JP2010178473A - 電子機器充電システム、充電器、及び電子機器 - Google Patents

電子機器充電システム、充電器、及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】1台の充電器と複数の電子機器との間で同時に非接触充電を行うことが可能な電子機器充電システムを提供する。
【解決手段】非接触方式で電力を送電する充電器2と、非接触方式で受電した電力によって充電する二次電池を電源として用いる電子機器3とからなる電子機器充電システム1であって、充電器2が負荷の有無を確認する負荷確認信号を送信し、電子機器3は、負荷確認信号を受信してから所定の時間、二次電池を充電する電流を所定値以下にし、負荷が有ることを示す負荷応答信号を所定の時間において負荷変調を用いて送信し、充電器2は、受信する負荷応答信号の電流値の大きさに応じて電子機器3の個数を検出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器充電システム、充電器、及び電子機器に関し、特に、非接触方式で電力を送電する充電器、非接触方式で受電した電力によって充電する二次電池を電源として用いる電子機器、及び充電器と電子機器とからなる電子機器充電システムに関する。
近年、充電器と電子機器とで電子機器充電システムを構成し、金属接点やコネクタ等を介さずに充電器から電子機器へ電力を伝送すること(以下、無接点電力伝送または単に電力伝送という)、また、伝送された電力を電子機器が備える二次電池に充電すること(以下、非接触充電という)が行われている。充電器が電子機器に対して非接触充電を行う場合には、所定の認証処理を行った後に、無接点電力伝送を行って電子機器内の二次電池に充電を開始する。
このような無接点電力伝送に関する装置の1つとして、一次側送電用コイルと二次側受電用コイルを磁気的に結合し、一次側送電用コイルから二次側受電用コイルに無接点非接触で電力を伝送する電力伝送装置において、一次側送電用コイルに直列に接続され、一次側送電用コイルに供給する電圧を交流化及び昇圧すると共に、二次側受電コイルによる相互インダクタンスを含んだ直列共振回路を構成するコンデンサを備え、二次側受電用コイルによる相互インダクタンスを含んだ直列共振回路の共振点を一次側送電用コイルとコンデンサでなる一次側直列共振回路の共振点よりも高い周波数に設定したことを特徴とする電力伝送装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の一例として、一次コイルと二次コイルを電磁的に結合させて送電装置から受電装置に対して電力を伝送し、前記受電装置の本負荷に対して電力を供給する無接点電力伝送システムの前記送電装置に設けられる送電制御装置であって、前記送電装置は、前記一次コイルを構成要素として含む、共振特性可変のLC共振回路を有し、前記LC共振回路は、イネーブル信号によってアクティブ状態/非アクティブ状態が選択される、少なくとも1つのサブコンデンサおよび少なくとも1つのサブコイルの少なくとも一方を含み、前記送電制御装置は、前記送電装置を制御する送電側制御回路を含み、前記送電側制御回路は、前記少なくとも一つのサブコンデンサまたは前記少なくとも一つのサブコイルの各々を前記イネーブル信号によって選択的にアクティブ状態とし、これによって、前記LC共振回路の共振特性を制御することを特徴とする送電制御装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、他の一例として、負荷に対して無接点で電力を供給する無接点電力供給装置において、少なくとも2つの以上の誘導コイルと、上記誘導コイルの一端に接続される電源と、上記誘導コイルの他端に接続されるスイッチング回路と、上記スイッチング回路に並列に接続されるダンパー用のダイオードと、上記スイッチング回路に並列に接続される共振用のコンデンサとを具え、上記スイッチング回路をオンオフ動作させることによって上記誘導コイルにそれぞれ励磁電流を供給し、当該誘導コイルの電磁誘導によって上記負荷に電力を供給することを特徴とする無接点電力供給装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2006−230032号公報 特開2008−206327号公報 特開平10−225020号公報
しかしながら、従来の充電器(一次コイルや誘導コイルを含む電力伝送を行う機器)が行う認証処理は、充電器1台が電子機器1台に対してのみ認証を行うことを想定している。そのため、1台の充電器と複数台の電子機器との間で認証処理を行い、同時に非接触充電を行うことができなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、1台の充電器と複数の電子機器との間で同時に非接触充電を行うことが可能な電子機器充電システム、充電器、電子機器を提供することを目的とする。
