JP2010175631A - 撮影レンズ鏡筒及び撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影レンズ鏡筒の動作の基準信号を発生する手段を、外形を大きくすることなく最適に配置する。
【解決手段】レンズ部材2,3を移動させるドライブリング5に具備されるギア部材5aと光軸方向略同一面上に、回転位相の起点を発する凸形つば形状部5cを配置し、ギア部材5aと凸形つば形状部5cの最外径を同一にするか、ギア部材5aより凸形つば形状部5cの外径を小さくする。
【選択図】図3

Description

本発明は、レンズ手段の移動が可能なズーム機構などを有する撮影レンズ鏡筒、及び前記撮影レンズ鏡筒を搭載したデジタルカメラ等の撮影装置に関するものである。
従来、デジタルカメラの中には、複数の光学レンズを光軸方向に移動させ撮影倍率を変更するズーム機構を備えるものがある。このようなズーム機構の構成例は特許文献1などに記載されている。
即ち、ズーム機構では、複数の光学レンズを保持する複数のレンズ保持部材をカムリングで光軸方向に移動させ、さらに回転規制部材によりレンズ保持部材の回転方向への移動を規制している。このような構成により光学レンズを指定の位置に移動させることができる。
光学レンズ及びレンズ保持部材などを有するレンズ鏡筒を駆動させる場合、通常、基準信号を発生させる手段を設け、その信号を起点に駆動モータを回転させて所定の位置にカムリング等の回転を停止させる方法が採用されている。例えば特許文献2では、信号の検出方法の一例を示している。即ち、カムリングの胴体で駆動ギア部と光軸方向でずれた位置に、反射部と非反射部のパターンを有する反射テープを貼り付け、そのパターンを光センサであるホトリフレクタで検出することでカムリングの停止位置を制御している。
特開2001−324663号公報 特開2002−162556号公報
しかしながら、特許文献2に示す方法により、レンズ鏡筒のズーム機構の起点を決める場合、反射テープの固定に位置誤差が発生する可能性がある。
また、駆動リングの胴体に羽根形状のつばを設け、羽根の端点をフォトリフレクタで検知する方法もあるが、羽根の突起分が大きくなってしまい、駆動リングが回転するため羽根が回転する分、つまりほぼ全周に大型化してしまう。
近年ではカメラの小型化や薄型化を市場より強く要望されており、少しでも内部部品を小型化することが第一要望として挙げられ、レンズ鏡筒を大型化せずにズーム機構の動作の起点信号を効率的に得る方法が求められている。
本発明は、上記問題点に鑑み、撮影レンズ鏡筒の動作の起点信号を発生する手段を、撮影レンズ鏡筒の外形を大型化することなく最適に配置することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮影レンズ鏡筒は、レンズ手段を光軸方向へ移動させるための動力を伝達する回転駆動手段と、前記回転駆動手段に配置され、電気的力発生手段により前記動力が伝達されるギア手段と、前記ギア手段と光軸方向の同一面上に配置され、前記回転駆動手段の回転位相の起点を検出するための起点位相発生手段とを備え、前記起点位相発生手段と前記ギア手段の最外径が同一になるように構成、又は前記ギア手段よりも前記起点位相発生手段の外径が小さくなるように構成したことを特徴とする。
また、本発明の撮影レンズ鏡筒は、カム筒手段と、前記カム筒手段の回転により光軸方向へ移動するレンズ手段と、前記カム筒手段を回転させるための動力を伝達する回転駆動手段と、前記回転駆動手段に配置され、電気的力発生手段により前記動力が伝達されるギア手段とを備えた撮影レンズ鏡筒であって、前記ギア手段と光軸方向の同一面上に配置され、前記回転駆動手段の回転位相の起点を検出するための起点位相発生手段と、前記起点位相発生手段の通過を検知する光学検知手段とを備え、前記起点位相発生手段と前記ギア手段の最外径が同一になるように構成、又は前記ギア手段よりも前記起点位相発生手段の外径が小さくなるように構成し、前記起点位相発生手段の周囲には、前記光学検知手段が直径方向に挿入されるように、前記回転駆動手段の表面直径より一段小さい直径になっている光学検知手段通過部を形成したことを特徴とする。
