JP2010165766A - 部品実装装置および部品実装方法 - Google Patents

部品実装装置および部品実装方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010165766A
JP2010165766A JP2009005474A JP2009005474A JP2010165766A JP 2010165766 A JP2010165766 A JP 2010165766A JP 2009005474 A JP2009005474 A JP 2009005474A JP 2009005474 A JP2009005474 A JP 2009005474A JP 2010165766 A JP2010165766 A JP 2010165766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging
component
mounting
mounting head
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009005474A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5187201B2 (ja
Inventor
Takashi Yazawa
隆 矢澤
Yoshiyuki Hattori
芳幸 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009005474A priority Critical patent/JP5187201B2/ja
Publication of JP2010165766A publication Critical patent/JP2010165766A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5187201B2 publication Critical patent/JP5187201B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】実装ヘッドの無駄な撮像動作を排して作業効率を向上させることができる部品実装装置および部品実装方法を提供することを目的とする。
【解決手段】複数の単位実装ヘッドより成る多連型の実装ヘッドを備えた部品実装装置において、実装ヘッドに保持された部品を下方から撮像する撮像部を、エリアカメラによって1回の撮像で部品の2次元画像を取得する2次元画像モード、実装ヘッドを移動させながらラインカメラによって部品の走査画像を取得する走査画像モードの2つの撮像モードのいずれによっても撮像が可能な構成とし、部品実装動作において当該部品を撮像するために実装ヘッドおよび撮像部による撮像動作を2次元画像モード、走査画像モードのいずれの撮像モードによって実行させるかを予め設定された撮像モード選択条件に基づいて選択する。これにより、実装ヘッドの無駄な撮像動作を排して作業効率を向上させることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、部品を基板に実装する部品実装装置および部品実装方法に関するものである。
半導体チップなどの部品を基板に実装する際の所要位置精度の高度化に伴い、実装時の部品と基板の位置ずれを画像認識によって補正する方法が広く用いられる。この方法は、部品の実装に先立って実装ヘッドに保持された状態の部品を撮像して認識処理することにより得られた位置検出結果に基づいて実装時の位置補正を行うものである。この部品撮像において、従来よりCCDなどの撮像素子を列状に配置したラインセンサが広く用いられている(例えば特許文献1参照)。この特許文献に示す先行技術では、撮像素子の配列方向が基板搬送方向と直交する方向となるようにラインセンサを配置し、このラインセンサの上方において基板搬送方向と平行の方向に設定されたスキャン方向に実装ヘッドを移動させる走査撮像動作を行わせることにより、実装ヘッドに保持された部品の画像を取り込むようにしている。
特開2004−335940号公報
ところで部品実装装置に装備される実装ヘッドには複数の吸着ノズルを備えた多連型のものが用いられ、実装ヘッドが部品供給部と基板との間を移動する1実装ターンにおいて複数の部品を移送搭載する方式が一般的となっている。このような多連型の実装ヘッドを備えた部品実装装置において上述のような走査撮像動作を適用すると、次のような不都合が生じる。すなわち多連型の実装ヘッドによる走査撮像動作においては、スキャン方向は実装ヘッドにおける吸着ノズルの配列方向(基板搬送方向と平行の方向)に設定され、複数の吸着ノズルが配列されたノズル装着範囲がラインセンサ上を通過する間は、実装ヘッドは画像取り込みのために設定された所定のスキャン速度で移動する。そしてこの走査撮像動作において複数の吸着ノズルがラインセンサ上を順次通過することにより、各吸着ノズルに保持された部品の画像が順次取り込まれる。
しかしながら、部品実装動作においては実装ヘッドに装着された複数の吸着ノズルの全てによって部品を取り出すとは限らず、これらの吸着ノズルの一部のみによって部品を取り出す場合がある。この場合にはラインセンサによる部品撮像は本来これらの部品のみを対象として行えばよい。ところが従来技術による部品撮像においては、一部の吸着ノズルにしか部品が保持されていないにもかかわらず、実装ヘッドはそのノズル装着範囲に応じたスキャン長さだけスキャン速度で移動するため、結果として実装ヘッドが無駄な撮像動作を行うこととなって、作業効率を低下させる結果となっていた。
そこで本発明は、実装ヘッドの無駄な撮像動作を排して作業効率を向上させることができる部品実装装置および部品実装方法を提供することを目的とする。
