JP2010160395A - 画像形成装置、及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置、及び画像形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010160395A
JP2010160395A JP2009003331A JP2009003331A JP2010160395A JP 2010160395 A JP2010160395 A JP 2010160395A JP 2009003331 A JP2009003331 A JP 2009003331A JP 2009003331 A JP2009003331 A JP 2009003331A JP 2010160395 A JP2010160395 A JP 2010160395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
organic photoreceptor
forming apparatus
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009003331A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Inagaki
圭一 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2009003331A priority Critical patent/JP2010160395A/ja
Publication of JP2010160395A publication Critical patent/JP2010160395A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】本願発明の目的は、NOxやオゾン等の活性ガスによる画像流れ等の画像欠陥を改善した画像形成装置、画像形成方法を提供することであり、特に、帯電極直下で発生しやすい画像流れ等の画像欠陥を改善した画像形成装置、画像形成方法を提供すること。
【解決手段】画像形成装置の電源停止動作(エンドシーケンス)として、有機感光体への圧着部材を現像手段を除いて全て解除した後、前記有機感光体を回転させ、有機感光体上に帯電手段、露光手段、現像手段を作動させて、該有機感光体にトナー画像部を形成し、該トナー画像部が帯電手段の帯電極直下に位置させて、有機感光体の回転を停止させた後、画像形成装置の電源停止を行う制御をすることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図4

Description

本願発明は、電子写真方式の画像形成に用いる画像形成装置及び画像形成方法に関する発明である。
電子写真方式の画像形成装置においては、近年、高速・長寿命を目的としたプロセス開発が盛んに行われている。
高速の画像形成方法(プロセス)は短時間に所定の電位まで帯電させるために、より高出力の帯電極が必要になるが、弊害として帯電極による高出力放電によるNOxやオゾンの発生量が多くなる。これらNOxやオゾンは、電子写真感光体の表面に付着して、感光体上の静電荷像を崩し、画像流れ等の画像欠陥を発生する。
特に問題となるのは、高温高湿下において高濃度のNOxやオゾン等の活性ガスに暴露される帯電極直下の画像流れである。
このような問題に対しては、特許文献1では、画像形成動作開始時の感光体の回転開始時において光除電部を作動させながら帯電極を作動させ、画像形成終了後において光除電部を作動させずに帯電極を作動させながら感光体を1回転以上回転させた後に停止させる制御を行うことが提案されている。
又、他の方法としては、画像形成動作の停止中でも、一定の時間が経過すれば、感光体を回転させ、画像むらを改善する技術が公開されている(特許文献2)。
これらの従来技術は、両者とも尚十分な効果がなく、近年の長寿命を目的とした低摩耗性の感光体(微粒子含有表面層、硬化型表面層等の感光体)では十分な効果が得られない。
特開平2−064662号公報 特開平9−068906号公報
本願発明の目的は、上記のような問題を解決し、NOxやオゾン等の活性ガスによる画像流れ等の画像欠陥を改善した画像形成装置、画像形成方法を提供することであり、特に、帯電極直下で発生しやすい画像流れ等の画像欠陥を改善した画像形成装置、画像形成方法を提供することである。
本願発明者等は、上記の目的は、帯電直下で感光体上に蓄積しやすいNOxやオゾン等を阻害する物質を感光体の表面に一時的に形成することが有効であることを見出し、本願発明を達成した。
即ち、本願発明の目的は、下記に記載する構成を有することにより達成される。
