JP2010176918A - シームレス蛍光ランプ用照明器具 - Google Patents

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Ryosuke Matsui
良介 松井
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Abstract

【課題】シームレス蛍光ランプを用いる照明器具に、該シームレス蛍光ランプを装着する場合に一部分に大きな応力がかかることを防ぐとともに、該シームレス蛍光ランプを装着後は確実に、かつ、応力がかからないように保持し、また、該シームレス蛍光ランプの装着時にランプを動かす範囲を小さくして照明器具の設計の自由度を増したシームレス蛍光ランプ用照明器具を提供する。
【解決手段】この発明に係るシームレス蛍光ランプ用照明器具は、口金に対向するソケット2aの受金面3aに、一対の導電端子4a,4bの先端に対応するそれぞれの位置から上方に向かって口金ピンが通過できる2本の通過溝6を設け、ソケット側面5aに達する前に水平方向に向きを変えて延ばしてゆき、2本の通過溝6が重なった後、さらにソケット側面5aまで延ばして、ソケット側面5aに達した位置のソケット側面5aに、口金ピンが通過できる挿入孔7aを設けるものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、シームレス蛍光ランプ、特に、1本の主管とその両端近傍に設けられた1対の補助管からなるタイプのシームレス蛍光ランプ用の照明器具に関する。
図6は、例えば、特開平9−17532号公報に開示されている従来の蛍光ランプ用のソケット100の構造の一例を示す正面図である。図6に示すように、ソケット本体101は、直管形蛍光ランプの一端に設けられた一対の口金ピン106を挿入させる挿入口102、垂直通過溝103、及び回転通過溝104を備える。さらに、回転通過溝104の左右両側にはそれぞれ接触端子105を設けている。蛍光ランプが装着された状態では、蛍光ランプの口金ピン106が接触端子105に挟まれている状態になる。このような構成の蛍光ランプ用のソケット100を、直管形蛍光ランプ用の第1のタイプのソケットとする。
蛍光ランプを装着する場合、まず、対になった口金ピンを鉛直にし、ソケット下側から挿入口102へ挿入し、次に、垂直通過溝103に沿って上方へ移動し、一方の口金ピンが垂直通過溝103の端に達した後、回転通過溝104に沿って略90°回転させ、接触端子105に挟まった状態で固定されるようにする。
直管形蛍光ランプ用のソケットとしては、例えば、特開平7−22133号公報で開示されているように、ランプの口金と相対する受金面および導電端子をバネで支持し、ランプ装着時には、受金面と導電端子をランプ軸方向に押し込めて装着する第2のタイプもある。
この第2のタイプのソケットと、上記のソケットの側面に設けた溝に口金ピンを挿入し、回転して装着する第1のタイプのソケットの二つが主流である。
図7は、一般的なシームレス蛍光ランプ200の正面図(図7(a))と部分平面図(図7(b))である。図7に示すように、シームレス蛍光ランプ200は、円筒形のガラス管からなる主管81を備え、この主管81の両端部近傍の側面に、その中心線を略平行になるように設けた補助管82が、接合部83を介して補助管82と主管81との内部が貫通するように接合され接続されている。
補助管82の端部(接合部83と反対側)内側にフィラメント(図示せず)、端部外側に口金84を設け、さらに口金84に、フィラメントの両端からリード線を介して電気的に接続された一対の口金ピン85をその中心線が補助管82の中心線と略平行になるように、かつ、この一対の口金ピン85の2本の中心線を含む平面と、2個の補助管82及び主管81の中心線を含む平面とが、略垂直になるように設けられている。
接合部83を介して、2本の補助管82と主管81とが接合されているため、一方の補助管82のフィラメントと他方の補助管82のフィラメントとの間には放電路が形成され、通常照明する側の反対側に補助管82を位置させ、主に主管81の放電で発生する紫外線放射を主管81に塗布した蛍光体(図示せず)が可視光に変換し、照明に利用される。このシームレス蛍光ランプ200は主管81の端部に暗部ができず、このシームレス蛍光ランプ200を直線状に並べたときに均一な光の直線を作ることができる特徴がある。