本発明の部品実装装置は、部品が実装される基板を第1方向に搬送する基板搬送機構と、この基板搬送機構による搬送経路に設けられ前記基板を位置決めする基板位置決め部と、前記基板搬送機構の側方に配置された部品供給部と、前記部品供給部から前記部品を取り出す実装ヘッドを移動させるヘッド移動機構と、前記ヘッド移動機構による前記実装ヘッドの移動経路に設けられ、前記実装ヘッドに保持された部品を下方から撮像する撮像部
とを備え、前記撮像部は、エリアカメラによる1回の撮像によって前記部品の2次元画像を取得する2次元画像モード、前記実装ヘッドを前記第1方向へ移動させながらラインカメラによって前記部品の走査画像を取得する走査画像モードの2つの撮像モードのいずれによっても撮像が可能であり、前記実装ヘッドによって前記部品供給部から部品を取り出して前記基板位置決め部に位置決めされた基板に移送搭載する部品実装動作において、当該部品を撮像するために、前記実装ヘッドおよび前記撮像部による撮像動作を前記2次元画像モード、前記走査画像モードのいずれの撮像モードによって実行させるかを、予め設定された撮像モード選択条件に基づいて選択する撮像制御部を備えた。
本発明の部品実装方法は、部品が実装される基板を第1方向に搬送する基板搬送機構と、この基板搬送機構による搬送経路に設けられ前記基板を位置決めする基板位置決め部と、前記基板搬送機構の側方に配置された部品供給部と、前記部品供給部から前記部品を取り出す実装ヘッドを移動させるヘッド移動機構と、前記ヘッド移動機構による前記実装ヘッドの移動経路に設けられ、前記実装ヘッドに保持された部品を下方から撮像する撮像部とを備え、前記撮像部は、エリアカメラによる1回の撮像によって前記部品の2次元画像を取得する2次元画像モードと、前記実装ヘッドを前記第1方向へ移動させながらラインカメラによって前記部品の走査画像を取得する走査画像モードとのいずれによっても撮像が可能な構成の部品実装装置を用い、前記実装ヘッドによって前記部品供給部から部品を取り出して前記基板位置決め部に位置決めされた基板に移送搭載する部品実装動作を行う部品実装方法であって、前記実装ヘッドによって前記部品供給部から部品を取り出す部品取り出し工程と、当該部品を撮像するために前記実装ヘッドおよび前記撮像部による撮像動作を前記走査画像モード、2次元画像モードのいずれによって実行させるかを、予め設定された撮像モード選択条件に基づいて選択する撮像モード選択工程と、前記選択された撮像モードに基づく撮像動作を前記実装ヘッドおよび前記撮像部に行わせる撮像工程と、前記撮像工程の後に、前記実装ヘッドを前記基板へ移動させて保持した部品を基板に実装する部品実装工程とを含む。
本発明によれば、実装ヘッドに保持された部品を下方から撮像する撮像部を、エリアカメラによる1回の撮像によって部品の2次元画像を取得する2次元画像モード、実装ヘッドを移動させながらラインカメラによって部品の走査画像を取得する走査画像モードの2つの撮像モードのいずれによっても撮像が可能な構成とし、部品実装動作において当該部品を撮像するために実装ヘッドおよび撮像部による撮像動作を2次元画像モード、走査画像モードのいずれの撮像モードによって実行させるかを、予め設定された撮像モード選択条件に基づいて選択することにより、実装ヘッドの無駄な撮像動作を排して作業効率を向上させることができる。
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の部品実装装置の斜視図、図2は本発明の一実施の形態の部品実装装置の平面図、図3は本発明の一実施の形態の部品実装装置に用いられる撮像部の断面図、図4は本発明の一実施の形態の部品実装装置の制御系の構成を示すブロック図、図5は本発明の一実施の形態の部品実装方法における部品実装動作のフロー図、図6は本発明の一実施の形態の部品実装方法における部品実装動作の動作説明図、図7,図8は本発明の一実施の形態の部品実装方法における撮像モード選択処理のフロー図である。
まず図1、図2を参照して、部品実装装置1の構造を説明する。図1において、基台1aの中央には基板搬送機構2がX方向に配設されている。基板搬送機構2は部品が実装される基板3をX方向(第1方向)に搬送する。基板搬送機構2による搬送経路には基板を位置決めして保持する基板位置決め部2aが設けられており、この基板位置決め部2aに
よって位置決めされた基板3に対して、部品が実装される。基板搬送機構2を挟んでY方向(第2方向)についての両側方には、部品供給部4A,4Bが配置されており、部品供給部4A,4Bにはそれぞれ複数のテープフィーダ5が並設されている。テープフィーダ5は部品を収納したキャリアテープをピッチ送りして、以下に説明する部品実装機構、すなわち実装ヘッドおよびこの実装ヘッドを移動させるヘッド移動機構よりなる部品実装機構に部品を供給する。
基台1aのX方向の一端部には、Y軸リニア駆動機構を備えたY軸移動テーブル8がY方向に水平に配設されている。Y軸移動テーブル8は水平方向に細長形状で設けられたビーム部材8aを主体としており、ビーム部材8aにはリニアレール8bが水平方向に配設されている。リニアレール8bには、垂直姿勢で配設された矩形状の2つの結合ブラケット10A,10Bに結合されたリニアブロック9が、Y方向にスライド自在に嵌着している。2つの結合ブラケット10A,10Bには、それぞれX軸リニア駆動機構を備えたX軸移動テーブル11A,11Bが結合されている。
X軸移動テーブル11A,11BはいずれもX方向に細長形状で設けられたビーム部材11aを主体としており、ビーム部材11aにはリニアレール12が水平方向に配設されている。リニアレール12には、垂直姿勢で配設された矩形状の結合ブラケット13が、リニアブロック9(図示省略)を介してX方向にスライド自在に装着されている。X軸移動テーブル11A,11Bのそれぞれの結合ブラケット13には、実装ヘッド14A,14Bが装着されており、実装ヘッド14A,14Bは、結合ブラケット13に結合されたリニア駆動機構によってそれぞれX方向に移動する。
