JP2010169358A - ダンパ装置 - Google Patents

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【課題】排気管に装着されるダンパ装置において、排ガス中に含まれるダストの付着によるシール性の低下を抑え、排ガスの漏洩を抑制することを課題とする。
【解決手段】ダンパ装置1は、ダストが混入した排ガスが水平横向きに流入するように形成された流入口5と、この排ガスが水平横向きに排出されるように形成された排出口6とを有する収容室4と、流入口5を遮蔽するように配設された入口側フラップ式ダンパ2と、排出口6を遮蔽するように配設された出口側フラップ式ダンパ3と、を備え、入口側フラップ式ダンパ2、及び、出口側フラップ式ダンパ3は、開弁時に流入口5及び排出口6よりも鉛直方向上側に位置することにより、排ガス中に含まれるダストの付着を抑制し、高いシール性を維持し、排ガスの漏洩を抑制する。
【選択図】図2

Description

本発明は管内を流れる流体を遮断するダンパ装置に関する。
熔錬工場の自熔炉から発生した排ガスは、廃熱回収ボイラ、サイクロン、電気集塵機を経て、排ガスブロワに吸引され、硫酸工場へ送られる。ところが、熔錬工場において低濃度SOガスを含む排ガスが発生するような場合、硫酸工場の反応温度保持のため、排ガスの硫酸工場への送風が停止され、ガス処理を行う排脱工場へ排ガスを送るように排ガス送風ラインが切り替えられる。このような排ガスの通過する排気管には、排ガス送風ラインの切替用のダンパが設けられている。このダンパは高濃度のSOガスの排脱工場への流入を抑制するために高いシール性が要求されている。そして、このようなダンパの一例が特許文献1に開示されている。
特開2001−289434号公報
特許文献1のダンパや、従来から用いられているダンパ、例えば、バタフライ式ダンパやスライド式ダンパは、使用時間の経過とともに、排ガス中に含まれるダストがシール面へ付着する。このようなダストの付着により、ダンパの動作不良、腐食や、ダストの堆積によるシール性悪化によるリークの発生などの問題が発生することが考えられる。
そこで、本発明は、排気管に装着されるダンパ装置において、排ガス中に含まれるダストの付着によるシール性の低下を抑え、排ガスの漏洩を抑制することを課題とする。
かかる課題を解決する本発明のダンパ装置は、ダストが混入した排ガスが流入する流入口と前記排ガスを排出する排出口とが形成された収容室と、前記流入口または前記排出口を遮蔽するフラップ状のダンパと、を備えたことを特徴とする。
このような構成のダンパ装置は、フラップ状のダンパを備えたことにより、開口時に排ガスの通過領域の外にダンパを移動して、排ガスに含まれるダストがダンパに付着することを抑制することができる。これにより、ダストの付着によるダンパの動作不良、腐食、シール性の低下を抑え、排ガスの漏洩を抑制することができる。
また、このようなダンパ装置は、ダストが混入した排ガスが流入する流入口と前記排ガスを排出する排出口とが形成された収容室と、前記流入口を遮蔽するように配設されたフラップ状の入口側ダンパと、前記排出口を遮蔽するように配設されたフラップ状の出口側ダンパと、を備えた構成とすることができる。
このような構成のダンパ装置は、流入口と排出口の両方に備えたダンパにより、排ガスの流路を遮断するため、さらに排ガスの漏洩を抑制することができる。
また、このようなダンパ装置において、前記流入口は、排ガスが前記収容室内へ水平横向きに流入するように前記収容室の側面に形成され、前記排出口は、排ガスが前記収容室内から水平横向きに排出されるように前記収容室の側面に形成され、前記ダンパの支持軸、または前記入口側ダンパの支持軸及び前記出口側ダンパの支持軸は、前記流入口及び前記排出口よりも鉛直方向上側に配置された構成とすることができる。
このような構成のダンパ装置では、ダンパを上側に開くことができる。排ガスに含まれるダストは自重により下方に落下するため、ダンパを上側に移動することにより、ダストがダンパに付着することを抑制することができる。これにより、シール性の低下を抑え、排ガスの漏洩を抑制することができる。なお、流入口、及び排出口は正確に水平横向きに配置されている必要がなく、排ガスが概ね水平方向に流れる構成であれば良い。
