発射操作ユニット150は、左右側部のうちの一側部となる左側部を前面枠本体130に軸着されて、左右方向に回動して開閉自在な開閉パネル151とその下の下部パネル152とからなる。
開閉パネル151は、排出された遊技球を貯留するとともに、遊技球を発射する発射装置(図示略)に遊技球を送る上皿153を有している。上皿153の周囲には、遊技者が操作可能な演出用ボタン(図示略)が設けられている。
第1及び第2開閉パネル発光表示部A3、A4は、例えば、陰極蛍光ランプやLED等により構成されている。また、第1開閉パネル発光表示部A3は、上皿153の上側に上下方向に延在するように形成され、第2開閉パネル発光表示部A4は、上皿153の下側に上下方向に延在するように形成されている。
また、第1及び第2開閉パネル発光表示部A3、A4は、液晶表示装置50の発光表示動作と関連して発光するものである。
下部パネル発光表示部A5は、上下方向に延在するように形成され、例えば、陰極蛍光ランプやLED等により構成されている。
また、下部パネル発光表示部A5は、液晶表示装置50の発光表示動作と関連して発光するものである。
また、遊技領域1aの最下端部中央にはアウト球を回収するためのアウト穴29が設けられている。
遊技状態表示装置160には、普図変動表示ゲームを表示する普図表示器23(図3参照)と、第1特図変動表示ゲームを表示する特図1表示器22A(図3参照)と、第2特図変動表示ゲームを表示する特図2表示器22B(図3参照)と、普図変動表示ゲームの未処理回数を表示する普図記憶表示器20(図3参照)と、第1特図変動表示ゲームの未処理回数(第1始動記憶)を表示する特図1記憶表示器12(図3参照)と、第2特図変動表示ゲームの未処理回数(第2始動記憶)を表示する特図2記憶表示器13(図3参照)と、第1及び第2特図変動表示ゲームにおける結果が2R大当りか15R大当りかを決定する決定ラウンド数表示器14(図3参照)が設けられている。
なお、普図記憶表示器20、普図表示器23、特図1表示器22A、特図2表示器22B、特図1記憶表示器12、特図2記憶表示器13、決定ラウンド数表示器14は、セグメントLEDとして一体に設けられている。
第1遊技盤発光表示部A6は、上下方向に延在するように形成され、例えば、陰極蛍光ランプやLED等により構成されている。
また、第1遊技盤発光表示部A6は、液晶表示装置50の発光表示動作と関連して発光するものである。
なお、液晶表示装置50は、液晶ディスプレイを備えるものに限らず、EL、CRT等のディスプレイを備えるものであっても良い。
普図始動ゲート21内には、普図始動ゲート21を通過した遊技球を検出するための普図ゲートセンサ21a(図3参照)が設けられている。そして、遊技領域1a内に打ち込まれた遊技球が普図始動ゲート21を通過して普図ゲートセンサ21aにより検出されると、普図変動表示ゲームが普図表示器23で行われる。
一対の開閉部材25b、25bは、常時は遊技球の直径程度の間隔をおいて閉じた状態(遊技者にとって不利な状態)を保持しており、第1始動入賞口24により上部が閉塞されることで、普通変動入賞装置25に遊技球を受け入れ不可能な状態となっている。一方、普図変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様となった場合には、駆動装置としての普電SOL25c(図3参照)によって、逆「ハ」の字状に開いて遊技球を受け入れ可能となり、普通変動入賞装置25に遊技球が流入し易い状態(遊技者にとって有利な状態)に変換させられるようになっている。
また、普図変動表示ゲームが当り結果となって普通変動入賞装置25が開放される場合の開放態様は、開放時間が第1開放時間(例えば、0.3秒)とされ、普図変動表示ゲームの1回の当り結果に対する開放回数が第1開放回数(例えば、1回)とされる。
また、時短動作状態は、普通変動入賞装置25の動作状態が、通常動作状態に比べて開放状態となりやすい状態である。
