JP2010173073A - テープ印刷装置およびその印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザーが、簡単な操作で、テープ印刷装置に登録されたファイルの一覧を印刷することができるテープ印刷装置および印刷方法を提供する。
【解決手段】入力された情報に基づく編集データ毎にファイルとして登録するファイル登録手段82と、登録された全てのファイルについて、各ファイルの内容の少なくとも一部をファイル一覧として印刷するファイル一覧印刷手段86と、を備える。また、ファイル一覧印刷手段86は、各ファイルの内容に加え、ファイル番号およびファイル名の少なくとも1つを印刷する。
【選択図】図3
【解決手段】入力された情報に基づく編集データ毎にファイルとして登録するファイル登録手段82と、登録された全てのファイルについて、各ファイルの内容の少なくとも一部をファイル一覧として印刷するファイル一覧印刷手段86と、を備える。また、ファイル一覧印刷手段86は、各ファイルの内容に加え、ファイル番号およびファイル名の少なくとも1つを印刷する。
【選択図】図3
Description
本発明は、作成したデータをファイルとして登録することができるテープ印刷装置およびその印刷方法に関するものである。
従来、ユーザーが作成したラベルのデータを、装置本体にファイルとして登録(保存)することができるテープ印刷装置が知られている。このテープ印刷装置では、ユーザーが情報(テキストや画像など)を入力した後、所定のキー操作を行うことにより当該情報をファイルとして登録する(ファイル登録機能)。また、登録したファイルは、所定のキー操作によりユーザーが所望するタイミングで呼び出すことができる(ファイル呼出機能)。この時、呼び出し対象となるファイルの内容を、実際にファイルを呼び出す前に表示画面に表示する。これにより、ユーザーはファイルを呼び出す前に、その内容を確認することができる(例えば、非特許文献1参照)。
「テプラ」PRO SR828 取扱説明書、第2版(1998年7月発行)、p.122−p.123
ところで、上記のテープ印刷装置では、複数のファイルを登録することができるため、ユーザーはどのようなファイルが登録されているのか、あるいは所望するファイルが登録されているのかを把握することが難しい。また、ファイル登録時にファイル番号やファイル名を登録し、これらをもとに所望のファイルを選択して呼び出すことが可能であるが、ユーザーがファイル登録時のファイル番号やファイル名を忘れたり、あるいはファイル名を付けずに登録していた場合には、ファイル呼び出し時の確認画面で、登録したファイルの内容を逐一確認しながら所望のファイルを選択するしかなく、手間がかかるものであった。さらに、似たような内容のファイルが複数ある場合には、細部にわたって内容を確認しなくてはならなかった。
本発明は、上記の問題に鑑みたものであり、ユーザーが、簡単な操作で、テープ印刷装置に登録されたファイルの一覧を印刷することができるテープ印刷装置およびその印刷方法を提供することを目的とする。
本発明のテープ印刷装置は、入力された情報に基づく編集データ毎にファイルとして登録するファイル登録手段と、登録された全てのファイルについて、各ファイルの内容の少なくとも一部をファイル一覧として印刷するファイル一覧印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明のテープ印刷装置の印刷方法は、入力された情報に基づく編集データ毎にファイルとして登録するファイル登録ステップと、登録された全てのファイルについて、各ファイルの内容の少なくとも一部をファイル一覧として印刷するファイル一覧印刷ステップと、を備えたことを特徴とする。
また、本発明のテープ印刷装置において、ファイル登録手段は、ファイル毎に、当該ファイルを特定するためのファイル番号および当該ファイルのファイル名を登録し、ファイル一覧印刷手段は、各ファイルの内容に加え、ファイル番号およびファイル名の少なくとも1つを印刷することが好ましい。
これらの構成によれば、登録した全てのファイルについて、各ファイルの内容の少なくとも一部が記載されたファイル一覧を印刷することができる。これにより、ユーザーは、ファイル一覧を参照することで、登録されているファイルの内容を簡単に確認することができる。
