JP2010170915A - 電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池ケースに電極端子を固定する構造について新規な構造を提案する。
【解決手段】この電池100は、電極端子30が電池ケース10に挿通された状態で固定されている。電池ケース10の外側に突出し、電極端子が挿通される孔を有する端子固定部を備えている。この電池は、端子固定部の外周面に凹凸を設けて形成した補強構造と、端子固定部の孔の上端部及び下端部を窪ませるように押圧変形した加圧変形部とを備えている。電極端子は、端子固定部の孔に挿通された状態で、加圧変形部の押圧変形によって端子固定部に保持されている。
【選択図】図3

Description

本発明は電池、特に電極端子が電池ケースに挿通された状態で固定された電池に関する。
近年、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池その他の二次電池は、車両搭載用電源、或いはパソコン及び携帯端末の電源として重要性が高まっている。ところで、これらの電池には、電池ケースに電極体が収容された構造を有する電池がある。このような構造では、電池ケースに電極端子が挿通された状態で固定されており、電池ケース内において当該電極端子に電極体が電気的に接続されている。
かかる電極端子の固定方法として、例えば、特許3334804号(特許文献1)に記載されている構造がある。同公報に記載された構造は、最初に金属製隔壁部材に設けられた孔に、貫通部材を通し、貫通部材と孔との間に封止部材を配置する。そして、当該孔の周縁部を窪ませるように押圧して塑性変形させることで、孔の内周面を内側に膨出させ、孔に通された貫通部材を固定するとともに、当該孔を封止している。なお、同公報では、かかる構造の実施例として、貫通部材としての信号線を金属製隔壁部材としての圧力容器に設けた孔に固定する構造が挙げられている。
特許3334804号公報
例えば、上記特許文献1に記載された封止構造は、高圧の作動油が存在する圧力容器から信号線を引き出す構造において、信号線を引き出す部分を封止する構造として提案されている。かかる構造では、棒状の部材(貫通部材)を隔壁に形成した孔に挿通させ、当該孔の周縁部を軸方向に加圧し、孔の内周面を内径側に塑性変形させることで、棒状の部材を固定するとともに当該孔を封止している。
しかし、この封止構造を電池における電極端子の封止構造に利用した場合、電池の構造によっては上手く電極端子を固定することができない場合がある。すなわち、上述した二次電池に用いられる電池ケースは、軽量であることも要求されるので、アルミ合金などの比較的軽量な金属が用いられる。また、電池ケースの大きさなどに制約があり、電極端子が挿通される部位について、電池ケースの肉厚を十分に厚くできない場合がある。このため、電池ケースに孔を形成し、電極端子を挿通し、当該孔の周縁部を窪ませるように押圧して塑性変形させる場合に、電池ケースの当該孔の周囲に所要の剛性が得られない場合も生じる。電池ケースの当該孔の周囲に所要の剛性が得られないと、電極端子を所要の強度で固定することができないことも生じ得る。そこで、本発明は、電池ケースに電極端子を固定する構造について、新規な構造を提案する。
本発明に係る電池は、電極端子が電池ケースに挿通された状態で固定された電池であって、電池ケースの外側に突出し、電極端子が挿通される孔を有する端子固定部を備えている。この電池は、端子固定部の外周面に凹凸を設けて形成した補強構造と、端子固定部の孔の上端部及び下端部を窪ませるように押圧変形した加圧変形部とを備えている。電極端子は、端子固定部の孔に挿通された状態で、加圧変形部の押圧変形によって端子固定部に保持されている。
この電池によれば、端子固定部の外周面に凹凸を設けて形成した補強構造を備えているので、端子固定部の外周面近傍の端子固定部の外周部分に所要の剛性が得られる。また、端子固定部の孔の両端周縁部のうち少なくとも一方において、当該部位を窪ませるように押圧変形した加圧変形部を備えている。加圧変形部の押圧変形によって端子固定部の孔は内側に膨出する。このため、電極端子を所要の強度で保持することができる。
この場合、補強構造は、例えば、端子固定部の外周面に凹凸を設けて形成したリブを備えた構造にすることができる。さらにこの場合、補強構造は、端子固定部の突出方向に延びた縦リブを周方向に複数備えた構造にすることができる。さらに、補強構造は、端子固定部の周方向に延びて複数の縦リブに交差する横リブを備えた構造にしてもよい。また、他の形態として、補強構造は、端子固定部の周方向に延びた横リブを端子固定部の突出方向に複数備えた構造にすることができる。この場合、補強構造は、端子固定部の突出方向に延びて複数の横リブに交差する縦リブを備えた構造にしてもよい。
