JP2010177148A - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP2010177148A
JP2010177148A JP2009021138A JP2009021138A JP2010177148A JP 2010177148 A JP2010177148 A JP 2010177148A JP 2009021138 A JP2009021138 A JP 2009021138A JP 2009021138 A JP2009021138 A JP 2009021138A JP 2010177148 A JP2010177148 A JP 2010177148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
gas
liquid separator
cell stack
water level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009021138A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Fukuma
一教 福間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009021138A priority Critical patent/JP2010177148A/ja
Publication of JP2010177148A publication Critical patent/JP2010177148A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】燃料電池システムの姿勢に関わりなく排水性を確保することができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】単セルを積層させた燃料電池スタック10と、燃料電池スタック10から排出された生成水が最も溜まり易い位置に設けられた第1気液分離器20と、燃料電池スタック10を挟んで第1気液分離器20と対向する位置に設けられた第2気液分離器30と、第2気液分離器30と燃料電池スタック10との間に設けられ、第2気液分離器30側に流れる方向のみを許容する逆流防止弁31と、第2気液分離器30の水位を検出する水位センサ33と、第1気液分離器20から生成水を排出する第1ドレイン弁21と、第2気液分離器30から生成水を排出する第2ドレイン弁32と、第1ドレイン弁21および第2ドレイン弁32を制御する制御部40Aとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスと生成水とを分離する気液分離器を備えた燃料電池システムに関する。
燃料電池スタックでは、水素と酸素との化学反応により水が生成されるが、この生成水によって燃料電池スタックの電極(アノード、カソード)が覆われるフラッディングという現象が発生して、電極へのガス供給が阻害され、発電性能が低下する問題がある。このため、燃料電池システムにおいては、燃料電池スタック内から生成水を排出することが発電を安定的に継続する上で必須の事項となっている。例えば、水素を循環させるアノード系においては循環ポンプを用いて水素を循環させるときに、気液分離器で生成水(液滴)を除去し、生成水をアノード系外に排出する技術が提案されている。
ところで、通常、気液分離器は燃料電池スタックの出口側に一つ設けられており、重力作用によって気液(生成水とガス)を分離している。このため、燃料電池システムを車両に搭載した場合、気液分離器側が持ち上がるように傾斜した姿勢に保持されたとき、燃料電池スタックを挟んで気液分離器とは反対側の排水性が確保できない問題が発生する。
その解決手法として、燃料電池スタックの気液分離器とは反対側にドレインラインを設け、ジェットポンプや回転子式のポンプを用いて、気液分離器とは反対側の生成水を排水し、排出する方向が提案されている。また、その他の解決手法として、車両に最初から燃料電池スタックを傾斜して配置して、最下点に排水穴を設ける技術が提案されている(特許文献1参照)。さらに、他の解決手法として、傾きセンサおよび車速センサを用いて、車両の傾斜および車速に基づいて、フラッディングの状態を推測する技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開2008−137565号公報(図1および図2) 特開2008−112647号公報(段落0049〜0051、図1)
しかしながら、ジェットポンプを用いた場合、アイドリング時などの極低出力での揚水能力はほとんど確保することができず、また確保しようとするとメインラインを相当絞る必要があり、圧力損失の増加により過大な循環性能を持った循環ポンプが必要となり、消費電力の悪化、ストイキ(stoiciometry)の低下など様々な問題が発生する。また、回転子式のポンプを用いた場合には、騒音や振動、パッケージ性、水位や傾斜を検知して制御する方法などが課題となる。また、傾斜を検知できないシステムの場合、このポンプを常時動作させる必要があるため、振動や騒音、消費電力の問題が発生する。
