JP2010163354A - 液体肥料組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 植物の肥料成分の吸収効率が高い液体肥料組成物を提供する。
【解決手段】 ユーカリ抽出エキス、有機酸、キトサン、界面活性剤、及び肥料成分を含有し、pH3〜7の範囲である液体肥料組成物。前記ユーカリエキスが、ユーカリ葉を、水、アルコール、又は水とアルコールの混合物からなる溶媒を用いて抽出して得られた前記液体肥料組成物。前記界面活性剤が、HLBが14以上の非イオン界面活性剤である前記液体肥料組成物。前記界面活性剤が、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルよりなる群から選ばれる1種、又は2種以上の混合物である前記液体肥料組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明は、植物あるいは土壌に散布、投与して用いる液体肥料組成物に関する。
植物が成長するには種々の栄養要素が必要であるが、そのいくつかの要素が不足すると植物の生育に支障を来すことが知られている。肥料は植物に栄養要素を与え、生育を良くし、収穫率を上げると共に地力の衰退を防ぐために用いられている。肥料成分のうち、特に三要素である窒素、リン、カリウムは、植物栽培の栄養に欠かせないものである。窒素は植物の蛋白質合成、細胞の分裂および増殖、根の発育、葉茎の繁茂を促進し、また、養分の吸収を促進させる。リンは核酸やリン脂質の構成元素であり、エネルギー代謝や物質の合成、分解反応にも重要な役割を果たしている。また、リンは根の発育を促進させ根の養分吸収面を増大し、発芽を活発化し、植物の成熟を促進して実の収穫量を増大すると共に収穫物を良質化する。また、カリウムは物質代謝や物質移動の生理作用があり、根の発育、開花および結実を促進させる。その他にもマグネシウム、マンガン、カルシウム、鉄、ホウ素、イオウ、亜鉛等の種々の栄養素が必要である。
これらの肥料は、植物の生長に必要不可欠のものであるが、ある程度の濃度以上に与えても、肥料単独では植物の生長性および収量、品質の向上にはそれ以上貢献できない。
このような問題を解決するために、植物活力剤を植物あるいは土壌に投与して、植物の生長および収量を向上する技術が知られている。例えば、キトサンやキチンオリゴ糖等を用いたもの(特許文献1)、甘草抽出物を用いたもの(特許文献2)、アルコールを用いたもの(特許文献3、4)、グリセリン誘導体、有機酸誘導体を用いたもの(特許文献5、6)が開示されている。これらの文献は、肥料成分との併用を提案している。
キトサンに関しては、キトサンがオリゴ糖化して植物の蛋白源として働くメカニズムを利用した、キトサンと酸からなる植物活力剤が開示されている(特許文献7)。
また、キトサンは植物の活力を高めるだけでなく抗菌作用により植物の耐病性を高める効果があり、活力向上と耐病性向上の2つの相乗作用により肥料成分の吸収を旺盛にする性質を持っている。このキトサンの性質を利用した活力剤あるいは肥料が提案されている(特許文献1、8、9)。
キトサンと同様、抗菌作用を持つ素材として、コウヤマキ、ナギ、スギ、ヒノキ、ササ、カイズカイブキ、ユーカリ、アカマツの植物のn−ヘキサン抽出エキスあるいはアセトン抽出エキスが提案されている(特許文献10)。ただし、これら抽出エキスは植物の生長を阻害するため、肥料と併用するのは好ましくない。
ところで、植物の肥料成分として最も使用されている化学肥料は、近年、その価格が暴騰しており、それが農産物価格高騰の原因となっている。肥料の三要素である窒素の主原料はナフサ・天然ガスであり、直接的に原油や天然ガスの価格高騰の影響を受けている。また肥料の三要素である、リン、カリウムの主原料は天然鉱石であり、埋蔵量・生産地に限りがあるため価格が高騰している。
これら化学肥料の価格高騰に対抗する方法として、植物による肥料成分の吸収効率を上げて成長を促進する作用を有し、結果として化学肥料の使用量が削減可能な肥料組成物が求められていた。
