JP2010163227A - 画像形成装置、用紙枚数検出方法、および用紙枚数検出プログラム - Google Patents

画像形成装置、用紙枚数検出方法、および用紙枚数検出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】用紙の種類や周辺環境変化の影響を受けず、収納されている用紙の枚数を精度よく検出する。
【解決手段】用紙有無検知部201は、用紙トレイ内の用紙の有無を検知する。用紙重量算出部202は、用紙トレイに収納されている印刷用紙の重量を算出する。排紙検知部203は、用紙トレイから用紙が排紙された用紙枚数を検知する。用紙単体重量算出部204は、用紙トレイに収納されている用紙1枚当たりの重量を算出する。用紙枚数検出部205は、用紙単体重量算出部204の算出結果に基づき、用紙トレイに収納されている用紙枚数を検出する。記憶部206は、前記各機能部による検出結果を記憶する。
【選択図】図2

Description

この発明は、用紙トレイ内に収納されている用紙枚数を検出する機能を備えた画像形成装置、その用紙枚数の検出方法、および用紙枚数検出プログラムに関する。
画像形成装置の用紙トレイに収納されている用紙枚数を検出することは、用紙が完全になくなる前にニアエンド表示をして、ユーザーに用紙の補充を促し、印刷作業の中断を未然に防止することに役立つ。かかる見地から用紙トレイ内の用紙枚数を検出するために、用紙トレイ内に用紙重量算出手段を設け、用紙1枚の重量を算出し、算出した用紙1枚の重量から用紙トレイ内の用紙枚数を検出する技術が提案されている(たとえば、特許文献1を参照)。
しかしながら、特許文献1に開示されている技術をはじめとする従来技術では、用紙の種類ごとの重量ばらつきや、湿度の過多などの周辺環境変化による用紙重量変動を考慮していないため、用紙の重量のみから用紙トレイ内の用紙枚数を正確に求めることができないという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、用紙の種類や周辺環境変化の影響を受けず、収納されている用紙の枚数を精度よく検出できる画像形成装置、用紙枚数検出方法、および用紙枚数検出プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる画像形成装置は、用紙トレイに収納されている用紙の重量を算出する用紙重量算出手段と、前記用紙トレイから排紙される用紙枚数を検知する排紙検知手段と、前記用紙重量算出手段が算出した排紙前後の前記用紙重量の差を、排紙枚数で除することで排紙された用紙1枚当たりの重量を算出する用紙単体重量算出手段と、排紙後の前記用紙重量を、前記用紙単体重量算出手段が算出した用紙1枚当たりの重量で除することで前記排紙後の用紙トレイに収納されている用紙枚数を検出する用紙枚数検出手段と、を備えていることを特徴とする。
また、この発明にかかる画像形成装置における用紙枚数検出方法は、用紙トレイに収納されている用紙の重量を算出する第1の用紙重量算出工程と、前記用紙トレイから排紙される用紙枚数を検知する排紙検知工程と、所定枚数の用紙が排紙された後の前記用紙トレイ内の用紙重量を算出する第2の用紙重量算出工程と、前記第1の用紙重量算出工程で算出された用紙重量と前記第2の用紙重量算出工程で算出された用紙重量との差を前記排紙検知工程で検知された排紙枚数で除することで用紙1枚当たりの重量を算出する用紙単体重量算出工程と、前記第2の用紙重量算出工程で算出された用紙重量を前記用紙単体重量算出工程で算出された用紙1枚当たりの重量で除することで、前記排紙検知工程で検知された排紙後の用紙枚数を検出する用紙枚数検出手段と、を含むことを特徴とする。
この発明にかかる画像形成装置、用紙枚数検出方法、および用紙枚数検出プログラムによれば、用紙の種類ごとの重量ばらつきや、湿度の過多などの周辺環境変化による用紙重量変動が生じた場合でも、1枚の用紙重量のみを参照して用紙枚数の検出を行わないため、収納されている用紙の枚数を精度よく検出できるという効果を奏する。