また、他の形態として、補強構造は、端子固定部の外周面に端子固定部の突出方向に沿ってアーチ形状に窪んだ凹部が周方向に連続している構造でもよい。さらに、補強構造は、他の形態として、あるいは、上述した形態に組み合わせて、端子固定部の外周面に複数のディンプルを備えた構造でもよい。
また、電池は、端子固定部の内周と電極端子の外周との間にシール材が装着されていてもよい。また、電極端子は、端子固定部の孔に挿通された部位の外周面に窪みを有していてもよい。また、加圧変形部は、端子固定部の孔の両端周縁部の両方に設けられていてもよい。
本発明の一実施形態に係る電池を模式的に示す断面図。 本発明の一実施形態に係る電池の電極体の構造を示す図。 本発明の一実施形態に係る電池の電極端子の固定構造を示す部分断面斜視図。 本発明の一実施形態に係る電池の電極端子の固定構造を示す断面図。 端子固定部材が蓋体に取り付けられる前の状態を示す図。 端子固定部材が蓋体に取り付けられている状態を示す図。 電極端子を固定する工程を示す図。 電極端子を固定する工程を示す図。 端子固定部材の外周部分に作用する応力を模式的に示した図。 (a)(b)は本発明の他の実施形態に係る端子固定部の補強構造を示す図。 (a)(b)は本発明の他の実施形態に係る端子固定部の補強構造を示す図。 (a)(b)は本発明の他の実施形態に係る端子固定部の補強構造を示す図。 (a)(b)は本発明の他の実施形態に係る端子固定部の補強構造を示す図。 (a)(b)は本発明の他の実施形態に係る端子固定部の補強構造を示す図。 本発明の他の実施形態に係る端子固定部の補強構造を示す図。 本発明の他の実施形態に係る端子固定部の補強構造を示す部分断面斜視図。 本発明の他の実施形態に係る端子固定部の補強構造を示す断面図。 (a)(b)は本発明の他の実施形態に係る端子固定部の補強構造を示す図。 (a)(b)は本発明の他の実施形態に係る端子固定部の補強構造を示す図。 組電池を搭載した車両(自動車)を模式的に示す図。
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態に係る電池を説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されない。また、実質的に同じ機能を奏する構成要素には、適宜同じ参照符号を付している。各図における寸法関係(長さ、幅、厚さ等)は実際の寸法関係を反映するものではない。また、本明細書において電池には、例えば、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、鉛蓄電池等が挙げられる。
図1は、本発明の一実施形態に係る電池100を模式的に示した断面図である。この電池100は、図1に示すように、電池ケース10と電極体20を備えている。本実施形態では、電池ケース10は、容器本体12と蓋体14で構成されている。容器本体12は、上面が開口した扁平な角型容器である。蓋体14は、容器本体12の上面の開口部に接合される。蓋体14には電極端子30が挿通された状態で固定されている。本実施形態では、正負2本の電極端子30が蓋体14の長手方向の両側部に固定されている。
電極体20は、図2に示すように、正極シート22と負極シート24が、セパレータ23、25を介して重ね合わされた状態で捲回された、いわゆる捲回電極体である。この電極体20は、捲回軸方向の両端部の一方に正極集電体26、他方に負極集電体28を有している。この電極体20は、図1に示すように、捲回軸に直行する方向から扁平形状に押し潰されて電池ケース10に収容されている。電池ケース10の内部では、電極体20の正極集電体26、負極集電体28は、それぞれ接続片32を介して電極端子30に電気的に接続されている。
ところで、本実施形態では、図3及び図4に示すように、蓋体14は、電極端子30が挿通される孔41を有する端子固定部40を備えている。端子固定部40は、蓋体14の外側に突出しており、また端子固定部の外周面に凹凸を設けて形成した補強構造42と、端子固定部の上端部及び下端部を窪ませるように押圧変形した加圧変形部48、49とを備えている。電極端子30は、加圧変形部48、49の押圧変形によって、端子固定部40の孔41に挿通された状態で保持されている。以下、かかる端子固定部40について詳述する。
本実施形態では、電極端子30は棒状の部材である。また、この電極端子30は、端子固定部40の孔41に装着される部位(この実施形態では、軸方向の中間部)の外周面に窪み34が形成されている。なお、図3及び図4に示す電極端子30は、断面形状が円形の棒状の部材であり、上記窪み34として周方向に形成された2つの溝を有している。また、本実施形態では、端子固定部40の内周と電極端子30の外周との間にシール材70が装着されている。このシール材70は、所要の弾性と絶縁性を有しており、また電極端子30の外周に装着可能な筒形状を有しており、上記2つの溝34が形成された部位に装着される。電極端子30には、シール材70を所定の位置に装着するため、電池ケース10の外側に突出する部分に、環状に盛り上がった段差36が設けられている。
