JP2015106983A - 電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】主電池と補助電池を備えた電池システムにおいて、補助電池を効率的に使用することが要望されていた。【解決手段】充放電可能な主電池MBと、複数の電池カートリッジCから成り且つ主電池MBに充電可能に接続した補助電池SBと、車両の運転情報として少なくとも目的地までの距離を算出する運転情報取得手段1と、主電池MBの残容量及び運転情報取得手段1からの運転情報に基づいて補助電池SBを起動させるシステム制御手段2を備え、補助電池SBが、出力の大きさを変更する出力変更機能を有し、システム制御手段2が、主電池MBの残容量及び運転情報取得手段1からの運転情報に基づいて、補助電池SBの出力の大きさを選択して起動させる機能を有する電池システムとしたことで、車両の走行状況などに応じて補助電池SBを効率的に使用できるようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、電気自動車等の車両に搭載する電池システムであって、充放電可能な主電池と補助電池とを備えた電池システムの改良に関するものである。
従来の電池システムとしては、電気自動車用電源の名称で特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載の電源は、空気−亜鉛電池と、鉛蓄電池と、負荷に応じて電源の切り替えを行う制御回路を備えている。この電源は、駆動モータにかかる負荷を検出し、低負荷時には空気−亜鉛電池、高負荷時には鉛蓄電池、若しくは電池及び蓄電池の両方に電源を切り替えるものとしている。
特開平7−143607号公報
ところで、近年では、充放電可能な主電池と補助電池を備え、通常では主電池のみを使用し、主電池の残容量が所定値以下になった場合に補助電池を起動させて、補助電池により主電池を充電する電池システムが考えられている。しかし、このような電池システムでは、補助電池を単に起動させるだけでは、エネルギーの無駄になる虞もあることから、補助電池を効率的に使用することが要望されていた。
本発明は、上記従来の状況に鑑みて成されたもので、充放電可能な主電池と、主電池に充電可能に接続した補助電池とを備えた電池システムにおいて、車両の走行状況などに応じて補助電池を効率的に使用することができる電池システムを提供することを目的としている。
本発明に係わる電池システムは、電気自動車等の車両に搭載する電池システムであって、充放電可能な主電池と、複数の電池カートリッジから成り且つ主電池に充電可能に接続した補助電池と、車両の運転情報として少なくとも目的地までの距離を算出する運転情報取得手段と、主電池の残容量及び運転情報取得手段からの運転情報に基づいて補助電池を起動させるシステム制御手段を備えている。
そして、電池システムは、補助電池が、出力の大きさを変更する出力変更機能を有し、システム制御手段が、主電池の残容量及び運転情報取得手段からの運転情報に基づいて、補助電池の出力の大きさを選択して起動させる機能を有することを特徴としている。
本発明に係わる電池システムは、充放電可能な主電池と、主電池に充電可能に接続した補助電池とを備えた電池システムにおいて、車両の走行状況などに応じて補助電池を効率的に使用することができる。
本発明の電池システムの第1実施形態を説明するブロック図である。 第1実施形態におけるシステム制御手段の制御工程を説明するフローチャートである。 第2実施形態におけるシステム制御手段の制御工程を説明するフローチャートである。 第3実施形態におけるシステム制御手段の制御工程を説明するフローチャートである。 第4実施形態におけるシステム制御手段の制御工程を説明するフローチャートである。
〈第1実施形態〉
図1(A)に示す電池システムは、電気自動車等の車両の電源として用いられるものであって、充放電可能な主電池MBと、複数の電池カートリッジCから成り且つ主電池MBに充電可能に接続した補助電池SBとを備えている。また、電池システムは、車両の運転情報として少なくとも目的地までの距離を算出する運転情報取得手段1と、主電池MBの残容量及び運転情報取得手段1からの運転情報に基づいて補助電池SBを起動させるシステム制御手段2を備えている。
