JP2010162291A - ビリヤード用ブリッジ形成用補助具 - Google Patents
ビリヤード用ブリッジ形成用補助具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010162291A JP2010162291A JP2009009310A JP2009009310A JP2010162291A JP 2010162291 A JP2010162291 A JP 2010162291A JP 2009009310 A JP2009009310 A JP 2009009310A JP 2009009310 A JP2009009310 A JP 2009009310A JP 2010162291 A JP2010162291 A JP 2010162291A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- middle finger
- knob
- mounting portion
- bridge
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Gloves (AREA)
- Adornments (AREA)
Abstract
【課題】さほど目立たず違和感を感じにくく、着脱が簡単で、汗や汚れを生じにくく、抵抗感を感じることなく使用でき、ブリッジを正しい形を作るための微妙な調整もしやすい、ビリヤード用ブリッジ形成用補助具を提供する。
【解決手段】中指の第1関節と第2関節との間の位置に装着される中指装着部10と、中指装着部10から外側に向けて突出し、親指の腹と人差し指の腹とで摘むことのできる摘み部20とを有してなる。中指装着部10は、中指を挿入可能なリング状又はC字状に形成され、摘み部20の先端に、親指と人差し指を所定位置に保持可能なストッパー30が形成されている。
【選択図】図3
【解決手段】中指の第1関節と第2関節との間の位置に装着される中指装着部10と、中指装着部10から外側に向けて突出し、親指の腹と人差し指の腹とで摘むことのできる摘み部20とを有してなる。中指装着部10は、中指を挿入可能なリング状又はC字状に形成され、摘み部20の先端に、親指と人差し指を所定位置に保持可能なストッパー30が形成されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、ビリヤード用ブリッジ形成用補助具、詳しくは、ビリヤードにおいてショットする際、正しい、安定した形のブリッジを作るために使用する補助具に関する。
ビリヤードにおいては、的確で安定したショットをするためには正しいブリッジが必要である。ブリッジとは、キューを握っていない方の手で作る、キューを支える手の構えである。スタンダードブリッジと呼ばれる基本的なブリッジは、親指と人差し指とでキューを通す輪をつくり、そこにシャフトを通すものであるが、初心者には正しい形を作ることが難しい。ブリッジが正しく形成されていないと、キューがぶれやすく、ミスショットの原因となる。
特許文献1には、「ビリヤードのストロークを安定させる為にキューを支えるブリッジを容易にするグローブ」として、「ビリヤード用グローブの親指第一間接内側と人指し指第二間接親指側及び中指第二間接人差し指側に面ファスナーを貼り付け各指を交差する事により面ファスナーが指を固定し安定したブリッジが実現できるビリヤード用グローブ」が開示されている。
しかし、上記従来のものは次のような不都合がある。
グローブであるため、目立ち、違和感を感じやすい。使用時にいちいちグローブを嵌めなければならず、着脱に手間がかかる。汗もかきやすく、汚れやすく、洗濯も必要となる。他人の使用したグローブだと、そのまま嵌めるのに抵抗感を感じる場合もある。さらに、面ファスナーにより指が固定されるようにしているため、正しい形を作るための微妙な調整が容易にできない。
特許文献1には、「ビリヤードのストロークを安定させる為にキューを支えるブリッジを容易にするグローブ」として、「ビリヤード用グローブの親指第一間接内側と人指し指第二間接親指側及び中指第二間接人差し指側に面ファスナーを貼り付け各指を交差する事により面ファスナーが指を固定し安定したブリッジが実現できるビリヤード用グローブ」が開示されている。
しかし、上記従来のものは次のような不都合がある。
グローブであるため、目立ち、違和感を感じやすい。使用時にいちいちグローブを嵌めなければならず、着脱に手間がかかる。汗もかきやすく、汚れやすく、洗濯も必要となる。他人の使用したグローブだと、そのまま嵌めるのに抵抗感を感じる場合もある。さらに、面ファスナーにより指が固定されるようにしているため、正しい形を作るための微妙な調整が容易にできない。
