JP2010168903A - 遠心型水力機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランナを通過する水の流量を変化させても、水車運転時のランナ入口におけるキャビテーションの発生が抑制できる遠心型水力機械を提供すること。
【解決手段】クラウン4とシュラウド5の間に固定された複数のランナ羽根2を有し、回転軸Sを中心に回転するランナ1と、ランナ1の外周側に環状に配置された複数のガイドベーン34とを備える遠心型水力機械において、水車運転時におけるランナ羽根2の前縁3上の部分であって、クラウン4とシュラウド5との間の部分に、前縁3におけるクラウン側端部71及びシュラウド側端部72よりも、水車運転時におけるランナ1の逆回転方向側に位置する極大点70を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は水車及びポンプ水車を含む遠心型水力機械に関する。
遠心型水力機械の一種である遠心型ポンプ水車を水車として使用した場合、渦巻き型ケーシングを通過した水の流れは、ステーベーン及びガイドベーンの間を通過し、回転する動翼であるランナの羽根(ランナ羽根)に当たり、水の持つエネルギーがランナの回転エネルギーに変換される。この際、ガイドベーンの開度を調整すると、ランナに流れ込む水の流量が調整されるので、発電出力が調整できる。
発電出力を低減する目的等で水車を低流量運転する場合(水車低流量運転時)には、ガイドベーンの開度を小さくして、ランナへの流量を低減させる。ランナへの流量が低減すると、流れの半径方向の流速が小さくなり、ランナ羽根への流入角が小さくなる。このように流入角が小さくなると、ランナ羽根の入口における羽根角と流入角との偏差が大きくなるので、ランナ羽根の先端で剥離流れが発生する傾向が強くなる。ランナ羽根の先端で剥離流れが発生すると、ランナ羽根面の圧力が低下するので、羽根先端における圧力面側にキャビテーションが発生する可能性が高くなる。例えば、前縁におけるシュラウド側端部に対してクラウン側端部の角度位置を後退させたランナ羽根(特開2006−153011号公報等参照)では、クラウン側の羽根先端圧力面にキャビテーションが発生しやすい。
上記のようなランナの水車入口に発生するキャビテーション対策としては、ランナ羽根先端の圧力面側の部分であってキャビテーションが発生するシュラウド側(バンド側)の羽根角を、クラウン側の羽根角より小さくしたランナ羽根を利用したものがある(特開平8−226371号公報等参照)。
特開2006−153011号公報 特開平8−226371号公報
しかし、上記の技術では、ポンプ仕様を満足させるためにはランナ羽根の羽根角を小さくできる限界があること、また、羽根角を小さくすると大流量時における流入角と羽根角との偏差が逆に大きくなることから、大流量時における効率低下やキャビテーション特性の悪化が生じるおそれがある。
本発明の目的は、ランナを通過する水の流量を変化させても、水車運転時のランナ入口におけるキャビテーションの発生が抑制できる遠心型水力機械を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、クラウンとシュラウドの間に固定された複数のランナ羽根を有し、回転軸を中心に回転するランナと、このランナの外周側に環状に配置された複数のガイドベーンとを備え、水車運転時における前記ランナ羽根の前縁上の部分であって、前記クラウンと前記シュラウドとの間の部分に、前記前縁におけるクラウン側端部及びシュラウド側端部よりも、水車運転時における前記ランナの逆回転方向側に位置する極大点を設ける。
本発明によれば、流量を変化させてもキャビテーションの発生を抑制できるので、遠心型水力機械のキャビテーション特性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る遠心型ポンプ水車の概略図。 本発明の第1の実施の形態に係る遠心型ポンプ水車ランナの概略図。 従来の遠心型ポンプ水車ランナの概略図。 図3に示した従来のポンプ水車のランナ入口付近に設定した円筒断面における(1)3次元流体解析による圧力分布と(2)水の相対流れにおける2次流れ方向を示す図。 図4における円筒断面におけるクラウン付近からシュラウド付近までの3次元流体解析による規格化半径方向流速を示す図。 