主電池MBは、例えばリチウムイオン電池であって、インバータ3介して駆動モータ4に電力を供給する。この主電池MBは、外部電源に接続して充電することができる。
補助電池SBは、複数(図示例では3個)の電池カートリッジCと、各電池カートリッジCを着脱可能に保持するとともに電池カートリッジCの電力を出力するカートリッジホルダ5を備えている。電池カートリッジCは、複数の空気電池Aを備えたものであって、この実施形態では注液式の空気電池Aを採用している。この電池カートリッジCは、ケース内に、板状の空気電池Aを竪にして配列すると共に、隣接する空気電池A同士の間に空気流路を形成した構造である。また、空気電池Aは、正極と負極との間に電解液の収容部を有する周知のものである。
電池システムは、補助電池SBにおいて、上記の注液式の空気電池Aを備えた電池カートリッジCを採用しているので、電池カートリッジC毎に電解液を供給する電解液供給手段6と、カートリッジホルダ5内の電池カートリッジCに空気を供給する空気供給手段7と、カートリッジホルダ5から流出した空気を排出する空気排出手段8を備えている。
電解液供給手段6は、出口流路6A,6BにバルブV1,V2を介装した2つのタンクT1,T2と、各タンクT1,T2の出口流路6A,6Bに接続されて電池カートリッジCに至る供給管6Cと、供給管6Cの途中に介装した調整バルブV3を備えている。各タンクT1,T2には、種類の異なる電解液E1,E2が夫々貯えてある。電解液は、例えば、中性電解液E1とアルカリ性電解液E2である。なお、図1(A)には一本の供給管6Cを示したが、実際には各電池カートリッジCに対して供給管6C及び調整バルブV3が個別に配置される。
空気供給手段7は、ブロワやコンプレッサー、フィルタ、温度計、圧力計及びバルブ類などから選択した機器で構成されている。空気排出手段8は、吸気用ファン、温度計、圧力計、酸素センサ、バルブ類及びマフラーなどから選択した機器で構成されている。
ここで、補助電池SBは、出力の大きさを変更する出力変更機能を有している。この出力変更機能は、起動する電池カートリッジCの数、起動する電池カートリッジC同士の接続方式、及び電池カートリッジCに供給する電解液の種類のうちの少なくとも一つを選択することにより出力の大きさを変更する機能である。
電池カートリッジCの数による出力変更機能は、カートリッジホルダ5などに付設した回路装置により実行することができる。数の場合は、起動する電池カートリッジCの数を1〜3から選択するようにし、数が多くなるほど出力も大きくなる。
また、電池カートリッジCの接続方式による出力変更機能は、同じく回路装置により実行することができる。接続方式の場合には、電池カートリッジC同士の接続を並列及び直列から選択するようにし、並列に対して直列の方が出力が大きくなる。なお、接続方式を選択する場合、選択される電池カートリッジCの数は複数である。
さらに、電解液の種類による出力変更機能は、先述した電解液供給手段6により実行することができる。電解液供給手段6は、中性電解液E1とアルカリ性電解液E2を備えているので、中性電解液E1に対してアルカリ性電解液E2の方が出力が大きくなる。
運転情報取得手段1は、コンピュータや各種回路類からなるものであって、具体的にはカーナビゲーション装置などを利用することもできる。車両の運転情報としては、目的地までの距離のほか、走行予定経路の勾配や渋滞状況、空調機等の電装品の使用状況などのように消費電力の予想や算出が可能な各種情報が含まれる。
システム制御手段2は、コンピュータや各種回路類からなるものであって、主電池MBの残容量及び運転情報取得手段1からの運転情報に基づいて、補助電池SBの出力の大きさを選択して起動させる機能を有している。また、システム制御手段2は、主電池MB及び補助電池SBを制御するほかに、電解液供給手段6、空気供給手段7及び空気排出手段8を直接的に制御することが可能であり、蓄電池9の制御も行う。蓄電池9は、ガソリン車に搭載されているバッテリと同様に、主電池MBの停止時において電装品に電力供給を行うものである。
次に、図2のフローチャートに基づいて、上記の構成を備えた電池システムの動作を説明する。なお、この第1実施形態では、システム制御手段2により選択する補助電池SBの出力の大きさは、低出力仕様S9A、中出力仕様S9B、中−高出力仕様S9C、及び高出力仕様S9Dの四段階である。これらの仕様は、具体的には、電池カートリッジCの接続方式や電解液の種類の選択によるものであるが、この実施形態では概略的に示している。
