JP2010162226A - 透析用計量容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】袋体とチューブとを固定することによる固定不良が生じることがなく、また、当該固定作業によるコストの増加を抑えることができる透析用計量容器を提供する。
【解決手段】透析に使用される流体を吊り下げて計量するための容器である透析用計量容器10であって、流体を収容する袋体100と、袋体100に挿通状態で、袋体100内腔に一部である袋体内チューブ220が配置されるチューブ200と、袋体100に設けられる第一開口部120と、袋体内チューブ220に設けられる第二開口部221とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、透析に使用される流体を吊り下げて計量するための容器である透析用計量容器に関する。
従来から、例えば腎機能不全の患者に対して、その患者の血液を浄化するために、持続緩徐式血液ろ過法(CHF:Continuous Hemofiltration)や、持続的血液ろ過透析法(CHDF:Continuous Hemodiafiltration)を用いた治療が行なわれている。
CHFは、ろ過を行なうための半透膜(以下、「ろ過膜」という。)が設けられた血液浄化器に患者から取り出した血液を注入してろ過膜を用いてろ過し、浄化された血液を患者に戻し、ろ過によって得られた血液の中の老廃物(例えば、尿素や塩化ナトリウム等の電解質物質)と溶媒(水分)とを廃棄する。それとともに、患者の血液の中の溶媒の減少を補うために、所定の補充液(以下、「補液」という。)を患者の血液に補充することを、持続的に緩徐に行なう方法である。なお、CHFでは、廃棄する血液の中の老廃物と溶媒とをろ過液(以下、「ろ液」という。)という。
他方、CHDFは、CHFにおける小分子除去能力を改善するための方法であって、CHFに加えて透析処理を行なう方法である。すなわち、CHDFは、ろ過膜とともに透析膜が設けられた血液浄化器を用い、血液浄化器に透析液をも供給し、ろ過によって浄化された血液になお含まれている老廃物を透析膜を介して透析液の中に移動させることにより、血液の中から老廃物を除去する。そして、ろ過及び透析によって浄化された血液を患者に戻すとともに補液を患者の血液に補充することを、持続的に緩徐に行なう方法である。なお、CHDFでは、ろ過によって得られた血液の中の老廃物及び溶媒と、使用済みの透析液とをろ液という。
ところで、患者の血液の量が急激に変動すると患者の容態は急激に悪化する。それを防止するために、患者から取り出される血液の流量と、患者に戻される血液及び患者に注入される補液の流量とをバランスさせなければならない。このため、CHDFを用いる場合に、患者から取り出される血液の流量と、患者に戻される血液及び患者に注入される補液の流量とをバランスさせるための血液浄化システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この血液浄化システムを、図14を用いて説明する。同図は、使用される透析液及び補液の流量と、廃棄されるろ液の流量とを、計量容器を用いて計測し、各流量を対応する所定の値に保持する血液浄化システムの構成図である。
同図に示すように、血液浄化システム1では、透析液容器40に収容されている透析液が分取されて透析液用の計量容器30に収容され、血液浄化器20に供給される。この際に、当該透析液用の計量容器30に収容された透析液の重量の時間的変化量が計測されることにより、使用されている透析液の流量が算出される。また、補液も同様に、補液容器60に収容された補液が分取されて補液用の計量容器30に収容され、補液の流量が算出される。ろ液についても、同様に、ろ液用の計量容器30にろ液を収容することで、ろ液の流量が算出される。
そして、これらの算出された透析液、補液及びろ液の流量を所定の値に保持することで、患者から取り出される血液の流量と、患者に戻される血液及び患者に注入される補液の流量とがバランスする。
このように、計量容器30は、収容される流体の量を正確に計測できるように、構成されていなければならない。
図15は、従来の計量容器30の構成を示す図である。同図に示すように、計量容器30は、袋体31、チューブ32、接続部33、流入口34及び排出口35を備えている。
接続部33は、袋体31にチューブ32を接続し、袋体31にチューブ32を固定するための部位である。接続部33は、チューブ32の上端を固定し(同図に示すX部分)、チューブ32が人や機器などと干渉しないように、チューブ32をガイドしている(同図に示すY部分)。また、計量容器30内に収容される流体は、流入口34から流入し、排出口35から計量容器30外に排出される。