図3に示した従来のポンプ水車のランナ羽根におけるシュラウド側端部の水平断面図において、発電出力が小さいときの相対流れを示す図。 本発明の第1の実施の形態に係るポンプ水車のランナ入口付近に設定した円筒断面における(1)3次元流体解析による圧力分布と(2)水の相対流れにおける2次流れ方向を示す図。 図7における円筒断面におけるクラウン付近からシュラウド付近までの3次元流体解析による規格化半径方向流速を示す図。 本発明の第2の実施の形態に係る遠心型ポンプ水車ランナの概略図。 本発明の第3の実施の形態に係る遠心型ポンプ水車ランナの概略図。 本発明の第4の実施の形態に係る遠心型ポンプ水車ランナの概略図。 本発明の第5の実施の形態に係る遠心型ポンプ水車ランナの概略図。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。ここでは、遠心型水力機械の一種である遠心型ポンプ水車を「水車」として利用する場合を例に挙げて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る遠心型ポンプ水車の概略図であり、図2は本発明の第1の実施の形態に係る遠心型ポンプ水車ランナの概略図である。なお、図1中の矢印32は水流方向を示す。
図1に示す遠心型ポンプ水車は、回転軸S(図2参照)を中心に回転するランナ1と、ランナ1の外周側に環状に配置された複数のガイドベーン34と、ガイドベーン34の外周側に環状に配置された複数のステーベーン33と、環状配列されたステーベーン33を外周側から渦巻状に取り囲む渦巻型ケーシング31を備えている。
ガイドベーン34は、その開度(ガイドベーン開度)を調整するために、回動軸を中心に回転可能に設けられている。ガイドベーン34の開度を調整することで、ランナ1とステーベーン33の間を通過する水の流量が調整され、発電出力や揚水量が調整される。ガイドベーン開度とは、隣り合うガイドベーン同士の隙間の最短距離を表す指標である。ここでは、ガイドベーンを最大に開いた状態の隙間最短距離をガイドベーン開度100%とし、ガイドベーンを閉止した状態、すなわち隙間最短距離が0の状態をガイドベーン開度0%とする。
図2に示すランナ1は、クラウン4と、シュラウド(バンド)5と、複数のランナ羽根2を備えている。なお、図1及び図2における矢印6は、水車運転時におけるランナ1の回転方向(以下において、「正回転方向」と称することがある)を示している。
クラウン4は、シュラウド5の上方に設けられており、所定の間隔を介してシュラウド5と対向して配置されている。ここでは、回転軸Sの軸方向におけるクラウン4からシュラウド5までの距離をBと定義する。
ランナ羽根2は、クラウン4とシュラウド5の間に固定された動翼であり、水車運転時にはガイドベーン34を介して流入する水によって回転される。水車運転時におけるランナ羽根2の前縁3には、水車運転時におけるランナ1の回転方向と反対方向(以下において、「逆回転方向」と称することがある)に湾曲した凹部7が形成されている。凹部7には、ランナ1の逆回転方向への湾曲量が最大となる極大点70が存在している。ここで、湾曲量とは、前縁3におけるクラウン側端部71又はシュラウド側端部72のうちランナ1の正回転方向側に位置する方(本実施の形態では両者が該当)を通過しつつ回転軸Sと平行な仮想直線から前縁3上の任意の点までの距離のことを示す。なお、本実施の形態における前縁3の形状は、三角関数を用いて定義されており、前縁3におけるクラウン側端部71とシュラウド側端部72を結んだ仮想直線が回転軸Sと平行になるように定義されている(すなわち、クラウン側端部71及びシュラウド側端部72は、ランナ1の回転方向における位置が等しい)。
前縁3における湾曲量は、クラウン側端部71から極大点70に向かうにつれて単調に増加しており、極大点70からシュラウド側端部72に向かうにつれて単調に減少している。すなわち、極大点71、前縁3におけるクラウン側端部71、及び前縁3におけるシュラウド側端部72という三者のランナ1の回転方向における位置を比較すると、極大点70は、前縁3におけるクラウン側端部71及びシュラウド側端部72と比較して、ランナ1の逆回転方向側に位置している。