また、本発明の撮影レンズ鏡筒は、被回転手段を具備するカム筒手段と、前記カム筒手段の回転により光軸方向へ移動するレンズ手段と、前記被回転手段と嵌合する回転溝手段を具備する回転駆動手段と、前記回転駆動手段に配置され、電気的力発生手段により前記動力が伝達されるギア手段とを備えた撮影レンズ鏡筒であって、前記ギア手段と光軸方向の同一面上に配置され、前記回転駆動手段の回転位相の起点を検出するための起点位相発生手段と、前記起点位相発生手段の通過を検知する光学検知手段とを備え、前記起点位相発生手段と前記ギア手段の最外径が同一になるように構成、又は前記ギア手段よりも前記起点位相発生手段の外径が小さくなるように構成し、前記起点位相発生手段の周囲には、前記光学検知手段が直径方向に挿入されるように、前記回転駆動手段の表面直径より一段小さい直径になっている光学検知手段通過部を形成し、前記起点位相発生手段の内径側に前記回転溝手段を配置したことを特徴とする。
また、本発明の撮影装置は、上記いずれかの発明の撮影レンズ鏡筒を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、撮影レンズ鏡筒の動作の起点信号を発生する手段を、撮影レンズ鏡筒の外形を大型化することなく最適に配置することが可能になる。
実施の形態における撮影レンズ鏡筒の収納時の外観斜視図である。 図1で示した撮影レンズ鏡筒の繰出し時の断面構造図である。 図1で示した撮影レンズ鏡筒の収納時の背面斜視図である。 図1で示した撮影レンズ鏡筒の繰出し時の背面斜視図である。 実施の形態におけるデジタルカメラの外観斜視図である。 実施の形態におけるデジタルカメラの外観斜視図である。 実施の形態におけるデジタルカメラの要部の電気的な構成を示すブロック図である。 実施の形態におけるデジタルカメラの電源オンから撮影終了までの処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<撮影レンズ鏡筒の構造>
図1は、本発明の実施の形態における撮影レンズ鏡筒の収納時の外観斜視図であり、図2は、図1で示した撮影レンズ鏡筒の繰出し時の断面構造図である。また、図3は、図1で示した撮影レンズ鏡筒の収納時の背面斜視図であり、図4は、図1で示した撮影レンズ鏡筒の繰出し時の背面斜視図である。
本実施の形態における撮影レンズ鏡筒は、撮影倍率を変更できるズーム機構を有する、デジタルカメラ等の撮影装置に搭載される。以下、図1〜図4を参照して本実施の形態の撮影レンズ鏡筒の構造について説明する。
図2に示すように、カムリング(カム筒手段の一例)1には、その外周及び内周にカム溝1−1,1−2が形成されており、外周のカム溝1−1にはレンズ部材(レンズ手段の一例)2が、内周のカム溝1−2にはレンズ部材3が追従できるようになっている。カムリング1及びレンズ部材2の外周にはカム筒カバー手段6が配置されており、カムリング1と略一体になって作動する。
カムリング1のさらに外周には固定筒部材4が配置され、さらにその外周にドライブリング(回転駆動手段の一例)5が配置されている。ドライブリング5は、レンズ部材2,3を光軸方向へ移動する、いわゆるズーム動作を行うための駆動力を与えるものである。カムリング1には、凸柱形状の被回転部材1aが3箇所に具備されており、被回転部材1aがドライブリング5の内周に設けられている摺動溝(回転溝手段の一例)5fにスライド可能に嵌合している。
そして、ドライブリング5が光軸直交方向に回転することでカムリング1も同時に回転し、カムリング1が固定筒部材4内部のカム溝に追従することでカムリング1は光軸方向に回転しながら移動することになる。このように、被回転部材1aをドライブリング5内周に設けられた摺動溝5fに嵌合摺動させることでカムリング1を回転させる。
このとき、レンズ部材2及びは不図示の方法で直進保持されており、それぞれのレンズ部材2,3は、直進保持されながらカムリング1のカムに案内されて光軸前後方向へ移動する。
また、ドライブリング5の外周には鏡筒カバー部材7が配置され、ドライブリング5を保持している。図1及び図3等のから分かるようにドライブリング5にはギア部材5aが光軸方向後端に一体的に具備されている。そして、ギア部材5aに、複数のギアで構成されている連結ギア部材9が結合し、さらに連結ギア部材9にモータ(電気的力発生手段の一例)10が接続される。そして、モータ10により回転力が発生し、連結ギア部材9が回転力を伝達し、最終的にドライブリング5が回転することになる。即ち、ドライブリング5には、その周囲に帯状のギア部材5aが設けられ、モータ10とギア部材5aとが連結して回転することになる。そして、図3及び図4に示すパルス発生部材11は、連結ギア部材9に設けられた羽根の回転によりパルスを出力し、この発生パルスを後述するCPUがカウントし、予め決められたカウント数でモータ10の回転を停止させるようになっている。