この発明にかかる画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる画像形成装置の主要部の機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態1の画像形成装置における用紙枚数検出処理の手順を示すフローチャートである。 用紙トレイ内の用紙重量から用紙単体の重量を求めるときに用いる変数の関係を示す図表である。 実施の形態2の画像形成装置における用紙枚数検出処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかる画像形成装置の主要部の機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態3の画像形成装置における用紙枚数検出処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態4にかかる画像形成装置の主要部の機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態4の画像形成装置における用紙枚数検出処理の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置、用紙枚数検出方法、および用紙枚数検出プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、この発明にかかる画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。この発明の画像形成装置100は、上位装置であるホスト装置(不図示)と接続され、画像形成システムを構成し、前記ホスト装置から送信された印刷データを出力(画像形成)する構成となっている。この画像形成装置100は、CPU101と、用紙トレイ102と、インタフェース部103と、不揮発性メモリ104と、ROM105と、操作パネル106と、画像形成部107と、を備えている。
CPU101は、画像形成装置100全体の制御を司る。用紙トレイ102は、画像出力のための印刷用紙を収納する。インタフェース部103は、前記ホスト装置との間で通信を行うために設けられており、前記ホスト装置から画像形成装置100への印刷データ受信の他に、CPU101の制御により画像形成装置100から前記ホスト装置に対して情報を通知する通知手段としても機能する。
不揮発性メモリ104は、印刷データなどの各種データを一時的に記憶する。ROM105には、用紙枚数検出プログラムをはじめ各種プログラムなどが記憶されている。CPU101がROM105に格納されている用紙枚数検出プログラムを実行することにより、用紙トレイ102に収納されている印刷用紙の枚数を検出する。操作パネル106は、ユーザーによる画像形成装置100の操作に用いられたり、CPU101の制御により所定の表示を行ったりする。
また、用紙トレイ102には、用紙トレイ102から用紙が排紙されたことを検知する排紙検知センサ111と、用紙トレイ102内の用紙の重量を検知する重量検知センサ112と、用紙トレイ102内の用紙の有無を検知する用紙有無検知センサ113と、を備えている。
(実施の形態1)
以下、この発明の実施の形態1にかかる画像形成装置について説明する。図2は、実施の形態1にかかる画像形成装置の主要部の機能的構成を示すブロック図である。この画像形成装置200は、用紙有無検知部201と、用紙重量算出部202と、排紙検知部203と、用紙単体重量算出部204と、用紙枚数検出部205と、記憶部206と、を備えている。
用紙有無検知部201は、用紙トレイ内の用紙の有無を検知する。この用紙有無検知部201は、たとえば図1に示したCPU101と用紙有無検知センサ113などによりその機能を実現できる。
用紙重量算出部202は、用紙トレイに収納されている印刷用紙の重量を算出する。この用紙重量算出部202は、たとえば図1に示したCPU101と重量検知センサ112などによりその機能を実現できる。
排紙検知部203は、用紙トレイから排紙される用紙枚数を検知する。この排紙検知部203は、たとえば図1に示したCPU101と排紙検知センサ111などによりその機能を実現できる。
用紙単体重量算出部204は、用紙重量算出部202が算出した、排紙検知部203が検知した排紙枚数の前後の用紙重量の差を排紙枚数で除することで、排紙検知部203が検知した排紙枚数後の用紙トレイに収納されている用紙1枚当たりの重量を算出する。この用紙単体重量算出部204は、たとえば図1に示したCPU101がROM105に格納されている用紙枚数検出プログラムを実行することにより、その機能を実現できる。