システム制御手段2は、ステップS1において補助電池SBの放電開始要求が入力されると、ステップS2において主電池MBの残容量が規定値A以上であるか否かを判定する。主電池MBの残容量が規定値A以上である場合(Yes)には、残容量が充分であるとして、ステップS11に移行して放電不要とし、また、前記残容量が規定値A未満である場合(No)は、ステップS3に移行する。
なお、最初の放電開始要求(S1)は、システム制御手段2において自動的に入力したり、スイッチ操作により人為的に入力したりすることができる。したがって、ステップS11で放電不要になっても、必要に応じて、別の制御系で補助電池SBを起動させる構成にすることも可能である。
ステップS3においては、運転情報取得手段2から運転情報としての目的地までの距離を入力し、その距離が規定値B以上であるか否かを判定する。そして、目的地までの距離が規定値未満である場合(No)には、主電池MBだけで目的地までの走行が可能であるとして、ステップS11に移行して放電不要とする。また、目的地までの距離が規定値B以上である場合(Yes)には、主電池MBの残容量が不充分であるとして、ステップS4に移行して、補助電池SBにおいて起動する電池カートリッジCの数を決定する。この電池カートリッジCの数は、目的地までの距離の長短に応じて選択される。
次に、ステップS5においては、主電池MB及び運転情報取得手段1からのデータに基づいて出発地からの主電池MBの平均出力を算出し、その平均出力が規定値C以上であるか否かを判定する。そして、主電池MBの平均出力が規定値C以上である場合(Yes)には、電力消費が多い運転状況であり、その状況が継続されるものとして、高出力仕様S9Dを選択し、ステップS10に移行して補助電池SBの放電を開始する。これにより、補助電池SBから主電池MBへの充電が開始される。
ステップS5において平均出力が規定値C未満である場合(No)には、ステップS6において、運転情報取得手段1からのデータに基づいて目的地までの見込み最大出力を算出(予想)し、その最大出力が規定値D以上であるか否かを判定する。このステップS6の規定値Dは、見込み最大出力の上限値である。そして、最大出力が規定値D以上である場合(Yes)には、主電池MBだけでは電力不足になるとして、高出力仕様S9Dを選択し、ステップS10に移行して補助電池SBの放電を開始する。
ステップS6において見込み最大出力が規定値D未満である場合(No)には、ステップS7に移行して、見込み最大出力が規定値E以上であるか否かを判定する。このステップS7の規定値Eは、見込み最大出力の中間値である。そして、最大出力が規定値E以上である場合(Yes)には、比較的主電池MBの残量に余裕があるとして、中−高出力仕様S9Cを選択し、ステップS10に移行して補助電池SBの放電を開始する。
ステップS7において見込み最大出力が規定値E未満である場合(No)には、ステップS8に移行して、見込み最大出力が規定値F以上であるか否かを判定する。このステップS8の規定値Fは、見込み最大出力の下限値である。そして、最大出力が規定値F以上である場合(Yes)には、中出力仕様S9Bを選択し、ステップS10に移行して補助電池SBの放電を開始する。
また、ステップS7において見込み最大出力が規定値F未満である場合(No)には、主電池MBの残量に余裕があるとして、低出力仕様S9Aを選択し、ステップS10に移行して補助電池SBの放電を開始する。
このように、上記の電池システムは、主電池MBの残容量及び運転情報である目的地までの距離に基づいて補助電池SBの出力の大きさを選択して起動させることから、充放電可能な主電池MBと、主電池MBに充電可能に接続した補助電池SBとを備えたシステムにおいて、車両の走行状況に応じて補助電池SBを効率的に使用することができる。
また、上記の電池システムは、補助電池SBの電池カートリッジCが、複数の空気電池Aを備えたものとしたので、とくに低出力時の高容量化を実現することができ、しかも、電池カートリッジCを交換可能とすることで、緊急時の補助電源として非常に低コストで且つ利便性の高いものとなる。
さらに、上記の電池システムは、補助電池SBの出力変更機能として、起動する電池カートリッジCの数、及び起動する電池カートリッジC同士の接続方式の少なくとも一方を選択するものとしたので、一つの補助電池SBにおいて出力(仕様)を多段階に設定することができ、車両の様々な運転状況に対応することが可能になる。
また、上記実施形態のように、注液式の空気電池Aを採用し、出力変更機能として、電池カートリッジCに供給する電解液の種類の選択を加えることで、補助電池SBの出力(仕様)がさらに多段階になり、車両の運転状況への対応機能がより向上する。
さらに、上記実施形態では、異なる種類の電解液E1,E2を貯えた電解液供給手段6を例示したが、図1(B)に示すように、電解質用液体E3と、異なる種類の電解質E11,E12を備えた電解液供給手段16を採用することができる。
電解液供給手段16は、出口流路16AにバルブV11を介装したタンクT3と、2つのカートリッジC11,C12と、各タンクT3の出口流路16A及び両カートリッジC11,C12に接続されて電池カートリッジCに至る供給管16Cと、供給管16Cの途中に介装した調整バルブV13を備えている。そして、タンクT3には、電解質用液体(例えば水)E3が貯えてあり、カートリッジC11,C12には中性電解質E11及びアルカリ性電解質E12が夫々収容されている。これらの電解質E11,E12は、例えば粉末状である。
この電解液供給手段16は、運転状況に応じて、両電解質E11,E12のいずれか一方を供給管16Cに投入すると共に、電解質用液体E3を供給し、電解質E11,E12を電解質用液体E3で溶解して電池カートリッジCに供給するものとなっている。
〈第2実施形態〉
この実施形態の電池システムは、図1(A)に示すものと同様の基本構成であり、図3に示すフローチャートの制御工程を経る。図3は、図2に示すフローチャートの仕様S9A〜S9Dの内容をより具体化したものであり、それ以外のステップS1〜S8、S10及びS11は同じである。
すなわち、この実施形態では、起動する電池カートリッジCの数は複数であり、低出力仕様S9Aでは、電池カートリッジC同士を並列に接続すると共に、図1の電解液供給手段6において中性電解液E1を選択する。また、中出力仕様S9Bでは、電池カートリッジC同士を並列に接続すると共に、図1の電解液供給手段6においてアルカリ性電解液E2を選択する。さらに、中−高出力仕様S9Cでは、電池カートリッジC同士を直列に接続すると共に、中性電解液E1を選択し、高出力仕様S9Dでは、電池カートリッジC同士を直列に接続すると共に、アルカリ性電解液E2を選択する。
上記実施形態の電池システムにおいても、第1実施形態と同様に、充放電可能な主電池MBと、主電池MBに充電可能に接続した補助電池SBとを備えたシステムにおいて、車両の走行状況に応じて補助電池SBを効率的に使用することができ、一つの補助電池SBにおいて出力(仕様)を多段階に設定することができる。
〈第3実施形態〉
この実施形態の電池システムは、図1(A)に示すものと同様の基本構成であるが、同図中に仮想線で示すように、複数(図示例では3個)の補助電池SBを備えている。そして、システム制御手段2が、各補助電池SBを順次起動若しくは同時起動させる手段になっており、図4に示すフローチャートの制御工程を経る。図3は、図2に示す仕様S9A〜S9Dを三段階S19A〜S19Cに変えたものであり、それ以外のステップS1〜S8、S10及びS11は同じである。
すなわち、この実施形態では、低出力仕様として単一の補助電池SBを順次起動させる仕様S19Aを有し、中出力仕様として複数の補助電池SBを並列接続する仕様S19Bを有し、高出力仕様として複数の補助電池SBを直列接続する仕様S19Cを有している。
上記実施形態の電池システムにおいても、第1実施形態と同様に、充放電可能な主電池MBと、主電池MBに充電可能に接続した補助電池SBとを備えたシステムにおいて、車両の走行状況に応じて補助電池SBを効率的に使用することができる。
〈第4実施形態〉
この実施形態の電池システムは、図1(A)に示すものと同様の基本構成であって、蓄電池9を備えている。また、システム制御手段2は、補助電池SBを起動させる機能に加えて、主電池MBの残容量、運転情報取得手段2からの運転情報、及び選択した補助電池SBの出力の大きさから、目的地まで移動するのに必要な主電池MBの出力を算出し、回生エネルギーが主電池MBの消費量を超える場合には、蓄電池9への充電を行う機能を有している。
すなわち、図5に示すように、ステップS21において制御を開始すると、ステップS22において回生エネルギーが主電池MBの消費量を超えるか否かを判定する。そして、ステップS21で、回生エネルギーが主電池MBの消費量を超える場合(Yes)には、ステップS23に移行して蓄電池9への充電を開始し、超えない場合(No)には、ステップS24に移行して、主電池MBへの充電を開始する。
このように、電池システムは、システム制御手段2において、目的地まで移動するのに必要な主電池MBの出力を算出し、回生エネルギーと主電池MBの消費量とを比較することで、余分なエネルギーが生じる場合にはそれを蓄電池9に充電することで、補助電池SBの放電ロスを大幅に軽減することができる。
本発明に係わる電池システムは、その構成が上記した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の細部を適宜変更することが可能であり、上記各実施形態の構成を組み合わせたり、各構成部位の形態、材料及び数などを変更したりすることができる。補助電池を構成する空気電池としては、例えば、予め電解質を収容したものや、予め電解液が注入されたものを用いることも可能であり、これらの場合には、電解質用液体を注入することで起動させる構成にしたり、密閉状態を開放して空気を導入することで起動させる構成にしたりすることができる。
また、本発明に係わる電池システムは、電気自動車用の電源だけでなく、その他の車両、鉄道、船舶及び各種電動輸送機器などの電源や、設置型の電源にも使用することができるが、その利便性から移動体用の電源として一層好適である。
A 空気電池
C 電池カートリッジ
E1,E2 電解液
MB 主電池
SB 補助電池
1 運転情報取得手段
2 システム制御手段
9 蓄電池

Claims (6)

  1. 電気自動車等の車両に搭載する電池システムであって、
    充放電可能な主電池と、複数の電池カートリッジから成り且つ主電池に充電可能に接続した補助電池と、車両の運転情報として少なくとも目的地までの距離を算出する運転情報取得手段と、主電池の残容量及び運転情報取得手段からの運転情報に基づいて補助電池を起動させるシステム制御手段を備え、
    補助電池が、出力の大きさを変更する出力変更機能を有し、
    システム制御手段が、主電池の残容量及び運転情報取得手段からの運転情報に基づいて、補助電池の出力の大きさを選択して起動させる機能を有することを特徴とする電池システム。
  2. 補助電池の出力変更機能が、起動する電池カートリッジの数、及び起動する電池カートリッジ同士の接続方式の少なくとも一方を選択することにより出力の大きさを変更する機能であることを特徴とする請求項1に記載の電池システム。
  3. 補助電池の電池カートリッジが、複数の空気電池を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電池システム。
  4. 電池カートリッジの空気電池が、注液式の空気電池であって、
    補助電池の出力変更機能が、起動する電池カートリッジの数、起動する電池カートリッジ同士の接続方式、及び電池カートリッジに供給する電解液の種類のうちの少なくとも一つを選択することにより出力の大きさを変更する機能であることを特徴とする請求項3に記載の電池システム。
  5. 複数の補助電池を備え、
    システム制御手段が、各補助電池を順次起動若しくは同時起動させる手段であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電池システム。
  6. 蓄電池を備え、
    システム制御手段が、補助電池を起動させる機能に加えて、主電池の残容量、運転情報取得手段からの運転情報、及び選択した補助電池の出力の大きさから、目的地まで移動するのに必要な主電池の出力を算出し、回生エネルギーが主電池の消費量を超える場合には、蓄電池への充電を行う機能を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電池システム。
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