特開平09−143013号公報 特開2000−309502号公報 特開2000−198703号公報 特開2003−300801号公報 特開2001−316207号公報 特開2001−316208号公報 特開2003−102276号公報 特開平10−218711号公報 特開平10−218713号公報 特開平05−213711号公報
本発明は、植物の肥料成分の吸収効率が高い液体肥料組成物を提供することを課題とする。
本発明は、以下の各発明からなる。
[1]ユーカリ抽出エキス、有機酸、キトサン、界面活性剤、及び肥料成分を含有し、pH3〜7の範囲である液体肥料組成物。
[2]前記ユーカリエキスが、ユーカリ葉を、水、アルコール、又は水とアルコールの混合物からなる溶媒を用いて抽出して得られた[1]に記載の液体肥料組成物。
[3]前記界面活性剤が、HLBが14以上の非イオン界面活性剤である[1]〜[2]のいずれかに記載の液体肥料組成物。
[4]前記界面活性剤が、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルよりなる群から選ばれる1種、又は2種以上の混合物である[1]〜[2]のいずれかに記載の液体肥料組成物。
本発明の液体肥料組成物は、植物の肥料成分の吸収効率が高く、化学肥料の使用量を減らすことが可能である。
本発明の液体肥料組成物は、ユーカリ抽出エキス、有機酸、キトサン、界面活性剤、及び肥料成分を含有する。
本発明で用いるユーカリ抽出エキスの原料は、ユーカリ属に属する植物であれば使用可能であるが、ユーカリプタス・グロブラス(Eucalyptus globulus)、ユーカリプタス・ビミナリス(Eucalyptus viminalis)、ユーカリプタス・ボトリオイデス(Eucalyptus botryoides)、ユーカリプタス・カマルドレンシス(Eucalyptus camaldulensis)、ユーカリプタス・グランディス(Eucalyptus grandis)、ユーカリプタス・マキュラータ(Eucalyptus maculata)等が好適に用いられる。また、これらのユーカリ属に属する植物は、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いることも可能である。また、ユーカリ抽出エキスは、ユーカリ葉から抽出されることが収量や効率の面から特に好ましい。原料となるユーカリ葉は、生葉でも乾燥葉でも良く、また、生葉と乾燥葉を併用しても良い。
ユーカリ抽出に用いる溶媒は、水、アルコール、又は水とアルコールの混合物を用いることができる。
上記アルコールは状況に応じて適宜選択可能であり、一級アルコールであるエタノール、プロパノール、また、グリコールであるエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール等が特に好適に用いられる。また、本発明においては、2種以上の任意に選択されたアルコールを混合したものをアルコールとして用いることが可能である。
本発明において使用される有機酸としては、特に制限はないが、キレート作用を有して肥料成分を目的植物へ供給しやすくするものが好ましく、例えば、リンゴ酸、クエン酸、乳酸、アジピン酸、コハク酸、ケトグルタル酸、酒石酸、マロン酸、フマル酸、イタコン酸、マレイン酸、グルコン酸、シュウ酸、ヘプトン酸等が挙げられる。また、これらの有機酸は単独で、あるいは複数の種類を組み合わせて使用することもできる。
本発明で使用するキトサンは、一般的にキトサンと称されているものであれば、どのようなものでも使用可能である。
またキトサンは、N−アセチル−D−グルコサミンがβ−1,4結合によって結合した直鎖状多糖であるキチンを、主に濃アルカリによって脱アセチル化処理して製造した高分子物質で、希酸に可溶性の高分子である。
本発明において使用するキトサンの脱アセチル化度は、特に制限はないが、脱アセチル化度が低すぎるとキトサンの水への溶解度が低下するため、70〜100%が好ましい。
また、本発明で使用するキトサンの原料は特に制限されない。即ち、カニ、エビ等の
甲殻類の外骨格、微生物の細胞壁等、任意の原料に由来するものが使用可能である。
