JP2010170904A - 発光管、電球形蛍光ランプ及び照明装置 - Google Patents

発光管、電球形蛍光ランプ及び照明装置 Download PDF

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雅之 中原
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勝 鈴木
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Abstract

【課題】管体の横断面における外周側の蛍光体膜の膜厚の最適化を図り、発光管の発光効率を向上できる発光管、電球形蛍光ランプ及び照明装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、一端から他端に亘る中間部を折返して折返し部2とし、螺旋状に屈曲形成された管体1と、この管体1の内周面に形成され、管体1の横断面において、外周側の膜厚が最適な膜厚、例えば、外周側の膜厚aと前記管体1の中心軸電極側の膜厚bとがa≧bの関係となるように調整された蛍光体膜Pとを備える発光管14である。
【選択図】図2

Description

本発明は、発光管、この発光管を有する電球形蛍光ランプ及びこの電球形蛍光ランプを備える照明装置に関する。
従来、この種の電球形蛍光ランプは、JISに定義されている一般照明用電球に近い寸
法に小形化されており、一般照明用電球に近似した外観を有している。近年では、グローブを透明又は光拡散性を有するガラスや合成樹脂により形成し、このグローブ内の狭隘な空間内に配設される発光管を螺旋形に形成して放電路長の増大を図ったものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、一般的には、これら電球形蛍光ランプに用いられる発光管は、図5に示すような工程で管体の内周面に蛍光体が塗布されて蛍光体膜が形成される。まず、螺旋状に屈曲して形成された管体1を折返し部2が下になるような姿勢で配置する(図5(a))。この姿勢で一方の開口部3aから蛍光体の懸濁液Lを管体1内に満たされる程度の量を注入する。次に、管体1の折返し部2が上になるような姿勢に反転し(図5(b))、懸濁液Lを開口部3a、3bから流出させる。その後、管体1を乾燥炉内にセットし、温風を作用させて乾燥を行い(図5(c))、蛍光体膜Pの形成が終了する。この場合、図5(b)及び(c)に示すように、懸濁液Lは、その重力により、管体1の横断面において、折返し部2とは反対側、すなわち、開口部3a、3b側に偏って塗布される状態となり、蛍光体膜Pは、開口部3a、3b側の膜厚が厚くなって形成される。
一方、発光管の発光効率の向上のため、蛍光体膜の膜厚を管体の内側において厚く形成したり(特許文献2、特許文献3参照)、折返し部と対向する端部側を厚く形成したり(特許文献4参照)、さらには、管体の内面における膜厚を均一に形成するもの(特許文献5参照)が提案されている。
特開2008−10404号公報 特開平8−339781号公報 特開2007−5036号公報 特開2004−186147号公報 特開2007−128826号公報
しかしながら、管体の内周面における蛍光体膜の膜厚は、管体の横断面において、外周側の膜厚の重要度が高い。この種、螺旋形に屈曲形成された発光管を有する電球形蛍光ランプでは、発光管の外周側から放射される光が照明に有効に利用されるからである。因みに、この発光管の外周側の蛍光体膜の膜厚が薄過ぎると、発光管内で発生した紫外線を可視光に変換する変換効率が低下し、光が有効に放射されない、また、反面、蛍光体膜の膜厚が厚過ぎると、蛍光体膜が光放射の障害となり、光が有効に放射されないという不具合が生じる。上記従来の電球形蛍光ランプにおいては、管体の横断面における外周側の蛍光体膜の膜厚について何ら着目されておらず、この外周側の膜厚を最適化するという技術的開示が存在しない。