用紙枚数検出部205は、用紙重量算出部202が算出した、排紙検知部203が検知した排紙枚数後の用紙重量を用紙単体重量算出部204が算出した用紙1枚当たりの重量で除することで排紙検知部203が検知した排紙後の用紙トレイに収納されている用紙枚数を検出する。この用紙枚数検出部205は、たとえば図1に示したCPU101がROM105に格納されている用紙枚数検出プログラムを実行することにより、その機能を実現できる。
記憶部206は、前記各機能部による検出結果を記憶する。この記憶部206は、たとえば図1に示した不揮発性メモリ104などによりその機能を実現できる。
次に、この実施の形態1の画像形成装置における処理の内容を説明する。図3は、実施の形態1の画像形成装置における用紙枚数検出処理の手順を示すフローチャートである。
図3に示すフローチャートにおいて、まず、用紙トレイ内に用紙があるか否かを検知する(ステップS301)。この処理は、図2の用紙有無検知部201が実行する。ここで、用紙トレイ内に用紙がない場合(ステップS301:No)は、再度ステップS301の処理を繰り返す。
一方、ステップS301において、用紙トレイ内に用紙がある場合(ステップS301:Yes)は、用紙トレイ内に収納されている用紙の重量を算出する(ステップS302)。この処理は、図2の用紙重量算出部202が実行する。算出結果は、記憶部206に記憶される。
次に、用紙トレイから排紙される用紙の枚数をカウントする(ステップS303)。たとえば、ホスト装置より用紙n(nは自然数)枚分の画像形成要求が画像形成装置100に送信されると、画像形成装置100は画像形成処理を開始するとともに、図2の排紙検知部203が用紙トレイから排紙される用紙の枚数をカウントする。
次に、用紙トレイから用紙が所定枚数排紙されたか否かを検出する(ステップS304)。たとえば、排紙検知部203が用紙トレイから用紙がn枚排紙されたか否かを検出する。ここで、まだ用紙トレイから用紙が所定枚数排紙されていない場合(ステップS304:No)は、再度ステップS304の処理を実行する。
一方、ステップS304において用紙トレイから用紙が所定枚数排紙された場合(ステップS304:Yes)は、排紙後の用紙トレイ内の用紙重量を算出する(ステップS305)。この処理は、用紙重量算出部202が実行する。
次に、用紙1枚の重量を算出する(ステップS306)。この処理は、図2の用紙単体重量算出部204が実行する。たとえば、ステップS302、ステップS305で算出した用紙トレイ内の用紙重量をそれぞれ、X,X-nとすると、用紙1枚の重量xは、x=(
X−X-n)/nによって求めることができる。
そして、用紙トレイ内の用紙枚数を検出する(ステップS307)。この処理は、図2の用紙枚数検出部205が実行する。たとえば、ステップS306で算出された用紙1枚の重量xと、ステップS305で算出された現在の用紙トレイ内に存在する用紙の用紙重量X-nを用いて、現在の用紙トレイ内に存在する用紙枚数Nは、N=X-n/xによって求
められる。ここで求められた用紙トレイ内の用紙枚数は記憶部206に記憶される。
実施の形態1では、以上のような処理を繰り返し実行することにより、用紙トレイ内の用紙枚数を精度よく検出することができる。
なお、上記nの値は、ステップS302で算出された用紙トレイ内の用紙重量により、変更可能とするとよい。すなわち、図4に示すように、ステップS302で算出された値が大きい(用紙トレイ内の用紙が多い)ときはn値も大きな値とし、ステップS302で算出された値が小さい(用紙トレイ内の用紙が少ない)ときはn値も小さな値とする。ただし、n値は現在算出の用紙トレイ内の用紙枚数より小さな値とする。これにより、用紙重量のばらつき、環境による変動を平均化できるため、精度よく用紙トレイ内の用紙枚数を算出することができる。ここで、M値はn値を決定するための用紙重量の閾値で、例えば、用紙トレイ内の用紙重量XがM1>X≧M2のときn値はn2とし、用紙トレイ内の用紙重量XがM2>X≧M3のときn値はn3とする。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2の画像形成装置について説明する。実施の形態2の画像形成装置は、実施の形態1で説明した装置構成と同様の構成で実現できる。実施の形態2では、用紙トレイから1枚の用紙が排紙されるごとに用紙1枚の重量を算出していき、所定の用紙が排紙された後に用紙1枚の重量の中央値を算出することで用紙トレイ内の残用紙枚数を精度よく検出できるようにしている。