本発明は、上記事従来技術における不都合を考慮してなされたものであり、ビリヤードにおいてショットする際、正しい、安定した形のブリッジを作るために有用な補助具を提供するものであり、さほど目立たず違和感を感じにくく、着脱が簡単で、汗や汚れを生じにくく、抵抗感を感じることなく使用でき、ブリッジの正しい形を作るための微妙な調整もしやすい、ビリヤード用ブリッジ形成用補助具を提供することを目的とする。
(1)中指の第1関節と第2関節との間の位置に装着される中指装着部と、
前記中指装着部から外側に向けて突出し、親指の腹と人差し指の腹とで摘むことのできる摘み部と、
を有してなるビリヤード用ブリッジ形成用補助具である。
(2)前記中指装着部は、中指を挿入可能なリング状又はC字状に形成されているものである。
(3)前記中指装着部は、帯状に形成されているものである。
(4)前記摘み部は、棒状に形成されているものである。
(5)前記摘み部は、板状に形成されているものである。
(6)前記摘み部の先端に、親指と人差し指を所定位置に保持可能なストッパーが形成されているものである。
(7)中指の太さに応じて中指装着部の内径を調節可能なサイズ調整手段を有するものである。
前記中指装着部から外側に向けて突出し、親指の腹と人差し指の腹とで摘むことのできる摘み部と、
を有してなるビリヤード用ブリッジ形成用補助具である。
(2)前記中指装着部は、中指を挿入可能なリング状又はC字状に形成されているものである。
(3)前記中指装着部は、帯状に形成されているものである。
(4)前記摘み部は、棒状に形成されているものである。
(5)前記摘み部は、板状に形成されているものである。
(6)前記摘み部の先端に、親指と人差し指を所定位置に保持可能なストッパーが形成されているものである。
(7)中指の太さに応じて中指装着部の内径を調節可能なサイズ調整手段を有するものである。
(1)本発明によれば、ビリヤードにおいてショットする際、正しい、安定した形のブリッジを作るために有用な補助具が提供される。すなわち、中指装着部を中指の第1関節と第2関節との間の位置に装着して、摘み部を親指の腹と人差し指の腹とで摘むことにより、摘み部が親指と人差し指と正しい位置を作るための手がかり、ガイドとなり、正しい、安定したブリッジの形を作ることができる。これにより、的確で安定したショットが可能となる。初心者にあっては、ブリッジの正しい、安定した形を習得しやすいため、有益である。また、シンプルな構造で、製造もしやすく、経済的である。
そして、本発明によれば、さほど目立たず違和感を感じにくく、着脱が簡単で、汗や汚れを生じにくく、抵抗感を感じることなく使用でき、ブリッジの正しい形を作るための微妙な調整もしやすい。
左右対称形に形成し得、それにより、グローブと異なり、左右いずれの指にも着用できるので、右利き左利きの区別なく使用することができ、適応範囲も広い。
(2)中指装着部を、中指を挿入可能なリング状又はC字状に形成することにより、指への装着が簡便である。
(3)中指装着部を帯状に形成することにより、安定したフィット感が得られる。
(4)摘み部を棒状に形成することにより、軽量にでき、スマートな外観を呈する。
(5)摘み部を板状に形成することにより、摘みの調整範囲が広い。
(6)摘み部の先端に、親指と人差し指を所定位置に保持可能なストッパーを形成することにより、親指と人差し指を所定位置に保持しやすく、指の余計な動きも生じにくい。
(7)中指の太さに応じて中指装着部の内径を調節可能なサイズ調整手段を有するものとすることにより、様々の指の太さに対応でき、フリーサイズ化が可能である。
そして、本発明によれば、さほど目立たず違和感を感じにくく、着脱が簡単で、汗や汚れを生じにくく、抵抗感を感じることなく使用でき、ブリッジの正しい形を作るための微妙な調整もしやすい。
左右対称形に形成し得、それにより、グローブと異なり、左右いずれの指にも着用できるので、右利き左利きの区別なく使用することができ、適応範囲も広い。
(2)中指装着部を、中指を挿入可能なリング状又はC字状に形成することにより、指への装着が簡便である。
(3)中指装着部を帯状に形成することにより、安定したフィット感が得られる。
(4)摘み部を棒状に形成することにより、軽量にでき、スマートな外観を呈する。
(5)摘み部を板状に形成することにより、摘みの調整範囲が広い。
(6)摘み部の先端に、親指と人差し指を所定位置に保持可能なストッパーを形成することにより、親指と人差し指を所定位置に保持しやすく、指の余計な動きも生じにくい。
(7)中指の太さに応じて中指装着部の内径を調節可能なサイズ調整手段を有するものとすることにより、様々の指の太さに対応でき、フリーサイズ化が可能である。
本発明の実施例を挙げ、図面を参照して説明するが、本発明は以下の形態に限定されるものではない。
