JP2010176013A - ディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のデータドライバの特性差により生ずる表示輝度差を知覚されにくくし、以て、良好な表示品位のディスプレイパネルを提供する。
【解決手段】マトリクス状に配列された複数の発光素子10及び駆動回路12を有する表示画素Pixと、駆動回路12に駆動信号を供給する複数のドライバチップ23A、23Bと、各表示画素Pixに接続されて列方向に設けられた複数の信号線3と、を備え、第1のドライバチップ23Aに接続された信号線3のうち、少なくとも1本は、両隣に隣接する2本の信号線3が第2のドライバチップ23Bに接続されているディスプレイ装置1Aである。
【選択図】図1
【解決手段】マトリクス状に配列された複数の発光素子10及び駆動回路12を有する表示画素Pixと、駆動回路12に駆動信号を供給する複数のドライバチップ23A、23Bと、各表示画素Pixに接続されて列方向に設けられた複数の信号線3と、を備え、第1のドライバチップ23Aに接続された信号線3のうち、少なくとも1本は、両隣に隣接する2本の信号線3が第2のドライバチップ23Bに接続されているディスプレイ装置1Aである。
【選択図】図1
Description
本発明は、ディスプレイ装置に関する。
アクティブマトリクス駆動方式のディスプレイでは、各表示画素に表示素子とトランジスタ等を有してなる駆動回路が設けられ、図15に示すように、これらの回路に接続された走査線302、信号線303、供給線304が縦横に配線されている。また、ディスプレイパネル301の表示領域330の外周部において、走査線302は走査ドライバ322に接続され、信号線303はデータドライバ323A、323Bに接続され、供給線304は供給ドライバ324に接続され、これらのドライバにより各表示素子に電力が供給される。
また、表示領域が大きいディスプレイにおいては、複数のドライバが並べて用いられる(例えば、特許文献1参照)。
また、表示領域が大きいディスプレイにおいては、複数のドライバが並べて用いられる(例えば、特許文献1参照)。
ところで、複数のデータドライバを用いる場合に、それぞれのデータドライバ323A、323Bに特性差があると、各表示画素に同じ階調の表示データを印加して駆動しても、データドライバ323A、323Bの各々に対応する表示画素の表示輝度に差が生じ、データドライバ323Aと323Bの境界に対応する領域に表示輝度の段差が知覚されて、表示品位が低下することがある。
本発明の課題は、複数のデータドライバの特性差により生ずる表示輝度差を知覚されにくくし、以て、良好な表示品位のディスプレイパネルを提供することである。
以上の課題を解決するため、本発明の第1の態様によれば、表示領域と、前記表示領域において、列方向に沿って配設された複数の信号線と、前記複数の信号線の各々に接続されて、前記表示領域内に直交する行及び列方向に沿って配列された複数の表示画素と、前記表示領域外に設けられ、複数の出力端子を有し、該各出力端子から前記表示画素を駆動する駆動信号を出力する複数のドライバチップと、を備え、前記複数の信号線は、前記複数のドライバチップの何れかの前記複数の出力端子の何れかに接続されており、前記複数のドライバチップにおける一つの第1のドライバチップの少なくとも1つの前記出力端子に接続される少なくとも1本の前記信号線は、前記第1のドライバチップとは異なる第2のドライバチップの前記各出力端子に接続される前記各信号線の間に配設されていることを特徴とするディスプレイ装置が提供される。
好ましくは、前記第1のドライバチップにおける前記複数の出力端子は、少なくとも1つの前記出力端子からなる第1の出力端子群と、該第1の出力端子群に含まれない前記各出力端子からなる第2の出力端子群と、をなし、前記第2のドライバチップにおける前記各出力端子は、少なくとも1つの前記出力端子からなる第3の出力端子群と、該第3の出力端子群に含まれない前記各出力端子からなる第4の出力端子群とからなり、前記複数の信号線は、前記第1のドライバチップの前記第1の出力端子群に接続される少なくとも1本の前記信号線からなる第1の信号線群と、前記第2の出力端子群に接続される第2の信号線群と、前記第2のドライバチップの前記第3の出力端子群に接続される少なくとも1本の前記信号線からなる第3の信号線群と、前記第4の出力端子群に接続される第4の信号線群と、を有し、前記第3の信号線群は、前記第2の信号線群と前記第1の信号線群との間に配列され、前記第3の信号線群と前記第4の信号線群との間に前記第1の信号線群が配列されている。
好ましくは、前記第1の信号線群における前記信号線は、前記第1のドライバチップの前記第2のドライバチップ側の端部側の、少なくとも1つの前記出力端子に接続されており、前記第3の信号線群における前記信号線は、前記第2のドライバチップの前記第1のドライバチップ側の端部側の、少なくとも1つの前記出力端子に接続されている。
好ましくは、前記第1の前記ドライバチップと第2の前記ドライバチップは、前記表示領域の一端側に隣接して設けられている。
好ましくは、前記第1の信号線群と前記第3の信号線群とは、前記表示領域の外部において立体的に交差して配設されている。
好ましくは、前記第1の前記ドライバチップと第2の前記ドライバチップは、前記表示領域の一端側と、該一端側に対向する他端側と、に設けられている。
好ましくは、前記複数の表示画素は、各々、カラー表示を行う所定の数の表示色の何れかを有し、列方向に同一の表示色の前記表示画素が配列され、行方向に異なる表示色の前記表示画素が隣接して一定の順序で配列されており、前記第1の出力端子群は、前記第1のドライバチップの前記第2のドライバチップ側の端部側の前記所定の数の前記出力端子からなり、前記第3の出力端子群は、前記第2のドライバチップの前記第1のドライバチップ側の端部側の、前記所定の数の前記出力端子からなる。
好ましくは、前記第1の信号線群における前記信号線は、前記第1のドライバチップの前記第2のドライバチップ側の端部側の、少なくとも1つの前記出力端子に接続されており、前記第3の信号線群における前記信号線は、前記第2のドライバチップの前記第1のドライバチップ側の端部側の、少なくとも1つの前記出力端子に接続されている。
好ましくは、前記第1の前記ドライバチップと第2の前記ドライバチップは、前記表示領域の一端側に隣接して設けられている。
好ましくは、前記第1の信号線群と前記第3の信号線群とは、前記表示領域の外部において立体的に交差して配設されている。
好ましくは、前記第1の前記ドライバチップと第2の前記ドライバチップは、前記表示領域の一端側と、該一端側に対向する他端側と、に設けられている。
好ましくは、前記複数の表示画素は、各々、カラー表示を行う所定の数の表示色の何れかを有し、列方向に同一の表示色の前記表示画素が配列され、行方向に異なる表示色の前記表示画素が隣接して一定の順序で配列されており、前記第1の出力端子群は、前記第1のドライバチップの前記第2のドライバチップ側の端部側の前記所定の数の前記出力端子からなり、前記第3の出力端子群は、前記第2のドライバチップの前記第1のドライバチップ側の端部側の、前記所定の数の前記出力端子からなる。
本発明の第2の態様によれば、表示領域と、前記表示領域において、列方向に沿って配設された複数の信号線と、前記複数の信号線の各々に接続されて、前記表示領域内に直交する行及び列方向に沿って配列された複数の表示画素と、前記表示領域外に設けられ、複数の出力端子を有し、該各出力端子から前記表示画素を駆動する駆動信号を出力する複数のドライバチップと、を備え、前記複数の表示画素は、各々、カラー表示を行う所定の数の表示色の何れかを有し、列方向に同一の表示色の前記表示画素が配列され、行方向に異なる表示色の前記表示画素が隣接して一定の順序で配列され、前記複数の信号線は、前記各表示色の表示画素に接続される前記信号線毎に異なる前記ドライバチップに接続されて、前記複数のドライバチップにおける一つの前記ドライバチップの少なくとも1つの前記出力端子に接続される少なくとも1本の前記信号線は、他の前記ドライバチップの前記各出力端子に接続される前記各信号線の間に配設されていることを特徴とするディスプレイ装置が提供される。
本発明によれば、複数のデータドライバにより生ずる発光素子の輝度差を知覚しにくいディスプレイパネルが提供される。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。また、以下の説明においては、エレクトロルミネッセンスディスプレイパネルについて説明するが、本発明は他のディスプレイパネルについても適用可能である。なお、以下の説明において、エレクトロルミネッセンス(Electro Luminescence)という用語をELと略称する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係るELディスプレイパネル1Aの概略図であり、図2はELディスプレイパネル1Aの1つの表示画素Pixの駆動回路12の構成の一例を示す回路図である。なお、実際には、より多くの行数及び列数分の表示画素Pixが配列されている。このELディスプレイパネル1Aは、アクティブマトリクス駆動方式で動作するモノクロのディスプレイである。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るELディスプレイパネル1Aの概略図であり、図2はELディスプレイパネル1Aの1つの表示画素Pixの駆動回路12の構成の一例を示す回路図である。なお、実際には、より多くの行数及び列数分の表示画素Pixが配列されている。このELディスプレイパネル1Aは、アクティブマトリクス駆動方式で動作するモノクロのディスプレイである。
図1に示すように、ELディスプレイ1は、表示領域30を有し、表示領域30外に、システムコントローラ20と、表示領域30の左側に設けられた走査ドライバ22と、表示領域30の上部に設けられたデータドライバ23A、23Bと、表示領域30の右側に設けられた供給ドライバ24とを備える。システムコントローラ20はメモリを備え、走査ドライバ22、データドライバ(ドライバチップ)23A、23B及び供給ドライバ24に信号を出力する。ここで、システムコントローラ20は、表示信号が供給されて走査ドライバ22、供給ドライバ24に制御信号を供給し、データドライバ23A、23Bに制御信号及び表示信号に基づく表示データを供給するものである。走査ドライバ22は走査信号を順次出力するものである。データドライバ23A、23Bは供給された表示データに応じた電圧信号又は電流信号からなる駆動信号を出力するものである。供給ドライバ24はピクセルPixを駆動するための電源電圧を供給するものである。なお、以下の説明においては、便宜上、駆動信号が電圧信号からなる駆動電圧であるとして説明するが、駆動信号は電流信号からなる駆動電流であってもよい。
また、ELディスプレイパネル1Aの表示領域30には、走査ドライバ22に接続された複数の走査線2と、データドライバ23A、23Bに接続された複数の信号線31、32、・・・、32nと、供給ドライバ24に接続された複数の供給線4と、各走査線2と各信号線3及び各供給線4との各交点に配列された複数の表示画素Pixと、を備える。
走査線2は互いに平行となるよう配列され、信号線31、32、・・・、32nは走査線2と直交するよう配列され、供給線4は隣り合う走査線2の間において走査線2と平行になるように設けられている。
走査線2と信号線3及び供給線4によって囲まれた矩形領域に表示画素Pixが設けられ、複数の表示画素Pixがマトリクス状に配列されている。
走査線2と信号線3及び供給線4によって囲まれた矩形領域に表示画素Pixが設けられ、複数の表示画素Pixがマトリクス状に配列されている。
図2に示すように、1表示画素Pixの駆動回路12においては、例えば、薄膜トランジスタ5,6,7とキャパシタ8と有機EL素子(発光素子)10とが設けられている。以下、薄膜トランジスタ5をスイッチトランジスタ5と称し、薄膜トランジスタ6を保持トランジスタ6と称し、薄膜トランジスタ7を駆動トランジスタ7と称し、有機EL素子10を発光素子10と称する。
それぞれの表示画素Pixでは、スイッチトランジスタ5のゲートが走査線2に接続され、スイッチトランジスタ5のドレインとソースのうちの一方が信号線3に接続され、スイッチトランジスタ5のドレインとソースのうちの他方が発光素子10のアノード、キャパシタ8の一方の電極82及び駆動トランジスタ7のソースとドレインのうちの一方に接続されている。駆動トランジスタ7のソースとドレインのうちの他方が供給線4に接続され、駆動トランジスタ7のゲートがキャパシタ8の他方の電極81及び保持トランジスタ6のドレインとソースのうちの一方に接続されている。保持トランジスタ6のドレインとソースのうちの他方が供給線4に接続され、保持トランジスタ6のゲートが走査線2に接続されている。
全ての表示画素Pixの発光素子10はカソードを共通電極とし、カソードが例えば接地されることにより一定電圧Vcomに保たれている。また、発光素子10の発光色については、例えば、同一の行の発光素子10は赤、緑、青の順に配列され、同一の列の発光素子10は同じ色となっている。
ELディスプレイパネル1Aの周囲において走査線2が電圧制御の走査ドライバ22に接続され、供給線4が電圧制御の供給ドライバ24に接続され、信号線31、32、・・・、32nがデータドライバ23A、23Bに接続され、これらドライバによってELディスプレイパネル1Aがアクティブマトリクス駆動方式で駆動される。
データドライバは複数設けられ、本実施形態においては、図1に示すように、2つのデータドライバ23A、23Bが設けられている。複数のデータドライバに特性の差がある場合、同じ階調値の表示データを供給しても各データドライバから出力される駆動電圧の電圧値が僅かに異なり、それに対応して表示画素Pixの発光素子10の発光輝度も異なることになる。本実施形態においては、このような場合においても信号線3の配列により、輝度差を人間が知覚しにくくなるようにしている。
具体的には、図1に示すように、各データドライバの出力端子数をnとし、左側のデータドライバ23Aの出力端子を1、2、・・・n、右側のデータドライバ23Bの出力端子をn+1、n+2、・・・2nとし、信号線を図面左側から順に信号線31、32、・・・、32nとする。このとき、左側のデータドライバ23Aの各出力端子1、2、・・・nには信号線31、32、・・・、3n−1、3n+1が接続され、右側のデータドライバ23Bの各出力端子n+1、n+2、・・・2nには信号線3n、3n+2、・・・、32nが接続されている。ここで、図1に示すように、左側のデータドライバ23Aの右端の出力端子nに接続された信号線3n+1と、右側のデータドライバ23Bの左端の出力端子n+1に接続された信号線3nとは、表示領域30の外周部において立体的に交差している。なお、信号線を立体的に交差させるには、例えば絶縁層を介して異なる層に信号線を形成すればよい。
このように信号線3を配列した場合において、左右のデータドライバ23A、23Bに特性の差がある場合、システムコントローラから全ての信号線31、32、・・・、32nに対応する同じ階調値の表示データを左右のデータドライバ23A、23Bに供給した場合でも、データドライバ23Aに対応する表示画素Pixとデータドライバ23Bに対応する表示画素Pixとの間に輝度差が生じうる。ここで、データドライバ23Aの出力端子nが本発明の第1の出力端子群に相当し、データドライバ23Aの出力端子1、2、・・・n−1が本発明の第2の出力端子群に相当し、データドライバ23Bの出力端子n+1が本発明の第3の出力端子群に相当し、データドライバ23Bの出力端子n+2、・・・2nが本発明の第4の出力端子群に相当する。また、信号線3n+1が本発明の第1の信号線群に相当し、信号線31、32、・・・、3n−1が本発明の第2の信号線群に相当し、信号線3nが本発明の第3の信号線群、信号線3n+2、・・・、32nが本発明の第4の信号線群に相当する。
図3(a)は、同じ階調値の表示データに対して、右側のデータドライバ23Bに接続された信号線3n、3n+2、・・・、32nに対応する表示画素Pixの発光素子10の発光輝度が、左側のデータドライバ23Aに接続された信号線31、32、・・・、3n-1、3n+1に対応する表示画素Pixの発光素子10の発光輝度よりやや高くなる場合の、本実施形態におけるELディスプレイパネル1Aの表示領域30の表示状態を示す模式図である。信号線3n+1と信号線3nとは表示領域30の外周部において交差しているため、信号線3nに対応する表示画素Pixの発光素子10による表示領域のほうが信号線3n+1に対応する表示画素Pixの発光素子10による表示領域よりも輝度が高くなり、図3(a)に示すように、表示領域30の左右のデータドライバ23A、23Bの境界に対応する領域において、図面左右方向において輝度がやや高い列と輝度がやや低い列とが交互に存在する表示状態となる。一方、図3(b)は、図15に示したような従来の構成を有するELディスプレイパネル301において、左右のデータドライバ23A、23Bに図3(a)の場合と同様の特性差がある場合の、表示領域330の表示状態を示す模式図である。
次に、本発明の構成による効果を説明するために、図15及び図3(b)に示した従来の構成の場合を比較例として説明する。
まず、本発明における構成の場合について説明する。図4の実線のグラフ(1)は図3(a)のIV−IV線上の輝度分布を示すグラフである。上記のように本実施形態においては、信号線3nと信号線3n+1とが交差しているため、輝度の段差が単純ではなく、ジグザクとなる。
まず、本発明における構成の場合について説明する。図4の実線のグラフ(1)は図3(a)のIV−IV線上の輝度分布を示すグラフである。上記のように本実施形態においては、信号線3nと信号線3n+1とが交差しているため、輝度の段差が単純ではなく、ジグザクとなる。
ここで、人間の視覚特性について説明する。人間の視覚では、視力(分解能)以上に非常に近接した2点を識別できず、1点として捉えられる。視力1.0の人間が視距離400mmからELディスプレイパネル1Aを観察したとき、ELディスプレイパネル1A上で識別できる2点の距離は概ね120μmとなる。一般にELディスプレイパネル1Aの各画素は人間の分解能に合わせて設計されるため、各ピクセルは約120μm以下のピッチで配列されている。このため、人間の視覚では隣接するピクセル同士を2点として捉えることができずにぼやけて見え、平滑化して捉えられる。すなわち、本発明の構成において、実際の輝度分布は図4のグラフ(1)に示すようにジグザグになっているが、このジグザグのピッチは各表示画素Pixの行方向の配列間隔であって、通常、非常に小さく、これが約120μm以下程度であると人間の目では表示画素Pix間の輝度変化を分解できず、2つの表示画素間の輝度変化がぼやけて見え、平滑化されて見えることになるのである。
ここで、この視覚による平滑化はガウシアンフィルター処理を適用した場合と概ね同等なものとなることが知られている。そこで、視覚により平滑化された輝度分布として、図4の実線のグラフ(1)をガウシアンフィルター処理したものが図4の破線で示すグラフ(2)である。ここで、元々の輝度差データをY、ガウシアンフィルター処理を行った輝度差データをY_filteredと記すと、
ここで、xj は各画素の横方向位置を表す座標である。Σ(総和)は1走査ライン分のすべてについてとる。fはガウス分布関数であり、次式で定義される。
ここで、σはぼやけ方に対応し、画素ピッチに等しいとして計算した。
ここでA は規格化定数で、以下の様に決定される。
ここでA は規格化定数で、以下の様に決定される。
次に、比較例として、図3(b)に示した従来の構成の場合について説明する。図5の実線グラフ(3)は図3(b)のV−V線上の輝度分布を示すグラフである。このグラフをガウシアンフィルター処理したものが図5の一点鎖線で示すグラフ(4)である。
次いで、図6は図4と図5のガウシアンフィルター処理後のグラフ(2)、(4)を重ねたものであり、図7は図6のグラフ(2)、(4)を微分した結果を示すグラフであり、グラフ(5)がグラフ(2)に対応し、グラフ(6)がグラフ(4)に対応する。図6、図7から分かるように、従来の構成の場合に比し、本発明の信号線を交差させる構成の場合の方が輝度変化の勾配が小さく、緩やかになっていることが分かる。人間の視覚においては、輝度差の大きさが同じ場合、輝度変化の勾配が急峻であるほど知覚し易い特性を有している。このことから、本発明の構成によれば、従来の構成に比べて輝度差が目立ちにくくすることができる。
次いで、図6は図4と図5のガウシアンフィルター処理後のグラフ(2)、(4)を重ねたものであり、図7は図6のグラフ(2)、(4)を微分した結果を示すグラフであり、グラフ(5)がグラフ(2)に対応し、グラフ(6)がグラフ(4)に対応する。図6、図7から分かるように、従来の構成の場合に比し、本発明の信号線を交差させる構成の場合の方が輝度変化の勾配が小さく、緩やかになっていることが分かる。人間の視覚においては、輝度差の大きさが同じ場合、輝度変化の勾配が急峻であるほど知覚し易い特性を有している。このことから、本発明の構成によれば、従来の構成に比べて輝度差が目立ちにくくすることができる。
次に、図1の本発明の構成において、ELディスプレイパネル1Aに正常な表示を行えるようにするためのデータの処理について説明する。
図8(a)は表示されるべき画像のデータである。通常のELディスプレイパネルでは、1行の1〜n列のデータが左側のデータドライバ23Aに入力され、n+1〜2n列のデータが右側のデータドライバ23Bに入力される。しかし、本実施形態のELディスプレイパネル1Aでは、信号線3nと信号線3n+1とを立体的に交差させているので、図8(b)に示すように、n列目とn+1列目のデータを入れ替える必要がある。
図8(a)は表示されるべき画像のデータである。通常のELディスプレイパネルでは、1行の1〜n列のデータが左側のデータドライバ23Aに入力され、n+1〜2n列のデータが右側のデータドライバ23Bに入力される。しかし、本実施形態のELディスプレイパネル1Aでは、信号線3nと信号線3n+1とを立体的に交差させているので、図8(b)に示すように、n列目とn+1列目のデータを入れ替える必要がある。
なお、図8(c)、(d)に示すように、データの入れ替えは1行分のデータをデータドライバ23A、23Bに送るなかで行えばよいので、入れ替え処理にフレームメモリは必要ない。また、各列での処理において、実際には(k,n)と(k,n+1)とを入れ替えればよいため、ラインメモリも不要であり、最低限、一画素分のメモリがあれば足りる。
具体的には、システムコントローラ20は、例えば、(k,1)〜(k,n−1)のデータをデータドライバ23Aに出力した後、(k,n)のデータをメモリに一時保存し、(k,n+1)のデータをデータドライバ23Aに出力する。次に、(k,n)のデータを読み出してデータドライバ23Bに出力するとともに、(k,n+2)〜(k,2n)のデータをデータドライバ23Bに出力する。
上記処理を各行毎に行うことで、全ての行についてn列目とn+1列目のデータを入れ替えることができる。
上記処理を各行毎に行うことで、全ての行についてn列目とn+1列目のデータを入れ替えることができる。
なお、上記実施形態においては、データドライバが2つである場合について説明したが、データドライバが3つ以上ある場合であっても、隣接する部分で信号線の配置を入れ替えることで、同様の効果が得られる。
<変形例1>
図9は本発明の第1の変形例に係るELディスプレイパネル1Bの概略図である。図1においては、2つのデータドライバ23A、23Bをいずれも表示領域30の上部に配置したが、例えば図9に示すように、一方のデータドライバ23Aを表示領域30の上部に、他方のデータドライバ23Bを表示領域30の下部に配置してもよい。この場合、信号線3nと信号線3n+1とを交差させることなく、信号線3n+1をデータドライバ23Aの右端の出力端子nに接続し、信号線3nをデータドライバ23Bの左端の出力端子n+1に接続することができる。この場合においても、上記と同じ効果を得ることができる。
図9は本発明の第1の変形例に係るELディスプレイパネル1Bの概略図である。図1においては、2つのデータドライバ23A、23Bをいずれも表示領域30の上部に配置したが、例えば図9に示すように、一方のデータドライバ23Aを表示領域30の上部に、他方のデータドライバ23Bを表示領域30の下部に配置してもよい。この場合、信号線3nと信号線3n+1とを交差させることなく、信号線3n+1をデータドライバ23Aの右端の出力端子nに接続し、信号線3nをデータドライバ23Bの左端の出力端子n+1に接続することができる。この場合においても、上記と同じ効果を得ることができる。
<変形例2>
図10は本発明の第2の変形例に係るELディスプレイパネル1Cの概略図である。図10に示すように、信号線3n−1、3nと3n+1、3n+2とをそれぞれ交差させ、信号線3n+1、3n+2をデータドライバ23Aの右端側の出力端子n−1,nに接続し、信号線3n−1、3nをデータドライバ23Bの左端側の出力端子n+1、n+2に接続する。この場合においても上記と同様の効果を得ることができる。この場合、データドライバ23Aの出力端子n―1、nが本発明の第1の出力端子群に相当し、データドライバ23Aの出力端子1、2、・・・n−2が本発明の第2の出力端子群に相当し、データドライバ23Bの出力端子n+1、n+2が本発明の第3の出力端子群に相当し、データドライバ23Bの出力端子n+3、・・・2nが本発明の第4の出力端子群に相当する。また、信号線3n+1、3n+2が本発明の第1の信号線群に相当し、信号線31、32、・・・、3n−2が本発明の第2の信号線群に相当し、信号線3n−1、3nが本発明の第3の信号線群、信号線3n+3、・・・、32nが本発明の第4の信号線群に相当する。
図10は本発明の第2の変形例に係るELディスプレイパネル1Cの概略図である。図10に示すように、信号線3n−1、3nと3n+1、3n+2とをそれぞれ交差させ、信号線3n+1、3n+2をデータドライバ23Aの右端側の出力端子n−1,nに接続し、信号線3n−1、3nをデータドライバ23Bの左端側の出力端子n+1、n+2に接続する。この場合においても上記と同様の効果を得ることができる。この場合、データドライバ23Aの出力端子n―1、nが本発明の第1の出力端子群に相当し、データドライバ23Aの出力端子1、2、・・・n−2が本発明の第2の出力端子群に相当し、データドライバ23Bの出力端子n+1、n+2が本発明の第3の出力端子群に相当し、データドライバ23Bの出力端子n+3、・・・2nが本発明の第4の出力端子群に相当する。また、信号線3n+1、3n+2が本発明の第1の信号線群に相当し、信号線31、32、・・・、3n−2が本発明の第2の信号線群に相当し、信号線3n−1、3nが本発明の第3の信号線群、信号線3n+3、・・・、32nが本発明の第4の信号線群に相当する。
<変形例3>
図11は本発明の第3の変形例に係るELディスプレイパネル1Dの概略図である。図11に示すように、信号線3n−1と3n+1とを交差させるとともに、信号線3nと3n+1、3n+2とを交差させ、信号線3n、3n+2をデータドライバ23Aの右端側の出力端子n−1,nに接続し、信号線3n−1、3n+1をデータドライバ23Bの左端側の出力端子n+1、n+2に接続する。この場合においても上記と同様の効果を得ることができる。
図11は本発明の第3の変形例に係るELディスプレイパネル1Dの概略図である。図11に示すように、信号線3n−1と3n+1とを交差させるとともに、信号線3nと3n+1、3n+2とを交差させ、信号線3n、3n+2をデータドライバ23Aの右端側の出力端子n−1,nに接続し、信号線3n−1、3n+1をデータドライバ23Bの左端側の出力端子n+1、n+2に接続する。この場合においても上記と同様の効果を得ることができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については、下2桁に同符号を付して説明を割愛する。
図12は本発明の第2の実施形態に係るELディスプレイパネル101の概略図である。このELディスプレイパネル101は、アクティブマトリクス駆動方式で動作するカラーのディスプレイであり、一画素が赤、緑、青の「サブピクセル」(Pix)からなる。各サブピクセルは、それぞれスイッチトランジスタ、駆動トランジスタ、保持トランジスタ、キャパシタ及び有機EL素子(発光素子)を備える。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については、下2桁に同符号を付して説明を割愛する。
図12は本発明の第2の実施形態に係るELディスプレイパネル101の概略図である。このELディスプレイパネル101は、アクティブマトリクス駆動方式で動作するカラーのディスプレイであり、一画素が赤、緑、青の「サブピクセル」(Pix)からなる。各サブピクセルは、それぞれスイッチトランジスタ、駆動トランジスタ、保持トランジスタ、キャパシタ及び有機EL素子(発光素子)を備える。
赤色のサブピクセルのスイッチトランジスタには信号線1031r、1032r、・・・、1032nrが接続され、緑色のサブピクセルのスイッチトランジスタには信号線1031g、1032g、・・・、1032ngが接続され、青色のサブピクセルのスイッチトランジスタには信号線1031b、1032b、・・・、1032nbが接続される。
信号線1031r、1032r、・・・、103(n−1)r、103(n+1)r、1031g、1032g、・・・、103(n−1)g、103(n+1)g、1031b、1032b、・・・、103(n−1)b、103(n+1)bはデータドライバ123Aに接続され、信号線103nr、103(n+2)r、・・・、1032nr、103ng、103(n+2)g、・・・、1032ng、103nb、103(n+2)b、・・・、1032nbはデータドライバ123Bに接続されている。
ここで、図12に示すように、左側のデータドライバ23Aの右端側の出力端子nr、ng、nbに接続された信号線103(n+1)r、103(n+1)g、103(n+1)bと、右側のデータドライバ23Bの左端側の出力端子n+1に接続された信号線103n、103ng、103nbとは、表示領域130の外周部において交差している。このため、カラーのELディスプレイパネル101においても、第1の実施形態と同様に、人間の視覚により認識される輝度差を低減し、目立たなくさせることができる。この場合、データドライバ23Aの出力端子nr、ng、nbが本発明の第1の出力端子群に相当し、データドライバ23Aの出力端子1r、1b、・・・(n−1)bが本発明の第2の出力端子群に相当し、データドライバ23Bの出力端子(n+1)r、(n+1)g、(n+1)bが本発明の第3の出力端子群に相当し、データドライバ23Bの出力端子(n+2)r、・・・2nbが本発明の第4の出力端子群に相当する。また、信号線103(n+1)r、103(n+1)g、103(n+1)bが本発明の第1の信号線群に相当し、信号線1031r、1031b、・・・、103(n−1)bが本発明の第2の信号線群に相当し、信号線103nr、103ng、103nbが本発明の第3の信号線群、信号線103(n+2)r、103(n+2)g・・・、1032nbが本発明の第4の信号線群に相当する。
ここで、図12に示すように、左側のデータドライバ23Aの右端側の出力端子nr、ng、nbに接続された信号線103(n+1)r、103(n+1)g、103(n+1)bと、右側のデータドライバ23Bの左端側の出力端子n+1に接続された信号線103n、103ng、103nbとは、表示領域130の外周部において交差している。このため、カラーのELディスプレイパネル101においても、第1の実施形態と同様に、人間の視覚により認識される輝度差を低減し、目立たなくさせることができる。この場合、データドライバ23Aの出力端子nr、ng、nbが本発明の第1の出力端子群に相当し、データドライバ23Aの出力端子1r、1b、・・・(n−1)bが本発明の第2の出力端子群に相当し、データドライバ23Bの出力端子(n+1)r、(n+1)g、(n+1)bが本発明の第3の出力端子群に相当し、データドライバ23Bの出力端子(n+2)r、・・・2nbが本発明の第4の出力端子群に相当する。また、信号線103(n+1)r、103(n+1)g、103(n+1)bが本発明の第1の信号線群に相当し、信号線1031r、1031b、・・・、103(n−1)bが本発明の第2の信号線群に相当し、信号線103nr、103ng、103nbが本発明の第3の信号線群、信号線103(n+2)r、103(n+2)g・・・、1032nbが本発明の第4の信号線群に相当する。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については、下2桁に同符号を付して説明を割愛する。
図13は本発明の第3の実施形態に係るELディスプレイパネル201Aの概略図である。このELディスプレイパネル201は、アクティブマトリクス駆動方式で動作するカラーのディスプレイであり、一画素が赤、緑、青の「サブピクセル」(Pix)からなる。各サブピクセルは、それぞれスイッチトランジスタ、駆動トランジスタ、保持トランジスタ、キャパシタ及び有機EL素子(発光素子)を備える。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については、下2桁に同符号を付して説明を割愛する。
図13は本発明の第3の実施形態に係るELディスプレイパネル201Aの概略図である。このELディスプレイパネル201は、アクティブマトリクス駆動方式で動作するカラーのディスプレイであり、一画素が赤、緑、青の「サブピクセル」(Pix)からなる。各サブピクセルは、それぞれスイッチトランジスタ、駆動トランジスタ、保持トランジスタ、キャパシタ及び有機EL素子(発光素子)を備える。
赤色のサブピクセルのスイッチトランジスタには信号線2031r、2032r、・・・、203nrが接続され、緑色のサブピクセルのスイッチトランジスタには信号線2031g、2032g、・・・、203ngが接続され、青色のサブピクセルのスイッチトランジスタには信号線2031b、2032b、・・・、203nbが接続される。
本実施形態においては、信号線2031r、2032r、・・・、203nrがデータドライバ223Rに接続され、信号線2031g、2032g、・・・、203ngがデータドライバ223Gに接続され、信号線2031b、2032b、・・・、203nbがデータドライバ223Bに接続される。ここで、各信号線の交差部においては、例えば絶縁層を介して異なる層に各信号線を形成すればよい。
このように、各色のサブピクセルのトランジスタが異なるデータドライバ223R,223G,223Bに接続されているので、データドライバ223R,223G,223B間に特性差があったとしても、表示領域30に輝度差による継ぎ目が現れない。
<変形例4>
図14は本発明の第4の変形例に係るELディスプレイパネル201Bの概略図である。図13においては、3つのデータドライバ223R,223G,223Bをいずれも表示領域30の上部に配置したが、例えば図14に示すように、データドライバ223R,223Bを表示領域30の上部に、データドライバ223Gを表示領域30の下部に配置してもよい。この場合、信号線2031g、2032g、・・・、203ngを他の信号線と交差させることなく配置することができる。
図14は本発明の第4の変形例に係るELディスプレイパネル201Bの概略図である。図13においては、3つのデータドライバ223R,223G,223Bをいずれも表示領域30の上部に配置したが、例えば図14に示すように、データドライバ223R,223Bを表示領域30の上部に、データドライバ223Gを表示領域30の下部に配置してもよい。この場合、信号線2031g、2032g、・・・、203ngを他の信号線と交差させることなく配置することができる。
1A,1B,1C,1D,101,201A,201B ELディスプレイパネル
22,122,222,322 走査ドライバ
23A,23B,123A,123B,223R,223G,223B,323A,323B データドライバ(ドライバチップ)
24,124,224,324 供給ドライバ
3,103,203,303 信号線
22,122,222,322 走査ドライバ
23A,23B,123A,123B,223R,223G,223B,323A,323B データドライバ(ドライバチップ)
24,124,224,324 供給ドライバ
3,103,203,303 信号線
Claims (8)
- 表示領域と、
前記表示領域において、列方向に沿って配設された複数の信号線と、
前記複数の信号線の各々に接続されて、前記表示領域内に直交する行及び列方向に沿って配列された複数の表示画素と、
前記表示領域外に設けられ、複数の出力端子を有し、該各出力端子から前記表示画素を駆動する駆動信号を出力する複数のドライバチップと、
を備え、
前記複数の信号線は、前記複数のドライバチップの何れかの前記複数の出力端子の何れかに接続されており、前記複数のドライバチップにおける一つの第1のドライバチップの少なくとも1つの前記出力端子に接続される少なくとも1本の前記信号線は、前記第1のドライバチップとは異なる第2のドライバチップの前記各出力端子に接続される前記各信号線の間に配設されていることを特徴とするディスプレイ装置。 - 前記第1のドライバチップにおける前記複数の出力端子は、少なくとも1つの前記出力端子からなる第1の出力端子群と、該第1の出力端子群に含まれない前記各出力端子からなる第2の出力端子群と、をなし、
前記第2のドライバチップにおける前記各出力端子は、少なくとも1つの前記出力端子からなる第3の出力端子群と、該第3の出力端子群に含まれない前記各出力端子からなる第4の出力端子群とからなり、
前記複数の信号線は、前記第1のドライバチップの前記第1の出力端子群に接続される少なくとも1本の前記信号線からなる第1の信号線群と、前記第2の出力端子群に接続される第2の信号線群と、前記第2のドライバチップの前記第3の出力端子群に接続される少なくとも1本の前記信号線からなる第3の信号線群と、前記第4の出力端子群に接続される第4の信号線群と、を有し、
前記第3の信号線群は、前記第2の信号線群と前記第1の信号線群との間に配列され、前記第3の信号線群と前記第4の信号線群との間に前記第1の信号線群が配列されていることを特徴とする請求項1記載のディスプレイ装置。 - 前記第1の信号線群における前記信号線は、前記第1のドライバチップの前記第2のドライバチップ側の端部側の、少なくとも1つの前記出力端子に接続されており、
前記第3の信号線群における前記信号線は、前記第2のドライバチップの前記第1のドライバチップ側の端部側の、少なくとも1つの前記出力端子に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のディスプレイ装置。 - 前記第1の前記ドライバチップと第2の前記ドライバチップは、前記表示領域の一端側に隣接して設けられていることを特徴とする請求項3記載のディスプレイ装置。
- 前記第1の信号線群と前記第3の信号線群とは、前記表示領域の外部において立体的に交差して配設されていることを特徴とする請求項4記載のディスプレイ装置。
- 前記第1の前記ドライバチップと第2の前記ドライバチップは、前記表示領域の一端側と、該一端側に対向する他端側と、に設けられていることを特徴とする請求項3記載のディスプレイ装置。
- 前記複数の表示画素は、各々、カラー表示を行う所定の数の表示色の何れかを有し、列方向に同一の表示色の前記表示画素が配列され、行方向に異なる表示色の前記表示画素が隣接して一定の順序で配列されており、
前記第1の出力端子群は、前記第1のドライバチップの前記第2のドライバチップ側の端部側の前記所定の数の前記出力端子からなり、前記第3の出力端子群は、前記第2のドライバチップの前記第1のドライバチップ側の端部側の、前記所定の数の前記出力端子からなることを特徴とする請求項3記載のディスプレイ装置。 - 表示領域と、
前記表示領域において、列方向に沿って配設された複数の信号線と、
前記複数の信号線の各々に接続されて、前記表示領域内に直交する行及び列方向に沿って配列された複数の表示画素と、
前記表示領域外に設けられ、複数の出力端子を有し、該各出力端子から前記表示画素を駆動する駆動信号を出力する複数のドライバチップと、
を備え、
前記複数の表示画素は、各々、カラー表示を行う所定の数の表示色の何れかを有し、列方向に同一の表示色の前記表示画素が配列され、行方向に異なる表示色の前記表示画素が隣接して一定の順序で配列され、
前記複数の信号線は、前記各表示色の表示画素に接続される前記信号線毎に異なる前記ドライバチップに接続されて、
前記複数のドライバチップにおける一つの前記ドライバチップの少なくとも1つの前記出力端子に接続される少なくとも1本の前記信号線は、他の前記ドライバチップの前記各出力端子に接続される前記各信号線の間に配設されていることを特徴とするディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009020580A JP2010176013A (ja) | 2009-01-30 | 2009-01-30 | ディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009020580A JP2010176013A (ja) | 2009-01-30 | 2009-01-30 | ディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=42707031
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009020580A Pending JP2010176013A (ja) | 2009-01-30 | 2009-01-30 | ディスプレイ装置 |
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Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180089293A (ko) * | 2017-01-31 | 2018-08-08 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 표시 장치, 표시 모듈, 및 전자 기기 |
-
2009
- 2009-01-30 JP JP2009020580A patent/JP2010176013A/ja active Pending
Cited By (7)
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