本発明において使用可能な界面活性剤としては、特に制限はないが、具体的には、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリン・ラノリンアルコール・ミツロウ誘導体、ポリオキシエチレンステロール・水素添加ステロール、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、アルキル(ポリ)グリコシド、ポリオキシアルキレンアルキル(ポリ)グリコシド等が挙げられる。
この中でも、特に、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルから選ばれる1種、または、2種以上の界面活性剤の混合物が好ましい。
本発明で使用する界面活性剤は、親水性の高い非イオン界面活性剤を使用することが好ましい。具体的にはグリフィン法によるHLBが14以上のものが好ましい。界面活性剤のHLBが14未満の場合、沈殿物が生じるおそれがある。
本発明において使用する肥料成分は、窒素、リン、カリウム、マグネシウム、マンガン、ホウ素、カルシウム、鉄、銅、亜鉛、モリブデン等の供給源となる無機物あるいは有機物である。
具体的な肥料成分としては、尿素、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硫酸アンモニウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸マンガン、塩化カリウム、塩化アンモニウム、第一リン酸アンモニウム、第二リン酸アンモニウム、第三リン酸アンモニウム、第一リン酸カリウム、第二リン酸カリウム、第三リン酸カリウム、炭酸アンモニウム、炭酸マグネシウム、ホウ砂、ホウ酸カルシウム、クエン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、コハク酸カルシウム、ギ酸カルシウム、酢酸カルシウム、プロピオン酸カルシウム、カプリル酸カルシウム、カプリン酸カルシウム、カプロン酸カルシウム、とうもろこし浸漬液肥料(コーンスティープリカー)、鰹煮汁、豚糞尿メタン消化液等が挙げられる。
ただし、ポリリン酸アンモニウム、ポリリン酸カリウム等のポリリン酸塩は、キトサンと反応して水に不溶かつ分散性のない沈殿物が発生するため、好ましくない。
なお、本発明で使用する肥料成分は、水溶性及び/又は水分散性であることが好ましい。
また、本発明の液体肥料組成物においては、肥料成分を安定させるために、キレート剤を混合することも可能である。具体的には、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)、シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸(CDTA)、ニトリロトリ酢酸(NTA)、イミノジ酢酸(IDA)、N−(2−ヒドロキシエチル)イミノジ酢酸(HIMDA)、ジエチレントリアミンペンタ酢酸(DTPA)、N−(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミントリ酢酸(EDTA−OH)およびグリコールエーテルジアミンテトラ酢酸(GEDTA)等のアミノカルボン酸系キレート剤、並びにこれらの塩類が挙げられる。
本発明において、液体肥料組成物のpHが3〜7であることが好ましい。
pHが未満の場合、植物に投与する場合は葉枯れ、葉焼け等の現象が起こりやすく望ましくない。また、土壌に投与した場合は、酸性土壌に弱い作物では生育の停滞等の生理障害が発生する恐れがある。また、pHが7を超えた場合には、キトサンが沈殿するという問題が発生するおそれがある。
本発明の液体肥料組成物には、本発明の目的を損なわない限り、必要に応じて任意の成分を配合することができる。たとえば、ビタミン類(チアミン、リボフラビン、ニコチン酸、ニコチン酸アミド等、パントテン酸、ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミン、オロチン酸、ビオチン、葉酸、アスコルビン酸)、アミノ酸(グリシン、セリン、アラニン、リジン、シスチン、システイン、エチオニン、チロシン、メチオニン等)、腐敗防止剤(安息香酸、ソルビン酸、プロピオン酸等)等が配合可能である。