実装ヘッド14A,14Bはいずれも複数の単位実装ヘッド15を備えた多連型ヘッドであり、それぞれの単位実装ヘッド15の下端部に設けられたノズル装着部には部品を吸着して保持する吸着ノズル15aが装着されている。吸着ノズル15aは、単位実装ヘッド15に内蔵されたノズル昇降機構によって昇降する。Y軸移動テーブル8、X軸移動テーブル11Aを駆動することにより、実装ヘッド14AはX方向、Y方向に移動し、これにより各単位実装ヘッド15は、第1の部品供給部4Aのテープフィーダ5から部品を取り出して、基板搬送機構2に位置決めされた基板3に移送搭載する。
同様に、Y軸移動テーブル8、X軸移動テーブル11Bを駆動することにより、実装ヘッド14BはX方向、Y方向に移動し、これにより各単位実装ヘッド15は、部品供給部4Bのテープフィーダ5から部品を取り出して、基板搬送機構2に位置決めされた基板3に移送搭載する。上記構成において、Y軸移動テーブル8およびX軸移動テーブル11A,11Bは、部品供給部4A,4Bから部品をそれぞれ取り出す実装ヘッド14A,14Bを、X方向(第1方向)およびY方向(第2方向)の2つの方向へそれぞれ移動させるヘッド移動機構17A,17B(図4)を構成する。
基板搬送機構2と部品供給部4A,4Bとの間、すなわちヘッド移動機構17A,17Bによる実装ヘッド14A,14Bの移動経路には、それぞれ撮像部6A,6Bが配設されている。撮像部6A,6Bは同一構成であり、それぞれの部品供給部から部品を取り出した実装ヘッド14A,14Bが、撮像動作を行うことにより、当該実装ヘッドに保持された部品の画像を下方からそれぞれ撮像する機能を有している。読み取られた画像を認識処理することにより、実装ヘッド14A,14Bに保持された状態における部品の位置ずれが検出される。
図2に示すように、実装ヘッド14A,14Bには、一体に移動する基板認識カメラユニット16がX軸移動テーブル11A,11Bの下方に位置して取り付けられている。基板認識カメラユニット16は撮像光軸を下向きにした姿勢で結合ブラケット13に取り付
けられており、実装ヘッド14A,14Bとともに基板3の上方に移動して基板3を撮像する。この撮像結果を認識処理することにより、基板3における実装点の位置ずれが検出される。部品を基板3に実装する際には、前述の部品の位置ずれの検出結果と、実装点の位置ずれの検出結果とに基づいて、部品実装時の位置補正が行われる。
次に図3を参照して、撮像部6A,6Bの構成および機能を説明する。図3に示すように、撮像部6A,6Bは、カメラユニット20の上方にLED照明基板21aを備えた照明ユニット21を装着した構成となっている。カメラユニット20は、撮像対象(ここでは搭載ヘッド14A,14Bに保持された部品P)から反射される撮像光を受光して画像信号を出力する機能を有するものである。本実施の形態に示す撮像部6A,6Bにおいては、以下に説明するように、カメラユニット20は2つの異なる撮像モードで撮像が可能となっている。
カメラユニット20の底部には、撮像部6A,6Bの撮像光軸aに位置して、上面にラインセンサ22aが装着されたセンサ基板22が配置されている。ラインセンサ22aは複数のCCDなどの撮像素子を直線状に配列して構成され、各撮像素子が撮像光を受光することにより1次元画像の画像信号を出力する。ここでは、素子配列方向をX方向(第1方向)と直交するY方向に合わせて配置されている。ラインセンサ22aの上方には撮像光学系23が配置されており、さらにその上方にはハーフミラー27が配置されている。ハーフミラー27は、上方から入射した光を下方に透過させるとともに、入射した光の一部を水平方向に反射する機能を有している。
ハーフミラー27の側方には水平方向の反射光が入射する位置に反射ミラー28が配設されており、反射ミラー28の下方には、エリアセンサ25および撮像光学系26を備えたエリアカメラ24が配置されている。エリアセンサ25は撮像素子を2次元格子状に配列して構成され、各撮像素子が撮像光を受光することにより2次元画像の画像信号を出力する。またエリアカメラ24はシャッタ機能を内蔵しており、特定のタイミングにおいて所定の露出時間だけエリアセンサ25を露光させることができ、これにより1回の撮像によって2次元画像を取得することができる。ラインセンサ22a、エリアセンサ25は、カメラ制御部29に接続されており、カメラ制御部29はラインセンサ22a、エリアセンサ25による撮像処理を制御して、撮像結果を画像信号として出力する機能を有している。
撮像部6A,6Bによる撮像は、以下の2つの撮像モードによって行われる。まず撮像時にはLED照明基板21aを作動させて照明光を斜め上方に照射する(矢印c)。これにより、上方に位置する実装ヘッド14A,14Bの各吸着ノズル15aに保持された部品Pには照明光が照射され、この反射光が撮像光軸aに沿った方向からカメラユニット20に対して入射する。
実装ヘッド14A,14Bを走査方向であるX方向に移動させながら撮像する走査画像モードによって部品Pを撮像する場合には、上述の入射光をハーフミラー27を透過させ、撮像光学系23によってラインセンサ22aの受光面に結像させる。これにより、ラインセンサ22aは部品Pの1次元画像データをカメラ制御部29に対して出力する。カメラ制御部29は、実装ヘッド14A,14BがX方向に所定の走査速度で移動する走査動作において、ラインセンサ22aから所定のインターバルで複数の1次元画像を順次出力させる。そしてこれらの複数の1次元画像を並列させることによって撮像対象である部品Pの2次元画像を作成し、この2次元画像の画像信号を走査画像として出力する。撮像光学系23およびラインセンサ22aは、撮像対象物の走査画像を取得するためのラインカメラを構成する。
エリアカメラ24による1回の撮像で実装ヘッド14A,14Bに保持された部品Pの2次元画像を取得する2次元画像モードによって部品Pを撮像する場合には、上述の入射光をハーフミラー27によって水平方向に反射させ、さらに反射ミラー28によって下方に反射させて撮像光軸bに沿った方向からエリアカメラ24に入射させる。この入射光は撮像光学系26によってエリアセンサ25の受光面に結像し、これによりエリアセンサ25は部品Pの2次元画像をカメラ制御部29に対して出力する。カメラ制御部29は、出力された2次元画像の画像信号を2次元画像として出力する。