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、管体の横断面における外周側の蛍光体膜の膜厚の最適化を図り、発光管の発光効率を向上できる発光管、電球形蛍光ランプ及び照明装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発光管は、一端から他端に亘る中間部を折返して折返し部とし、螺旋状に屈曲形成された管体と;この管体の内周面に形成され、管体の横断面において、外周側の膜厚aと前記管体の中心軸電極側の膜厚bとがa≧bの関係に調整された蛍光体膜と;を具備していることを特徴とする。
本発明及び以下の発明において、特に指定しない限り用語の定義及び技術的意味は次による。中間部とは、管体の一端から他端に亘るいずれかの部分をいい、必ずしも2等分した部分を意味するものではない。また、発明の構成における形状的、位置的関係等は幾何学的に厳密な内容を意味するものではない。
請求項2に記載の電球形蛍光ランプは、請求項1に記載の発光管と;この発光管を点灯制御する点灯装置と;を具備していることを特徴とする。
請求項3に記載の照明装置は、装置本体と;この装置本体に取付けられる請求項2に記載の電球形蛍光ランプと;を具備していることを特徴とする。照明装置としては、屋内又は屋外で用いられる各種照明装置に適用可能である。
請求項1に記載の発光管によれば、管体の内周面に形成された蛍光体膜の膜厚を、外周側の膜厚aと管体の中心軸電極側の膜厚bとがa≧bの関係になるように調整したので、発光効率を向上できる発光管を提供できる。
請求項2に記載の電球形蛍光ランプによれば、請求項1に記載の発光管の効果を奏する電球形蛍光ランプを提供できる。
請求項3に記載の照明装置によれば、請求項2に記載の電球形蛍光ランプを備えているので、この電球形蛍光ランプの効果を奏する照明装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る電球形蛍光ランプの一部を断面で示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る発光管の蛍光体膜の形成工程を示す工程図である。 本発明の第2の実施形態に係る発光管の蛍光体膜の形成工程を示す工程図である。 本発明の実施形態に係る照明装置を示す断面図である。 従来の発光管の蛍光体膜の形成工程を示す工程図である。
以下、本発明の実施形態に係る電球形蛍光ランプについて図1を参照して説明する。なお、上述の従来例と同一又は相当部分には同一符号を付して説明する。図に示すように電球形蛍光ランプ10は、その管軸方向の一端に口金12を設けたカバー13、このカバー13の他端側に支持された管体1からなる発光管14、この発光管14の一端側を支持するカバー13に取付けられた発光管支持ホルダ15、発光管14を覆うとともに下端側でホルダ15の周囲を覆ってカバー13に取付けられた樹脂グローブ16、口金12及びカバー13の内側に収納された点灯装置17を備えている。そして、定格電力が例えば、40Wタイプ、60Wタイプ、100Wタイプの白熱電球等の一般照明用電球に近い寸法と外観に形成されている。この一般照明用電球とは、JIS C 7501に定義されている。
口金12は、エジソンタイプのE26形等で、ねじ山が形成された筒状部12aを備え、この筒状部12aは、その上端側をカバー13の一端部に被せて接着剤又はかしめ等により固定されている。
カバー13は、PBT等の耐熱性合成樹脂により形成され、下方に向けて漸次縮径する逆円錐台状部を有し、このカバー13の一端側には口金12の筒状部12aが取付けられ、カバー13の他端側には、取付端部13aが形成されている。