また、ファイルの内容に加え、ファイル番号やファイル名を印刷することで、例えば、ユーザーがファイル登録時のファイル番号やファイル名を忘れたり、あるいはファイル名を付けずに登録していた場合においても、容易に所望のファイルのファイル番号やファイル名を把握することができる。このため、ユーザーは、呼び出し対象となるファイルを容易に知ることができ、当該ファイルを選択する際に利便性が良い。
また、ファイルの内容に加え、ファイル番号やファイル名を印刷することで、例えば、ユーザーがファイル登録時のファイル番号やファイル名を忘れたり、あるいはファイル名を付けずに登録していた場合においても、容易に所望のファイルのファイル番号やファイル名を把握することができる。このため、ユーザーは、呼び出し対象となるファイルを容易に知ることができ、当該ファイルを選択する際に利便性が良い。
本発明のテープ印刷装置において、各ファイルの内容の少なくとも一部を印刷する際の領域サイズ、文字サイズ、行数および文字数の内、少なくとも1つを設定するためのファイル印刷設定手段をさらに備え、ファイル一覧印刷手段は、ファイル印刷設定手段による設定に基づいて、ファイル一覧を印刷することが好ましい。
この構成によれば、ファイルの内容の少なくとも一部を印刷する際の形式(領域サイズ、文字サイズ、行数および文字数)を設定し、この設定に基づいてファイル一覧を印刷する。これにより、ユーザーのニーズに合った様式で登録ファイルの一覧を印刷することができる。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るテープ印刷装置1の開閉蓋4を開いた状態の外観斜視図である。図1に示すようにテープ印刷装置1は、装置ケース2により外装が形成され、装置ケース2の前部上面には各種入力キーを備えたキーボード3が配置されると共に、後部上面には、その左部に開閉蓋4が取り付けられ、その右部には表示画面5が配設されている。開閉蓋4の内側にはテープカートリッジCを装着するためのカートリッジ装着部6が窪入形成されており、テープカートリッジCは、開閉蓋4を開放した状態でカートリッジ装着部6に着脱可能に装着される。また、開閉蓋4にはこれを閉じた状態でテープカートリッジCの装着/非装着を視認するための覗き窓7が形成されている。
キーボード3には、文字キー群3a、および各種動作モード等を指定するための機能キー群3bが配列されている。文字キー群3aは、JIS配列に基づいたフルキー構成であり、操作するキー数の増加を抑えるためのシフトキーを備えるなど、一般のワードプロセッサー等と同様である。機能キー群3bには、[印刷]キー11、カーソルキー12、[選択]キー13、[ファイル]キー14などが含まれる。なお、これらのキー入力は、一般的なキーボードと同様に、キー入力毎に個別にキーを設けても良いし、シフトキー等と組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力するようにしても良い。
[印刷]キー11は、印刷実行を指示するためのキーである。カーソルキー12は、上下左右キー([↑],[↓],[←],[→])から成り、カーソル移動やスクロール操作を行うためのキーである。また、[選択]キー13は、選択候補(選択肢)の選択および確定操作を行うためのキーである。
一方、[ファイル]キー14は、入力された情報に基づいた編集データ(テキストデータや画像データ等)をファイルとして登録したり、あるいは登録したファイルの呼び出し/消去/複写/一覧印刷/一覧印刷設定などを行うためのキーである(詳細は後述する)。
表示画面5は、液晶ディスプレイで形成されている。表示画面5は、ユーザーがキーボード3により入力した所望の情報(編集データ)を印刷データに作成・編集したり、その結果等を視認(確認)するために用いられる。
装置ケース2の左側部には、カートリッジ装着部6と外部とを連通するテープ排出口21が形成され、このテープ排出口21には、送り出した印刷テープTを切断するためのテープカッター22(フルカッター52およびハーフカッター54,図2参照)が臨んでいる。そして、テープ排出口21から印刷済みの印刷テープTが所定長さだけ送り出され、送りを一旦停止させた状態で、この印刷済みの印刷テープTをテープカッター22により切断することにより、短冊状のラベルを作成する。
