JP2010159371A - タイヤ - Google Patents

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Kazumasa Nakakita
一誠 中北
Takeo Nakazono
健夫 中園
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Abstract

【課題】ダンピング性能を向上させたタイヤを提供することを目的とする。
【解決手段】天然ゴム、ブタジエンゴムおよびスチレンブタジエンゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種であるゴム成分100質量部に対して、磁性フィラーを5〜40質量部含むゴム組成物をブレーカーに用いたタイヤに関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁性フィラーを含むゴム組成物を用いたタイヤに関する。
自動車の重要な要求特性である操縦安定性を向上させるために、従来はタイヤを構成するビードエーペックスあるいはトレッド部のゴム組成物には比較的高剛性で硬いものを使用してきた。しかしゴム組成物の剛性を高くすると、乗り心地性およびロードノイズが高くなる問題が生じる。
またタイヤの転がり抵抗を低減させ自動車の低燃費化を図ることも重要な要求特性である。タイヤのトレッドを低発熱性とする方法として、トレッドを形成するゴム組成物中の補強用の充填剤の配合量を低下させる方法が知られているが、この場合にはゴム組成物の硬度が低下するためにタイヤのトレッドが軟化し、車両の操縦安定性およびタイヤの耐摩耗性能が低下するという問題があった。
そこで、この問題を解決する方法として、充填剤にシリカ等が用いられるようになってきている。たとえば特許文献1には、シリカとともに、澱粉と可塑剤との複合材を配合したトレッド用のゴム組成物も提案されているが、このゴム組成物を加硫することにより形成されたゴムからなるトレッドを有するタイヤの耐摩耗性が十分ではないという問題があった。
特開2003−192832号公報
本発明は、操縦安定性と乗り心地性(ダンピング性)の向上の両立を図ることのできるタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、天然ゴム、ブタジエンゴムおよびスチレンブタジエンゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種であるゴム成分100質量部に対して、磁性フィラーを5〜40質量部含むゴム組成物をブレーカーに用いたタイヤである。
本発明のタイヤは、前記磁性フィラーの平均粒子径が200μm以下、比表面積が1.5g/cm2以上および圧縮密度が4g/cm3以下であることが好ましい。
本発明のタイヤは、前記磁性フィラーがフェライト系磁石、希土類磁石、γ酸化鉄、二酸化クロム、メタル磁性粉、コバルト−クロム合金からなる群から選ばれる少なくとも1種を含むことが好ましい。
本発明のタイヤは、前記磁性フィラーはあらかじめ着磁され、または加硫後に着磁されることが好ましい。
本発明のタイヤは、前記磁性フィラーの形状が球状、針状、六角板状、薄片状または不定形であることが好ましい。
本発明によれば、磁性フィラーを配合したゴム組成物をブレーカーに適用することで、操縦安定性と乗り心地性(ダンピング性)の両者を向上させることができる。
本発明の空気入りタイヤの一例を示す概略断面図である。
<タイヤの構造>
本発明のタイヤは、ブレーカーに磁性フィラーを配合したゴム組成物を用いて得られる。すなわち、本発明のタイヤは、このようなブレーカーを備える限り、従来公知のいかなる構造を有するタイヤをも含むものである。
このようなタイヤ1は、たとえば図1に示されるように、キャップトレッド部2aとベーストレッド部2bとを備えるトレッド部2と、そのトレッド部2の両端からタイヤ半径方向内方に延びる一対のサイドウォール部3と、各サイドウォール部3の内方端に位置するビード部4とを備える構造を有するのが一般的である。そして、それらのビード部4間にはカーカス6が架け渡されるとともに、このカーカス6の外側かつトレッド部2の内側にはタガ効果を有してトレッド部2を補強するブレーカー7が配される。
上記カーカス6は、カーカスコードをタイヤ赤道COに対して、たとえば70〜90°の角度で配列する1枚以上のカーカスプライ6aから形成され、このカーカスプライ6aは、上記トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5の廻りをタイヤ軸方向の内側から外側に折返されて係止される。
上記ブレーカー7は、ベルトコードをタイヤ赤道COに対して、たとえば40°以下の角度で配列した2枚以上のベルトプライ7aからなり、各ベルトコードがプライ間で交差するよう向きを違えて重置している。
またビード部4には、上記ビードコア5から半径方向外方に延びるビードエイペックスゴム8が配されるとともに、カーカス6の内側には、タイヤ内腔面をなすインナーライナゴム9が隣設され、カーカス6の外側は、クリンチエーペックスゴム4Gおよびサイドウォールゴム3Gで保護される。
<ゴム組成物>
本発明のタイヤに使用するゴム組成物は、天然ゴム、ブタジエンゴムおよびスチレンブタジエンゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種であるゴム成分および磁性フィラーを含む。
<ゴム成分>
ゴム成分としては、天然ゴム、ブタジエンゴムおよびスチレンブタジエンゴムを用いることができる。これらのゴム成分は単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、タイヤのブレーカーに用いた場合、優れた剛性、ダンピング性能および耐久性能を示すことから、ゴム成分は天然ゴムおよびブタジエンゴムからなることが好ましい。
<磁性フィラー>
本発明で、磁性フィラーとは、磁性を有する微粒子の充填剤を意味し、該微粒子は引張強度の低下の防止の点から無機多孔質粒子などの芯材を含まないものが好ましい。
磁性フィラーの具体例としては、フェライト系磁石、希土類系磁石、γ酸化鉄、二酸化クロム、メタル磁性粉またはコバルト−クロム合金などがあげられる。フェライト系磁石としては、フェライト、バリウムフェライト、ストロンチウムフェライト、マンガン亜鉛フェライト、ニッケル亜鉛フェライト、銅亜鉛フェライトなどがあげられる。希土類磁石に用いられる希土類元素としては、具体的には、サマリウム、ネオジウムなどがあげられる。これらの中で、フェライト、ストロンチウムフェライトが、磁力が大きい点および低コストである点で好ましい。
磁性フィラーの平均粒子径は、破壊核とならず、耐摩耗性が悪化しないという観点から200μm以下であることが好ましい。
磁性フィラーの比表面積は、たとえば1.5g/cm2以上であることが好ましく、300g/cm2以下であることが好ましい。
磁性フィラーの圧縮密度は、4g/cm3以下が好ましく、3.5g/cm3以下がより好ましい。また、磁性フィラーの圧縮密度は0.5g/cm3以上が好ましく、1.0g/cm3以上がより好ましい。
磁性フィラーの磁束密度は、100G(ガウス)以上が好ましく、1000G以上がより好ましい。また、磁性フィラーの磁束密度は、3000G以下が好ましく、2000G以下がより好ましい。
磁性フィラーの含有量は、tanδが向上するという観点から、ゴム成分100質量部に対して5質量部以上であることが好ましく、10質量部以上であることがより好ましい。また、磁性フィラーの含有量は、破壊強度に優れるという理由から、ゴム成分100質量部に対して40質量部以下であることが好ましい。
磁性フィラーの形状は、球状、針状、六角板状、薄片状、不定形があげられる。これらの中で、引張強度の異方性をもたないようにするという観点から、球状であることが好ましい。
磁性フィラーはあらかじめ着磁された磁性フィラーを用いても、また、加硫後に着磁したものであってもよい。加硫後に着磁させる方法としては特に限定されないが、例えば、タイヤ加硫金型に電磁石を備え付けておき、該磁石によって磁性フィラーの着磁を行うという方法があげられる。
本発明のゴム組成物は、磁性フィラーを含有することにより、該磁性フィラーの磁力によってフィラー同士が吸引、反発を繰り返すことによって高いtanδを発生させることができる。一般的にtanδ(ヒステリシスロス)が大きいと、外力への応答が緩やかになり、結果として外力を吸収する能力が高くなる。その結果、タイヤのダンピング性能(乗り心地性)を向上させることができる。
<カーボンブラック>
本発明のタイヤに使用するゴム組成物は、さらに補強用充填剤を含有することができる。補強用充填剤は単独で用いてもよく、2種以上組み合わせて用いてもよい。補強用充填剤としては、たとえばカーボンブラック、シリカ、炭酸カルシウム、酸化マグネシウムなどがあげられるが、補強効果が大きいという理由からカーボンブラックが好ましい。
カーボンブラックの含有量は、ゴム成分100質量部に対して10〜200質量部であることが好ましく、20〜150質量部であることがより好ましい。カーボンブラックの含有量が10質量部未満では、耐摩耗性が低下する傾向がある。また、200質量部をこえると、加工性が悪化する傾向がある。
カーボンブラックのチッ素吸着比表面積は、80〜280m2/gであることが好ましく、100〜200m2/gであることがより好ましい。チッ素吸着比表面積が80m2/g未満では、グリップ性能および耐摩耗性が低下する傾向がある。また、チッ素吸着比表面積が280m2/gをこえると、良好な分散が得られにくく、加工性が低下する傾向がある。
<老化防止剤>
本発明のタイヤに使用するゴム組成物は、さらに老化防止剤を含有することが好ましい。
老化防止剤 としては、アミン系、フェノール系、イミダゾール系の各化合物や、カルバミン酸金属塩、ワックスなどを適宜選択して使用することが可能である。
老化防止剤の含有量は、ゴム成分100質量部に対して0.1〜20質量部であることが好ましく、1〜10質量部であることがより好ましい。老化防止剤の含有量が0.1質量部未満では、老化防止効果が小さい傾向がある。また、20質量部をこえると、タイヤ性能が悪化する傾向がある。
<軟化剤>
軟化剤としては、プロセスオイル、潤滑油、パラフィン、流動パラフィン、石油アスファルト、ワセリンなどの石油系軟化剤、大豆油、パーム油、ヒマシ油、アマニ油、ナタネ油、ヤシ油などの脂肪油系軟化剤、トール油、サブ、蜜ロウ、カルナバロウ、ラノリンなどのワックス類、リノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸などの脂肪酸、クマロンレジン、石油系レジン、フェノール系レジン、テルペンレジン、キシレンレジンなどのレジンなどが挙げられる。
オイルを含有する場合、オイルの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、油展オイルを含めて、5〜200質量部であることが好ましく、10〜150質量部であることがより好ましい。オイルの含有量が5質量部未満では、ウェットブリップ性能が不十分になる傾向がある。また、200質量部をこえると、耐摩耗性能が低下する傾向がある。
<加硫剤>
加硫剤としては、有機過酸化物もしくは硫黄系加硫剤を使用できる。有機過酸化物としては、たとえば、ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3あるいは1,3−ビス(t−ブチルパーオキシプロピル)ベンゼン等を使用することができる。また、硫黄系加硫剤としては、たとえば、硫黄、モルホリンジスルフィドなどを使用することができる。これらの中では硫黄が好ましい。
<加硫促進剤>
加硫促進剤としては、スルフェンアミド系、チアゾール系、チウラム系、チオウレア系、グアニジン系、ジチオカルバミン酸系、アルデヒド−アミン系またはアルデヒド−アンモニア系、イミダゾリン系、もしくは、キサンテート系加硫促進剤のうち少なくとも一つを含有するものを使用することが可能である。
<加硫助剤>
加硫助剤としては、ステアリン酸、酸化亜鉛(亜鉛華)などを使用することができる。
<その他の添加剤>
本発明ので使用するゴム組成物には、前記成分の他にオゾン劣化防止剤などの添加剤を配合することができる。
<ゴム組成物の製造方法>
本発明のタイヤに使用するゴム組成物は、まずゴム成分と磁性フィラーを混合し、その後、残りの配合剤を所定の配合割合となるように秤量した後、オープンロール、バンバリーミキサー等のゴム混練装置を用いて、100〜250℃で5〜60分間混練する方法等がある。
<タイヤの製造方法>
本発明のタイヤは、通常の方法で製造される。すなわち、未加硫の段階の前記ゴム組成物でスチールコードを被覆してブレーカーの形状に合わせて押し出し加工し、タイヤ成型機上にて通常の方法で成形することにより、未加硫タイヤを形成する。この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧して、タイヤを得ることができる。
<実施例1〜3、比較例1〜2>
<ゴム組成物の作製>
表1に示す配合処方にしたがい、バンバリーミキサーを用いて、硫黄および加硫促進剤以外の薬品を150℃の条件下で3分間混練りし、混練り物を得た。次に、得られた混練り物に硫黄および加硫促進剤を添加し、オープンロールを用いて、100℃の条件下で5分間練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。
さらに、未加硫ゴム組成物を150℃の条件下で30分間プレス加硫し、実施例1〜3および比較例1〜2の加硫ゴムシートを作製した。該加硫ゴムシートについて、以下の項目を測定した。
(粘弾性試験)
(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメータを用いて、初期歪10%、周波数5Hzにて、100℃で動歪2%の条件下で、複素弾性率E’および損失tanδを測定した。複素弾性率E’および損失tanδそれぞれについて、比較例1の値を100とし、各配合の測定値を下記計算式より、それぞれ指数表示した。
(複素弾性率指数)=(各配合のE’)/(比較例1の各配合のE’)×100
(tanδ指数)=(各配合のtanδ)/(比較例1のtanδ)×100
複素弾性率指数が大きいほど剛性に優れている事を示し、tanδ指数が大きいほど、外力への応答が緩やかになり、乗り心地性(ダンピング性)に優れていることを示す。
(引張試験)
JIS K 6251「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引張特性の求め方」に準じて、前記加硫ゴムシートからなる3号ダンベル型ゴム試験片を用いて評価を行なった。この試験により、各加硫ゴムシートについて、300%伸長時応力(M300)を測定した。比較例1のM300を100とし、各配合の測定値を下記計算式により、それぞれ指数表示した。引張強度指数が大きいほど、破壊強度が向上していることを示す。
(引張強度指数)=(各配合のM300)/(比較例1のM300)×100
<タイヤの作製>
未加硫ゴムシートでスチールコードを被覆し、ブレーカー形状に成形して他のタイヤ部材と貼り合わせ、170℃の条件下で12分間プレス加硫することにより、11×7.10−5サイズのカート用タイヤを作製した。該タイヤについて、以下の試験を行った。
(乗り心地性)
カートに作製したタイヤを装着し、1周2kmのテストコースを8周走行し、比較例1のタイヤのダンピング性能(乗り心地性)を3点とし、5点満点でテストドライバーが官能評価した。点数が高いほど、乗り心地が良く、ダンピング性能が高いことを示す。
(操縦安定性)
カートに作製したタイヤを装着し、ドライアスファルト路面のテストコースにて実車走行を行い、剛性感と、レーンチェンジの際のドライバーのフィーリング評価で操縦安定性を評価した。評価は5段階として、5点は性能が最も優れており、1点は性能が最も劣っている。
結果を表1に示す。
Figure 2010159371
NR:TSR
BR:日本ゼオン(株)製のニッポール1220(ハイシスBR、シス含量96.5%)
カーボンブラック:キャボットジャパン製のショウブラックN220(N2SA:111m2/g)
磁性フィラー:戸田工業(株)製のフェライト粉末FA700(平均粒子径:1.25μm、比表面積:1.70m2/g、圧縮密度:3.44g/m3、磁束密度:2920G)
オイル:出光興産(株)製のプロセスオイル
ワックス:大内新興化学(株)製のサンノックワックス
老化防止剤6C:大内新興化学(株)製のノクラック6C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
ステアリン酸:日本油脂(株)製のステアリン酸
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
硫黄:鶴見化学(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤DCBS:大内新興化学工業(株)製のノクセラーDZ
<評価結果>
(ゴム組成物の物性)
実施例1〜3はそれぞれゴム成分100質量部に対して磁性フィラーの含有量が10質量部、20質量部、40質量部である。磁性フィラーを含まない比較例1に比べて、破壊強度を維持したまま、複素弾性率指数およびtanδ指数が向上し、ダンピング性能が向上した。
比較例2はゴム成分100質量部に対して磁性フィラーの含有量が60質量部である。比較例1に比べてtanδ指数が向上したが、引張強度指数が悪化した。
(実車性能)
実施例1〜3は、いずれも操縦安定性を維持したまま、乗り心地性を維持または向上させることができる。
比較例2は、乗り心地性は向上したが、操縦安定性が悪化した。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 タイヤ、2 トレッド部、2a キャップトレッド部、2b ベーストレッド部、3 サイドウォール部、4 ビード部、5 ビードコア、6 カーカス、7 ブレーカー、8 ビードエイペックスゴム、9 インナーライナゴム、4G クリンチゴム。

Claims (5)

  1. 天然ゴム、ブタジエンゴムおよびスチレンブタジエンゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種であるゴム成分100質量部に対して、磁性フィラーを5〜40質量部含むゴム組成物をブレーカーに用いたタイヤ。
  2. 前記磁性フィラーの平均粒子径が200μm以下、比表面積が1.5g/cm2以上および圧縮密度が4g/cm3以下である請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記磁性フィラーがフェライト系磁石、希土類磁石、γ酸化鉄、二酸化クロム、メタル磁性粉、コバルト−クロム合金からなる群から選ばれる少なくとも1種を含む請求項1に記載のタイヤ。
  4. 前記磁性フィラーはあらかじめ着磁され、または加硫後に着磁されることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
  5. 前記磁性フィラーの形状が球状、針状、六角板状、薄片状または不定形である請求項1に記載のタイヤ。
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