この特徴を、回転軸Sから前縁3上の任意の点Xにおろした垂線Nの回転方向6における位置で定義する当該X点の角度位置(以下において、「回転軸Sに対するX点の角度位置」と称する)を用いて表現すると、「回転軸Sに対する極大点70の角度位置は、回転軸Sに対するクラウン側端部71の角度位置、及び回転軸Sに対するシュラウド側端部72の角度位置と比較して、ランナ1の逆回転方向側に位置する」と換言することができる。なお、具体的には、図2に示すように、極大点70の角度位置は垂線Nmの回転方向6における位置によって定義され、クラウン側端部71の角度位置は垂線Ncの回転方向6における位置によって定義され、シュラウド側端部72の角度位置は垂線Nsの回転方向6における位置によって定義される。また別の表現を用いれば、前縁3におけるクラウン側端部71とシュラウド側端部72の間には、クラウン側端部71及びシュラウド側端部72よりもランナ1の逆回転方向側に位置する極大点70が存在していると換言することができる。
さらに上記特徴をランナ羽根2の巻角(ランナ羽根の前縁角度位置と後縁角度位置との角度差)を利用した表現で表すとすれば、「ランナ羽根2におけるクラウン側端部71とシュラウド側端部72の間には、クラウン側端部71におけるランナ羽根2の巻角(クラウン側巻角)θc、及びシュラウド側端部72におけるランナ羽根2の巻角(シュラウド側巻角)θsよりも、巻角が小さくなる部分(例えば、極大点70)が存在する」と換言することができる。すなわち、本実施の形態では、極大点70における巻角θmは、クラウン側巻角θc及びシュラウド側巻角θsよりも小さくなっている。
ところで、前縁3近傍においてクラウン4側及びシュラウド5側に向かう2次流れ(後述)を促進させる観点からは、極大点70は、回転軸Sの軸方向においてクラウン4から極大点70までの距離Dが、0.15B〜0.85B(Bはクラウン4からシュラウド5までの軸方向距離)となる範囲に設定することが好ましい(すなわち、式「0.15B≦ D ≦0.85B」が成立することが好ましい)。また、同様の観点から、極大点70は、ランナ1の正回転方向側の端部に位置する前縁3上の点(本実施の形態ではクラウン側端部71及びシュラウド側端部72)から極大点70までのランナ羽根2における周方向距離Lが、0.08B〜0.60Bの範囲に収まるように設定することが好ましい(すなわち、式「0.08B≦ L ≦0.60B」が成立することが好ましい)。
次に、本実施の形態に係る遠心型水力機械の効果の理解を容易にするために、従来技術が備える課題を図を用いて説明する。
図3は従来の遠心型ポンプ水車ランナ35の概略図である。なお、ここでもポンプ水車を水車として利用した場合について説明する。また、先の図と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する(後の図も同様とする)。この図に示すランナ羽根36の前縁37におけるシュラウド側端部39は、クラウン側端部38よりもランナ35の逆回転方向に位置している。
図4は図3に示した従来のポンプ水車のランナ35入口付近に設定した円筒断面41における(1)3次元流体解析による圧力分布と(2)水の相対流れにおける2次流れ方向を示す図である。ここで、「相対流れ」とは、回転するランナ35内の流れを、ランナ35の回転座標系から見たときの流れを示す。
図4では、円筒断面41に生じる圧力分布を等圧力線で示している。円筒断面41では、ランナ羽根36の前縁37の形状に影響を受けて圧力が分布する。図3の従来例では、前縁37の近傍には前縁37の形状に沿って低圧部43が形成され、前縁37から離れた領域に高圧部42が形成されており、低圧部43から高圧部42に向かって略放射状に等圧力線が分布している。このとき、2次流れは高圧部42から低圧部43に向かって各等圧力線と垂直に交わる方向に発生するので、図3の従来例ではシュウド5側からクラウン4側に向かう2次流れ44が発生する。
図5は円筒断面41におけるクラウン4付近からシュラウド5付近までの3次元流体解析による規格化半径方向流速を示す図である。図5では、ランナ35の半径方向内側に向かう流れを正の値とし、その流速を平均流速で規格化して表している。図4のように発生した2次流れは、シュウド5側からクラウン4側に向かって流れるので、シュラウド5側における半径方向流速を低下させる。これにより、シュラウド5側の半径方向流速は、図5に示すように、クラウン4側に比べて相対的に低下してしまう。
図6は、図3に示した従来のポンプ水車のランナ羽根36におけるシュラウド側端部39の水平断面図において、発電出力が小さいとき(すなわち、ガイドベーン開度が小さく流量が小さいとき)の相対流れを示す図である。
