JP2010158224A - 植物栽培箱体、植物栽培セット、および植物栽培容器 - Google Patents

植物栽培箱体、植物栽培セット、および植物栽培容器 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な構造で植物を容易に栽培することができる、植物栽培箱体を提供する。
【解決手段】 植物栽培箱体7は、用土2が入れられる容器3と、水収容部4aを有する箱4と、水収容部4aの水5を容器3内の底面部分に供給する水供給手段6とを備える。ここで、容器3の底壁3aが、箱4の底壁4bから離れた上方に位置して、両底壁3a、4b間に、前記水収容部4aが形成される。そして、水供給手段6は、容器3の底壁3aの上に敷かれる吸水性を備えた保水シート9と、水収容部4aと保水シート9とに跨って水収容部4aの水5を保水シート9に導く吸水性を備えた導水材10とからなる。これにより、水収容部4aの水5は、導水材10を通って容器3内の保水シート9に導かれて、その保水シート9上を拡散する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、植物を栽培するための、植物栽培箱体、植物栽培セット、および植物栽培容器に関するものである。
従来、植物を栽培するための底面給水プランターがあった(例えば、特許文献1参照)。この底面給水プランターは、図13に示されるように、給水マット21付の植物トレイ22と、その植物トレイ22を収容する貯水タンク23とからなっていた。ここで、植物トレイ22は、筒状のポケット22aを有するトレイ表板22bと、底板22cと、それらトレイ表板22bと底板22cとを繋ぐ脚足22d、22dとからなっていた。そこで、底板22cには、給水マット21の中央部分が載せられ、給水マット21の両側は、貯水タンク23の下部に垂れ下がった。そして、植物を植えた鉢24が、植物トレイ22のポケット22aを通して、給水マット21上に載置された。
特開2003−9687号公報
ところで、前記従来の底面給水プランターにあっては、植物を栽培するための容器としての鉢24や貯水タンク23とは別に、植物トレイ22を必要とし、その構造が複雑となっていた。また、鉢24は、給水マット21上に載置されるのみであったため、その給水マット21から鉢24内へ上昇する水の量を十分に確保することは困難であった。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、簡単な構造で水を確実に容器内に供給することができ、これによって、植物を容易に栽培することができる、植物栽培箱体、植物栽培セット、および植物栽培容器を提供することにある。
この発明に係る植物栽培箱体、植物栽培セット、および植物栽培容器は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る植物栽培箱体は、植物を栽培すべく、用土が入れられる容器と、上方が開放して、前記容器を出し入れ可能に収容かつ支持し、前記容器との間に水が溜められる水収容部を有する箱と、前記水収容部の水を前記容器内の底面部分に供給する水供給手段とを備える。ここで、前記容器の底壁は、前記箱の底壁から離れた上方に位置して、前記両底壁間に、前記水収容部が形成される。そして、前記水供給手段は、前記容器の底壁の上に敷かれる吸水性を備えた保水シートと、前記水収容部と前記保水シートとに跨って前記水収容部の水を前記保水シートに導く吸水性を備えた導水材とからなる。
この植物栽培箱体によると、箱における容器との間の水収容部の水が、水供給手段により容器内の底面部分に供給される。すなわち、水収容部の水は、導水材を通って容器内の保水シートに導かれて、その保水シート上を拡散する。こうして、水は、容器内の底面部分に供給される。このように、水供給手段として、容器内に配備される保水シートと、導水材とを用いることで、水収容部の水を確実に容器内に供給することができる。そして、その容器内の底面部分の水は、容器に入った用土に吸い上げられて、植物に吸収される。こうして、水収容部に水を溜めておくことで、常時植物に水が供給され、植物への水やりが簡単となる。そして、この植物栽培箱体は、植物の栽培のための用土が入れられる容器と、上方が開放した箱と、容器の底壁の上に敷かれる保水シートと、水収容部と保水シートとに跨る導水材との、簡単な構造からなり、この簡単な構造で水を確実に容器内に供給することができ、これによって、植物を容易に栽培することができる。
また、請求項2に記載の発明に係る植物栽培箱体は、請求項1に記載の植物栽培箱体において、前記保水シートと前記導水材とは別部品からなる。
