JP2010172062A - 電力供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の電源間における残容量のばらつきを抑え、高電圧を出力可能な時間を長時間確保できるようにする。
【解決手段】コントローラ2が、駆動部10の要求出力の正負(力行・回生状態)と電源部1が備える複数の電源BAT1〜BAT3の電源電圧VBAT1〜VBAT3とに基づいて各電源BAT1〜BAT3の優先順位を設定し、この優先順位と要求電圧とに基づき、優先順位の高い電源がより長く使用されて各電源間の電位差が小さくなるように、電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続する電源を決定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の電源を有する電力供給装置に関する。
従来、複数の電源を有する電力供給装置として、特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載の電力供給装置は、電気自動車の電動モータに電力供給するものであり、アクセルペダルの踏み込み量に応じて複数の電源の直列と並列を切り換えることで、電動モータへの供給電圧を制御するようにしている。具体的には、アクセルペダルの踏み込み量が小さく要求駆動力が小さいときは、複数電源を並列接続して電源電圧を小さくすることで、電動モータにおける損失を低減させる。一方、アクセルペダルの踏み込み量が大きく要求駆動力が大きいときは、複数電源を直列接続して電源電圧を高くすることで、弱め界磁制御による損失増加を低減させるとともに最大出力を向上させるようにしている。
特開平5−236608号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている従来の技術では、アクセルペダルの踏み込み量に応じて複数の電源の直並列接続を切替える制御としているが、複数の電源間における残容量のばらつきについては考慮されていないため、例えば、複数の電源のうちで使用する電源に偏りが生じることにより残容量のばらつきが大きくなる懸念がある。そして、複数の電源間で残容量のばらつきが大きいと、各電源を直列に接続して高電圧を出力する場合に残容量の小さい電源が先に空になってしまい、他の電源は個別には電力が取り出せるにも関わらず、電力供給装置としては高電圧を出力可能な時間が制限されてしまうという問題があった。
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解消すべく創案されたものであって、複数の電源間における残容量のばらつきを抑え、高電圧を出力可能な時間を長時間確保することができる電力供給装置を提供することを目的としている。
本発明に係る電力供給装置は、複数の電源の端子同士および出力端子との接続を電源接続切替え手段により切替えて、負荷に対して所望の電力を供給するものであり、電源接続切替え手段に指令を与えるコントローラが、負荷の要求電力の正負と複数の電源の電圧とに基づいて複数の電源に対して優先順位を設定し、負荷の要求電圧と複数の電源の優先順位とに基づき、複数電源間の電位差が小さくなるように出力端子に接続する電源を決定することで、上記の課題を解決する。
本発明に係る電力供給装置によれば、複数の電源の電圧に応じて設定された優先順位に従って、複数電源間の電位差が小さくなるように、複数の電源のうちで出力端子に接続する電源が決定されるので、複数の電源間における残容量のばらつきを抑えて、高電圧を出力可能な時間を長時間確保することができる。
本発明を適用した電力供給装置の一例を示す構成図である。 電源部が備える複数の電源を説明する図である。 コントローラの動作を説明する図である。 第1の実施形態の電力供給装置においてコントローラにより実施される処理の流れを示すフローチャートである。 コントローラにおいて図4のフローチャートのステップS110およびステップS111の処理が実施された場合における各電源の電源電圧の時間変化を示す図である。 電源BAT2と電源BAT1とが直列接続されて電源部の出力端子に接続されたときの電源部内の接続状態および電流経路を示す図である。 電源BAT2と電源BAT3とが直列接続されて電源部の出力端子に接続されたときの電源部内の接続状態および電流経路を示す図である。 第2の実施形態の電力供給装置においてコントローラにより実施される処理の流れを示すフローチャートである。 コントローラにおいて図8のフローチャートのステップS201〜ステップS203の処理が実施された場合における各電源の電源電圧の時間変化を示す図である。 第3の実施形態の電力供給装置においてコントローラにより実施される処理の流れを示すフローチャートである。 