図3のポンプ水車では、図5に示したようにシュラウド5側での半径方向流速が小さくなるので、流入角45が小さくなる。ここで、流入角45とは、ランナ35の回転軸を中心とし前縁37を通過する円の接線46と流れの方向47がなす角度である。また、接線46とランナ羽根36の方向51がなす角度を羽根角48とする。このとき、ガイドベーン開度を小さくしてランナ35に流れ込む流量を低減すると、流入角45が小さくなって、流入角45と羽根角48の偏差が大きくなるので、羽根36の先端で剥離流れ49が生じる傾向が高くなる。剥離流れ49が生じると、羽根面の圧力が低下し、羽根36の先端の圧力面側50でキャビテーションが発生するおそれがある。また、図3の例とは反対に、前縁におけるシュラウド側端部に対してクラウン側端部の角度位置を逆回転方向に後退させたランナ羽根(特開2006−153011号公報等参照)では、クラウン4側の圧力面にキャビテーションが発生しやすい。なお、キャビテーションとは、水が飽和水蒸気圧以下に低下して蒸気泡が発生する現象である。そして、その蒸気泡が崩壊する際に、近傍の水車部品表面に壊蝕を引き起こす場合がある。そのため、水力発電所によっては、キャビテーションが発生しない条件を運転範囲として制限している場合がある。
一般的に、ポンプ水車の水車運転において、発電出力が大きい条件、すなわち、ガイドベーン開度が大きく流量が大きい条件では、ランナ入口の羽根角と水の流入角との偏差が小さく、ランナ入口でキャビテーションは発生しにくい。しかしながら、発電出力が小さい条件、すなわち、ガイドベーン開度が小さく流量が小さい条件では、一般的に、ランナ入口の羽根角と水の流入角の偏差が大きくなり、ランナ入口の圧力面側でキャビテーションが発生し易くなる。これは、一般に、ポンプの仕様を満足させるために、ランナの水車入口の羽根角が大きく設計されているためであり、羽根角は大流量時の流入角に近づけて設計されているからである。
上記のようなランナの水車入口に発生するキャビテーション対策としては、ランナ羽根先端の圧力面側の部分であってキャビテーションが発生するシュラウド側(バンド側)の羽根角を、クラウン側の羽根角より小さくしたランナ羽根を利用したものがある(特開平8−226371号公報等参照)。しかし、この技術では、ポンプ仕様を満足させるためにはランナ羽根の羽根角を小さくできる限界があること、また、羽根角を小さくすると大流量時における流入角と羽根角との偏差が逆に大きくなることから、大流量時における効率低下やキャビテーション特性の悪化が生じるおそれがある。
次に本実施の形態の作用及び効果について説明する。
図7は本実施の形態に係るポンプ水車のランナ1入口付近に設定した円筒断面11における(1)3次元流体解析による圧力分布と(2)水の相対流れにおける2次流れ方向を示す図であり、図8は円筒断面11におけるクラウン4付近からシュラウド5付近までの3次元流体解析による規格化半径方向流速を示す図である。なお、図8においても、ランナ1の半径方向内側に向かう流れを正の値とし、その流速を平均流速で規格化して表している。
上記のような課題を有する従来例に対して、本実施の形態に係るランナ羽根2の前縁3には、クラウン側端部71とシュラウド側端部72の間において、ランナ1の逆回転方向に湾曲した凹部7が形成されており、その凹部7の極大点70は、前縁3におけるクラウン側端部71及びシュラウド側端部72と比較して、ランナ1の逆回転方向側に位置している。
このようにランナ1の逆回転方向に湾曲した凹部7を前縁3に形成すると、図7に示すように、円筒面11には凹部7の形状に合わせてランナ1の逆回転方向に湾曲した低圧部13が発生し、低圧部13の近傍にも湾曲した等圧力線が発生する。図7のような等圧力線が円筒面11に形成されると、2次流れが等圧力線と垂直に交差しながら流れることにより、主に、クラウン4方向に向かう2次流れ14と、シュラウド5方向に向かう2次流れ15が発生する。その結果、図3の従来例ではシュラウド側(特許文献1記載の形状ではクラウン側)の半径流速が低下してしまったが、本実施の形態では、図7のように発生する2次流れ14,15によって、クラウン4側及びシュラウド5側の半径流速の低下を抑制することができる。すなわち、本実施の形態によれば、図8に示すようにクラウン4側からシュラウド5側までの半径方向流速を従来と比較して均一化できるので、クラウン4側からシュラウド5側までの流入角の変動幅を小さくすることができる。