ドライブリング5上のギア部材5aには、ギアの最端部からギアの歯先直径と同一直径でギア連絡部5bがつながっており、その回転方向端面に凸形つば形状部(起点位相発生部材の一例)5cが一体で備わっている。即ち、凸形つば形状部5cは、ギア部材5aの歯先先端直径より同径又は内径側に形成される。つまり、凸形つば形状部5cとギア部材5aの最外径が同一になるように構成するか、又はギア部材5aよりも凸形つば形状部5cの外径が小さくなるように構成する。
このように、凸形つば形状部5cはドライブリング5上のギア部材5aの端部のギアと連続的につながっている。これによって、凸形つば形状部5cの強度が増すので、撮影レンズ鏡筒100の駆動の起点、つまりドライブリング5の回転位相の起点を検出するために、撮影レンズ鏡筒100の形状を大きくする必要がなくなる。
また、凸形つば形状部5cのリブの内径側に上記の摺動溝5fが配置されており、これによって、摺動溝5fの配置の自由度が増し、撮影レンズ鏡筒100の駆動の起点を得るために、撮影レンズ鏡筒100の形状を大きくする必要がなくなる。
凸形つば形状部5cの端面を撮影レンズ鏡筒100の駆動の起点として検出し、全ての動作の基準とする。起点信号を発生させる手段は、鏡筒カバー部材7に保持されているフォトインタラプタ8を使用し、光学検知手段であるフォトインタラプタ8のスリットを凸形つば形状部5cが通過し、その端面を検出することになる。即ち、撮影レンズ鏡筒100の駆動の起点、つまりドライブリング5の回転の起点信号を得る方法は、ドライブリング5上のギア部材5aと光軸方向の略同一面上に凸形つば形状部5cを設け、フォトインタラプタ8で凸形つば形状部5cの端面を検知することで行う。そのとき、ギア部材5aの外径と凸形つば形状部5cの外径が同径か、又はギア部材5aの外径より凸形つば形状部5cが内径側にあるようにする。これによって、撮影レンズ鏡筒100の駆動の起点を得るために、撮影レンズ鏡筒100の形状を大きくする必要がなくなる。
また、凸形つば形状部5cの光軸前後方向及びその回転方向には、ドライブリング5の表面を座ぐることで一段小さい直径になっているフォトインタラプタ通過部5eが設けられている。フォトインタラプタ8がフォトインタラプタ通過部5eに挿入されることにより、撮影レンズ鏡筒100全体の大きさを最小限に抑えることができる。即ち、凸形つば形状部5cの周囲はカムリング1の外形より一段座ぐってフォトインタラプタ通過部5e(光学検知手段通過部の一例)を設けている。この通過部5eに、フォトインタラプタ8を径方向に挿入することで、撮影レンズ鏡筒100の駆動の起点を得るために、撮影レンズ鏡筒100の形状を大きくする必要がなくなる。
また、ドライブリング5上の凸形つば形状部5cの内径側に摺動溝5fの一つを配置したときに、摺動溝5fの直径方向天面がフォトインタラプタ通過部5eとオーバーラップすることで、凸形つば形状部5cの光軸方向前後に開口部5dが設けられる。これにより、撮影レンズ鏡筒100の形状を大きくすることなく、摺動溝5fをレイアウト自由に配置することができる。
また、図1に示す例では、凸形つば形状部5cの端面が、固定筒部材4に設けられた突起状の回転メカ端部材4aに突き当たって停止している。つまり、図1に示す例では、ドライブリング5が収納方向に過回転してしまった場合を示している。このようにカメラの暴走等が発生した場合は、凸形つば形状部5cの端面で作動を防止する機能も兼ねることで、特別な部材や形状を設けることなく、撮影レンズ鏡筒100の破壊を防止することができる。即ち、凸形つば形状部5cのエッジ端面が固定部材に係止されるように構成することで、この構成がドライブリング5のメカ的な停止ストッパ(回転端停止手段)を兼ねることになる。これにより、撮影レンズ鏡筒100が不測の動作を行っても過回転することなく、しかも撮影レンズ鏡筒100の駆動の起点を得るために、撮影レンズ鏡筒100の形状を大きくする必要がなくなる。
以上の構成を採ることで、撮影レンズ鏡筒100の外形を大型化することなく、撮影レンズ鏡筒100の駆動の起点信号を効率的に得ることができ、カメラの小型化を達成することができる。
<カメラの構成及び動作>
次に、上記の撮影レンズ鏡筒100を搭載したデジタルカメラの構成について、図5〜図7を参照して説明する。
図5及び図6は、本実施の形態におけるデジタルカメラの外観斜視図であり、図5は電源をオフにした状態を示し、図6は電源をオンにした状態を示している。