図1、図2は実施例のビリヤード用ブリッジ形成用補助具1を示すもので、図1(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図、(d)は背面図、(e)はe−e断面図、図2は斜視図である。
<全体>
図1、図2に示すとおり、ビリヤード用ブリッジ形成用補助具1は、中指の第1関節と第2関節との間の位置(第2関節の近く)に装着される中指装着部10と、装着時において中指装着部10から外側に向けて突出し、親指の腹と人差し指の腹とで摘むことのできる摘み部20とを有してなる。
図1、図2に示すとおり、ビリヤード用ブリッジ形成用補助具1は、中指の第1関節と第2関節との間の位置(第2関節の近く)に装着される中指装着部10と、装着時において中指装着部10から外側に向けて突出し、親指の腹と人差し指の腹とで摘むことのできる摘み部20とを有してなる。
<中指装着部>
中指装着部10は、中指のほぼ第1関節と第2関節との間の位置に装着され、固定される。
中指装着部10は、中指の第1関節と第2関節との間の指の太さに適合する内寸を有するように形成される。中指装着部10は、図1に示すように、中指を挿入可能な、平面視リング状に、あるいはC字状等に形成することができる。普通の指輪のように幅の狭いリング状に形成したり、あるいは輪状の指ぬきのようにやや幅広(例えば1〜1.5cm)にして帯状に形成することもできる。適宜装飾を施してもよいのは勿論である。
中指装着部10の材質は、金属、合成樹脂、ゴム、セラミック、皮革、布帛類等、種々の素材を用いることができ、限定されない。中指の所定位置に装着してその位置を保持できるものであればよく、剛性の高い硬質のもののほか、軟質なもの、可撓性を有するもの、伸縮性を有するもの等であってもよい。中指装着部10を伸縮性を有する素材で形成することにより、中指の太さに応じて内径を調節可能なサイズ調整手段として機能させることができる。
中指装着部10は、中指のほぼ第1関節と第2関節との間の位置に装着され、固定される。
中指装着部10は、中指の第1関節と第2関節との間の指の太さに適合する内寸を有するように形成される。中指装着部10は、図1に示すように、中指を挿入可能な、平面視リング状に、あるいはC字状等に形成することができる。普通の指輪のように幅の狭いリング状に形成したり、あるいは輪状の指ぬきのようにやや幅広(例えば1〜1.5cm)にして帯状に形成することもできる。適宜装飾を施してもよいのは勿論である。
中指装着部10の材質は、金属、合成樹脂、ゴム、セラミック、皮革、布帛類等、種々の素材を用いることができ、限定されない。中指の所定位置に装着してその位置を保持できるものであればよく、剛性の高い硬質のもののほか、軟質なもの、可撓性を有するもの、伸縮性を有するもの等であってもよい。中指装着部10を伸縮性を有する素材で形成することにより、中指の太さに応じて内径を調節可能なサイズ調整手段として機能させることができる。
<摘み部>
摘み部20は、中指装着部10から外側に向けて突出している。通常、ほぼ中指装着部10の半径方向ないし接線方向に突出する。例えば、図1に示すとおり、中指装着部10の外面からほぼ垂直に起立するように設けることができる。通常、直線棒状に伸びるように、あるいは平面的に形成される。平面的に形成する場合、その面の方向は、中指装着部10の軸心にほぼ沿う方向でよい。
摘み部20は、親指の腹と人差し指の腹とで摘む(挟んで押える)ことのできる形状であることが肝要である。親指の腹と人差し指の腹とで摘むことのできる、中指装着部10から先端部までの高さH(図1(c)参照)を有する。図1に示すように棒状に、あるいは板状(シート状)等に形成することができる。摘み部20の断面、側面その他の形状は特に制限されない。
また、摘み部20の材質は、金属、合成樹脂、ゴム、セラミック、皮革、布帛類等、種々の素材を用いることができ、限定されない。剛性の高い硬質のもののほか、軟質なもの、弾性や若干の可撓性を有するものであってもよい。
摘み部20は、中指装着部10から外側に向けて突出している。通常、ほぼ中指装着部10の半径方向ないし接線方向に突出する。例えば、図1に示すとおり、中指装着部10の外面からほぼ垂直に起立するように設けることができる。通常、直線棒状に伸びるように、あるいは平面的に形成される。平面的に形成する場合、その面の方向は、中指装着部10の軸心にほぼ沿う方向でよい。
摘み部20は、親指の腹と人差し指の腹とで摘む(挟んで押える)ことのできる形状であることが肝要である。親指の腹と人差し指の腹とで摘むことのできる、中指装着部10から先端部までの高さH(図1(c)参照)を有する。図1に示すように棒状に、あるいは板状(シート状)等に形成することができる。摘み部20の断面、側面その他の形状は特に制限されない。
また、摘み部20の材質は、金属、合成樹脂、ゴム、セラミック、皮革、布帛類等、種々の素材を用いることができ、限定されない。剛性の高い硬質のもののほか、軟質なもの、弾性や若干の可撓性を有するものであってもよい。