また、請求項3に記載の発明に係る植物栽培箱体は、請求項2に記載の植物栽培箱体において、前記容器の底壁には、前記導水材が挿通可能な通孔が複数設けられる。そして、前記導水材は、前記複数の通孔のうちの一つまたは二つ以上の選択された通孔に対応して設けられて、その選択された通孔を通って、前記水収容部と前記保水シートとを繋いでいる。こうして、導水材が挿通可能な複数の通孔を設けることで、通孔に対応した任意の位置に導水材を配備することができる。したがって、栽培する植物の種類とか使用する用土の種類に応じて、一つまたは二つ以上の通孔を選択して導水材を配備することで、必要な量の水分を適切に植物に与えることができる。
また、請求項4に記載の発明に係る植物栽培箱体は、請求項2に記載の植物栽培箱体において、前記容器の底壁には、前記導水材が挿通可能な通孔が設けられる。そして、前記導水材は、折り返されて、その折返し部分が前記水収容部に配置され、その折返し部分から延びる両中間部分が前記通孔を通るとともに前記保水シートを貫通し、両先端部分が前記保水シート上を互いに離れる方向に延びて配置されている。
また、請求項5に記載の発明に係る植物栽培箱体は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の植物栽培箱体において、前記保水シートが、前記容器の底壁の全体に渡って敷かれる。
また、請求項6に記載の発明に係る植物栽培箱体は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の植物栽培箱体において、前記箱は、前記水収容部の水の高さが、前記容器の底壁、あるいはその容器内の底面に達しない高さとなるように水位を調節する、水位調節手段を備える。
また、請求項7に記載の発明に係る植物栽培箱体は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の植物栽培箱体において、前記容器は、複数設けられ、それら複数の容器が、前記箱に横に並ぶように入れられる。
また、請求項8に記載の発明に係る植物栽培箱体は、請求項7に記載の植物栽培箱体において、前記箱には、前記容器を位置決めする位置決め部が設けられる。
また、請求項9に記載の発明に係る植物栽培セットは、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の植物栽培箱体と、前記容器に入れられた用土と、その用土に植えられた植物とからなる。
また、請求項10に記載の発明に係る植物栽培容器は、上方が開口した箱に出し入れ可能に収容される植物栽培容器であって、植物を栽培すべく、用土が入れられる容器と、前記箱における前記容器との間の、水が溜められる水収容部の水を、前記容器内の底面部分に供給する水供給手段とからなる。そして、この水供給手段は、前記容器の底壁の上に敷かれる吸水性を備えた保水シートと、前記水収容部と前記保水シートとに跨って前記水収容部の水を前記保水シートに導く吸水性を備えた導水材とからなる。
この植物栽培容器によると、水収容部の水が、水供給手段により容器内の底面部分に供給される。すなわち、水収容部の水は、導水材を通って容器内の保水シートに導かれて、その保水シート上を拡散する。こうして、水は、容器内の底面部分に供給される。このように、水供給手段として、容器内に配備される保水シートと、導水材とを用いることで、水収容部の水を確実に容器内に供給することができる。そして、その容器内の底面部分の水は、容器に入った用土に吸い上げられて、植物に吸収される。こうして、水収容部に水を溜めておくことで、常時植物に水が供給され、植物への水やりが簡単となる。そして、この植物栽培容器は、植物の栽培のための用土が入れられる容器と、容器の底壁の上に敷かれる保水シートと、水収容部と保水シートとに跨る導水材との、簡単な構造からなり、この簡単な構造で水を確実に容器内に供給することができ、これによって、植物を容易に栽培することができる。
この発明に係る植物栽培箱体、および植物栽培セットによれば、植物栽培箱体が、植物の栽培のための用土が入れられる容器と、上方が開放した箱と、容器の底壁の上に敷かれる保水シートと、水収容部と保水シートとに跨る導水材との、簡単な構造からなり、この簡単な構造で水を確実に容器内に供給することができ、これによって、植物を容易に栽培することができる。
また、植物栽培容器によれば、この植物栽培容器は、植物の栽培のための用土が入れられる容器と、容器の底壁の上に敷かれる保水シートと、水収容部と保水シートとに跨る導水材との、簡単な構造からなり、この簡単な構造で水を確実に容器内に供給することができ、これによって、植物を容易に栽培することができる。