この時短動作状態においては、上述の普図変動表示ゲームの実行時間が通常動作状態における長い実行時間である第1の変動表示時間よりも短い第2の変動表示時間となるように制御され(例えば、0.5秒)、これにより、単位時間当りの普通変動入賞装置25の開放回数が実質的に多くなるように制御される。また、時短動作状態における、普図変動表示ゲームが当り結果となって普通変動入賞装置25が開放される場合の開放態様は、開放時間が第2開放時間(例えば、1秒)とされ、普図変動表示ゲームの1回の当り結果に対する開放回数が第2開放回数(例えば、3回)とされる。さらに、時短動作状態においては普図変動表示ゲームの当り結果となる確率が通常動作状態より高くなるように制御されるようにしてもよい。
即ち、時短動作状態は、通常動作状態よりも普通変動入賞装置25の開放回数が増加され、普通変動入賞装置25に遊技球が入賞しやすくなり、第2特図変動表示ゲームの始動が容易となる状態である。
なお、第1特図変動表示ゲームの始動記憶は、LEDを備える特図1記憶表示器12、…にて表示されるとともに、液晶表示装置50の始動記憶表示部56に表示される。
なお、第2特図変動表示ゲームの始動記憶は、LEDを備える特図2記憶表示器13、…にて表示されるとともに、液晶表示装置50の始動記憶表示部56に表示される。
また、同様に、第2特図変動表示ゲームの始動記憶は、例えば、上下2つのLEDのうち、始動記憶数が「1」の場合には、上のLEDが点灯し、始動記憶数が「2」の場合には、下のLEDも点灯する。そして、始動記憶数が「3」の場合には、上のLEDが点滅し、始動記憶数が「4」の場合には、下のLEDも点滅することによって、始動記憶数が判別可能となっている。
また、後述するように、第1特図変動表示ゲームで導出された特別結果よりも、第2特図変動表示ゲームで導出された特別結果のほうが特別遊技状態の終了後に遊技者にとって有利な状態(時短動作状態)となり易い。
また、液晶表示装置50にて各特図変動表示ゲームに対応させて複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる飾り特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。即ち、液晶表示装置50は、変動表示装置として、複数の識別情報の変動表示を行う変動表示ゲームを表示する。
なお、遊技機100に特図1表示器22A及び特図2表示器22Bを備えずに、液晶表示装置50のみで特図変動表示ゲームを実行するようにしても良い。
なお、確変状態と時短動作状態はそれぞれ独立して発生可能であり、両方を同時に発生することも可能であるし、一方のみを発生させることも可能である。
第1特別変動入賞装置26は、上端側が手前側に倒れる方向に回動して開放可能になっているアタッカ形式の開閉扉26aによって開閉される第1大入賞口を備え、特別遊技状態中は、第1大入賞口を閉じた状態から開いた状態に変換することにより第1大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせる。
なお、開閉扉26aは、例えば、駆動装置としての第1大入賞口SOL26b(図3参照)により駆動される。また、第1大入賞口の内部(入賞領域)には、当該第1大入賞口に入った遊技球を検出する第1大入賞口センサ26c(図3参照)が配設されている。
変動入賞装置発光表示部A7は、例えば、第1大入賞口を構成する凹室に配設された陰極蛍光ランプやLED等により構成され、当該発光表示部A7による発光は、開閉扉26aに貼説されたクリアシールを通過して遊技者に視認可能となっている。
また、変動入賞装置発光表示部A7は、液晶表示装置50の発光表示動作と関連して発光するものである。
第2及び第3遊技盤発光表示部A8、A9は、上下方向に延在するように形成され、例えば、陰極蛍光ランプやLED等により構成されている。
また、第2及び第3遊技盤発光表示部A8、A9は、液晶表示装置50の発光表示動作と関連して発光するものである。
そして、遊技を開始することにより遊技領域1a内に打ち込まれた遊技球が、一般入賞口27、…、普通変動入賞装置25、第1始動入賞口24、第1特別変動入賞装置26、第2特別変動入賞装置60等の入賞口の何れかに入賞すると、それぞれの入賞口に対応した賞球に関する情報が排出制御装置(図示略)に出力されるようになっている。排出制御装置は、排出装置を制御し、所定数の遊技球を排出する(払い出す)ようになっている。