本発明の液体肥料組成物におけるユーカリ抽出エキス、有機酸、キトサン、界面活性剤の含有量は、液体肥料組成物全体に対して、ユーカリ抽出エキス(固形分1.5%液換算)1〜60質量%、有機酸0.1〜10質量%、キトサン0.1〜5質量%、界面活性剤0.05〜5質量%、肥料成分0.1〜50質量%の比率であることが望ましい。
また、必要に応じて他の成分を配合し、バランス量の水を配合することができる。使用する水は、水道水、精製水、イオン交換水あるいは蒸留水等が挙げられるが、特に限定されない。
本発明の液体肥料組成物は、植物の葉面等に直接、あるいは土壌に散布して使用したり、植物育成用養液に添加して使用することができる。
投与する際は、施用される植物の必要栄養素量に応じて、液体肥料組成物を水で3〜800容量倍に希釈して施用するのが好ましく、5〜300倍に希釈して施用するのがより好ましい。希釈する水は、特に限定されない。
本発明の液体肥料組成物により処理できる植物としては、葉菜類では、ハクサイ、ツケナ類、チンゲンサイ、キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、メキャベツ、タマネギ、ネギ、ニンニク、ラッキョウ、ニラ、アスパラガス、レタス、サラダナ、セロリ、ホウレンソウ、シュンギク、パセリ、ミツバ、セリ、ウド、ミョウガ、フキ、シソ等が挙げられる。果菜類では、キュウリ、カボチャ、スイカ、メロン、トマト、ナス、ピーマン、イチゴ、オクラ、サヤインゲン、ソラマメ、エンドウ、エダマメ等が挙げられる。根菜類としては、ダイコン、カブ、ゴボウ、ニンジン、ジャガイモ、サトイモ、サツマイモ、ヤマイモ、ショウガ、レンコン等が挙げられる。その他、稲、麦類、トウモロコシ、飼料作物、花卉類、果樹および樹木等にも使用が可能である。
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、もちろんこれらに限定されるものではない。なお、例中の「部」および「%」は、特に断わらない限りそれぞれ質量部および質量%を示す。
また、本発明でのpHの測定は、コンパクトpHメータ<Twin pH> B−212形(堀場製作所社製)を使用した。
下記のユーカリ抽出エキス、有機酸、キトサン、界面活性剤及び肥料成分を用いて、実施例1〜4、比較例1〜5、参考例の液体肥料組成物を調製した。
(1)ユーカリ抽出エキス(商品名「ユーカリエキス(50%エタノール抽出物)」、エタノール濃度50%、固形分1.5〜1.6%、王子木材緑化社製)
(2)有機酸 : 乳酸(濃度90%)
(3)キトサン(商品名「キミカキトサンLLWP」、脱アセチル化度75〜85%、キミカ社製)
(4)界面活性剤
非イオン界面活性剤A : モノラウリン酸ポリグリセリル(商品名「サンソフトM−12J」、グリフィン法によるHLB15.5、太陽化学社製)
非イオン界面活性剤B : モノカプリル酸ポリグリセリル(商品名「サンソフトQ−81F」、グリフィン法によるHLB13.0、太陽化学社製)
(5)肥料成分
肥料A:尿素(N46%)
肥料B:リン酸二水素アンモニウム(N 12%、P 61%)
肥料C:リン酸二水素カリウム(P 52%、KO 34%)
肥料D:塩化カリウム(KO 60%)
[実施例1]
キトサン1.5部を、水道水58.2部に攪拌しながら加えて分散した後、乳酸1.8部を加えてキトサンを溶解した。さらに、肥料A7.0部、肥料C2.5部、肥料D5.0部を加え、攪拌しながら溶解した。
次に、非イオン界面活性剤A1.0部、ユーカリ抽出エキス23部を加え、攪拌しながら混合し、実施例1の液体肥料組成物を得た(N 3.2%、P 1.3%、KO 3.8%)。
この液体肥料組成物のpHは、3.8であった。
[実施例2]
水道水を59.2部、肥料Aを7.5部、肥料Cを4.5部、肥料Dを1.5部とした以外は、全て実施例1と同様の調製方法で、実施例2の液体肥料組成物を得た(N 3.4%、P 2.3%、KO 2.4%)。
この液体肥料組成物のpHは、4.0であった。
[実施例3]
キトサン1.5部を、水道水67.2部に攪拌しながら加えて分散した後、乳酸1.8部を加えてキトサンを溶解した。さらに、肥料A1.5部、肥料B1.0部、肥料C3.0部を加え、攪拌しながら溶解した。