この発明の一実施の形態の、植物栽培セットの縦断面図である。 同じく、植物栽培箱体の縦断面図である。 同じく、植物栽培箱体の平面図である。 同じく、植物栽培容器を箱に入れる前の斜視図である。 同じく、容器の底面図である。 容器の変形例を示す底面図である。 この発明の他の実施の形態の、植物栽培箱体の縦断面図である。 同じく、植物栽培容器を箱に入れる前の斜視図である。 この発明のさらに他の実施の形態の、植物栽培箱体の縦断面図である。 複数の容器を用いる場合の、植物栽培箱体の斜視図である。 同じく、平断面図である。 複数の容器を用いる場合の他の例を示す、植物栽培箱体の斜視図である。 従来の底面給水プランターを示す縦断面図である。
以下、この発明に係る植物栽培箱体、植物栽培セットおよび植物栽培容器を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本発明の一実施の形態を示す。図中符号1は、植物である。2は、用土である。3は、前記植物1を栽培すべく、前記用土2が入れられる容器である。4は、上方が開口する箱であって、前記容器3を出し入れ可能に収容かつ支持し、前記容器3との間に水5が溜められる水収容部4aを有する。6は、前記水収容部4aの水5を前記容器3内の底面部分に供給する水供給手段である。7は、植物栽培箱体であって、前記容器3と前記箱4と前記水供給手段6とを備える。8は、植物栽培セットであって、前記植物栽培箱体7と、前記容器3に入れられた用土2と、その用土2に植えられた植物1とからなる。
ここで、容器3の底壁3aは、箱4の底壁4bから離れた上方に位置して、これら両底壁3a、4b間に、前記水収容部4aが形成される。そして、水供給手段6は、容器3の底壁3aの上に敷かれる吸水性を備えた保水シート9と、水収容部4aと保水シート9とに跨って水収容部4aの水5を保水シート9に導く吸水性を備えた導水材10とからなる。そして、図示実施の形態においては、保水シート9と導水材10とは別部材からなる。なお、図中符号11は、上方が開口した箱4に出し入れ可能に収容される植物栽培容器であって、前記容器3とこの水供給手段6とからなる。
具体的には、容器3は、底壁3aから下方に突出し、かつ、箱4の底壁4bに当接する、脚3b、3bを有し、この脚3b、3bによって、底壁3aは、箱4の底壁4bから離れた上方に位置する。この容器3は、上方が開放した直方体形状に形成されて、前記脚3bが四隅に設けられている。この脚3bは、容器3のコーナー部分において、両側面に沿って断面L字形状となって下方に延びて形成さる。そして、この容器3の底壁3aの上に、前記保水シート9が敷かれる。特に、図示実施の形態においては、保水シート9は、底壁3aに直に敷かれ、かつ、その底壁3aの全体に渡って敷かれる。
また、この容器3の底壁3aには、導水材10が挿通可能な通孔3cが設けられている。ここにおいて、導水材10は、折り返されて、その折返し部分10aが水収容部4aに配置され、その折返し部分10aから延びる両中間部分10b、10bが通孔3cを通るとともに保水シート9を貫通し、両先端部分10c、10cが保水シート9上を互いに離れる方向に延びて配置されている。ここで、前記通孔3cは、複数(図示実施の形態においては、十個)設けられ、導水材10は、複数の通孔3c、3cのうちの一つまたは二つ以上(図示実施の形態においては、四つ)の選択された通孔3cに対応して設けられて、その選択された通孔3cを通って、水収容部4aと保水シート9とを繋いでいる。また、導水材10は、帯状形状をしており、通孔3cは、導水材10に対応するように、長孔形状、例えば15mm×8mmの長手の長方形形状をしている。なお、保水シート9とか導水材10は、例えば不織布からなり、吸水性とか、拡散性とか、保水性を備える。そして、図示を省略するが、保水シート9の下面には、合成樹脂からなる断根シートが張られている。
箱4は、上方が開放した直方体形状の箱からなる。図示実施の形態においては、この箱4には、箱4内に水を注水するための、通水部12が設けられている。この通水部12は、筒状に形成されており、縦に延びる通水部本体12aと、その通水部本体12aの下部と箱4の下部とを繋ぐ連接部12bとからなる。そして、この通水部本体12aの上端部分が、水を入れる注水口12cとなっている。また、この通水部12には、水位調節手段が付設されている。すなわち、通水部本体12aと連接部12bとの境界部分の内部には、フロート13が設けられており、このフロート13が、箱4内での水収容部4aの水5の高さに合わせて上下動する。そして、フロート13が、上部位置に達すると、通水部本体12a内の流路を塞ぎ、これによって、箱4内への水5の進入が止まり、その箱4内における水収容部4aの水5の高さが一定値以下に制限される。つまり、前記水位調節手段は、水収容部4aの水5の高さが一定値に達したときに、通水部12(詳細には、通水部本体12a)における流路を塞ぐフロート13からなる。図示実施の形態においては、前記水位調節手段は、水収容部4aの水5の高さが、前記容器3の底壁3a、あるいは容器3内の底面に達しない高さとなるように水位を調節する。
次に、以上の構成からなる植物栽培箱体7を含む植物栽培セット8の作用効果について説明する。この植物栽培セット8にあっては、箱4における容器3との間の水収容部4aの水5が、水供給手段6により容器3内の底面部分に供給される。すなわち、水収容部4aの水5は、導水材10を通って容器3内の保水シート9に導かれて、その保水シート9上を拡散する。こうして、水5は、容器3内の底面部分に供給される。このように、水供給手段6として、容器3内に配備される保水シート9と、導水材10とを用いることで、水収容部4aの水5を確実に容器3内に供給することができる。そして、その容器3内の底面部分の水(つまり保水シート9に含まれる水)は、容器3に入った用土2(つまり、容器3内において保水シート9と接触する用土2)にスムーズに吸い上げられて、植物1に吸収される。こうして、水収容部4aに水5を溜めておくことで、常時植物1に水が供給され、植物1への水やりが簡単となり、水やりの管理を簡略化できる。そして、植物栽培セット8を構成する植物栽培箱体7は、植物1の栽培のための用土2が入れられる容器3と、上方が開放した箱4と、水供給手段6(つまり、容器3の底壁3aの上に敷かれる前記保水シート9と、水収容部4aと保水シート9とに跨る前記導水材10)との、簡単な構造からなり、この簡単な構造で水5を確実に容器3内に供給することができ、これによって、植物1を容易に栽培することができる。
また、植物栽培容器11にあっては、この植物栽培容器11は、植物1の栽培のための用土2が入れられる容器3と、水供給手段6(つまり、容器3の底壁3aの上に敷かれる前記保水シート9と、水収容部4aと保水シート9とに跨る前記導水材10)との、簡単な構造からなり、この簡単な構造で水5を確実に容器3内に供給することができ、これによって、植物1を容易に栽培することができる。
また、保水シート9を容器3の底壁3aの全体に渡って敷くことで、容器3内の用土2の全体に水を供給することができる。また、容器3の底壁3aに、導水材10が挿通可能な複数の通孔3c、3cを設けることで、通孔3cに対応した任意の位置に導水材10を配備することができる。したがって、栽培する植物1の種類とか使用する用土2の種類に応じて、一つまたは二つ以上の通孔3cを選択して導水材10を配備することで、必要な量の水を適切に植物に与えることができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、容器3の形状は、直方体形状でなくとも、図6に示すように、円柱形状であってもよく、また、六角柱等の角柱形状等、その他の形状であってもよい。
また、容器3には脚3bが設けられ、その脚3bによって、容器3の底壁3aと箱4の底壁4bとの間に水収容部4aが形成されるが、図7および図8に示すように、容器3の上端部分に鍔部3iを設け、その鍔部3iを箱4の上端部分に載せることで、容器3の底壁3aと箱4の底壁4bとの間に水収容部4aを形成するようにしてもよい。また、箱4の底壁4bに上方に突出する突出部を形成し、その突出部に容器3を載せることで、容器3の底壁3aと箱4の底壁4bとの間に水収容部4aを形成するようにしてもよい。
また、図7に示すように、容器3に明けられる通孔3cは、一つであってもよく、また、導水材10は、一方側10eが保水シート9に接するように配置され、他方側10fが、容器3の底壁3aに形成された通孔3cを通って水収容部4aに達していてもよい。
また、容器3に明けられる通孔3cとして、図9に示すように、第1の通孔301と第2の通孔302とが設けられてもよい。ここにおいて、前記導水材10は、中間部分10dが、底壁3aに敷かれた保水シート9の上面に配置され、一方側10eが第1の通孔301を通って水収容部4aに達し、他方側10fが第2の通孔302を通って水収容部4aに達するように配置される。詳細には、第1の通孔301と第2の通孔302は、容器3の底壁3aに設けられる。そして、導水材10は、例えば帯状に形成されて、前記一方側10eが保水シート9を貫通するとともに第1の通孔301を通って水収容部4aに達し、前記他方側10fが保水シート9を貫通するとともに第2の通孔302を通って水収容部4aに達する。
また、保水シート9は、容器3の底壁3aの全体に渡って敷かれるのが望ましいが、全体に渡ることなく底壁3aの一部に敷かれてもよい。
また、以上の実施の形態においては、一つの箱4に対して、一つの容器3が収容されたが、容器3が複数設けられ、それら複数の容器3、3が、箱4に、横に並ぶように入れられてもよい。そして、この場合には、箱4には、容器3を位置決めする位置決め部4xが設けられるのが望ましい。このように、一つの箱4に複数の容器3、3が収容される場合には、箱4内の容器3ごとに植物1の種類を変えることができる。また、箱4の大きさを変更することにより、大きな作付面積でも、小さな作付面積でも対応させることができる。そして、小さな作付面積であれば、住宅内での栽培も可能となる。