図3に示すように、遊技機100は、その制御系として遊技の進行を制御するメイン制御装置としての遊技制御装置30、この遊技制御装置30の制御下で各種の演出に関する制御を行うサブ制御装置としての演出制御装置40とを備えている。
このうち、CPU31aは、制御部、演算部を備え、演算制御を行う他、特図や普図の変動表示ゲームに関連する各種乱数値なども生成している。
各種乱数値には、特図変動表示ゲームの大当り判定用乱数値、普図変動表示ゲームの当り判定用乱数値、特図変動表示ゲームの停止図柄の決定に用いられる図柄決定用乱数値、特図変動表示ゲームにおける基本変動パターン(各種リーチやリーチ無しの変動表示における変動表示ゲームの実行時間等を含む)の種類の決定に用いられる基本変動パターン決定用乱数値などが含まれる。
また、特図変動表示ゲームの結果を表示する第1及び特図2表示器22A、22B、未処理の第1特図変動表示ゲームの回数を表示する特図1記憶表示器12、未処理の第2特図変動表示ゲームの回数を表示する特図2記憶表示器13、第1及び第2特図変動表示ゲームにおける結果が2R大当りか15R大当りかを決定する決定ラウンド数表示器14、普図変動表示ゲームの結果を表示するとともに未処理の普図変動表示ゲームの回数を表示する普図表示器23、普図変動表示ゲームの未処理回数を表示する普図記憶表示器20などにも出力されている。
ROM41cは、CPU41aにより実行される各種制御プログラムや制御データが記憶されている。また、ROM41cは、音声ROMとして、スピーカ145から出力される効果音等に係る音データを記憶している。また、ROM41cは、図柄ROMとして、液晶表示装置50に表示される画像等に係る画像データを記憶している。
なお、RAM41bとROM41cは、別部材として設けられているが、一体となって第1メモリ(図示略)として設けられても良い。さらに、第1メモリとCPU41aが一体となって一チップ化されたものであっても良い。
遊技制御装置30の遊技用マイクロコンピュータ31のCPU31aでは、普図始動ゲート21に備えられた普図ゲートセンサ21aからの遊技球の検出信号の入力に基づき、普図の当たり判定用乱数値を抽出してROM31cに記憶されている判定値と比較し、普図変動表示ゲームの当たり外れを判定する処理を行う。そして、普図表示器23に、識別図柄を所定時間変動表示した後、停止表示する普図変動表示ゲームを表示する処理を行う。この普図変動表示ゲームの結果が当たりの場合は、普図表示器23に特別の結果態様を表示するとともに、普電SOL25cを動作させ、普通変動入賞装置25の開閉部材25b、25bを所定時間(例えば、0.5秒間)上述のように開放する制御を行う。
なお、普図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、普図表示器23にはずれの結果態様を表示する制御を行う。
また、普通変動入賞装置25に備えられた特図2始動口センサ25aからの遊技球の検出信号の入力に基づき始動記憶を記憶し、この始動記憶に基づき、第2特図変動表示ゲームの大当たり判定用乱数値を抽出してROM31cに記憶されている判定値と比較し、第2特図変動表示ゲームの当たり外れを判定する処理を行う。
また、演出制御装置40では、遊技制御装置30からの制御信号に基づき、液晶表示装置50で特図変動表示ゲームに対応した飾り特図変動表示ゲームを表示する処理を行う。
さらに、演出制御装置40では、遊技制御装置30からの制御信号に基づき、スピーカ145からの音の出力、装飾ランプ・LED161の発光を制御する処理、下桃用モータ441aの回転駆動を制御する処理、第1上桃用ソレノイドの駆動を制御する処理、第2上桃用ソレノイドの駆動を制御する処理、第1上桃用モータ433aの回転駆動を制御する処理、第2上桃用モータ433bの回転駆動を制御する処理等を行う。
特別遊技状態を発生させる処理においては、CPU31aは、例えば、第1大入賞口SOL26bにより第1特別変動入賞装置26の開閉扉26aを開放させ、第1大入賞口内への遊技球の流入を可能とする制御を行うか、或いは、第2大入賞口SOL631により第2特別変動入賞装置60の第2大入賞口を開放状態とするように回動部材61を回動させ、第2大入賞口内への遊技球の流入を可能とする制御を行う。