一方、カートリッジ装着部6には、ヘッドカバー25内にサーマルタイプの印刷ヘッド26が内蔵されたヘッドユニット24と、印刷ヘッド26に対峙するプラテン駆動軸27と、後述のインクリボンRを巻き取る巻き取り駆動軸28と、後述のテープリール32の位置決め突起29とを備えている。また、カートリッジ装着部6の下側には、プラテン駆動軸27および巻き取り駆動軸28を回転させるテープ送りモーター30(図2参照)が内蔵されている。
テープカートリッジCは、カートリッジケース31内部の上部中央部に、一定の幅(4mm〜48mm程度)の印刷テープTを巻回したテープリール32と、右下部にインクリボンRを巻回したリボンリール33とを収容して構成されており、印刷テープTとインクリボンRは同じ幅で構成されている。また、テープリール32の左下部には前記ヘッドユニット24を覆うヘッドカバー25に差し込まれるための貫通孔34が形成されている。さらに、貫通孔34に差し込まれたヘッドユニット24は印刷テープTとインクリボンRとが重なる部分に対応して、前記プラテン駆動軸27に嵌合されて回転駆動するプラテンローラー35が配置されている。一方、前記リボンリール33に近接してリボン巻き取りリール36が配置され、リボンリール33から繰り出されたインクリボンRは、ヘッドカバー25を周回するように配置され、リボン巻き取りリール36に巻き取られるようになっている。
テープカートリッジCがカートリッジ装着部6に装着されると、ヘッドカバー25に貫通孔34が、位置決め突起29にテープリール32の中心孔が、巻き取り駆動軸28にリボン巻き取りリール36の中心孔がそれぞれ差し込まれ、印刷テープTおよびインクリボンRを挟み込んで印刷ヘッド26がプラテンローラー35に当接して印刷が可能になる。その後、ユーザーが表示画面5の編集結果を確認しながらキーボード3により所望のテキスト(文字、数字、記号、簡易図形等のキャラクタ)や画像を入力し、印刷を指示すると、テープ印刷装置1は、テープ送りモーター30によりテープカートリッジCから印刷テープTを繰り出し、印刷ヘッド26の発熱素子を選択的に発熱させることにより印刷テープTに所望の印刷を行う。印刷テープTの印刷済み部分はテープ排出口21から随時外部に送り出され、印刷を完了すると、テープ送りモーター30は、余白分を含むテープ長さの位置まで印刷テープTの送りを行った後、その送りを停止する(その後、切断処理に移行する)。
一方、印刷テープTは、裏面に粘着剤層が形成された記録テープTaと、この粘着剤層により記録テープTaに貼り付けられた剥離テープTbとから構成されている。そして、印刷テープTは、記録テープTaを外側にし、かつ剥離テープTbを内側にしてロール状に巻回されてカートリッジケース31内に収容されている。また、印刷テープTは、テープ種別(テープ幅、テープの地色、地模様、材質(質感)など)が異なる複数種のものが用意されており、各カートリッジケース31には、このうち1種類の印刷テープTおよびインクリボンRが収容されている。また、カートリッジケース31の裏面にはテープカートリッジCの種別を特定する複数の孔(図示省略)が設けられている。また、複数の孔に対応してカートリッジ装着部6には、これらを検出するテープ識別センサー(マイクロスイッチ等)37(図2参照)が、複数設けられており、このテープ識別センサー37により複数の孔の状態を検出することで、テープ種別を判別できるようになっている。
次に、図2の制御ブロック図を参照し、テープ印刷装置1の制御構成について説明する。テープ印刷装置1は、操作部41、検出部42、印刷部43、切断部44、駆動部45、およびこれら各部と接続して、テープ印刷装置1全体を制御する制御部40を有している。
操作部41は、キーボード3上の文字キー群3aや機能キー群3bからの情報の入力・編集や設定、およびこれら各種情報の表示画面5への表示等、ユーザーインターフェイスとして機能する。検出部42は、上述したテープ識別センサー37を有し、印刷テープT(テープカートリッジC)の種別を検出する。印刷部43は、印刷ヘッド26およびテープ送りモーター30を有し、印刷テープTおよびインクリボンRを搬送しながら印刷テープT上に、生成された印刷データに基づく印刷を行う。