図5及び図6に示すように、本実施の形態のデジタルカメラ12の正面には、測光測距を行う場合の光源の補助を行う補助光16、被写体の構図を決めるファインダ17、ストロボ18、及び撮影レンズ鏡筒100が構成されている。カメラ上面には、レリーズボタン13、ズーム切換えスイッチ14、及び電源切換えボタン15が配置されている。また、図示はしないが、カメラ背面には、機能切換えを行うための操作ボタンが配置されると共に、LCDより成るディスプレイ、ファインダ接眼部などが配置されている。
図7は、本実施の形態におけるデジタルカメラの要部の電気的な構成を示すブロック図である。
このデジタルカメラ12の制御部はCPU46、ROM45、RAM47で構成され、バス44を介して、レリーズボタン13、操作ボタン21〜26、ディスプレイ20、メモリ40、及びメモリカードドライブ42等の各種構成要素が接続されている。バス44を介して制御系と接続する駆動回路43には、ズームモータ駆動部29、フォーカスモータ駆動部31、シャッタ駆動部32、絞り駆動部35、CCDやCMOS等の撮像素子37、及びストロボ18が接続されている。そして、制御系からの信号により各々の駆動を制御することになる。
ROM45には上述の各機能構成要素を制御するプログラムが記憶されている。RAM47には各制御プログラムに必要なデータが記憶されている。
以上のように、デジタルカメラ12は構成されているが、使用者が電源切換えボタン15を操作することで電源をオフからオンにすると、CPU46はROM45から必要な制御プログラムを読み出して初期動作を開始する。つまり、撮影レンズ鏡筒100を所定の撮影可能領域に移動させ、撮影機能を立ち上げてカメラを撮影スタンバイ状態にする。
撮影を行うためにレリーズボタン13を押すと、撮像素子37により被写体の明るさを検知し、その測光値に基づき絞り値やシャッタスピード、またストロボ18を発光するかどうかを判断する。次に測距を行い、被写体との距離を測定してフォーカスモータ駆動部31を駆動することにより所定のフォーカス位置へフォーカス部材30を移動させる。
次にシャッタ33の開閉を行い、所望の画像を撮像素子37に取り込む。撮像素子37には、露光制御値に基づいて入射した光の光量に応じた電荷が蓄積され、その電荷が画像信号となり、アナログ信号処理部36へと出力される。アナログ信号処理部36では、取り込まれた画像データにアナログ処理を施し、A/D変換部38に出力する。A/D変換部38では取り込まれたアナログデータをデジタルデータに変換する。このデジタルデータをデジタル信号処理部39に出力し、ここでデジタルデータの処理を行う。最終的にデジタルデータはメモリ40に記憶されることになる。メモリ40に記憶された画像データやメモリカードドライブ42に記憶されている画像データを圧縮伸張部41によって伸張処理を行い、その画像データをバス44を介してディスプレイ20に表示させることができる。
また、ズーム切換えスイッチ14を操作することにより、駆動回路43を介してズームモータ駆動部29を制御して撮影レンズ鏡筒100を光軸方向に移動させることができるようになっている。
次に、デジタルカメラの電源オンから撮影終了までフローについて、図8を参照して説明する。
図8は、本実施の形態におけるデジタルカメラの電源オンから撮影終了までの処理を示すフローチャートである。
まず使用者が撮影装置の電源をオンすると(ステップS101)、CPU46はズームモータ駆動部29に指令を送り、鏡筒駆動モータ10をCW回転させる(ステップS102)。このとき、CPU46は、フォトインタラプタ8の出力から、撮影レンズ鏡筒100の駆動の起点となる起点信号を取得する。その後、CPU46は、連結ギア部材9に設けられた羽根の回転によりパルスを出力するパルス発生部材11の発生パルスをカウントし、そのカウント数が予め決められた値に達したらモータ10の回転を停止させる。その結果、撮影レンズ鏡筒100の状態は、図5の状態から図6の状態へ変化する。このようにして、撮影レンズ鏡筒100が撮影位置に移動したことが確認できたら、撮影レンズ鏡筒100の駆動を停止させるのである(ステップS103)。
次に使用者がレリーズボタン13をオンすると(ステップS104)、測光を行い、被写体の輝度情報を得る(ステップS105)。得られた輝度情報が既定の輝度より高輝度の場合(ステップS106)、絞り34を光軸内に侵入させ、入射光量を変化させる(ステップS107)。得られた輝度情報が既定の輝度より低輝度の場合(ステップS106)、絞り34の動作は行わず光軸より退避した状態にしておく。