そして、第1大入賞口や第2大入賞口に所定個数(例えば、10個)の遊技球が入賞するか、第1大入賞口や第2大入賞口の開放から所定時間(例えば、25秒または1秒)が経過するかの何れかの条件が達成されるまで第1大入賞口や第2大入賞口を開放することを1ラウンドとし、これを所定ラウンド回数(例えば、15回または2回)継続する(繰り返す)制御(サイクル遊技)を行う。
なお、特別遊技状態にて、第1大入賞口及び第2大入賞口のうち、何れの大入賞口を開放状態とするかどうかの振り分けは、例えば、特図変動表示ゲームの結果態様に基づいて行うようにしても良い。即ち、特図変動表示ゲームの結果態様が遊技状態として確変状態を発生させる所定の特別結果態様(例えば、「7」)となった場合には、第2大入賞口を開放状態とする特別遊技状態を発生させる一方で、特図変動表示ゲームの結果態様が確変状態を発生させない所定の特別結果態様(例えば、「6」)となった場合には、第1大入賞口を開放状態とする特別遊技状態を発生させるようにしても良い。
また、特図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、特図1表示器22Aや特図2表示器22Bにはずれの結果態様を表示する制御を行う。
図4は、本実施形態の遊技機100における遊技状態を説明するための状態遷移図である。
図4に示すように、第1始動記憶及び第2始動記憶がない場合は客待ち状態ST1となり、第1始動記憶(特図1始動記憶)及び第2始動記憶(特図2始動記憶)の発生を待機する状態となる。この客待ち状態ST1において、第1始動入賞口24や普通変動入賞装置25に遊技球が入賞して、特図1始動口センサ24aや特図2始動口センサ25aによって遊技球が検出されて始動入賞(第1始動記憶や第2始動記憶)が記憶されると、変動状態ST2に移行し、第1特図変動表示ゲームや第2特図変動表示ゲームが実行される。
なお、第2始動記憶は第1始動記憶よりも優先的に消化されるようになっているので、第2始動記憶がある場合は、第1始動記憶があっても変動状態ST2に移行し、第2特図変動表示ゲームが実行される。
また、第1始動記憶や第2始動記憶がある状態でも、結果がはずれとなる特図変動表示ゲームの終了後や大当たり状態ST3(特別遊技状態)の終了後には一旦客待ち状態ST1となる。
メイン処理では、プログラム全体の制御を行うようになっている。図7に示すように、メイン処理においては、はじめにプログラム開始時の処理を行う。このプログラム開始時の処理として、まず、電源投入時の初期化処理(ステップS1)を行い、そして、停電復旧処理(ステップS2)を行う。
次に、タイマ割込み処理について説明する。図8に示すように、このタイマ割込み処理においては、まず、レジスタのデータを待避する処理(ステップa)を行う。次に、各種センサ(第1特図始動口センサ24a、第2特図始動口センサ25a、普図ゲートセンサ21a、一般入賞口センサ27aなど)からの入力の処理や、各種処理でセットされた出力データに基づき、ソレノイド(第1大入賞口SOL26b、第2大入賞口SOL631、普電SOL25c)等のアクチュエータの駆動制御を行うための出力の処理を行う入出力処理(ステップb)を行う。
始動入賞優先処理では、第1特図変動表示ゲームを開始するための始動入賞と、第2特図変動表示ゲームを開始するための始動入賞と、のうち何れの始動入賞を優先するかを決定する。図9に示すように、始動入賞優先処理では、まず、第1及び第2始動記憶があるか否かの判定(ステップi1)を行う。
第1特図ゲーム処理では、第1特図始動口センサ24aの入力の監視と、第1特図変動表示ゲームに関する処理全体の制御、特図の表示の設定を行う。図10に示すように、第1特図ゲーム処理では、まず、第1始動入賞口24への始動入賞があるか否かの判定(ステップS11)を行う。
第2特図ゲーム処理では、第2特図始動口センサ25aの入力の監視と、第2特図変動表示ゲームに関する処理全体の制御、特図の表示の設定を行う。図11に示すように、第2特図ゲーム処理では、まず、普通変動入賞装置25への始動入賞があるか否かの判定(ステップS21)を行う。