発光管支持ホルダ15は、PBT等の耐熱性合成樹脂により概略円筒状に形成されており、上端に基板面15aを有し、下端をカバー13に接着剤等により固着されている。そして、ホルダ15は、基板面15a上に、発光管14の一対の電極封止端部14a、14bを載置させて支持する支持凹部15b、15cと、電極封止端部14a、14b同士の間隙内に突出して、その径方向のずれを規制する筒状突部15dを突設している。
樹脂グローブ16は、例えば、有機顔料を含んで乳白色を呈し、ポリカーボネート等の熱可塑性の合成樹脂により、白熱電球等の一般照明用電球のガラス球の形状に近い滑らかな曲面状に形成されている。そして、樹脂グローブ16は、略球状に形成された球状部16aと、この球状部16aの下方部に球状部16aの直径よりも小径に漸次縮径されたほぼ円筒状の縮径部16bを一体的に形成している。球状部16aは樹脂グローブ16の最大径をなす最大径部16cを有する。縮径部16bは、樹脂グローブ16の一端部に縮径開口端部16dが形成され、この開口端部16dの縁部がカバー13の取付端部13aの内側に嵌合されて例えば、シリコーン樹脂やエポキシ樹脂等の接着剤により接着固定されている。
そして、樹脂グローブ16は、発光管14及び電球形蛍光ランプ10の管軸と直交する方向、すなわち、横方向に2分割されている。つまり、発光管14の最大外径部を横方向の分割線で上下に2分割して、球状部16a側のトップグローブ16−1と、縮径部16b側のアンダグローブ16−2とを形成している。
発光管14は、その頂端部側に形成された膨出部としての螺旋形部14cと、発光管支持ホルダ15側に形成された直状部14dとを有し、これらを一体に連結している。螺旋形部14cは、外径が例えば、10mmの直状円管状のガラス管体1の一端から他端に亘る中間部を略等分の2つ折りに折曲し、その等分位置の折返し部2を頂端として図示しない金型に巻き付けて2重螺旋状にモールド成形することにより形成される。管体1は、内周面に希土類等の蛍光体膜を略全長に亘って形成し、軸方向両端部には、一対の電極14e、14fをそれぞれ封装して電極封止端部14a、14bを形成している。
膨出部としての螺旋形部14cは、樹脂グローブ16の最大径部16cを有する頂端側の球状部16a内に収容され、その螺旋径を、樹脂グローブ16の球状部16aの内面形状に対応させている。そして、頂端の折返し部2から最大径部16cに向けて漸次拡径して、樹脂グローブ16の最大径部16cで螺旋径を最大とし、樹脂グローブ16の球状部16a下半部の縮径に対応して螺旋径を漸次縮径して直状部14dに一体に連続形成している。直状部14dは、一対の電極封止端部14a、14bをほぼ平行に並設して発光管支持ホルダ15の支持凹部15b、15c内に挿入されている。
点灯装置17は、発光管14を点灯制御する機能をなし、点灯回路パターンを形成した縦基板を発光管支持ホルダ15内面に嵌入して固定している。縦基板の実装面には、電解コンデンサやトランジスタ等の点灯回路部品が実装されている。
次に、以上のように構成された電球形蛍光ランプにおいて、第1の実施形態に係る発光管の蛍光体膜の形成工程について図2を参照して説明する。蛍光体膜Pの形成工程は、概略的に、(1)蛍光体懸濁液の注入工程、(2)蛍光体懸濁液の排出工程、(3)膜厚調整工程、(4)乾燥工程、からなる。
(1)蛍光体懸濁液の注入工程
図2(a)に示すように、一端から他端に亘る中間部を折返して折返し部2とし、螺旋状に屈曲して形成された管体1を、折返し部2が下になるような姿勢で配置する。この姿勢で一端の開口部3aから蛍光体の懸濁液Lを管体1内に満たされる程度の量を注入する。なお、蛍光体の懸濁液Lは、増粘剤を用いて適宜粘度が調整されている。
(2)蛍光体懸濁液の排出工程
図2(b)に示すように、管体1を折返し部2が上になるような姿勢に反転し、蛍光体の懸濁液Lを両端の開口部3a、3bから排出させる。この場合、管体1が螺旋状で排出経路が長く、屈曲していることから懸濁液Lの排出に伴う流れが規則的に行われず、不規則な流れとなり、管体1内に空気が入り込み、懸濁液Lに気泡が生じる場合がある。したがって、管体1の内周面に塗布された懸濁液Lに気泡が残留し、また、管体1の内周面の懸濁液Lは、その重力が相俟って塗布量がはらつき、管体1の横断面において、管体1の中心軸電極側、すなわち、折返し部2とは反対側の開口部3a、3b側に偏って塗布された状態となる。
(3)膜厚調整工程
排出工程に続いて、図2(c)に示すように、管体1を同姿勢で管軸方向の中心軸を回転中心として高速回転、例えば、約400回転/分の回転速度で回転させる。この高速回転による遠心力及び重力の作用によって懸濁液Lは、管体1の横断面における外周側に偏って塗布された状態となる。つまり、図2(b)に示す開口部3a、3b側に偏って塗布されていた懸濁液Lが遠心力の作用によって管体1の外周側へ流動し、外周側の塗布量が多くなって、偏って塗布される。また、この回転による遠心力の作用に伴い、懸濁液Lに残留していた気泡を脱泡することができる。なお、管体1の外周側における懸濁液Lの塗布量、すなわち、蛍光体膜Pの膜厚は、懸濁液Lの粘度等に応じて適宜管体1の回転速度等を制御することにより調整することができる。
(4)乾燥工程
次いで、図2(d)に示すように、管体1を乾燥炉内にセットし、温風を一端の開口部3bから吹込み乾燥を行い、蛍光体膜Pの形成が終了する。この状態では、管体1の横断面における外周側の蛍光体膜Paの膜厚aと開口部3a、3b側の蛍光体膜Pbの膜厚bとの関係は、a≧bの関係となることが好ましい。
このように蛍光体膜Pの形成工程において、管体1の横断面における外周側の蛍光体膜Paの膜厚は、「(2)蛍光体懸濁液の排出工程」に示したように、薄くなる傾向にあるが、「(3)膜厚調整工程」における管体1の回転によって調整することができ、最適化することが可能となる。
なお、具体的には、例えば、管体1の横断面における外周側の蛍光体膜Paの膜厚aは、20〜40μm、開口部3a、3b側の蛍光体膜Pbの膜厚bは、10〜30μm、折返し部2側の蛍光体膜Pcの膜厚cは、10〜20μmであり、a≧b≧cの関係となっており、蛍光体膜Pの膜厚が最適となるように調整されている。
以上のように本実施形態によれば、管体1の横断面における蛍光体膜Pの膜厚の最適化を図ることが可能であり、発光管14の発光効率を向上できる。
次に、第2の実施形態に係る発光管の蛍光体膜の形成工程について図3を参照して説明する。蛍光体膜Pの形成工程は、第1の実施形態と同様に、(1)蛍光体懸濁液の注入工程、(2)蛍光体懸濁液の排出工程、(3)膜厚調整工程、(4)乾燥工程、からなる。
(1)蛍光体懸濁液の注入工程
図3(a)に示すように、螺旋状に屈曲して形成された管体1を折返し部2が下になるような姿勢で配置し、一端の開口部3aから蛍光体の懸濁液Lを管体1内に満たされる程度の量を注入する。
(2)蛍光体懸濁液の排出工程
図3(b)に示すように、第1の実施形態と同様に、管体1を折返し部2が上になるような姿勢に反転し、蛍光体の懸濁液Lを両端の開口部3a、3bから排出させる。この状態においては、図示のように、懸濁液Lは、その重力により管体1の横断面において、管体1の中心軸電極側、すなわち、折返し部2とは反対側の開口部3a、3b側に偏って塗布されているとともに、管体1内に空気が入り込み、懸濁液Lに気泡が残留した状態となっている。
(3)膜厚調整工程
続いて、図3(c)に示すように、再度、管体1を折返し部2が下になるような姿勢に反転し、第1の実施形態における図2(c)と同様に、管体1を管軸方向の中心軸を回転中心として高速回転、例えば、約400回転/分の回転速度で回転させる。すると、懸濁液Lは、その重力によって管体1の内周面の折返し部2側へ流動するとともに、回転による遠心力の作用によって、管体1の横断面における外周側に偏って流動する。したがって、これら懸濁液Lの流動で、管体1の内周面の外周側及び折返し部2側に懸濁液Lの塗布量が多くなって偏って塗布される。また、この回転による遠心力の作用に伴い、懸濁液Lに残留していた気泡を脱泡することができる。なお、当然のことながら、管体1の内周面の外周側及び折返し部2側における懸濁液Lの塗布量、すなわち、外周側の蛍光体膜Pa及び折返し部2側の蛍光体膜Pcの膜厚は、懸濁液Lの粘度等に応じて適宜管体1の回転速度等を制御することにより調整することができる。