また、本実施形態では、端子固定部40は、詳しくは、図5に示すように、蓋体14と別部材(端子固定部材80)で構成されており、蓋体14の所定位置に取り付けられている。当該端子固定部材80は、電極端子30が挿通される孔41を有する略円筒形状の部材である。この端子固定部材80は、電極端子30を保持する円筒部80aと、蓋体14が装着される段差80bと、蓋体14に取り付けられる折曲片80cとを備えている。円筒部80aは、押圧変形によって電極端子30を保持するのに要する所用の肉厚を有しており、また、補強構造42として外周面に凹凸が設けられている。段差80bは、円筒部80aの下部に設けられており、補強構造42が設けられた部位よりも内側に凹んでいる。折曲片80cは、かかる段差80bの下部から下方に延びている。この実施形態では、折曲片80cは、周方向に連続した薄肉の管状の部位で構成されている。
本実施形態では、蓋体14には、電極端子30を固定する部位に、上記端子固定部材80を取り付ける開口15が形成されている。当該開口15は、前記端子固定部材80の段差80bに嵌り得る内径を有している。端子固定部材80は、図6に示すように、円筒部80aが電池ケース10の外側に突出するように、当該蓋体14に形成された開口15に段差80bを装着する。そして、当該開口15から蓋体14の内側に突出した折曲片80cを、蓋体14の内側面に沿って外径方向に折り曲げている。これにより、端子固定部材80を蓋体14に取り付けている。本実施形態では、さらに端子固定部材80の折曲片80cと蓋体14の内側面14aとは、全周にわたってシーリング剤で密封されている。かかるシーリング剤としては、例えば、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエンゴム)などを主成分とするシーリング剤を用いることができる。これにより、蓋体14において、かかる端子固定部材80の取り付け部位の気密性を確保している。
なお、本実施形態では、上述したように、端子固定部40を蓋体14とは別体で構成しているので、蓋体14の形状によらず、端子固定部40の形状に自由度がある。すなわち、本実施形態では、平坦な板状の部材で構成される蓋体14に対して略円筒形状の端子固定部40を、蓋体14とは別体の端子固定部材80で形成し、当該端子固定部材80を蓋体14に取り付けている。このように、端子固定部40を蓋体14とは別体で構成しているので、端子固定部40を蓋体14に一体的に設ける場合に比べて蓋体14を比較的安価に形成することができる。
また、本実施形態では、蓋体14とは別体で構成しているので、蓋体14と端子固定部40はそれぞれ適切な材料を選択できる。本実施形態では、端子固定部材80は、蓋体14よりも硬度が高い(硬い)材料で構成されている。本実施形態では、端子固定部40を除く蓋体14には、電池ケース10の蓋体14としての所要の強度を有し、かつ、比較的安価に入手できる1000番系のアルミニウム合金材料を用いている。これに対して、端子固定部40を構成する端子固定部材80には、所要の硬度を奏する5000番系のアルミニウム合金材料を用いている。
これらのアルミニウム合金材料は安価で入手し易く、広い利用分野を有する汎用材料である。また、アルミニウム合金材料はアルミニウムに添加される元素(合金元素、例えばMg,Cu,Si,Mn等)の組成により材料強度や加工性等の特性が異なり、1000番〜7000番系アルミニウム合金として分類されている。なお、蓋体14および端子固定部材80に用いられる材料は上記に限定されない。本実施形態では、端子固定部40が蓋体14とは別体の端子固定部材80で構成した形態を例示したが、本発明はこれに限定されず、端子固定部40は蓋体14に一体的に成形されていてもよい。
次に、端子固定部40(端子固定部材80)の外周面に設けられた補強構造42を説明する。補強構造42は、図3及び図4に示すように、端子固定部40の外周面に凹凸を設けて形成している。本実施形態では、補強構造42は、端子固定部40の突出方向(電池ケース10に対する端子固定部40の突出方向)に延びた縦リブ42aを周方向に複数備えている。また、本実施形態では、縦リブ42aは端子固定部40の突出部分の中間部に形成されており、端子固定部40の突出部分の基端部と先端部には、端子固定部40の外周面において、周方向に延びて複数の縦リブ42aに交差する横リブ42b、42cを備えている。