また、特許文献1に記載の燃料電池スタックを傾斜させて配置する技術では、車両搭載上、デッドスペースが増えるため、搭載性に課題がある。また、特許文献2に記載の傾きセンサ等を用いる技術では、水の発生量が予測制御となるため、過剰検知によるパージ過大、燃費悪化等の課題が発生する。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、燃料電池システムの姿勢などに関わりなく排水性を確保することができる燃料電池システムを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、反応ガスが上部の入口から供給され、前記反応ガスにより発電を行なう単セルを積層した燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックから排出された生成水が、通常時において最も溜まり易い位置に設けられた第1気液分離器と、前記燃料電池スタックを挟んで前記入口とは反対側に設けられ、非通常時において最も溜まり易い位置に設けられた第2気液分離器と、前記第2気液分離器と前記燃料電池スタックとの間に設けられ、前記第2気液分離器側に流れる方向のみを許容する逆流防止弁と、前記第2気液分離器の水位を検出する水位センサと、前記第1気液分離器および前記第2気液分離器から生成水を排出する排水手段と、前記排水手段を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記水位センサの水位に応じて排水処理を行うことを特徴とする。
これによれば、例えば燃料電池スタックに対して第1気液分離器側が持ち上がるように燃料電池システムが傾斜したとき(傾斜姿勢時、非通常時)に、逆流防止弁を通って第2気液分離器に生成水が流れ込むことで、燃料電池スタック内に生成水が溜まることがない。そして、水位センサによって第2気液分離器内の水位が例えば所定値に達したときに排出手段(後記する実施形態ではドレイン弁)を開弁することで、生成水が第2気液分離器から外部に排出される。
なお、通常時とは、例えば燃料電池システムを車両に搭載した場合にあっては、燃料電池スタックが水平を保持している状態を意味している。また、非通常時とは、燃料電池スタックが傾斜している状態だけではなく、燃料電池スタックが水平を保持している状態であっても加速や減速によって燃料電池スタックに加速度(いわゆる加速G、減速Gなど)が作用している状態を含む意味である。
なお、逆流防止弁が設けられていることにより、第2気液分離器に溜まった生成水が燃料電池スタックに逆流することはない。よって、ジェットポンプや回転子式のポンプを用いることなく、燃料電池システム(例えば、車両)の姿勢に関わらず燃料電池スタックの排水性を確保することができる。
また、水位センサを用いることにより、排水が必要なときのみ排水手段を作動させることができるので、的確に排水することが可能になり、排水処理によって反応ガスが無駄に排出されるのを防止できる。
請求項2に係る発明は、前記燃料電池スタックの各単セルの積層方向に形成され、反応ガスを分配供給する第1連通路と、前記燃料電池スタックの各単セルの積層方向に形成され、反応ガスを集合排出する第2連通路と、を備え、前記積層方向が水平方向となるように構成され、前記第2連通路の一端側に前記第1気液分離器を接続し、前記第2連通路の他端側に前記第2気液分離器を接続したことを特徴とする。
これによれば、単セルが水平方向に積層された燃料電池スタックに適用した場合の排水性を確保することができる。なお、これは後記する図2に示す実施形態に相当する。
請求項3に係る発明は、前記燃料電池スタックの各単セルの積層方向に形成され、反応ガスを分配供給する第1連通路と、前記燃料電池スタックの各単セルの積層方向に形成され、反応ガスを集合排出する第2連通路と、を備え、前記積層方向が重力方向となるように構成され、前記第2連通路の下端側に前記第1気液分離器を接続し、前記第1連通路の下端側に前記第2気液分離器を接続したことを特徴とする。
これによれば、単セルが重力方向(鉛直方向)に積層された燃料電池スタックに適用した場合の排水性を確保することができる。なお、これは後記する図4に示す実施形態に相当する。
請求項4に係る発明は、前記第1気液分離器の水位を検出する第1水位センサと、前記第2気液分離器の水位を検出する第2水位センサと、を備え、前記制御部は、前記第1水位センサと前記第2水位センサとの値を比較し、水位の高い方の気液分離器から排水を行うことを特徴とする。
これによれば、燃料電池スタックが通常の姿勢時では第1水位センサによる水位に応じて第1気液分離器から排水することができ、例えば第1気液分離器側が持ち上がるような傾斜時では第2水位センサによる水位に応じて第2気液分離器から排水することができる。
なお、単セルの積層方向が水平方向の燃料電池スタックでは、積層方向が水平方向である状態が通常の姿勢時であり、単セルの積層方向が重力方向(鉛直方向)の燃料電池スタックでは、積層方向が重力方向である状態が通常の姿勢時である。
本発明の燃料電池システムによれば、燃料電池システムの姿勢などに関わりなく排水性を確保することができる。
第1実施形態の燃料電池システムを示す構成図である。 燃料電池スタックの一例を示し、(a)は外観斜視図、(b)は(a)のA−A断面図である。 第1実施形態の燃料電池システムにおける排水制御を示すフローチャートである。 燃料電池スタックの別の実施形態を示し、(a)外観斜視図、(b)は(a)のB−B線断面図である。 第2実施形態の燃料電池システムを示す構成図である。 第2実施形態の燃料電池システムにおける排水制御を示すフローチャートである。