(4)乾燥工程
図3(d)に示すように、再び管体1を折返し部2が上になるような姿勢に反転し、管体1を乾燥炉内にセットし、温風を一端の開口部3bから吹込み乾燥を行い、蛍光体膜Pの形成が終了する。このとき、乾燥の初期においては、懸濁液Lは、まだ流動性を完全には失っていないため、管体1の反転によって、管体1の内周面の外周側及び折返し部2側に偏って塗布されていた懸濁液Lが多少下方側に流動し、管体1の内周面の懸濁液Lの塗布量が平均化される方向に作用する。
以上のような蛍光体膜Pの形成工程において、管体1の横断面における外周側及び折返し部2側の懸濁液Lの塗布量は、「(2)蛍光体懸濁液の排出工程」に示したように、少なくなり、蛍光体膜Pa、Pcの膜厚が薄くなる傾向にあるが、「(3)膜厚調整工程」、「(4)乾燥工程」によって調整することができ、最適化することが可能となる。具体的には、管体1の横断面における外周側の蛍光体膜Paの膜厚は、20〜40μm、折返し部2側の蛍光体膜Pcの膜厚は、同程度の20〜40μmであり、最適となるように調整されている。因みに、管体1の横断面における折返し部2側の蛍光体膜Pcの膜厚の最適化は、電球形蛍光ランプの使用状態における直下照度に影響し、重要性が高いものである。
本実施形態によれば、管体1の横断面における外周側の蛍光体膜Paの膜厚及び折返し部2側の蛍光体膜Pcの膜厚の最適化を図ることが可能であり、発光管14の発光効率を向上できる。
次に、本発明に係る照明装置の実施形態について図4を参照して説明する。照明装置は、例えば、天井面に設置されるダウンライトであり、装置本体20と、この装置本体20に取付けられた上述の各実施形態の発光管14を有する電球形蛍光ランプ10とを備えている。装置本体20は、下面に開口部を有する金属製の箱状をなしたケース21と、このケース21の開口部に嵌合される金属製の反射体22とから構成されている。反射体22は、例えば、ステンレス等の金属板で形成され、下面周囲には飾り枠22aが形成されている。反射体22の上面板の中央には、電球形蛍光ランプ10の口金12をねじ込むソケット23が配設されている。
本実施形態によれば、発光効率を向上できる電球形蛍光ランプ10を備えているので、照明効率が良好な照明装置を提供することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、発光管は、2重螺旋状に屈曲形成したものに限らず、1重螺旋状に屈曲形成したものであってもよい。
1・・・管体、2・・・折返し部、10・・・電球形蛍光ランプ、
14・・・発光管、17・・・点灯装置、20・・・照明装置本体、
P・・・蛍光体膜

Claims (3)

  1. 一端から他端に亘る中間部を折返して折返し部とし、螺旋状に屈曲形成された管体と;
    この管体の内周面に形成され、管体の横断面において、外周側の膜厚aと前記管体の中心軸電極側の膜厚bとがa≧bの関係に調整された蛍光体膜と;
    を具備していることを特徴とする発光管。
  2. 請求項1に記載の発光管と;
    この発光管を点灯制御する点灯装置と;
    を具備していることを特徴とする電球形蛍光ランプ。
  3. 装置本体と;
    この装置本体に取付けられる請求項2に記載の電球形蛍光ランプと;
    を具備していることを特徴とする照明装置。
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