JP2010161890A - 電源装置、電気機器、および、電源装置の制御方法 - Google Patents

電源装置、電気機器、および、電源装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】冷却ファンが故障した場合に電源装置を構成する部品に加わるダメージを減らす。
【解決手段】冷却ファン15を有する電源装置1において、電源装置内の温度を検出する検出手段(温度センサー16)と、検出手段によって検出された温度が第1の閾値以上になった場合に、装置の動作を停止させる制御を行う制御手段(CPU14)と、冷却ファンが正常に動作しない場合には、制御手段が第1の閾値よりも値が小さい第2の閾値以上で動作を停止させるように制御を変更させる変更手段(CPU14)と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置、電気機器、および、電源装置の制御方法に関する。
特許文献1には、直流安定化電源装置の発熱部品に内蔵したサーミスターの温度変化を検出して、素子障害時に直流安定化電源装置への入力を遮断することにより、発煙または発火を防止する技術が開示されている。
特開平09−330136号公報
ところで、特許文献1に開示される技術は、コンデンサー等の部品が過電圧に起因して破損した場合に、発煙または発火を防ぐ目的であることから、一般的には、高い温度(120℃)以上になった場合に、電源装置の動作を停止させる。しかしながら、例えば、冷却ファンが停止したことにより、電源装置内の温度が上昇した場合であっても、前述した温度にならないと、電源装置の動作が停止されない。このような高い温度では、他の素子の多くも熱的なダメージを受けてしまい、修理が困難になるという問題点がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、冷却ファンが故障した場合であっても、電源装置を構成する部品に加わるダメージを減らすことが可能な電源装置、電気機器、および、電源装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、冷却ファンを有する電源装置において、前記電源装置内の温度を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された温度が第1の閾値以上になった場合に、装置の動作を停止させる制御を行う制御手段と、前記冷却ファンが正常に動作しない場合には、前記制御手段が前記第1の閾値よりも値が小さい第2の閾値以上で動作を停止させるように制御を変更させる変更手段と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、冷却ファンが故障した場合であっても、電源装置を構成する部品に加わるダメージを減らすことが可能となる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記第2の閾値に基づいて装置が停止されたことを呈示する呈示手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、呈示手段の状態を参照することにより、冷却ファンの異常で停止したことを認識できる。
また、本発明は、電気機器が前述した電源装置を有することを特徴とする。
この構成によれば、冷却ファンが故障した場合であっても、電気機器の電源装置を構成する部品に加わるダメージを減らすことが可能となる。また、電気機器自体にも熱的なストレスが加わることを防止できる。
また、本発明は、冷却ファンを有する電源装置の制御方法において、冷却ファンを有する電源装置の制御方法において、前記電源装置内の温度を検出する検出ステップと、前記検出ステップにおいて検出された温度が第1の閾値以上になった場合に、装置の動作を停止させる制御を行う制御ステップと、前記冷却ファンが正常に動作しない場合には、前記制御ステップが前記第1の閾値よりもよりも値が小さい第2の閾値以上で動作を停止させるように制御を変更させる変更ステップと、を有することを特徴とする。
この方法によれば、冷却ファンが故障した場合であっても、電源装置を構成する部品に加わるダメージを減らすことが可能となる。
本発明によれば、冷却ファンが故障した場合であっても、電源装置を構成する部品に加わるダメージを減らすことが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下では、本発明の電源装置の制御方法は、電源装置の動作として説明する。
(A)実施形態の構成の説明
図1は、本発明の実施形態に係る電源装置1の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、商用電源入力端子10、ヒューズ11、遮断回路12、整流回路13、CPU(Central Processing Unit)14、冷却ファン15、温度センサー16、ROM(Read Only Memory)17、PWM(Pulse Width Modulation)回路18〜20、および、LED(Light Emitting Diode)21を有している。
ここで、商用電源入力端子10は、商用電源としての交流電源からの電源電力を入力する端子である。具体的には、電圧が100Vであり、周波数が50Hzまたは60Hzの商用電源が入力される。
ヒューズ11は、何らかのトラブル(例えば、短絡事故)により、商用電源から装置に対して過大な電流が流れた場合に溶断して、電源装置1が破損することを防止する。なお、ヒューズ11の代わりに、電磁リレー等を使用してもよい。
遮断回路12は、CPU14によって制御され、後述するように、温度異常等が発生した場合に、電源装置1に流入する電流を遮断することにより、電源装置1を構成する回路および素子に対して熱的なストレスが生じることを防止する。整流回路13は、例えば、半導体ダイオードによって構成され、商用電源の交流電圧を直流電圧に変換して出力する。
CPU14は、ROM17に格納されているプログラムおよびデータに基づいて装置の各部を制御する中央制御装置である。なお、CPU14、ROM17、および、その他の回路(例えば、RAM(Random Access Memory)、レジスター、I/F(Interface))を1つのチップとして構成するようにしてもよい。
冷却ファン15は、電源装置1の筐体の一部に取り付けられ、筐体内に空気を送風し、筐体内の温度を低下させる。なお、冷却ファン15は、CPU14によってその回転数が制御されるようにしてもよい。具体的には、筐体内の温度が所定の温度(例えば、40℃)よりも高くなった場合には回転数を増加し、所定の温度以下になった場合には回転数を減少させるようにしてもよい。なお、その際、閾値にヒステリシスを設けてもよいことはいうまでもない。
温度センサー16は、例えば、サーミスターまたはポジスターによって構成され、電源装置1の筐体内の温度を検出し、検出した温度に関する情報を、CPU14に供給する。なお、温度を検出する部位としては、例えば、筐体内の冷却ファン15から送出される空気の経路上に配置したり、あるいは、熱を発生する素子(例えば、PWM回路18〜20のスイッチング素子)の近傍に配置したり、上昇した熱によって暖められる筐体の上部に配置したりしてもよい。
ROM17は、CPU14が実行するプログラムおよびデータを格納しており、CPU14からの要求に基づいて、プログラムおよびデータを読み出して供給する。
PWM回路18〜20は、整流回路13から供給される直流電力を、PWM制御によって電圧変換し、電力の供給先としての電気機器の各部に対して供給する。図1の例では、整流回路13から供給される直流電力は、電圧V1〜V3に変換され、各部に供給される。
LED21は、CPU14によって制御され、温度異常等によって装置の動作が停止された場合に、停止の原因を示すために点灯される。なお、CPU14、ROM17、および、LED21はPWM回路18〜20とは別電源(例えば、バックアップ電池、または、遮断回路12以降の回路とは独立した電源)によって動作するので、遮断回路12が動作して電源電力の供給が停止された場合であっても、動作を継続する。
(B)実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の実施形態の動作について説明する。なお、以下では、図1に示す電源装置1が、電気機器としてのパーソナルコンピューターに内蔵されている場合を例に挙げて説明する。図2は、本実施形態に係る電源装置1の動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。すなわち、ステップS10では、CPU14は冷却ファン15が動作状態を検出する。なお、動作状態を検出する方法としては、例えば、冷却ファン15に回転状態を検出するためのセンサー(例えば、ロータリーエンコーダー)を取り付け、当該センサーからの出力を検出するか、冷却ファン15に流れる電流を検出し、当該電流が正常な範囲に存在するかを検出するか、または、冷却ファン15に生じる逆起電力が正常な範囲に存在するかを検出するかによって判断することができる。なお、正常動作していない状態とは、冷却ファン15が全く動作しない場合のみならず、例えば、冷却ファン15が所望の回転数(予め定められた回転数または制御目標回転数)で回転していない場合も含むものとする。
ステップS11では、CPU14は、ステップS10における動作状態の検出結果に基づいて、冷却ファン15が正常動作しているか否かを判定し、正常動作していると判定した場合(ステップS11;Yes)にはステップS12に進み、それ以外の場合(ステップS11;No)にはステップS13に進む。
冷却ファン15が正常動作している場合には、ステップS12に進み、温度異常により遮断回路12を遮断する際の閾値Thを120℃に設定する。具体的には、CPU14は、図示せぬ内部レジスターに、閾値Thの値として120℃を示すデータを格納する。
冷却ファン15が正常動作していない場合には、ステップS13に進み、温度異常により遮断回路12を遮断する際の閾値Thを70℃に設定する。具体的には、CPU14は、図示せぬ内部レジスターに、閾値Thの値として70℃を示すデータを格納する。
ステップS14では、CPU14は、温度センサー16によって温度Rtを検出する。具体的には、CPU14は、温度センサー16から出力される温度に関するデータを取得する。この結果、温度センサー16が配置されている部分の温度Rtが検出される。
ステップS15では、CPU14は、ステップS14において取得した温度Rtが、閾値Th以上であるか否かを判定し、閾値Th以上であると判定した場合(ステップS15;Yes)にはステップS16に進み、それ以外の場合(ステップS15;No)にはステップS19に進む。具体的には、冷却ファン15が正常に動作している場合には、閾値ThはステップS12においてTh=120℃に設定されていることから、温度センサー16によって検出された温度Rtが120℃以上である場合には、ステップS16に進み、それ以外の場合にはステップS19に進む。また、冷却ファン15が正常に動作していない場合には、閾値ThはステップS13においてTh=70℃に設定されていることから、温度センサー16によって検出された温度Rtが70℃以上である場合には、ステップS16に進み、それ以外の場合にはステップS19に進む。
ステップS16では、CPU14は、遮断回路12を制御し、電源装置1への電源電力の供給を停止させる。これにより、遮断回路12以降には電力が供給されなくなるので、温度異常が生じている場合であっても、回路素子の動作を停止させて、回路素子を保護することができる。なお、CPU14は、前述したように、独立した別電源によって駆動されることから、遮断回路12によって商用電力の供給が停止された場合であっても、動作を継続する。
ステップS17では、CPU14は、閾値Thが70℃に設定されているか否かを判定し、70℃に設定されている場合(ステップS17;Yes)には、ステップS18に進み、それ以外の場合(ステップS17;No)には処理を終了する。具体的には、冷却ファン15が異常な状態において、温度センサー16の検出温度が70℃以上になった場合には、ステップS18に進み、冷却ファン15が正常な状態において、温度センサー16の検出温度が120℃以上になった場合には、処理を終了する。
ステップS18では、CPU14は、LED21を点灯した状態とし、処理を終了する。なお、前述したように、LED21は、独立した別電源によって駆動されることから、遮断回路12によって商用電力の供給が停止された場合であっても点灯し続ける。LED21は、外部から視認可能な位置(例えば、電源装置1の電源プラグが挿入される部位の近傍等)に取り付けられているので、LED21の点灯の有無を確認することにより、冷却ファン15の異常によって、電源装置1が遮断されたか否かを知ることができる。
ステップS19では、CPU14は、処理を終了するか否かを判定し、終了しないと判定した場合(ステップS19;No)にはステップS10に戻って同様の処理を繰り返し、それ以外の場合(ステップS19;Yes)には処理を終了する。具体的には、電源スイッチがオフの状態にされた場合には処理を終了し、それ以外の場合にはステップS10に戻って同様の処理を繰り返す。
つぎに、具体的な動作について説明する。まず、冷却ファン15が正常に動作している状態において、例えば、PWM回路18の負荷が過大となって、PWM回路18の出力段の素子が発熱したとする。この場合、冷却ファン15が正常に動作していることから、ステップS11ではYesと判定されてステップS12に進み、閾値Thが120℃に設定される。そして、発熱によって温度センサー16によって検出される温度が120℃以上になった場合には、ステップS15においてYesと判定されてステップS16に進み、遮断回路12を動作させる。これにより、遮断回路12以降の回路には電力が供給されないので、PWM回路18にも電源電力が供給されず、出力段の素子および負荷が保護されることになる。
一方、冷却ファン15が正常に動作していない状態では、ステップS11においてNoと判定されてステップS13に進み、閾値Thが70℃に設定される。そして、冷却ファン15の異常に起因して、電源装置1の筐体内の温度が上昇し、温度センサー16によって検出される温度が70℃以上になった場合には、ステップS15においてYesと判定されてステップS16に進み、遮断回路12を動作させる。また、ステップS17では、閾値Th=70℃であることから、ステップS18に進み、LED21が点灯される。これにより、冷却ファン15の異常により、放熱不良で電源装置1の筐体内の温度が上昇した場合には、通常よりも低い温度70℃で遮断動作が実行される。ここで、温度70℃で遮断動作するのは、例えば、トランジスター素子、抵抗素子、ダイオード素子、および、IC(Integrated Circuit)素子等に、熱的なストレスが印加される前に電力供給を遮断して、素子が破損等することを防止するためである。このような動作により、冷却ファン15が異常な状態になった場合には、素子に熱的なストレスが加わる前に電源が遮断されるので、素子が破損して装置の修理が困難になることを防止できる。また、温度の低い段階で電力を遮断することから、素子の破損を防止し、修理を簡易に行うことができる。また、冷却ファン15が停止した場合であっても、金属製の筐体等を通じてある程度の放熱は実行されるため、筐体内の温度が、例えば、80〜90℃といった範囲で安定したまま長時間運転が継続され、電源装置1を構成する素子に熱的なストレスが印加され、これによって素子の寿命が短くなることを防止することができる。
以上に説明したように、本実施形態の電源装置1によれば、冷却ファン15が正常か否かによって、温度異常によって遮断動作を実行する際の閾値Thを変更するようにした。このため、例えば、冷却ファン15に異常が生じた場合には閾値Thを70℃に下げることにより、素子に熱的なストレスが印加されることを防止できるため、修理を簡易に行うことができる。また、素子に対して熱的なストレスが印加されて、素子の寿命が短くなることを防止できる。さらに、本実施形態では、LED21によって冷却ファン15の異常に起因して、電源が遮断されたことを示すようにしたので、遮断の原因を知ることができるため、修理を容易に行うことができる。
(C)変形実施の態様
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能であることは勿論である。
例えば、以上の実施の形態では、温度センサー16は、1箇所に設けるようにしたが、例えば、複数箇所に設けて、これらの温度センサー16からの出力信号に基づいて動作するようにしてもよい。具体的には、筐体内の所定の位置(例えば、冷却ファン15の風の通路)に温度センサーを設けるとともに、例えば、PWM回路18〜20の出力段を構成するトランジスター素子の近傍に温度センサーを1または複数設け、これら複数の温度センサーのいずれかが、前述した条件を満たした場合に、遮断回路12を駆動するようにしてもよい。なお、全ての温度センサーからの検出温度を同じ閾値と比較して判定するのではなく、それぞれ異なる閾値を設定するようにしてもよい。具体的には、出力段のトランジスター素子の近傍は、それ以外の場所(例えば、冷却ファン15の風の通路)に比較すると、温度が高くなるので、当該トランジスター素子については、閾値Thを70℃と120℃ではなく、80℃と130℃に設定してもよい。また、これ以外の温度であってもよい。
また、以上の実施形態では、整流回路13の前段に遮断回路12を設けて電力を遮断するようにしたが、例えば、整流回路13の後段に設けるようにしてもよい。また、遮断回路12を設けるのではなく、PWM回路18〜20を直接制御して、これらの動作を停止するようにしてもよい。具体的には、PWM回路18〜20に供給する駆動パルスが連続して「L」の状態になるようにすれば、出力段のトランジスター素子がオフの状態を維持するので、負荷に電力が供給されることを防止するとともに、トランジスター素子が発熱することを防止できる。なお、そのような制御を行う場合、PWM回路18〜20を全て動作停止するのではなく、これらのPWM回路18〜20によって電力が供給されている負荷の種類に応じて、優先順位を設定し、当該優先順位に基づいて、順次遮断するようにしてもよい。詳細には、例えば、瞬時に電力の供給が絶たれると不具合を生じるハードディスクドライブが負荷として接続されているPWM回路については、時間をずらして停止するようにすることができる。一例として、冷却ファン15が停止している場合において、温度が70℃以上になったときは、例えば、ハードディスクドライブに接続されているPWM回路の動作は継続状態とし、それ以外については動作を停止させる。そして、ハードディスクドライブのデータ読み書き用のヘッドを退避エリアに退避させた後に、全てのPWM回路の動作を停止させる。このようにすることにより、安全に電源を遮断することができる。
なお、最終的に全てのPWM回路の動作を停止させるのではなく、一部のPWM回路の動作を停止させることにより、温度が閾値以下に下がった場合には、当該PWM回路については、ユーザーによって手動で電源が遮断されるまで、動作を継続するようにしてもよい。具体的には、PWM回路18,19,20の優先順位がこの順である場合には、まず、PWM回路20を停止し、それでも閾値以下にならない場合には、PWM回路19を停止し、さらに、それでも閾値以下にならない場合には、PWM回路18を停止するようにしてもよい。このような制御にすることにより、安全を確保しながら、ユーザーから指示がなされるまで、動作を継続することができる。
また、以上の実施形態では、冷却ファン15は1台としたが、複数台設けるようにしてもよい。その場合には、冷却ファン15の1台が停止した場合、または、複数台のうちの所定の台数(例えば、2台のうちの1台または2台)が停止した場合に、前述の図2のステップS11において正常動作していないと判定するようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、電源装置1の出力回路としては、PWM回路18〜20を用いる場合を例に挙げて説明したが、本発明はこのような場合のみに限定されるものではなく、例えば、PAM(Pulse Amplitude Modulation)またはPDM(Pulse Density Modulation)回路を用いるようにしてもよい。
本発明の実施形態の電源装置の構成例を示すブロック図である。 図1において実行される処理の一例を示すフローチャートである。
1…電源装置、10…商用電源入力端子、11…ヒューズ、12…遮断回路、13…整流回路、14…CPU、15…冷却ファン、16…温度センサー、17…ROM、18〜20…PWM回路。

Claims (4)

  1. 冷却ファンを有する電源装置において、
    前記電源装置内の温度を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された温度が第1の閾値以上になった場合に、装置の動作を停止させる制御を行う制御手段と、
    前記冷却ファンが正常に動作しない場合には、前記制御手段が前記第1の閾値よりも値が小さい第2の閾値以上で動作を停止させるように制御を変更させる変更手段と、
    を有することを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1に記載の電源装置において、
    前記第2の閾値に基づいて装置が停止されたことを呈示する呈示手段を有する、
    ことを特徴とする電源装置。
  3. 請求項1または2に記載の電源装置を有することを特徴とする電気機器。
  4. 冷却ファンを有する電源装置の制御方法において、
    前記電源装置内の温度を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出された温度が第1の閾値以上になった場合に、装置の動作を停止させる制御を行う制御ステップと、
    前記冷却ファンが正常に動作しない場合には、前記制御ステップが前記第1の閾値よりもよりも値が小さい第2の閾値以上で動作を停止させるように制御を変更させる変更ステップと、
    を有することを特徴とする電源装置の制御方法。
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