すなわち撮像部6A,6Bは、エリアカメラによる1回の撮像によって部品Pの2次元画像を取得する2次元画像モード、実装ヘッド14A,14Bを走査方向であるX方向(第1方向)へ移動させながらラインカメラによって部品Pの走査画像を取得する走査画像モードの2つの撮像モードのいずれによっても撮像が可能となっている。なお2次元画像モードによって部品Pを撮像する場合には、撮像部6A,6Bの上方に実装ヘッド14A,14Bに保持された部品Pが位置していればよく、部品Pが静止している状態であっても、また実装ヘッド14A,14Bによって移動している状態であってもよい。
これらの2つの撮像モードには、それぞれ長所および短所がある。すなわち、2次元画像モードでは、撮像対象の部品Pを撮像部6A,6Bに対して相対移動させる走査動作を行うことなく撮像を行うことができるという長所があるものの、コスト面から撮像視野のサイズが制約されるため、広い範囲を対象とした撮像を行うことができないという短所がある。従って、2次元画像モードは、多連型の実装ヘッド14A,14Bにおいて特定の単位実装ヘッド15に少ない個数で保持された部品Pをスポット的に撮像する場合に適している。
これに対し、走査画像モードでは、ラインセンサ22aの素子配列長さに大きな制約がないことから、対象とする実装ヘッド14A,14Bに応じて必要とされる撮像視野をカバーすることが可能となっており、実装ヘッド14A,14Bに保持された複数の部品Pを1回の走査動作によって撮像できるという長所がある。その反面、実装ヘッド14A,14Bに保持されている部品Pの個数が少ない場合でも所定の走査動作を行うことから、撮像に際して無駄な走査時間が発生するという短所がある。従って、走査画像モードは、多連型の実装ヘッド14A,14Bに保持された多数の部品Pを1回の走査動作によって同時に撮像する場合に適している。
次に図4を参照して、制御系の構成を説明する。制御部30は演算装置であり、記憶部35に記憶された各種のプログラムやデータに基づいて以下に説明する各部を制御する。撮像制御部31は、実装ヘッド14A,14Bによって部品供給部4A,4Bから部品Pを取り出して基板位置決め部に位置決めされた基板3に移送搭載する部品実装動作の実行過程において、当該部品Pを撮像するために、実装ヘッド14A,14Bおよび撮像部6A,6Bによる撮像動作を2次元画像モード、走査画像モードのいずれの撮像モードによって実行させるかを、予め設定された撮像モード選択条件に基づいて自動的に選択する処理を行う。そして撮像部6A,6Bにおいてカメラ制御部29が、撮像制御部31によって選択された撮像モードに基づきカメラユニット20を制御することにより、選択された撮像モードに応じて、ラインセンサ22aまたはエリアセンサ25から画像信号が出力される。
認識処理部32は、撮像部6A,6Bによって撮像された走査画像または2次元画像を認識処理することにより、部品Pの識別や位置検出などの所定の処理を行う。操作・入力部33は、キーボードやマウスなどの入力手段であり、操作コマンドやデータや、後述する撮像モード選択条件35cの指定などの入力を行う。表示部34は液晶パネルなどの表示装置であり、操作・入力部33による入力のための案内画面や撮像部6A,6Bによっ
て撮像された画像などの表示を行う。
記憶部35には、部品実装動作を実行するための各種の動作プログラム・データのほか、部品実装データ35a、撮像モード情報35b、撮像モード選択条件35cなどのデータが記憶されている。部品実装データ35aは、生産対象の基板に実装される部品の部品種を示す部品データ、当該基板における実装位置を特定する実装位置座標データ、部品実装動作における動作順序を示す実装シーケンスデータなどが含まれる。この実装シーケンスデータは、予め一意的に決定されて1つのファイルとして記憶されるものでも、また部品実装動作を実行する過程において効率の最適化を目的としてリアルタイムで更新されるものであってもよい。
撮像モード情報35bは、前述の2次元画像モード、走査画像モードの2つの撮像モードを実装ヘッド14A,14Bおよび撮像部6A,6Bに実行させるためのプログラムおよびデータである。撮像モード選択条件35cは、撮像制御部31が、実装ヘッド14A,14Bおよび撮像部6A,6Bによる撮像動作を、2次元画像モード、走査画像モードのいずれの撮像モードによって実行させるかを選択する条件を示すデータである。撮像制御部31が撮像モードの選択を行う場合には、撮像モード選択条件35cが参照される。
撮像モード選択条件35cの具体例については、本実施の形態においては、以下に示す2通りの撮像モード選択条件を、選択的に指定して使い分けるようにしている。まず1つの撮像モード選択条件は、実装ヘッド14A,14Bに保持された部品Pの個数を示す部品数に基づいて撮像モードの選択を行うように設定されている。すなわち実装ヘッド14A,14Bに保持された部品数が予め設定された判定値よりも大きい場合には、走査画像モードを選択し、部品数が予め設定された判定値以下であれば2次元画像モードを選択する。ここで用いられる判定値は、対象とする基板品種、部品種などに応じて経験値として設定されるものであり、撮像モード選択条件35cを構成するデータとして記憶されている。
これに対し、他の撮像モード選択条件は、部品実装動作において部品取り出しを完了した実装ヘッド14A,14Bが部品供給部4A,4Bから移動して撮像動作を実行した後、基板3上での最初の実装位置まで移動するのに要する動作所要時間を、走査画像モードおよび2次元画像モードの2つの撮像モードについてそれぞれ算出して比較することにより撮像モードの選択を行うように設定されている。すなわち算出された動作所要時間が短い方の撮像モードを、実行すべき撮像モードとして選択する。
