JP2010163204A - シール不良検査可能な密封容器の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器本体と蓋体との間にシール不良検査構造を介在させた密封容器について、容器を開封する際に、シール不良検査構造を蓋体と共に容器本体から完全に除去できるようにする。
【解決手段】容器本体2のフランジ部23にシート4を貼着した後で、容器内に内容物を充填してから、シート4と蓋体3との間にシール不良検査構造を介在させた状態で、シート4に対して蓋体3を貼着することにより、内容物が充填された容器を密封すると共に、フランジ部23とシート4のシーラント層4aとの間での剥離強度を、シート4と蓋体3のシーラント層3aとの間での剥離強度よりも小さく設定しておく。
【選択図】図1
【解決手段】容器本体2のフランジ部23にシート4を貼着した後で、容器内に内容物を充填してから、シート4と蓋体3との間にシール不良検査構造を介在させた状態で、シート4に対して蓋体3を貼着することにより、内容物が充填された容器を密封すると共に、フランジ部23とシート4のシーラント層4aとの間での剥離強度を、シート4と蓋体3のシーラント層3aとの間での剥離強度よりも小さく設定しておく。
【選択図】図1
Description
本発明は、内容物が充填・密封された容器において、フランジ部を備えた容器本体とシート状の蓋体との間に、シール不良検査構造を介在させることで、容器本体と蓋体とのシール部でのシール不良検査が可能な密封容器に関し、特に、容器本体から蓋体を剥がして容器を開封する際に、シール不良検査構造を蓋体と共に容器本体から完全に除去できるような、シール不良検査可能な密封容器の製造方法に関する。
容器本体のフランジ部とシート状の蓋体とがヒートシール等により一体的に接着されているカップ状の容器で、内容物が充填・密封された容器について、容器本体と蓋体との間のシール部でのピンホールなどによるシール不良を検査する場合に、例えば、下記の特許文献1に記載されたような従来の検査方法、即ち、一つ一つの容器を両電極間に設置する必要が有る接触式の検査方法では、コンベア等で連続的に搬送される多数の容器を全て検査する場合には多大の時間が掛かるという問題がある。
これに対して、容器本体のフランジ部とシート状の蓋体との間に、シール不良検査構造を介在させることで、コンベア等で連続的に搬送される多数の容器を全て短時間で検査できるようにする、即ち、具体的には、所定の共振周波数の電磁波を送信するとその共振周波数の電磁波を返信する無線タグを、容器本体のフランジ部とシート状の蓋体との間のシール部に設置し、該無線タグに所定の共振周波数の電磁波を送信し、返信が無い場合に、アンテナコイルに内容物が付着して共振できなかったとして、シール部が不良と判断する、ということが本件出願人の出願に係る下記の特許文献2によって従来公知となっている。
ところで、上記のように容器本体のフランジ部とシート状の蓋体との間に無線タグのようなシール不良検査構造を介在させる場合には、人体に無害な導電性食品添加物、カーボン、アルミニウム、銀、金、鉄などを含んだ導電性インキを使用して、シート状の蓋体の接着面側へ印刷することによりシール不良検査構造を設けるのが好適である。
しかしながら、そのように蓋体の接着面側に設けられたシール不良検査構造については、内容物が充填・密封された容器を開封するために容器本体から蓋体を引き剥がした際に、シール不良検査構造が容器本体のフランジ部の表面に残る虞があり、そうなると、それが汚れに間違われるというだけでなく、蓋体を引き剥がした後で容器に入っている内容物を再び電子レンジで加熱するような場合に、容器本体のフランジ部の表面に残って露出しているシール不良検査構造の部分でスパークを起こしてしまうような虞もある。
本発明は、上記のような問題の解消を課題とするものであり、具体的には、容器本体と蓋体との間にシール不良検査構造を介在させた密封容器について、容器を開封する際に、シール不良検査構造を蓋体と共に容器本体から完全に除去できるようにすることを課題とするものである。
本発明は、上記のような課題を解決するために、フランジ部を備えた容器本体とシート状の蓋体との間に、シール不良検査構造を介在させることで、容器本体と蓋体とのシール部でのシール不良の検査が可能な密封容器について、内容物が充填・密封された容器を製造する場合に、フランジ部を覆うようにシートが貼着された容器本体に対して、その内部に内容物を充填してから、フランジ部を覆うシートと蓋体との間に、シール不良検査構造を介在させた状態で、フランジ部を覆うシートに対して蓋体を貼着することにより、内容物が充填された容器を密封すると共に、フランジ部を覆うシートとフランジ部との間での剥離強度を、フランジ部を覆うシートと蓋体との間での剥離強度よりも小さく設定しておくことを特徴とするものである。
上記のような本発明のシール不良検査可能な密封容器の製造方法によれば、内容物が充填された容器を密封する際に、容器本体とシート状の蓋体との間のシール部、即ち、容器本体のフランジ部を覆うシートと蓋体との間に、無線タグ等のようなシール不良検査構造を介在させていることで、内容物が充填・密封された容器に対して、容器本体と蓋体との間のシール部での内容物の侵入に起因するシール不良を、シール不良検査構造によって短時間で確実に検査することができる。
また、フランジ部を覆うシートとフランジ部との間での剥離強度を、フランジ部を覆うシートと蓋体との間での剥離強度よりも小さく設定していることで、容器を開封するために容器本体から蓋体を引き剥がす際に、容器本体のフランジ部からシートと共に蓋体を引き剥がすことができ、その結果、フランジ部を覆うシートと蓋体との間に介在されているシール不良検査構造は、シートや蓋体と共に容器本体から完全に除去されることとなるため、容器本体のフランジ部の表面にシール不良検査構造が残るような虞は全くない。
なお、上記のような本発明の方法により製造される密封容器では、容器本体のフランジ部を覆うシートと蓋体との間は、容器を開封する際に引き剥がす必要がない部分であって、強い接着強度で強固に貼着できることから、内容物を充填してから容器本体に蓋体を貼着して容器を密封する際に、フランジ部を覆うシートと蓋体との間のシール部に多少の内容物が入り込んだとしても、その周りのシール部を強固に接着しておくことにより、製造ライン上で密封容器のシール部から内容物の漏れが発生して設備を汚すような虞はない。
容器本体と蓋体との間にシール不良検査構造を介在させた密封容器について、容器を開封する際に、シール不良検査構造を蓋体と共に容器本体から完全に除去できるようにするという目的を、以下の各実施例に具体的に示すように、内容物が充填・密封された容器を製造する場合に、フランジ部を覆うようにシートが貼着された容器本体に対して、その内部に内容物を充填してから、フランジ部を覆うシートと蓋体との間に、シール不良検査構造を介在させた状態で、フランジ部を覆うシートに対して蓋体を貼着することにより、内容物が充填された容器を密封すると共に、フランジ部を覆うシートとフランジ部との間での剥離強度を、フランジ部を覆うシートと蓋体との間での剥離強度よりも小さく設定しておく、ということで実現した。
以下、本発明のシール不良検査可能な密封容器の製造方法の各実施例(実施例1および実施例2)について説明する。
なお、以下の各実施例(実施例1および実施例2)において、本発明の方法が適用される容器の本体は、例えば、単層や多層の合成樹脂製シートを圧空成形法や真空成形法により金型に押し付けて成形したり、或いは、合成樹脂を金型間に射出して成形したりすることで、カップ状あるいはトレー状に形成されたものであり、図2(A)に示すように、容器本体2は、底部21と胴部22とフランジ部23を備えたものであって、容器本体2の平面形状は、円形でも略正方形でも略長方形でも良いが、以下の各実施例では、略長方形となっている。
そのような容器本体2の材質については、フランジ部23でのヒートシールが可能である限りにおいて特に限定されるものではないが、オレフィン系樹脂やポリエステル系樹脂が一般的に使用されており、その層構造については、単層構造であっても良いし、ガスバリア性に優れたEVOH樹脂やポリアミド樹脂をサンドイッチした多層構成であっても良いものである。
また、以下の各実施例(実施例1および実施例2)において、フランジ部23を備えた容器本体2とシート状の蓋体3との間に介在されるシール不良検査構造については、例えば、人体に無害な導電性食品添加物、カーボン、アルミニウム、銀、金、鉄などを含んだ導電性インキにより蓋体3の接着面(シール部)に印刷して設けるのが好適であるが、そのようなものに限られるものではない。
なお、そのようなシール不良検査構造の一つとして、図4(A)に示すように、略平行で交差しない一対の導電線によるシール不良検査構造5Aがある。このようなシール不良検査構造5Aでは、シール不良の原因になる内容物が一対の導電線と接触したときに、ショートして微小電流が流れるのに対して、一対の導電線の端部に電流計を接続させて微小電流の有無を検出することで、シール部でのシール不良の有無を判断することとなる。
また、そのようなシール不良検査構造の一つとして、図4(B)に示すように、一条のループアンテナによるシール不良検査構造5Bがある。このようなシール不良検査構造5Bでは、所定の周波数の電磁波をループアンテナに送信すると、一定のリターンロスでその周波数の電磁波が返信されるのに対して、ループアンテナから返信された電磁波の減衰量をリターンロスとして測定し、予め設定されたリターンロスと比較することで、シール部でのシール不良の有無を判断することとなる。
また、そのようなシール不良検査構造の一つとして、図4(C)に示すように、アンテナコイルとコンデンサとからなる無線タグによるシール不良検査構造5Cがある。このようなシール不良検査構造5Cでは、所定の共振周波数の電磁波を無線タグに送信すると、その共振周波数の電磁波が無線タグから返信されるのに対して、アンテナコイルに内容物が付着して共振できないと、無線タグからの返信がないことから、それによってシール部でのシール不良の有無を判断することとなる。
本実施例(実施例1)の方法では、内容物が充填・密封された容器を製造する場合に、先ず、図2(A)に示すような容器本体2に対して、その開口部上端から水平方向外方に延びているフランジ部23の上面に、図2(B)に示すようなフランジ部23と同形となる略長方形のリング状で摘み用のタブ41を備えたシート4を、ヒートシールによる熱接着することで、図2(C)に示すように貼着させている。このリング状のシート4は、二層構造のシートによるもので、フランジ部23と接着される側に熱可塑性のシーラント層4aが設けられ、その外面側に、オレフィン系樹脂製フィルムやポリエステル系樹脂製フィルムによる主体層4bが設けられている。
図3に示すように、リング状のシート4がフランジ部23の上面に貼着された容器本体2に対して、容器本体2に内容物を充填してから、容器本体2の開口側の全面を覆うようなシート状の蓋体3を、フランジ部23の上面に貼着されたシート4の上からヒートシールにより熱接着することで、図1に示すように、内容物が充填された容器本体2を蓋体3の貼着により密封している。
容器本体2にシート4の上から貼着されるシート状の蓋体3について、本実施例では、熱可塑性のシーラント層3aと、ガスバリア層3bと、主体層3cとからなる三層構造のシートを使用しており、この蓋体3のシーラント層3aの表面(容器本体2と接触する側の面)には、図4(A)、(B)、(C)に示すようなシール不良検査構造5A、5B、5Cの何れかが、人体に無害な導電性食品添加物、カーボン、アルミニウム、銀、金、鉄などを含んだ導電性インキでの印刷によって設けられている。
そのような蓋体3を使用する本実施例の密封容器の製造方法では、容器本体2のフランジ部23にリング状のシート4を貼着した後、容器内に内容物を充填してから、シール不良検査構造(5A、5B、5Cの何れか)を備えた蓋体3を、フランジ部23の上面に貼着されたシート4の上から容器本体2に貼着することにより、内容物が充填された容器を密封しているが、その場合に、貼着部分を引き剥がすときの剥離強度(ピール強度)について、容器本体2のフランジ部23とシート4との間での剥離強度を、シート4と蓋体3との間での剥離強度よりも小さくなるように設定している。
すなわち、蓋体3のシーラント層3aに強シール性のものを使用するのに対して、リング状のシート4のシーラント層4aにイージーピール性のものを使用しており、そのようなイージーピール性のシーラント層4aとして、例えば、二軸延伸したオレフィン系フィルムを使用したり、又は、ポリプロピレン樹脂にポリエチレン系樹脂を添加して調整した樹脂からなるフィルムを使用したりすることで、シーラント層4aが剥がれ易い(又は割れを起し易い)ものとなるようにしている。
そのようにシート4の上から蓋体3が貼着された容器では、蓋体3を引き剥がして容器を開封する際に、図5に示すように、容器本体2のフランジ部23に対して、シーラント層4aからシート4と共に蓋体3が剥がれることとなり、それによって、シート4と蓋体3との間に介在されている(蓋体3のシーラント層3aの表面に印刷されている)シール不良検査構造は、容器本体2のフランジ部23の表面に残るようなことは全くない。
本実施例(実施例2)の方法は、上記の実施例(実施例1)と比べて、容器本体2のフランジ部23を覆うように貼着されたシート4についての相違点があるだけで、その他の点については上記の実施例(実施例1)の場合と同様であるため、上記の実施例(実施例1)との相違点についてのみ以下に説明する。なお、本実施例(実施例2)のシート4についても、熱可塑性のシーラント層4aとオレフィン系樹脂製フィルムやポリエステル系樹脂製フィルムによる主体層4bとからなる二層構造のシートである、という点では上記の実施例(実施例1)の場合と同様である。
上記の実施例(実施例1)では、容器本体2のフランジ部23を覆うように貼着されたシート4が、フランジ部23と同形のリング状であり、成形された容器本体2のフランジ部23に貼着されるものであるのに対して、本実施例(実施例2)では、容器本体2に成形される前の素材(シート材)に対してシート4を予め貼着し、このシート4が貼着された複層の素材(シート材)を圧空成形法や真空成形法により容器本体2の形状に成形することで、図7に示すように、フランジ部23を含む容器本体2の内側を覆うようにシート4が貼着された容器本体2としている。
また、容器を開封する際に、シート4のフランジ部23に対応する部分を、シート4のその他の部分(胴部22や底部21に対応する部分)から切り離し易くするために、本実施例では、シート4の主体層4bの厚みの80%以上に達する溝42を、フランジ部23の内端縁と対応するようにシート4の全周にわたって刻設している。
図7に示すように、フランジ部23を含む容器本体2の内側を覆うようにシート4が貼着された容器本体2に対して、容器本体2に内容物を充填してから、容器本体2の開口側の全面を覆うようなシート状の蓋体3を、フランジ部23の部分でシート4にヒートシールして熱接着することで、図6に示すように、内容物が充填された容器本体2を蓋体3の貼着により密封している。
そのようにシート4の上から蓋体3が貼着された容器では、蓋体3を引き剥がして容器を開封する際に、先ず、シート4のフランジ部23に貼着された部分がシーラント層4aで剥がされ、それに続いて、フランジ部23の内端縁に沿った溝42の部分でシート4が切り離されることにより、図8に示すように、シート4の一部分(フランジ部23に貼着された部分)と共に蓋体3が剥がれることとなり、それによって、シート4と蓋体3との間に介在されている(蓋体3のシーラント層3aの表面に印刷されている)シール不良検査構造は、容器本体2のフランジ部23の表面に残るようなことは全くない。
以上に説明したような各実施例の方法により製造された密封容器では、その何れにおいて、内容物が充填された容器を密封する際に、容器本体2のフランジ部23を覆うシート4と蓋体3との間にシール不良検査構造を介在させていることで、内容物が充填・密封された容器に対して、容器本体2と蓋体3との間のシール部での内容物の侵入に起因するシール不良を、シール不良検査構造によって短時間で確実に検査することができる。