このように、計量容器30に収容される流体の流量を正確に計測するためには、袋体31及びチューブ32内に収容されている流体の量の合計を正確に計測する必要があるため、計量容器30は、袋体31の排出口35近傍の部位のみがチューブ32と接触されているだけではなく、同図に示すX部分とY部分でもチューブ32が袋体31に固定された形状になっている。
特開平9―239024号公報
ところが、従来の計量容器の構成では、袋体にチューブを固定する必要性から、以下の問題が生じる。
従来の計量容器の構成では、袋体にチューブを固定するための作業や構造が必要であり、製造効率の低下やコストアップの要因となっている。また、袋体にチューブを固定する際に、固定不良が生じる可能性があり、その検査のための工程も必要になるため、効率性やコスト等の問題点をさらに増大していた。
このように、従来の計量容器の構成では、袋体にチューブを固定することにより、製造効率の低下やコストアップを招いているという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、低廉かつ製造効率を向上させることができる透析用計量容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る透析用計量容器は、透析に使用される流体を吊り下げて計量するための容器である透析用計量容器であって、前記流体を収容する袋体と、前記袋体に挿通状態で、前記袋体内腔に一部である袋体内チューブが配置されるチューブと、前記袋体に設けられる第一開口部と、前記袋体内チューブに設けられる第二開口部とを備える。
これによれば、チューブが袋体内に配置されるため、特別に袋体にチューブを固定する構造を設ける必要がなく、また当該構造を別に設ける場合に必要な工程や作業を行う必要がない。このため、袋体にチューブを固定することによる固定不良が生じることがなく、製造効率を向上させることができる。また、当該固定作業によるコストの増加を抑えることができる。
また、好ましくは、前記チューブは、先端部に、前記袋体に固定される固定部を備える。
これによれば、チューブの先端部が袋体に固定される。このため、チューブが袋体内で動くのを防止しつつ、低廉かつ製造効率を向上させることができる透析用計量容器を提供することができる。
また、好ましくは、前記第二開口部は、前記固定部の近傍の前記袋体内チューブの周壁に貫通状に設けられる。
これによれば、第二開口部は、チューブの固定部近傍の周壁に設けられる。このため、袋体内の流体の液面の高さが低い場合やチューブの先端部が袋体の底部に当接している場合でも、袋体内の流体を容易に吸い込むことができる。したがって、袋体内の流体の吸い込みを容易にしつつ、低廉かつ製造効率を向上させることができる透析用計量容器を提供することができる。
また、好ましくは、前記袋体は、周縁部に、前記袋体を形成するための水密状態に閉塞した閉塞部を備え、前記固定部は、前記閉塞部と一体に固定されている。
これによれば、チューブの先端部は、袋体の閉塞部と一体に固定されている。このため、チューブが袋体の所定の部位に固定されているので、第二開口部から袋体内の流体を容易に吸い込むことができる。したがって、袋体内の流体の吸い込みを容易にしつつ、低廉かつ製造効率を向上させることができる透析用計量容器を提供することができる。
また、好ましくは、前記固定部は、前記袋体を貫通せずに、前記閉塞部と一体に固定されている。また、前記閉塞部は、前記第一開口部が設けられている第一閉塞部と、前記第一閉塞部に対向する第二閉塞部とを備え、前記固定部は、前記第二閉塞部と一体に固定されている。
これによれば、固定部は、袋体を貫通せずに閉塞部と固定されているため、固定部からチューブ内の流体が漏れ出すのを防ぐことができる。したがって、チューブから袋体外部に流体が漏れ出すことなく、低廉かつ製造効率を向上させることができる透析用計量容器を提供することができる。
また、好ましくは、前記第二開口部は、径が4〜8ミリメートルの孔部である。
これによれば、チューブの第二開口部の径は、4〜8ミリメートルである。ここで、第二開口部の径が4〜8ミリメートルの場合、効率良く袋体内の流体を吸い込むことができる。このため、袋体内の流体を効率良く吸い込みつつ、低廉かつ製造効率を向上させることができる透析用計量容器を提供することができる。
また、好ましくは、前記袋体内腔の内側底部は、前記第二開口部から離れるほど、水平に対して0〜10度の角度で上昇している。