これらの2つの撮像モード選択条件35cは、対象とする部品実装動作の形態に応じて選択的に指定される。例えば実装ヘッド14A,14Bに保持される部品Pが1つである場合など、2次元画像モードの方がより動作効率に優れていることが明らかであるような特定の場合にのみ、2次元画像モードを選択させたい場合には、部品数に基づいて撮像モードを選択する撮像モード選択条件を指定する。これに対し、動作効率の向上をより厳密に追求する必要があるような場合には、動作所要時間に基づいて撮像モードを選択する撮像モード選択条件を指定する。この指定に際しては、作業者がこれら2つの撮像モード選択条件の利害得失を実装対象品種の特性と併せて勘案して経験的に判断し、操作・入力部33を介して指定入力を行う。
次に図5、図6を参照して、この部品実装装置1によって、実装ヘッド14A,14Bによって部品供給部4A,4Bから部品Pを取り出して、基板搬送機構2の基板位置決め部2aに位置決めされた基板3に移送搭載する部品実装動作について説明する。
図5において、まず部品取り出し工程が実行される(ST1)。すなわち、部品実装デ
ータ35aによって提供される実装シーケンスデータに従って、図6(a)(b)に示すように、実装ヘッド14A,14Bを部品供給部4A,4Bにおいて取り出し対象の部品Pを収納したテープフィーダ5に対して移動させ、実装ヘッド14A,14Bによって部品供給部4A,4Bから対象となる部品Pを取り出す(ST1)(部品取り出し工程)。ここでは、実装ヘッド14A,14Bの複数の単位実装ヘッド15のうちの1つの単位実装ヘッド15によって部品Pを取り出す例を示している。このような部品取り出しの形態は、部品搭載動作を一旦実行した後に、特定の実装位置に部品が実装されていない実装ミスが発生した場合などに、後から補充的に部品を追加実装するいわゆるリカバリ動作や、シールドケース部品など既実装部品に重ねて少数の部品を実装する場合などで生じる。
次いで、当該部品を撮像するために実装ヘッド14A,14B、撮像部6A,6Bによる撮像動作を走査画像モード、2次元画像モードのいずれによって実行させるかを、予め設定された撮像モード選択条件に基づいて選択する(ST2)(撮像モード選択工程)。次に、選択された撮像モードに基づく撮像動作を実装ヘッド14A,14B、撮像部6A,6Bに行わせる(ST4〜ST7)(撮像工程)。
すなわちまず選択された撮像モードが2次元画像モードか否かを判断し(ST3)、Noであれば、すなわち走査画像モードが選択されていれば、図6(a)に示すように、実装ヘッド14A,14Bを予め設定されている走査開始位置に移動させる(矢印e)(ST4)。次いで実装ヘッド14A,14Bを撮像部6A,6Bの上方でX方向に所定の走査速度で移動させ(矢印f)、この移動過程においてラインセンサ22aによって部品Pの走査画像を撮像する(ST5)。これに対し(ST3)にて判断結果がYesであって2次元画像モードが選択されていれば、図6(b)に示すように、部品Pを保持した単位実装ヘッド15が撮像部6A,6Bの撮像位置の直上に位置するよう、実装ヘッド14A,14Bを移動させ(ST6)、次いでエリアカメラ24によって部品Pの2次元画像を撮像する(ST7)。
このとき、複数の部品Pが保持されている場合には、実装ヘッド14A,14Bを移動させながら、各部品Pについて順次2次元画像を撮像する。なお、この2次元画像の撮像においては、各部品Pを撮像部6A,6Bの撮像位置の直上において一旦静止させて撮像を行うようにしてもよく、また実装ヘッド14A,14Bの移動を停止させずに移動状態の部品Pを対象として撮像を行ってもよい。移動状態の部品Pを撮像する場合には、露光時間中における部品Pの移動分だけ画像のぶれが生じるので、必要に応じて画像の補正処理を行う。
この撮像工程の後、実装ヘッド14A,14Bを基板搬送機構2の基板位置決め部2aに位置決めされた基板3上の最初の実装位置へ移動させ(ST8)、保持した部品Pを基板3に実装する(ST9)(部品実装工程)。このとき、撮像部6A,6Bによって撮像した走査画像または2次元画像を認識処理部32によって認識処理して検出された部品Pの位置ずれが補正される。これにより、当該部品Pを対象とした部品実装動作が終了する。
ここで、上述の撮像モード選択工程(ST2)にて撮像制御部31によって実行される撮像モード選択処理について、図7、図8を参照して説明する。まず図7を参照して、部品数に基づく撮像モードの選択について説明する。ここではまず、部品保持情報を取得する(ST11)。すなわち、当該時点において実装ヘッド14A,14Bの各吸着ノズル15aによって保持されている部品Pの個数を、部品実装データ35aによって提供される実装シーケンスデータに基づき、さらに実装ヘッド14A,14Bに備えられている部品吸着状態検出機能を加味して検出する。次いで撮像モード選択条件35cに含まれている判定値を読み出して取得する(ST12)。
次に、検出された部品数と判定値とを比較し、部品数が判定値以下であるか否かを判断する(ST13)。ここでNoであれば、より多数の部品を同時に撮像するのに適した走査画像モードを選択する(ST14)。これに対し、(ST13)の判断結果がYesであれば、少数の部品をスポット的に撮像するのに適した2次元画像モードを選択する(ST15)。すなわちこの場合には、撮像モード選択工程において、実装ヘッドに保持された部品の個数を示す部品数が予め設定された判定値よりも大きい場合に走査画像モードを選択するようにしている。
次に図8を参照して、動作所要時間に基づく撮像モードの選択について説明する。まず部品実装データ35aを参照して、当該部品実装動作での部品供給部4A,4Bにおける最終の部品取り出し位置を取得し(ST21)、次いで基板3における最初の実装位置を取得する(ST22)。そしてこれらの情報から、まず走査画像モードによる動作所要時間T1を算出する(ST23)。すなわち、部品供給部4A,4Bにおいて部品取り出しを完了した実装ヘッド14A,14Bが部品供給部4A,4Bの最終の部品取り出し位置から走査開始位置に到るヘッド移動動作(図6(a)において矢印e)に要する時間、実装ヘッド14A,14Bが走査開始位置から走査完了位置まで所定の走査速度で移動する走査動作(図6(a)において矢印f)に要する時間および走査完了位置から基板3上での最初の実装位置まで移動するヘッド移動動作(図6(a)において矢印g)に要する時間の総和を、動作所要時間T1として算出する。