この実施の形態の例を、図10および図11、そして図12に示す。図10および図11に示す例では、容器3として、第一の実施の形態における容器が用いられ、この容器3の脚3bが、箱4の底壁4bに設けられた位置決め部4xとしての位置決め凸部4cに係合し、これによって、容器3は、箱4内の所定の位置に位置決めされる。また、図12に示す例では、容器3は、脚を有せず、したがって、その底壁が、箱4の底壁4bから上方に突出する突出部4dに設けられた位置決め部4xとしての位置決め凹部4eと係合することで、容器3は、箱4内の所定の位置に位置決めされる。
1 植物
2 用土
3 容器
3a 底壁
3c 通孔
4 箱
4a 水収容部
4b 底壁
4x 位置決め部
5 水
6 水供給手段
7 植物栽培箱体
8 植物栽培セット
9 保水シート
10 導水材
10a 折返し部分
10b 中間部分
10c 先端部分
11 植物栽培容器
13 フロート(水位調節手段)

Claims (10)

  1. 植物を栽培すべく、用土が入れられる容器と、
    上方が開放して、前記容器を出し入れ可能に収容かつ支持し、前記容器との間に水が溜められる水収容部を有する箱と、
    前記水収容部の水を前記容器内の底面部分に供給する水供給手段とを備え、
    前記容器の底壁は、前記箱の底壁から離れた上方に位置して、前記両底壁間に、前記水収容部が形成され、
    前記水供給手段は、前記容器の底壁の上に敷かれる吸水性を備えた保水シートと、前記水収容部と前記保水シートとに跨って前記水収容部の水を前記保水シートに導く吸水性を備えた導水材とからなる、植物栽培箱体。
  2. 前記保水シートと前記導水材とは別部品からなる、請求項1に記載の植物栽培箱体。
  3. 前記容器の底壁には、前記導水材が挿通可能な通孔が複数設けられ、
    前記導水材は、前記複数の通孔のうちの一つまたは二つ以上の選択された通孔に対応して設けられて、その選択された通孔を通って、前記水収容部と前記保水シートとを繋いでいる、請求項2に記載の植物栽培箱体。
  4. 前記容器の底壁には、前記導水材が挿通可能な通孔が設けられ、
    前記導水材は、折り返されて、その折返し部分が前記水収容部に配置され、その折返し部分から延びる両中間部分が前記通孔を通るとともに前記保水シートを貫通し、両先端部分が前記保水シート上を互いに離れる方向に延びて配置されている、請求項2に記載の植物栽培箱体。
  5. 前記保水シートは、前記容器の底壁の全体に渡って敷かれている、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の植物栽培箱体。
  6. 前記箱は、前記水収容部の水の高さが、前記容器の底壁、あるいはその容器内の底面に達しない高さとなるように水位を調節する、水位調節手段を備えてなる、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の植物栽培箱体。
  7. 前記容器は、複数設けられ、それら複数の容器が、前記箱に横に並ぶように入れられる、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の植物栽培箱体。
  8. 前記箱には、前記容器を位置決めする位置決め部が設けられている、請求項7に記載の植物栽培箱体。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の植物栽培箱体と、前記容器に入れられた用土と、その用土に植えられた植物とからなる、植物栽培セット。
  10. 上方が開口した箱に出し入れ可能に収容される植物栽培容器であって、
    植物を栽培すべく、用土が入れられる容器と、
    前記箱における前記容器との間の、水が溜められる水収容部の水を、前記容器内の底面部分に供給する水供給手段とからなり、
    前記水供給手段は、前記容器の底壁の上に敷かれる吸水性を備えた保水シートと、前記水収容部と前記保水シートとに跨って前記水収容部の水を前記保水シートに導く吸水性を備えた導水材とからなる、植物栽培容器。
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US20180263189A1 (en) * 2017-03-16 2018-09-20 Desert Blooms LLC Cultivation of crops

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