また、蓋体3を引き剥がして容器を開封する際に、容器本体2のフランジ部23に対して、シート4と共に蓋体3が剥がれることから、シート4と蓋体3との間に介在されている(蓋体3のシーラント層3aの表面に印刷されている)シール不良検査構造は、容器本体2のフランジ部23の表面に残るようなことは全くない。
以上、本発明のシール不良検査可能な密封容器の製造方法について、各実施例により説明したが、本発明の方法は、上記の各実施例に示した具体的な方法にのみ限定されるものではなく、例えば、上記の実施例1では、リング状のシート4を容器本体2のフランジ部23に貼着する際に、予めリング状に形成されたシート4をフランジ部23の上面に位置合わせして貼着しているが、そのような方法に限らず、リング状に形成されていない一枚のシートを、容器本体を覆うようにフランジ部に貼着してから、フランジ部に沿って打ち抜くことで、フランジ部の上面にシートをリング状に残す、というような他の方法によっても良いものである。
また、上記の実施例1では、フランジ部23の上面に貼着されるリング状のシート4について、引き剥がす際の摘み部となるタブ41を一体的に設けているが、このタブ41については設けても設けなくても良いものであり、また、上記の各実施例では、シート状の蓋体3の積層構造としてガスバリア層3bを備えたものとしているが、このガスバリア層3bについては場合によって省略しても良いものであり、さらに、上記の各実施例では、シール不良検査構造を蓋体3の側(蓋体3のシーラント層3aの表面)に設けているが、容器本体2の側(フランジ部23に貼着されるシート4の主体層4bの表面)に設けても良い等、適宜に変更可能なものであることはいうまでもない。
1 密封容器
2 容器本体
3 蓋体
3a (蓋体の)シーラント層
4 シート
4a (シートの)シーラント層
5A シール不良検査構造
5B シール不良検査構造
5C シール不良検査構造
2 容器本体
3 蓋体
3a (蓋体の)シーラント層
4 シート
4a (シートの)シーラント層
5A シール不良検査構造
5B シール不良検査構造
5C シール不良検査構造
Claims (4)
- フランジ部を備えた容器本体とシート状の蓋体との間に、シール不良検査構造を介在させることで、容器本体と蓋体とのシール部でのシール不良の検査が可能な密封容器について、内容物が充填・密封された容器を製造する場合に、フランジ部を覆うようにシートが貼着された容器本体に対して、その内部に内容物を充填してから、フランジ部を覆うシートと蓋体との間に、シール不良検査構造を介在させた状態で、フランジ部を覆うシートに対して蓋体を貼着することにより、内容物が充填された容器を密封すると共に、フランジ部を覆うシートとフランジ部との間での剥離強度を、フランジ部を覆うシートと蓋体との間での剥離強度よりも小さく設定しておくことを特徴とするシール不良検査可能な密封容器の製造方法。
- シール不良検査構造が、所定の共振周波数の電磁波を送信すると、シール不良の無いときには、その共振周波数の電磁波を返信するような無線タグであることを特徴とする請求項1に記載のシール不良検査可能な密封容器の製造方法。
- シール不良検査構造が、所定の周波数の電磁波を送信すると、シール不良の無いときには、一定のリターンロスでその周波数の電磁波を返信するようなループアンテナであることを特徴とする請求項1に記載のシール不良検査可能な密封容器の製造方法。
- シール不良検査構造が、シール不良の原因になる内容物との接触によりショートして微小電流が流れるような一対の導電線であることを特徴とする請求項1に記載のシール不良検査可能な密封容器の製造方法。
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- 2009-01-19 JP JP2009009207A patent/JP2010163204A/ja active Pending
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