図12に示すように、特図ゲーム分岐処理では、特図ゲーム処理番号を取得する処理(ステップS17,ステップS26)で取得した特図ゲーム処理番号に基づき、実行する処理が選択されるようになっている。この特図ゲーム分岐処理は、始動記憶に基づき特図変動表示ゲームを実行制御するための処理であり、第1特図変動表示ゲームおよび第2特図変動表示ゲームの両方に共通の処理である。
先読み開始判定処理では、先読み演出(連続予告演出(連続的な予告演出))の実行が決定された場合に、当該先読み演出の実行の開始タイミングを判定する。図13に示すように、先読み開始判定処理では、まず、先読み演出の実行に当選したか否かの判定(ステップS101)を行う。具体的には、例えば、第1始動入賞口24又は普通変動入賞装置25に遊技球が入賞した際に抽出された変動パターン決定用乱数値と判定値との判定により、先読み演出の実行に当選したか否かの判定(ステップS101)を行う。
このことから、遊技制御装置30は、変動表示ゲームの変動開始から所定時間を経た第1タイミングまでの今回先読み予告時間内に新たな始動記憶が遊技制御装置30に記憶された場合であって、当該始動記憶が、連続的な予告演出(先読み演出)を実行する始動記憶であった場合には、当該変動中の変動表示ゲームから連続的な予告演出の実行を開始することとなる。
このことから、遊技制御装置30は、第1タイミングより後の第2タイミングから当該変動表示ゲームの停止までの次回先読み予告時間に新たな始動記憶が遊技制御装置30に記憶された場合であって、当該始動記憶が、連続的な予告演出を実行する始動記憶であった場合には、当該変動中の変動表示ゲームの次回の変動表示ゲームから連続的な予告演出の実行を開始することとなる。
このことから、液晶表示装置50は、遊技制御装置30に記憶された始動記憶に対応した始動記憶表示を行う始動記憶表示部56を備え、遊技制御装置30は、次回先読み予告時間内に新たな始動記憶が遊技制御装置30に記憶された場合であって、当該始動記憶が、連続的な予告演出(先読み演出)を実行する始動記憶であった場合には、当該変動中の変動表示ゲームから当該始動記憶に対応する始動記憶表示部56において、当該変動中の変動表示ゲームの次回変動表示ゲームから連続的な予告演出の実行を開始することを報知したこととなる。
以下に、第1実施形態の遊技機100の変形例1について図17を参照して説明する。
図17(1)は、変動表示ゲームにおける総変動時間(変動開始タイミングt0から変動停止タイミングt2)が夫々異なる変動表示ゲームが連続する場合のタイミングチャート図であり、図17(2)は、変動表示ゲームにおける総変動時間と今回先読み予告時間(区間A)の長さとの関係を示す表である。
従って、様々なタイミングで新たな始動記憶が始動記憶手段に記憶された場合であっても連続予告演出が可能となり、興趣に富んだ連続予告演出をより好適に実行することができる。
以下に、第1実施形態の遊技機100の変形例2について図18〜図20を参照して説明する。
図18は、変形例2における先読み開始判定処理のフローチャートであり、図19は、先読み演出の開始タイミングを判定する際の基準となる今回先読み予告時間、選択先読み予告時間、及び次回先読み予告時間の構成を説明する図であり、図20は、変動表示ゲームにおける表示例を示す図である。
先読み開始判定処理では、先読み演出(連続予告演出(連続的な予告演出))の実行が決定された場合に、当該先読み演出の実行の開始タイミングを判定する。図18に示すように、先読み開始判定処理では、まず、先読み演出の実行に当選したか否かの判定(ステップS111)を行う。
次に、上述した遊技機の第2実施形態について説明する。なお、基本的には、上述の実施形態の遊技機と同様の構成を有しており、以下、同様の構成を有する部分については同じ符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
先読み予告抽選処理は、先読み演出(連続予告演出(連続的な予告演出))の実行が決定され、遊技制御装置30から先読み予告コマンドを演出制御装置40が受信した時に行われる処理である。図21に示すように、先読み予告抽選処理では、まず、客待ち状態か否かの判定(ステップS201)を行う。
