JP2010169461A - ガス漏洩検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス供給管30におけるガスの微少漏洩を検知するガス漏洩検知装置において、装置の故障を速やかに検出してセンター等に発呼する。
【解決手段】プロパンガスボンベ10から元調整器20を介して親子式差圧調整器1にガスを流す。親子式差圧調整器1の親調整器11はガス供給管30から集合住宅40側にガスを供給する。子調整器12は親調整器11をバイパスしてガス供給管30に導通するバイパスガス流路2に接続する。バイパスガス流路2にマイコンガスメータ3を設ける。マイコンガスメータ3の圧力センサでガス圧力を高速サンプリングし、ガス器具50の使用状態を検知する。マイコンガスメータ3の流量センサでガスの流量を検出する。ガス器具50が使用状態でかつ流量が一定時間検出できないとき、故障警報処理を行い、センターに発呼する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガスボンベ等のガス供給源からガス燃焼機器等のガス消費源にガスを供給するガス供給設備に設けられ、埋設管等のガス供給管の微少漏洩を検知するガス漏洩検知装置に関する。
従来、この種の装置として、例えば特開平3−41300号公報(特許文献1)、特開平5−296873号公報(特許文献2)に開示されたものがある。これらのガス漏洩検知装置は、プロパンガスボンベから集合住宅等にガスを供給するガス供給管に、親調整器をバイパスするバイパス流路を設けるとともに、このバイパス流路に親調整器よりも調整圧力を高くした子調整器と、微少流量を検知する流量検知手段を有するマイコンメータを設けたものである。
これらの構成は、夜間や深夜のガス消費がほとんどなくなるときに親調整器が閉となっても、子調整器を介してマイコンメータで微少流量を検出できるようにしたものである。そして、マイコンメータで微少流量を監視し、30日間連続して3リットル/時間以上の流量があるときにはガスの微少漏洩が生じていると判断してその旨をランプの点灯により表示するものである。
特開平3−41300号公報 特開平5−296873号公報
前記従来のガス漏洩検知装置では、親調整器、子調整器及びマイコンメータが正常に機能していることを前提としてガスの微少漏洩を検知できる。この何れの機能が損なわれていても正確な検知を行うことができない。
例えば、子調整器が、その内部に異物が混入して故障したり、経年劣化で調整圧力が変化してしまうと、子調整器の出力部と、親調整器の出力部との差圧が一定圧力値(例えば50Pa)以上確保できなくなり、マイコンメータに流量が流れなくなり、配管に微少漏洩が発生していてもそれを検出することができなくなる。
そこで、従来は定期点検を行うようにしているが、この定期点検は、子調整器の出力部と親調整器の出力部との差圧を測定し、一定圧力値以上の差圧があれば正常であるという判断をしていた。
しかしながら、この定期点検作業は、作業員が現地へ訪問し、圧力計を設置して測定を行うという作業が必要であり、手間がかかっていた。また、定期点検にてマイコンメータに故障が発見された場合、それまでの期間、ガスの漏洩があった可能性もあり、ガス漏洩検知装置としての信頼性に疑問があった。
本発明は、ガス漏洩検知装置において自己診断機能を持たせ、装置自体の異常を速やかにセンター等に通報できるようにすることを課題とする。
請求項1のガス漏洩検知装置は、ガス供給管に設けた親調整器をバイパスするバイパスガス流路に前記親調整器より調整圧力の高い子調整器と前記バイパスガス流路の流量を検知する流量検知手段とを設け、該流量検知手段によって所定期間継続して流量があることを検出して微少ガス漏洩を検知するようにしたガス漏洩検知装置において、前記バイパスガス流路の圧力を検出して圧力検出信号を出力する圧力検出手段と、前記圧力検出手段からの圧力検出信号のガス使用開始時の圧力振動波形の周波数及び振幅の少なくとも一方を求めて得られた値、または圧力振動波形の周波数及び振幅の少なくとも一方の演算結果に基づいて、前記バイパスガス流路の下流側に接続されたガス器具の使用状態を判別する判別手段と、前記判別手段でガス器具の使用状態と判別され、かつ前記流量検知手段で流量が検出されないとき故障警報処理をする故障診断手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2のガス漏洩検知装置は、請求項1に記載のガス漏洩検知装置であって、前記故障診断手段が、前記判別手段で前記ガス器具の使用状態と判別されてから所定時間経過後に、前記流量検知手段で流量が検出されているか否かを判別することを特徴とする。