これによれば、袋体の内側底部は0〜10度に傾斜している。ここで、袋体の底部が0〜10度に傾斜している場合、収容部の容積の減少を抑えつつ、袋体内の残液量を低減することができる。このため、収容部の容積の減少を抑えて袋体内の残液量を低減しつつ、低廉かつ製造効率を向上させることができる透析用計量容器を提供することができる。
本発明により、透析に使用される流体を計量するための容器である透析用計量容器において、袋体にチューブを固定することによる製造効率の低下や、当該固定作業によるコストの増加を抑えることができる。
本発明の実施の形態における透析用計量容器を示す外観図である。 透析用計量容器の内部の構造を示す図である。 透析用計量容器の下部を詳細に示す図である。 第二開口部の孔径が4〜8mm(好ましくは6mm)であることによる効果を説明する図である。 第二開口部の孔径が4〜8mm(好ましくは6mm)であることによる効果を説明する図である。 収容部の底部と水平面との角度が0〜10度(好ましくは5度)であることによる効果を説明する図である。 透析用計量容器の製造方法の全体的な流れを示すフローチャートである。 袋体上にチューブが配置されることを説明する図である。 チューブの加工の詳細を示すフローチャートである。 チューブの加工の詳細を説明する図である。 袋体の外周の溶着の詳細を示すフローチャートである。 固定部が第一端縁部及び第二端縁部に固定される際の問題点を説明する図である。 固定部が第一端縁部及び第二端縁部に固定される際の問題点を説明する図である。 固定部が第一端縁部及び第二端縁部に固定される際の問題点を解決する製造方法を説明する図である。 従来の血液浄化システムのブロック構成図である。 従来の計量容器の構成を示す図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態における透析用計量容器10を示す外観図である。
透析用計量容器10は、透析に使用される流体を吊り下げて計量するための容器である。ここで、透析に使用される流体とは、透析液、ろ液、補液である。この流体は、入口部11から透析用計量容器10に流入し、透析用計量容器10に収容され、当該流体の計量が行われる。また、透析用計量容器10に収容された当該流体は、出口部12から排出される。
また、透析用計量容器10は、吊下部13によって、収容されている流体水面の水平を保った状態で、吊り下げられるようになっている。
そして、透析用計量容器10は、加温器(図示せず)に挟み込むことができるように、厚さ(同図では奥行き)の薄い略直方体形状をしている。また、透析用計量容器10の材質は、収容する流体に合わせて選定された材質であればどのようなものであってもよいが、当該加温器のプレートに密着する軟質性の加温性能を有する材料が好ましい。また、透析用計量容器10の材質は、より好ましくは、ポリ塩化ビニル(PVC)である。
次に、透析用計量容器10の内部の構造について、詳細に説明する。
図2は、透析用計量容器10の内部の構造を示す図である。
同図に示すように、透析用計量容器10は、袋体100とチューブ200とを備えている。
袋体100は、透析に使用される流体を収容する。袋体100は、収容部110、第一開口部120及び閉塞部130を備えている。
第一開口部120は、入口部11から袋体100内に流体を流入させる開口部である。ここでは、第一開口部120の開口の形状はチューブを挿入し易くするために円形であるが、円形に限られず、どのような形状であってもよい。
収容部110は、第一開口部120から流入した当該流体を収容する。また、収容部110に収容される流体の容積は限定されるものではないが、ここでは、350ミリリットル以上である。
閉塞部130は、袋体100を形成するために、袋体100の周縁部に備えられている、流体が漏れ出さない水密状態に閉塞した部位である。つまり、閉塞部130によって、収容部110に収容された流体が、袋体100から外部に流出しない。ここで、閉塞部130は、第一閉塞部131、側面閉塞部132及び第二閉塞部133を備えている。
第一閉塞部131は、袋体100を形成する閉塞部130の上部の部位であり、第一閉塞部131には、第一開口部120が設けられている。第二閉塞部133は、第一閉塞部131に対向する、袋体100を形成する閉塞部130の下部の部位である。側面閉塞部132は、第一閉塞部131と第二閉塞部133とを繋ぐ、閉塞部130の側面の部位である。
チューブ200は、収容部110に収容された流体を排出するための管であり、袋体100に挿通状態で、袋体100内腔に一部が配置されている。また、チューブ200は、接続される機器に近い位置(同図では、袋体100の左側)に配置されている。チューブ200は、挿通部210、袋体内チューブ220及び固定部230を備えている。