次に、非イオン界面活性剤A1.0部、ユーカリ抽出エキス23部を加え、攪拌しながら混合し、実施例3の液体肥料組成物を得た(N 0.8%、P 2.1%、KO 1.0%)。
この液体肥料組成物のpHは、3.8であった。
[実施例4]
キトサン1.50部を、水道水71.25部に攪拌しながら加えて分散した後、乳酸1.80部を加えてキトサンを溶解する。さらに、肥料A0.28部、肥料C0.24部、肥料D0.08部を加え、攪拌しながら溶解する。
次に、非イオン界面活性剤A1.85部、ユーカリ抽出エキス23.00部を加え、攪拌しながら混合し、実施例4の液体肥料組成物を得た(N 0.12%、P 0.12%、KO 0.12%)。
この液体肥料組成物のpHは、3.6であった。
[参考例]
非イオン界面活性剤Aの代わりに、非イオン界面活性剤B1.0部を使用した以外は、全て実施例1と同様の調製方法で、参考例の液体肥料組成物を得た(N:3.2%、P 1.3%、KO 3.8%)。
この液体肥料組成物のpHは、3.8であった。
[比較例1]
水道水を40.0部、乳酸を20.0部とした以外は、全て実施例1と同様の調製方法で、比較例1の液体肥料組成物を得た(N 3.2%、P 1.3%、KO 3.8%)。
この液体肥料組成物のpHは、2.5であった。
[比較例2]
肥料A7.0部、肥料C2.5部、肥料D5.0部を、水道水85.5部に攪拌しながら加えて溶解させ、比較例2の液体肥料組成物を得た(N 3.2%、P 1.3%、KO 3.8%)。
この液体肥料組成物のpHは、4.4であった。
[比較例3]
水道水を86.5部、肥料Aを7.5部、肥料Cを4.5部、肥料Dを1.5部とした以外は、比較例2と同様の調製方法で、比較例3の液体肥料組成物を得た(N 3.4%、P5 2.3%、KO 2.4%)。
この液体肥料組成物のpHは、4.4であった。
[比較例4]
肥料A1.5部、肥料B1.0部、肥料C3.0部を、水道水94.5部に攪拌しながら加えて溶解させ、比較例4の液体肥料組成物を得た(N 0.8%、P 2.1%、KO 1.0%)。
この液体肥料組成物のpHは、4.4であった。
[比較例5]
肥料A0.28部、肥料C0.24部、肥料D0.08部を、水道水99.40部に攪拌しながら加えて溶解させ、比較例5の液体肥料組成物を得た(N 0.12%、P 0.12%、KO 0.12%)。
この液体肥料組成物のpHは、5.6であった。
[比較例6]
キトサン1.5部を、水道水82.2部に攪拌しながら加えて分散した後、乳酸1.8部を加えてキトサンを溶解した。さらに、肥料A7.0部、肥料C2.5部、肥料D5.0部を加え、攪拌しながら溶解させ、比較例6の液体肥料組成物を得た(N 3.2%、P 1.3%、KO 3.8%)。
この液体肥料組成物のpHは、3.8であった。
[液体肥料組成物希釈試験]
実施例1〜4、比較例1〜6、及び参考例の液体肥料組成物を、水道水を用いて10倍、及び20倍に希釈した。
各希釈液を観察したところ、実施例1〜4、比較例1〜6の10倍及び20倍の希釈液は、沈殿物のない透明な液体となった。一方、参考例の10倍及び20倍の希釈液には、沈殿物が発生した。
[評価試験1(ホウレンソウに対する施肥試験)]
実施例1、比較例1、比較例2、及び比較例6の液体肥料組成物を、水道水を用いて10倍に希釈して元肥用の10倍希釈液を得た。
10倍希釈液のpHは、実施例1でpH3.6、比較例1でpH2.4、比較例2でpH5.4、比較例6でpH3.6となった。
また、実施例1、比較例1、比較例2、及び比較例6の液体肥料組成物を、水道水を用いて20倍に希釈して追肥用の20倍希釈液を得た。
20倍希釈液のpHは、実施例1でpH3.7、比較例1でpH2.5、比較例2でpH5.8、比較例6でpH3.7となった。
なお、元肥、追肥用の希釈液は全て沈殿物のない透明な液体となった。
(1)1平方メートルあたり苦土石灰250g、堆肥2kg、実施例1の液体肥料組成物の10倍希釈液2.5kgを、元肥として施肥した土壌を準備した。
上記の土壌にホウレンソウを播種後、追肥として実施例1の20倍希釈液を1平方メートルあたり2kg、3週間に1回の頻度で土壌散布を行いながら、ホウレンソウを栽培した。
(2)1平方メートルあたり苦土石灰250g、堆肥2kg、比較例1の液体肥料組成物の10倍希釈液2.5kgを、元肥として施肥した土壌を準備した。