また、このシームレス蛍光ランプ200の口金84は、G5としてJIS C7709で規定されたものを用いており、口金84の軸が、補助管82の中心軸と略一致するとともに、一対の隣接する口金ピン85を含む平面は、主管81と補助管82の中心線を含む平面とは垂直な位置関係になっている。これは通常天井にこのシームレス蛍光ランプ200を設けた場合に、2本の隣接する口金ピン85が水平に並び、均等に保持する構成になっている。
特開平9−17532号公報 特開平7−22133号公報
このシームレス蛍光ランプ200を照明器具に装着する場合、第1のタイプのソケットでは、補助管82を回転させると、補助管82の中心軸が離れている主管81を大きく動かさなければならず、その範囲に部品等を設置できないなど照明器具の設計に制約ができる。
さらに、主管81を持って回転させると、小さい力で大きなモーメントを持つため、口金84及び接合部83等に大きな力がかかり破損する可能性がある。
また、第2のタイプのソケットでは、ソケットへの差込時にバネを押し下げるための力が、接合部83に主管81軸の外側方向にずれの応力を発生させ、破損させる可能性がある。また、装着後も応力がかかり続け、口金ピンや導電端子の変形や固着が起こり、長時間使用後破損等が起こる可能性がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、1本の主管と1対の補助管からなるタイプのシームレス蛍光ランプを用いる照明器具に、該シームレス蛍光ランプを装着する場合に一部分に大きな応力がかかることを防ぐとともに、該シームレス蛍光ランプを装着後は確実に、かつ、応力がかからないように保持し、また、該シームレス蛍光ランプの装着時にランプを動かす範囲を小さくして照明器具の設計の自由度を増したシームレス蛍光ランプ用照明器具を提供することを目的とする。
この発明に係るシームレス蛍光ランプ用照明器具は、円筒形のガラス管からなる主管と、主管の両端部近傍の側面に、その中心線を略平行になるように設けた補助管とを備え、補助管は一端部近傍で主管と内部が貫通するように接合され、他方の端部内側にフィラメント、他方の端部外側に口金を設け、さらに口金にフィラメントの両端から電気的に接続された一対の口金ピンをその中心線が補助管の中心線と略平行になるように、かつ、一対の口金ピンの2本の中心線を含む平面と2個の補助管及び主管の中心線を含む平面とが略垂直になるように設けたシームレス蛍光ランプを用いるシームレス蛍光ランプ用照明器具において、
ソケット内に口金ピンと接続する一対の導電端子を水平に並べて設け、一対の導電端子に上方から鉛直に、水平状態の口金ピンを挿入できるようにしたものである。
また、この発明に係るシームレス蛍光ランプ用照明器具は、ソケットの最下面からの、シームレス蛍光ランプ装着時に口金ピンの側面下端が通過しなければならない最上方位置までの距離をLmm、補助管の直径をDmm、口金ピンの直径をdmmとすると、
L≦(D+d)/2+4
となるようにしたものである。
また、この発明に係るシームレス蛍光ランプ用照明器具は、口金に対向するソケットの受金面に、一対の導電端子の先端に対応するそれぞれの位置から上方に向かって口金ピンが通過できる2本の通過溝を設け、ソケット側面に達する前に水平方向に向きを変えて延ばしてゆき、2本の通過溝が重なった後、さらにソケット側面まで延ばして、ソケット側面に達した位置のソケット側面に、口金ピンが通過できる挿入孔を設けるものである。
また、この発明に係るシームレス蛍光ランプ用照明器具は、口金に対向するソケットの受金面に、一対の導電端子の先端に対応するそれぞれの位置から上方に向かって口金ピンが通過できる2本の通過溝を設け、ソケット側面に達した位置のソケット側面に、口金ピンが通過できる挿入孔を設けるものである。