次いで、2次元画像モードによる動作所要時間T2を算出する(ST24)。すなわち、部品供給部4A,4Bにおいて部品取り出しを完了した実装ヘッド14A,14Bが部品供給部4A,4Bの最終の部品取り出し位置から2次元画像撮像位置に到るヘッド移動動作(図6(b)において矢印h)に要する時間、実装ヘッド14A,14Bが停止して撮像部6A,6Bによって静止状態の部品Pの2次元画像を撮像するのに要する時間および2次元画像撮像位置から基板3上での最初の実装位置まで移動するヘッド移動動作(図6(b)において矢印i)に要する時間を算出する。
ここで、実装ヘッド14A,14Bに複数の部品Pが保持されている場合には、実装ヘッド14A,14Bを移動させながら、各部品Pについて順次2次元画像を撮像するのに要する時間を撮像に要する時間として求める。そしてこれらの移動動作や撮像に要する時間の総和を、動作所要時間T2として算出する。上述の移動動作に要する時間の算出には、予めヘッド移動動作における移動距離と所要時間とを対応させたデータテーブルが用いられる。なお、2次元画像の撮像に際して実装ヘッド14A,14Bを停止させずに、移動状態の部品Pを撮像対象とする場合には、前述の実装ヘッド14A,14Bが停止して撮像部6A,6Bによって静止状態の部品Pの2次元画像を撮像するのに要する時間を算入する必要はない。
次に、算出された検出された動作所要時間T1,T2を比較し、T1がT2よりも短いか否かを判断する(ST25)。ここでYesであれば、走査画像モードの方がより短い時間で実装ヘッド14A,14Bを最初の実装位置まで移動させることができると判断して、走査画像モードを選択する(ST26)。これに対し、(ST25)の判断結果がNoであれば、2次元画像モードの方がより短い時間で実装ヘッド14A,14Bを最初の実装位置まで移動させることができると判断して、2次元画像モードを選択する(ST27)。
すなわちこの場合には、撮像モード選択工程において、部品実装動作において部品取り出しを完了した実装ヘッド14A,14Bが部品供給部4A,4Bから移動して撮像動作を実行した後。基板3上での最初の実装位置まで移動するのに要する動作所要時間を、走
査画像モードおよび2次元画像モードの2つの撮像モードについてそれぞれ算出し、算出された動作所要時間が短い方の撮像モードを選択するようにしている。
上記説明したように、本発明は多連型の実装ヘッドを備えた部品実装装置において、実装ヘッドに保持された部品を下方から撮像する撮像部を、実装ヘッドを静止させた状態で部品の2次元画像を取得する2次元画像モード、実装ヘッドを移動させながら部品の走査画像を取得する走査画像モードの2つの撮像モードのいずれによっても撮像が可能な構成とし、部品実装動作において当該部品を撮像するために実装ヘッドおよび撮像部による撮像動作を2次元画像モード、走査画像モードのいずれの撮像モードによって実行させるかを予め設定された撮像モード選択条件に基づいて選択するようにしたものである。これにより、多連型の実装ヘッドによる1回の部品実装動作において少ない部品数の部品Pを移送搭載する場合に従来発生していた実装ヘッドの無駄な撮像動作を排して、作業効率を向上させることができる。
本発明の部品実装装置および部品実装方法は、実装ヘッドの無駄な撮像動作を排して作業効率を向上させることができるという効果を有し、部品供給部から取り出した部品を撮像して位置認識した後に基板に実装する作業を行う部品実装分野において有用である。
本発明の一実施の形態の部品実装装置の斜視図 本発明の一実施の形態の部品実装装置の平面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置に用いられる撮像部の断面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置の制御系の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態の部品実装方法における部品実装動作のフロー図 本発明の一実施の形態の部品実装方法における部品実装動作の動作説明図 本発明の一実施の形態の部品実装方法における撮像モード選択処理のフロー図 本発明の一実施の形態の部品実装方法における撮像モード選択処理のフロー図
1 部品実装装置
2 基板搬送機構
3 基板
4A、4B 部品供給部
6A、6B 撮像部
14A、14B 実装ヘッド
20 カメラユニット
22a ラインセンサ
24 エリアカメラ
25 エリアセンサ
P 部品

Claims (6)

  1. 部品が実装される基板を第1方向に搬送する基板搬送機構と、この基板搬送機構による搬送経路に設けられ前記基板を位置決めする基板位置決め部と、前記基板搬送機構の側方に配置された部品供給部と、前記部品供給部から前記部品を取り出す実装ヘッドを移動させるヘッド移動機構と、
    前記ヘッド移動機構による前記実装ヘッドの移動経路に設けられ、前記実装ヘッドに保持された部品を下方から撮像する撮像部とを備え、
    前記撮像部は、エリアカメラによる1回の撮像によって前記部品の2次元画像を取得する2次元画像モード、前記実装ヘッドを前記第1方向へ移動させながらラインカメラによって前記部品の走査画像を取得する走査画像モードの2つの撮像モードのいずれによっても撮像が可能であり、
    前記実装ヘッドによって前記部品供給部から部品を取り出して前記基板位置決め部に位置決めされた基板に移送搭載する部品実装動作において、当該部品を撮像するために、前記実装ヘッドおよび前記撮像部による撮像動作を前記2次元画像モード、前記走査画像モードのいずれの撮像モードによって実行させるかを、予め設定された撮像モード選択条件に基づいて選択する撮像制御部を備えたことを特徴とする部品実装装置。