さらに、このダンパ装置において、前記ダンパ、または、前記入口側ダンパ及び前記出口側ダンパは、開弁時に前記流入口及び前記排出口よりも鉛直方向上側に位置する構成とすることができる。
このように、開弁時の排ガス流入時に、ダンパを排ガスの通過領域よりも上側に移動させることにより、排ガスに含まれるダストがダンパに付着することをさらに抑制することができる。これにより、排ガスの漏洩を抑制することができる。
また、本発明のダンパ装置において、前記排出口は、前記収容室の上部に形成され、排ガスが前記収容室内からほぼ鉛直上向きに排出される構成とすることができる。
このようなダンパ装置は、排ガスに含まれるダストが自重により落下することにより、上向きに形成した排出口からダストを除去した排ガスを排出することができる。
上記のダンパ装置において、前記ダンパ、または、入口側ダンパ及び出口側ダンパは、シール面の全周に亘って少なくとも二重のシール構造を備えた構成とすることができる。
このようなダンパ装置は、シール性に優れ、排ガスの漏れを抑制することができる。
さらに、このようなダンパ装置において、前記ダンパ、または、前記入口側ダンパ及び前記出口側ダンパは、シール面の全周に亘って少なくとも二重のスリット溝が形成され、当該スリット溝のそれぞれにグランドパッキンを嵌めこんだ構成とすることができる。
このようなダンパ装置では、シール面にスリット溝を設けることにより、ラビリンス効果が得られ、排ガスの漏洩が抑制される。さらに、グランドパッキンを嵌めこむことにより、シート時にグランドパッキンが変形してシート部に密着するため、シール性が向上する。このため、仮にシート部にダストが付着しても、グランドパッキンの変形によりシール性が維持される。これにより、排ガスの漏洩が抑制できる。
このようなダンパ装置は、熔錬炉において発生した排ガスの流れる排気管に配設することができる。
このダンパ装置は、熔錬炉から排出される排ガスの漏洩を抑制することができる。これにより、排ガス中に含まれるSOガスの漏洩を抑制し、SOガスの中和処理コストを削減することができる。また、熔錬炉から排出される排ガスはダストの含有量が多いため、本装置によりダスト付着を抑制することにより得られる効果は大きい。
本発明のダンパ装置は、排ガス中に含まれるダストの付着によるダンパのシール性の低下を抑え、排ガスの漏洩を抑制することができる。
実施例1のダンパ装置の組み込まれた排ガス処理ラインの概略構成を示した説明図である。 実施例1のダンパ装置の内部構成を示した概略図である。 (a)は、フラップ式ダンパの弁板のシール部を拡大して示した断面図であって、(b)は、流入口に接触した際のシール部を拡大して示した断面図である。 図2中のフラップ式ダンパの弁板、第1アーム、支持軸を矢示A方向から見た状態を示した説明図である。 実施例2のダンパ装置の内部構成を示した概略図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。
本発明の実施例1について図面を参照しつつ説明する。図1は本実施例のダンパ装置1の組み込まれた排ガス処理ライン100の概略構成を示した説明図である。通常運転時では、熔錬工場の自熔炉101において発生した排ガスは、廃熱回収ボイラ、サイクロン、電気集塵機を経て、ダストの一部を除去した後、排ガスブロワ102に吸引され、硫酸工場へ送られる。一方、熔錬工場において低濃度SO発生時には、ダンパ装置103により排ガスの流路を遮断し、硫酸工場への送風を停止する。この場合、本発明のダンパ装置1における二つのフラップ式ダンパ2、3を開き、低濃度SOを排脱工場へ送る。なお、このときダンパ装置1を通る排ガスは、流量が60000〜65000Nm/hr、温度200〜300℃、含有ダスト量0.1〜30g/Nm、SO濃度10〜25%程度である。