挿通部210は、チューブ200の、袋体100に挿通されている部分である。挿通部210の上端部には、出口部12が設けられている。つまり、挿通部210の上端部から、収容部110に収容された流体が排出される。
袋体内チューブ220は、チューブ200の、収容部110内に配置されている部分である。袋体内チューブ220は、第二開口部221を備えている。
第二開口部221は、固定部230の近傍の袋体内チューブ220の周壁に貫通状に設けられている開口部である。第二開口部221の開口の形状は、どのような形状であってもよいが、ここでは、円形であることとする。この第二開口部221の詳細については、後述する。
固定部230は、チューブ200の先端部に設けられ、袋体100に固定されている部分である。チューブ200の先端部とは、第二開口部221よりも先端にある部分をいう。具体的には、固定部230は、チューブ200の先端部を水密状態に閉塞しており、閉塞部130と一体に固定されている。さらに具体的には、固定部230は、袋体100を貫通せずに、第二閉塞部133と、熱による共溶着により一体に固定されている。
以上の構成によれば、チューブ200が袋体100内に配置されるため、袋体100とチューブ200とを固定部230以外の箇所で固定する作業を行う必要がない。このため、袋体100とチューブ200とを固定することによる固定不良が生じることがなく、製造効率を向上させることができる。また、当該固定作業によるコストの増加を抑えることができる。
また、チューブ200の先端部である固定部230は、袋体100を貫通せずに、袋体100の第二閉塞部133と一体に固定されている。このため、チューブ200の第二開口部221の先端が袋体100内で動くのを防止することができる。また、固定部230からチューブ200内の流体が漏れ出すのを防ぐことができる。また、袋体100の製造と同時に、チューブ200を袋体100に固定することができ、チューブ200と袋体100との固定を容易に行うことができる。
また、第二開口部221は、チューブ200の固定部230近傍の周壁に設けられる。このため、袋体100内の流体の液面の高さが低い場合やチューブ200の先端部が袋体100の底部に当接している場合でも、袋体100内の流体を容易に吸い込むことができる。
以上により、低廉かつ製造効率を向上させることができる透析用計量容器10を提供することができる。
次に、透析用計量容器10の下部の詳細について、以下に説明する。
図3は、透析用計量容器10の下部を詳細に示す図である。具体的には、同図は、図2におけるA部を拡大して示す図である。
同図に示すように、袋体内チューブ220の第二開口部221は、円形状の孔部であり、孔径aは、好ましくは4〜8mmであり、さらに好ましくは、略6mmである。また、同図に示される第二開口部221の孔高さbと孔径aとの差は、2mm以下であることが好ましい。つまり、第二開口部221の孔径aが6mmの場合は、第二開口部221の孔高さbは、8mm以下であることが好ましい。
また、同図に示すように、収容部110の底部と水平面との角度をc度とすれば、c度は、好ましくは、0〜10度であり、さらに好ましくは、略5度である。つまり、収容部110は、底部が、第二開口部221から離れるほど、水平に対して略5度の角度で上昇している。
次に、第二開口部221の孔径aが4〜8mm(好ましくは6mm)であること、及び収容部110の底部と水平面との角度cが0〜10度(好ましくは5度)であることによる効果について、以下に説明する。
まず、第二開口部221の孔径aが4〜8mm(好ましくは6mm)であることによる効果について、説明する。
図4及び図5は、第二開口部221の孔径が4〜8mm(好ましくは6mm)であることによる効果を説明する図である。
具体的には、図4は、図3に示された孔径aを変化させて、チューブ200から収容部110に収容されている流体を排出した場合の、収容部110に残った流体の量である残液量の測定結果を示すグラフである。同グラフの横軸は、第二開口部221の孔径a、左の縦軸は、収容部110に残った残液量、右の縦軸は、第二開口部221の孔高さbを示している。
つまり、まず、第二開口部221の孔径aが異なる複数の透析用計量容器10を用意し、それぞれの透析用計量容器10の収容部110内に流体を収容する。そして、収容部110内の流体を、ポンプ(図示せず)で吸引することで、チューブ200から排出する。そして、チューブ200から空気が排出された時点で、当該流体の排出を停止して、収容部110内に残った当該流体の量である残液量を測定する。なお、孔高さbは、第二開口部221の加工の程度によって異なるが、孔高さbと孔径aとの差が2mm程度となるように、加工されている。