コントローラにおいて図10のフローチャートのステップS303の処理が実施された場合における各電源の電源電圧の時間変化を示す図である。 電源BAT1と電源BAT2とが並列接続されて電源部の出力端子に接続されたときの電源部内の接続状態および電流経路を示す図である。 コントローラにおいて図10のフローチャートのステップS309の処理が実施された場合における各電源の電源電圧の時間変化を示す図である。 電源BAT2と電源BAT3とが並列接続され、さらに電源BAT1と直列接続されて電源部の出力端子に接続されたときの電源部内の接続状態および電流経路を示す図である。 第4の実施形態の電力供給装置においてコントローラにより実施される処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明を適用した電力供給装置の一例を示す構成図である。この電力供給装置は、電気自動車の駆動部10に対して電力供給するものであり、駆動部10に接続される電源部1と、この電源部1を制御するコントローラ2とを備える。
電気自動車の駆動部10は、永久磁石同期モータ11をインバータ12で駆動する構成であり、永久磁石同期モータ5のトルク指令を受けて、インバータ12の電圧制御によってモータ電流を制御する。
電源部1は、複数の電源(本例では3つの電源BAT1〜BAT3)を有し、これら複数の電源BAT1〜BAT3が、複数のスイッチ(本例では6つのスイッチSW1〜SW6)を介して、一対の出力端子OT(+),OT(−)に接続される構成である。この電源部1で用いる複数の電源BAT1〜BAT3は、例えばリチウムイオン電池等の2次電池よりなり、図2に示すように、各電源ごとに、その電源電圧VBAT1〜VBAT3および出力電流IBAT1〜IBAT3が電圧センサVおよび電流センサAにより随時計測され、コントローラ2に入力される。また、電源部1の出力電圧(出力端子間電圧)VOUTも電圧センサVにより計測され、コントローラ2に入力される。
電源部1は、コントローラ2からのスイッチオン・オフ指令に応じて各スイッチSW1〜SW6のオン・オフが制御されることで、複数の電源BAT1〜BAT3の接続を並列と直列に切り替えることができる。このとき、電源部1の出力電圧VOUTは、直列に接続される電源の数に応じて、VOUT1:電源1直列分の電圧、VOUT2:電源2直列分の電圧、VOUT3:電源3直列分の電圧のうちいずれかの電圧に制御される。これらの出力電圧VOUT1,VOUT2,VOUT3を出力する際の各電源BAT1〜BAT3の接続状態およびスイッチSW1〜SW6のオン・オフ状態を下記表1〜表3に示す。なお、下記表1が出力電圧VOUT1を出力する際の電源接続パターンを示し、下記表2が出力電圧VOUT2を出力する際の電源接続パターンを示し、下記表3が出力電圧VOUT3を出力する際の電源接続パターンを示している。
Figure 2010172062
Figure 2010172062
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コントローラ2は、図3に示すように、永久磁石同期モータ11への要求トルク、永久磁石同期モータ11の回転数、電源部1の出力電圧VOUT、各電源BAT1〜BAT3の電源電圧VBAT1〜VBAT3を入力とし、電源部1の各電源BAT1〜BAT3のうちで出力端子OT(+),OT(−)に接続する電源を決定して、各スイッチSW1〜SW6それぞれに対するオン・オフ指令を出力する。
具体的には、コントローラ2は、例えば図4のフローチャートで示す処理により電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続する電源を決定し、それに応じたスイッチオン・オフ指令を出力する。
すなわち、コントローラ2は、まずステップS101において、電気自動車のアクセルやブレーキペダルの踏込み量から駆動部10に対する要求出力を推定する。そして、ステップS102において、ステップS101で推定した駆動部10の要求出力が正であるかどうかを判定する。ここで、要求出力の正負は、正のときは力行が要求されており、負のときは回生が要求されているものとする。コントローラ2は、このステップS102での判定の結果、要求出力が正であると判断した場合はステップS103に処理を移行し、要求出力が負であると判断した場合はステップS104に処理を移行する。
ステップS103では、コントローラ2は、電源部1の各電源BAT1〜BAT3の電源電圧VBAT1〜VBAT3に基づいて、電源電圧が高い電源ほど優先順位が高くなるように、各電源BAT1〜BAT3の優先順位を設定する。一方、ステップS104では、コントローラ2は、電源部1の各電源BAT1〜BAT3の電源電圧VBAT1〜VBAT3に基づいて、電源電圧が低い電源ほど優先順位が高くなるように、各電源BAT1〜BAT3の優先順位を設定する。