この発明に係るシームレス蛍光ランプ用照明器具は、円筒形のガラス管からなる主管と、主管の両端部近傍の側面に、その中心線を略平行になるように設けた補助管とを備え、補助管は一端部近傍で主管と内部が貫通するように接合され、他方の端部内側にフィラメント、他方の端部外側に口金を設け、さらに口金にフィラメントの両端から電気的に接続された一対の口金ピンをその中心線が補助管の中心線と略平行になるように、かつ、一対の口金ピンの2本の中心線を含む平面と2個の補助管及び主管の中心線を含む平面とが略垂直になるように設けたシームレス蛍光ランプを用いるシームレス蛍光ランプ用照明器具において、
ソケット内に口金ピンと接続する一対の導電端子を水平に並べて設け、一対の導電端子に上方から鉛直に、水平状態の前記口金ピンを挿入できるように構成したので、シームレス蛍光ランプを装着する場合に、無理な力を加えなくても装着でき、装着時と装着後にシームレス蛍光ランプに大きな応力が係ることを防ぐとともに、装着後は確実に保持し、さらに、シームレス蛍光ランプの装着時にランプを動かす範囲を小さくして照明器具の設計の自由度を増すことができる。
実施の形態1を示す図で、シームレス蛍光ランプ200を取り付けた後のシームレス蛍光ランプ用照明器具300の正面図。 実施の形態1を示す図で、ソケット2aの拡大斜視図。 実施の形態1を示す図で、導電端子4aの拡大斜視図。 実施の形態2を示す図で、シームレス蛍光ランプ200を取り付けた後のシームレス蛍光ランプ用照明器具400の正面図。 実施の形態2を示す図で、ソケット2aの拡大斜視図。 従来例の照明器具のソケット100の正面図。 実施の形態1、2あるいは従来例で用いられる一般的なシームレス蛍光ランプ200の正面図(図7(a))と部分平面図(図7(b))。
実施の形態1.
図1乃至図3は実施の形態1を示す図で、図1はシームレス蛍光ランプ200を取り付けた後のシームレス蛍光ランプ用照明器具300の正面図、図2はソケット2aの拡大斜視図、図3は導電端子4aの拡大斜視図である。
図1乃至図3により、シームレス蛍光ランプ用照明器具300の構成を説明する。シームレス蛍光ランプ200は、図7の一般的なものを使用する。シームレス蛍光ランプ200を、単にランプと呼ぶ場合もある。
本体1の側面に、ソケット2a,2bが取り付けられている。ソケット2a,2bには、シームレス蛍光ランプ200の口金84に対向して近接する受金面3a,3bが設けられる。受金面3aについては、図2を参照のこと。尚、受金面3bは図示していない。ソケット2a,2bは、一例では鏡面対称のものを用いる。但し、ソケット2a,2bは、全く同じものでもよい。受金面3a,3bは、互いに外側に向いている。
また、ソケット2a,2bは、その内部に口金ピン85と接続する1対の導電端子4a,4b(図2、図3参照)を備えている。導電端子4bも、導電端子4aと同じものである。
さらに、受金面3a,3bの外周から後方に向かって、導電端子4a,4bをソケット側面5a,5b(図2参照)が覆っている。但し、ソケット側面5bは、図示していない。
導電端子4a,4bは、図3に示すように、図の前方から後方に向かう方向に口金ピン85の中心線が位置するように接続位置9a,9b(9bは図示せず)に口金ピンを保持し接続するが、装着時は上方から、差込口8a,8b(8bは図示せず)に口金ピン85の側面を押しつけることによって、差込口8a,8bが開いて、口金ピン85が通過し、接続位置9a,9bまで移動してはまりこんで、装着できるようになっている。
導電端子4a,4bは、このため、図3に示すように、上方に向かってテーパー状に開いているが、口金ピン85を受金面3a,3bに垂直に挿入しようとした場合にも挿入されるように、口金側に対してもテーパー状に開いている。
尚、導電端子4a,4bには、導電端子4a,4bをソケット2a,2b内に固定するための機構と、インバータへ電気的に接続するための配線も含むが、図3では省略している。
図2に示すように、受金面3aには、それぞれの導電端子4a,4bに接続された状態の口金ピン85が貫通する孔を通過孔6としてそれぞれ上方に伸ばし、さらに、途中から右側(図2において)に向きを変えて延ばし、さらに途中でそれらが合流しながら、さらに延ばしてゆき、ソケット側面5a,5bに達している。そして、ソケット側面5a,5bには、口金ピン85が通過できる挿入孔7a,7bが設けられている。