切断部44は、印刷テープTをフルカットするフルカッター52およびこれを駆動するフルカッターモーター51と、印刷テープTをハーフカットするハーフカッター54およびこれを駆動するハーフカッターモーター53と、を有している。そして、これらフルカッター52およびハーフカッター54により、印刷部43で印刷処理済みの印刷テープTを所定の長さになるように切断し、ラベルを作成する。駆動部45は、ディスプレイドライバー55、ヘッドドライバー56、テープ送りモータードライバー57およびカッターモータードライバー58を有し、各部を駆動する。
制御部40は、CPU(Central Processing Unit)61、ROM(Read Only Memory)62、RAM(Random Access Memory)63、フラッシュROM64、および入出力制御装置(以下、「IOC:Input Output Controller」と称する)65を備え、これらは互いに内部バス66により接続されている。
ROM62は、CPU61が各種制御を行うための制御プログラムおよび制御データを記憶している。RAM63は、CPU61が各種処理を実行するための作業領域として使用される。
フラッシュROM64は、ファイル領域71を有している。ファイル領域71は、ユーザーにより入力された編集データ毎にファイルとして記憶する。この記憶した各ファイルには、各ファイルを特定するためのファイル番号、およびユーザーにより各ファイルに付けられたファイル名が関連付けられている。
上記の構成により、CPU61は、ROM62内の各種制御プログラムに従って、IOC65を介してテープ印刷装置1内の各部から各種信号・データを入力する。また、入力された各種信号・データに基づいてRAM63内の各種データを処理し、IOC65を介してテープ印刷装置1の各部に各種信号・データを出力することにより、入力編集処理や印刷切断処理の制御を行なう。
ここで、図3を参照して、ファイルを操作するための各種機能(ファイル操作機能81)について説明する。図3に示すように、ファイル操作機能81は、ファイル登録機能82(ファイル登録手段)、ファイル呼出機能83、ファイル消去機能84、ファイル複写機能85、ファイル一覧印刷機能86(ファイル一覧印刷手段)および一覧印刷設定機能87(ファイル印刷設定手段)から構成されており、これら各機能(82〜87)は、[ファイル]キー14の操作により選択することができる。
ファイル登録機能82は、ユーザーにより入力された編集データ毎にファイルとして登録(保存)する機能であり、各ファイルの内容、各ファイルを特定するためのファイル番号、および各ファイルに付けられたファイル名を関連付けて登録する。
ファイル呼出機能83は、登録したファイルを呼び出す機能であり、登録した全てのファイルの中から、ユーザーにより選択されたファイルを呼び出す。
ファイル消去機能84は、登録したファイルを削除する機能であり、登録した全てのファイルの中から、ユーザーにより選択されたファイルを消去する。
ファイル複写機能85は、登録したファイルを複写する機能であり、登録した全てのファイルの中から、ユーザーにより選択されたファイルを別ファイル(別のファイル番号)として登録する。
ファイル一覧印刷機能86は、登録した全てのファイルについて、各ファイルのファイル番号101、ファイル名102、およびファイルの内容の少なくとも一部(ファイル内容103)の一覧(以下、「ファイル一覧」と称す。)を印刷する機能である(図5参照)。また、このファイル一覧は、後述の一覧印刷設定機能87による設定に基づいて印刷される。
一覧印刷設定機能87は、選択肢として行数設定91および文字数設定92を有している。行数設定91は、ファイル一覧を印刷テープTに印刷する際の行数を設定するものであり、「連動91a(デフォルト設定)」および「固定91b」の2つの選択肢を有している。選択肢「連動91a」は、テープ印刷装置1(カートリッジ装着部6)に装着したテープカートリッジCに収容された印刷テープTのテープ幅により印刷可能な最大行数を設定する。