より具体的には、例えば、現在変動中の変動表示ゲームにおいて大当たり予告演出を行い、その後、背景画像として「春」を表示する先読み予告に当選した場合には、「春」の背景画像に「桜の木」を登場させる先読み予告演出を行う。
図25に示すように、まず、先読み予告抽選に当選した始動記憶が第1始動入賞口24への入賞に基づくものか否かの判定(ステップS2121)を行う。
また、ステップアップ先読み予告実行制御手段は、第1又は第2始動記憶手段に記憶された始動記憶数に基づいてステップアップ昇格率を設定したこととなる。
ステップ飛ばし処理は、先読み予告演出が行われる際に当該先読み予告演出の背景画像が信頼度「低」の状態を表す「青色」から信頼度「中」の状態を表す「黄色」へ、そして信頼度「中」の状態を表す「黄色」から信頼度「高」の状態を表す「赤色」へステップアップさせることなく、信頼度「低」の状態を表す「青色」から信頼度「高」の状態を表す「赤色」へ一気にジャンプする処理を行う。
図28に示すように、ステップ飛ばし処理では、まず、遊技制御装置30から先読み予告コマンドを演出制御装置40が受信した時、当該受信した先読み予告コマンドに基づく先読み予告抽選に当選した始動記憶に基づく変動表示ゲームの変動パターンの信頼度が「高」データであるか否かの判定(ステップS221)を行う。
従って、従来は第2始動記憶に基づく変動表示ゲームが優先的に消化されることで、連続予告がいつまで続くかわからない場合があり、様々な場合を想定してその分の記憶容量が必要となり、その結果ROM等にコストがかかるというような不具合が生じていたが、請求項2に記載の発明によれば、連続的な予告演出を実行する始動記憶があった場合に、このときの始動記憶数を参照してその始動記憶数に合せて各予告演出を各変動表示ゲームに振り分ける処理が必要なく、ステップアップ昇格率を設定することで様々な連続予告演出を行うことができるので、連続予告演出の制御を容易に行うことができるようになり、上記のような不具合を生じさせることなく、興趣に富んだ連続予告演出を実行することができるようになる。
次に、上述した遊技機の第3実施形態について説明する。なお、基本的には、上述の実施形態のパチンコ遊技機と同様の構成を有しており、以下、同様の構成を有する部分については同じ符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
この先読みポイント加算処理は、先読み演出を実行する際、先に実行されている先読み演出に関連した先読み演出を実行させるための処理である。図29に示すように、この先読みポイント加算処理では、まず、先読み演出の実行に当選したか否かの判定(ステップS301)を行う。具体的には、例えば、第1始動入賞口24又は普通変動入賞装置25に遊技球が入賞した際に抽出された変動パターン決定用乱数値と判定値との判定により、先読み演出の実行に当選したか否かの判定(ステップS301)を行う。
先読み抑制処理は、先読み演出の実行にあたって、先に実行されている先読み演出に伴う変動表示ゲームの遊技結果が大当りの場合、その後の遊技球の入賞に基づいて先読み演出を行わないようにする処理である。図32に示すように、先読み抑制処理では、まず、先読み演出の実行に当選したか否かの判定(ステップS311)を行う。具体的には、例えば、第1始動入賞口24又は普通変動入賞装置25に遊技球が入賞した際に抽出された変動パターン決定用乱数値と判定値との判定により、先読み演出の実行に当選したか否かの判定(ステップS311)を行う。
従って、従来のように連続予告演出の決定時における始動記憶数に基づいて連続予告演出の各変動パターンを振り分ける場合であって、当該連続予告演出中に第2始動記憶に基づく変動表示ゲームが割り込まれた場合、連続予告演出の制御に不具合が生じることとなるが、当該先読み予告実行制御手段によって、上記のような不具合を生じさせることなく、興趣に富んだ連続予告演出を実行することができるようになる。
以下に、第3実施形態の遊技機100の変形例1について図33、34を参照して説明する。
図33は、先読み演出の内容に応じて大当り予告及びリーチ予告の演出内容を変更する処理のフローチャートであり、図34は、先読み演出の内容に応じて変更される大当り予告及びリーチ予告の演出内容を説明する図である。