以上の測定により、孔径aが4mmの場合が最も残液量が少なく、次いで、孔径aが6mm、8mm、2mmの順に残液量が多くなる結果となった。
ここで、孔径aが2mmや4mmのように小さい場合は、第二開口部221から微少の小さい気泡(以下、微少気泡という)が吸い込まれる。そして、この微少気泡は、センサーなどで検出することができないため、透析に係る血液回路内に気泡を送り込むリスクが生じる。このため、孔径aが4mmや2mmのように小さくなるほど、微少気泡を吸い込むリスクが高くなる。
なお、孔径aが6mmや8mmのように大きい場合は、第二開口部221からは大きな気泡が吸い込まれるため、当該気泡をセンサーなどで検出することができ、血液回路内に気泡を送り込むリスクは低い。
図5は、以上の結果を示した表である。
同図に示すように、微少気泡を吸い込むリスクは、孔径aが小さいほど高いため、孔径aが2mmの場合の評価は「×」、孔径aが4mmの場合の評価は「△」である。また、孔径aが6mmや8mmのように大きい場合は、当該リスクは低いため、ともに評価は「◎」である。
また、図4に示したように、収容部110内に残った残液量は、孔径aが4mmの場合が最も少ないので、評価は「◎」である。また、次いで、孔径aが6mm、8mm、2mmの順に残液量が多かったため、評価は、順に「○」、「△」、「×」である。
以上により、総合評価として、孔径aが6mmの場合が最も高い評価、次いで4mmと8mmが高い評価となった。つまり、第二開口部221の孔径aが4〜8mm(好ましくは6mm)の場合、効率良く袋体100内の流体を吸い込むことができる。
次に、収容部110の底部と水平面との角度cが0〜10度(好ましくは5度)であることによる効果について、説明する。
図6は、収容部110の底部と水平面との角度cが0〜10度(好ましくは5度)であることによる効果を説明する図である。
具体的には、同図は、図3に示された角度cを変化させて、チューブ200から収容部110に収容されている流体を排出した場合の、収容部110に残った流体の量である残液量の測定結果を示すグラフである。同グラフの横軸は、角度c、左の縦軸は、収容部110に残った残液量、右の縦軸は、収容部110の容量を示している。
つまり、まず、収容部110の底部と水平面との角度cが異なる複数の透析用計量容器10を用意し、それぞれの透析用計量容器10の収容部110内に流体を収容する。そして、収容部110内の流体を、ポンプ(図示せず)で吸引することで、チューブ200から排出する。そして、チューブ200から当該流体が排出されなくなった時点で、当該流体の排出を停止して、収容部110内に残った当該流体の量である残液量を測定する。
以上の測定により、角度cが0度の場合が最も残液量が多く、次いで、5度と10度の場合が同程度、次いで、15度、20度の順に残液量が少なくなった。なお、残液量は全ての場合において、2mL以下である。
ここで、透析用計量容器10の設計仕様として、残液量は2mL以下、収容部110の容量は350mL以上である。そして、同図に示すように、角度cが大きくなると、収容部110の容量は小さくなることから、設計仕様である収容部110の容量の350mL以上を満たすのは、角度cが0度と5度の場合のみである。
したがって、角度cが5度の場合が、残液量が少なく、設計仕様を満たす。このため、袋体100の底部が0〜10度(好ましくは5度)に傾斜している場合、収容部の容積の減少を抑えつつ、袋体100内の残液量を低減することができる。
次に、透析用計量容器10の製造方法について、以下に説明する。
図7、図9、及び図11は、透析用計量容器10の製造方法の一例を示すフローチャートである。
図7は、透析用計量容器10の製造方法の全体的な流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、チューブ200の加工が行われる(S102)。具体的には、チューブ200の端部が圧延され、またチューブ200の周壁に開口部が設けられる。このチューブ200の加工の詳細については、後述する。
次に、ポリ塩化ビニル(PVC)製のシートが、長方形状にカットされる(S104)。具体的には、透析用計量容器10の袋体100として、高周波ウェルダーによってPVC製のシートが長方形状に切断される。つまり、製造後の袋体100を展開したときの形になるように、シートがカットされる。
そして、長方形状の当該袋体100上に、加工されたチューブ200が配置される(S106)。
図8は、袋体100上にチューブ200が配置されることを説明する図である。
まず、同図の(a)に示すように、袋体100上にチューブ200が配置される。具体的には、チューブ200は、袋体100の中心位置よりも右側に配置される。