次に、コントローラ2は、ステップS105において、永久磁石同期モータ11の回転数、要求トルクに基づき、駆動部10の要求電圧を推定する。ここで、電源部1は、3つの電源BAT1〜BAT3の接続切替えによりその直列数に応じた電圧を出力することが可能である。したがって、コントローラ2は、駆動部10の要求電圧を、電源部1における電源BAT1〜BAT3の直列数に相当する段階的な電圧レベルで判断する。そして、ステップS106において、ステップS105で推定した駆動部10の要求電圧を出力するために電源部1の電源BAT1〜BAT3の直列数を2以上にする必要があるかどうかを判定し、直列数を2以上にする必要があると判断した場合は、さらにステップS107において、直列数を3にする必要があるかどうかを判定する。
以上の判定の結果、駆動部10の要求電圧を出力するために電源部1における電源の直列数は1でよいと判断した場合(ステップS106でNoの判定の場合)、コントローラ2は、ステップS108において、電源部1の3つの電源BAT1〜BAT3のうちで、ステップS103またはステップS104で設定した優先順位が1位の電源を選択し、この優先順位1位の電源が電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続されるように、各スイッチSW1〜SW6に対するオン・オフ指令を出力する。
また、コントローラ2は、駆動部10の要求電圧を出力するために電源部1における電源の直列数を3にする必要があると判断した場合(ステップS107でYesの判定の場合)には、ステップS109において、3つの電源BAT1〜BAT3が全て直列接続されて電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続されるように、各スイッチSW1〜SW6に対するオン・オフ指令を出力する。
また、コントローラ2は、駆動部10の要求電圧を出力するために電源部1における電源の直列数を2とすることが適切と判断した場合(ステップS107でNoの判定の場合)には、ステップS110において、電源部1の3つの電源BAT1〜BAT3のうちで、ステップS103またはステップS104で設定した優先順位が2位の電源と3位の電源とを、所定の時間Tn毎(例えば、数m秒〜数分程度)に切替えながら順次選択する。そして、ステップS111において、ステップS110で選択した電源と優先順位が1位の電源とが直列接続されて電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続されるように、各スイッチSW1〜SW6に対するオン・オフ指令を出力する。
図5は、コントローラ2において上記のステップS110およびステップS111の処理が実施された場合における各電源BAT1〜BAT3の電源電圧VBAT1〜VBAT3の時間変化を示す図である。この図5の例は、駆動部10の要求出力が正(力行状態)であり、電源部1の3つの電源BAT1〜BAT3のうち、電源BAT2の優先順位が1位、電源BAT1の優先順位が2位、電源BAT3の優先順位が3位と設定された場合の例である。
時刻t0では、優先順位が1位の電源BAT2と優先順位が2位の電源BAT1とが直列接続されて電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続され、駆動部10に対して出力電圧VOUT2を出力する。このときの電源部1内の接続状態および電流経路を図6に示す。また、このときのスイッチSW1〜SW6のオン・オフ状態は、表2に示したパターン2−2に相当する。電源部1は、時刻t0から所定時間Tnが経過するまで、この状態を保持する。
次に、時刻t0から所定時間Tnが経過した時刻t1においては、電源BAT2に直列接続する電源として、優先順位が2位の電源BAT1に代えて優先順位が3位の電源BAT3が選択され、優先順位が1位の電源BAT2と優先順位が3位の電源BAT3とが直列接続されて電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続される。このときの電源部1内の接続状態および電流経路を図7に示す。また、このときのスイッチSW1〜SW6のオン・オフ状態は、表2に示したパターン2−5に相当する。電源部1は、時刻t1から所定時間Tnが経過するまで、この状態を保持する。
その後、電源部1では、所定時間Tnが経過するごとに、電源BAT2に直列接続する電源を電源BAT1と電源BAT3とで交互に切替えながら、駆動部10に対して出力電圧VOUT2の出力を継続する。以上の処理により、力行時には電圧の高い電源BAT2が他の電源BAT1,BAT3より長く使用されるため、電源BAT2と電源BAT1,BAT3の電位差が時間経過とともに徐々に小さくなる。これにより、各電源BAT1〜BAT3間の残容量のばらつきが平準化されることになり、電源部1が高電圧を出力可能な時間を長時間確保することが可能となる。
なお、図5の例では、電源BAT2の優先順位が1位に設定されているが、他の電源BAT1,BAT3の優先順位が1位に設定された場合も、同様の処理により各電源間の電位差を小さくして残容量のばらつきを平準化できることは勿論である。また、回生状態においては、電圧が低いほど優先順位が高くなるように各電源の優先順位を設定し、以上と同様の処理により電圧が低い電源を他の電源よりも長く使用することで、各電源間の電位差を小さくして残容量のばらつきを平準化することができる。また、以上の例では電源の数を3としているが、より多数の電源を備える構成の場合においても、各電源の電源電圧に応じて優先順位を設定し、その優先順位に従って同様の処理を行うことにより、各電源間の電位差を小さくして残容量のばらつきを平準化することができる。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本実施形態の電力供給装置によれば、駆動部10の要求出力の正負(力行・回生状態)と電源部1が備える複数の電源BAT1〜BAT3の電源電圧VBAT1〜VBAT3とに基づいて各電源BAT1〜BAT3の優先順位が設定され、優先順位の高い電源がより長く使用されるように、電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続される電源が決定されるので、電源部1から駆動部10に対して要求される出力電圧VOUTを出力しながら、電源部1の各電源BAT1〜BAT3間の電位差を徐々に小さくして、残容量のばらつきを平準化することができる。したがって、電源部1の各電源BAT1〜BAT3間の残容量のばらつきを抑制して、高電圧を出力可能な時間を長時間確保することができる。
また、各電源BAT1〜BAT3の優先順位は、駆動部10の要求出力が正のときは電源電圧が高い電源ほど優先順位が高くなり、駆動部10の要求出力が負のときは電源電圧が低いほど優先順位が高くなるように設定されるので、力行状態と回生状態との双方において、各電源BAT1〜BAT3間の電位差を徐々に小さくして、残容量のばらつきを平準化することができる。
また、2電源を直列接続した電圧が要求されている場合には、優先順位が2位以下の電源を所定時間ごとに交互に切替えながら優先順位が1位の電源と直列接続して使用するようにしているので、優先順位が2位以下の電源間での残容量のばらつきを大きくすることなく、要求される電圧を出力することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、駆動部10から2電源を直列接続した電圧が要求される場合に、優先順位が1位の電源に対して直列に接続する他の電源の接続時間を、優先順位が高い電源ほど長くなるようにしたものである。なお、本実施形態における電力供給装置の構成および基本的な動作は第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態と共通若しくは対応する構成要素については同一の符号を付して、第1の実施形態と重複する説明は省略する。
図8は、本実施形態の電力供給装置においてコントローラ2により実施される処理の流れを示すフローチャートである。この図8のフローチャートにおいて、ステップS101〜ステップS109の処理は、上述した第1の実施形態と同様である(図4参照)。
本実施形態の電力供給装置では、コントローラ2は、駆動部10の要求電圧を出力するために電源部1における電源の直列数を2とすることが適切と判断した場合(ステップS107でNoの判定の場合)に、まずステップS201において、優先順位が1位の電源に対して直列接続する電源の接続時間(所定の時間Tn)を、その電源の優先順位に応じて設定する。具体的には、ステップS103またはステップS104で設定した優先順位が2位の電源の接続時間Tn1と優先順位が3位の電源の接続時間Tn2とを、Tn1>Tn2となるように設定する。
次に、コントローラ2は、ステップS202において、優先順位が1位の電源に接続する電源として、優先順位が2位の電源と3位の電源とを所定の時間Tn1,Tn2ごとに切替えながら順次選択する。そして、ステップS203において、ステップS202で選択した電源と優先順位が1位の電源とが直列接続されて電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続されるように、各スイッチSW1〜SW6に対するオン・オフ指令を出力する。
図9は、コントローラ2において上記のステップS201〜ステップS203の処理が実施された場合における各電源BAT1〜BAT3の電源電圧VBAT1〜VBAT3の時間変化を示す図である。この図9の例は、駆動部10の要求出力が正(力行状態)であり、電源部1の3つの電源BAT1〜BAT3のうち、電源BAT2の優先順位が1位、電源BAT1の優先順位が2位、電源BAT3の優先順位が3位と設定された場合の例である。
時刻t0では、優先順位が1位の電源BAT2と優先順位が2位の電源BAT1とが直列接続されて電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続され、駆動部10に対して出力電圧VOUT2を出力する。電源部1は、時刻t0から所定時間Tn1が経過するまで、この状態を保持する。
次に、時刻t0から所定時間Tn1が経過した時刻t1においては、電源BAT2に直列接続する電源として、優先順位が2位の電源BAT1に代えて優先順位が3位の電源BAT3が選択され、優先順位が1位の電源BAT2と優先順位が3位の電源BAT3とが直列接続されて電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続される。電源部1は、時刻t1から所定時間Tn2が経過するまで、この状態を保持する。ここで、電源BAT3は電源BAT1に比べて優先順位が低いので、電源BAT3が電源BAT2に直列接続される時間Tn2は、電源BAT1が電源BAT2に直列接続される時間Tn1よりも短くなっている。
その後、電源部1では、所定時間Tn1,Tn2が経過するごとに、電源BAT2に直列接続する電源を電源BAT1と電源BAT3とで交互に切替えながら、駆動部10に対して出力電圧VOUT2の出力を継続する。以上の処理により、力行時には電圧の高い電源BAT2が他の電源BAT1,BAT3より長く使用されるため、電源BAT2と電源BAT1,BAT3の電位差が時間経過とともに徐々に小さくなる。さらに、電源BAT1と電源BAT3との関係においても、電源BAT1が電源BAT3よりも長く使用されるため、電源BAT1と電源BAT3の電位差も時間経過とともに徐々に小さくなる。これにより、各電源BAT1〜BAT3間の残容量のばらつきがより効率よく平準化されることになり、電源部1が高電圧を出力可能な時間を長時間確保することが可能となる。
なお、図9の例では、電源BAT2の優先順位が1位、電源BAT1の優先順位が2位、電源BAT3の優先順位が3位に設定されているが、他の順番で優先順位が設定されている場合も、その優先順位に従って同様の処理を行うことにより各電源間の電位差を小さくして残容量のばらつきを平準化できることは勿論である。また、回生状態においては、電圧が低いほど優先順位が高くなるように各電源の優先順位を設定し、以上と同様の処理により電圧が低い電源を他の電源よりも長く使用することで、各電源間の電位差を小さくして残容量のばらつきを平準化することができる。また、以上の例では電源の数を3としているが、より多数の電源を備える構成の場合においても、各電源の電源電圧に応じて優先順位を設定し、その優先順位に従って同様の処理を行うことにより、各電源間の電位差を小さくして残容量のばらつきを平準化することができる。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本実施形態の電力供給装置によれば、電源部1が備える複数の電源BAT1〜BAT3のうち、優先順位が2位以下の電源についてもその優先順位が高いほど長く使用されるように、電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続される電源が決定されるので、電源部1の各電源BAT1〜BAT3間の電位差を効率よく低減し、残容量のばらつきを平準化することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、駆動部10から2電源を直列接続した電圧が要求される場合に、優先順位が2位以下の電源の中で電位差が所定値未満の複数電源があればそれらを並列接続し、この並列接続した複数の電源と優先順位が1位の電源とを直列接続して電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続するようにしたものである。また、駆動部10から1電源分の電圧が要求される場合に、優先順位が1位の電源と優先順位が2位以下の電源との電位差が所定値未満であれば、優先順位が1位の電源と2位以下の電源とを並列接続して電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続する。なお、本実施形態における電力供給装置の構成および基本的な動作は第1および第2の実施形態と同様であるので、第1および第2の実施形態と共通若しくは対応する構成要素については同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図10は、本実施形態の電力供給装置においてコントローラ2により実施される処理の流れを示すフローチャートである。この図10のフローチャートにおいて、ステップS101〜S107,S109の処理は、上述した第1および第2の実施形態と同様である(図4および図8参照)。
本実施形態の電力供給装置では、コントローラ2は、駆動部10の要求電圧を出力するための電源部1における電源直列数を1と判断した場合(ステップS106でNoの判定の場合)に、まずステップS301において、電源部1の3つの電源BAT1〜BAT3のうち、ステップS103またはステップS104で設定した優先順位が1位の電源と2位の電源との電位差がΔVa(数V程度)以上であるか否かを判定する。そして、優先順位が1位の電源と2位の電源との電位差がΔVa以上であれば、ステップS302において、優先順位が1位の電源のみが電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続されるように、各スイッチSW1〜SW6に対するオン・オフ指令を出力する。
一方、優先順位が1位の電源と2位の電源との電位差がΔVa未満であれば、コントローラ2は、ステップS303において、優先順位が1位の電源と2位の電源とが並列接続されて電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続されるように、各スイッチSW1〜SW6に対するオン・オフ指令を出力する。なお、優先順位が1位の電源と3位の電源との電位差もΔVa未満の場合には、3つの電源BAT1〜BAT3の全てが並列接続されて電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続されるように、各スイッチSW1〜SW6に対するオン・オフ指令を出力するようにしてもよい。
また、コントローラ2は、駆動部10の要求電圧を出力するために電源部1における電源の直列数を2とすることが適切と判断した場合(ステップS107でNoの判定の場合)には、ステップS304において、電源部1の3つの電源BAT1〜BAT3のうちで、ステップS103またはステップS104で設定した優先順位が2位の電源と3位の電源との電位差がΔVa(数V程度)以上であるか否かを判定する。そして、優先順位が2位の電源と3位の電源との電位差がΔVa以上であれば、ステップS305において、第2の実施形態で説明したように、優先順位が2位の電源の接続時間Tn1と優先順位が3位の電源の接続時間Tn2とを設定し、ステップS306において、優先順位が2位の電源と3位の電源とを所定の時間Tn1,Tn2ごとに切替えながら順次選択する。そして、ステップS307において、ステップS306で選択した電源と優先順位が1位の電源とが直列接続されて電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続されるように、各スイッチSW1〜SW6に対するオン・オフ指令を出力する。
一方、優先順位が2位の電源と3位の電源との電位差がΔVa未満であれば、コントローラ2は、ステップS308において、優先順位が2位の電源と3位の電源とを並列接続できる(図1に示した構成であれば優先順位が1位の電源が電源BAT2ではない)かどうかを確認し、優先順位が2位の電源と3位の電源とを並列接続できる構成であれば、ステップS309において、優先順位が2位の電源と3位の電源とが並列接続され、さらに優先順位が1位の電源と直列接続されて電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続されるように、各スイッチSW1〜SW6に対するオン・オフ指令を出力する。
図11は、コントローラ2において上記のステップS303の処理が実施された場合における各電源BAT1〜BAT3の電源電圧VBAT1〜VBAT3の時間変化を示す図である。この図11の例は、駆動部10の要求出力が正(力行状態)であり、電源部1の3つの電源BAT1〜BAT3のうち、電源BAT1の優先順位が1位、電源BAT2の優先順位が2位、電源BAT3の優先順位が3位と設定され、電源BAT1と電源BAT2との電位差がΔVa未満の場合の例である。
時刻t0では、電源BAT1の電圧と電源BAT2の電圧はほぼ同等であり、電位差がΔVa未満となっている。これに対して電源BAT3の電圧は低い状態である。この状態で、優先順位が1位の電源BAT1と優先順位が2位の電源BAT2とが並列接続されて電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続される。このときの電源部1内の接続状態および電流経路を図12に示す。また、このときのスイッチSW1〜SW6のオン・オフ状態は、表1に示したパターン1−4に相当する。
電源部1では、以上の電源接続状態が継続されることで、電源BAT1のVBAT1と電源BAT2の電圧VBAT2とが同時に減少し、時間経過とともに電源BAT3の電圧VBAT3に徐々に近付いていく。これにより、各電源BAT1〜BAT3間の残容量のばらつきが平準化されることになり、電源部1が高電圧を出力可能な時間を長時間確保することが可能となる。
図13は、コントローラ2において上記のステップS309の処理が実施された場合における各電源BAT1〜BAT3の電源電圧VBAT1〜VBAT3の時間変化を示す図である。この図13の例は、駆動部10の要求出力が正(力行状態)であり、電源部1の3つの電源BAT1〜BAT3のうち、電源BAT1の優先順位が1位、電源BAT2の優先順位が2位、電源BAT3の優先順位が3位と設定され、電源BAT2と電源BAT3との電位差がΔVa未満の場合の例である。
時刻t0では、電源BAT2の電圧と電源BAT3の電圧はほぼ同等であり、電位差がΔVa未満となっている。これに対して電源BAT1の電圧は高い状態である。この状態で、優先順位が2位の電源BAT2と優先順位が3位の電源BAT3とが並列接続され、さらに優先順位が1位の電源BAT1が直列接続されて電源部1の出力端子OT(+),OT(−)に接続される。このときの電源部1内の接続状態および電流経路を図14に示す。また、このときのスイッチSW1〜SW6のオン・オフ状態は、表2に示したパターン2−1に相当する。
電源部1では、以上の電源接続状態が継続されることで、全ての電源BAT1〜BAT3の電圧VBAT1〜VBAT3がそれぞれ減少するが、電源BAT1の電圧VBAT1が減少する速度に対して電源BAT2および電源BAT3の電圧VBAT2,VBAT3が減少する速度は半分となる。したがって、電源BAT1の電圧VBAT1と電源BAT2および電源BAT3の電圧VBAT2,VBAT3とが時間経過とともに徐々に近付いていき、これらの電位差が徐々に小さくなる。これにより、各電源BAT1〜BAT3間の残容量のばらつきが平準化されることになり、電源部1が高電圧を出力可能な時間を長時間確保することが可能となる。
なお、図11および図13の例では、電源BAT1の優先順位が1位、電源BAT2の優先順位が2位、電源BAT3の優先順位が3位と設定されているが、他の順番で優先順位が設定されている場合も、その優先順位に従って同様の処理を行うことにより各電源間の電位差を小さくして残容量のばらつきを平準化できることは勿論である。また、回生状態においては、電圧が低いほど優先順位が高くなるように各電源の優先順位を設定し、以上と同様の処理により電圧が低い電源を他の電源よりも長く使用することで、各電源間の電位差を小さくして残容量のばらつきを平準化することができる。また、以上の例では電源の数を3としているが、より多数の電源を備える構成の場合においても、各電源の電源電圧に応じて優先順位を設定し、その優先順位に従って同様の処理を行うことにより、各電源間の電位差を小さくして残容量のばらつきを平準化することができる。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本実施形態の電力供給装置によれば、電源部1が備える複数の電源BAT1〜BAT3のうちで、電位差が小さい電源同士は並列接続して使用するようにしているので、電源部1の各電源BAT1〜BAT3間の電位差をさらに効率よく低減して、残容量のばらつきを平準化することができる。
また、本実施形態の電力供給装置によれば、駆動部10から2電源を直列接続した電圧が要求される場合に、優先順位が1位の電源に直列接続する他の電源を所定時間ごとに切替えるといった操作は不要になるため、電源(スイッチ)の切替えの回数を抑制し、装置全体としての損失の低減を図ることができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態は、電源部1の各電源BAT1〜BAT3のうちで過負荷の状態となっている電源がある場合に、その電源の使用を停止して保護を図るようにしたものである。なお、本実施形態における電力供給装置の構成および基本的な動作は第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態と共通若しくは対応する構成要素については同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図15は、本実施形態の電力供給装置においてコントローラ2により実施される処理の流れを示すフローチャートである。この図15のフローチャートにおいて、ステップS101〜ステップS111の処理は、上述した第1の実施形態と同様である(図4参照)。
本実施形態の電力供給装置では、コントローラ2は、まずステップS401において、電源部1の各電源BAT1〜BAT3のうちで過負荷の状態となっている電源があるかどうかを確認する。ここで、電源が過負荷状態にあるか否かの判断は、例えば、「電源の温度が所定の温度(例えば60℃)以上であるか?」もしくは「充放電電力が要求電力に対応できるかどうか?」等の電源の状態に基づいて判断すればよい。コントローラ2は、このステップS401での判定の結果、過負荷状態の電源がないと判断した場合はそのままステップS101へと処理を移行し、その後は第1の実施形態と同様の処理により使用する電源を選択する。一方、ステップS401での判定の結果、過負荷状態の電源があると判断した場合には、ステップS402において、過負荷状態の電源を優先順付けの対象から除外した上でステップS101へと処理を移行する。その結果、過負荷状態の電源は使用が停止され、それ以外の電源の中で使用する電源が選択されることになる。
以上のように、本実施形態の電力供給装置によれば、過負荷状態と判断した電源の使用を停止するようにしているので、電源の劣化を抑えることができる。すなわち、過負荷状態の電源を使い続けることは電源の急速な劣化の要因となるが、以上のような制御を追加することにより、過負荷状態の電源を休止させてその劣化を抑制し、電源の保護を図ることができる。
なお、以上説明した本発明の実施形態は、本発明の一適用例を例示的に示したものであり、本発明の技術的範囲が上記の実施形態として開示した内容に限定されることを意図するものではない。つまり、本発明の技術的範囲は、上記の実施形態で開示した具体的な技術事項に限らず、この開示から容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含むものである。
1 電源部
2 コントローラ
10 駆動部
BAT1〜BAT3 電源
OT 出力端子
SW1〜SW6 スイッチ
V 電圧センサ

Claims (6)

  1. 複数の電源と、
    負荷に電力を供給する出力端子と、
    前記複数の電源の端子同士および前記出力端子との接続を切替える電源接続切替え手段と、
    前記複数の電源の電圧を計測する電圧計測手段と、
    前記電源接続切替え手段に指令を与えるコントローラと、を備え、
    前記コントローラは、
    前記負荷の要求電力の正負を判定する要求電力判定手段と、
    前記負荷の要求出力の正負と前記複数の電源の電圧とに基づいて前記複数の電源の優先順位を設定する優先順位設定手段と、
    前記負荷の要求電圧を推定する要求電圧推定手段と、
    前記負荷の要求電圧と前記複数の電源の優先順位とに基づき、複数電源間の電位差が小さくなるように、前記出力端子に接続する電源を決定する使用電源決定手段と、を有することを特徴とする電力供給装置。
  2. 前記優先順位設定手段は、前記負荷の要求出力が正のときは前記複数の電源の優先順位を電圧が高い順に設定し、前記負荷の要求出力が負のときは前記複数の電源の優先順位を電圧が低い順に設定することを特徴とする請求項1に記載の電力供給装置。
  3. 前記コントローラは、
    優先順位が2位以下の電源の中からいずれか1つの電源を所定の時間ごとに順次選択する単電源選択手段をさらに有し、
    前記使用電源決定手段は、前記負荷が2つの電源を直列接続した電圧を要求していると推定される場合に、優先順位が最も高い電源と前記単電源選択手段により選択された電源とを直列接続して前記出力端子に接続させることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力供給装置。
  4. 前記単電源選択手段は、優先順位の高い電源ほど選択される時間が長くなるように、前記所定の時間を各電源の優先順位に応じて変化させることを特徴とする請求項3に記載の電力供給装置。
  5. 前記コントローラは、
    優先順位が2位以下の電源の中から電位差が所定電圧未満である複数の電源を選択する複数電源選択手段をさらに有し、
    前記使用電源決定手段は、前記負荷が2つの電源を直列接続した電圧を要求していると推定される場合に、前記複数電源選択手段により選択された複数の電源を並列接続し、且つ、これら並列接続した複数の電源と優先順位が最も高い電源とを直列接続して前記出力端子に接続させることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力供給装置。
  6. 前記コントローラは、
    前記複数の電源の中で使用を停止する電源を判断する使用停止電源判断手段をさらに有し、
    前記使用電源決定手段は、前記使用停止電源判断手段により使用停止電源として判断された電源以外から、前記出力端子に接続する電源を決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電力供給装置。
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