予告演出変更処理は、大当り予告演出やリーチ予告演出の実行にあたって、先に実行されている先読み演出の内容に応じて、大当り予告やリーチ予告の演出内容を変更する処理である。図33に示すように、予告演出変更処理では、まず、変動表示ゲームの実行中か否かの判定(ステップS321)を行う。
より具体的には、例えば、現在変動中の変動表示ゲームにおいて、背景画像として「春」を表示する先読み予告演出を行い、その後、大当り予告に当選した場合には、「春」の背景画像に「桜の木」を登場させる予告演出を行う。また、現在変動中の変動表示ゲームにおいて、背景画像として「夏」を表示する先読み予告演出を行い、その後、リーチ予告に当選した場合には、「夏」の背景画像に「夏服」を着たキャラクタを登場させる予告演出を行う。
以下に、第3実施形態の遊技機100の変形例2について説明する。
先読み上乗せ表示選択処理は、先読み演出の実行中に新たに先読み演出の実行に当選した場合、先の先読み演出に後の先読み演出を上乗せして先読み演出を実行するか否かを選択する処理である。図35に示すように、先読み上乗せ表示選択処理では、まず、新たな入賞に基づく始動記憶が大当たりを発生させる始動記憶か否かの判定(ステップS331)を行う。なお、この大当りが発生する確率は1/300となっている。
以下に、第3実施形態の遊技機100の変形例3について図36,37を用いて説明する。
図36は、第3実施形態の遊技機100における先読みポイント加算処理の変形例のフローチャートであり、図37は、図36における先読みポイント加算処理を実行した際の具体的な表示例を示す図である。
図36に示すように、先読みポイント加算処理では、まず、先読み演出の実行に当選したか否かの判定(ステップS351)を行う。具体的には、例えば、第1始動入賞口24又は普通変動入賞装置25に遊技球が入賞した際に抽出された変動パターン決定用乱数値と判定値との判定により、先読み演出の実行に当選したか否かの判定(ステップS351)を行う。
具体的には、先読み演出の実行に当選すると(ステップS351;Yes)、図38(1)に示すように、例えば、「A」、「B」、「C」、「D」と表示領域を4分割する先読み演出が実行され、保有している先読み演出ポイントが1インクリメントされて2ポイントとなった場合(ステップS354;Yes)、図38(2)〜(4)に示すように円盤が出現し、4分割した表示領域のうち「D」の表示領域に表示された「D」の文字を当該円盤が持ち去る演出表示を行う。そして、現在変動中である変動表示ゲームの今回先読み予告時間(区間A)内に新たに先読み演出の実行に当選しなかった場合には、図38(5)に示すように、「A」、「B」、「C」と表示領域を3分割する表示がなされ、当該変動表示ゲームの遊技結果がはずれの場合には、例えば、図38(6)に示すように、「5、8、9」の図柄(識別情報)で変動停止することとなる。なお、保有している先読み演出ポイントが1インクリメントされて3ポイントになると、3分割した表示領域のうち「C」の表示領域に表示された「C」の文字を当該円盤が持ち去る演出表示を行い、保有している先読み演出ポイントが1インクリメントされて4ポイントになると、2分割した表示領域のうち「B」の表示領域に表示された「B」の文字を当該円盤が持ち去る演出表示を行うになっており、分割された表示領域が少なくなればなるほど、大当りとなる信頼度が高くなるようになっている。
24 第1始動入賞口(始動入賞口)
25 普通変動入賞装置(第2始動入賞口(始動入賞口))
30 遊技制御装置(判定手段、始動記憶手段、変動表示ゲーム実行制御手段、先読み予告実行制御手段)
40 演出制御装置
50 液晶表示装置(変動表示装置)
Claims (5)
- 始動入賞口への遊技球の入賞に基づき、複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを表示可能な変動表示装置を備え、前記変動表示ゲームの結果が特別結果となる場合に、遊技者に有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、
