JP2010161017A - 筒状保護キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな振動や衝撃があっても保護キャップがヒュージブルリンクブロックから外れることがない保護キャップを提供する。
【解決手段】ブスバーとブスバーに対して垂直の向きに固定されたヒューズユニットとから成るL字状ヒュージブルリンクFLを覆い、かつブスバー又はヒューズユニットの一部に係止するロック部材を備えた保護キャップ10において、保護キャップ10が、バッテリポスト上のブスバー部分を開閉可能に覆うバッテリポスト保護部122と、バッテリポスト保護部122に連接してブスバー部分以外のブスバーを覆うブスバー保護部121と、ブスバー保護部121に連接してヒューズユニットを覆うヒューズユニット保護部11とから成り、ブスバー保護部121を内部に空洞のある筒に形成し、その空洞内にブスバーを貫通させた。
【選択図】図1

Description

本発明は、バッテリーと電気機器との間に接続されるヒューズを装着するためのヒュージブルリンクブロックの保護キャップに関するもので、特に振動時に外れることのない保護キャップに関する。
ヒュージブルリンクブロックを覆って保護する従来公知の保護キャップとしては、例えば特許文献1記載のようなものが知られている。
特開平9−115415号公報
以下に、特許文献1記載のヒュージブルリンクブロックの構成と欠点について図12を用いて説明する。
〈特許文献1記載のヒュージブルリンクブロックの構成〉
図12は特許文献1記載のヒュージブルリンクブロックを分解して示す斜視図である。図において、100が従来公知のヒュージブルリンクブロックである。これは、保護キャップ20とブロック本体30とアウターカバー40とブスバー50とを備えて成るものであり、以下、保護キャップ20、ブロック本体30、アウターカバー40、およびブスバー50について簡単に説明する。
《保護キャップ20》
保護キャップ20は、ブロック本体30に装着されたヒューズFおよびブスバー50を覆って、外部機器との接触から保護している。
保護キャップ20には端部に支持軸部22が形成されている。これは保護キャップ20の外壁両側部から一体に突設された支持壁部間に円柱状軸として形成されている。
《ブロック本体30》
ブロック本体30は樹脂で下面が開放した箱状をなし、横断面視で2個の凹部を構成し、その凹部の底面同士が背中合わせになるように形成されている。その上部にヒューズFが収納され、その際、ヒューズFの下端の端子Ftがブロック本体30の内部にあるメスコネクタの一端に装着されることで電気的接続がなされる。メスコネクタの他端には電線Wの端子Wtが接続されている。
ブロック本体30の外壁面には、アウターカバー40をブロック本体30に嵌合して、端子固定部33を閉じる位置までスライドした際に、アウターカバー40と係合して、アウターカバー40をその位置にロックするロックアーム32が設けられている。
また、ブロック本体30の上方の端部に斜め下方に向けて開口する軸受部31が形成されている。
《アウターカバー40》
アウターカバー40は、ブロック本体30の端子固定部33を開閉するものであり、矩形筒状に形成され、ブロック本体30の下側からブロック本体30の外周に嵌合して、上に向けてスライドできるようになっている。
また、アウターカバー40の上方の端部に斜め上方に向けて開口する軸受部41が形成されている。
《ブスバー50》
ブスバー50は、その一端が接続補助具51を介してバッテリBのバッテリポストBtに接続され、他端がヒューズFの端子Ftと一方の電線Wの端子Wtと共にブロック本体30の内部へボルトBとナットNを用いて共締め固定されている。
《保護キャップ20の回動機構》
保護キャップ20に形成された支持軸部22は、ブロック本体30に形成された半軸受部31とアウターカバー40に形成された半軸受部41とが当接することで形成される軸受部31・41内に回動自在に収容され、したがってまた、カバー20が回動自在に連結される。
このように保護キャップ20の支持軸部22が軸受部31・41内に挿入された状態では、保護キャップ20は支持軸部22を中心に回動自在となっており、ブロック本体30のヒューズF装着部及びバッテリポストBtへの接続部分を覆うことが出来るようになっている。
〈従来公知のヒュージブルリンクブロックの欠点〉
このように、従来のヒュージブルリンクブロック100においては、保護キャップ20の一端に設けた支持軸部22は、支持軸部22が挿入される開口を有して支持軸部22を支持するブロック本体30の半軸受部31と、ブロック本体30にスライド自在に支持されるアウターカバー40の半軸受部41とを当接してできる軸受部31・41に回動自在に収容されている。
また、ヒュージブルリンクブロック100は、ブロック本体30にロック32を複数箇所(図で見えているのは1個だが、反対側にもある。)設置し、アウターカバー40を下方向から上昇させてブロック本体30を挿入することで、所定位置に達したときアウターカバー40に形成されているロック溝にロック32が係合して両者を固定していた。
そのため、バッテリBにバッテリヒューズ搭載時、衝突や振動の衝撃により保護キャップのロックが外れる可能性があった。
保護キャップのロックが外れるとブロック本体とアウターカバーで形成される軸受部31・41が離脱して、保護キャップの軸受が外れ、そのため衝突や振動の衝撃などで保護キャップが大きく振動して、バッテリヒューズと保護キャップが外れてしまうという問題が発生した。
〈本発明の目的〉
したがって、本発明は、どんなに大きな衝突や振動の衝撃があっても、バッテリヒューズから外れることのない保護キャップを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、第1の発明は筒状保護キャップに係り、バッテリポストに一端で固定され他端でヒューズユニットに接続されるブスバーと、該ブスバーに対して垂直の向きに固定されたヒューズユニットと、から成るL字状ヒュージブルリンクブロックを覆い、かつ前記ブスバー又は前記ヒューズユニットの一部に係止するロック部材を備えた保護キャップにおいて、前記保護キャップが、前記バッテリポスト上のブスバー部分を開閉可能に覆うバッテリポスト保護部と、前記バッテリポスト保護部に連接して前記ブスバー部分以外のブスバーを覆うブスバー保護部と、前記ブスバー保護部に連接してヒューズユニットを覆うヒューズユニット保護部とから成り、前記ブスバー保護部を内部に空洞のある筒に形成し、前記筒の空洞内に前記ブスバーを貫通させるようにしたことを特徴としている。
また、第2の発明は第1の発明の筒状保護キャップにおいて、前記ブスバー又は前記ヒューズユニットの一部に当接する当接部材を前記保護キャップ内部に立設したことを特徴としている。
また、第3の発明は第1又は第2の発明の筒状保護キャップにおいて、前記ヒューズユニット保護部が折り曲げ可能に前記ブスバー保護部に連接し、使用時には下方に折り曲げることで前記ヒューズユニットの側面部を覆うことを特徴としている。
第1の発明によれば、衝突や振動の衝撃により例えロック部材の係止が外れたとしても、筒状のブスバー保護部がバッテリポストとL字状ヒュージブルリンクブロックの垂直部分との間に介在していて、L字状ヒュージブルリンクの先端からも後端からも抜け出ることができないため、ヒュージブルリンクブロックから外れないようになる。
また、第2の発明によれば、衝突や振動の衝撃があっても当接部材がブスバーやヒューズユニットの一部に当接しているので、ガタ防止となり、衝突や振動の衝撃によりロック部材の係止が外れにくくなる。
また、第3の発明によれば、ヒューズユニット保護部が折り曲げ可能にブスバー保護部に連接しているので、下方に折り曲げることで簡単かつ確実にL字状ヒュージブルリンクに対する防水性および絶縁性を保つようにできる。
L字状ヒュージブルリンクの本発明に係る保護キャップを示す斜視図で、(a)は斜め上から見た斜視図、(b)は斜め下から見た斜視図である。 図1の本発明に係る保護キャップの底面図(a)、および図2(a)のA−A矢視図(側面図)(b)である。 図1の保護キャップを図の左側から見た斜視図である。 保護キャップ10とL字状ヒュージブルリンクFLとの装着方向を説明する斜視図である。 保護キャップ10がL字状ヒュージブルリンクFLに装着された状態を下から示した斜視図である。 L字状ヒュージブルリンクFLをバッテリポストに接続した状態の断面図である。 L字状ヒュージブルリンクFLをバッテリポストに接続した状態の側面図である。 保護キャップの装着が完了して使用可能状態となったヒュージブルリンクの後方からの斜視図である。 ガタ防止機構を備えた本発明に係る保護キャップの底面図(a)、および図2(a)のA−A矢視図(側面図)(b)である。 L字状ヒュージブルリンクFLをバッテリポストに接続した状態の断面図である。 ガタ防止機構を備えた保護キャップを図の左側から見た斜視図である。 特許文献1記載のヒュージブルリンクを分解して示す斜視図である。
〈本発明の第1の実施形態〉
以下、L字状ヒュージブルリンクの本発明に係る保護キャップについて、まず本発明の第1の実施形態を図1−図8を用いて説明する。
〈保護キャップの説明〉
図1はL字状ヒュージブルリンクの本発明に係る保護キャップを示す斜視図で、(a)は斜め上から見た斜視図、(b)は斜め下から見た斜視図である。
図2は図1の本発明に係る保護キャップの底面図(a)、および図2(a)のA−A矢視図(側面図)(b)である。
図3は図1の保護キャップを図の左側から見た斜視図である。
図1−図3において10は本発明に係る保護キャップである。
この保護キャップ10はヒューズユニット保護部11と電源接続体保護部12から成り、さらに電源接続体保護部12はバッテリポスト上のブスバー部分を開閉可能に覆うバッテリポスト保護部122と、バッテリポスト保護部122に連接されるブスバー保護部121とから成る。以下、ヒューズユニット保護部11とブスバー保護部121とバッテリポスト保護部122の順でこれらについて説明する。
〈ヒューズユニット保護部11〉
ヒューズユニット保護部11は、図1および図2に示すように、ヒンジh2を境として下方に曲折できるようになるヒューズユニット垂直部位保護板11aと、このヒューズユニット垂直部位保護板11aの幅方向両端に配設されるヒューズユニット保護側板11sとから成る。ヒューズユニット保護側板11sの水平方向長さは、水平状態のヒューズユニット垂直部位保護板11aの水平方向長さまでは必要なく、ヒューズユニット垂直部位保護板11aのヒンジh2近傍を外力から保護する程度の長さであればよい。ヒューズユニット垂直部位保護板11aがヒンジh2を境として下方に曲折すると、図3および図5のようにL字状ヒュージブルリンクFLの垂直部位(ヒューズエレメントの収納されている部位)を覆うようになり、ヒューズエレメント等を外部から保護する。すなわち、簡単かつ確実にL字状ヒュージブルリンクに対する防水性および絶縁性を保つようにできる。
〈ブスバー保護部121〉
ブスバー保護部121は、図1、図2、そして特に図3に示すように、ブスバー保護天板121a(図1)とこのブスバー保護天板121aの両端から下方に延設されるブスバー保護側板121sと両ブスバー保護側板121sの下端部同士を連結するブスバー保護底板121bとから成るもので、幅方向に切った断面が口字状をしている。
ブスバー保護側板121sとヒューズユニット保護側板11sとの連結部位は保護すべきヒュージブルリンクブロックの形状に合わせて拡開部位120sを設けて調整される。
この断面が口字状(筒)の内部に図5のようにL字状ヒュージブルリンクFLの水平部位を貫通させた状態でヒュージブルリンクFLの水平部先端をバッテリポストBtに接続・固定(この場合はもちろんバッテリポスト保護天板122aを上方に回動させた状態で接続・固定が行われる)が行われる。
このことにより、筒の底板をなすブスバー保護底板121bがバッテリポストBtとL字状ヒュージブルリンクFLの垂直部位との間にあって前方(バッテリ側)にも後方(ヒュージブルリンクFLの垂直部位側)にも抜け出ることができないので、どのような大きな振動や衝撃があっても保護キャップがここから外れることはない。
〈バッテリポスト保護部122〉
バッテリポスト保護部122は、図1、図2、そして特に図3に示すように、バッテリポスト保護天板122aとバッテリポスト保護天板122aの両端から下方に延設されるバッテリポスト保護側板122sとから成るもので、幅方向に切った断面がコ字状をしている。
バッテリポスト保護側板122sと隣のブスバー保護側板121sとの境にスリットを入れてヒンジh1を形成して、バッテリポスト保護部122がヒンジh1を境にして上方に回動できるようになっている。
〈保護キャップ10の装着のしかた〉
保護キャップ10の装着のしかたについて図4−図8を用いて説明する。
図4は保護キャップ10とL字状ヒュージブルリンクFLとの装着方向を説明する斜視図である。
図5は保護キャップ10がL字状ヒュージブルリンクFLに装着された状態を下から示した斜視図である。
図6はL字状ヒュージブルリンクFLをバッテリポストに接続した状態の断面図である。
図7はL字状ヒュージブルリンクFLをバッテリポストに接続した状態の側面図である。
図8は保護キャップの装着が完了して使用可能状態となったヒュージブルリンクの後方からの斜視図である。
(1)まず、ヒューズユニット垂直部位保護板11aとバッテリポスト保護天板122aを図4のように水平状態して、その保護キャップ10にL字状ヒュージブルリンクFLの水平部位を接近させる。
(2)次に、保護キャップ10の筒の中にL字状ヒュージブルリンクFLの水平部位が挿入され、その後、そのまま挿入を続けると保護キャップ10内のロック部材(図示なし)がヒュージブルリンクFLの水平部位のロック部材に対応する係止部と係合して、挿入が止まり、図5のように保護キャップ10がL字状ヒュージブルリンクFLに装着される。図5から,L字状ヒュージブルリンクFLがバッテリポストに接続される接続部FjとL字状ヒュージブルリンクFLの垂直部位との間にブスバー保護底板121bが介在しているのが判る。
(3)更に、保護キャップ10のバッテリポスト保護天板122aを回動させて垂直状態に開いて、L字状ヒュージブルリンクFLの先端を大きく露出させ、L字状ヒュージブルリンクFLの先端の接続部Fj(図5)を接続補助具を介してバッテリポストBtに接続する。その後、再びバッテリポスト保護天板122aを回動させて水平状態に戻すと、図6および図7のようになる。図6および図7において、ブスバー保護底板121bがバッテリポストBtとL字状ヒュージブルリンクFLの垂直部位との間に介在しているのが判る。
(4)そして、保護キャップ10のヒューズユニット垂直部位保護板11aを下方に曲折して、L字状ヒュージブルリンクFLの側面のヒューズエレメントを保護することで、図8のように保護キャップ10の装着が完了する。
〈本発明の特徴〉
保護キャップ10にはブスバーの一部やヒューズユニットの一部に係止するようにロック部材を内部の適所に備えており、保護キャップ10がヒューズユニット保護部11と電源接続体保護部12に装着された段階でそのロック部材がブスバーの一部やヒューズユニットの一部に係止して、振動や衝撃があっても外れないようになっている。しかしながら、予想を超えた加速の大きな衝撃が加わった場合にはロック部材が外れ、したがってまた、保護キャップがヒュージブルリンクから外れることも起こり得た。
しかしながら、本発明によれば、上記のようにブスバー保護部121を空洞のある筒(断面が口字状)に形成して、この筒の空洞内にL字状ヒュージブルリンクFLの水平部分を貫通させているので、予想を超えた加速の大きな振動や衝撃があっても保護キャップ10がヒュージブルリンクFLから外れ落ちることがなくなる。
また、保護キャップのヒンジ部を下方に曲げることにより従来の機能である防水性も絶縁性も保たれる。
〈本発明の第2の実施形態〉
本発明の第2の実施形態は保護キャップのロック部材が係合を外れないようにするためのもので、保護キャップの内部にガタ防止機構を講じたものである。
図9はガタ防止機構を備えた本発明に係る保護キャップの底面図(a)、および図2(a)のA−A矢視図(側面図)(b)である。
図10はL字状ヒュージブルリンクFLをバッテリポストに接続した状態の断面図である。
図11はガタ防止機構を備えた保護キャップを図の左側から見た斜視図である。
〈第1当接部材による上下振動のガタ防止〉
図9−図11において、g1はブスバーの一部の頭に当接する第1当接部材で、バッテリポスト保護天板122aの裏側から下方に向けて立設されている。
第1当接部材g1の先端はヒュージブルリンクFLのブスバーの一部の頭に達する長さであって、保護キャップ10をヒュージブルリンクFLに挿入する途中で障害とならない位置に設けられている。
この第1当接部材g1は先端がブスバーの一部の頭に常時当接しているので、上下方向に振動や衝撃が生じてもガタつかなくなり、したがって保護キャップ10のロック部材の係合が外れ難くなる。
〈第2当接部材による上下振動のガタ防止〉
図9−図11において、g2はブスバーの一部の頭に当接する第2当接部材で、ブスバー保護側板121sの両端内側から横方向に延設され(図11)、ブスバーの低位にある一部の頭を横方向から押さえる構造となっている。
第2当接部材g2も同じく保護キャップ10をヒュージブルリンクFLに挿入する途中で障害とならない位置に設けられている。
この第2当接部材g2は先端がブスバーの一部の頭に常時当接しているので、上下方向に振動や衝撃が生じてもガタつかなくなり、したがって保護キャップ10のロック部材の係合が外れ難くなる。
〈第3当接部材による前後振動のガタ防止〉
図9および図11において、g3はブスバーの一部に前部又は後部に当接する第3当接部材で、ブスバー保護天板121aの裏側から下方に向けて立設されている。第3当接部材g3の先端はヒュージブルリンクFLのブスバーの一部の前部又は後部に達する長さであって、保護キャップ10をヒュージブルリンクFLに挿入する途中で障害とならない位置に設けられている。
この第3当接部材g3は先端がブスバーの一部の前部又は後部に常時当接しているので、水平の前後方向に振動や衝撃が生じてもガタつかなくなり、したがって保護キャップ10のロック部材の係合が外れ難くなる。
以上のように、第2の実施形態によれば、保護キャップの内部に保護キャップとヒュージブルリンクFLとの接触する部位を形成しておくことにより両者間の間での振動発生を防止し、これによりロック部材が係合を外れないようにできる。したがって保護キャップがヒュージブルリンクから外れることも起きなくなる。
10 本発明に係る保護キャップ
11 ヒューズユニット保護部
11aヒューズユニット垂直部位保護板
11s ヒューズユニット保護側板
12 電源接続体保護部
120s 拡開部位
121 ブスバー保護部
121a ブスバー保護天板
121b ブスバー保護底板
121s ブスバー保護側板
122 バッテリポスト保護部
122a バッテリポスト保護天板
122s バッテリポスト保護側板
FL L字状ヒュージブルリンク
Bt バッテリポスト
h1、h1 ヒンジ
g1 第1当接部材
g2 第2当接部材
g3 第3当接部材

Claims (3)

  1. バッテリポストに一端で固定され他端でヒューズユニットに接続されるブスバーと、該ブスバーに対して垂直の向きに固定されたヒューズユニットと、から成るL字状ヒュージブルリンクブロックを覆い、かつ前記ブスバー又は前記ヒューズユニットの一部に係止するロック部材を備えた保護キャップにおいて、
    前記保護キャップが、前記バッテリポスト上のブスバー部分を開閉可能に覆うバッテリポスト保護部と、前記バッテリポスト保護部に連接して前記ブスバー部分以外のブスバーを覆うブスバー保護部と、前記ブスバー保護部に連接してヒューズユニットを覆うヒューズユニット保護部とから成り、
    前記ブスバー保護部を内部に空洞のある筒に形成し、前記筒の空洞内に前記ブスバーを貫通させるようにしたことを特徴とする筒状保護キャップ。
  2. 前記ブスバー又は前記ヒューズユニットの一部に当接する当接部材を前記保護キャップ内部に立設したことを特徴とする請求項1記載の筒状保護キャップ。
  3. 前記ヒューズユニット保護部が折り曲げ可能に前記ブスバー保護部に連接し、使用時には下方に折り曲げることで前記ヒューズユニットの側面部を覆うことを特徴とする請求項1又は2記載の筒状保護キャップ。
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