そして、同図の(b)に示すように、袋体100を折り畳むことで、透析用計量容器10の袋体100を構成する第一シート101と第二シート102との間に、チューブ200が配置される。
そして、図7に戻り、袋体100の外周が溶着される(S108)。具体的には、袋体100の両側部、下部及び上部が溶着される。つまり、図8に示された第一シート101の外縁部と第二シート102の外縁部とが溶着される。ここで、当該外縁部とチューブ200の端部とが重なる箇所では、チューブ200の端部と第一シート101及び第二シート102の外縁部とが溶着される。この袋体100の外周の溶着の詳細については、後述する。
図9は、チューブ200の加工(図7でのS102)の詳細を示すフローチャートである。
まず、チューブ200の端部が圧延される(S202)。具体的には、チューブ200が水密状態に閉塞するように、チューブ200の端部が圧延される。
そして、チューブ200の周壁に、開口部が設けられる(S204)。具体的には、チューブ200の端部の近傍の、チューブ200の周壁に、開口部が設けられる。
図10は、チューブ200の加工の詳細を説明する図である。
まず、同図の(a)に示すように、適当な長さに切断されたチューブ200が配置される。
そして、同図の(b)に示すように、チューブ200が水密状態に閉塞するように、チューブ200の端部である固定部230が圧延される(図9のS202)。つまり、固定部230のチューブ200の中心孔が溶着によって潰される。
そして、同図の(c)に示すように、固定部230が圧延された後に、チューブ200の端部である固定部230の近傍の、チューブ200の周壁に、開口部である第二開口部221が設けられる(図9のS204)。ここでは、第二開口部221の孔径は、6mmである。この際に、圧延された固定部230を目印にすることで、容易に第二開口部221を設ける位置が決められる。
これにより、チューブ200の周壁に開口部が設けられる。このため、圧延された固定部230を目印にすることで、容易に第二開口部221を設ける位置を決めることができ、チューブ200の加工が容易になる。
図11は、袋体100の外周の溶着(図7でのS108)の詳細を示すフローチャートである。
まず、袋体100の両側部が溶着される(S302)。図8に示されたように、袋体100の両側部には、チューブ200が配置されていないため、第一シート101と第二シート102との両側部(右側部及び左側部)が溶着される。
そして、袋体100の下部が溶着される(S304)。ここで、図8に示されたように、袋体100の下部には、チューブ200の下側の端部である固定部230と、第一シート101の端縁部である第一端縁部134と、第二シート102の端縁部である第二端縁部135とが配置されている。このため、固定部230と第一端縁部134と第二端縁部135とが、溶着される。
具体的には、固定部230を挟んだ第一端縁部134と第二端縁部135とが、水の漏れない状態である水密状態に固定される。ここで、固定部230は、チューブ200の中心孔が閉塞するように、第一端縁部134及び第二端縁部135に共溶着される。この固定の詳細は、後述する。
そして、袋体100の上部が溶着される(S306)。ここで、図8に示されたように、袋体100の上部には、チューブ200の上側の端部と、第一シート101の上側の端縁部と、第二シート102の上側の端縁部とが配置されている。このため、チューブ200の上側の端部と、第一シート101の上側の端縁部と、第二シート102の上側の端縁部とが溶着される。
具体的には、チューブ200の上側の端部と、第一シート101の上側の端縁部と、第二シート102の上側の端縁部とが、チューブ200の上側の端部の中心孔が閉塞しないように、共溶着される。
これにより、チューブ200が袋体100内に配置されるため、袋体100とチューブ200とを固定する作業を行う必要がない。このため、袋体100とチューブ200とを固定することによる固定不良が生じることがなく、製造効率を向上させることができる。また、当該固定作業によるコストの増加を抑えることができる。
また、チューブ200の先端部は、袋体100の端縁部と固定される。このため、チューブ200が袋体100の所定の部位に固定されているので、第二開口部221から袋体100内の流体を容易に吸い込むことができる。また、袋体100の製造と同時に、チューブ200を袋体100に固定することができ、チューブ200と袋体100との固定を容易に行うことができる。したがって、袋体100内の流体の吸い込みを容易にし、チューブ200と袋体100との固定を容易にしつつ、低廉かつ製造効率を向上させることができる透析用計量容器10を製造することができる。