前記始動入賞口への遊技球の入賞に基づいて抽出された乱数値を判定する判定手段と、
前記判定手段による乱数値の判定結果と関連して、所定数を上限に始動記憶を順次記憶する始動記憶手段と、
前記始動記憶手段に記憶された乱数値の判定結果に基づいて前記変動表示ゲームの実行を制御する変動表示ゲーム実行制御手段と、
を備え、
前記変動表示ゲーム実行制御手段は、
変動表示ゲーム中に前記特別結果となる判定結果が発生した場合に、複数の変動表示ゲームに亘って連続的な予告演出を実行可能な先読み予告実行制御手段を備え、
前記先読み予告実行制御手段は、
前記連続的な予告演出が実行される変動表示ゲームの変動開始から所定時間を経た第1タイミングまでの今回先読み予告時間内に新たな始動記憶が前記始動記憶手段に記憶された場合であって、当該始動記憶が、前記連続的な予告演出を実行する始動記憶であった場合には、当該変動中の変動表示ゲームで実行される前記連続的な予告演出に関連した連続的な予告演出の実行を開始することを特徴とする遊技機。 - 前記始動入賞口として、第1始動入賞口と第2始動入賞口とを有し、
前記始動記憶手段として、前記第1始動入賞口への遊技球の入賞を第1始動記憶として所定の上限数まで記憶する第1始動記憶手段と、前記第2始動入賞口への遊技球の入賞を第2始動記憶として所定の上限数まで記憶する第2始動記憶手段と、を備え、
前記変動表示ゲーム実行制御手段は、前記第1始動記憶に基づき第1変動表示ゲームの実行を指示するとともに前記第2始動記憶に基づき第2変動表示ゲームの実行を指示し、前記第2始動記憶がある場合には、当該第2始動記憶に基づく第2変動表示ゲームを前記第1始動記憶に基づく前記第1変動表示ゲームよりも優先的に実行するように指示することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記先読み予告実行制御手段は、
前記複数の識別情報の一部がまだ導出表示されていない段階で既に導出表示されている識別情報が前記特別遊技状態を発生可能な表示態様の組み合わせとなる条件を満たしているリーチ状態と前記特別遊技状態の発生に関する予告演出を実行可能であり、
前記連続的な予告演出が実行される変動表示ゲームの前記今回先読み予告時間内に新たな始動記憶が前記始動記憶手段又は前記第1若しくは第2始動記憶手段に記憶された場合であって、当該始動記憶が、前記リーチ状態又は前記特別遊技状態の発生に関する予告演出を実行する始動記憶であった場合には、当該変動中の変動表示ゲームで実行される前記連続的な予告演出に関連した予告演出を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。 - 前記先読み予告実行制御手段は、
前記連続的な予告演出が実行される変動表示ゲームの前記今回先読み予告時間内に新たな始動記憶が前記始動記憶手段又は前記第1若しくは第2始動記憶手段に記憶された場合であって、当該始動記憶が、前記連続的な予告演出を実行する始動記憶であった場合には、当該変動中の変動表示ゲームで実行される前記連続的な予告演出において、当該連続的な予告演出に関連した連続的な予告演出を追加して実行することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。 - 前記変動表示装置は、前記始動記憶手段又は前記第1若しくは第2始動記憶手段に記憶された始動記憶に対応した始動記憶表示を表示する始動記憶表示部を備え、
前記先読み予告実行制御手段は、
前記今回先読み予告時間より後の第2タイミングから当該変動停止までの次回先読み予告時間に新たな始動記憶が前記始動記憶手段又は前記第1若しくは第2始動記憶手段に記憶された場合であって、当該始動記憶が、前記連続的な予告演出を実行する始動記憶であった場合には、当該変動中の変動表示ゲームから当該始動記憶に対応する始動記憶表示部において、当該変動中の変動表示ゲームの次回の変動表示ゲームから連続的な予告演出を実行することを報知することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。
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