<ストッパー>
図1に示す例では、摘み部20の先端に、親指と人差し指を所定位置に保持可能なストッパー30を形成している。ストッパー30は、中指に装着した際に、少なくともほぼ中指及び摘み部20に直交する方向に、摘み部20よりも外側に張り出す(膨出する)。このストッパー30によって、親指と人差し指を所定位置に保持し得、指の余計な動きも生じにくい。図示のようにストッパー30に適宜の意匠を施すことにより、装飾的な意味合いを与えることができる。使用時、親指と人差し指の先端の外側に表れ、プレー中でもスマートでお洒落なアクセントになり、着用への違和感もなく、アクセサリーのようにおしゃれな感覚で着用することができる。
図1に示す例では、摘み部20の先端に、親指と人差し指を所定位置に保持可能なストッパー30を形成している。ストッパー30は、中指に装着した際に、少なくともほぼ中指及び摘み部20に直交する方向に、摘み部20よりも外側に張り出す(膨出する)。このストッパー30によって、親指と人差し指を所定位置に保持し得、指の余計な動きも生じにくい。図示のようにストッパー30に適宜の意匠を施すことにより、装飾的な意味合いを与えることができる。使用時、親指と人差し指の先端の外側に表れ、プレー中でもスマートでお洒落なアクセントになり、着用への違和感もなく、アクセサリーのようにおしゃれな感覚で着用することができる。
図1に示す例では、中指装着部10と摘み部20と、さらにストッパー30が一体的に形成されている。このように、中指装着部10と摘み部20とは、プラスチック成形品、金属製ダイキャスト品のように両者が(さらにはストッパー30が)、一体的に形成されたものでもよいし、あるいは、夫々別部材で構成したものを、接着、溶接等、又は適宜連結部材で連結したものでもよい。夫々別部材で構成する場合、各部材はリジッドに固定されているもののほか、例えば、中指装着部10に対し摘み部20が適宜可動するように設けることも可能である。
<使用方法>
図3(a)に示すように、摘み部20の先端方向がほぼ人差し指側を向くように、中指装着部10を中指に嵌めて、ビリヤード用ブリッジ形成用補助具1を中指に装着する。次いで、図3(b)に示すように、摘み部20を親指の腹と人差し指の腹とで摘んで輪を作ればブリッジが完成する。あとは、通常どおり、その輪にキューを通してストロークを行えばよい。プレー中は、そのまま外さずに着けていても目立たず、殆ど邪魔にならず、違和感もないので、使い勝手も良好である。
図3(a)に示すように、摘み部20の先端方向がほぼ人差し指側を向くように、中指装着部10を中指に嵌めて、ビリヤード用ブリッジ形成用補助具1を中指に装着する。次いで、図3(b)に示すように、摘み部20を親指の腹と人差し指の腹とで摘んで輪を作ればブリッジが完成する。あとは、通常どおり、その輪にキューを通してストロークを行えばよい。プレー中は、そのまま外さずに着けていても目立たず、殆ど邪魔にならず、違和感もないので、使い勝手も良好である。
<バリエーション>
以下、ビリヤード用ブリッジ形成用補助具1のバリエーションを図4〜11を参照して説明する。各図において、同じ構成要素には同じ符号を用い、重複する説明は適宜省略する場合がある。
以下、ビリヤード用ブリッジ形成用補助具1のバリエーションを図4〜11を参照して説明する。各図において、同じ構成要素には同じ符号を用い、重複する説明は適宜省略する場合がある。
図4は、中指装着部10と摘み部20と(さらにはストッパー30と)が合成樹脂等により一体的に形成された例を示す。中指装着部10はやや幅広に帯状に形成されている。
図4(a)は、摘み部20は板状に形成され、この摘み部20には透孔21が設けられており、透孔21部分に親指と人差し指の腹が位置するようになっている。親指と人差し指を所定位置に保持しやすく、透孔部分で親指と人差し指の腹同士を接触させて確認することもできる。透孔21に代えて摘み部20に凹部を形成し(図示省略)、該凹部に、親指と人差し指の腹が位置するようにしてもよい。
図4(b)は、中指装着部10がC字状に形成されているものである。この場合、中指装着部10を柔軟な素材、弾性あるいは可撓性を有する素材等で形成すれば、指の太さの違いにも容易に対応でき、フリーサイズ化も可能である。すなわち、中指の太さに応じて内径を調節可能なサイズ調整手段として機能させることができる。C字を形成するスリット11の位置は、摘み部20に対向する位置に設けられている。スリットの位置は任意であり、図4(c)は、スリット11を摘み部20の根元付近に設けた例を示している。
図4(d)は、摘み部20がリング状に形成され、透孔21を有しているものである。