本実施形態では、端子固定部材80を蓋体14に取り付ける前において、端子固定部材80の円筒部80aに対して軸方向の中間部に縦リブ42aを形成している。縦リブ42aは、例えば、ローレット加工によって形成される。本実施形態では、縦リブ42aの凹部44、凸部46は、それぞれ角張っている。ローレット加工では、縦リブ42aに応じた凹凸形状を有するローレット工具を用いて、転造加工によって、縦リブ42aを形成している。この際、ローレット工具は、端子固定部材80の円筒部80aに対して軸方向の中間部を加工し、軸方向の両側は加工されず、そのまま残される。これにより、端子固定部材80の突出部分の基端部と先端部の横リブ42b、42cが形成されている。なお、上述の補強構造42の形成方法は、本発明を限定するものではない。また、補強構造42(端子固定部40の外周面)は、かかる形成工程において、表層に加工硬化が生じる。
また、端子固定部40の孔41の両端周縁部には、当該部位を窪ませるように押圧変形した加圧変形部48、49を備えている。本実施形態では、加圧変形部48は、蓋体14の外側に突出した端子固定部40の先端部にあり、他方、加圧変形部49は蓋体14の内側に露出している。本実施形態では、電極端子30は、図3及び図4に示すように、端子固定部40の孔41に挿通された状態で、端子固定部40の加圧変形部48、49を窪ませるように押圧変形することによって、端子固定部40に保持されている。
本実施形態では、電極端子30は、図7に示すように、外周面に溝34が形成された部位にシール材70が装着された状態で、端子固定部40の孔41に装着されている。この際、電極端子30の外周面に設けられた溝34が、端子固定部40の孔41の略中央部分に配置されるように、端子固定部40に対する電極端子30が装着される位置が調整されている。そして、図7に示すように、端子固定部40の孔41に電極端子30を装着した状態で、プレス装置(図示省略)に配設された上下のかしめ治具200、300にセットされる。
本実施形態では、かしめ治具200、300は、筒状部材であり、電極端子30及びシール材70を逃がす孔200a、300aを有している。また、上方のかしめ治具200の孔200aの周縁部の下端及び下方のかしめ治具300の孔300aの周縁部の上端には、それぞれリング状の突起200b、300bが形成されている。当該リング状の突起200b、300bは、それぞれ端子固定部40の孔41の両端周縁部に設けられた加圧変形部48、49を押圧し得るように設けられている。さらに、上方のかしめ治具200の下端には、端子固定部40の上端面40aに押し当たる平坦な押圧面200cが設けられている。また、下方のかしめ治具300の上端には、蓋体14の内側において、端子固定部40の内側面40bに押し当たる押圧面300cが設けられている。
図8に示すように、かしめ治具200、300は、端子固定部40を上下から挟み込み、端子固定部40を押圧する。この時、端子固定部40の上端面40aに上方のかしめ治具200が押し当たる。また、端子固定部40の内側面40bに下方のかしめ治具300が押し当たる。そして、上下のかしめ治具200、300のリング状の突起200b、300bが加圧変形部48、49(端子固定部材80の孔41の両端周縁部)を押圧し、窪ませるように塑性変形させる。
この際、かかるリング状の突起200b、300bによって変形する加圧変形部(この実施形態では、端子固定部材80の孔41の両端周縁部)を中心として端子固定部40が塑性変形する。この際、端子固定部40の上端面40aには、上方のかしめ治具200が押し当たり、端子固定部40の内側面40bには下方のかしめ治具300が押し当たっている。このため、端子固定部40の上端面40a及び内側面40bは変形が規制される。また、端子固定部40の外周面には上述した補強構造42が設けられている。この実施形態では、端子固定部40の外周面は、補強構造42の形状的な特性に加えて、補強構造42を形成する工程において加工硬化が生じており、特に表層において所要の剛性を備えている。したがって、端子固定部40の外周面は変形し難く、端子固定部40の外周部分(外周面の近傍部分)は所要の剛性を発揮する。
すなわち、本実施形態では、補強構造42は、図9に示すように、縦リブ42aで構成されており、その形状的な特性及び表層の加工硬化によって、端子固定部40の外周面が変形し難く、端子固定部40の外周部分は所要の剛性を有している。さらに、本実施形態では、補強構造42は、端子固定部40の周方向に延び、複数の縦リブ42aに交差する横リブ42b、42cを備えている。このため、かかる縦リブ42a及び横リブ42b、42cの相互作用により、端子固定部40の外周部分の剛性は向上されている。このため、加圧変形部48、49の塑性変形に伴って生じる端子固定部40の応力Sに対して、端子固定部40の外周部分は所要の抗力を備えている。このため、端子固定部40の外周面が外側に膨出するのを抑止することができる。
これに対して、端子固定部40の内側部分は、図8に示すように、上下のかしめ治具200、300で押圧されたときに、端子固定部40の内部に生じる応力を受けて端子固定部40の孔41が内側に膨出する。このとき、端子固定部40の孔41に装着された電極端子30は端子固定部40の孔41の膨出によって所要の力で保持される。本実施形態では、端子固定部40の内周と電極端子30の外周との間にシール材70が装着されている。このため、端子固定部40の孔41の膨出によって、当該シール材70が端子固定部40の孔41と電極端子30の外周面との間に挟まれる。この際、シール材70は端子固定部40と電極端子30との隙間を埋める。これにより電池ケース10(図1参照)において、当該電極端子30が装着されて部位の気密性が確保される。また、この実施形態では、電極端子30の外周面には、窪み34(この実施形態では、周方向に形成された溝)が形成されており、シール材70はかかる窪み34に食い込む。これにより、電極端子30が端子固定部40に対して軸方向にずれるのを強固に防止することができる。
本実施形態では、上下のかしめ治具200、300によって、端子固定部40の孔41の上下の加圧変形部48、49に対して、塑性変形を伴うように押圧変形を生じさせることによって、電極端子30を端子固定部40により強固に固定することができる。その後、上下のかしめ治具200、300を端子固定部40から離し、電極端子30を端子固定部40に固定した蓋体14をプレス装置から取り外すとよい。上記の工程を経て、電極端子30は、蓋体14に固定される。
この電池100は、蓋体14の外側に突出し、電極端子30が挿通される孔41を有する端子固定部40を備えている。かかる端子固定部40の外周面には、凹凸を設けて形成した補強構造42を有し、端子固定部40の孔41の両端周縁部には、窪ませるように押圧変形された加圧変形部48、49を備えている。電極端子30は端子固定部40の孔41に挿通された状態で、加圧変形部48、49の押圧変形によって端子固定部40に保持されている。この電池100は、端子固定部40の外周面に設けられた補強構造42の形状特性によって、端子固定部40が外側に膨出するのが抑制され、それに対応して、端子固定部40の孔41が内側に膨出する。これにより、当該孔41に装着された電極端子30が強固に端子固定部40に保持される。
本実施形態では、補強構造42として、端子固定部40の突出方向に延びた縦リブ42aを周方向に複数備えている。さらに、端子固定部40の周方向に延びて複数の縦リブ42aに交差する横リブ42b、42cを備えている。このため、端子固定部40の外周面は、端子固定部40の外周部分に作用する応力Sに対して強固な抗力を発揮して、当該外周面が外側に膨出するのを抑止することができる。このため、本実施形態に係る端子固定部40は、加圧時に、加圧変形部48、49の塑性変形に伴って、端子固定部40の内周部分(孔41の近傍部分)に作用する応力が高くなる。そして、当該応力によって、端子固定部40の孔41が内側に膨出し、端子固定部40の孔41に装着された電極端子30を強固に固定することができる。
また、本実施形態に係る電池100では、端子固定部40の内周と電極端子30の外周との間にシール材70が装着されている。このシール材70は、端子固定部40と電極端子30に密着し、当該端子固定部40と電極端子30との間の気密性をより確実に確保することができる。本実施形態では、加圧変形部48、49に塑性変形が生じており、当該塑性変形によって、端子固定部40の孔41が内側に膨出している。このため、電極端子30は端子固定部40に保持された状態で固定される。
この電池100は、複数の電池が組み合わされて組電池が構成されるが、この際、上述した電池100は、扁平な電池ケース10を有する電池100は、扁平な面を合わせるように並べて配設することがある。このような場合に、電極端子30を電池ケース10に固定する部位が、電池ケース10から大きくはみ出ているような場合には、電池100を近接させて並べるときに、当該電極端子30を固定する部位が干渉し合うことがある。本実施形態では、上述したように、端子固定部40は、外周面に補強構造42が形成されている。端子固定部40の外周面は、補強構造42の形状的な特性、及び、表面の加工硬化によって剛性が向上する。このため、端子固定部40の肉厚を大きくすることなく、端子固定部40に所要の応力を作用させて、電極端子30を端子固定部40に固定することができる。このため、端子固定部40を電池ケース10の幅に応じて大きくはみ出ることがないように構成することが可能である。また、本実施形態では、端子固定部40の外周面を補強する構造として、特段に電池の部品点数が増えず、電池の製造コストの低く抑えることができる。
以上、本発明の一実施形態に係る電池100について説明した。端子固定部40の外周面に設けられた補強構造42は、端子固定部40の外周部分の剛性を向上させる形態であればよく、上述した形態に限定されない。以下、補強構造42について、種々の変形例を説明する。
例えば、上述した実施形態では、補強構造42は、図3及び図4に示すように、端子固定部40の突出方向に延びた縦リブ42aを周方向に複数備えている。そして、端子固定部40の周方向に延びて複数の縦リブ42aに交差する横リブ42b、42cを備えている。上述した実施形態では、横リブ42b、42cは、端子固定部40の外周面の上端及び下端に設けられているが、横リブ42b、42cを設ける位置は、端子固定部40の外周面の上端及び下端に限定されない。この場合、横リブは、端子固定部40の周方向に延びて複数の縦リブ42aに交差するように設けられているとよい。例えば、図示は省略するが、横リブは、端子固定部40の突出方向の中間部に設けられていても良い。この場合でも、横リブは、複数の縦リブ42aに交差し、縦リブ42aと横リブとの相互作用により、端子固定部40の外周部分の剛性を向上させることができる。
また、上述した実施形態では、横リブは、端子固定部40の外周面に周方向に連続して設けられているが、横リブは、必ずしも端子固定部40の外周面に周方向に連続して設けられている必要はない。すなわち、横リブは、複数の縦リブ42aに交差し、縦リブ42aと横リブとの相互作用により、端子固定部40の外周部分の剛性を向上させる構造であればよく、端子固定部40の周方向において断片的に設けられていても良い。
また、上述した実施形態では、補強構造42は、図3及び図4に示すように、端子固定部40の突出方向に延びた縦リブ42aを周方向に複数備えており、端子固定部40の周方向に延びて複数の縦リブ42aに交差する横リブ42b、42cを備えている。補強構造42は、例えば、図10(a),(b)に示すように、特に、横リブ42b、42c(図3、図4参照)を設けず、端子固定部40の突出方向に延びた縦リブ42aを周方向に複数備えている構造としてもよい。すなわち、補強構造42は、端子固定部40の外周部分の剛性を向上させる構造であればよく、端子固定部40の外周部分に所要の剛性が得られるのであれば、縦リブ42aのみで構成してもよい。
さらに、上述した実施形態では、縦リブ42aは、図3及び図4に示すように、縦リブ42aの凹部44、凸部46は、それぞれ角張った形態を例示したが、縦リブ42aの形状はかかる形状に限定されない。例えば、図11(a),(b)に示すように、縦リブ42aの凸部46は、角張っておらず、丸くなっていても良い。この場合でも、当該縦リブ42aは、その形状特性によって、端子固定部40の外周部分の剛性を向上させることができる。特に、この場合、縦リブ42aの凸部46が、角張っておらず、丸くなっているので、縦リブ42aの凸部46に生じる応力集中を緩和でき、端子固定部40の外周部分の剛性を向上させることができる。
また、図12(a),(b)に示すように、縦リブ42aの凹部44は、丸くなっていても良い。この場合でも、当該縦リブ42aは、その形状特性によって、端子固定部40の外周部分の剛性を向上させることができる。さらに、図13に示すように、縦リブ42aは、凹部44及び凸部46が両方とも丸くなっていても良い。このように、補強構造42は、端子固定部40の外周部分の剛性を向上させる構造であればよく、端子固定部40の突出方向に延びた縦リブ42aを周方向に複数設ける場合において、縦リブ42aの断面形状には、特に、限定されない。
また、上述した実施形態では、補強構造42として、端子固定部40の突出方向に延びた縦リブ42aを周方向に複数設けた形態を例示したが、補強構造42はかかる形態に限定されない。端子固定部40の外周面に設けられた補強構造42は、例えば、図14(a),(b)に示すように、端子固定部40の周方向に延びた横リブ42dを端子固定部40の突出方向に複数備えた構造でもよい。この場合においても、補強構造42は、端子固定部40の外周部分の剛性を向上させる構造であればよく、横リブ42dの、凹部44及び凸部46の断面形状は、特に限定されない。また、この場合、補強構造42は、図15に示すように、端子固定部40の突出方向に延びて、複数の横リブ42dに交差する縦リブ42eを備えていてもよい。この場合、横リブ42dと縦リブ42eの相互作用により、端子固定部40の外周部分の剛性が向上する。この場合、縦リブ42eは、横リブ42dとの相互作用によって、端子固定部40の外周部分の剛性が向上させる形態であればよい。このため、縦リブ42eは、図15に示すように、端子固定部40の突出方向に連続して設けられている必要はなく、複数の横リブ42dの間に、断片的に設けられていてもよい。
さらに、補強構造42は、端子固定部40の外周部分の剛性が向上させる形態であればよく、リブを設ける方向は、特に端子固定部40の突出方向、周方向に限定されない。例えば、図示は省略するが、補強構造42としてのリブは、端子固定部40の外周面において、端子固定部40の突出方向に対して斜めに設けられていても良い。
また、補強構造42は、上述したようにリブを有する形態に限定されない。例えば、図16及び図17に示すように、補強構造42は、端子固定部40の外周面に端子固定部40の突出方向に沿ってアーチ形状42fに窪んだ凹部が周方向に連続していてもよい。この場合でも、かかるアーチ形状42fがなく、端子固定部40の外周面が円筒面で構成されている場合に比べて、格段に、端子固定部40の外周部分の剛性を向上させることができる。これにより、加圧変形部48、49の塑性変形に伴う端子固定部40の内部に生じる応力によって、端子固定部40の孔41を内側に膨出させることができる。このため、電極端子30を所要の保持力で保持することができる。
また、補強構造42は、上述した種々の形態に限定されず、端子固定部40の外周面に凹凸を設けて形成すればよい。例えば、図18(a),(b)に示すように、補強構造42は、端子固定部40の外周面に複数のディンプル42g(窪み)を備えた形態としてもよい。この場合、このようなディンプル42gがなく、端子固定部40の外周面が円筒面で構成されている場合に比べて、格段に、端子固定部40の外周部分の剛性を向上させることができる。これにより、加圧変形部48、49の塑性変形に伴う端子固定部40の内部に生じる応力によって、端子固定部40の孔41を内側に膨出させることができる。このため、電極端子30を所要の保持力で保持することができる。なお、この場合、ディンプル42gを配置するパターンは、図18(a),(b)に示す例に限定されない。
なお、上述した実施形態では、端子固定部40の外周面を周方向に沿って転造するローレット加工で形成するのに適した補強構造42を例示した。補強構造42は、さらにこれらの実施形態に限定されない。補強構造42は、端子固定部40の外周面に凹凸を設けて形成されていればよく、例えば、図19(a),(b)に示すように、端子固定部40の外形形状を多角形(図19で(a),(b)に示す例では、8角形)で構成してもよい。この場合でも、端子固定部40の外周面が単純な円筒面で構成されている場合に比べて、格段に、端子固定部40の外周部分の剛性を向上させることができる。なお、端子固定部40の外形形状を多角形に構成する場合には、8角形以外にも、4角形、5角形、6角形、さらに、12角形、16角形、24角形などの多角形でもよい。また、端子固定部40の外形形状を多角形に構成する場合には、ここに挙げた形状に限定されない。さらに、図示は省略するが、かかる端子固定部40の外形形状を多角形に構成し、さらに、外周面にディンプルを複数設けてもよい。
以上、補強構造42について、種々例示したが、補強構造42は上述した種々の実施形態に限定されない。
また、上述した実施形態では、シール材70は、電極端子30とは別体で電極端子30の外周に装着されている。シール材70の形態は、これに限定されない。例えば、シール材70は電極端子30の外周面に予め加硫接着等で設けていてもよい。また、シール材70の材質は、上記に限定されない。シール材の材料としては、例えば、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS:polyphenylene sulfide)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK:polyetheretherketone)、ポリプロピレン(PP:polypropylene)などの樹脂材料を用いることができる。これらの樹脂材料によって、シール材に絶縁効果を持たせることができる。
また、上述した実施形態では、例えば、図3及び図4に示すように、加圧変形部48、49は、端子固定部40の孔41の両端周縁部に設けられている。加圧変形部48、49を端子固定部40の孔41の周縁部に設けることによって、加圧変形部48、49の塑性変形に伴って端子固定部40の内部に生じる応力が、端子固定部40の孔41の近傍に集中し易くなる。これにより、端子固定部40の孔41を内側に膨出させる作用が向上する。また、上述した実施形態では、加圧変形部48、49は、端子固定部40の孔41の両端周縁部の両方に設けられている。この場合、端子固定部40の孔41の両端周縁部にそれぞれ塑性変形が生じるので、端子固定部40の内部に、より高い応力を生じさせることができ、端子固定部40の孔41を内側に膨出させる作用を向上させることができる。ただし、本発明においては、加圧変形部48、49は、必ずしも端子固定部40の孔41の両端周縁部の両方に設ける必要はなく、端子固定部40の孔41の両端周縁部のうち少なくとも一方において設けられていてもよい。すなわち、図示は省略するが、加圧変形部は、端子固定部40の孔41の両端周縁部の何れか一方において設けられていても、端子固定部40の外周面に形成された補強構造42の作用によって、端子固定部40の孔41を内側に膨出させる作用を生じさせることができる。したがって、端子固定部40の孔41を内側に膨出させることができ、電極端子30を所要の強度で保持できることできるのであれば、加圧変形部48、49は、端子固定部40の孔41の両端周縁部の何れか一方において設けられていてもよい。
以上、本発明に係る電池ついて、端子固定部について種々の変形例を例示したが、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではない。また、各実施形態の特徴的な構成要素は、それぞれ適宜に組み合わせることができる。
例えば、電池ケースの形状は、図1に示すような扁平な角型のケースに限定されない。例えば、電池ケースは円筒形状のケースでもよい。また、上述した実施形態では、電池ケースは容器本体と蓋体とで構成されており、電極端子を固定する端子固定部は蓋体に設けられているが、端子固定部は電極体を収容する容器本体に設けてもよい。また、電極体の構成、電解液の構成などについては、電池の種類などに応じて適切なものを選択するとよい。本発明に係る電池は、電池ケースに電極端子を固定する構造をコンパクトに構成することができる。また、電池ケースは確実に封止され、また経年的な信頼性も高い。このため、本発明に係る電池は、複数個組み合わせてなる組電池を構成するのに適しており、さらには図20に示すように車両1000(典型的には自動車、特にハイブリッド自動車、電気自動車、燃料電池自動車のような電動機を備える自動車)に搭載される電池100を構成することができる。
10 電池ケース
12 容器本体
14 蓋体
14a 内側面
15 開口
20 電極体
22 正極シート
23、25 セパレータ
24 負極シート
26 正極集電体
28 負極集電体
30 電極端子
32 接続片
34 窪み(溝)
36 段差
40 端子固定部
40a 上端面
40b 内側面
41 孔
42 補強構造
42a 縦リブ
42b、42c 横リブ
42d 横リブ
42e 縦リブ
42f アーチ形状
42g ディンプル
44 凹部
46 凸部
48、49 加圧変形部
70 シール材
80 端子固定部材
80a 円筒部
80b 段差
80c 折曲片
100 電池
200 上方のかしめ治具
200a 孔
200b 突起
200c 押圧面
300 下方のかしめ治具
300a 孔
300b 突起
300c 押圧面
1000 車両
S 応力

Claims (13)

  1. 電極端子が電池ケースに挿通された状態で固定された電池であって、
    前記電池ケースの外側に突出し、前記電極端子が挿通される孔を有する端子固定部と、
    前記端子固定部の外周面に凹凸を設けて形成した補強構造と、
    前記端子固定部の孔の両端周縁部のうち少なくとも一方において、当該部位を窪ませるように押圧変形した加圧変形部と、
    を備え、
    前記電極端子が、前記端子固定部の孔に挿通された状態で、前記加圧変形部の押圧変形によって前記端子固定部に保持されていることを特徴とする電池。
  2. 前記補強構造は、前記端子固定部の外周面に凹凸を設けて形成したリブを備えた、請求項1に記載の電池。
  3. 前記補強構造は、前記端子固定部の突出方向に延びた縦リブを周方向に複数備えた、請求項2に記載の電池。
  4. 前記補強構造は、前記端子固定部の周方向に延びて前記複数の縦リブに交差する横リブを備えた、請求項3に記載の電池。
  5. 前記補強構造は、前記端子固定部の周方向に延びた横リブを前記端子固定部の突出方向に複数備えた、請求項2に記載の電池。
  6. 前記補強構造は、前記端子固定部の突出方向に延びて前記複数の横リブに交差する縦リブを備えた、請求項5に記載の電池。
  7. 前記補強構造は、前記端子固定部の外周面に前記端子固定部の突出方向に沿ってアーチ形状に窪んだ凹部が周方向に連続している、請求項1に記載の電池。
  8. 前記補強構造は、前記端子固定部の外周面に複数のディンプルを備えた、請求項1から7までの何れか一項に記載された電池。
  9. 前記端子固定部の内周と前記電極端子の外周との間にシール材が装着された、請求項1から8までの何れか一項に記載された電池。
  10. 前記電極端子は、前記端子固定部の孔に挿通された部位の外周面に窪みを有する、請求項1から9までの何れか一項に記載された電池。
  11. 前記加圧変形部は、前記孔の両端周縁部の両方に設けられている、請求項1から10までの何れか一項に記載された電池。
  12. 請求項1から11までの何れか一項に記載された電池を複数個組み合わせた組電池。
  13. 請求項12に記載の組電池が車両用電源として搭載された車両。
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