ランプ装着作業について説明する。ここでは、ソケット2a,2bは、鏡面対称のものとする。ランプ装着作業は、まず、シームレス蛍光ランプ200の主管81を下に、補助管82を上にした姿勢で、両端の口金ピン85を両ソケット2a,2bの挿入孔7a,7bの側面近傍まで移動させ、挿入孔7a,7bに近接する口金ピン85から挿入孔7a,7bに挿入する。
さらに通過孔6を水平に移動し、通過孔6の水平方向の突き当たりまで移動させ、次に下に向かって移動する。1対の口金ピン85は、ほぼ同時に導電端子4a,4bの上側の差込口8a,8bに到達する。さらに、下に向かって力を加えると、導電端子4a,4bの差込口8a,8bの間隔が開き、差込口8a,8bを通過して、導電端子4a,4bの接続位置9a,9bに達して、導電端子4a,4bのバネ(弾性力)で固定される。口金ピン85は、通過孔6が上に向かっているため、重力のためにはずれる方向に移動しにくく、さらに、導電端子4a,4bのバネによっても固定されるため、確実に固定されることになる。
上記装着作業においてランプに加える力は、両端の口金ピン85を、それぞれ、ソケット2a,2bの導電端子4a,4bの差込口8a,8bを通過するときにかかるが、少なくとも、補助管82を押さえながら行えば、接合部83などには応力がほとんど加わらず、その他の部分にも大きな応力は加わらない。
例えば、従来例の第2のタイプのソケットでは、口金ピンの長さに対応するバネの収縮をさせるために必要な力はこれらと比較すると、大きく、また、バネを押し込む側と、口金ピン85を挿入する側が反対側の端であるため、なかなかうまく入れられずに必要以上に強い力で押し込むことが多い。
また、第1のタイプでは、両側の口金とソケットを同時に入れて回転させるために、うまくできずに、不必要な強い力がかかる可能性があった。この実施の形態1においては、このような強い力を加えることによる破損の可能性が小さくなった。
また、装着後についても、従来例の第2のタイプのソケットでは、バネで両側から応力がかかり続けるが、一方、実施の形態1においては、このような、応力がかかり続けることはなく、長時間使用後の破損等の可能性が小さくなった。
また、従来例に示す第1のタイプでは、装着時に主管81を、補助管82の軸を中心に回す必要があり、そのスペースに部品をおけないという器具設計上の制限があったが、この実施の形態1では、回転させる必要もなく、装着に必要なスペースが小さく、照明器具設計上の自由度が増した。
通常のソケットは図6に示すように、その受金面が蛍光ランプのバルブの断面に近い略円筒形をなしていることが多い。この実施の形態1のように、導電端子4a,4bの口金ピン固定位置よりも高い位置から口金ピン85を挿入孔7a,7bに入れ、通過孔6を移動させる場合、シームレス蛍光ランプ200の主管81に、ソケット2a,2bの下端が接触して、口金ピン85が挿入孔7a,7bまで達しないことになる。このため、実施の形態1では、ソケット2a,2bの下端を円筒を切り取ったような形状にし、導電端子4a,4b側に近づけることによって、口金ピン85が挿入孔7a,7bに達するようにした。
この口金ピン85が挿入孔7a,7bに達する条件は、次のようにすればよいことがわかった。ソケット2a,2bの最下面から、シームレス蛍光ランプ200の装着時に口金ピン85の側面下端が通過しなければならない最上方位置(実施の形態1では、挿入孔7a,7bの下端)までの距離Lmm(図2に示す)、補助管の直径をDmm、口金ピンの直径をdmmとすると、
L≦(D−d)/2+4 (式1)
となるようにしたものである。
もし、補助管82と主管81が接している場合は、
L≦(D−d)/2
となるが、補助管82と主管81の距離はランプのコンパクト性からは小さい程よいのに対して、製造面からは、2mm程度の間隙は必要であり、さらに、4mm程度まで、大きくしても、コンパクト性には大きく影響しないことが判明した。このため、式1の右辺第2項として4を加えた。実施の形態1の一例では、D=16mm、d=2.3mm、L=6.5mmで、この式1を満たしている。
実施の形態2.
図4、図5は実施の形態2を示す図で、図4はシームレス蛍光ランプ200を取り付けた後のシームレス蛍光ランプ用照明器具400の正面図、図5はソケット2aの拡大斜視図である。
本実施の形態のソケット2a,2bについて、ソケット2aを例に説明する。
図5に示すように、ソケット2aの受金面3aには、それぞれの導電端子4a,4bに接続された状態の口金ピン85が貫通する孔を通過孔6a,6bとしてそれぞれ上方に延ばし、ソケット側面5aの上面に達している。
さらに、ソケット側面5aの上面には、口金ピン85が通過できる挿入孔7a,7bが設けられている。これ以外は、ソケット側面5aの形状・寸法が異なる点を除いて、実施の形態1と同様である。また、導電端子4a,4bも、図3に示すものと同等である。
ランプ装着作業は、まず、シームレス蛍光ランプ200の主管81を下に、補助管82を上にした姿勢で、両端の口金ピン85を両ソケット2a,2bの挿入孔7a,7b,7c,7d(後2者は図示せず)の上方近傍まで移動させ、挿入孔7a,7b,7c,7dに挿入する。
さらに通過孔6a,6b,6c,6d(後2者は図示せず)を鉛直に下方に向かって、移動させる。1対の口金ピン85は、ほぼ同時に導電端子4a,4bの上側の差込口8a,8b等に到達する。
さらに、下に向かって力を加えると、導電端子4a,4bの差込口8a,8bの間隔が開き、差込口8a,8bを通過して、導電端子4a,4bの接続位置9a,9b等に達して、導電端子4a,4bのバネで固定される。口金ピン85は、通過孔6a,6b,6c,6dが上に向かっているため、重力のためにはずれる方向に移動しにくく、さらに、導電端子4a,4bのバネによっても固定されるため、確実に固定されることになる。
上記装着作業においてランプに加える力は、両端の口金ピン85を、それぞれ、ソケット2a,2bの導電端子4a,4bの差込口8a,8bを通過するときにかかるが、少なくとも、補助管82を押さえながら行えば、接合部83などには応力がほとんど加わらず、その他の部分にも大きな応力は加わらない。このため、この実施の形態2においては、強い力を加えることによる破損の可能性が小さくなった。
また、装着後についても、実施の形態2においては、応力がかかり続けることはなく、長時間使用後の破損等の可能性が小さくなった。
また、実施の形態2では、回転させる必要もなく、装着に必要なスペースが小さく、照明器具設計上の自由度が増した。
実施の形態2においては、式1に関して、口金ピン85の側面下端が通過しなければならない最上方位置は、ソケット側面5a,5bの上端になるため、下面に加えて上面も変形させて、下面と上面の距離、すなわち、Lを小さくした。すなわち、ソケットの口金に近い部分は、円筒形状ではなく、円筒を側面の両側からをつぶした形状にした。結局、一例では、D=16mm、d=2.3mm、L=9mmとなり、式1を満たす。
実施の形態1、2においては、口金ピン85が通過孔6,6a,6bを通過してはずれない理由は通過孔6,6a,6bが上を向いているためと、導電端子4a,4bのバネに押さえられているからであるが、口金ピン85をより確実に固定するために、口金ピン85の移動、あるいは、口金84等を動かなくするストッパーを設けてもよい。
事故等で、シームレス蛍光ランプ200が破損し、落下する危険性があるが、この対策のため、主管81を保持する支持体を設けてもよい。この場合、支持体が下方への動きのみを押さえるような構成の場合、特に、上方に応力がかかる可能性がある場合、その応力で、口金ピン85が導電端子4a,4bからずれる可能性がある。このため、支持体は下方への動きばかりではなく、上方への動きも押さえるような構成にすることが好ましい。
1 本体、2a ソケット、2b ソケット、3a 受金面、3b 受金面、4a 導電端子、4b 導電端子、5a ソケット側面、5b ソケット側面、6 通過孔、6a 通過孔、6b 通過孔、7a 挿入孔、7b 挿入孔、8a 差込口、8b 差込口、9a 接続位置、9b 接続位置、81 主管、82 補助管、83 接合部、84 口金、85 口金ピン、100 ソケット、101 ソケット本体、102 挿入口、103 垂直通過溝、104 回転通過溝、105 接触端子、106 口金ピン、200 シームレス蛍光ランプ、300 シームレス蛍光ランプ用照明器具、400 シームレス蛍光ランプ用照明器具。

Claims (4)

  1. 円筒形のガラス管からなる主管と、前記主管の両端部近傍の側面に、その中心線を略平行になるように設けた補助管とを備え、前記補助管は一端部近傍で前記主管と内部が貫通するように接合され、他方の端部内側にフィラメント、他方の端部外側に口金を設け、さらに前記口金に前記フィラメントの両端から電気的に接続された一対の口金ピンをその中心線が前記補助管の中心線と略平行になるように、かつ、前記一対の口金ピンの2本の中心線を含む平面と2個の前記補助管及び前記主管の中心線を含む平面とが略垂直になるように設けたシームレス蛍光ランプを用いるシームレス蛍光ランプ用照明器具において、
    ソケット内に前記口金ピンと接続する一対の導電端子を水平に並べて設け、前記一対の導電端子に上方から鉛直に、水平状態の前記口金ピンを挿入できるようにしたことを特徴とするシームレス蛍光ランプ用照明器具。
  2. 前記ソケットの最下面からの、前記シームレス蛍光ランプ装着時に前記口金ピンの側面下端が通過しなければならない最上方位置までの距離をLmm、前記補助管の直径をDmm、前記口金ピンの直径をdmmとすると、
    L≦(D+d)/2+4
    となるようにしたことを特徴とする請求項1記載のシームレス蛍光ランプ用照明器具。
  3. 前記口金に対向する前記ソケットの受金面に、前記一対の導電端子の先端に対応するそれぞれの位置から上方に向かって前記口金ピンが通過できる2本の通過溝を設け、ソケット側面に達する前に水平方向に向きを変えて延ばしてゆき、前記2本の通過溝が重なった後、さらに前記ソケット側面まで延ばして、前記ソケット側面に達した位置の前記ソケット側面に、前記口金ピンが通過できる挿入孔を設けることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシームレス蛍光ランプ用照明器具。
  4. 前記口金に対向する前記ソケットの受金面に、前記一対の導電端子の先端に対応するそれぞれの位置から上方に向かって前記口金ピンが通過できる2本の通過溝を設け、ソケット側面に達した位置の前記ソケット側面に、前記口金ピンが通過できる挿入孔を設けることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシームレス蛍光ランプ用照明器具。
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