上記の土壌にホウレンソウを播種後、追肥として比較例1の20倍希釈液を1平方メートルあたり2kg、3週間に1回の頻度で土壌散布を行いながら、ホウレンソウを栽培した。
(3)1平方メートルあたり苦土石灰250g、堆肥2kg、比較例2の液体肥料組成物の10倍希釈液2.5kgを、元肥として施肥した土壌を準備した。
上記の土壌にホウレンソウを播種後、追肥として比較例2の20倍希釈液を1平方メートルあたり2kg、3週間に1回の頻度で土壌散布を行いながら、ホウレンソウを栽培した。
(4)1平方メートルあたり苦土石灰250g、堆肥2kg、比較例6の液体肥料組成物の10倍希釈液2.5kgを、元肥として施肥した土壌を準備した。
上記の土壌にホウレンソウを播種後、追肥として比較例6の20倍希釈液を1平方メートルあたり2kg、3週間に1回の頻度で土壌散布を行いながら、ホウレンソウを栽培した。
(1)〜(4)の栽培の結果、実施例1を施肥したホウレンソウは、比較例2、及び比較例6を施肥したホウレンソウに比べて生育が早く、また、色艷が良く緑色の濃い肉厚で幅のある葉が形成された。また、比較例1を施肥したホウレンソウは、本葉2〜3枚で生育が停まり、最終的に枯れた。
[評価試験2(コマツナに対する施肥試験)]
実施例1、比較例1、比較例2、及び比較例6の液体肥料組成物を、水道水を用いて10倍に希釈して元肥用の10倍希釈液を得た。
10倍希釈液のpHは、実施例1でpH3.6、比較例1でpH2.4、比較例2でpH5.4、比較例6でpH3.6となった。
実施例1、比較例1、比較例2、及び比較例6の液体肥料組成物を、水道水を用いて50倍に希釈して追肥用の50倍希釈液を得た。
50倍希釈液のpHは、実施例1でpH4.1、比較例1でpH2.7、比較例2でpH6.1、比較例6でpH4.1となった。
なお、元肥、追肥用の希釈液は全て沈殿物のない透明な液体となった。
(1)1平方メートルあたり苦土石灰170g、堆肥2kg、実施例1の液体肥料組成物の10倍希釈液2kgを、元肥として施肥した土壌を準備した。
上記土壌にコマツナを播種し、本葉2枚展開時期から追肥として実施例1の50倍希釈液を1株あたり50g、1週間に1回の頻度で葉面散布を行いながら、コマツナを栽培した。
(2)1平方メートルあたり苦土石灰170g、堆肥2kg、比較例1の液体肥料組成物の10倍希釈液2kgを、元肥として施肥した土壌を準備した。
上記土壌にコマツナを播種し、本葉2枚展開時期から追肥として比較例1の50倍希釈液を1株あたり50g、1週間に1回の頻度で葉面散布を行いながら、コマツナを栽培した。
(3)1平方メートルあたり苦土石灰170g、堆肥2kg、比較例2の液体肥料組成物の10倍希釈液2kgを、元肥として施肥した土壌を準備した。
比較例2の10倍希釈液を施肥した土壌にコマツナを播種し、本葉2枚展開時期から追肥として比較例2の50倍希釈液を1株あたり50g、1週間に1回の頻度で葉面散布を行いながら、コマツナを栽培した。
(4)1平方メートルあたり苦土石灰170g、堆肥2kg、比較例6の液体肥料組成物の10倍希釈液2kgを、元肥として施肥した土壌を準備した。
比較例2の10倍希釈液を施肥した土壌にコマツナを播種し、本葉2枚展開時期から追肥として比較例2の50倍希釈液を1株あたり50g、1週間に1回の頻度で葉面散布を行いながら、コマツナを栽培した。
(1)〜(4)の栽培の結果、実施例1を施肥したコマツナは、比較例比較例2、及び比較例6を施肥したコマツナに比べて生育が早く、また、色艷が良くて緑色の濃い肉厚で幅のある葉が形成された。また、比較例1を施肥したコマツナは、次第に葉が黄色くなり、枯れた。
[評価試験3(トマトに対する施肥試験)]
実施例2、比較例3の液体肥料組成物を、水道水を用いて10倍に希釈して元肥用10倍希釈液を得た。
10倍希釈液のpHは、実施例2でpH3.7、比較例3でpH5.2となった。
追肥用として、実施例2、比較例3の液体肥料組成物を、水道水を用いて200倍に希釈した。200倍希釈液のpHは、実施例2でpH5.9、比較例3でpH6.4となった。
(1)1平方メートルあたり苦土石灰150g、過燐酸石灰40g、堆肥2kg、実施例2の液体肥料組成物の10倍希釈液2.5kgを、元肥として施肥した土壌を準備した。