1.円筒状の有機感光体上にコロナ放電方式により帯電電位を付与する帯電手段、該帯電電位が付与された有機感光体上に露光して静電潜像を形成する露光手段、該静電潜像をトナー像に顕像化する現像手段、該トナー像を転写媒体に転写する転写手段、該転写後の有機感光体上の残留トナーをカウンター方式で有機感光体に当接しているクリーニングブレードで除去するクリーニング手段を備えた画像形成手段及び制御手段とを有する画像形成装置において、前記制御手段は、前記画像形成装置の電源停止動作(エンドシーケンス)として、有機感光体への圧着部材を現像手段を除いて全て解除した後、前記有機感光体を回転させ、有機感光体上に帯電手段、露光手段、現像手段を作動させて、該有機感光体にトナー画像部を形成し、該トナー画像部が帯電手段の帯電極直下に位置させて、有機感光体の回転を停止させた後、画像形成装置の電源停止を行う制御をすることを特徴とする画像形成装置。
2.前記制御手段は、前記画像形成装置の電源入り後に、画像形成開始動作(スタートシーケンス)として、有機感光体への圧着部材をクリーニング手段を除いて全て解除した後、前記有機感光体を回転させ、有機感光体上の前記トナー画像部のトナーをクリーニング手段で除去した後、前記で解除した圧着部材を定位置に戻した後、画像形成動作を行う制御をすることを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
3.円筒状の有機感光体上にコロナ放電方式により帯電電位を付与する帯電手段、該帯電電位が付与された有機感光体上に露光して静電潜像を形成する露光手段、該静電潜像をトナー像に顕像化する現像手段、該トナー像を転写媒体に転写する転写手段、該転写後の有機感光体上の残留トナーをカウンター方式で有機感光体に当接しているクリーニングブレードで除去するクリーニング手段を備えた画像形成部手段及び制御手段とを有する画像形成装置を用いて電子写真画像を作製する画像形成方法において、前記制御手段は、前記画像形成装置の電源停止動作として、有機感光体への圧着部材を現像手段を除いて全て解除した後、前記有機感光体を回転させ、有機感光体上に帯電手段、露光手段、現像手段を作動させて、該有機感光体にトナー画像部を形成し、該トナー画像部が帯電手段の帯電極直下に位置させて、有機感光体の回転を停止させた後、画像形成装置の電源停止を行う制御をすることを特徴とする画像形成方法。
本願発明の画像形成装置及び画像形成方法を適用することにより、NOxやオゾン等の活性ガスにより発生していた画像流れ等の画像欠陥を改善でき、良好な電子写真画像を形成できる画像形成装置及び画像形成方法を提供することができる。
本願発明の画像形成装置の一例を示す図である。 図1の画像形成部(画像形成手段)Cを模式的に拡大した図である。 本実施形態に係る画像形成装置の制御ブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置のエンドシーケンス制御フローを示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置のスタートシーケンス制御フローを示す図である。 第2の実施形態に係る画像形成装置のスタートシーケンス制御フローを示す図である。
本発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
[画像形成装置]
まず、本願発明の画像形成装置について例を挙げて説明する。
図1に示す画像形成装置1は、デジタル方式による画像形成装置であって、画像読取り部(画像読取り手段)A、画像処理部(画像処理手段)B、画像形成部(画像形成手段)C、転写紙搬送手段としての転写紙搬送部(転写紙搬送手段)Dから構成されている。
画像読取り部Aの上部には原稿を自動搬送する自動原稿送り手段が設けられていて、原稿載置台11上に載置された原稿は原稿搬送ローラ12によって1枚宛分離搬送され読み取り位置13aにて画像の読み取りが行われる。原稿読み取りが終了した原稿は原稿搬送ローラ12によって原稿排紙皿14上に排出される。
一方、プラテンガラス13上に置かれた場合の原稿の画像は走査光学系を構成する照明ランプ及び第1ミラーから成る第1ミラーユニット15の速度vによる読み取り動作と、V字状に位置した第2ミラー及び第3ミラーから成る第2ミラーユニット16の同方向への速度v/2による移動によって読み取られる。
読み取られた画像は、投影レンズ17を通してラインセンサである撮像素子CCDの受光面に結像される。撮像素子CCD上に結像されたライン状の光学像は順次電気信号(輝度信号)に光電変換されたのちA/D変換を行い、画像処理部Bにおいて濃度変換、フィルタ処理などの処理が施された後、画像データは一旦メモリに記憶される。
画像形成部(画像形成手段)Cでは、画像形成ユニットとして、像担持体であるドラム状の感光体21と、その外周に、該感光体21を帯電させる帯電手段(帯電工程)22、帯電した感光体の表面電位を検出する電位検出手段220、現像手段(現像工程)23、転写手段(転写工程)である転写搬送ベルト手段45、前記感光体21のクリーニング手段(クリーニング工程)26及び光除電手段(光除電工程)としてのPCL(プレチャージランプ)27が各々動作順に配置されている。また、現像手段23の下流側には感光体21上に現像されたパッチ像の反射濃度を測定する反射濃度検出手段222が設けられている。感光体21には、本発明に係わる有機感光体を使用し、図示の時計方向に駆動回転される。
回転する感光体21へは帯電手段22による一様帯電がなされた後、像露光手段(像露光工程)30としての露光光学系により画像処理部Bのメモリから呼び出された画像信号に基づいた像露光が行われる。書き込み手段である像露光手段30としての露光光学系は図示しないレーザダイオードを発光光源とし、回転するポリゴンミラー31、fθレンズ34、シリンドリカルレンズ35を経て反射ミラー32により光路が曲げられ主走査がなされるもので、感光体21に対してAoの位置において像露光が行われ、感光体21の回転(副走査)によって静電潜像が形成される。本実施の形態の一例では文字部に対して露光を行い静電潜像を形成する。
本発明の画像形成装置においては、感光体上に静電潜像を形成するに際し、半導体レーザ又は発光ダイオードを像露光光源として用いている。
感光体21上の静電潜像は現像手段23によって反転現像が行われ、感光体21の表面に可視像のトナー像が形成される。本発明の画像形成方法では、該現像手段に用いられる現像剤はトナーを含有している。トナーは、一成分現像剤でも二成分現像剤として用いてもよい。
一成分現像剤として用いる場合は、非磁性一成分現像剤、あるいはトナー中に0.1〜0.5μm程度の磁性粒子を含有させ磁性一成分現像剤としたものがあげられ、いずれも使用することができる。
又、キャリアと混合して二成分現像剤として用いることができる。この場合は、キャリアの磁性粒子として、鉄、フェライト、マグネタイト等の金属、それらの金属とアルミニウム、鉛等の金属との合金等の従来から公知の材料を用いることが出来る。
転写紙搬送部Dでは、画像形成ユニットの下方に異なるサイズの転写紙Pが収納された転写紙収納手段としての給紙ユニット41(A)、41(B)、41(C)が設けられ、また側方には手差し給紙を行う手差し給紙ユニット42が設けられていて、それらの何れかから選択された転写紙Pは案内ローラ43によって搬送路40に沿って給紙され、給紙される転写紙Pの傾きと偏りの修正を行う対の給紙レジストローラ44によって転写紙Pは一時停止を行ったのち再給紙が行われ、搬送路40、転写前ローラ43a、給紙経路46及び進入ガイド板47に案内され、感光体21上のトナー画像が転写位置Boにおいて転写極24及び分離極25、爪分離手段250等によって、転写紙P上に転写され、該転写紙Pも感光体から分離され、その後、転写紙Pは転写搬送ベルト手段45の転写搬送ベルト454に載置搬送され、転写搬送ベルト手段45により定着手段50に搬送される。
定着手段50は定着ローラ51と加圧ローラ52とを有しており、転写紙Pを定着ローラ51と加圧ローラ52との間を通過させることにより、加熱、加圧によってトナーを定着させる。トナー画像の定着を終えた転写紙Pは排紙トレイ64上に排出される。
以上は転写紙の片側への画像形成を行う状態を説明したものであるが、両面複写の場合は排紙切換部材170が切り替わり、転写紙案内部177が開放され、転写紙Pは破線矢印の方向に搬送される。
更に、搬送機構178により転写紙Pは下方に搬送され、転写紙反転部179によりスイッチバックさせられ、転写紙Pの後端部は先端部となって両面複写用給紙ユニット130内に搬送される。
転写紙Pは両面複写用給紙ユニット130に設けられた搬送ガイド131を給紙方向に移動し、給紙ローラ132で転写紙Pを再給紙し、転写紙Pを搬送路40に案内する。
再び、上述したように感光体21方向に転写紙Pを搬送し、転写紙Pの裏面にトナー画像を転写し、定着手段50で定着した後、排紙トレイ64に排紙する。
本発明の画像形成装置としては、上述の感光体と、現像器、クリーニング器等の構成要素をプロセスカートリッジとして一体に結合して構成し、このユニットを装置本体に対して着脱自在に構成しても良い。又、帯電器、像露光器、現像器、転写又は分離器、及びクリーニング器の少なくとも1つを感光体とともに一体に支持してプロセスカートリッジを形成し、装置本体に着脱自在の単一ユニットとし、装置本体のレールなどの案内手段を用いて着脱自在の構成としても良い。
図2は、図1の画像形成部(画像形成手段)Cを模式的に拡大した図である。
図2において、図示しない原稿読み取り装置にて読み取った情報に基づき、半導体レーザ光源から像露光光が像露光手段30を介して、感光体21の面上に照射され静電潛像を作る。感光体は、あらかじめ帯電手段22により一様帯電され、像露光のタイミングにあわせて時計方向に回転を開始している。
感光体面上の静電潛像は、現像手段23により現像され、現像により形成されたトナー像はタイミングを合わせて転写搬送ベルト手段45上を搬送されてきた転写紙Pに転写極24の作用により転写される。さらに感光体21と転写紙Pは分離極25、爪分離手段250により分離され、転写紙Pは定着手段50へと導かれトナー像が転写紙Pに定着される。
感光体面に残留した未転写のトナー等は、クリーニングブレード方式のクリーニング手段26にて清掃され、光除電手段(PCL)27にて残留電荷を除き、次の画像形成のため再び帯電手段22により、帯電される。
本願発明に係わる有機感光体の圧着部材としては、図1を例に挙げると、接触現像の場合の現像手段、転写手段、爪分離手段、クリーニング手段等が挙げられる。この圧着部材とは、有機感光体に接触している部材のことであり、圧着部材を解除するとは、接触している圧着部材を、非接触の状態に切り離すことを意味する。
又、解除した圧着部材を定位置に戻すとは、一旦非接触の状態に切り離した圧着部材を、通常の接触状態に戻すことを意味する。
又、有機感光体にトナー画像部を形成するとは、有機感光体上に一定の濃度を有するトナー画像部を形成する現像を行うことである。この際、トナー画像部は、帯電極直下で、有機感光体上に蓄積するNOxやオゾン等の活性ガスをトナー画像でブロックするものであるから、ある程度、濃度の高いべた画像が好ましい。又、トナー画像部は帯電極幅以上の幅を持ったトナー画像部が好ましい。
本願発明の画像形成装置は、前記画像読取り部(画像読取り手段)A、画像処理部(画像処理手段)B、画像形成部(画像形成手段)C、転写紙搬送部(転写紙搬送手段)D以外に制御部(制御手段)Eを有する。
以下に、本願発明に係わる制御手段について説明する。
図3は、実施形態に係る画像形成装置の制御ブロック図である。同図において本実施形態の動作説明に必要な部分の周囲を中心に記載してあり、その他の画像形成装置として既知の部分については省略してある。
制御部50はCPU、ROM、RAMを備えており、CPUがプログラムに従って画像形成装置の各種制御を実行する「制御手段」として機能する。ROMには、制御を行うための各種プログラムやデータが記憶されている。RAMにおいてはCPUによってワークエリアとして利用され、CPUが画像形成装置の制御を実行する際に必要なプログラムやデータを一時的に記憶する。そして、CPUは、RAMに展開されたプログラム及びデータに基づき、画像形成装置全体の制御を実行する。
又、制御部50は「感光体の使用履歴」としての感光体1の現時点までの総使用時間を管理する使用時間積算カウンタ501と、計時機能を備えたタイマー502等も有する。
制御部50には、図3のような部材が連結している。即ち、記憶部51では各種の制御テーブルを記憶している。駆動モータM1は、その動作により感光体1を回転駆動させる。使用時間積算カウンタ501では、駆動モータM1の駆動時間をカウントしている。高圧電源H1では、帯電極2の放電ワイヤ及び制御グリッドに電圧を供給する。なお感光体の使用履歴としては総使用時間に換えて、感光体の総回転数あるいは、総摺動距離を用いてもよい。
[制御フロー]
図4は、本実施形態に係る画像形成装置の制御フローを示す図である。本制御フローは制御部50により実行される処理である。まずステップS10では、印刷指令に基づいて画像形成を行う。画像形成が終了し、ステップS11で、感光体の回転が停止した後に、画像形成装置の電源停止を行う場合は、画像形成装置の電源停止動作(エンドシーケンス)を実行する。即ち、ステップS12〜S16の電源停止動作を実行する。
S13では、有機感光体への圧着部材を現像手段を除いて、全て(クリーニング手段、爪分離手段、転写手段等)解除する。S14では、有機感光体を回転させ、有機感光体上に帯電手段、露光手段、現像手段を作動させて、該有機感光体に帯電極幅以上のトナー画像部を形成する。S15では、現像によるトナー画像部が帯電手段の帯電極直下に位置した時、有機感光体の回転を停止する。最後のS16で、画像形成装置の電源停止を実行する。
また、本願発明に感光体係わる「画像形成装置の電源停止」の電源とは、画像形成装置を動作させるために装置全体に電力を供給するための主電源や、画像形成装置の一部に電力を供給するための副電源であってもよく、また、電源停止動作のトリガーは、機械的なハードスイッチのオン・オフでも、プログラム制御によるソフトスイッチのオン・オフでもよい。
次に、請求項2の制御手段は、画像形成装置の電源入り後の画像形成開始動作(スタートシーケンス)の制御フロー(スタートシーケンス)を図5に示す。
先ず、画像形成装置の電源が入る(ON)。その後、制御手段は、画像形成装置の電源入り後の画像形成開始動作(スタートシーケンス)として、制御フロー、ステップS21〜S24を実行する。
S21では、有機感光体への圧着部材をクリーニング手段を除いて、全て(現像手段、転写手段、爪分離手段等)解除する。S22では、有機感光体を回転させ、有機感光体上の前記トナー画像部のトナーをクリーニング手段で除去する。S23では、解除した圧着部材を定位置に戻す。S24で、画像形成動作を行う制御に入る。
本願発明は前記エンドシーケンスを実施することを特徴とする。該エンドシーケンスで、感光体上へのNOxやオゾン等の活性ガスに依る感光体の劣化を防止できるが、その後の、画像形成装置の再電源ON時には、画像形成に先立ち、感光体上の均一トナー画像部のトナーを除去する必要がある。このトナーを除去動作が、上記図5で示したスタートシーケンスであるが、スタートシーケンスで行うトナーを除去動作は、必ずしも図5のスタートシーケンスに限らない。即ち、図5では、クリーニング手段でトナーを除去しているが、現像手段でも感光体上のトナーを回収することも可能である。この場合は、スタートシーケンスは図6のように実行される。
図6では、画像形成装置の電源が入る(ON)。その後、制御手段は、画像形成装置の電源入り後の画像形成開始動作(スタートシーケンス)として、制御フロー、ステップS31〜S34を実行する。
S31では、有機感光体への圧着部材を現像手段とクリーニング手段を除いて、全て(転写手段、爪分離手段等)解除する。S32では、有機感光体を回転させ、有機感光体上の前記トナー画像部のトナーを現像手段とクリーニング手段で除去する。S33では、解除した圧着部材を定位置に戻す。S34で、画像形成動作を行う制御に入る。
以下、実施例をあげて本発明を詳細に説明する。
以下の実施例では、コニカミノルタビジネステクノロジーズ社製bizhub PRO 1050改造機(円筒状の有機感光体、コロナ放電方式の帯電手段、レーザー露光・反転現像等のA4紙105枚/分のモノクロ複合機であり、転写紙の搬送に転写搬送ベルト手段を用いる改造をした)を評価が行えるように改造し、露光量を適正化した評価機に搭載し、初期帯電電位を−750Vに設定し、高温、高湿環境(30℃、80%RH)で印字率5%のA4画像を10000枚印刷出力後に、本願発明のエンドシーケンス及びスタートシーケンス等を実施し、再スタート後の電子写真画像として、印字率50%のハーフトーン画像印刷し、ハーフトーン画像中の画像流れの発生を目視にて評価した。
尚、実施例に用いた電子写真感光体は、円筒状の導電性支持体上に、中間層、電荷発生層、電荷輸送層及び保護層を積層した有機感光体であり、該保護層が、3次元架橋で硬化された硬化樹脂層の有機感光体を用いた。
実施例1
図4のエンドシーケンスと図5のスタートシーケンスの両方を行った。
再スタート後の電子写真画像には画像流れは全く発生せず、くっきりした電子写真画像が得られた。
実施例2
図4のエンドシーケンスと図6のスタートシーケンスの両方を行った。
再スタート後の電子写真画像には画像流れは全く発生せず、くっきりした電子写真画像が得られた。
比較例1
実施例1のエンドシーケンスを省略し、画像形成終了後、直ちに画像形成装置の電源を停止し、再スタート後は、画像形成装置の電源を入れた後、直ちに電子写真画像の作製動作を開始した。
その結果得られた電子写真画像には帯状の画像流れが発生している。
比較例2
制御部の制御動作を変更し、特許文献1に記載の、画像形成動作開始時の感光体の回転開始時において光除電部を作動させながら帯電極を作動させ、画像形成終了後において光除電部を作動させずに帯電極を作動させながら感光体を1回転以上回転させた後に停止させる制御を行った。
その結果得られた電子写真画像には帯状の画像流れが発生している。
A 画像読取り部(画像読取り手段)
B 画像処理部(画像処理手段)
C 画像形成部(画像形成手段)
D 転写紙搬送部(転写紙搬送手段)
21 感光体
22 帯電手段(帯電工程)
220 電位検出手段220
23 現像手段(現像工程)
45 転写手段(転写工程)である転写搬送ベルト手段
26 クリーニング手段(クリーニング工程)
27 PCL(プレチャージランプ)
30 像露光手段(像露光工程)
50 制御部

Claims (3)

  1. 円筒状の有機感光体上にコロナ放電方式により帯電電位を付与する帯電手段、該帯電電位が付与された有機感光体上に露光して静電潜像を形成する露光手段、該静電潜像をトナー像に顕像化する現像手段、該トナー像を転写媒体に転写する転写手段、該転写後の有機感光体上の残留トナーをカウンター方式で有機感光体に当接しているクリーニングブレードで除去するクリーニング手段を備えた画像形成手段及び制御手段とを有する画像形成装置において、前記制御手段は、前記画像形成装置の電源停止動作(エンドシーケンス)として、有機感光体への圧着部材を現像手段を除いて全て解除した後、前記有機感光体を回転させ、有機感光体上に帯電手段、露光手段、現像手段を作動させて、該有機感光体にトナー画像部を形成し、該トナー画像部が帯電手段の帯電極直下に位置させて、有機感光体の回転を停止させた後、画像形成装置の電源停止を行う制御をすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記画像形成装置の電源入り後に、画像形成開始動作(スタートシーケンス)として、有機感光体への圧着部材をクリーニング手段を除いて全て解除した後、前記有機感光体を回転させ、有機感光体上の前記トナー画像部のトナーをクリーニング手段で除去した後、前記で解除した圧着部材を定位置に戻した後、画像形成動作を行う制御をすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 円筒状の有機感光体上にコロナ放電方式により帯電電位を付与する帯電手段、該帯電電位が付与された有機感光体上に露光して静電潜像を形成する露光手段、該静電潜像をトナー像に顕像化する現像手段、該トナー像を転写媒体に転写する転写手段、該転写後の有機感光体上の残留トナーをカウンター方式で有機感光体に当接しているクリーニングブレードで除去するクリーニング手段を備えた画像形成部手段及び制御手段とを有する画像形成装置を用いて電子写真画像を作製する画像形成方法において、前記制御手段は、前記画像形成装置の電源停止動作として、有機感光体への圧着部材を現像手段を除いて全て解除した後、前記有機感光体を回転させ、有機感光体上に帯電手段、露光手段、現像手段を作動させて、該有機感光体にトナー画像部を形成し、該トナー画像部が帯電手段の帯電極直下に位置させて、有機感光体の回転を停止させた後、画像形成装置の電源停止を行う制御をすることを特徴とする画像形成方法。
JP2009003331A 2009-01-09 2009-01-09 画像形成装置、及び画像形成方法 Pending JP2010160395A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009003331A JP2010160395A (ja) 2009-01-09 2009-01-09 画像形成装置、及び画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009003331A JP2010160395A (ja) 2009-01-09 2009-01-09 画像形成装置、及び画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010160395A true JP2010160395A (ja) 2010-07-22

Family

ID=42577585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009003331A Pending JP2010160395A (ja) 2009-01-09 2009-01-09 画像形成装置、及び画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010160395A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04250472A (ja) * 1991-01-28 1992-09-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置における感光体表面の変質防止方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04250472A (ja) * 1991-01-28 1992-09-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置における感光体表面の変質防止方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006078853A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP2010160395A (ja) 画像形成装置、及び画像形成方法
JP2009265370A (ja) 防止爪、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US7796919B2 (en) Image forming apparatus capable of preventing worsening of image quality caused by excessively charged developer
JP6598012B2 (ja) クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2005003769A (ja) 画像形成装置
JP2018180102A (ja) 画像形成装置
JP2009237219A (ja) 画像形成装置
JP2008275703A (ja) 画像形成装置
JP2009265234A (ja) 画像形成装置
JP2003271029A (ja) 画像形成装置
JP2006154579A (ja) 画像形成装置
JP5151703B2 (ja) 画像形成装置
JP2017097254A (ja) クリーニング装置、画像形成装置
JP6561658B2 (ja) 画像形成装置
JP2024011120A (ja) 画像形成装置および転写部材のクリーニング方法
JP2006072208A (ja) 画像形成装置
JP2015090422A (ja) クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、クリーニングブレード
JP2006017769A (ja) 画像形成装置
JP4230821B2 (ja) 画像形成装置
JP2007003757A (ja) 画像形成装置
JP2008185881A (ja) 帯電装置及び画像形成装置
JP2004077868A (ja) 画像形成装置
JP2012194301A (ja) 画像形成装置
JP2001154502A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110818

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121017

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130226