例えば、図4に示すように、印刷テープTのテープ幅が「4mm」のテープカートリッジCが装着されている場合、行数は「1行」に設定され、テープ幅が「6mm」の場合は「2行」、テープ幅が「9mm」の場合は「3行」という具合に、装着されたテープカートリッジCの印刷テープTのテープ幅と連動して印刷可能な最大行数が設定される。
一方、選択肢「固定91b」は、印刷テープTのテープ幅によらず常に行数を固定的に設定するものであり、「5行」、「6行」、「7行」、「8行」の4つの選択肢の中から選択された値に行数を固定する。この選択肢「固定91b」により行数を設定する場合、例えば、テープ幅が「9mm(最大印刷行数:3行(図4参照))」の印刷テープTをテープ印刷装置1に装着した状態で、行数を「5行(またはこれ以上)」に設定した場合、テープ印刷装置1は、9mmの印刷テープTの最大印刷行数を超えた設定がなされたと判定し、印刷指示時にエラー表示を行うなどして、ユーザーにその旨を通知する。
文字数設定92は、上記のファイル一覧を印刷テープTに印刷する際の、登録ファイル単位の1行あたりの最大文字数を指定する機能であり、「10文字/行」、「20文字/行(デフォルト設定)」、「30文字/行」、「50文字/行」の4つの選択肢を有している。これらの行数設定91および文字数設定92により、ユーザーのニーズに合った様式で登録されたファイルの一覧を印刷することができる。
なお、テープ印刷装置1では、装着した印刷テープTのテープ幅により、印刷行数と文字サイズとは連動する(印刷行数を設定することで文字サイズは必然的に決定する)。このため、文字数設定92で設定された文字数分の各文字の文字サイズは、上記の行数設定91により設定された行数に連動して決定される。例えば、テープ幅に対しての最大の印刷行数が設定されている場合、その文字サイズは、テープ印刷装置1で使用可能な最小の文字サイズになる。
また、図4に示すテープ幅と印刷可能行数との対応関係は、あくまでも一例であり、テープ印刷装置1の機種(性能)によりテープ幅と印刷可能行数との対応関係は異なる。また、「固定91b」の下位階層にある選択肢(「5行」〜「8行」)、および文字数設定92の下位階層の選択肢(「20文字/行」〜「50字/行」)は一例であり、これに限るものではない。
ここで、図5を参照して、ファイル一覧の印刷結果(ファイル一覧を印刷したラベルL)について説明する。図5に示すラベルLは、12mmの印刷テープTを用い、行数設定91を「連動91a」に設定し、文字数設定92を「20文字/行」に設定した場合の印刷結果である。なお、図中の点線は、1行あたりの文字数に対応する印刷領域を示すものであり、実際の印刷時には印刷されない。
[ファイル]キー13の操作により、ファイル一覧印刷機能86が選択されると、行数設定91および文字数設定92の設定内容に基づいて、登録されている全てのファイルについての各ファイルのファイル番号101/ファイル名102/ファイル内容103が印刷される。この時、ファイル番号101、ファイル名102、およびファイル内容103が設定行数や設定文字数に満たない場合であっても設定された値に基づいて印刷が行われるため、1ファイルあたりのラベルLの長さは一定の長さとなる。また、編集データが登録されていないファイル番号(例えば、ファイル番号101が02〜04、06〜08等)に関しては印刷を行わず、登録されているファイル番号の内容のみを連続して印刷する。
以上のように、本実施形態によれば、登録した全てのファイルについて、各ファイルの内容の少なくとも一部をファイル一覧として印刷することができる。これにより、ユーザーは、ファイル内容103の一覧を参照することで、どのようなファイルが登録されているかを簡単に確認することができる。
また、ファイル内容103に加え、ファイル番号101やファイル名102を印刷することで、例えば、ユーザーがファイル登録時のファイル番号101やファイル名102を忘れたり、あるいはファイル名102を付けずに登録していた場合においても、ファイル一覧を印刷したラベルLを参照することで、容易に所望のファイルのファイル番号101やファイル名102を把握することができる。このため、ユーザーは、呼び出し対象となるファイルを容易に選択できるため利便性が良い。