図2はダンパ装置1の内部構成の概略を示した説明図である。図2中の破線は、入口側フラップ式ダンパ2、及び出口側フラップ式ダンパ3が開いた状態を示している。
ダンパ装置1は、流入口5と排出口6とが形成された収容室4を備えている。流入口5、排出口6は排気管と接続しており、自熔炉101において発生した排ガスが、流入口5を通り収容室4に流入し、排出口6を通り収容室4から排出される。流入口5は、収容室4の側面に形成され、排ガスが収容室4内へ水平横向きに流入する。また、排出口6は、収容室4の側面に形成され、排ガスが収容室4内から水平横向きに排出される。
このようなダンパ装置1に流れ込む排ガス中にはダストが含まれている。このダストは、自重により下方へ落下し、収容室4内の底部に堆積する。また、収容室4の底には、ドレン排出配管に接続するドレン抜き口7が形成されており、月に1度程度の頻度で、ドレンを取り除く構成となっている。さらに、収容室4内に堆積するダストは、定修時などの装置停止時に、例えば、年に1度程度の頻度で、収容室4の底部に形成された取出口8から収容室4の外部へ除去される。
また、ダンパ装置1は、収容室4の流入口5を遮蔽するように配設された入口側フラップ式ダンパ2、収容室4の排出口6を遮蔽するように配設された出口側フラップ式ダンパ3と、を備えている。
入口側フラップ式ダンパ2は、弁板21、第1アーム22、第2アーム23、支持軸24を備えている。弁板21には、シール部21aが形成されており、シール部21aが流入口5に設けられた弁座部に着座することにより、流入口5を閉塞する。第1アーム22は、弁板21を支持している。この第1アーム22は支持軸24に一体に組み付けられている。また、第2アーム23も、支持軸24に一体に組み付けられている。支持軸24は回動可能に配置されており、第1アーム22、第2アーム23、支持軸24は、一体となって回動する構成となっている。また、第2アーム23の支持軸24が組みつけられた側と異なる端部には、ピストン25の先端部が回動可能に接続されている。また、このピストン25はシリンダ26内に摺動可能に配置されている。ピストン25は電動モータ駆動式の駆動装置27によりシリンダ26内を摺動し、第2アーム23を移動させる。これにより、第2アーム23と、これと一体となっている支持軸24、第1アーム22が回動する。第1アーム22が回動することにより、第1アーム22に支持された弁板21が移動し、シール部21aが流入口5と接触、離間する。なお、駆動装置27は電動モータ駆動式であるが、油圧式であってもよい。
ところで、支持軸24は、流入口5よりも鉛直方向上側に配置されている。また、入口側フラップ式ダンパ2は、最大開弁時に流入口5よりも鉛直方向上側に位置する構成となっている。このように、入口側フラップ式ダンパ2が流入口5よりも上側に開くため、自重により下方へ落下するダストの付着が抑制される。
出口側フラップ式ダンパ3は、入口側フラップ式ダンパ2と同様の構成をしており、弁板31、第1アーム32、第2アーム33、支持軸34を備え、ピストン、シリンダ、油圧式駆動装置により移動し、シール部31aが排出口6と接触、離間する。また、出口側フラップ式ダンパ3の支持軸34も排出口6よりも鉛直方向上側に配置されている。また、出口側フラップ式ダンパ3は、最大開弁時に排出口6よりも鉛直方向上側に位置する構成となっている。このように、出口側フラップ式ダンパ3が排出口6よりも上側に開くことにより、下方へ落下するダストの付着が抑制される。なお、入口側フラップ式ダンパ2と出口側フラップ式ダンパ3とは同時に開閉される構成となっている。これらのダンパの作動は、1〜2日に1度程度である。
次に、弁板21のシール部21aについて説明する。図3は、弁板21のシール部21aを拡大して示した説明図である。図3(a)は、弁板21のシール部21aを拡大して示した断面図であって、図3(b)は、流入口5に接触した際のシール部21aを拡大して示した断面図である。弁板21のシール部21aには、シール面の全周に亘って二重のシール構造が設けられている。
シール部21aは、シール面の全周に亘って形成された第1スリット溝211、及び、第1スリット溝211の外周側であって、シール面の全周に亘って形成された第2スリット溝212を備えている。そして、第1スリット溝211には、溝から突出するように第1グランドパッキン213が嵌めこまれており、第2スリット溝212には、溝から突出するように第2グランドパッキン214が嵌めこまれている。このようなスリット溝211、212を設けたことにより、ラビリンス効果が得られ、流入口5の遮断時に排気ガスの漏洩を抑制することができる。さらに、図3(b)に示すように、シール部21aが流入口5に接触した際に、グランドパッキン213、214を流入口5のシート側へ押しつけ、シール部21aと流入口5のシートとを密着させる。これにより、シール部21aと流入口5のシートとの間の隙間が埋まり、シール性が向上し、排気ガスの漏洩が抑制される。このようなグランドパッキン213、214を備えたことにより、仮に流入口5やシール部21aにダストが付着してもグランドパッキン213、214が変形して密着し、隙間が埋まるため、高いシール性が維持される。このようなグランドパッキン213、214は、収縮性、復元性に優れているため、従来のダンパ装置と比較して、ダンパ部のシール性、耐久性が向上する。また、二重のシール構造としたことにより、シール性が向上する。なお、このようなグランドパッキンは、例えば、カーボンファイバーパッキンを用いることができる。
また、出口側フラップ式ダンパ3の弁板31のシール部31aは、弁板21のシール部21aと同様のシール構成が形成されており、排気ガスの漏洩を抑制する。
次に、弁板21と第1アーム22との接続について説明する。図4は、図2中の弁板21、第1アーム22、支持軸24とを矢示A方向から見た状態を示した説明図である。第1アーム22は二本備えられており、接続部221a、221bでピン221により弁板21と接続している。このように接続部を複数設けたことにより、第1アーム22と弁板21との接続部に加わる荷重を分散し、破損を抑制している。
以上の構成により、本実施例のダンパ装置1は、(1)流入口5及び排出口6に各々、フラップ式ダンパ2、3を備え、流路を遮蔽することにより、二重に排ガスの漏洩を抑制する。また、(2)フラップ式ダンパ2、3が、流入口5、排出口6よりも上側に開くため、自重により下方へ落下するダストの付着を抑制する。また、(3)フラップ式ダンパ2、3のシール面に二重のスリット溝を設けたことにより、ラビリンス効果が得られ、シール性を向上する。また、(4)フラップ式ダンパ2、3のシール面に収縮性、復元性に優れたグランドパッキンを二重に配置したシール構造により、シール性を向上する。以上の構成により、これまで約100Nm/hr程度あった排ガスの漏洩量をほぼ0とする効果が推定できる。このように排ガスの漏洩を抑制することにより、排脱工場側へのSOガス流入を防止し、SOガスの中和処理コストが削減できる。また、ダンパへのダストの付着が抑制されるので、定期的なダンパ清掃作業を削減できる。
次に、本発明の実施例2について説明する。本実施例のダンパ装置51は、転炉において発生した排ガスが通過する排気管に接続される。図5は、ダンパ装置51の内部構成の概略を示した説明図である。図5中の破線は、フラップ式ダンパ53が開いた状態を示している。
ダンパ装置51は、流入口55と排出口56とが形成された収容室54を備えている。流入口55、排出口56は排気管と接続しており、転炉において発生した排ガスが、流入口55を通り収容室54に流入し、排出口56を通り収容室54から排出される。流入口55は、収容室54の側面に形成され、排ガスが収容室54内へ水平横向きに流入する。一方、排出口56は、収容室54の上部に形成され、排ガスが収容室54内からほぼ鉛直上向きに排出される。
また、ダンパ装置51は、収容室54の排出口56を遮蔽するように配設されたフラップ式ダンパ53を備えている。このフラップ式ダンパ53は、実施例1の入口側フラップ式ダンパ2と同様の構成をしており、弁板61、第1アーム62、第2アーム63、支持軸64を備え、ピストン65、シリンダ66、電動モータ駆動式の駆動装置67により弁体61が移動され、シール部61aが排出口56と接触、離間する。なお、駆動装置67は油圧駆動式でも良い。
さらに、シール部61aには、実施例1の入口側フラップ式ダンパ2の弁板21のシール部21aと同様のシール構成が形成されており、排気ガスの漏洩を抑制する。
このようなダンパ装置51に流れ込む排ガス中には、ダストが含まれている。このダストは、自重により下方へ落下し、収容室54内の底部に堆積する。このように堆積するダストは、定修時などの装置停止時に、収容室54の底部に形成された取出口58から、収容室54の外部へ除去される。
以上の構成により、ダンパ装置51は、(1)フラップ式ダンパ53のシール面に二重のスリット溝を設けたことにより、ラビリンス効果が得られ、シール性を向上する。また、(2)フラップ式ダンパ53のシール面に収縮性、復元性に優れたグランドパッキンを二重に配置したシール構造により、シール性を向上する。これにより、ダンパ装置51は、排ガスの漏洩を抑制する。
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、さらに本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
例えば、フラップ式ダンパのシール面は、スリット溝やグランドパッキンを3重以上としたシール構造にすることができる。このようなシール面を多重にするほどシール性の低下を抑制することができる。
1、51 ダンパ装置
2 入口側フラップ式ダンパ
21 弁板
21a シール部
22 第1アーム
23 第2アーム
24 支持軸
3 出口側フラップ式ダンパ
31 弁板
31a シール部
32 第1アーム
33 第2アーム
34 支持軸
4、54 収容室
5、55 流入口
6、56 排出口
53 フラップ式ダンパ
61 弁板
61a シール部
62 第1アーム
63 第2アーム
64 支持軸

Claims (8)

  1. ダストが混入した排ガスが流入する流入口と、前記排ガスを排出する排出口とが形成された収容室と、
    前記流入口または前記排出口を遮蔽するフラップ状のダンパと、
    を備えたことを特徴とするダンパ装置。
  2. ダストが混入した排ガスが流入する流入口と、前記排ガスを排出する排出口とが形成された収容室と、
    前記流入口を遮蔽するように配設されたフラップ状の入口側ダンパと、
    前記排出口を遮蔽するように配設されたフラップ状の出口側ダンパと、
    を備えたことを特徴とするダンパ装置。
  3. 前記流入口は、排ガスが前記収容室内へ水平横向きに流入するように、前記収容室の側面に形成され、
    前記排出口は、排ガスが前記収容室内から水平横向きに排出されるように、前記収容室の側面に形成され、
    前記ダンパの支持軸、または前記入口側ダンパの支持軸及び前記出口側ダンパの支持軸は、前記流入口及び前記排出口よりも鉛直方向上側に配置されたことを特徴とする請求項1または2記載のダンパ装置。
  4. 前記ダンパ、または前記入口側ダンパ及び前記出口側ダンパは、開弁時に前記流入口及び前記排出口よりも鉛直方向上側に位置することを特徴とする請求項3記載のダンパ装置。
  5. 前記排出口は、前記収容室の上部に形成され、排ガスが前記収容室内からほぼ鉛直上向きに排出されることを特徴とした請求項1または2記載のダンパ装置。
  6. 前記ダンパ、または、前記入口側ダンパ及び前記出口側ダンパは、シール面の全周に亘って少なくとも二重のシール構造を備えたことを特徴とする請求項1乃至5記載のダンパ装置。
  7. 前記ダンパ、または、前記入口側ダンパ及び前記出口側ダンパは、シール面の全周に亘って少なくとも二重のスリット溝が形成され、当該スリット溝のそれぞれにグランドパッキンを嵌めこんだことを特徴とする請求項6記載のダンパ装置。
  8. 熔錬炉において発生した排ガスの流れる排気管に配設したことを特徴とする請求項1乃至7記載のダンパ装置。
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