上記において説明したように、本実施の形態によれば、前縁3に凹部7を形成してランナ1入口における圧力分布を変更することにより、クラウン4及びシュラウド5に向かう2次流れ14,15を発生させることができる。これにより、クラウン4側からシュラウド5側までの半径方向流速を均一化することができるので、ガイドベーン開度を小さくしても流入角と羽根角の偏差が増大することを抑制することができる。このように、本実施の形態によれば、ガイドベーン開度を小さくしても流入角と羽根角の偏差が増大しないので、遠心型水力機械のキャビテーション特性を向上することができる。
また、本実施の形態によれば、前縁3の形状を変更するだけで水車低流量運転時におけるキャビテーション発生を抑制することができるので、ランナ羽根2の羽根角の変更を最小限にとどめることができる。これにより、水車発電出力が大きい運転条件、すなわち、ガイドベーン開度が大きく流量が大きい運転条件でも、羽根角と流入角が一致することになるので、ランナ羽根の負圧面におけるキャビテーション特性や効率を向上することができる。
したがって、本実施の形態によれば、流量を変化させてもキャビテーションの発生を抑制できるので、遠心型水力機械のキャビテーション特性を向上させることができる。
なお、上記の説明ではポンプ水車におけるランナ羽根2の前縁形状を対象に説明してきたが、同様の形状を水車専用機のランナ羽根の前縁に用いても同様の効果を得ることができる。
また、上記では前縁3の凹部7の形状は三角関数で定義されていたが、ランナ1の逆回転方向に前縁3を湾曲させれば、この他の形状でもキャビテーション特性を向上させることができる。以下では、凹部のその他の形状の例について説明する。
図9は本発明の第2の実施の形態に係る遠心型ポンプ水車ランナの概略図である。
この図に示す前縁3の凹部7Aは、直線を組み合わせて定義されている(すなわち、1次関数を2つ組み合わせて定義されている)。そのため、本実施の形態におけるクラウン4及びシュラウド5近傍における前縁3上の点の回転軸Sに対する角度位置は、第1の実施の形態と比較して、ランナ1の逆回転方向に向かって急激に変化している。このようにクラウン4及びシュラウド5近傍で前縁3の角度位置を急激に変化させると、クラウン4側及びシュラウド5側に向かう2次流れの発生を促進させることができる。
上記のように凹部7Aを形成しても、ランナ入口での圧力勾配によってクラウン4側及びシュラウド5側に向かう2次流れを発生させることができるので、クラウン4側からシュラウド5側までの半径方向流速を均一化することができる。したがって、本実施の形態においても、流入角と羽根角の偏差が増大することを抑制できるので、キャビテーション特性を向上することができる。
なお、本実施の形態では、凹部7Aにおける極大点70Aの回転軸Sの軸方向位置は、クラウン4とシュラウド5の中間に位置しており(すなわち、式「D=0.5B」が成立している)、前縁3の形状はクラウン4とシュラウド5の中央に仮想的設定した面(中心面)に対して対称になっている。このように前縁3を極大点70Aを対称に形成すると、前記中心面の上下において類似する2次流れが発生する傾向を高めることができる。
図10は本発明の第3の実施の形態に係る遠心型ポンプ水車ランナの概略図である。
この図に示す前縁3の凹部7Bは、楕円関数を用いて定義されている。本実施の形態では、長軸(長径)の長さがBに相当する楕円によって前縁3が定義されており、その楕円の長軸の両端はクラウン側端部71及びシュラウド側端部72に位置している。また、凹部7Bの極大点70Bは、楕円の短軸の一方側端部に位置している。このような楕円形状のため、本実施の形態におけるクラウン4及びシュラウド5近傍における前縁3上の点の回転軸Sに対する角度位置は、第1及び第2の実施の形態と比較して、ランナ1の逆回転方向に向かって急激に変化している。したがって、第1及び第2の実施の形態と比較して、2次流れの発生を促進させることができる。
上記のように凹部7Bを形成しても、ランナ入口での圧力勾配によってクラウン4側及びシュラウド5側に向かう2次流れを発生させることができるので、キャビテーション特性を向上することができる。
図11は本発明の第4の実施の形態に係る遠心形ポンプ水車ランナの概略図である。