その後、フォーカス部材30を作動させて、被写体のピントが合う位置へ移動させ(ステップS108)、そこで画像の取り込みを開始する(ステップS109)。次にシャッタ33を開状態から閉状態へ移動させ(ステップS110)、入射光量を遮り、画像取り込みは終了となる(ステップS111)。その後、絞り34を光軸から退避させ(ステップS112)、フォーカス部材30を初期位置に移動させて動作終了となる(ステップS113)。
1 カムリング
2 レンズ部材
3 レンズ部材
4 固定筒部材
5 ドライブリング
5a ギア部材
5b ギア連絡部
5c 凸形つば形状部
5d 開口部
5e 光学検知手段通過部
8 フォトインタラプタ
9 連結ギア部材
10 モータ
11 パルス発生部材
12 撮影装置(デジタルカメラ)
14 ズームスイッチ
29 ズームモータ駆動部
37 撮像素子
43 駆動回路
44 バス
45 ROM
46 CPU
47 RAM

Claims (8)

  1. レンズ手段を光軸方向へ移動させるための動力を伝達する回転駆動手段と、
    前記回転駆動手段に配置され、電気的力発生手段により前記動力が伝達されるギア手段と、
    前記ギア手段と光軸方向の同一面上に配置され、前記回転駆動手段の回転位相の起点を検出するための起点位相発生手段とを備え、
    前記起点位相発生手段の外径と前記ギア手段の最外径が同一になるように構成、又は前記ギア手段よりも前記起点位相発生手段の外径が小さくなるように構成したことを特徴とする撮影レンズ鏡筒。
  2. カム筒手段と、前記カム筒手段の回転により光軸方向へ移動するレンズ手段と、前記カム筒手段を回転させるための動力を伝達する回転駆動手段と、前記回転駆動手段に配置され、電気的力発生手段により前記動力が伝達されるギア手段とを備えた撮影レンズ鏡筒であって、
    前記ギア手段と光軸方向の同一面上に配置され、前記回転駆動手段の回転位相の起点を検出するための起点位相発生手段と、
    前記起点位相発生手段の通過を検知する光学検知手段とを備え、
    前記起点位相発生手段の外径と前記ギア手段の最外径が同一になるように構成、又は前記ギア手段よりも前記起点位相発生手段の外径が小さくなるように構成し、
    前記起点位相発生手段の周囲には、前記光学検知手段が径方向に挿入されるように、前記回転駆動手段の表面に光学検知手段通過部を形成したことを特徴とする撮影レンズ鏡筒。
  3. 被回転手段を具備するカム筒手段と、前記カム筒手段の回転により光軸方向へ移動するレンズ手段と、前記被回転手段と嵌合する回転溝手段を具備する回転駆動手段と、前記回転駆動手段に配置され、電気的力発生手段により前記動力が伝達されるギア手段とを備えた撮影レンズ鏡筒であって、
    前記ギア手段と光軸方向の同一面上に配置され、前記回転駆動手段の回転位相の起点を検出するための起点位相発生手段と、
    前記起点位相発生手段の通過を検知する光学検知手段とを備え、
    前記起点位相発生手段の外径と前記ギア手段の外径が同一になるように構成、又は前記ギア手段の外径よりも前記起点位相発生手段の外径が小さくなるように構成し、
    前記起点位相発生手段の周囲には、前記光学検知手段が径方向に挿入されるように、前記回転駆動手段の表面に光学検知手段通過部を形成し、前記起点位相発生手段の内径側に前記回転溝手段を配置したことを特徴とする撮影レンズ鏡筒。
  4. 前記起点位相発生手段は、前記ギア手段の歯先先端直径より同径又は内径側に形成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮影レンズ鏡筒。
  5. 前記起点位相発生手段の光軸方向前後において、前記回転溝手段の直径方向天面が開口されていることを特徴とする請求項3に記載の撮影レンズ鏡筒。
  6. 前記起点位相発生手段は、前記ギア手段の一つの歯と連続的に接続されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の撮影レンズ鏡筒。
  7. 前記起点位相発生手段の回転方向端面が前記回転駆動手段の回転端停止手段を兼ねていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の撮影レンズ鏡筒。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の撮影レンズ鏡筒を備えたことを特徴とする撮影装置。
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