以下、この実施の形態2の画像形成装置における処理の内容を説明する。図5は、実施の形態2の画像形成装置における用紙枚数検出処理の手順を示すフローチャートである。
図5に示すフローチャートにおいて、まず、用紙トレイ内に用紙があるか否かを検知する(ステップS501)。この処理は、図2の用紙有無検知部201が実行する。ここで、用紙トレイ内に用紙がない場合(ステップS501:No)は、再度ステップS501の処理を繰り返す。
一方、ステップS501において、用紙トレイ内に用紙がある場合(ステップS501:Yes)は、用紙トレイ内に収納されている用紙の重量を算出する(ステップS502)。この処理は、図2の用紙重量算出部202が実行する。算出結果は、記憶部206に記憶される。
次に、用紙トレイから排紙される用紙の枚数のカウントを開始する(ステップS503)。たとえば、ホスト装置より用紙n(nは自然数)枚分の画像形成要求が画像形成装置100に送信されると、画像形成装置200は画像形成処理を開始するとともに、図2の排紙検知部203が用紙トレイから排紙される用紙の枚数のカウントを開始する。
次に、排紙検知部203が用紙トレイから用紙が1枚排紙されたことを検知すると(ステップS504)、用紙重量算出部202が1枚の用紙排紙後の用紙トレイ内の用紙重量を算出する(ステップS505)。続いて、用紙単体重量算出部204が用紙1枚の重量を算出する(ステップS506)。ステップS506の算出結果は、記憶部206に記憶される。
次に、用紙トレイから用紙が所定枚数排紙されたか否かを検出する(ステップS507)。たとえば、排紙検知部203が用紙トレイから用紙がn枚排紙されたか否かを検出する。ここで、まだ用紙トレイから用紙が所定枚数排紙されていない場合(ステップS507:No)は、再度ステップS504へ戻る。
一方、ステップS507において用紙トレイから用紙が所定枚数排紙された場合(ステップS507:Yes)は、用紙1枚の重量の中央値を算出する(ステップS508)。この処理は、用紙単体重量算出部204がステップS506で複数回算出された値の中央値を算出する。
そして、用紙トレイ内の用紙枚数を検出する(ステップS509)。この処理は、図2の用紙枚数検出部205が実行する。たとえば、ステップS508で算出された用紙1枚の中央値を用紙1枚の重量とみなして、実施の形態1で示した計算手法により、用紙トレイ内の用紙枚数を検出する。ここで求められた用紙トレイ内の用紙枚数は記憶部206に記憶される。
実施の形態2でも、以上のような処理を繰り返し実行することにより、用紙トレイ内の用紙枚数を検出することができる。なお、上記nの値は、実施の形態1の場合と同様に用紙トレイ内の用紙重量により、変更可能である。
(実施の形態3)
図6は、実施の形態3にかかる画像形成装置の主要部の機能的構成を示すブロック図である。この画像形成装置600は、図2に示した実施の形態1にかかる画像形成装置200の構成に加え、用紙枚数検出済み判定部601と、比較部602と、を備えている。
用紙枚数検出済み判定部601は、用紙トレイ内の用紙枚数が検出済みであるか否かを判定する。この用紙枚数検出済み判定部601は、たとえば図1に示したCPU101がROM105に格納されている用紙枚数検出プログラムを実行することにより、その機能を実現できる。
比較部602は、用紙トレイ内の用紙重量を当該1枚の用紙重量で除することのみにより検出された用紙枚数と、実施の形態1に示した手順により検出された用紙枚数とを比較する(詳細は後述)。この比較部602は、たとえば図1に示したCPU101がROM105に格納されている用紙枚数検出プログラムを実行することにより、その機能を実現できる。
以下、この実施の形態3の画像形成装置における処理の内容を説明する。図7は、実施の形態3の画像形成装置における用紙枚数検出処理の手順を示すフローチャートである。
図7に示すフローチャートにおいて、まず、用紙トレイ内に用紙があるか否かを検知する(ステップS701)。この処理は、用紙有無検知部201が実行する。ここで、用紙トレイ内に用紙がない場合(ステップS701:No)は、再度ステップS701の処理を繰り返す。
一方、ステップS701において、用紙トレイ内に用紙がある場合(ステップS701:Yes)は、用紙トレイ内に収納されている用紙の重量を算出する(ステップS702)。この処理は、用紙重量算出部202が実行する。算出結果は、記憶部206に記憶される。