図4(a)は、摘み部20は板状に形成され、この摘み部20には透孔21が設けられており、透孔21部分に親指と人差し指の腹が位置するようになっている。親指と人差し指を所定位置に保持しやすく、透孔部分で親指と人差し指の腹同士を接触させて確認することもできる。透孔21に代えて摘み部20に凹部を形成し(図示省略)、該凹部に、親指と人差し指の腹が位置するようにしてもよい。
図4(b)は、中指装着部10がC字状に形成されているものである。この場合、中指装着部10を柔軟な素材、弾性あるいは可撓性を有する素材等で形成すれば、指の太さの違いにも容易に対応でき、フリーサイズ化も可能である。すなわち、中指の太さに応じて内径を調節可能なサイズ調整手段として機能させることができる。C字を形成するスリット11の位置は、摘み部20に対向する位置に設けられている。スリットの位置は任意であり、図4(c)は、スリット11を摘み部20の根元付近に設けた例を示している。
図4(d)は、摘み部20がリング状に形成され、透孔21を有しているものである。
図5は、皮革等のシート状物を曲げ加工して形成した例を示す。図5(a)(b)では、中指装着部10はリング状に形成されるとともに、これに連なる摘み部20は、対向する平面部によって形成されている。対向する平面部は、図5(a)に示すように、ハトメやリベット23等により繋ぐか、面同士を貼り合わせてもよい。図5(b)では、孔あきハトメ24で繋ぎ、透孔21を設けている。
対向する平面部同士を固定せず、面ファスナー等により着脱可能に構成してもよい。その場合、中指の太さに応じて内径を調節可能なサイズ調整手段として機能させることができる。
対向する平面部同士を固定せず、面ファスナー等により着脱可能に構成してもよい。その場合、中指の太さに応じて内径を調節可能なサイズ調整手段として機能させることができる。
図5(c)は、180°折り返して対向させた平面部によって摘み部20が形成され、この摘み部20(各平面部)の根元に、それぞれ(弧状に形成された)帯部25,26が連設されている。そして、帯部25,26が互いに重なる重合部が形成されている。指の太さに応じて中指装着部10の内寸を適宜サイズ調節することができる。すなわち、この重合部を、その重なり合いの程度によって、中指の太さに応じて内径を調節可能なサイズ調整手段として機能させることができる。重合部には、面ファスナーなど、重なり合う帯部25,26同士を着脱可能とする取着部材を設けてもよい。
図6は、中指装着部10と摘み部20とを別の部材で構成し、両者を適宜連結具40で繋いだ例を示す。中指装着部10は、リング状であっても、伸縮性を有する素材で形成することにより、フリーサイズ化が可能であり、中指の太さに応じて内径を調節可能なサイズ調整手段として機能させることができる。
図7は、中指装着部10と摘み部20とが、一枚の帯状部材でつながって構成されている例を示す。一枚の帯状部材50は、可撓性を有する合成樹脂材等で形成され、その一端にはリング状等に形成された係止部52(孔部及び係止突起など)を有し、他端側には該係止部52を挿通してそこに係合可能な孔状又は歯状等に形成された係合部54が帯状部材50の長手方向に沿って適宜間隔をおいて列設されている。帯状部材50を巻き回して、係合部54を係止部52に係合させることにより、リング状の中指装着部10が形成されるとともに、中指装着部10と摘み部20との位置関係が互いに固定される。装着時、摘み部20は、係止部52から外方に突出し、中指装着部10からほぼ中指装着部10のほぼ接線方向に突出する態様となる。帯状部材50を巻き回す程度(締め具合)によって、中指装着部10のサイズを調整し得、フリーサイズ化が可能である。すなわち、中指の太さに応じて内径を調節可能なサイズ調整手段として機能する。
図8は、中指装着部10に、装着する中指の先端側に向けてほぼ袋状のサック部12が連設されている例を示す。換言すると、ほぼ袋状のサック部12の開口側端部に中指装着部10が形成されている。
図9は、皮革、合成樹脂等の可撓性を有するシート状物(帯状部材)を用いて構成した例を示す。図9(a)に示すように、可撓性を有するシート状物で帯状に形成した中指装着部10の一端側に棒状の摘み部20を立設するとともに、中指装着部10の他端側には、摘み部20を挿入、係止可能な孔13を形成してある。孔13は、帯状部材の長手方向に沿って複数個、列設してある。複数個の孔13はスリットで繋がっていてもよい。摘み部20の先端にはストッパー30が設けられている。
使用時には、図9(b)に示すように、帯状に形成した中指装着部10の一方側を巻き回し、摘み部20を孔13に挿入して係止する。摘み部20には、孔13が係止しやすいように適宜凹凸を形成してもよい。孔13は帯状部材の長手方向に沿って複数個、列設されているため、孔13の位置を適宜選択することにより、中指装着部10を、中指の太さに応じて、その内径を調節可能である。すなわち、複数個の孔13を、中指の太さに応じて内径を調節可能なサイズ調整手段として機能させることができる。