また、第二開口部221及びその形成位置により、固定部230が袋体100に固定された場合や袋体100内の流体の液面の高さが低い場合でも、袋体100内の流体を容易に吸い込むことができる。このため、チューブ200の加工を容易にしつつ、低廉かつ信頼性を確保することができる透析用計量容器10を製造することができる。
次に、本実施の形態における透析用計量容器10の製造方法で、固定部230が第一端縁部134及び第二端縁部135に固定されることによる利点について説明する。
図12A及び図12Bは、固定部230が第一端縁部134及び第二端縁部135に固定される際の問題点を説明する図である。
図12Aの(a)に示すように、チューブ200の固定部230(同図に示す固定部230a)が、第一端縁部134と第二端縁部135との間に配置される。そして、第一端縁部134と第二端縁部135とが、上下から圧縮され、熱により共溶着される。
これにより、図12Aの(b)に示すように、圧延された固定部230(同図に示す固定部230b)と第一端縁部134と第二端縁部135とが、共溶着される。そして、この共溶着により、固定部230は、3.6mmから0.6mm〜0.7mmまで圧縮される。つまり、共溶着の際に、固定部230が多量に溶け出し、この溶け出しにより、第一端縁部134と第二端縁部135とを左右に引っ張る。
このため、図12Bに示すように、共溶着の際に、固定部230bと第一端縁部134と第二端縁部135とを共溶着している箇所(例えば、同図に示す箇所B)で、固定部230bの肉厚の不均一化や、第一端縁部134及び第二端縁部135の引きつり、しわが生じ、破損し易くなる。つまり、例えば、第一端縁部134が箇所Bで破れる。
以上のことから、チューブ200の先端部である固定部230をそのまま第一端縁部134及び第二端縁部135に固定する際には、共溶着している箇所が破損するという問題点があった。
図13は、固定部230が第一端縁部134及び第二端縁部135に固定される際の問題点を解決する製造方法を説明する図である。
同図の(a)に示すように、チューブ200の中心孔が水密状態に閉塞するように、チューブ200の固定部230が上下から圧縮され、圧延される。具体的には、同図の(b)に示すように、固定部230を、肉厚dが1ミリメートル以下になるまで、若しくは、元の肉厚に対して、圧延後の肉厚が13%〜30%になるように、予め圧延しておく。ここでは、固定部230の肉厚dが、3.6mmから0.6mm〜0.7mmになるまで、固定部230が溶着される。これにより、固定部230で、チューブ200の中心孔が水密状態に閉塞する。
そして、同図の(c)に示すように、固定部230を挟んだ第一端縁部134と第二端縁部135とが、熱による共溶着により一体に固定される。つまり、固定部230を予め溶着して潰しておくことで、固定部230と第一端縁部134と第二端縁部135とが共溶着される際に、固定部230の局所的な溶け出しの発生を抑えることができる。このため、固定部230を第一端縁部134及び第二端縁部135に固定する際に、共溶着している箇所の肉厚の不均一化を低減でき、第一端縁部134及び第二端縁部135の破損が抑制できる。
つまり、チューブ200の端部を薄く圧延した後に、チューブ200の端部と袋体100とを熱溶着する。このため、本実施の形態における透析用計量容器10の製造方法によれば、袋体100の破損を防ぎつつ、低廉かつ製造効率を向上させることができる。また、チューブ200の端部が、袋体100に固定される前に圧延されるため、チューブ200と袋体100との固定を容易に行うことができる。
以上、本発明に係る透析用計量容器10によれば、袋体100とチューブ200とを固定することによる固定不良が生じることがなく、また、当該固定作業によるコストの増加を抑えることができる。
以上、本発明に係る透析用計量容器について、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。
つまり、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、上記実施の形態では、固定部230は、第二閉塞部133と一体に固定されていることにした。しかし、固定部230は、例えば、収容部110の側面にある側面閉塞部132に固定されていることにしても良い。
また、上記実施の形態では、第二開口部221は、固定部230の近傍のチューブ200の周壁に設けられていることにした。しかし、第二開口部221は、固定部230から離れた箇所に設けられていてもよく、また、第二開口部221は、チューブ200の周壁でなく、チューブ200の先端部に設けられていてもよい。
また、上記実施の形態では、第二開口部221の孔径は6mmであることとした。しかし、第二開口部221の孔径は6mmに限られず、どのような孔径であってもよい。
また、上記実施の形態では、透析用計量容器10の設計仕様として、残液量は2mL以下、収容部110の容量は350mL以上であることとし、収容部110の底部と水平面との角度は5度であることとした。しかし、当該設計仕様はどのような数値であってもよく、また、当該角度は5度に限られず、どのような角度であってもよい。
また、上記実施の形態では、固定部230と第一端縁部134と第二端縁部135とが、熱による溶着により一体に固定されることとした。しかし、溶着としては、高周波、超音波いずれの方法を用いてもよく、固定部230と第一端縁部134と第二端縁部135とは、接着剤により接着されるなど、どのような方法で固定されてもよい。
また、上記実施の形態では、固定部230は肉厚1mm以下に圧延されることとした。しかし、上述の局所的な溶け出しを抑制できるのであれば、固定部230の肉厚は1mm以下に限定されず、既述したように、圧延後/圧延前の肉厚比(率)が13%〜30%の範囲内にあれば、同じ効果が得られる。
また、上記実施の形態では、固定部230は、第一端縁部134と第二端縁部135に固定される前に、予め圧延されていることとした。しかし、固定部230は、予め圧延されずに、第一端縁部134と第二端縁部135に固定されても、製造効率の向上の利点はある。
また、上記実施の形態では、第一シート101と第二シート102とが接続された1枚のシートから袋体100が構成されることとした。しかし、第一シート101と第二シート102とは分離された2枚のシートであり、当該2枚の第一シート101と第二シート102とを溶着することで、袋体100を構成することにしてもよい。
また、上記実施の形態では、固定部230を圧延した後に、チューブ200の周壁に第二開口部221を設けることとした。しかし、チューブ200の周壁に第二開口部221を設けた後に、固定部230を圧延することにしてもよい。
本発明にかかる透析用計量容器は、例えば腎機能不全の患者に対して、その患者の血液を浄化するために、患者から取り出される血液の流量と、患者に戻される血液及び患者に注入される補液の流量とをバランスさせる装置用の計量容器等として有用である。
10 透析用計量容器
11 入口部
12 出口部
13 吊下部
100 袋体
101 第一シート
102 第二シート
110 収容部
120 第一開口部
130 閉塞部
131 第一閉塞部
132 側面閉塞部
133 第二閉塞部
134 第一端縁部
135 第二端縁部
200 チューブ
210 挿通部
220 袋体内チューブ
221 第二開口部
230 固定部

Claims (8)

  1. 透析に使用される流体を吊り下げて計量するための容器である透析用計量容器であって、
    前記流体を収容する袋体と、
    前記袋体に挿通状態で、前記袋体内腔に一部である袋体内チューブが配置されるチューブと、
    前記袋体に設けられる第一開口部と、
    前記袋体内チューブに設けられる第二開口部と
    を備える透析用計量容器。
  2. 前記チューブは、先端部に、前記袋体に固定される固定部を備える
    請求項1に記載の透析用計量容器。
  3. 前記第二開口部は、前記固定部の近傍の前記袋体内チューブの周壁に貫通状に設けられる
    請求項2に記載の透析用計量容器。
  4. 前記袋体は、周縁部に、前記袋体を形成するための水密状態に閉塞した閉塞部を備え、
    前記固定部は、前記閉塞部と一体に固定されている
    請求項3に記載の透析用計量容器。
  5. 前記固定部は、前記袋体を貫通せずに、前記閉塞部と一体に固定されている
    請求項4に記載の透析用計量容器。
  6. 前記閉塞部は、前記第一開口部が設けられている第一閉塞部と、前記第一閉塞部に対向する第二閉塞部とを備え、
    前記固定部は、前記第二閉塞部と一体に固定されている
    請求項5に記載の透析用計量容器。
  7. 前記第二開口部は、径が4〜8ミリメートルの孔部である
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の透析用計量容器。
  8. 前記袋体内腔の内側底部は、前記第二開口部から離れるほど、水平に対して0〜10度の角度で上昇している
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の透析用計量容器。
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