次に、現在の用紙トレイ内の用紙枚数が既に検出済みであるか否かを判定する(ステップS703)。この処理は、図6の用紙枚数検出済み判定部601が実行する。ここで、現在の用紙トレイ内の用紙枚数が既に検出済みである場合(ステップS703:Yes)は、ステップS708へ移行する。この後の処理は後述する。
一方、ステップS703において現在の用紙トレイ内の用紙枚数が検出済みでない場合(ステップS703:No)は、用紙トレイから用紙が1枚排紙されたか否かを検知する(ステップS704)。この処理は、排紙検知部203が実行する。ここで、用紙トレイから用紙が1枚も排紙されていない場合(ステップS704:No)は、再度ステップS704の処理を実行する。
一方、ステップS704において用紙トレイから用紙が1枚排紙された場合(ステップS704:Yes)は、1枚の用紙排紙後の用紙トレイ内の用紙重量を算出する(ステップS705)。この処理は、用紙重量算出部202が実行する。
続いて、用紙1枚の重量を算出する(ステップS706)。この処理は、用紙単体重量算出部204が実行する。
そして、用紙トレイ内の用紙枚数を検出する(ステップS707)。この処理は、用紙枚数検出部205が実行する。たとえば、ステップS705で算出された用紙重量をステップS706で算出された用紙1枚の重量で除することで用紙トレイ内の用紙枚数を検出する(カウントによる用紙枚数検出)。ここで求められた用紙トレイ内の用紙枚数は記憶部206に記憶される。
また、ステップS703において現在の用紙トレイ内の用紙枚数が既に検出済みである場合(ステップS703:Yes)は、用紙トレイから排紙される用紙の枚数をカウントする(ステップS708)。たとえば、ホスト装置より用紙n(nは自然数)枚分の画像形成要求が画像形成装置600に送信されると、画像形成装置600は画像形成処理を開始するとともに、排紙検知部203が用紙トレイから排紙される用紙の枚数をカウントする。
次に、用紙トレイから用紙が所定枚数排紙されたか否かを検出する(ステップS709)。たとえば、排紙検知部203が用紙トレイから用紙がn枚排紙されたか否かを検出する。ここで、まだ用紙トレイから用紙が所定枚数排紙されていない場合(ステップS709:No)は、再度ステップS709の処理を実行する。
一方、ステップS709において用紙トレイから用紙が所定枚数排紙された場合(ステップS709:Yes)は、排紙後の用紙トレイ内の用紙重量を算出する(ステップS710)。この処理は、用紙重量算出部202が実行する。
次に、用紙1枚の重量を算出する(ステップS711)。この処理は、用紙単体重量算出部204が実行する。たとえば、ステップS702、ステップS710で算出した用紙トレイ内の用紙重量をそれぞれ、X,X-nとすると、用紙1枚の重量xは、x=(X−X
-n)/nによって求めることができる。
そして、用紙トレイ内の用紙枚数を検出する(ステップS712)。この処理は、用紙枚数検出部205が実行する。たとえば、ステップS711で算出された用紙1枚の重量xと、ステップS710で算出された現在の用紙トレイ内に存在する用紙の用紙重量X-n
を用いて、現在の用紙トレイ内に存在する用紙枚数Nは、N=X-n/xによって求められ
る。
次に、カウントによる用紙の検出枚数(ステップS707)と用紙重量による用紙の検出枚数(ステップS712)とが等しいか否かを検出する(ステップS713)。この処理は、図6の比較部602が実行する。
ステップS713において両値が等しくない場合(ステップS713:No)は、記憶部206に記憶されている用紙トレイ内の用紙枚数(ステップS707により検出された値)を消去する(ステップS714)。この後再度ステップS701へ戻る。
一方、ステップS713において両値が等しい場合(ステップS713:Yes)は、ステップS712により検出された値を記憶部206に記憶する(ステップS715)。この後、ステップS701へ戻る。
ここで、ステップS707で検出された用紙トレイ内の用紙枚数をNとすると、ステップS712での用紙トレイ内の用紙枚数はN−n枚となる。また、ステップS702、ステップS710で算出した用紙トレイ内の用紙重量をそれぞれ、X,X-nとすると、用紙
1枚の重量xは、x=(X−X-n)/nとなり、ステップS712で用紙重量から検出さ
れる用紙トレイ内の用紙枚数は、X-n/xとなる。すなわち、実施の形態3では、ステッ
プS713において(N−n)=(X-n/x)であるか否かを確認する。(N−n)=(
-n/x)である場合、検出した用紙トレイ用紙枚数を記憶部206に保存する(ステッ
プS715)。一方、(N−n)≠(X-n/x)である場合、用紙トレイ内の用紙枚数検
出エラーとし、記憶部206に記憶されている用紙トレイ内の用紙枚数を消去し(ステップS714)、ステップS701へ戻る。
以上説明した手順を繰り返すことにより、実施の形態3では用紙トレイに収納されている用紙枚数を精度よく検出することができるようになる。なお、実施の形態3においても、用紙重量から用紙トレイ内の用紙枚数を求める際に、実施の形態2の場合と同様に用紙n枚の用紙重量の中央値を用いてもよい。
(実施の形態4)
実施の形態4にかかる画像形成装置では、用紙トレイに異種類の用紙が収納されているか否かを検出する機能を設けている。図8は、実施の形態4にかかる画像形成装置の主要部の機能的構成を示すブロック図である。この画像形成装置800は、図2に示した実施の形態1にかかる画像形成装置200の構成に加え、他の用紙重量と異なる重量の用紙を異種類の用紙と判定する用紙種類判定部801を備えている。この用紙種類判定部801は、たとえば図1に示したCPU101がROM105に格納されている用紙枚数検出プログラムを実行することにより、その機能を実現できる。
以下、この実施の形態4の画像形成装置における処理の内容を説明する。図9は、実施の形態4の画像形成装置における用紙枚数検出処理の手順を示すフローチャートである。
図9に示すフローチャートにおいて、まず、用紙トレイ内に用紙があるか否かを検知する(ステップS901)。この処理は、用紙有無検知部201が実行する。ここで、用紙トレイ内に用紙がない場合(ステップS901:No)は、再度ステップS901の処理を繰り返す。
一方、ステップS901において、用紙トレイ内に用紙がある場合(ステップS901:Yes)は、用紙トレイ内に収納されている用紙の重量を算出する(ステップS902)。この処理は、用紙重量算出部202が実行する。算出結果は、記憶部206に記憶される。
次に、用紙トレイから用紙が1枚排紙されたか否かを検知する(ステップS903)。この処理は、排紙検知部203が実行する。ここで、用紙トレイから用紙が1枚も排紙されていない場合(ステップS903:No)は、再度ステップS903の処理を実行する。
一方、ステップS903において用紙トレイから用紙が1枚排紙された場合(ステップS903:Yes)は、1枚の用紙排紙後の用紙トレイ内の用紙重量を算出する(ステップS904)。この処理は、用紙重量算出部202が実行する。
続いて、用紙1枚の重量を算出する(ステップS905)。この処理は、用紙単体重量算出部204がステップS902の処理により算出された重量からステップS904で算出された重量を引くことにより求められる。ここで算出された用紙1枚の重量は記憶部206に記憶される。
次に、異種用紙であるか否かを判定する(ステップS906)。具体的には、図8の用紙種類判定部801が、直前のステップS905により算出された用紙1枚の重量と、その直近のステップS905により算出された用紙1枚の重量とを比較し、それらの重量差が所定値以上ある場合に直前のステップS905により重量が算出された用紙を異種類の用紙であると判定する。
ステップS906において異種用紙であると判定された場合(ステップS906:Yes)は、記憶部206に記憶された用紙トレイ内の用紙枚数を消去し(ステップS907)、ステップS901へ戻る。一方、ステップS906において異種用紙でないと判定された場合(ステップS906:No)は、用紙トレイ内の用紙枚数を検出する(ステップS908)。この処理は、用紙枚数検出部205が、ステップS904で算出された用紙重量をステップS905で算出された用紙1枚の重量で除することで用紙トレイ内の用紙枚数を検出する。ここで求められた用紙トレイ内の用紙枚数は記憶部206に記憶される。この後、ステップS901へ戻る。
以上のような処理を実行することにより、実施の形態4にかかる画像形成装置は、異種類の用紙を含まない、同種類の用紙枚数を精度よく検出することができる。
以上各実施の形態で示したように、この発明によれば画像形成装置に備えられている用紙トレイ内の用紙枚数を精度よく検出することが可能になる。よって、画像形成処理前に用紙トレイを確認する手間を省くことができ、画像形成処理の作業効率を向上させることができる。