使用時には、図9(b)に示すように、帯状に形成した中指装着部10の一方側を巻き回し、摘み部20を孔13に挿入して係止する。摘み部20には、孔13が係止しやすいように適宜凹凸を形成してもよい。孔13は帯状部材の長手方向に沿って複数個、列設されているため、孔13の位置を適宜選択することにより、中指装着部10を、中指の太さに応じて、その内径を調節可能である。すなわち、複数個の孔13を、中指の太さに応じて内径を調節可能なサイズ調整手段として機能させることができる。
図10(c)は、図1に示す実施例を変形した例を示す。図10(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図、(d)は背面図、(e)はe−e断面図である。
図10に示す例では、図1に示すものと異なり、中指装着部10と摘み部20とが、別体で構成されている。中指装着部10にはそのほぼ半径方向に貫通するネジ孔14が設けられ、一方、摘み部20の、中指装着部10側の端部には、ネジ孔14に螺合するネジ部26が形成されており、このネジ部26がネジ孔14に螺合することにより、摘み部20は中指装着部10に対して所定位置に保持される。摘み部20のネジ部26側の端部には、指の表面に面状に当接する指当て部27が設けられている。中指装着部10にはスリット11が設けられている。
使用時には、ネジ孔14に螺合している摘み部20を回して、摘み部20を進入又は後退させることにより、摘み部20のネジ部26側の先端部は中指装着部10の内側で進入又は後退するため、中指の太さに応じて、中指装着部10の実質的な内径を調節可能である。すなわち、中指装着部に形成したネジ孔14と摘み部20に形成したネジ部26との螺合の程度によって、摘み部20のネジ部26の先端部の、中指装着部10の内側への突出程度を調節でき、これにより、中指の太さに応じて中指装着部10の内径を調節可能なサイズ調整手段として機能させることができる。
中指指装着部10を弾性又は可撓性を有する素材で形成するとともに、図11に示すように、中指装着部10の内面にほぼ沿う弾性片15を取り付け、この弾性片15に摘み部20のネジ部26側の先端部が当接するように構成することもできる。この場合、摘み部20を回して進入させると、摘み部20のネジ部26側の先端部が弾性片15を押し拡げて、中指装着部10は、スリット11が開く向きに拡がり、中指装着部10の内径が拡がる。これにより、中指の太さに応じて中指装着部10の内径を調節可能なサイズ調整手段として機能させることができる。
図10に示す例では、図1に示すものと異なり、中指装着部10と摘み部20とが、別体で構成されている。中指装着部10にはそのほぼ半径方向に貫通するネジ孔14が設けられ、一方、摘み部20の、中指装着部10側の端部には、ネジ孔14に螺合するネジ部26が形成されており、このネジ部26がネジ孔14に螺合することにより、摘み部20は中指装着部10に対して所定位置に保持される。摘み部20のネジ部26側の端部には、指の表面に面状に当接する指当て部27が設けられている。中指装着部10にはスリット11が設けられている。
使用時には、ネジ孔14に螺合している摘み部20を回して、摘み部20を進入又は後退させることにより、摘み部20のネジ部26側の先端部は中指装着部10の内側で進入又は後退するため、中指の太さに応じて、中指装着部10の実質的な内径を調節可能である。すなわち、中指装着部に形成したネジ孔14と摘み部20に形成したネジ部26との螺合の程度によって、摘み部20のネジ部26の先端部の、中指装着部10の内側への突出程度を調節でき、これにより、中指の太さに応じて中指装着部10の内径を調節可能なサイズ調整手段として機能させることができる。
中指指装着部10を弾性又は可撓性を有する素材で形成するとともに、図11に示すように、中指装着部10の内面にほぼ沿う弾性片15を取り付け、この弾性片15に摘み部20のネジ部26側の先端部が当接するように構成することもできる。この場合、摘み部20を回して進入させると、摘み部20のネジ部26側の先端部が弾性片15を押し拡げて、中指装着部10は、スリット11が開く向きに拡がり、中指装着部10の内径が拡がる。これにより、中指の太さに応じて中指装着部10の内径を調節可能なサイズ調整手段として機能させることができる。
以上のバリエーションを適宜組み合わせて構成することができる。
ビリヤードにおいてショットする際、正しい、安定した形のブリッジを作るために有用な補助具が提供され、ビリヤードの一層の普及に寄与し得る。
1 ビリヤード用ブリッジ形成用補助具
10 中指装着部
20 摘み部
30 ストッパー
10 中指装着部
20 摘み部
30 ストッパー
Claims (7)