上記土壌にトマトの苗を定植し、追肥として実施例2の200倍希釈液を1株あたり50g、1週間に1回の頻度で葉面散布を行いながら、トマトを栽培した。
(2)1平方メートルあたり苦土石灰150g、堆肥2.5kg、比較例3の液体肥料組成物の10倍希釈液2.5kgを、元肥として施肥した土壌を準備した。
上記土壌にトマトの苗を定植し、追肥として比較例3の200倍希釈液を1株あたり50g、1週間に1回の頻度で葉面散布を行いながら、トマトを栽培した。
(1)〜(2)の栽培の結果、実施例2を施肥したトマトは、比較例3を施肥したトマトに比べて生育が早く、また、色艶の良い実が形成された。また、比較例3を施肥したトマトには、一部の葉でうどん粉病が発症した。
[評価試験4(バラに対する施肥試験)]
実施例3、比較例4の液体肥料組成物を、水道水を用いて100倍に希釈して追肥用100倍希釈液を得た。
100倍希釈液のpHは、実施例3でpH4.8、比較例4でpH6.1となった。
なお、追肥用の希釈液は全て沈殿物のない透明な液体となった。
(1)市販の園芸用土(商品名:バラの土,花ごころ社製)を土壌とした鉢に、バラの大苗を定植し、追肥として実施例3の100倍希釈液を1株あたり100g、1週間に1回の頻度で葉面散布を行いながら、バラが開花してから2週間栽培した。
(2)市販の園芸用土(商品名:バラの土,花ごころ社製)を土壌とした鉢に、バラの大苗を定植し、追肥として比較例4の100倍希釈液を1株あたり100g、1週間に1回の頻度で葉面散布を行いながら、バラが開花してから2週間栽培した。
(1)〜(2)の栽培の結果、実施例3を施肥したバラは、比較例4を施肥したバラと比較すると、より花弁の色が鮮やかで、茎は太く、葉は大きく厚みがあった。また、比較例4を施肥したバラの葉には、黒星病が発症していた。
[評価試験5(トマトに対する施肥)]
実施例4、比較例5の液体肥料組成物を、水道水を用いて12.5倍に希釈して、追肥用12.5倍希釈液を得た。
12.5倍希釈液のpHはそれぞれ、実施例4でpH3.7、比較例5でpH6.5となった。
なお、追肥用の希釈液は全て沈殿物のない透明な液体となった。
(1)市販の園芸用土(商品名:ニッピ園芸培土1号,日本肥糧社製)を土壌としたプランターにトマトの苗を定植し、実施例4の12.5倍希釈液を1株あたり100g、1週間に1回の頻度で葉面散布を行いながら、トマトが実をつけるまで栽培した。
(2)市販の園芸用土(商品名:ニッピ園芸培土1号,日本肥糧社製)を土壌としたプランターにトマトの苗を定植し、比較例5の12.5倍希釈液を1株あたり100g、1週間に1回の頻度で葉面散布を行いながら、トマトが実をつけるまで栽培した。
(1)〜(2)の栽培の結果、実施例4を施肥したトマトは、比較例5を施肥したトマトと比較すると生育が早く、大きく色艶の良い実が形成された。また、比較例5のトマトでは、一部の葉でうどん粉病を発症した。
本発明は、植物の肥料成分の吸収効率が高く、化学肥料の使用量を減らすことが可能な液体肥料組成物を提供する。

Claims (4)

  1. ユーカリ抽出エキス、有機酸、キトサン、界面活性剤、及び肥料成分を含有し、pH3〜7の範囲であることを特徴とする液体肥料組成物。
  2. 前記ユーカリエキスが、ユーカリ葉を、水、アルコール、又は水とアルコールの混合物からなる溶媒を用いて抽出して得られたことを特徴とする請求項1に記載の液体肥料組成物。
  3. 前記界面活性剤が、HLBが14以上の非イオン界面活性剤であることを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載の液体肥料組成物。
  4. 前記界面活性剤が、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルよりなる群から選ばれる1種、又は2種以上の混合物であることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の液体肥料組成物。
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