なお、各実施の形態で説明した用紙枚数検出方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、この発明は画像形成装置に備えられた用紙トレイ内の用紙枚数を正確に効率よく把握することができ、特に、複数種類の用紙を収納する用紙トレイを備えた画像形成装置に適している。
100,200,600,800 画像形成装置
101 CPU
102 用紙トレイ
103 インタフェース部
104 不揮発性メモリ
105 ROM
106 操作パネル
107 画像形成部
111 排紙検知センサ
112 重量検知センサ
113 用紙有無検知センサ
201 用紙有無検知部
202 用紙重量算出部
203 排紙検知部
204 用紙単体重量算出部
205 用紙枚数検出部
206 記憶部
601 用紙枚数検出済み判定部
602 比較部
801 用紙種類判定部
特開2002―3014号公報

Claims (9)

  1. 用紙トレイに収納されている用紙の重量を算出する用紙重量算出手段と、
    前記用紙トレイから排紙される用紙枚数を検知する排紙検知手段と、
    前記用紙重量算出手段が算出した排紙前後の前記用紙重量の差を、排紙枚数で除することで排紙された用紙1枚当たりの重量を算出する用紙単体重量算出手段と、
    排紙後の前記用紙重量を、前記用紙単体重量算出手段が算出した用紙1枚当たりの重量で除することで前記排紙後の用紙トレイに収納されている用紙枚数を検出する用紙枚数検出手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記用紙単体重量算出手段は、複数回算出した1枚当たりの用紙重量の中央値を算出すること特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    用紙トレイ内の用紙枚数が検出済みであるか否かを判定する用紙枚数検出済み判定手段と、
    前記用紙トレイ内の用紙重量を当該1枚の用紙重量で除することにより検出した前記用紙トレイ内の用紙枚数と、請求項1に記載の画像形成装置により検出された用紙枚数とを比較する比較手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 他の用紙重量と異なる重量の用紙を異種類の用紙と判定する用紙種類判定手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 用紙トレイに収納されている用紙の重量を算出する第1の用紙重量算出工程と、
    前記用紙トレイから排紙される用紙枚数を検知する排紙検知工程と、
    所定枚数の用紙が排紙された後の前記用紙トレイ内の用紙重量を算出する第2の用紙重量算出工程と、
    前記第1の用紙重量算出工程で算出された用紙重量と前記第2の用紙重量算出工程で算出された用紙重量との差を前記排紙検知工程で検知された排紙枚数で除することで用紙1枚当たりの重量を算出する用紙単体重量算出工程と、
    前記第2の用紙重量算出工程で算出された用紙重量を前記用紙単体重量算出工程で算出された用紙1枚当たりの重量で除することで、前記排紙検知工程で検知された排紙後の用紙枚数を検出する用紙枚数検出工程と、
    を含むことを特徴とする画像形成装置における用紙枚数検出方法。
  6. 前記用紙単体重量算出工程は、複数回算出した1枚当たりの用紙重量の中央値を算出すること特徴とする請求項5に記載の画像形成装置における用紙枚数検出方法。
  7. 請求項5に記載の画像形成装置における用紙枚数検出方法において、
    用紙トレイ内の用紙枚数が検出済みであるか否かを判定する用紙枚数検出済み判定工程と、
    前記用紙トレイ内の用紙重量を当該1枚の用紙重量で除することにより検出した前記トレイ内の用紙枚数と、請求項5に記載の画像形成装置における用紙枚数検出方法により検出された用紙枚数とを比較する比較工程と、
    を含むことを特徴とする画像形成装置における用紙枚数検出方法。
  8. 他の用紙重量と異なる重量の用紙を異種類の用紙と判定する用紙種類判定工程を含むことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置における用紙枚数検出方法。
  9. 請求項5〜8のいずれか一つに記載の画像形成装置における用紙枚数検出方法をコンピュータに実行させることを特徴とする用紙枚数検出プログラム。
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