この図に示す前縁3の凹部7Cは、その極大点70Cがクラウン4とシュラウド5との中心Mよりもクラウン4側に位置するように形成されており(すなわち、式「D<0.5B」が成立している)、極大点70Cの上下で異なる関数を組み合わせて定義されている。ここでは、クラウン4近傍における前縁3上の点の回転軸Sに対する角度位置を、第1の実施の形態よりも、ランナ1の逆回転方向に向かって急激に変化させており、他方、シュラウド5近傍における前縁3上の点の回転軸Sに対する角度位置を、第1の実施の形態よりも緩慢に変化させている。
上記のように凹部7Cを形成しても、ランナ入口での圧力勾配によってクラウン4側及びシュラウド5側に向かう2次流れを発生させることができるので、キャビテーション特性を向上することができる。特に、本実施の形態のように極大点70Cをクラウン4とシュラウド5との中心Mからクラウン4側に移動すると、その移動量に応じて2次流れの方向を制御することができる。したがって、ランナ1又はランナ羽根2の特性に合わせた2次流れを個別に発生させられる点がメリットとなる。なお、図示して説明しないが、上記の図11の例とは逆に、極大点70Cをクラウン4とシュラウド5の中心Mからシュラウド4側に移動させ(すなわち、式「D>0.5B」が成立)、極大点70Cの上下で異なる関数を組合せて前縁3を定義しても構わない。
図12は本発明の第5の実施の形態に係る遠心形ポンプ水車ランナの概略図である。
この図に示す前縁3の凹部7Dは、回転軸Sに対するクラウン側端部71の角度位置とシュラウド側端部72の角度位置が異なるように形成されており、極大点70Dの上下で異なる関数を組み合わせて定義されている。図12では、クラウン側端部71の角度位置は、シュラウド側端部72の角度位置よりもランナ1の正回転方向側に位置しており、図3のポンプ水車の前縁と同様の形状となっている。すなわち、本実施の形態の前縁3の凹部7Dは、図3の前縁37の形状と、第1の実施の形態(図2)の前縁3の形状を組み合わせた形状となっている。
上記のように凹部7Dを形成しても、ランナ入口での圧力勾配によってクラウン4側及びシュラウド5側に向かう2次流れを発生させることができるので、キャビテーション特性を向上することができる。なお、本実施の形態のようにクラウン側端部71の角度位置がシュラウド側端部72の角度位置よりもランナ1の正回転方向側に位置する場合には、図5に示したようにシュラウド5側の流速が相対的に低くなる傾向があるので、シュラウド5側に2次流れが集中するように凹部7Dを形成することが好ましい。
また、本実施の形態に係る遠心型水力機械におけるランナ羽根2は、図3の従来のものと基本構造が同じである。そのため、図3の水力機械におけるランナ羽根36を削る等して成形すれば、本実施の形態に係るランナ羽根2を容易に得ることができる。すなわち、本実施の形態は、既存の遠心型水力機械に軽微な改造を加えるだけでキャビテーション特性を向上できる点にメリットがある。
なお、図示して説明しないが、上記の図12の例とは逆に、シュラウド側端部72の角度位置をクラウン側端部71の角度位置よりもランナ1の正回転方向側に位置させて前縁3を形成しても良い。
また、上記では前縁3の形状を1次関数や楕円関数等を用いて定義した場合について説明してきたが、その他にも例えば、2次以上の高次関数、指数関数、又は対数関数などを用いて定義しても勿論良い。
1 ランナ
2 ランナ羽根
3 前縁
4 クラウン
5 シュラウド
6 ランナの水車回転方向(正回転方向)
7 凹部
11 ランナ入口付近の円筒断面
12 ランナ入口付近円筒断面の高圧部
13 ランナ入口付近円筒断面の低圧部
14 クラウン方向の2次流れ
15 シュラウド方向の2次流れ
24 クラウン側端部の角度位置
25 シュラウド側端部の角度位置
31 渦巻き型ケーシング
33 ステーベーン
34 ガイドベーン
45 流入角
48 羽根角
49 羽根の先端における剥離流れ
50 羽根先端の圧力面側におけるキャビテーション位置
70 極大点
71 前縁3におけるクラウン側端部
72 前縁3におけるシュラウド側端部
S ランナの回転軸
B 回転軸Sの軸方向におけるクラウン4からシュラウド5までの距離
D 回転軸Sの軸方向においてクラウン4から極大点までの距離
L ランナの正回転方向側の端部に位置する前縁上の点から極大点までのランナ羽根における周方向距離
M クラウン4とシュラウド5の中心線、
θc クラウン側端部71におけるランナ羽根2の巻角(クラウン側巻角)
θs シュラウド側端部72におけるランナ羽根2の巻角(シュラウド側巻角)
θm 極大点70におけるランナ羽根2の巻角

Claims (10)

  1. クラウンとシュラウドの間に固定された複数のランナ羽根を有し、回転軸を中心に回転するランナと、
    このランナの外周側に環状に配置された複数のガイドベーンとを備え、
    水車運転時における前記ランナ羽根の前縁上の部分であって、前記クラウンと前記シュラウドとの間の部分には、前記前縁におけるクラウン側端部及びシュラウド側端部よりも、水車運転時における前記ランナの逆回転方向側に位置する極大点が存在することを特徴とする遠心型水力機械。
  2. クラウンとシュラウドの間に固定された複数のランナ羽根を有し、回転軸を中心に回転するランナと、
    このランナの外周側に環状に配置された複数のガイドベーンとを備え、
    水車運転時における前記ランナ羽根の前縁には、水車運転時における前記ランナの逆回転方向に湾曲した凹部が形成されており、
    前記凹部には、前記ランナの逆回転方向への湾曲量が最大となる極大点が存在し、
    前記極大点は、前記前縁におけるクラウン側端部及びシュラウド側端部と比較して、前記ランナの逆回転方向側に位置することを特徴とする遠心型水力機械。
  3. クラウンとシュラウドの間に固定された複数のランナ羽根を有し、回転軸を中心に回転するランナと、
    このランナの外周側に環状に配置された複数のガイドベーンとを備え、
    水車運転時における前記ランナ羽根の前縁には、水車運転時における前記ランナの逆回転方向に湾曲した凹部が形成されており、
    前記凹部には、前記ランナの逆回転方向への湾曲量が最大となる極大点が存在し、
    前記回転軸に対する前記極大点の角度位置は、前記回転軸に対する前記前縁のクラウン側端部の角度位置、及び前記回転軸に対する前記前縁のシュラウド側端部の角度位置と比較して、前記ランナの逆回転方向側に位置することを特徴とする遠心型水力機械。
  4. 請求項1から3のいずれか記載の遠心型水力機械において、
    前記極大点は、前記クラウンから前記シュラウドまでの距離をBと定義すると、前記クラウンからの距離が0.15B〜0.85Bとなる範囲に存在することを特徴とする遠心型水力機械。
  5. 請求項1から3のいずれか記載の遠心型水力機械において、
    水車運転時における前記ランナの正回転方向側の端部に位置する前記前縁上の点から前記極大点までの前記ランナ羽根における周方向距離は、前記クラウンから前記シュラウドまでの距離をBと定義すると、0.08B〜0.60Bの範囲に収まることを特徴とする遠心型水力機械。
  6. 請求項1から3のいずれか記載の遠心型水力機械において、
    前記前縁におけるクラウン側端部とシュラウド側端部を結んだ仮想直線は、前記回転軸と平行であることを特徴とする遠心型水力機械。
  7. 請求項1から3のいずれか記載の遠心型水力機械において、
    前記前縁の形状は、前記クラウンと前記シュラウドの中心面に対して対称であることを特徴とする遠心型水力機械。
  8. 請求項1から3のいずれか記載の遠心型水力機械において、
    前記回転軸に対する前記前縁のクラウン側端部の角度位置と、前記回転軸に対する前記前縁のシュラウド側端部の角度位置は、異なっていることを特徴とする遠心型水力機械。
  9. クラウンとシュラウドの間に固定された複数のランナ羽根を有し、回転軸を中心に回転するランナと、
    このランナの外周側に環状に配置された複数のガイドベーンとを備え、
    前記ランナ羽根における前記クラウンと前記シュラウドとの間には、クラウン側端部における前記ランナ羽根の巻角、及びシュラウド側端部における前記ランナ羽根の巻角よりも、巻角が小さくなる部分が存在することを特徴とする遠心型水力機械。
  10. 請求項9記載の遠心型水力機械において、
    前記ランナ羽根の巻角が小さくなる部分は、前記クラウンから前記シュラウドまでの距離をBと定義すると、前記クラウンからの距離が0.15B〜0.85Bとなる範囲に存在することを特徴とする遠心型水力機械。
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