以下、本発明の本実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に示す燃料電池システム1A,1Bでは、燃料電池自動車(図示せず)などの車両を例に挙げて説明するが、車両に限定されるものではなく、船舶、航空機など、例えば燃料電池スタック10,50が傾斜状態を保持する可能性のあるものに適用できる。また、本実施形態では、燃料電池スタック10,50と第1気液分離器20と第2気液分離器30とが車両の前後方向に配列される場合を例に挙げて説明するが、このような配置に限定されるものではなく、左右方向など別の方向に配列されるものであってもよい。
(第1実施形態)
図1に示すように、第1実施形態の燃料電池システム1Aは、燃料電池スタック10、第1気液分離器20、第1ドレイン弁21、第2気液分離器30、逆流防止弁31、第2ドレイン弁32、水位センサ33、制御部40Aなどで構成されている。なお、図1では、燃料電池スタック10のアノード側の経路のみを図示している。
燃料電池スタック10は、例えばPEM(Proton Exchange Membrane)型の燃料電池であり、MEA(Membrane Electrode Assembly、膜電極接合体)を一対の導伝性のセパレータ(図示しない)で挟持してなる単セル11(図2参照)を厚み方向(車両の前後方向)に複数積層して、電気的に直列に接続したものである。MEAは、電解質膜(例えば、固体高分子膜)を、触媒を含むアノード、カソードなどで挟んで構成したものである。また、アノードに対向するセパレータには、水素(反応ガス、燃料ガス)が流通する流路が形成され、カソードに対向するセパレータには、空気を含む酸素(反応ガス、酸化剤ガス)が流通する流路が形成されている。なお、燃料電池スタック10内部の詳細な流路構造については後記する。
第1気液分離器20は、例えば重力の作用によって燃料電池スタック10のアノードの出口10bから排出される水素オフガス(アノードオフガス)とともに排出される生成水(凝縮水)を分離して貯留する貯留部(図示せず)を有している。
すなわち、第1気液分離器20は、燃料電池スタック10のアノード側の出口10bと配管a1を介して接続され、配管a1から第1気液分離器20内に水素オフガスが排出されて流速が低下することによって、水素オフガスと生成水とが分離され、分離された生成水が貯留部に貯留されるように構成されている。
また、第1気液分離器20の上部には配管a2の一端が接続され、配管a2の他端がエゼクタ22の戻りポート22aに接続されている。このエゼクタ22は、配管a3を介して圧縮水素タンク(図示せず)と接続され、配管a4を介して燃料電池スタック10と接続され、エゼクタ22から水素が放出される際に発生する負圧を利用して、戻りポート22aからの未反応の水素を吸引して、再びアノード側の入口10aに供給するようになっている。
また、第1気液分離器20の下部には貯留部(図示せず)と連通する配管a5が接続され、この配管a5に第1ドレイン弁21が設けられている。この第1ドレイン弁21は、制御部40Aによって開閉制御される。
なお、図示していないが、配管a3には、圧縮水素タンクの下流に、遮断弁、減圧弁などが設けられ、遮断弁を開弁したときに、圧縮水素タンクから供給された水素が減圧弁で所定の圧力に減圧された後にアノードに供給されるようになっている。
また、配管a2にはパージ弁23を備えた配管a6が接続されている。パージ弁23は、制御部40Aによって開閉制御され、例えば定期的に開弁されることにより、燃料電池スタック10内および循環流路(配管a1,a2,a4)に蓄積した不純物を外部に排出するようになっている。不純物とは、燃料電池スタック10のカソードから電解質膜を介してアノードに透過した空気に含まれる窒素や生成水などである。
第2気液分離器30は、第1気液分離機20と同様の構造であり、重力の作用によって生成水を分離して貯留する貯留部(図示せず)を有し、燃料電池スタック10を挟んで第1気液分離器20とは反対側の対向する位置に設けられている。
また、第2気液分離器30の下部には、貯留部(図示せず)と連通するドレイン配管a10が接続され、ドレイン配管a10には第2ドレイン弁32が設けられている。なお、このドレイン配管a10は、燃料電池スタック10の上下方向(鉛直方向)の下側に設けられ、第2気液分離機30に貯留した生成水が重力の作用によって配管a10内に流れ込むようになっている。
逆流防止弁31は、燃料電池スタック10から第2気液分離器30への流れのみを許容する弁であり、配管a11を介して燃料電池スタック10のドレイン口10cと接続され、配管a12を介して第2気液分離器30と接続されている。
水位センサ33は、第2気液分離器30に貯留された生成水の水位を検出する機能を有し、水位(検出値)が制御部40Aによって監視される。なお、水位センサ33は、水位を検出できるものであれば特に限定されるものではないが、静電容量式にすることで、高応答性のセンサを構成できる。
なお、図示省略しているが、燃料電池システム1Aでは、例えば、燃料電池スタック10のカソードに、エアコンプレッサによって空気(外気)を取り込んで圧縮し、その空気を加湿器によって加湿したものが供給されるようになっている。また、燃料電池スタック10から排出されたカソードオフガスは、図示しない配管等を介して車外に排出されるようになっている。また、燃料電池スタック10から取り出された発電電力は、走行モータや蓄電装置(バッテリ)などの外部負荷に供給されるようになっている。
図2(a)および(b)に示すように、燃料電池スタック10は、例えば、複数の単セル11が積層され、その積層方向の両端がエンドプレート12a,12bにより挟持された構造を有している。図2での積層方向は水平方向(車両の前後方向)である。
エンドプレート12aの上部には、その角部に水素が導入される水素導入孔12a1が形成され、この水素導入孔12a1に対応する位置において、各単セル11に積層方向に貫通する連通孔11a1が形成されている(図2(b)参照)。なお、この水素導入孔12a1の開口が、燃料電池スタック10の上部に形成された入口10aとなっている。また、水素導入孔12a1と連通孔11a1とで、本実施形態における第1連通路R1が構成されている。よって、水素導入孔12a1から導入された水素は、各連通孔11a1を介して各単セル11に分配供給されるようになっている。
また、エンドプレート12aの下部には、水素導入孔12a1と対角の位置に、水素オフガスの出口となる水素導出孔12a2が形成され、この水素導出孔12a2と対応する位置において、各単セル11に、積層方向に貫通する連通孔11a2が形成されている(図2(b)参照)。また、エンドプレート12aとは反対側のエンドプレート12bには、連通孔11a2と連通するドレイン孔12b1が形成されている。この水素導出孔12a2と各連通孔11a2とドレイン孔12b1とで、本実施形態における第2連通路R2が構成されている。よって、未反応の水素は、各連通孔11a2を介して集合排出され、水素導出孔12a2から燃料電池スタック10の外部に排出される。
このように、燃料電池スタック10に供給された水素は、第1連通路R1によって各単セル11のアノードに分配供給され、そして、アノードにおいて反応に寄与しなかった水素(水素オフガス)は、第2連通路R2によって各単セル11のアノードから集合排出され、燃料電池スタック10の外部に排出される。
よって、例えば、燃料電池スタック10が水平状態(通常時)で発電が行われる場合において、第2連通路R2の一端側の出口10bが最も生成水が溜まり易い領域となるので、この出口10bに配管a1を介して第1気液分離器20が接続されている。そして、例えば、第1気液分離器20側が持ち上がるように燃料電池スタック10が傾斜姿勢を保持した場合(非通常時)には、第2連通路R2の他端側に生成水が溜まり易くなるので(図2(b)の領域Q1参照)、配管a11、逆流防止弁31および配管a12を介して第2気液分離器30が接続されている。
このように、本実施形態では、第2気液分離器30は、燃料電池スタック10を挟んで入口10aとは反対側の下部に位置している。また、第2気液分離器30は、燃料電池スタック10を挟んで第1気液分離器20と対向する位置に設けられている。
なお、燃料電池スタック10には、図2(b)に示すように、酸素を含む空気の入口となる空気導入孔12a3がエンドプレート12aの上部の角部に形成され、この空気導入孔12a3から各単セル11に連通孔(不図示)を介して空気が送り込まれ、各単セル11から空気導出孔12a4と連通する連通孔(不図示)を介してカソードオフガスが送り出される。また、図示していないが、燃料電池スタック10には、燃料電池スタック10を冷却する冷媒が流通する流路も形成されている。
次に、第1実施形態の燃料電池システム1Aの排水制御について図3を参照して説明する。運転者によってイグニッションスイッチがオン(IG−ON)にされて、燃料電池スタック10が発電中である場合、アノードでは、供給された水素から電子が乖離して、電子が外部負荷を通ってカソードに移動するとともに水素イオンが電解質膜を透過してカソードに移動する。カソードでは、アノードからの水素イオンおよび電子と、空気に含まれる酸素との化学反応によって水が生成される。
この生成水は、燃料電池スタック10のカソード側の空気導出孔12a4から排出されるとともに、電解質膜を通してアノードに透過する。アノードに透過した生成水は、燃料電池システム1A(燃料電池スタック10)が水平姿勢(通常時)であれば、水素のガス流れとともに燃料電池スタック10の出口10bから配管a1を介して第1気液分離器20に排出される。第1気液分離器20では、重力の作用によってアノードオフガスから生成水が分離して、貯留部に貯留される。
また、燃料電池スタック10の発電中には、第1ドレイン弁21が定期的に開弁されて、第1気液分離器20に貯留された生成水が配管a5を通って車外(外部)に排出される。なお、第1ドレイン弁21を開弁するタイミングは、例えば、燃料電池スタック10から取り出される積算発電量(積算発電電力、積算発電電流など)に基づいて水の生成量を推定して、生成水が所定量を超えたと判断したときに開弁等するようにしてもよい。
ところで、例えば車両が下り坂を走行することによって燃料電池スタック10に対して第1気液分離器20側が持ち上がるように傾斜した姿勢が保持された場合(非通常時)、燃料電池スタック10の第2連通路R2の領域Q1(図2(b)参照)に生成水が溜まり、電極が生成水で覆われることになる。そこで、本実施形態では、燃料電池スタック10を挟んで入口10aとは反対側の下部に第2気液分離器30を設けたことにより、溜まった生成水が燃料電池スタック10の内圧および重力によってドレイン孔12b1から押し出され、配管a11、逆流防止弁31および配管a12を通って第2気液分離器30内に排出される。
なお、逆流防止弁31は、燃料電池スタック10から第2気液分離器30への流れのみを許容するものであるので、一旦第2気液分離器30に入った生成水が燃料電池スタック10に逆流することはない。
図3のステップS1において、制御部40Aは、水位センサ33によって第2気液分離器30に溜まった生成水の水位を検出して、検出された水位が所定値を超えているか否かを判断する。制御部40Aは、水位が所定値を超えていないと判断した場合には(S1,No)、ステップS1を繰り返し、超えていると判断した場合には(S1,Yes)、ステップS2に進み、第2ドレイン弁32を開弁する。これにより、第2気液分離器30に溜まった生成水が配管a10を通って外部(車外)に排出される。なお、所定値は、第2気液分離器30内部の貯留部の容積などに基づいて、生成水が溢れないように設定される。
そして、ステップS3に進み、制御部40Aは、排水が完了したか否かを判断し、排水が完了していないと判断した場合には(No)、ステップS3を繰り返し、排水が完了したと判断した場合には(Yes)、ステップS4に進み、第2ドレイン弁32を閉じる。なお、排水が完了したかどうかは、水位センサ33によって検出される水位を監視することによって判断できる。なお、実験等によって排水が完了するまでの時間を予め求めておき、その時間が経過したかどうかによって判断してもよい。
以上説明したように、第1実施形態の燃料電池システム1Aによれば、例えば燃料電池スタック10に対して第1気液分離器20側が持ち上がるように燃料電池システム1A(車両)が傾斜した場合、燃料電池スタック10内部の領域Q1(図2(b)参照)に生成水が溜まることがなく、第2気液分離器30に生成水が流れ込むので、過剰な生成水によって燃料電池スタック10における発電性能が低下することはない。
なお、燃料電池スタック10が傾斜姿勢の場合だけではなく、例えば燃料電池スタック10が水平状態(通常の姿勢)であって車両に減速時の減速Gが発生したとしても、図2(b)に示す領域Q1(図示左側を前側とする)のように生成水が溜まることがなく、第2気液分離器30に生成水が流れ込むので、過剰な生成水によって燃料電池スタック10における発電性能が低下することはない。また、第1気液分離器20と第2気液分離器30とが前後逆に配置されている場合には、加速時の加速Gが発生したとしても、発電性能が低下することはない。
また、第1実施形態によれば、水位センサ33によって第2気液分離器30内の水位が所定値に達したら、第2ドレイン弁32を開弁するので、第2気液分離器30内が生成水で溢れて、燃料電池スタック10からの生成水を貯留できなくなるといったことがなく、燃料電池スタック10の排水性を確保することができる。
よって、ジェットポンプを用いることがないので、極低流量であっても排水性を確保することができ、またメインラインを大きく絞る必要もない。また回転子式のポンプを用いる必要がないので、騒音や振動の発生を防止することができ、またパッケージ性などが損なわれることがなく、消費電力も低減できる。また、車両に燃料電池スタック10を前もって傾斜させた状態で配置することがないので、無駄容積(デッドスペース)が生じることもない。また、傾きセンサなどに基づく予測制御ではなく、水位センサによる実測制御であるので、過剰検知によって排水(パージ)処理が過剰に行われることがなく、燃費が悪化することもない。したがって、本実施形態では、車両の姿勢に関わりなく燃料電池スタック10の排水性を確保することが可能になる。
なお、第1実施形態の燃料電池システム1Aでは、図2に示すように、単セル11を車両の前後方向(水平方向)に積層した燃料電池スタック10を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、図4に示すように、単セル11を重力方向(上下方向、鉛直方向)に積層した燃料電池スタック50としてもよい。図4(b)では、カソード側の流路断面の図示を省略している。
図4に示す燃料電池スタック50は、一方(上側)のエンドプレート12cの角部に、水素導入孔12c1が形成され、この水素導入孔12a1に対応する位置において、各単セル11を積層方向(上下方向)に貫通する連通孔11a1が形成されている(図4(b)参照)。また、他端(下側)のエンドプレート12dには、連通孔11a1と対応する位置において、ドレイン孔12d1が形成されている。なお、水素導入孔12a1の開口が、燃料電池スタック10の上部に形成された入口10a(図1参照)となっている。また、水素導入孔12c1と各連通孔11a1とドレイン孔12d1とで、本実施形態における第1連通路R3が構成されている。
また、エンドプレート12dには、ドレイン孔12d1と対角の位置に、水素オフガスの出口となる水素導出孔12d2が形成されている。また、水素導出孔12d2に対応する位置に、各単セル11を積層方向に貫通する連通孔11a2が形成されている。この水素導出孔12d2と各連通孔11a2とで、本実施形態における第2連通路R4が構成されている。
なお、燃料電池スタック50は、エンドプレート12cに、空気の入口となる空気導入孔12c2が形成され、この空気導入孔12c2から各単セル11に図示しない連通孔を介して空気が分配供給され、図示しない連通孔を介して各単セル11からカソードオフガスが集合排出される。また、エンドプレート12dには、カソードオフガスが排出される空気導出孔12d3が形成されている。
よって、図4に示すような単セル11の積層方向が鉛直方向(重力方向)である燃料電池スタック50では、第2連通路R4の一端側(下端)に配管a1(図1参照)を介して第1気液分離器20が接続されている。この第1気液分離器20が設けられている位置が、通常の姿勢(通常時)において、生成水が最も溜まり易い位置である。また、燃料電池スタック50を挟んで入口10aとは反対側の下部に第2気液分離器30が設けられている。なお、図4に示す実施形態においても、燃料電池スタック10のドレイン孔12d1には、配管a11、逆流防止弁31および配管a12を介して第2気液分離器30が接続されている。
例えば、燃料電池スタック50に対して第1気液分離器20側が持ち上がるように燃料電池システム1Aが傾斜した場合(非通常時)、燃料電池スタック50内部の図4(b)の領域Q2のように生成水が溜まることはなく、第2気液分離器30に生成水が流れ込むので、過剰な生成水によって燃料電池スタック50における発電性能が低下することはない。
なお、燃料電池スタック50が傾斜姿勢の場合だけではなく、例えば燃料電池スタック50が水平状態(通常の姿勢)であって車両に加速時の加速Gが発生したとしても、図4(b)に示す領域Q1(図示左側を前側とする)のように生成水が溜まることがなく、第2気液分離器30に生成水が流れ込むので、過剰な生成水によって燃料電池スタック50における発電性能が低下することはない。また、第1気液分離器20と第2気液分離器30とが前後逆に配置されている場合には、減速時の減速Gが発生したとしても、発電性能が低下することはない。
(第2実施形態)
図5は第2実施形態の燃料電池システムを示す構成図、図6は第2実施形態の燃料電池システムにおける排水制御を示すフローチャートである。第2実施形態の燃料電池システム1Bは、第1実施形態の燃料電池システム1Aの第1気液分離器に第1水位センサ24を追加した構成である。
すなわち、第1水位センサ24は、第1気液分離器20に貯留された生成水の水位を検出するものであり、制御部40Bによって監視するようになっている。その他の構成は、第1実施形態と同様であるので、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
第2実施形態の動作について説明すると、図6に示すように、ステップS10において、制御部40Bは、第1水位センサ24によって検出された水位1と、第2水位センサ33によって検出された水位2とを比較して、水位1が水位2よりも高いか否かを判断する。この水位1および水位2の検出は、例えば制御部40Bによって所定時間毎に検出される。
ちなみに、水位1が水位2よりも高くなるのは、燃料電池システム1Aが水平状態(通常時)を保持した場合であり、水位2が水位1以上となるのは、例えば燃料電池システム1Aが傾斜姿勢(非通常時)を保持した場合である。
ステップS10において、制御部40Bは、水位1が水位2よりも高いと判断した場合には(Yes)、ステップS20に進み、第1ドレイン弁21を開弁する。これにより、第1気液分離器20に溜まった生成水は、配管a5を介して外部に排出される。
また、ステップS10において、制御部40Bは、水位2が水位1以上と判断した場合には(No)、ステップS30に進み、第2ドレイン弁32を開弁する。これにより、第2気液分離器30に溜まった生成水は、配管a10を介して外部に排出される。
なお、第1ドレイン弁21または第2ドレイン弁32を開弁する場合において、水位1の値または水位2の値が所定値を超えていない場合つまり水位が比較的低い場合には開弁しないように制御してもよい。
そして、ステップS40に進み、制御部40Bは、排水が完了したか否かを判断する。排水完了の判断は、第1水位センサ24、第2水位センサ33の検出値に基づいて判断することができる。なお、水位に限定されるものではなく、水位に基づいて設定された時間が経過したかどうかによって判断してもよい。
ステップS40において、制御部40Bは、排水が完了していないと判断した場合には(No)、ステップS40の処理を繰り返し、排水が完了したと判断した場合には(Yes)、ステップS50に進み、第1ドレイン弁21を開弁している場合には第1ドレイン弁21を閉弁し、第2ドレイン弁32を開弁している場合には第2ドレイン弁32を閉弁する。
このように第2実施形態の燃料電池システム1Bによれば、燃料電池スタック10,50に対して第1気液分離器20側が持ち上がるように燃料電池システム1Bが傾斜した場合には、第2気液分離器30に生成水が流れ込むことで、燃料電池スタック50の排水性を確保することができる。
さらに、第2実施形態によれば、通常時(水平姿勢時)には、第1水位センサ24の水位1に応じて第1気液分離器20から排水することが可能になり、非通常時(傾斜時、加速時、減速時)には、第2気液分離器30に生成水が溜まった段階で、第2水位センサ33の水位2に応じて第2気液分離器30から排水することが可能になる。このように、第1気液分離器20や第2気液分離器30に生成水が実際に溜まった段階で、第1ドレイン弁21や第2ドレイン弁32を開弁して排水を行うので、排水(パージ)処理が過剰に行われるといった不都合を防止できる。よって、排水処理に伴って水素が第1ドレイン弁21や第2ドレイン弁32から排出されることもないので、排水処理において燃料(水素)が無駄に消費されるのを防止できる。
また、図2に示すような燃料電池スタック10に適用することにより、単セル11が水平方向(例えば、車両の前後方向)に積層されたものであっても、燃料電池スタック10の傾斜時など(非通常時)に最も溜まり易い位置に第2気液分離器30を設けたので、燃料電池スタック10の排水性を確保することができる。
また、図4に示すような燃料電池スタック50に適用することにより、単セル11が上下方向に積層されたものであっても、燃料電池スタック50の傾斜時など(非通常時)に最も溜まり易い位置に第2気液分離器30を設けたので、燃料電池スタック50の排水性を確保することができる。
なお、本実施形態では、アノード側を例に挙げて説明したが、アノード側に限定されるものではなく、カソード側において、通常時(水平姿勢時)に生成水が最も溜まり易い側に第1気液分離を設け、非通常時(例えば、傾斜姿勢時)に生成水が最も溜まり易い側に第2気液分離器を設ける構成であってもよい。
1A,1B 燃料電池システム
10,50 燃料電池スタック
10a 入口
10b 出口
10c ドレイン口
11 単セル
11a1,11a2 連通孔
12a1 水素導入孔
12a2 水素導出孔
12b1 ドレイン孔
20 第1気液分離器
21 第1ドレイン弁(排水手段)
24 第1水位センサ
30 第2気液分離器
31 逆流防止弁
32 第2ドレイン弁(排水手段)
33 水位センサ(第2水位センサ)
40A,40B 制御部
R1,R3 第1連通路
R2,R4 第2連通路

Claims (4)

  1. 反応ガスが上部の入口から供給され、前記反応ガスにより発電を行なう単セルを積層した燃料電池スタックと、
    前記燃料電池スタックから排出された生成水が、通常時において最も溜まり易い位置に設けられた第1気液分離器と、
    前記燃料電池スタックを挟んで前記入口とは反対側に設けられ、非通常時において最も溜まり易い位置に設けられた第2気液分離器と、
    前記第2気液分離器と前記燃料電池スタックとの間に設けられ、前記第2気液分離器側に流れる方向のみを許容する逆流防止弁と、
    前記第2気液分離器の水位を検出する水位センサと、
    前記第1気液分離器および前記第2気液分離器から生成水を排出する排水手段と、
    前記排水手段を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記水位センサの水位に応じて排水処理を行うことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記燃料電池スタックの各単セルの積層方向に形成され、反応ガスを分配供給する第1連通路と、
    前記燃料電池スタックの各単セルの積層方向に形成され、反応ガスを集合排出する第2連通路と、を備え、
    前記積層方向が水平方向となるように構成され、
    前記第2連通路の一端側に前記第1気液分離器を接続し、前記第2連通路の他端側に前記第2気液分離器を接続したことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記燃料電池スタックの各単セルの積層方向に形成され、反応ガスを分配供給する第1連通路と、
    前記燃料電池スタックの各単セルの積層方向に形成され、反応ガスを集合排出する第2連通路と、を備え、
    前記積層方向が重力方向となるように構成され、
    前記第2連通路の下端側に前記第1気液分離器を接続し、前記第1連通路の下端側に前記第2気液分離器を接続したことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  4. 前記第1気液分離器の水位を検出する第1水位センサと、
    前記第2気液分離器の水位を検出する第2水位センサと、を備え、
    前記制御部は、前記第1水位センサと前記第2水位センサとの値を比較し、水位の高い方の気液分離器から排水を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
JP2009021138A 2009-02-02 2009-02-02 燃料電池システム Pending JP2010177148A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009021138A JP2010177148A (ja) 2009-02-02 2009-02-02 燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009021138A JP2010177148A (ja) 2009-02-02 2009-02-02 燃料電池システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010177148A true JP2010177148A (ja) 2010-08-12

Family

ID=42707859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009021138A Pending JP2010177148A (ja) 2009-02-02 2009-02-02 燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010177148A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015050097A (ja) * 2013-09-03 2015-03-16 東京瓦斯株式会社 ドレイナ、ドレン排水装置、ドレン排水方法、ドレン排水プログラム、燃料電池ユニットおよび燃料電池コジェネレーションシステム
CN112909302A (zh) * 2019-12-04 2021-06-04 丰田自动车株式会社 燃料电池系统
DE102021108694A1 (de) 2020-06-02 2021-12-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Brennstoffzellensystem
EP4297135A1 (en) * 2022-06-17 2023-12-27 Hydrogenics Corporation A fuel cell purge system based on tilt location

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015050097A (ja) * 2013-09-03 2015-03-16 東京瓦斯株式会社 ドレイナ、ドレン排水装置、ドレン排水方法、ドレン排水プログラム、燃料電池ユニットおよび燃料電池コジェネレーションシステム
CN112909302A (zh) * 2019-12-04 2021-06-04 丰田自动车株式会社 燃料电池系统
DE102021108694A1 (de) 2020-06-02 2021-12-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Brennstoffzellensystem
JP2021190357A (ja) * 2020-06-02 2021-12-13 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
US11605823B2 (en) 2020-06-02 2023-03-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell system
JP7380431B2 (ja) 2020-06-02 2023-11-15 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
EP4297135A1 (en) * 2022-06-17 2023-12-27 Hydrogenics Corporation A fuel cell purge system based on tilt location

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5591074B2 (ja) 燃料電池システム
JP5327557B2 (ja) 燃料電池のセル水分量の状態を判定する方法、その装置、燃料電池のセル水分量の状態を制御する方法、その装置及び燃料電池システム
JP5351651B2 (ja) 燃料電池システム
JP5155734B2 (ja) 燃料電池システム及びその運転方法
MX2013000696A (es) Sistema de celdas de combustible y metodo de operacion del mismo.
JP2006221947A (ja) 気液分離装置
WO2010136857A1 (en) Fuel cell vehicle
JP4603427B2 (ja) 燃料電池システム
JP2010177148A (ja) 燃料電池システム
JP3973869B2 (ja) 燃料電池用加湿装置および燃料電池システム
JP5095936B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2010287509A (ja) 燃料電池システム
JP2011216370A (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
JP2002141094A (ja) 燃料電池システム
JP5437089B2 (ja) 燃料電池システム
JP6702173B2 (ja) 燃料電池システム
JP2010135082A (ja) 燃料電池システム
JP2011054423A (ja) 燃料電池スタック
JP4818319B2 (ja) 燃料電池システム
JP2007227276A (ja) 燃料電池装置
JP4757479B2 (ja) 燃料電池システム
JP5502547B2 (ja) 燃料電池用液絡検出装置
JP5223242B2 (ja) 燃料電池システム
JP4796358B2 (ja) 燃料電池システム
JP5520503B2 (ja) 燃料電池システム