- 中指の第1関節と第2関節との間の位置に装着される中指装着部と、
前記中指装着部から外側に向けて突出し、親指の腹と人差し指の腹とで摘むことのできる摘み部と、
を有してなるビリヤード用ブリッジ形成用補助具。 - 前記中指装着部は、中指を挿入可能なリング状又はC字状に形成されている、請求項1に記載のビリヤード用ブリッジ形成用補助具。
- 前記中指装着部は、帯状に形成されている、請求項1又は2に記載のビリヤード用ブリッジ形成用補助具。
- 前記摘み部は、棒状に形成されている、請求項1〜3のいずれかに記載のビリヤード用ブリッジ形成用補助具。
- 前記摘み部は、板状に形成されている、請求項1〜3のいずれかに記載のビリヤード用ブリッジ形成用補助具。
- 前記摘み部の先端に、親指と人差し指を所定位置に保持可能なストッパーが形成されている、請求項1〜5のいずれかに記載のビリヤード用ブリッジ形成用補助具。
- 中指の太さに応じて中指装着部の内径を調節可能なサイズ調整手段を有する、請求項1〜6のいずれかに記載のビリヤード用ブリッジ形成用補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009310A JP5330839B2 (ja) | 2009-01-19 | 2009-01-19 | ビリヤード用ブリッジ形成用補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009310A JP5330839B2 (ja) | 2009-01-19 | 2009-01-19 | ビリヤード用ブリッジ形成用補助具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010162291A true JP2010162291A (ja) | 2010-07-29 |
JP5330839B2 JP5330839B2 (ja) | 2013-10-30 |
Family
ID=42578965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009009310A Expired - Fee Related JP5330839B2 (ja) | 2009-01-19 | 2009-01-19 | ビリヤード用ブリッジ形成用補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5330839B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101759701B1 (ko) | 2015-11-05 | 2017-07-20 | 한정택 | 당구 보조브릿지 |
KR20200122801A (ko) | 2019-04-19 | 2020-10-28 | 호원대학교산학협력단 | 당구 브릿지 형성용 링 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0298500A (ja) * | 1988-10-03 | 1990-04-10 | Yumiko Munekata | 筆記具掴み方矯正具 |
JPH0438489U (ja) * | 1990-07-30 | 1992-03-31 | ||
JPH1085376A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-04-07 | Akio Hariki | スイング練習器 |
JP3108555U (ja) * | 2004-01-22 | 2005-04-28 | 純一郎 石堂 | 上級者並みの正確なブリッジを可能とするビリヤードグローブ |
JP2006224649A (ja) * | 2004-04-28 | 2006-08-31 | Hiroshi Yano | 筆記具用保持具及びその部品 |
US20070079421A1 (en) * | 2005-10-11 | 2007-04-12 | Davis Mark A | Billiard Bridge Training Glove |
US20080125233A1 (en) * | 2006-11-27 | 2008-05-29 | Tucker Joseph E | Billiards aiming and shot training device |
-
2009
- 2009-01-19 JP JP2009009310A patent/JP5330839B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0298500A (ja) * | 1988-10-03 | 1990-04-10 | Yumiko Munekata | 筆記具掴み方矯正具 |