請求項3のガス漏洩検知装置は、ガス供給管に設けた親調整器をバイパスするバイパスガス流路に前記親調整器より調整圧力の高い子調整器と前記バイパスガス流路の流量を検知する流量検知手段とを設け、該流量検知手段によって所定期間継続して流量があることを検出して微少ガス漏洩を検知するようにしたガス漏洩検知装置において、前記バイパスガス流路の圧力を検出して圧力検出信号を出力する圧力検出手段と、前記流量検知手段で流量が検出されないとき前記圧力検出手段からの圧力検出信号に基づいて圧力の急激な低下を監視する圧力低下判定手段と、前記圧力低下判定手段で圧力の急激な低下が検出され、その後、前記流量検知手段で流量が検出されないとき故障警報処理をする故障診断手段と、を備えたことを特徴とする。
ガス器具が使用されているのにガスの流量が検出できないということは、子調整器や流量検知手段が故障している可能性が高いが、請求項1のガス漏洩検知装置によれば、定期点検を待たずに、この故障を速やかに検出して故障警報処理により通報することができる。
請求項2のガス漏洩検知装置によれば、請求項1の効果に加えて、ガス器具の点火直後の流量の減衰振動の影響を受けずに正確に流量の判定を行うことができ、故障検出の検出精度が高まる。
圧力低下判定手段で圧力の急激な低下が検出されたときはガス器具が使用されていると判断できるが、このガス器具が使用されているのにガスの流量が検出できないということは、子調整器や流量検知手段が故障している可能性が高いが、請求項3のガス漏洩検知装置によれば、定期点検を待たずに、この故障を速やかに検出して故障警報処理により通報することができる。
本発明の一実施形態のガス漏洩検知装置の要部ブロック図である。 実施形態のガス漏洩検知装置を適用したガス供給システムの外観図である。 実施形態における制御部の制御プログラムの要部フローチャートである。 実施形態における制御部のタイマ割り込み処理のフローチャートである。 実施形態に係るガバナ付きガス器具におけるガス使用開始時またはガス使用量変化時の圧力特性の一例を示す図である。 他の実施形態における制御部の制御プログラムの要部フローチャートである。
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態のガス漏洩検知装置の要部ブロック図、図2は実施形態のガス漏洩検知装置を適用したガス供給システムの外観図である。この実施形態のガス漏洩検知装置は、ガス供給源であるプロパンガスボンベ10と、ガス消費源であるマンション等の集合住宅40との間に配設されている。
プロパンガスボンベ10には元調整器20を介して親子式差圧調整器1が接続されており、元調整器20はプロパンガスボンベ10のガスを所定の圧力にして親子式差圧調整器1に供給する。親子式差圧調整器1は親調整器11と子調整器12とからなり、元調整器20からのガスは親調整器11と子調整器12にそれぞれ供給される。親調整器11の出口11aは集合住宅40側にガスを供給するガス供給管30に接続されている。また、子調整器12の出口12aは、親調整器11をバイパスしてガス供給管30に導通するバイパスガス流路2に接続されている。そして、このバイパスガス流路2にマイコンガスメータ3が設けられている。
子調整器12の調整圧力は親調整器11の調整圧力より高く設定されている。例えば親調整器11の調整圧力が280mmH2 Oに設定されているときは、子調整器12の調整圧力は約300mmH2 Oに設定する。これにより、集合住宅40側で通常のガス消費があるときは、親調整器11及び子調整器12を介してガスが供給される。一方、夜間や深夜のガス消費がほとんどなくなるときにはガス供給管30の圧力が高くなって親調整器11が閉となり、子調整器12及びマイコンガスメータ3にのみガスが流れるようになる。これにより、バイパスガス流路2を通じて流れる微少なガス流量をマイコンガスメータ3により監視することができる。
図1に示すように、マイコンガスメータ3は、判別手段及び故障診断手段を構成する制御部31、流量検知手段としての流量センサ32、圧力検知手段としての圧力センサ33、EEPROM34、表示部35及び通信部36を含んで構成されている。制御部31は、CPU、ROM及びRAM等を有するマイコンで構成されており、CPUがROMに記憶されている制御プログラムを実行することにより、後述の処理を行う。
流量センサ32は、バイパスガス流路2を通過するガスの流量を検出するための検出素子であり、微少流量(例えば3リットル/時間程度)の流量を正確に積算できる。この流量センサ32でガスの流量を検出し、ガスが30日間ずっと連続して流れ続けている場合は、ガス供給管30のどこかにガスの微少漏洩があると判断し、その旨を表示部35で表示するとともに、通信部36によりセンターに対して発呼を行う。
また、圧力センサ33は周知の検出素子であり、この圧力センサ33は、子調整器12より下流側のバイパスガス流路2の内部圧力を検出する。この圧力センサ33でバイパスガス流路2の内部圧力を監視し、集合住宅40におけるガス器具50の使用状態を検出する。そして、この使用状態と流量センサ32で検知する流量に応じて自己診断を行い、故障と判断したときは、その旨を表示部35で表示するとともに、通信部36によりセンターに対して発呼を行う。
ここで、最近のガス器具には、ガスグリル、ガス給湯器、ガス食器洗い乾燥機、ガスオーブン、ガスファンヒータ、ガス瞬間湯沸かし器、ガス床暖房、ガスヒートポンプ(GHP)等があるが、そのほとんどの器具に圧力調整手段としてのガバナが内蔵されており、器具ごとにガス圧力の調整を行っている。なお、ガスコンロ(ガステーブル)は、ガバナが内蔵されていないものが多い。
図5はガバナ付きガス器具におけるガス使用開始時またはガス使用量変化時の圧力特性の一例を示す図である。ガバナは、その構造上、ガス流量変化時、すなわち、ガス使用開始時やガス使用量変化時に、瞬時ではあるがガスの調圧動作による圧力変動を引き起こす。これは、0.3〜1秒程度かかって収束する減衰振動である。この振動は、使用されているガバナ特有の特徴(圧力波形)を示す。したがって、圧力センサ33で圧力を高速サンプリングし、ガス使用開始時またはガス使用量変化時の圧力変動波形を基にして、ガス器具50が使用され始めたのを短時間で判定することが可能となる。
すなわち、サンプリングした圧力データにより圧力波形の圧力振動周波数及び圧力振動振幅を分析し、ガス器具使用かの判別を行う。例えば、10Hz以上の周波数をもつ圧力振動波形が得られれば、ガバナ付きガス器具使用中と判別できる。また、振動振幅がガス使用開始直前の圧力(すなわち、元圧)やガス使用量変化直前の圧力を所定の圧力値(0.015kPa)以上越えている圧力振動波形が得られれば、同様に、ガバナ付きガス器具使用中と判別できる。また、周波数にかかわらず、圧力振動振幅がガス使用開始直前の圧力(すなわち、元圧)やガス使用量変化直前の圧力程度に上昇している圧力振動波形が得られれば、同様に、ガバナなしガス器具使用中と判別できる。
図3は実施形態における制御部31(マイコン)の制御プログラムの要部フローチャート、図4は同制御部31のタイマ割り込み処理のフローチャートであり、同図に基づいて動作を説明する。なお、以下の説明で、微少漏洩判定の日数(期間)をカウントするためのカウンタを「微少漏洩カウンタ」とする。
図4のタイマ割り込み処理では、ステップS21において1日が経過したか否かを判定し、この判定がYESのときにはステップS22に進み、NOのときには何もしないで元のルーチンに復帰する。ステップS22においては微少漏洩カウンタをカウントアップし、ステップS23で微少漏洩カウンタの内容が30に等しいか否かを判定する。判定がNOのときには元のルーチンに復帰し、判定がYESのときには、連続して30日の間、流量が0になることがなく微少漏洩が生じていると判断し、ステップS24で漏洩警報処理を行って元のルーチンに復帰する。
図3の処理では、まず、ステップS1で、圧力センサ33により圧力を計測するとともに、流量センサ32で流量の計測を行う。次に、ステップS2で流量が0であるかを判定し、流量が0であれば微少漏洩カウンタをクリアしてステップS4に進み、流量が0でなければそのままステップS13に進む。この処理は、流量がない場合には微少漏洩もないことになるのでその場合に常に微少漏洩カウンタをクリアする処理である。
ステップS4では、計測した圧力が判別のために予め設定された計測開始圧力値より小さくなったか否かを判定する。圧力が計測開始圧力値より小さくなっていなければ、ステップS13に進み、小さくなっていれば、ガス使用が開始されたかまたはガス使用量が変化したことになるので、ステップS5で、所定データ数だけ圧力を高速サンプリングする。この所定データ数は、ガス使用開始時またはガス使用量変化時の圧力振動波形の周波数分析及び振幅分析に必要なデータ数が集まるように設定される。
次に、ステップS6で、サンプリングした圧力のデータに基づいて周波数分析及び振幅分析を行って、集合住宅40におけるガス器具50の使用状態を判定する。そして、ステップS7でガス器具50の使用状態を記憶し、ステップS8に進む。なお、集合住宅40では、多くの世帯の住人がガス給湯器、ガスコンロ、ガスストーブ等の点火/消火を繰り返している。しかし、どの部屋の住人がどのガス器具を点火したかなど、詳細な判別は行う必要がなく、ガス器具50が点火されたという使用状態を把握すればよい。
ステップS8では、ガス器具50が使用中の状態であるかを判定する。使用中でなければステップS13に進み、使用中であればステップS9でガス使用開始あるいはガス使用量変化時から所定の遅延時間が経過するのを監視する。この遅延時間を設ける理由は、ガス器具50が点火した直後は圧力、流量ともに減衰振動波形が生じるので、この減衰振動が消滅してから流量を計測しないと、誤計測をしてしまう可能性があるからである。遅延時間が経過すると、ステップS10で流量センサ32により一定時間(例えば2〜3分間)、流量を監視する。そして、ステップS11で、流量=0の状態が一定時間継続したか否かを判定し、一定時間継続しなければステップS13に進み、一定時間継続したらステップS12で故障警報処理を行い、ステップS13に進む。この故障警報処理としては、通信部36によりセンター等に発呼する処理を行う。ステップS13では圧力異常監視などその他の処理を行い、ステップS1に戻る。
以上のように、ガス器具が使用状態であるのに流量が0である場合、すなわち流量が検出できないときには、流量センサ32や子調整器12で何らかの故障が発生していると判断でき、この故障を速やかに通報することができる。
図6は他の実施形態における制御部31(マイコン)の制御プログラムの要部フローチャートである。なお、この実施形態でも微少漏洩の検出及び漏洩警報のために図4の割り込み処理を行う。この他の実施形態では圧力センサ33検出される圧力の変化によりガス器具50の使用状態を判断し、使用状態と見なされて、かつ流量が検出できないとき故障警報を行う。
まず、ステップS31で、圧力センサ33により圧力を計測するとともに、流量センサ32で流量の計測を行う。次に、ステップS32で流量が0であるかを判定し、流量が0であれば微少漏洩カウンタをクリアしてステップS34に進み、流量が0でなければそのままステップS40に進む。この処理は、流量がない場合には微少漏洩もないことになるのでその場合に常に微少漏洩カウンタをクリアする処理である。
ステップS34では、計測した圧力P0 を記憶し、ステップS35,S36で一定時間の間に圧力がP0 から所定値(例えば、0.05kPa)以上急激に低下するのを監視する。なお、この一定時間の監視中に低下がなくても、実質的にはステップS31〜S36,S40が繰り返される。圧力がP0から所定値以上急激に低下したら、ステップS37で流量センサ32により一定時間(例えば2〜3分間)、流量を監視する。そして、ステップS38で流量=0であるか否かを判定し、流量=0でなければ(流量があれば)ステップS40に進み、流量=0であれば(流量がなければ)ステップS25で故障警報処理を行い、ステップS40に進む。この故障警報処理としては、通信部36によりセンター等に発呼する処理を行う。ステップS40では圧力異常監視などその他の処理を行い、ステップS31に戻る。

集合住宅において、例えば深夜すべての住人がガスを全く使用していないとき、流量は0で、閉塞状態となり、バイパスガス流路2(圧力センサ33)のガス圧力は、例えば、3.10kPaとなる。ガス給湯器やガスコンロ等1台が使用されると、バイパスガス流路2のガス圧力は、例えば、3.00kPaとなり、0.10kPa程度低下する。
また、子調整器12が正常な場合、圧力が急激に所定値(例えば、0.05kPa)以上低下すれば、流量は少なくともガス器具1台分以上は検出されるはずであり、流量=0とはならない。一方、子調整器12が経年劣化してくると、この子調整器12における差圧が徐々に小さくなり、例えばコンロで弱火程度の流量があっても、流量が検出できなくなる。したがって、上記の処理によりこのような子調整器12の故障を検出することができる。
1 親子式差圧調整器
11 親調整器
12 子調整器
2 バイパスガス流路
3 マイコンガスメータ
31 制御部(判別手段及び故障診断手段)
32 流量センサ(流量検知手段)
33 圧力センサ(圧力検知手段)
34 EEPROM
35 表示部
36 通信部
10 プロパンガスボンベ
20 元調整器
30 ガス供給管
40 集合住宅
50 ガス器具

Claims (3)

  1. ガス供給管に設けた親調整器をバイパスするバイパスガス流路に前記親調整器より調整圧力の高い子調整器と前記バイパスガス流路の流量を検知する流量検知手段とを設け、該流量検知手段によって所定期間継続して流量があることを検出して微少ガス漏洩を検知するようにしたガス漏洩検知装置において、
    前記バイパスガス流路の圧力を検出して圧力検出信号を出力する圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段からの圧力検出信号のガス使用開始時の圧力振動波形の周波数及び振幅の少なくとも一方を求めて得られた値、または圧力振動波形の周波数及び振幅の少なくとも一方の演算結果に基づいて、前記バイパスガス流路の下流側に接続されたガス器具の使用状態を判別する判別手段と、
    前記判別手段でガス器具の使用状態と判別され、かつ前記流量検知手段で流量が検出されないとき故障警報処理をする故障診断手段と、
    を備えたことを特徴とするガス漏洩検知装置。
  2. 前記故障診断手段が、前記判別手段で前記ガス器具の使用状態と判別されてから所定時間経過後に、前記流量検知手段で流量が検出されているか否かを判別することを特徴とする請求項1に記載のガス漏洩検知装置。
  3. ガス供給管に設けた親調整器をバイパスするバイパスガス流路に前記親調整器より調整圧力の高い子調整器と前記バイパスガス流路の流量を検知する流量検知手段とを設け、該流量検知手段によって所定期間継続して流量があることを検出して微少ガス漏洩を検知するようにしたガス漏洩検知装置において、
    前記バイパスガス流路の圧力を検出して圧力検出信号を出力する圧力検出手段と、
    前記流量検知手段で流量が検出されないとき前記圧力検出手段からの圧力検出信号に基づいて圧力の急激な低下を監視する圧力低下判定手段と、
    前記圧力低下判定手段で圧力の急激な低下が検出され、その後、前記流量検知手段で流量が検出されないとき故障警報処理をする故障診断手段と、
    を備えたことを特徴とするガス漏洩検知装置。
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