なお、ラベルLの切断方法としてハーフカットの設定が行われている場合、図6に示すように、ファイル単位でハーフカットを行い、ハーフカットラインHCを境界として分離可能にすることも可能である。
また、一覧印刷設定機能87として、行数設定91の代わりに、文字サイズを設定するようにしても良い(例えば、文字サイズ:16dot等)。また、文字数設定92の代わりに、1つのファイルにおいて使用する印刷テープTの印刷領域のサイズ、つまり、1つのファイルにおける印刷テープTの長手方向の長さ(テープ長)を設定するようにしても良い(例えば、テープ長:5cm等)。
また、本実施形態では、ファイル一覧の印刷について説明したが、これに限るものではなく、テープ印刷装置1に「あて名」や「外字」を登録し、それぞれの一覧(あて名一覧、外字一覧)を印刷する場合にも適用可能である。
また、本実施形態では、[ファイル]キー14の操作により、ファイル一覧印刷を実行するようにしているが、これに限らず、例えば、単独のキーとして、「ファイル一覧印刷キー」を設けても良いし、あるいは、既存のキーとシフトキーとの組み合わせでファイル一覧印刷機能86を実現することも可能である。
また、上述した実施例によらず、テープ印刷装置1の装置構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
1…テープ印刷装置 82…ファイル登録機能 86…ファイル一覧印刷機能 87…一覧印刷設定機能 101…ファイル内容 102…ファイル番号 103…ファイル名
Claims (4)
- 入力された情報に基づく編集データ毎にファイルとして登録するファイル登録手段と、
登録された全ての前記ファイルについて、前記各ファイルの内容の少なくとも一部をファイル一覧として印刷するファイル一覧印刷手段と、を備えたことを特徴とするテープ印刷装置。 - 前記各ファイルの内容の少なくとも一部を印刷する際の領域サイズ、文字サイズ、行数および文字数の内、少なくとも1つを設定するためのファイル印刷設定手段をさらに備え、
前記ファイル一覧印刷手段は、
前記ファイル印刷設定手段による設定に基づいて、前記ファイル一覧を印刷することを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。 - 前記ファイル登録手段は、
前記ファイル毎に、当該ファイルを特定するためのファイル番号および当該ファイルのファイル名を登録し、
前記ファイル一覧印刷手段は、
前記各ファイルの内容に加え、前記ファイル番号および前記ファイル名の少なくとも1つを印刷することを特徴とする請求項1または2に記載のテープ印刷装置。 - 入力された情報に基づく編集データ毎にファイルとして登録するファイル登録ステップと、
登録された全ての前記ファイルについて、前記各ファイルの内容の少なくとも一部をファイル一覧として印刷するファイル一覧印刷ステップと、を備えたことを特徴とするテープ印刷装置の印刷方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009014978A JP2010173073A (ja) | 2009-01-27 | 2009-01-27 | テープ印刷装置およびその印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009014978A JP2010173073A (ja) | 2009-01-27 | 2009-01-27 | テープ印刷装置およびその印刷方法 |
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ID=42704499
Family Applications (1)
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JP2009014978A Pending JP2010173073A (ja) | 2009-01-27 | 2009-01-27 | テープ印刷装置およびその印刷方法 |
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