  2. 前記撮像モード選択条件は、前記実装ヘッドに保持された部品の個数を示す部品数に基づいて前記選択を行うように設定され、前記部品数が予め設定された判定値よりも大きい場合に前記走査画像モードを選択することを特徴とする請求項1記載の部品実装装置。
  3. 前記撮像モード選択条件は、前記部品実装動作において前記部品取り出しを完了した前記実装ヘッドが前記部品供給部から移動して前記撮像動作を実行した後基板上での最初の実装位置まで移動するのに要する動作所要時間を、前記走査画像モードおよび2次元画像モードの2つの撮像モードについてそれぞれ算出して比較することにより前記選択を行うように設定され、動作所要時間が短い方の撮像モードを選択することを特徴とする請求項1記載の部品実装装置。
  4. 部品が実装される基板を第1方向に搬送する基板搬送機構と、この基板搬送機構による搬送経路に設けられ前記基板を位置決めする基板位置決め部と、前記基板搬送機構の側方に配置された部品供給部と、前記部品供給部から前記部品を取り出す実装ヘッドを移動させるヘッド移動機構と、前記ヘッド移動機構による前記実装ヘッドの移動経路に設けられ、前記実装ヘッドに保持された部品を下方から撮像する撮像部とを備え、
    前記撮像部は、エリアカメラによる1回の撮像によって前記部品の2次元画像を取得する2次元画像モードと、前記実装ヘッドを前記第1方向へ移動させながらラインカメラによって前記部品の走査画像を取得する走査画像モードとのいずれによっても撮像が可能な構成の部品実装装置を用い、前記実装ヘッドによって前記部品供給部から部品を取り出して前記基板位置決め部に位置決めされた基板に移送搭載する部品実装動作を行う部品実装方法であって、
    前記実装ヘッドによって前記部品供給部から部品を取り出す部品取り出し工程と、当該部品を撮像するために前記実装ヘッドおよび前記撮像部による撮像動作を前記走査画像モード、2次元画像モードのいずれによって実行させるかを、予め設定された撮像モード選択条件に基づいて選択する撮像モード選択工程と、
    前記選択された撮像モードに基づく撮像動作を前記実装ヘッドおよび前記撮像部に行わせる撮像工程と、
    前記撮像工程の後に、前記実装ヘッドを前記基板へ移動させて保持した部品を基板に実装する部品実装工程とを含むことを特徴とする部品実装方法。
  5. 前記撮像モード選択工程において、前記実装ヘッドに保持された部品の個数を示す部品
    数が予め設定された判定値よりも大きい場合に前記走査画像モードを選択することを特徴とする請求項4記載の部品実装方法。
  6. 前記撮像モード選択工程において、前記部品実装動作において前記部品取り出しを完了した前記実装ヘッドが前記部品供給部から移動して前記撮像動作を実行した後基板上での最初の実装位置まで移動するのに要する動作所要時間を、前記走査画像モードおよび2次元画像モードの2つの撮像モードについてそれぞれ算出し、算出された動作所要時間が短い方の撮像モードを選択することを特徴とする請求項4記載の部品実装方法。
JP2009005474A 2009-01-14 2009-01-14 部品実装装置および部品実装方法 Expired - Fee Related JP5187201B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009005474A JP5187201B2 (ja) 2009-01-14 2009-01-14 部品実装装置および部品実装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009005474A JP5187201B2 (ja) 2009-01-14 2009-01-14 部品実装装置および部品実装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010165766A true JP2010165766A (ja) 2010-07-29
JP5187201B2 JP5187201B2 (ja) 2013-04-24

Family

ID=42581738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009005474A Expired - Fee Related JP5187201B2 (ja) 2009-01-14 2009-01-14 部品実装装置および部品実装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5187201B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019012576A1 (ja) * 2017-07-10 2019-01-17 ヤマハ発動機株式会社 撮像装置、表面実装機及び検査装置
JP2020042247A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 芝浦メカトロニクス株式会社 素子実装装置及び素子実装基板の製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102484442B1 (ko) * 2016-12-08 2023-01-02 한화정밀기계 주식회사 부품 실장기

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08181492A (ja) * 1994-12-22 1996-07-12 Yamaha Motor Co Ltd 実装機の部品認識装置
JPH1137954A (ja) * 1997-07-23 1999-02-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 認識対象物の撮像方法及びその装置
JP2000307299A (ja) * 1999-04-22 2000-11-02 Sony Corp 部品装着装置
JP2004335940A (ja) * 2003-05-12 2004-11-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装装置および電子部品実装方法
JP2005340492A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Yamaha Motor Co Ltd 表面実装機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08181492A (ja) * 1994-12-22 1996-07-12 Yamaha Motor Co Ltd 実装機の部品認識装置
JPH1137954A (ja) * 1997-07-23 1999-02-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 認識対象物の撮像方法及びその装置
JP2000307299A (ja) * 1999-04-22 2000-11-02 Sony Corp 部品装着装置
JP2004335940A (ja) * 2003-05-12 2004-11-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装装置および電子部品実装方法
JP2005340492A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Yamaha Motor Co Ltd 表面実装機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019012576A1 (ja) * 2017-07-10 2019-01-17 ヤマハ発動機株式会社 撮像装置、表面実装機及び検査装置
JP2020042247A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 芝浦メカトロニクス株式会社 素子実装装置及び素子実装基板の製造方法
JP7154074B2 (ja) 2018-09-13 2022-10-17 芝浦メカトロニクス株式会社 素子実装装置及び素子実装基板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5187201B2 (ja) 2013-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3877501B2 (ja) 部品認識データ作成方法及び作成装置並びに電子部品実装装置及び記録媒体
KR101495231B1 (ko) 부품 인식 장치, 표면 실장기, 및 부품 시험 장치
JP4809799B2 (ja) 実装機、その実装方法および実装機における基板撮像手段の移動方法
CN101902902B (zh) 电子部件安装装置
JP5299380B2 (ja) 部品実装装置および部品検出方法
JP5408153B2 (ja) 電子部品実装装置および電子部品実装装置における画像読取り方法
JP5881244B2 (ja) 部品実装装置、基板検出方法及び基板製造方法
KR101557714B1 (ko) 부품 촬상 장치, 및 이 부품 촬상 장치를 구비한 부품 실장 장치
JP5299379B2 (ja) 部品実装装置および部品検出方法
JP5187201B2 (ja) 部品実装装置および部品実装方法
JP2008010700A (ja) 部品認識装置、部品認識方法、並びに該装置及び方法を利用する部品実装装置、部品実装方法
JP5755502B2 (ja) 位置認識用カメラ及び位置認識装置
JPWO2017126025A1 (ja) 実装装置および撮像処理方法
JP2007048921A (ja) 電子部品の画像取得方法及び装置
WO2018235186A1 (ja) 対基板作業装置
JP2009259886A (ja) 部品実装機及び部品実装方法
JP6904978B2 (ja) 部品装着機
JP5051082B2 (ja) 電子部品実装装置および電子部品実装装置における画像読取り方法
JP6612845B2 (ja) 実装装置、撮像処理方法及び撮像ユニット
JP4704218B2 (ja) 部品認識方法、同装置および表面実装機
US20200249579A1 (en) Method and exposure device for exposing at least one stored representation on a light-sensitive recording medium
JP4840924B2 (ja) 電子部品実装機
JP2009170524A (ja) 部品の実装方法および表面実装機
JP5051083B2 (ja) 電子部品実装装置および電子部品実装装置における画像読取り装置
JP4401210B2 (ja) 電子部品実装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110210

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20110314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120622

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20121214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5187201

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees