JP2010165269A - コントローラドライバ、表示装置及び制御方法 - Google Patents

コントローラドライバ、表示装置及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】CPU処理負荷及び消費電力の削減を可能とするコントローラドライバを提供すること。
【解決手段】本発明の一態様に係るコントローラドライバ3は、表示パネル10と、タッチパネル11とを制御するためのコントローラドライバであって、表示パネル10に表示するための画像データを記憶する表示用メモリ31と、タッチパネル11からのタッチパネル信号を検出するタッチパネルコントロール回路40と、カーソル画像データを記憶するカーソル用メモリ43と、タッチパネル信号に基づきカーソル用メモリ43に記憶されたカーソル画像データと、表示用メモリ31に記憶された画像データとを合成し、合成画像データを生成する合成処理回路50とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、コントローラドライバ、表示装置及び制御方法に関し、特に、タッチパネルコントローラを内蔵したコントローラドライバ、これを用いたタッチパネルを備える表示装置及びその制御方法に関する。
近年、PDA、携帯電話などの携帯機器において、表示画面上に外部情報を入力することのできるタッチパネルを搭載した製品が開発されている。図17は、従来の携帯電話の概略システム構成を示している。図17に示されるように、表示ブロック1に、表示パネル10とタッチパネル11が配置され、携帯本体ブロック2にCPU20とタッチパネルコントローラ21が配置されている。なお、表示パネル10がLCDの場合は、別途、表示ブロックにバックライトが配置され、バックライト、表示パネル、タッチパネルの順で積層されている。
タッチパネル11は、FPC13によりタッチパネルコントローラ21に接続されている。タッチパネルコントローラ21は、タッチパネル制御信号によりタッチパネル11を制御し、タッチパネル11に外部入力があったときにタッチパネル信号を取得する。また、タッチパネルコントローラ21は、取得したタッチパネル信号を位置座標信号(Yt,Xt)に変換し、CPU20へと転送する。表示パネル10は、FPC12によりCPU20に接続されている。表示パネル10は、CPU20から入力される画像データDin及び制御信号により制御されるコントローラドライバ3によって駆動される。
図18は、従来のコントローラドライバ3の構成を示している。コントローラドライバ3には、消費電力を削減するため、表示用メモリ31が搭載されている。静止画表示の場合、表示用メモリ31に格納されている画像データを読み出し表示することで、CPU20とコントローラドライバ3との間の画像データ転送による消費電力の削減を行っている。
しかし、図19に示されるように、タッチパネル11に外部入力があった場合、CPU20は、位置座標信号(Yt,Xt)に基づいてカーソルデータ画像を生成し、現在表示されている画像データ1とカーソル画像を合成する処理が必要となる。また、CPU20は、画像データ1とカーソル画像を合成した合成画像データDinを、コントローラドライバに転送する必要がある。そのため、CPU処理負荷の増加や、消費電力の増加を引き起こす問題が発生する。
そこで、特許文献1では、CPUの処理負荷を低減させるために、表示装置の上に液晶パネル、タッチパネルの順で重ね合わせた入力装置が提案されている。特許文献1に記載の入力装置では、タッチパネルのタッチ位置情報に基づいて、カーソルを液晶パネルに表示している。操作者は、液晶パネルを介して表示装置に表示される画像を視認し、当該画像とカーソルとを認識することができる。これにより、タッチパネルが操作されているときでも、CPUは表示装置に表示するための画像データとカーソル画像を合成した合成画像データを生成する必要がない。
しかしながら、特許文献1に記載の入力装置では、表示装置上に液晶パネルを組み合わせているため、透過率が低下するとともに、コストが上昇するという問題がある。
特開平4−360191号公報
このように、表示品質の低下やコスト上昇を引き起こすことなく、CPU処理負荷や、消費電力を低減させることが望まれている。
本発明の一態様に係るコントローラドライバは、表示パネルと、前記表示パネル上に配置されたタッチパネルとを制御するためのコントローラドライバであって、前記表示パネルに表示するための画像データを記憶する表示用メモリと、前記タッチパネルからのタッチパネル信号を検出するタッチパネルコントロール回路と、カーソル画像データを記憶するカーソル用メモリと、前記タッチパネル信号に基づき前記カーソル用メモリに記憶されたカーソル画像データと、前記表示用メモリに記憶された画像データとを合成し、合成画像データを生成する合成回路とを備えるものである。これにより、コントローラドライバが、表示用メモリに格納された画像データとカーソル画像を合成した画像データを表示パネルに出力することができる。このため、タッチパネルに外部入力があった場合であっても、CPUで合成画像データの生成が必要なく、CPU処理負荷を低減することができる。また、CPUからコントローラドライバへの画像データ転送に伴う消費電力を削減することができる。
本発明の他の態様に係る制御方法は、表示パネルと、前記表示パネル上に配置されたタッチパネルとを制御するための制御方法であって、前記表示パネルに表示するための画像データを表示用メモリに記憶し、前記タッチパネルからのタッチパネル信号を検出し、前記タッチパネル信号に基づくカーソル画像データ又は前記クリック画像データと、前記表示用メモリに記憶された画像データとを合成して、合成画像データを生成し、前記合成画像データを前記表示パネルに出力する。これにより、コントローラドライバが、表示用メモリに格納された画像データとカーソル画像を合成した画像データを表示パネルに出力することができる。このため、タッチパネルに外部入力があった場合であっても、CPUで合成画像データの生成が必要なく、CPU処理負荷を低減することができる。また、CPUからコントローラドライバへの画像データ転送に伴う消費電力を削減することができる。
本発明によれば、CPU処理負荷及び消費電力の削減を可能とするコントローラドライバ及び表示装置を提供することができる。
実施の形態1に係る表示装置の構成を示す図である。 実施の形態1に係るコントローラドライバの構成を示す図である。 実施の形態1に係る表示装置の他の構成を示す図である。 実施の形態1に係るコントローラドライバに用いられるタッチパネルコントロール回路の構成を示す図である。 実施の形態1に係るカーソル用メモリに記憶されるカーソル画像データ:Dcursurと画像合成比率データ:αの一例を示す図である。 実施の形態1に係るコントローラドライバの処理フローの一例を説明するための図である。 実施の形態2に係るコントローラドライバの構成を示す図である。 実施の形態2に係るコントローラドライバに用いられるタッチパネルコントロール回路の構成を示す図である。 実施の形態2におけるクリック用メモリに記憶されるクリック画像データ:Dclickと画像合成比率データ:α1の一例を示す図である。 実施の形態2に係るタッチパネル情報信号の一例を示す図である。 実施の形態2におけるクリック動作レジスタに記憶されるデータの一例を示す図である。 本実施の形態2におけるクリック信号及びクリック動作維持信号を生成する処理フローを説明するための図である。 実施の形態2に係るコントローラドライバの処理フローの一例を説明するための図である。 実施の形態2に係るコントローラドライバの処理フローの一例を説明するための図である。 実施の形態2に係るコントローラドライバの処理フローの一例を説明するための図である。 実施の形態2に係るコントローラドライバの処理フローの一例を説明するための図である。 従来の表示装置の構成を示す図である。 従来のコントローラドライバの構成を示す図である。 従来のコントローラドライバの処理フローを説明するための図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係るコントローラドライバ及び表示装置について、図1〜図6を参照して説明する。ここでは、表示装置の一例として、携帯電話に用いられる表示装置について説明する。図1は、本実施の形態に係る携帯電話の概略システム構成を示す図である。図1に示すように、本実施の形態に係る携帯電話は、表示ブロック1、携帯電話本体ブロック2からなる。表示ブロック1には表示パネル10とタッチパネル11が配置され、携帯本体ブロック2にはCPU20が配置されている。
図1においては、説明のため表示パネル10の横にタッチパネル11を配置しているが、タッチパネル11は表示パネル10の上に配置される。なお、表示パネル10がLCDの場合は、別途、表示ブロックにバックライトが設けられ、バックライト、表示パネル、タッチパネルの順で積層される。本実施の形態においては、表示パネル10として、TFT(Thin Film Transistor)型LCDを用いた例について説明する。
表示パネル10は、複数の画素から構成される表示領域を有する。液晶パネル101は、TFTが形成された素子基板とこれに対向配置される対向基板との間に液晶を挟持した構成を有している。素子基板上には、水平方向に延在する走査線、垂直方向に延在する信号線がそれぞれ形成されている。走査線と信号線の交差点付近には能動素子であるTFTが設けられている。また、走査線と信号線との間には、画素電極が形成されている。TFTのゲートが走査線に、ソース電極が信号線に、ドレイン電極が画素電極に、それぞれ接続される。一方、対向基板上には共通電極が形成されている。
画素電極と共通電極との間に画素容量が形成される。また、TFTの信号線に接続された電極と、走査線あるいは共通電極の間には、補助容量が設けられている。本実施の形態においては、表示パネル10には、垂直方向にV画素、水平方向にH画素がマトリクス状に配列されている。1画素は、RGBの3画素からなる。従って、表示パネル10には、走査線がV本形成されており、信号線がH×3本形成されている。
タッチパネル11としては、例えば、静電容量方式のものを用いることができる。静電容量方式のタッチパネルは、間隔をあけて配置された一対の電極を備えており、操作者の指が一対の電極に近接した際に生じる当該一対の電極間の静電容量の変化を検出することによって、操作者による入力を認識する。なお、タッチパネル11としては、この例に限定されるものではなく、抵抗膜方式など他の方式のものを用いることも可能である。
表示パネル10上には、本実施の形態に係るコントローラドライバ3が設けられている。コントローラドライバ3は、表示パネル10を駆動するとともに、タッチパネル11を制御する。FPC12は、タッチパネル11と表示パネル10とを接続するとともに、表示パネル10とCPU20を接続している。CPU20は、FPC12を介して表示パネル10に設けられたコントローラドライバ3に接続されている。
コントローラドライバ3は、タッチパネル11を制御するタッチパネル制御信号を出力する。タッチパネル11は、外部入力があったときにタッチパネル信号を出力する。タッチパネル信号は、コントローラドライバ3に入力される。コントローラドライバ3は、タッチパネル情報から位置座標信号(Yt,Xt)を算出し、CPU20に転送する。さらに、表示フレームタイミング信号Vsyncが、コントローラドライバ3からCPU20へ転送されている。
CPU20は、コントローラドライバ3に、画像データ:Din及び制御信号を出力する。表示パネル10は、CPU20から入力される画像データ:Din及び制御信号により制御されるコントローラドライバ3によって駆動される。
図2は、本実施の形態に係るコントローラドライバ3の構成を示す図である。図2に示すように、コントローラドライバ3は、表示用メモリ31、ラッチ回路32、信号線駆動回路33、タイミング制御回路34、階調電圧発生回路35、走査線駆動回路36、タッチパネルコントロール回路40、合成処理回路50を備えている。図18に示す従来のコントローラドライバと比較すると、タッチパネルコントロール回路40及び合成処理回路50が追加されている。本実施の形態においては、コントローラドライバ3は1チップで構成されている。
メモリ制御回路30は、表示パネル10に表示するための表示用メモリ格納画像データ:Dmemを書き換えるときに、CPU20からの画像データ:Din及び表示用メモリ制御信号を表示用メモリ31に送信する。表示用メモリ31には、例えば、V画素×H画素×24bitの表示用メモリ格納画像データ:Dmemが格納されている。また、メモリ制御回路30は、タッチパネルコントロール回路40に格納されるカーソル画像データ:Dcursurなどを書き換えるときに、Din_cursurとカーソル用メモリ制御信号をタッチパネルコントロール回路40に送信する。なお、Din_cursurはCPU20より送信され、カーソル画像データ:Dcursurを変更することが可能である。
なお、表示用メモリ格納画像データ:Dmem及びカーソル画像データ:Dcursurなどを書き換えないときには、CPU20は動作しない。すなわち、これらの画像データを変えず、タッチパネル11のタッチ位置が変更される場合には、CPU20で背景画像とカーソルの合成を行わず、以下に説明するコントローラドライバ3に内蔵される回路で当該合成画像データを生成する。メモリ制御回路30は、カーソル画像データと表示用メモリ格納画像データとを合成する際に用いられる表示用メモリ読み出し座標をタッチパネルコントロール回路40に入力する。
タッチパネルコントロール回路40はタッチパネル11を制御するためのタッチパネル制御信号を出力する。また、タッチパネルコントロール回路40は、タッチパネル11から入力されるタッチパネル信号から位置座標信号(Yt,Xt)を算出し、CPU側に転送する。さらに、位置座標信号(Yt,Xt)により制御されるカーソル画像データ:Dcursur_inと画像合成制御信号:α_inとを出力する。
合成処理回路50は、表示用メモリ31から読み出される画像データ:Dmemとカーソル画像データ:Dcursur_inとを合成した合成画像データ:Doutを生成する回路である。本実施の形態においては、合成処理回路50としてαブレンド回路を用いる。この場合、表示用メモリ31から読み出される画像データ:Dmemとカーソル画像データ:Dcursur_inとは、画像合成制御信号:α_inの比率に従って、以下の式(1)により合成処理される。
Dout=(Dcursur_in×α_in+Dmem×(αstep_max−α_in))/αstep_max …(1)
ここで、αstep_maxは、画像データとカーソル画像データの合成段階数であり、α_inの最大値である。
タイミング制御回路34は、シリアルな画像データ及び表示に必要な各種の制御信号(ゲート制御信号、タイミング制御信号、ラッチ信号など)を出力する。すなわち、タイミング制御回路34は、メモリ制御回路30、ラッチ回路32、走査線駆動回路36のタイミングを制御する役割を果たす。ラッチ回路32は、タイミング制御回路34からのラッチ信号に応じて合成処理回路50から入力される画像データとカーソル画像データが合成された合成画像データを保持する。
階調電圧発生回路35は、それぞれの階調に対応する階調電圧を生成し、信号線駆動回路33に入力する。信号線駆動回路33は、ラッチ回路32から送られてくるデジタルの画像データをアナログの階調電圧に変換する。具体的には、信号線駆動回路33は、階調電圧発生回路35から供給される電圧から、入力される画像データに対応する階調電圧を選択する。選択された階調電圧は、信号線を介して表示パネル10の画素に書き込まれる。
走査線駆動回路36、書き込む画素の指定を行う。具体的には、各走査線に走査線駆動回路36からパルス状の走査信号が供給される。走査線に供給された走査信号がオンレベルのとき、その走査線に接続されているTFTが全てオン状態となる。信号線駆動回路33から信号線に供給される階調電圧は、オン状態のTFTを介して画素電極に供給される。その後、走査信号がオフレベルとなりTFTがオフ状態となると、供給された階調電圧が、次のフレームの走査信号が供給されるまでの間、液晶容量や補助容量などによって保持される。そして、各走査線に順次走査信号を供給することにより、全ての画素電極に所定の階調電圧が供給され、フレーム周期で階調電圧の書き替えを行うことにより画像を表示することができる。
そして、画素電極と共通電極の電圧差に応じて、画素電極−共通電極間の液晶の配列が変化する。これによって、バックライト(不図示)から入射される光の透過量を制御する。表示パネル10の各画素は、透過する光量に応じた色の濃淡とRGBいずれかの色表示によりさまざまな色合いの表示を行う。
このように、本発明によれば、コントローラドライバ3で表示用メモリ31に格納された画像データとカーソル画像を合成した画像データを表示パネル10に出力することができる。このため、CPU20は、合成画像データの生成を行う必要がなくなり、処理負荷が軽減される。また、合成画像データをコントローラドライバ3に送付する必要がなくなるため、消費電力も削減される。近年は、図3に示されるように、タッチパネル機能を内蔵した表示パネル10'が開発されている。本発明のように、コントローラドライバ3にタッチパネルコントロール回路40及び合成画像の生成機能を持つことは大変有意義である。
ここで、図4を参照して、タッチパネルコントロール回路40について詳細に説明する。図4、本実施の形態に係るコントローラドライバ3に用いられるタッチパネルコントロール回路40の構成を示す図である。図4に示すように、タッチパネルコントロール回路40は、タッチパネル制御回路41、カーソルデータ出力判断回路42、カーソル用メモリ43を備えている。タッチパネル制御回路41は、タッチパネル11を制御するためのタッチパネル制御信号を出力する。また、タッチパネル制御回路41は、タッチパネル信号が入力された場合、位置座標信号(Yt,Xt)を生成する。
カーソル用メモリ43には、カーソル画像データ:Dcursur及び画像合成比率データ:αが格納されている。図5に、カーソル用メモリ43に記憶されるカーソル画像データ:Dcursurと画像合成比率データ:αの一例を示す。カーソル用メモリ43に格納されるデータを変更することで、カーソル画像を変更することができる。カーソルデータ出力判断回路42は、位置座標信号(Yt,Xt)が入力された場合、表示用メモリ読み出し座標(Ymem,Xmem)と比較し、カーソルメモリリード信号に応じてカーソル用メモリからDcursurとαを読み出し、カーソル画像データ:Dcursur_inと画像合成制御信号:α_inを出力する。表示用メモリ読み出し座標(Ymem,Xmem)は、表示パネル10の各画素に相当する。
図6は、本実施の形態に係るコントローラドライバ3の具体的な処理フローを説明するための図である。ここでは、カーソル画像の一例として矢印を用い、矢印の先端がカーソル用メモリ格納画像データの左上の角を示す場合について説明する。この例では、カーソル画像の矢印の先端を原点(0,0)とする。また、カーソル用メモリ格納画像データの最大アドレスを(Ymax,Xmax)とする。
図6に示すように、位置座標信号(Yt,Xt)が入力されたとき、カーソルデータ出力判断回路42は、表示用メモリ読み出し座標(Ymem,Xmem)が位置座標信号(Yt、Xt)以上、かつ、位置座標信号(Yt、Xt)にカーソル用メモリ43の最大アドレス(Ymax,Xmax)を加算した座標以下の場合、カーソル用メモリ43から、Dcursurとαを読み出し、Dcursur_in=Dcursur、α_in=αを出力する。すなわち、Yt≦Ymem≦Yt+YmaxかつXt≦Xmem≦Xt+Xmaxの時には、カーソル画像データと背景となる画像データとをα_in=αの比率に従って合成した合成画像データが出力される。
上記の条件以外のときは、Dcursur_in=0、α_in=0で固定とする。すなわち、Ymem<Yt又はYt+Ymax<Ymem、Xmem<Xt又はXt+Xmax<Xmemの時には、Dcursur_in=0、α_in=0であるため、背景となる表示用メモリ格納画像データ:Dmemがそのまま合成画像データ:Doutとして出力される。
合成処理回路50は、式(1)で示したように、表示用メモリ格納画像データ:Dmemと、Dcursur_inとをα_inの比率に従って合成する。図6では、αstep_max=8とした場合の例を示している。従って、本例では合成処理回路50は、
Dout=(Dcursur_in×α_in+Dmem×(8−α_in))/8
の演算処理を行う。上記のような処理フローを行うことにより、合成画像データ:Doutが生成され、図6の表示イメージが表示される。
以上説明したように、本発明によれば、CPU20の処理負荷を軽減し、消費電力を削減することができる。なお、カーソル画像は矢印に限らず、十字や、動物などの画像であってもよい。また、カーソル画像の原点は、カーソル画像内のいずれの点であってもよい。この場合には、上記のカーソルデータ出力判断回路42での表示用メモリ読み出し座標(Ymem,Xmem)とカーソル画像が表示される範囲の座標との比較式は、適宜変更されることはいうまでもない。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係るコントローラドライバ3の構成について図7〜図12を参照して説明する。本実施の形態に係るコントローラドライバ3は、実施の形態1と同様に、タッチパネル11を備える表示パネル10の駆動回路として用いられる。図7は、本実施の形態に係るコントローラドライバ3の構成を示す図である。なお、図7〜12において、図1〜6と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を適宜省略する。
図7に示すように、本実施の形態に係るコントローラドライバ3は、表示用メモリ31、ラッチ回路32、信号線駆動回路33、タイミング制御回路34、階調電圧発生回路35、走査線駆動回路36、タッチパネルコントロール回路40、合成処理回路50、クリック時間レジスタ51、クリック動作レジスタ52を備えている。図2に示す実施の形態1に係るコントローラドライバと比較すると、クリック時間レジスタ51、クリック動作レジスタ52が新たに追加されている。
クリック時間レジスタ51は、クリック動作を判断するための時間データ、クリック時間:Tclickを記憶する。例えば、タッチパネル11からの位置座標信号の入力がクリック時間:Tclick以下の場合、クリック動作であると判断することができる。一方、クリック時間:Tclickよりも長く連続してタッチパネル11が押下されたときには、クリック動作ではなく通常の入力動作であると判断することができる。
クリック動作レジスタ52は、クリック動作を行った際に、カーソル画像をクリック動作がなされたと分かるような所定の表示とするための各種のデータが記憶されている。例えば、後に詳述するように、クリック動作がなされた後の一定期間、クリック画像を拡大したり、あるいは、クリック画像の透過率を変更したりする。このクリック動作がなされたと分かるような所定の表示とするための画像データは、以下に説明するコントローラドライバ3に内蔵される回路で生成される。
本実施の形態では、タッチパネルコントロール回路40は、CPU20側にタッチパネル情報信号を送付する。タッチパネル情報は、位置座標信号(Yt、Xt)だけでなく、クリック信号などを含む。CPU20は、タッチパネル情報に応じて、表示用メモリ格納画像データ:Dmemの内容などを書き換えることができる。なお、表示用メモリ格納画像データ:Dmemを書き換えるタイミングは、以下に記述するクリック動作がなされたと分かる表示動作が終了した後に行われるのが望ましい。CPU20は、コントローラドライバ3から出力されるタッチパネル情報信号と表示フレームタイミング信号Vsyncにより、クリック動作がなされたと分かる表示動作が終了したことを判別することが可能である。
ここで、図8を参照して、本実施の形態に係るタッチパネルコントロール回路40の構成について説明する。図8は、タッチパネルコントロール回路40の構成を示す図である。図8に示すように、タッチパネルコントロール回路40は、タッチパネル制御回路41、カーソルデータ出力判断回路42、カーソル用メモリ43、クリック判断回路44、クリック用メモリ45、選択回路46、変換回路47を備えている。図4に示すタッチパネルコントロール回路40と比較すると、クリック判断回路44、クリック用メモリ45、選択回路46、変換回路47が新たに追加されている。
クリック用メモリ45は、クリック画像データ:Dclickと画像合成比率データ:α1が格納されている。図9に、クリック用メモリ45に記憶されるクリック画像データ:Dclickと画像合成比率データ:α1の一例を示す。クリック用メモリ45に格納されるデータを変更することで、クリック画像を変更することが可能である。
図10に、CPU20に送信されるタッチパネル情報信号の一例を示す。図10に示すように、タッチパネル情報信号は、クリック動作であるかどうかを表すクリック信号、位置座標信号(Yt,Xt)を組み合わせた信号である。また、図11に、クリック動作レジスタ52に記憶されるデータの一例を示す。図11に示すように、クリック動作レジスタ52には、クリック動作維持時間:Tcset、拡大率:S、α変化率:αplus、拡大変化率:Splusなどが記憶される。
クリック判断回路44は、クリック時間レジスタ51に記憶されたクリック時間:Tclickとタッチパネル制御回路41から出力された位置座標信号(Yt,Xt)の入力時間を比較して、クリック動作であるかどうかを示すクリック信号を出力する。例えば、位置座標信号(Yt,Xt)が連続して入力される時間がクリック時間:Tclick以下である場合には、クリック信号がHighとなる。一方、クリック時間:Tclickよりも長い時間、位置座標信号(Yt,Xt)が連続して入力された場合には、クリック信号がLowとなる。また、クリック判断回路44は、クリック信号がHighになってから、クリック動作レジスタ52に記憶されたクリック動作維持時間Tcsetによって設定された時間、High期間を維持するクリック動作維持信号を出力する。
選択回路46は、クリック動作維持信号によりカーソル用メモリ43からのデータ(Dcursur、α)とクリック用メモリ45からのデータ(Dclick、α1)を選択する回路である。
選択回路46は、クリック動作維持信号=0のときには、式(2)のようにカーソル用メモリ43からのデータ(Dcursur、α)を選択する。
D_sel=Dcursur、α_sel=α …(2)
一方、クリック動作維持信号=1のときには、式(3)のように、クリック用メモリ45からのデータ(Dclick、α1)を選択する。
D_sel=Dclick、α_sel=α1 …(3)
変換回路47は、選択回路46から入力されるD_sel、α_selを変換する回路である。本実施の形態においては、変換回路47として、スケーリング及びα率を変換する回路を用いられる。これにより、D_selによる画像を拡大したり、α_selを変換して透過率を変換したりすることができる。なお、変換回路47における変換処理方法は、クリック動作維持信号により変更される。
次に、図12を参照して、本実施の形態に係るクリック信号及びクリック動作維持信号を生成する処理フローについて説明する。図12に示すように、まず、位置座標信号(Yt,Xt)が入力されたか否かが判断される(S1)。位置座標信号(Yt,Xt)が入力された場合(S1、Yes)、位置座標信号(Yt,Xt)がクリック時間レジスタ51に設定されたクリック時間:Tclickより長い時間入力されているか否かが判断される(S2)。位置座標信号がクリック時間:Tclickより長い時間入力されている場合(S2、Yes)、通常入力動作であると判断する(S3)。この場合、クリック信号=0となり、クリック動作維持信号=0となる。
図13に、クリック動作維持信号=0のときの、本実施の形態に係るコントローラドライバ3の具体的な処理フローを示す。図13に示すように、位置座標信号(Yt,Xt)が入力され、クリック動作でないと判断された場合、選択回路46では、式(2)のように、D_sel=Dcursur、α_sel=αが選択される。そして、基本的には図6で説明した表示用メモリ格納画像データ:Dmemとカーソル画像データ:Dcursurの合成処理が行われる。図6の処理と異なる処理は、カーソル画像データ:をクリック動作レジスタ52の中の拡大率:Sの設定により拡大できる点である。
図13に示すように、例えば拡大率:S=2の場合、カーソル用メモリ43から出力されたカーソル画像データ:Dcursur及び画像合成制御信号:αは2倍に拡大され、変換処理後の画像データD_comp、画像合成制御信号α_compとしてそれぞれ出力される。カーソルデータ出力判断回路42は、表示用メモリ読み出し座標(Xmem,Ymem)が位置座標信号(Xt,Yt)以上、かつ、位置座標信号(Xt,Yt)にカーソル用メモリ43の最大のアドレス(Xmax,Ymax)×S倍を加算した座標以下の場合、カーソル用メモリからカーソル画像データ:Dcursur、画像合成制御信号:αを読み出し、拡大処理を行った後、画像データD_comp、画像合成制御信号α_compとして出力する。すなわち、Yt≦Ymem≦Yt+Ymax×SかつXt≦Xmem≦Xt+Xmax×Sの時には、Dcursur_in=D_comp、α_in=α_compとなる。
上記の条件以外のときは、Dcursur_in=0、α_in=0で固定とする。すなわち、Ymem<Yt又はYt+Ymax×S<Ymem、Xmem<Xt又はXt+Xmax×S<Xmemの時には、Dcursur_in=0、α_in=0である。そして、合成処理回路50で合成画像データ:Doutが生成され、図13の表示イメージが表示される。上記のような処理を行うことで、拡大率:Sの設定を変えることにより、カーソル用メモリ43のサイズを増大させることなく、カーソル画像の大きさを自由に変更することが可能となる。
図12に戻って、位置座標信号(Yt,Xt)の入力がクリック時間:Tclick以下である場合、(S2、No)、クリック動作であると判断する(S4)。この場合、クリック信号=1となり、クリック動作維持信号=1となる。
図14は、クリック動作維持信号=1のときにおけるコントローラドライバ3の具体的な処理フローを示す図である。図14では、クリック画像データを拡大処理する例を示している。図14に示すように、位置座標信号(Yt,Xt)が入力され、クリック動作であると判断された場合、図12、S5に示すように、表示フレームタイミング信号:Vsync毎に、フレームカウント信号:Vsync_countがカウントアップされる。なお、S5では、クリック信号=0となる。
そして、Vsync_count>Tcsetか否かが判断される(S6)。Vsync_count≦Tcsetの場合(S6、No)、再度S5に戻って、フレームカウント信号Vsync_countがカウントアップされる。この間、クリック動作維持信号=1となる。一方、Vsync_count>Tcsetの場合(S6、Yes)、Vsync_count=0となり、クリック動作維持信号=0となる。従って、Vsync_count>Tcsetの期間、クリック動作維持信号=1となる。
図14に示すように、クリック動作維持信号=1の期間においては、選択回路46では、式(3)のように、クリック用メモリ45から読み出されたクリック画像データ:Dclick、画像合成制御信号:α1が選択される。そして、変換回路47で、Vsync毎にVsync_count×Splus倍に拡大処理され、変換処理後の画像データD_comp、画像合成制御信号α_compとしてそれぞれ出力される。
図14に示すように、拡大変化率:Splus=1の場合、クリック用メモリ45から出力されたクリック画像データ:Dclick、画像合成制御信号:α1はVsync毎に拡大され、変換処理後の画像データD_comp、画像合成制御信号α_compとして出力される。具体的には、フレームカウント信号Vsync_countが1の場合には1倍に、フレームカウント信号Vsync_countが2の場合には2倍に拡大され、クリック動作維持時間:Tcsetまで拡大率が増加していく。
また、カーソルデータ出力判断回路42は、表示用メモリ読み出し座標(Xmem,Ymem)が位置座標信号(Yt,Xt)以上、かつ、位置座標信号(Yt,Xt)にクリック用メモリの最大アドレス(CYmax,CXmax)×Vsync_count×Splus倍を加算した座標以下の場合、クリック用メモリ45からクリック画像データ:Dclickと画像合成制御信号:α1を読み出し、拡大処理後の画像データDcomp、αcompを出力する。すなわち、Yt≦Ymem≦Yt+CYmax×(Vsync_count×Splu)かつXt≦Xmem≦Xt+CXmax×(Vsync_count×Splus)の時、Dcursur_in=Dcomp、α_in=αcompとなる。
上記条件以外のときは、Dcursur_in=0、α_in=0固定とする。すなわち、Ymem<Yt又はYt+CYmax×(Vsync_count×Splu)<Ymem、Xmem<Xt又はXt+CXmax×(Vsync_count×Splus)<Xmemの時には、Dcursur_in=0、α_in=0である。そして、合成処理回路50で合成画像データ:Doutが生成され、図14に示すように、フレーム毎にクリック画像が徐々に大きくなる表示イメージとなる。上記のような処理を行うことで、タッチパネル11の操作者は、クリック動作が行われたことを認識することができる。
図15は、クリック動作維持信号=1のときにおけるコントローラドライバ3の他の処理フローを示す図である。図15では、クリック画像データと表示用メモリ格納画像データとを合成処理するときのα率がVsync毎に変化する例を示している。
図15に示すように、クリック動作維持信号=1の期間においては、選択回路46では、クリック用メモリ45から読み出されたクリック画像データ:Dclick、画像合成制御信号:α1が選択される。そして、変換回路47で、Vsync毎に、以下の式(4)の処理がなされる。
D_comp=D_sel、α_comp=α_sel×αplus×Vsync_count …(4)
また、カーソルデータ出力判断回路42は、表示用メモリ読み出し座標(Xmem,Ymem)が位置座標信号(Yt,Xt)以上、かつ、位置座標信号(Yt,Xt)にクリック用メモリの最大アドレス(CYmax,CXmax)を加算した座標以下の場合、クリック用メモリ45からクリック画像データ:Dclickと画像合成制御信号:α1を読み出し、α率変換処理後の画像データDcomp、αcompを出力する。すなわち、Yt≦Ymem≦Yt+CYmaxかつXt≦Xmem≦Xt+CXmaxの時、Dcursur_in=D_comp、α_in=α_compとなる。
上記条件以外のときは、Dcursur_in=0、α_in=0固定とする。すなわち、Ymem<Yt又はYt+CYmax<Ymem、Xmem<Xt又はXt+CXmax<Xmemの時には、Dcursur_in=0、α_in=0である。そして、合成処理回路50で合成画像データ:Doutが生成され、図15に示すように、フレーム毎にクリック画像が徐々に浮き上がるような表示イメージとなる。上記のような処理を行うことで、タッチパネル11の操作者は、クリック動作が行われたことを認識することができる。
図16は、クリック動作維持信号=1のときにおけるコントローラドライバ3の他の処理フローを示す図である。図16では、クリック用画像データの拡大処理と、クリック画像データと表示用メモリ格納画像データとを合成処理するときのα率とが、Vsync毎に変化する例を示している。
カーソルデータ出力判断回路42は、表示用メモリ読み出し座標(Xmem,Ymem)が位置座標信号(Yt,Xt)以上、かつ、位置座標信号(Yt,Xt)にクリック用メモリの最大アドレス(CYmax,CXmax)×(Vsync_count×Splus)倍を加算した座標以下の場合、クリック用メモリ45からクリック画像データ:Dclickと画像合成制御信号:α1を読み出し、拡大処理及びα率変換処理後の画像データDcomp、αcompを出力する。すなわち、Yt≦Ymem≦Yt+CYmax×(Vsync_count×Splus)かつXt≦Xmem≦Xt+CXmax×(Vsync_count×Splus)の時、Dcursur_in=D_comp、α_in=α_compとなる。
上記条件以外のときは、Dcursur_in=0、α_in=0固定とする。すなわち、Ymem<Yt又はYt+CYmax×(Vsync_count×Splus)<Ymem、Xmem<Xt又はXt+CXmax×(Vsync_count×Splus)<Xmemの時には、Dcursur_in=0、α_in=0である。そして、合成処理回路50で合成画像データ:Doutが生成され、図16に示すように、フレーム毎にクリック画像が徐々に大きくなるとともに、浮き上がるような表示イメージとなる。上記のような処理を行うことで、タッチパネル11の操作者は、クリック動作が行われたことを認識することができる。
なお、クリック動作を認識させるための所定の表示は、図14〜図16に示す例に限定されるものではなく、設定による適宜変更することができる。
以上説明したように、本発明においては、コントローラドライバにタッチパネルコントローラが内蔵されている。このため、コントローラドライバがタッチパネル制御を行い、タッチパネル情報から算出された位置座標信号をCPU側に送付する。また、コントローラドライバは、表示用メモリに格納された画像データとカーソル画像とを合成した画像データを表示パネルに出力することができる。これにより、CPUの処理負荷を低減することができる。また、CPUからコントローラドライバへの画像データ転送に伴う消費電力を削減することができる。
1 表示ブロック
2 携帯電話本体ブロック
3 コントローラドライバ
10、10' 表示パネル
11 タッチパネル
12、13 FPC
20 CPU
21 タッチパネルコントローラ
30 メモリ制御回路
31 表示用メモリ
32 ラッチ回路
33 信号線駆動回路
34 タイミング制御回路
35 階調電圧発生回路
36 走査線駆動回路
40 タッチパネルコントロール回路
41 タッチパネル制御回路
42 カーソルデータ出力判断回路
43 カーソル用メモリ
44 クリック判断回路
45 クリック用メモリ
46 選択回路
47 変換回路
50 合成処理回路
51 クリック時間レジスタ
52 クリック動作レジスタ

Claims (13)

  1. 表示パネルと、前記表示パネル上に配置されたタッチパネルとを制御するためのコントローラドライバであって、
    前記表示パネルに表示するための画像データを記憶する表示用メモリと、
    前記タッチパネルからのタッチパネル信号を検出するタッチパネルコントロール回路と、
    カーソル画像データを記憶するカーソル用メモリと、
    前記タッチパネル信号に基づき前記カーソル用メモリに記憶されたカーソル画像データと、前記表示用メモリに記憶された画像データとを合成し、合成画像データを生成する合成回路と、
    を備えるコントローラドライバ。
  2. 前記カーソル用メモリの記憶容量は、前記表示用メモリの記憶容量より少ないことを特徴とする請求項1に記載コントローラドライバ。
  3. 前記カーソル画像データを変換するための変換回路をさらに備え、
    前記合成回路は、前記タッチパネル信号に基づき、前記カーソル用メモリに記憶されたカーソル画像データに対して、前記変換回路にて変換処理が施された変換処理後データと前記表示用メモリに記憶された画像データとを合成し、合成画像データを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載のコントローラドライバ。
  4. 前記変換回路は、前記カーソル画像データを拡大処理することを特徴とする請求項3に記載のコントローラドライバ。
  5. 前記タッチパネル信号に基づいてクリック動作を判断するクリック判断回路と、
    クリック画像データを記憶するクリック用メモリと、
    前記カーソル画像データ又は前記クリック画像データを変換するための変換回路をさらに備え、
    前記クリック判断回路がクリック動作でないと判断した場合、前記変換回路は、前記カーソル用メモリに記憶されたカーソル画像データに変換処理が施された変換処理後データを生成し、
    前記クリック判断回路がクリック動作であると判断した場合、前記変換回路は、前記クリック用メモリに記憶されたクリック画像データに、前記クリック動作でない場合の変換処理とは異なる変換処理が施された変換処理後データを生成し、
    前記合成回路が前記変換処理後データと前記表示用メモリに記憶された画像データとを合成した合成画像データを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載のコントローラドライバ。
  6. 前記クリック動作が行われた場合における前記変換回路での変換処理が、所定の期間内に前記クリック画像データを複数回変換することを特徴とする請求項5に記載のコントローラドライバ。
  7. 前記所定の期間は、2以上の複数フレームであり、
    各フレーム期間において、前記クリック画像データを変換することを特徴とする請求項6に記載のコントローラドライバ。
  8. 前記合成回路は、αブレンド回路であり、
    前記変換回路は、前記カーソル画像データ又は前記クリック画像データと前記表示用メモリに記憶された画像データとを合成処理するためのα率を変化させることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のコントローラドライバ。
  9. 1チップ構成となっていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のコントローラドライバ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のコントローラドライバと、
    前記コントローラドライバによって駆動される表示パネルと、
    前記表示パネル上に設けられ、前記コントローラドライバによって制御されるタッチパネルとを備える表示装置。
  11. 表示パネルと、前記表示パネル上に配置されたタッチパネルとを制御するための制御方法であって、
    前記表示パネルに表示するための画像データを表示用メモリに記憶し、
    前記タッチパネルからのタッチパネル信号を検出し、
    前記タッチパネル信号に基づくカーソル画像データ又は前記クリック画像データと、前記表示用メモリに記憶された画像データとを合成して、合成画像データを生成し、
    前記合成画像データを前記表示パネルに出力する制御方法。
  12. 前記タッチパネル信号に基づいて、クリック動作を判断し、
    前記クリック動作が行われた場合に、前記クリック画像データを変換することを特徴とする請求項11に記載の制御方法。
  13. 所定の期間内に前記クリック画像データを複数回変換することを特徴とする請求項12に記載の制御方法。
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