本発明の電子機器充電システムは、非接触方式で電力を送電する充電器と、非接触方式で受電した電力によって充電する二次電池を電源として用いる電子機器とからなる電子機器充電システムであって、前記充電器が負荷の有無を確認する負荷確認信号を送信し、前記電子機器は、前記負荷確認信号を受信してから所定の時間、前記二次電池を充電する電流を所定値以下にし、負荷が有ることを示す負荷応答信号を前記所定の時間において負荷変調を用いて送信し、前記充電器は、受信する前記負荷応答信号の電流値の大きさに応じて前記電子機器の個数を検出する。
この構成により、1台の充電器と複数の電子機器との間で同時に非接触充電を行うことが可能である。つまり、充電器が送信する負荷確認信号をトリガにして負荷応答信号を電子機器が送信するので、電子機器が2台以上ある場合でも、2台以上ある電子機器が同じタイミングで負荷応答信号を送信することができる。したがって、充電器は付加として電子機器が2台以上あることを認識でき、1台の充電器と複数の電子機器との間で同時に非接触充電を行うことが可能である。更に、負荷応答信号は負荷変調信号を用いるので、2台以上電子機器がある場合、電子機器の個数に応じて負荷変調信号の電流値(負荷電流値)が大きくなる。これにより充電器は負荷応答信号の負荷変調信号の電流値に応じて電子機器の台数を検出することができる。
また、本発明の電子機器充電システムは、前記充電器が、一次コイルを備え、前記電子機器が、二次コイルを備え、前記一次コイルと前記二次コイルを用いて電磁誘導で電力を送電及び受電する。
この構成により、電磁誘導を用いて非接触充電を行う電子機器充電システムを構成することができる。
また、本発明の電子機器充電システムは、前記一次コイルと前記二次コイルとは対向面に対向して配置され、前記二次コイルの前記対向面と平行な断面の面積は、前記一次コイルの前記対向面と平行な断面の面積より大きい。
この構成により、1つの一次コイルに対応して2つ以上の二次コイルを配置することができる。即ち、1台の充電器に対して、2台以上の電子機器を配置することができる。
また、本発明の電子機器充電システムは、前記一次コイルの前記対向面と平行な断面の扁平率は、前記二次コイルの前記対向面と平行な断面の扁平率より大きい。
この構成により、2台以上の電子機器を並べて配置した際、すなわち2台以上の二次コイルを並べて配置した際、二次コイルが並べられた方向にそって、一次コイルを扁平させた場合、並べられた二次コイルに対応して一次コイルを配置させることができる。
また、本発明の電子機器充電システムは、前記充電器は、検出した電子機器の個数を基に送電する電力を変化させる。
この構成により、電子機器の個数に応じて送電する電力を変化させるので、電子機器の個数が大きくなっても、大きくなるに従って送電する電力も大きくすることができる。これにより、電子機器一台当たり送電される電力が小さくなることがなく、電子機器における充電時間が長くならない。
また、本発明の電子機器充電システムは、前記充電器が、電子機器が全て取り除かれたことを検出すると、送電する電力を所定値以下にする。
この構成により、充電対象の電子機器が不在の場合には、送電電力を所定値以下にするため、無駄な電力を消費することを防止可能である。
また、本発明の電子機器充電システムは、前記電子機器が、前記負荷確認信号を受信してから第一のタイミングで前記負荷応答信号を送信する。
この構成により、電子機器は、同一の充電器から送信される負荷確認信号を受信してから第一のタイミングで負荷応答信号を送信するので、電子機器が2台以上あってもそれぞれの電子機器が送信する負荷応答信号を、負荷確認信号を基準に同一のタイミングに送信することができる。
また、本発明の電子機器充電システムは、前記充電器が、前記負荷確認信号を送信してから第二のタイミングで前記負荷応答信号の電流値を検出する。
この構成により、負荷応答信号が確実に送信されるタイミングを第二のタイミングとすることにより、負荷応答信号を確実に捕らえることができる。
また、本発明の電子機器充電システムは、前記充電器が、検出した電子機器の台数を報知する。
この構成により、充電器によって充電する電子機器の台数を使用者に報知することができる。
また、本発明の充電器は、非接触方式で電力を送電する充電器であって、負荷の有無を確認する負荷確認信号を送信し、その後に受信する前記負荷応答信号の電流値の大きさに応じて前記電子機器の個数を検出する。
この構成により、上記電子機器充電システムを構成することができ、1台の充電器と複数の電子機器との間で同時に非接触充電を行うことが可能である。つまり、充電器が送信する負荷確認信号をトリガにして負荷応答信号を電子機器が送信されると、電子機器が2台以上ある場合でも、2台以上ある電子機器が同じタイミングで負荷応答信号を送信することができる。したがって、充電器は負荷として電子機器が2台以上あることを認識でき、1台の充電器と複数の電子機器との間で同時に非接触充電を行うことが可能である。更に、負荷応答信号は負荷変調信号を用いるので、2台以上電子機器がある場合、電子機器の個数に応じて負荷変調信号の電流値が大きくなる。これにより充電器は負荷応答信号の負荷変調信号の電流値に応じて電子機器の台数を検出することができる。
また、本発明の電子機器は、非接触方式で受電した電力によって充電する二次電池を電源として用いる電子機器であって、負荷の有無を確認する負荷確認信号を受信してから所定の時間、前記二次電池を充電する電流を所定値以下にし、負荷が有ることを示す負荷応答信号を前記所定の時間において負荷変調を用いて送信する。
この構成により、上記電子機器充電システムを構成することができ、1台の充電器と複数の電子機器との間で同時に非接触充電を行うことが可能である。つまり、充電器が送信する負荷確認信号を受信し、それをトリガにして負荷応答信号を電子機器が送信するので、電子機器が2台以上ある場合でも、2台以上ある電子機器が同じタイミングで負荷応答信号を送信することができる。したがって、充電器は負荷として電子機器が2台以上あることを認識でき、1台の充電器と複数の電子機器との間で同時に非接触充電を行うことが可能である。更に、負荷応答信号は負荷変調信号を用いるので、2台以上電子機器がある場合、電子機器の個数に応じて負荷変調信号の電流値が大きくなる。このように、充電器に、負荷応答信号の負荷変調信号の電流値に応じて電子機器の台数を検出させることができる。
本発明によれば、1台の充電器と複数の電子機器との間で同時に非接触充電を行うことが可能である。また、充電器によって同時に充電される電子機器の台数を検出することができる。
以下、本発明の実施形態の電子機器充電システム、充電器、電子機器について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態における電子機器充電システムの概観図である。図1(a)は充電器2と電子機器3とを備える電子機器充電システム1を示している。また、図1(b)は電子機器3を示している。また、図1(c)は充電器2を示している。
電子機器充電システム1は、携帯電話、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯端末等の電子機器3と、電子機器3に対して非接触に充電を行う充電台等の充電器2とを備える。電子機器3は、充電器2と非接触の状態で充電器2から電力の給電を受けて充電可能な電池(二次電池)に充電することができる。ここで、非接触とは、電子機器3と充電器2が、金属端子を介して直接電気的に導通しない状態で、両者の間で電力(電波)、信号等がやり取り可能であることをいう。
また、充電器2は電子機器3に電磁誘導で電力を送るための一次コイル21を備えており、電子機器3は充電器2から電磁誘導で電力を受けるための二次コイル31を備えている。一次コイル21と二次コイル31は、充電器における電子機器が載置される面と電子機器における充電器と対向する筐体の外側の面との間の面(以下、対向面という。)に対向するように配置される。図1では、一次コイル21を楕円形、二次コイル31を矩形の形状として示しているが、これに限られない。電子機器3と充電器2とを所定の位置に対向して配置することで、一次コイル21と二次コイル31が対向した状態となり、二次コイル31を用いた電磁誘導により、無接点電力伝送及び非接触充電を行うことが可能である。
また、対向面に平行な一次コイル21の断面の面積が、対向面に平行な二次コイル31の断面の面積よりも大きい。なお、上記一次コイル21の断面の面積は、充電器2が複数台の電子機器3に対して充電可能となるような大きさである。例えば、複数台の電子機器3の二次電池を充電するために十分な電力を供給できるような大きさに構成される。このため、図1(a)に示すように、複数台の電子機器3を充電器2に載せて、非接触充電可能な状態に配置することができる。
また、電子機器3は、上記対向面において、二次コイル31と重複しない位置に回路基板を備え、さらに回路基板よりも充電器2の二次コイル31と近い側に防磁シート38を備える。つまり、非接触充電を行う際には、二次コイル31、防磁シート38、回路基板という順に配置されることになる。このように、防磁シート38を配置することで、回路基板上の金属部において電子機器3が充電器2から電力を受ける際に渦電流による損失が発生する(発熱する)ことを回避できる。
また、不図示ではあるが、電子機器3は、図1(A)において二次コイル31の直下に二次電池を備えており、二次コイル31と二次電池との間に防磁シート38を備えている。
また、上記のように、上記一次コイル21の断面の面積は、上記二次コイル31の断面の面積よりも大きいため、電子機器3を一台のみ充電器2上に載せた場合であっても、電子機器3一台を充電器2上で中央に載せた場合だけでなく(図2(a)参照)、電子機器3一台を充電器2上の端部に載せた場合(図2(b)参照)、電子機器3一台を充電器2上で斜めに載せた場合(図2(c)参照)においても、非接触充電を行うことが可能である。さらに、充電器2上に電子機器3とともに電子機器3のアクセサリー機器4を載せた場合(図2(d)参照)であっても、機器3及び4に対して非接触充電を行うことが可能である。図2に示すように、充電器2に対して電子機器3の位置が所定位置から多少ずれても非接触充電が可能となる位置ずれの許容範囲が広くなるため、電子機器3を配置する位置の自由度が増す。
また、一次コイル21の上記断面の扁平率(つまり上記断面の外縁となる円周の扁平率、以下同様)が、二次コイル31の上記断面の扁平率よりも大きくなるように構成してもよい。例えば、二次コイル31を並べた配置した方向に沿って一次コイル21を扁平させることで、充電器2が複数台の電子機器3に対して非接触充電を行うことができるようになる。この際、回路基板を覆うための防磁シート38の大きさが小さくて済む。
また、図1(A)では充電器2の電子機器3と対向する面の端部側に配置されているが、電子機器3が防磁シート38を備えることで、回路基板に渦電流が発生することを防止できるため、二次コイル31が上記対抗面の全体にわたって構成されるようにしてもよい。
次に、電子機器充電システム1の具体的な構成について説明する。
図3は電子機器充電システム1の具体的な構成の一例を示す図である。
充電器2は、一次コイル21、位相差検出部22、認証制御部23、電源接続部24、AC部25、変調部26、スイッチング部27、コンデンサ28、を備える。
一次コイル21は、電力伝送を行うための電力の送電と各種信号を送信および受信する。
位相差検出部22は、一次コイル21の電圧と電流の位相差を検出する。これにより、例えば、電子機器3から電子機器3が存在することを示す負荷変調信号を受信した場合には、一次コイル21の上記位相差を検出することになり、この検出によって電子機器3を検出することができる。
認証制御部23は、位相差検出部22により検出した位相差に基づき、電子機器3が充電器2に載せられているか否かを判定する。電子機器3を検出すると、電子機器3を検出したことを示す検出情報を変調部26へ送る。また、位相差から電流の大きさを推定できることを利用して、充電器2上に載せられた電子機器3の個数(台数)の計数等を行う。また、計数に基づいて、電子機器3を非接触充電するために必要な電力の情報を含む電力制御指令をAC部25へ送る。
電源接続部24は、商用電源から電力供給を受け、その電力をAC部25へ送る。
AC部25は、電源接続部24からの交流電力を直流電力に変換する。また、認証制御部23からの電力制御指令に基づき、スイッチング部27へ送る直流電力の大きさを制御する。
変調部26は、電力伝送用の電力もしくは負荷確認信号用の電力を電子機器3へ送電するための周波数指令をスイッチング部27へ送る。電力伝送用の電力の周波数は例えば120KHz〜130KHzであり、負荷確認信号は例えば120KHzを0、130KHzを1の情報として伝送される。
スイッチング部27は、また、変調部26からの周波数変調指令に基づき、AC部25からの電力を電力伝送用の電力または負荷確認信号用の電力に変換する。変換された電力は、コンデンサ28及び一次コイル21を介して、電子機器3へ送電される。
また、電子機器3は、二次コイル31、整流部32、負荷抵抗33、負荷変調用スイッチ34、充電用スイッチ35、認証制御部36、二次電池部37を備える。電子機器3において、二次コイル31以外は上記図示しない回路基板上に形成される。
二次コイル31は、電力供給を受けるための電力の受電や各種信号を受信するための電力の受電、各種信号を送信する。
整流部32は、二次コイル31により受電した電力を整流し、例えばダイオードブリッジにより構成される。
負荷抵抗33は、電子機器3が負荷変調信号を送信する際に利用されるものであり、例えば抵抗値は20Ωである。
負荷変調用スイッチ34は、認証制御部36によってオンオフ制御される。負荷変調用スイッチ34がオン(閉)状態である場合には、充電器2側から見ると、電子機器3の負荷が大きくなったように見える。
充電用スイッチ35は、認証制御部36によってオンオフ制御される。充電用スイッチがオン(閉)状態である場合には、二次コイル31により受電された電力により二次電池に充電される。
認証制御部36は、充電器2からの負荷確認信号や二次電池部37からの充電完了信号に基づいて、負荷変調用スイッチ34及び充電用スイッチ35をオンオフ制御する。
例えば、負荷確認信号を受信したときには、負荷変調用スイッチ34をオン状態(例えば1を意味する。)とオフ状態(例えば0を意味する。)を切り替えることで、二次コイル31を介して負荷変調信号(ACK信号)を送信する。認証制御部36へ負荷変調信号が入力されてからの上記信号送信以外の期間には、認証制御部36は、負荷変調用スイッチ34がオフ状態となるように制御する。
また、負荷確認信号を受信したときには、充電用スイッチ35を所定期間(負荷変調スイッチ34をオン状態とする短期間より長い期間)オフ状態にする。なお、充電用スイッチ35がオフ状態のときに、負荷変調信号が充電器2へ送信(つまり負荷変調用の電力が送電)される。認証制御部36へ負荷確認信号が入力されてからの上記所定期間以外の期間及び認証制御部36へ充電完了信号が入力される前等には、認証制御部36は、充電用スイッチ35がオン状態となるよう制御する。
二次電池部37は、リチウムイオン電池などの二次電池や、二次電池の電圧を検出するための電圧センサや、充電電流を検出するための電流センサなどを備える。電圧センサにより二次電池の電圧が所定電圧以上となった場合には、充電が完了したことを示す充電完了信号を認証制御部36へ送る。
次に、電子機器充電システム1の非接触充電を行うための充電モードについて説明する。
電子機器充電システム1は、充電モードとして、スタンバイモード、認証モード、電力伝送モードを有する。
スタンバイモードは、充電器2が充電器に載せられた負荷を確認するための負荷確認信号を定期的に送信するモードである。充電器2は、負荷確認信号に対する応答である負荷応答信号(ACK信号)を受信すると、位相差検出部22により位相差を検出することで負荷ありを検出し、認証モードに移行する。なお、負荷応答信号は、例えば負荷変調による負荷変調信号である。また、負荷確認信号は、後の認証モード及び電力伝送モードに移行した後も定期的に送信される。
認証モードは、充電器2と電子機器3との間で、充電器2が充電する充電対象であり、正規負荷であるか否かを認証するための認証処理を行うモードである。認証処理では、充電器2が負荷に対して認証要求信号を送信し、充電器に載せられた負荷(電子機器)が充電器2に対して認証ID信号を送信する。認証IDが正当なものであれば正規負荷であると判定して、電力伝送モードへ移行する。
電力伝送モードは、充電器2が、認証された正規負荷に対して電力を伝送するモードである。電子機器3は伝送された電力を受け、二次電池に充電する。
次に、充電器2に電子機器3が載せられた状態での電子機器充電システム1における信号の流れについて説明する。
図4は、充電器2に電子機器3が1台載せられた状態での電子機器充電システム1における信号の流れの一例を示すタイムチャートである。
図4では、スタンバイモード状態にある充電器2が負荷を検出した場合、時刻t1で一次コイルを介して電力伝送を開始し、t2において二次側負荷確認信号を送信する。
電子機器3は二次側負荷信号を受けてt3に負荷ACK信号を返信する。負荷ACK信号を基に認証が成立した充電器2は、正規の負荷が載置されたとして電力伝送モードに入り、継続して電力を伝送する。電力伝送モードにおいても、充電器2が負荷確認信号を定期的に送信しており、時刻t2において負荷確認信号を送信する。充電器2は、負荷確認信号を送信する際、変調部26の指示によりスイッチング部27が負荷確認信号を周波数変調し、一次コイル21を介して送信する。そして、電子機器3が、時刻t3において二次コイル31を介して負荷確認信号を受信する。電子機器3は、認証制御部36がこの負荷確認信号を検出すると負荷変調用スイッチ34をオン状態とオフ状態を切り替えるよう制御し、二次コイル31を介して負荷ACK信号を充電器2に対して送信する。負荷ACK信号の送信は、負荷変調により行われ、負荷変調により任意のコマンドを送出する。
電子機器3から二次コイル31を介して負荷ACK信号が送信されると、充電器2は一次コイル21を介してほぼ同時刻に負荷ACK信号を受信する。図4では、この受信により、充電器2において負荷電流が発生している。負荷電流が発生すると一次コイル21において電圧と電流との位相差が発生し、この位相差を位相差検出部22により検出する。つまり位相差を検出することで負荷電流を検出可能であり、位相差の変化により負荷ACK信号を検出可能である。充電器2は、認証制御部23がこの負荷ACK信号により正規負荷である電子機器3を検出し、AC部25に対して電力伝送を継続するよう指示する。なお、負荷ACK信号の送信及び負荷電流の検出が同時刻であることを説明したが、異なるタイミングであってもよい。
また、電子機器3は、負荷ACK信号の送出後、時刻t4において認証制御部36が充電用スイッチ35をオン状態となるよう制御し、二次電池への充電を開始する。図4では、時刻t4において充電用電流が流れ始めている。また、二次電池への充電中には、充電器2における負荷電流は流れ続けることになる。
続いて、時刻t5において充電器2が負荷確認信号を送信すると、電子機器3は、二次コイル31を介して負荷確認信号を受信し、認証制御部36が充電用スイッチ35をオフ状態となるように制御し、時刻t6において二次電池への充電を停止する。
また、電子機器3は、負荷確認信号を受信すると、上記充電の停止中に、時刻t7において負荷ACK信号を送信する。電子機器3から二次コイル31を介して負荷ACK信号が送信されると、充電器2はほぼ同時刻(t7)に負荷ACK信号を受信する。充電器2は、この負荷電流により正規負荷である電子機器3を検出し、電力伝送をさらに継続する。
続いて、電子機器3は、時刻t7における負荷ACK信号の送出後、時刻t8において認証制御部36が充電用スイッチ35をオン状態となるよう制御し、二次電池への充電を再開する。なお、充電器2による電力伝送は、正規負荷を認識している限り継続されるため、時刻t6〜t8における充電の停止中であっても中断されずに継続される。
なお、時刻t6〜t8において二次電池への充電を停止しているが、充電器2に正規負荷である電子機器3のみが載せられているときは、充電用スイッチ35がオフ状態であるために、充電器2における負荷電流は所定値以下まで低下するはずである。しかし、正規負荷の他に異物が充電器2に載せられている場合には、当該異物に起因する負荷電流が微量流れることになる。この場合、負荷電流は所定値以下まで低下しないために、異物があることを検出することができる。なお、異物は、負荷電流による位相差の変化により位相差検出部22及び認証制御部23で判断され、異物があると判定されると、認証制御部23がAC部25に対して電力伝送を停止するよう制御する。
次に、図5は、充電器2に電子機器3が2台載せられた状態での電子機器充電システム1における信号の流れの一例を示すタイムチャートである。なお、図5では、2台目の電子機器3bが充電器2に載せられる前に、図4に示した1台目の電子機器3aが1台載せられた状態の電力伝送が行われていたことを想定している。
1台目の電子機器3aについては、図5において初めから充電が開始されているため、充電用電流が流れている。時刻t9において充電器2により送信された負荷確認信号を検出すると、電子機器3aは、時刻t10において電子機器3aの備える二次電池への充電を停止する。時刻t10の後は、応答ACK信号の送信、二次電池への充電の再開、再度二次電池への充電を停止等、図4に示した電子機器3と同様の動作を行う。
一方、2台目の電子機器3bについては、充電器2に載せられ、時刻t9において充電器2により送信された負荷確認信号を送信すると、電子機器3bは、時刻t11において、電子機器3aと同様に、負荷変調により負荷ACK信号を送信する。負荷ACK信号は、電子機器3aが送信した信号と電子機器3bが送信した信号とが同期している。したがって、充電器2における負荷電流としては、電子機器3aのみが送信する場合と比較すると、電子機器3a及び3bが送信する場合には2倍の負荷電流が検出される。なお、図5では電子機器3aが2台の場合を示しているが、これに限られることなく、3台の場合には3倍、4台の場合には4倍の負荷電流が流れる。このような負荷電流の大きさを位相差検出部22により検出される位相差に基づいて検出し、認証制御部23が電子機器3の台数を検出することができる。なお、充電器2は、上記個数を検出するために、電子機器1台に対応して発生する負荷電流の大きさをあらかじめ認識している。
電子機器3bは、負荷ACK信号を送信した後、時刻t12において、電子機器3bの備える二次電池への充電を開始する。また、二次電池への充電中には、充電器側の負荷電流は流れ続けることになるが、電子機器3a及び3bに対応するために、電子機器3aの場合と比較して2倍の負荷電流が検出される。
続いて、時刻t13において充電器2が負荷確認信号を送信すると、電子機器3bは、電子機器3aと同様に、時刻t14において二次電池への充電を停止する。
また、電子機器3bは、負荷確認信号を受信すると、上記充電の停止中に、時刻t15において、電子機器3aと同様に、負荷ACK信号を送信する。電子機器3から二次コイル31を介して負荷ACK信号が送信されると、充電器2はほぼ同時刻(t15)に負荷ACK信号を受信する。充電器2は、この受信ACK信号により正規負荷である電子機器3(電子機器3a及び3b)を検出し、電力伝送をさらに継続する。なお、この負荷ACK信号も電子機器3a及び3bの信号で同期しており、時刻t11における負荷電流と同様、電子機器1台の場合と比較すると2倍の負荷電流の大きさとなる。
続いて、電子機器3bは、時刻t15における負荷ACK信号の送出後、時刻t16において二次電池への充電を再開する。なお、充電器2による電力伝送は、正規負荷を認識している限り継続されるため、時刻t14〜t16における充電の停止中であっても中断されずに継続される。
なお、図4と同様に、時刻t14〜t16において二次電池への充電を停止しているが、充電器2に正規負荷である電子機器3a及び3bのみが載せられているときは、各充電用スイッチ35がオフ状態であるために、充電器2における負荷電流は所定値以下まで低下するはずである。しかし、正規負荷の他に異物が充電器2に載せられている場合には、当該異物に起因する負荷電流が微量流れることになる。この場合、負荷電流は所定値以下まで低下しないために、異物があることを検出することができる。
このような図4及び図5に示した電子機器充電システム1の動作によれば、1台の充電器2と複数の電子機器3(例えば電子機器3a及び3b)との間で同時に非接触充電を行うことが可能である。また、充電器2における負荷電流の大きさにより、充電器2に載せられた電子機器3の個数を知ることも可能である。
なお、図4及び図5では不図示であったが、二次電池の充電中であっても、二次電池部37が二次電池が所定電圧以上に充電されたことを検出すると、その旨を充電完了信号に含ませて認証制御部36へ送る。認証制御部36は、充電完了信号に基づいて充電用スイッチ35をオフ状態となるよう制御する。
例えば、電子機器3aの二次電池のみ充電完了した場合には、充電器2における負荷電流の大きさが1台分に相当するようになるため、充電器2側でも電子機器3bのみ検出することになり、1台分(電子機器3a)の充電完了を認識可能である。この場合、認証制御部23がAC部25を制御することで、電力伝送用の電力を変更するようにしてもよい。つまり、充電対象となる電子機器3の個数に応じて、伝送される電力の大きさを変更するようにしてもよい。これにより、余剰な電力伝送を行うことを防止でき、異物混入時に過剰な電力伝送が防げ、より安全性が高められる。
さらに、電子機器3aの後に電子機器3bの二次電池についても充電完了した場合には、充電対象となる電子機器3bが検出されないことになる(つまり検出される電子機器の個数が0になる)。この場合には、充電器は、伝送される電力の大きさを所定値以下(例えば、0.02〜0.03W程度)に変更するようにしてもよい。これにより、余剰な電力伝送を行うことを防止でき、省電力化を図れる。
次に、電子機器充電システム1の非接触充電を行う際の動作シーケンスについて説明する。
図6は電子機器充電システム1の非接触充電を行う際の動作シーケンスの一例を示す図である。ここでは、1台目の電子機器を3a、2台目の電子機器を3bとする。
まず、充電器2は定期的に負荷確認信号を送信している。電子機器3aが充電器2に載せられると、充電器2が送信した負荷確認信号に対して負荷ACK信号が電子機器3aから返信される。これにより、負荷ACK信号を受信することで負荷(電子機器3a)を検出する。充電器2は、充電器2に載せられた負荷(電子機器3a)を検出すると、電力伝送を開始、つまり負荷側(電子機器3a)へ電力供給を開始する。
電子機器3aへ電力供給が開始された後においても、充電器2は定期的に負荷確認信号を送信し、電子機器3aは負荷ACK信号を返信する。これにより、充電器2は負荷監視を行っており、正規負荷があるか否かを確認する。このとき、図4の時刻t6〜t8における処理として説明したように、電子機器3aは、二次電池への充電を一旦中断し、負荷ACK信号を返信した後、二次電池への充電を再開する。これにより、正規負荷(ここでは電子機器3aのみ)の個数(ここでは1台)を確認可能である。また、二次電池への充電の中断中であって負荷ACK信号の送信期間でない期間では、負荷電流値が所定電流以下となっていることを確認することにより、異物検出を行う。
続いて、電子機器3bが充電器2に載せられると、充電器2が送信した負荷確認信号に対して負荷ACK信号が電子機器3aとともに電子機器3bからも返信される。これにより、負荷ACK信号を受信することで負荷(電子機器3a及び3b)を検出する。充電器2は、充電器2に載せられた負荷(電子機器3a及び3b)を検出すると、電力伝送を開始、つまり負荷側(電子機器3a及び3b)へ電力供給を継続する。なお、充電器2は負荷が増えたことを認識可能であるので、電子機器3の個数に応じて伝送される電力の供給能力を変更してもよい。
電子機器3a及び3bへ電力供給が開始された後においても、充電器2は定期的に負荷確認信号を送信し、電子機器3a及び3bは負荷ACK信号を返信する。これにより、充電器2は負荷監視を行っており、正規負荷があるか否かを確認する。このとき、図4の時刻t14〜t16における処理として説明したように、電子機器3a及び3bは、二次電池への充電を一旦中断し、負荷ACK信号を返信した後、二次電池への充電を再開する。これにより、正規負荷(ここでは電子機器3a及び3b)の個数(ここでは2台)を確認可能である。また、二次電池への充電の中断中であって負荷ACK信号の送信期間でない期間では、負荷電流値が所定電流以下となっていることを確認することにより、異物検出を行う。
なお、充電器2は、負荷監視において異物を検出した場合または正規負荷(電子機器3)が1台も存在しない場合には、電力伝送を停止してもよい。これにより、不要な電力伝送を回避することができる。また、充電器2は、正規負荷の個数を示す情報を、図示しないLED等により表示するようにしてもよい。これにより、充電器2がいくつの正規負荷に対して充電を行っているかを確認することが可能である。
このような図6に示した電子機器充電システム1の動作によれば、1台の充電器2と複数の電子機器3(例えば電子機器3a及び3b)との間で同時に非接触充電を行うことが可能である。また、充電器2における負荷電流の大きさにより、充電器2に載せられた電子機器3の個数を知ることも可能である。
次に、電子機器充電システム1の非接触充電を行う際の状態遷移について説明する。
図7は電子機器充電システム1の非接触充電を行う際の状態遷移の一例を示す図である。
電子機器充電システム1の初期モードは、スタンバイモードであり、スタンバイ状態にある(ステップS11)。すなわち、充電器2が定期的に負荷確認信号を送信している。
続いて、電子機器充電システム1は、充電器2及び電子機器3の間で、認証処理を行う(ステップS12)。認証処理では、認証要求信号、認証ID信号などの送受が行われる。認証に成功した場合(例えば認証IDが正当である場合)にはステップS14に進み、認証に失敗した場合(例えば認証IDが正当でない場合)には、認証に失敗したことを示す情報を表示する(ステップS13)。
続いて、認証が成功すると、電子機器3は、充電器2から負荷確認信号を受信したときに二次電池への充電を停止する(ステップS14)。続いて、充電器2は、二次電池への充電の停止中に異物が存在するか否かを判定する(ステップS15)。異物が存在する場合には、充電器2は、異物があることを示す情報を表示する(ステップS16)異物が存在しない場合にはステップS17に進む。
続いて、充電器2は、正規負荷の台数を確認する(ステップS17)。正規負荷が存在しない場合には、スタンバイ状態に戻るべくステップS11へ戻る。正規負荷が1台の場合には、充電器2は、正規負荷が1台であることを示す情報を表示する(ステップS18)。また、正規負荷が2台の場合には、充電器2は、正規負荷が2台であることを示す情報を表示する(ステップS19)。これにより、ユーザは一見して何台の電子機器が充電中であるかを確認可能である。
続いて、電子機器3は、二次電池へ充電器2から供給された電力を充電する(ステップS20)。ここでの充電は、負荷確認信号を充電器2から受信したり、充電が完了したり、電子機器3から充電器2から離されたりするまで継続される。
このような図7に示した電子機器充電システム1の動作によれば、1台の充電器2と複数の電子機器3との間で同時に非接触充電を行うことが可能である。また、充電器2における負荷電流の大きさにより、充電器2に載せられた電子機器3の個数を知ることも可能である。
本発明は、1台の充電器と複数の電子機器との間で同時に非接触充電を行うことが可能な電子機器充電システム、充電器、電子機器等に有用である。
本発明の実施形態における電子機器充電システムの一例の概観図 本発明の実施形態における電子機器充電システムの一例の概観図 本発明の実施形態における電子機器充電システムの具体的な構成を示す図 本発明の実施形態における充電器に電子機器が1台載せられた状態での電子機器充電システムにおける信号の流れの一例を示すタイムチャート 本発明の実施形態における充電器に電子機器が複数台載せられた状態での電子機器充電システムにおける信号の流れの一例を示すタイムチャート 本発明の実施形態における電子機器充電システムの非接触充電を行う際の動作シーケンスの一例を示す図 本発明の実施形態における電子機器充電システムの非接触充電を行う際の状態遷移の一例を示す図
1 電子機器充電システム
2 充電器
21 一次コイル
22 位相差検出部
23 認証制御部
24 電源接続部
25 AC部
26 変調部
27 スイッチング部
28 コンデンサ
3 電子機器
31 二次コイル
32 整流部
33 負荷抵抗
34 負荷変調用スイッチ
35 充電用スイッチ
36 認証制御部
37 二次電池部
38 防磁シート

Claims (11)

  1. 非接触方式で電力を送電する充電器と、非接触方式で受電した電力によって充電する二次電池を電源として用いる電子機器とからなる電子機器充電システムであって、
    前記充電器が負荷の有無を確認する負荷確認信号を送信し、
    前記電子機器は、前記負荷確認信号を受信してから所定の時間、前記二次電池を充電する電流を所定値以下にし、負荷が有ることを示す負荷応答信号を前記所定の時間において負荷変調を用いて送信し、
    前記充電器は、受信する前記負荷応答信号の電流値の大きさに応じて前記電子機器の個数を検出する電子機器充電システム。
  2. 請求項1に記載の電子機器充電システムであって、
    前記充電器は、一次コイルを備え、
    前記電子機器は、二次コイルを備え、
    前記一次コイルと前記二次コイルを用いて電磁誘導で電力を送電及び受電する電子機器充電システム。
  3. 請求項2に記載の電子機器充電システムであって、
    前記一次コイルと前記二次コイルとは対向面に対向して配置され、
    前記二次コイルの前記対向面と平行な断面の面積は、前記一次コイルの前記対向面と平行な断面の面積より大きい電子機器充電システム。
  4. 請求項3に記載の電子機器充電システムであって、
    前記一次コイルの前記対向面と平行な断面の扁平率は、前記二次コイルの前記対向面と平行な断面の扁平率より大きい電子機器充電システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電子機器充電システムであって、
    前記充電器は、検出した電子機器の個数を基に送電する電力を変化させる電子機器充電システム。
  6. 請求項5に記載の電子機器充電システムであって、
    前記充電器は、前記電子機器から全て取り除かれたことを検出すると、送電する電力を所定値以下にする電子機器充電システム。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の電子機器充電システムであって、
    前記電子機器は、前記負荷確認信号を受信してから第一のタイミングで前記負荷応答信号を送信する電子機器充電システム。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の電子機器充電システムであって、
    前記充電器は、前記負荷確認信号を送信してから第二のタイミングで前記負荷応答信号の電流値を検出する電子機器充電システム。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の電子機器充電システムであって、
    前記充電器は、検出した電子機器の個数を報知する電子機器充電システム。
  10. 非接触方式で電力を送電する充電器であって、
    負荷の有無を確認する負荷確認信号を送信し、その後に受信する前記負荷応答信号の電流値の大きさに応じて前記電子機器の個数を検出する充電器。
  11. 非接触方式で受電した電力によって充電する二次電池を電源として用いる電子機器であって、
    負荷の有無を確認する負荷確認信号を受信してから所定の時間、前記二次電池を充電する電流を所定値以下にし、負荷が有ることを示す負荷応答信号を前記所定の時間において負荷変調を用いて送信する電子機器。
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