JPH0438489U (ja) * | 1990-07-30 | 1992-03-31 | ||
JPH1085376A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-04-07 | Akio Hariki | スイング練習器 |
JP3108555U (ja) * | 2004-01-22 | 2005-04-28 | 純一郎 石堂 | 上級者並みの正確なブリッジを可能とするビリヤードグローブ |
JP2006224649A (ja) * | 2004-04-28 | 2006-08-31 | Hiroshi Yano | 筆記具用保持具及びその部品 |
US20070079421A1 (en) * | 2005-10-11 | 2007-04-12 | Davis Mark A | Billiard Bridge Training Glove |
US20080125233A1 (en) * | 2006-11-27 | 2008-05-29 | Tucker Joseph E | Billiards aiming and shot training device |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101759701B1 (ko) | 2015-11-05 | 2017-07-20 | 한정택 | 당구 보조브릿지 |
KR20200122801A (ko) | 2019-04-19 | 2020-10-28 | 호원대학교산학협력단 | 당구 브릿지 형성용 링 |
KR102178410B1 (ko) * | 2019-04-19 | 2020-11-13 | 호원대학교산학협력단 | 당구 브릿지 형성용 링 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5330839B2 (ja) | 2013-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7437776B1 (en) | Basketball training glove | |
US10888143B2 (en) | Ergonomic wristband for a wrist wearable device such as a smartwatch | |
US20170035190A1 (en) | On-hand attachment band | |
US20160338471A1 (en) | Artificial finger for fake nail preparation and fake nail preparation tool including artificial finger and base plate | |
KR101697688B1 (ko) | 골프장갑 및 골프장갑 세트 | |
JP2006161214A (ja) | 頭被覆体およびゴーグル | |
JP5330839B2 (ja) | ビリヤード用ブリッジ形成用補助具 | |
KR101255543B1 (ko) | 스포츠용 장갑 | |
USD515784S1 (en) | Glove | |
JP2008136723A (ja) | 腕時計用バンド | |
JP2006280881A (ja) | エチケットクリップ | |
KR200416068Y1 (ko) | 응원용 장갑 | |
JP2017080238A (ja) | 手袋 | |
JP3138857U (ja) | バンド | |
WO2006022070A1 (ja) | ラテックスグローブ | |
JP3139799U (ja) | バンド | |
KR101545817B1 (ko) | 색소폰 넥스트랩 | |
JP2022077936A (ja) | マスク補助具 | |
JP4500079B2 (ja) | スポーツ用縫製手袋 | |
JP3018784U (ja) | スカーフ等の装着具 | |
JP3334821B2 (ja) | ゴルフグローブ | |
JP3102936U (ja) | 指装着具 | |
JP2010285731A (ja) | ゴルフ手袋用の滑り止めテープ | |
JP2003334272A (ja) | スポーツ用手袋 | |
KR20220168322A (ko) | 볼마크를 구비한 골프 장갑 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130716 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130726 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |