JP2010157412A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】誘導加熱コイルとトッププレートとの距離が大きくなったまま誘導加熱調理器を使用することを防止することができる誘導加熱調理器を得る。
【解決手段】トッププレート3と、誘導加熱コイル21と、誘導加熱コイル21をトッププレート3に向けて付勢するバネ6と、誘導加熱コイル21の下方に設けられ、低抵抗非磁性材料により形成されたへたり検知部材25と、交流電源を直流電源に変換する直流電源回路31と、直流電流を高周波電流に変換し、誘導加熱コイル21に流すインバータ回路37と、直流電源回路31の入力電流を検知する入力電流検知回路35と、誘導加熱コイル21に流れる電流を検知するコイル電流検知回路45と、入力電流検知回路35及びコイル電流検知回路45の各検知電流に基づきバネ6のへたりを検出し、誘導加熱コイル21への高周波電流の通電を停止する制御回路50とを備えた。
【選択図】図4

Description

本発明は誘導加熱調理器に関するものである。
誘導加熱調理器は、トッププレートの下方に設けられた誘導加熱コイルに高周波電流を通電して高周波磁界を発生させ、誘導加熱コイルとトッププレートに載置された鍋とを励磁させる。そして、鍋の底面に渦電流を発生させ、この渦電流と鍋の持つ抵抗により発生するジュール熱によって鍋は発熱する。この発熱量は誘導加熱コイルと鍋との距離により異なるため、誘導加熱コイルと鍋との距離を一定に保つ必要がある。つまり、誘導加熱コイルとトッププレートとの距離を一定に保つ必要がある。
このような、誘導加熱コイルとトッププレートとの距離を一定に保つ従来の誘導加熱調理器としては、例えば「コイルホルダ−36は3個で加熱コイル1個を狭持しており、そのおのおのの一部にはボス43が形成され、コイルばね44によってセラミックプレ−ト38に当接して、一定の距離を保っている。」(例えば特許文献1参照)というものが提案されている。
特開平9−312195号公報(段落0015、図1)
しかしながら、付勢手段(コイルばね44)には、経年劣化によりへたりが生じてくる。付勢手段にへたりが生じることにより、誘導加熱コイルとトッププレートとの距離が大きくなってしまう。そして、誘導加熱コイルとトッププレートとの距離が大きくなったまま誘導加熱調理器を使用すると、鍋の底面に発生する渦電流が小さくなり、鍋の加熱効率が低下してしまうという問題点があった。また、トッププレート上に載置された鍋の材質を判断する鍋材質判定手段が誘導加熱調理器に設けられている場合、鍋材質判定手段は鍋の抵抗(インピーダンス)等を検出して鍋材質を判定しているため、鍋材質判定手段が鍋材質を誤判定してしまうという問題点があった。
本発明は上述のような課題を解消するためになされたものであり、誘導加熱コイルとトッププレートとの距離が大きくなったまま誘導加熱調理器を使用することを防止できる誘導加熱調理器を得ることを目的とする。
本発明に係る誘導加熱調理器は、鍋を載置するトッププレートと、該トッププレートの下方に設けられた誘導加熱コイルと、該誘導加熱コイルを前記トッププレートに向けて付勢する付勢手段と、前記誘導加熱コイルの下方に設けられ、低抵抗非磁性材料により形成されたへたり検知部材と、交流電源を直流電源に変換する直流電源回路と、該直流電源回路の直流電流を高周波電流に変換し、該高周波電流を前記誘導加熱コイルに流すインバータ回路と、前記直流電源回路の入力電流を検知する入力電流検知回路と、前記誘導加熱コイルに流れる電流を検知するコイル電流検知回路と、前記入力電流検知回路の検知電流と前記コイル電流検知回路の検知電流とに基づき前記付勢手段のへたりを検出し、前記誘導加熱コイルへの高周波電流の通電を停止する制御回路と、を備えたものである。
また、本発明に係る誘導加熱調理器は、鍋を載置するトッププレートと、該トッププレートの下方に設けられた誘導加熱コイルと、該誘導加熱コイルを前記トッププレートに向けて付勢する付勢手段と、交流電源を直流電源に変換する直流電源回路と、該直流電源回路の直流電流を高周波電流に変換し、該高周波電流を前記誘導加熱コイルに流すインバータ回路と、前記誘導加熱コイルの下方に設けられ、磁性材料により形成されたへたり検知部材と、該へたり検知部材に設けられた温度検知部と、前記温度検知部が検知した前記へたり検知部材の温度に基づき前記付勢手段のへたりを検出し、前記誘導加熱コイルへの高周波電流の通電を停止する制御回路と、を備えたものである。
本発明においては、付勢手段にへたりが発生すると、誘導加熱コイルと低抵抗非磁性部材により形成されたへたり検知部材との距離が小さくなる。このため、誘導加熱コイルから発生する高周波磁界のへたり検知部材への干渉度合いが大きくなる。つまり、コイル電流検知回路の検知電流が大きくなる。また、入力電流検知回路の検知電流が小さくなる。したがって、このコイル電流検知回路の検知電流と入力電流検知回路の検知電流とに基づき、制御回路は付勢手段のへたりを検出することができる。また、付勢手段のへたりを検出した制御回路は誘導加熱コイルへの高周波電流の通電を停止するので、誘導加熱コイルとトッププレートとの距離が大きくなったまま誘導加熱調理器を使用することがない。したがって、誘導加熱コイルとトッププレートとの距離が大きくなったまま誘導加熱調理器を使用することを防止することができる。
また、本発明においては、付勢手段にへたりが発生すると、誘導加熱コイルと磁性材料より形成されたへたり検知部材との距離が小さくなる。このため、へたり検知部材に発生する渦電流が大きくなり、へたり検知部材の発熱量が増大する。つまり、温度検知部が検知するへたり検知部材の温度が高くなる。したがって、この温度検知部が検知するへたり検知部材の温度に基づき、制御回路は付勢手段のへたりを検出することができる。また、付勢手段のへたりを検出した制御回路は誘導加熱コイルへの高周波電流の通電を停止するので、誘導加熱コイルとトッププレートとの距離が大きくなったまま誘導加熱調理器を使用することがない。したがって、誘導加熱コイルとトッププレートとの距離が大きくなったまま誘導加熱調理器を使用することを防止することができる。
実施の形態1.
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の組立斜視図である。図2は、この誘導加熱調理器の分解斜視図である。また、図3は、図1のA−A断面模式図である。以下、図1〜図3を用いて本実施の形態1における誘導加熱調理器について説明する。
誘導加熱調理器1の筐体2は上面部前方が開口した略直方体形状をしており、上部には平板状のトッププレート3が設けられている。トッププレート3は、例えば耐熱ガラスのような非磁性材である。このトッププレート3の下面側には、略密着して渦巻状に巻かれた抵抗コイル4や、誘導加熱コイル21(電磁誘導加熱コイル)等からなる複数のコイルユニット20が配設されている。また、トッププレート3上面には、加熱部を表示する略円形のサークルライン5が抵抗コイル4及び各コイルユニット20の位置に対応して印刷されており、鍋やフライパン等の調理器を正確に抵抗コイル4及びコイルユニット20の上方に載置できるようになっている。
トッププレート3には、抵抗コイル4及び誘導加熱コイル21の加熱量等を操作する複数の操作ボタンを備えた操作表示部7が設けられている。この操作表示部7は抵抗コイル4及び誘導加熱コイル21に対応して設けられている。また、操作表示部7の下方には操作基板8が設けられており、操作表示部7の操作ボタンを介して操作基板8に操作信号を入力する。筐体2は、仕切板2aによって内部を上下に仕切られており、筐体2の下部空間右側には、制御基板9が設けられている。制御基板9は、操作基板8に入力された操作信号に従って、抵抗コイル4や誘導加熱コイル21の加熱/停止等の出力制御を行う。この加熱出力の状況は、操作基板8の間に設けられた液晶部10によって表示される。
制御基板9の後方には、制御基板9やコイルユニット20等を冷却するためのファン装置11が設けられている。また、ファン装置11が吸気するための吸気口12がトッププレート3の後方右側に形成されており、ファン装置11によって筐体2内に供給された空気を排出する排気口13が、トッププレート3の後方左側に設けられている。また、筐体2の前方には、前面操作部14が設けられている。この前面操作部14は、操作表示部7及び操作基板8と同様に、抵抗コイル4や誘導加熱コイル21の加熱量等を操作できるようになっている。
また、筐体2の下部空間左側には、グリル部15が設けられている。このグリル部15には、前方側(使用者)から出し入れ自在の引き出し16が設けられており、グリル部15の前面開口を閉塞自在に閉塞するドアと、被加熱物を載置するトレー等から構成されている。
次に、本実施の形態1におけるコイルユニット20周辺の詳細について説明する。
図4は、図3のQ部拡大図である。コイルユニット20は、誘導加熱コイル21、フェライト22、及び支持体23等から構成されている。誘導加熱コイル21は、略中央部を開口して、導線が略円形状に巻かれて形成されている。この誘導加熱コイル21は、誘導加熱コイル21とトッププレート3の下面との距離を一定に保つため、支持体23によって支持されている。この支持体23は、例えば略中央部が開口した円形状の板材であり、誘導加熱コイル21と対応した形状となっている。また、支持体23の下面には、誘導加熱コイル21から発振される磁束の分布を調整するため、複数の角棒状のフェライト22が、誘導加熱コイル21及び支持体23の略中央部を中心として放射状に配設されている。
このコイルユニット20は、下方から付勢手段である例えばバネ6によってトッププレート3側に付勢されている。これにより、コイルユニット20の略中央部に設けられた温度センサ24がトッププレート3の下面に接触すると共に、誘導加熱コイル21とトッププレート3の下面との距離が一定に保たれている。なお、温度センサ24は、トッププレート3上に載置された鍋等の温度をトッププレート等を介して間接的に測定するものである。また、コイルユニット20(誘導加熱コイル21)の下方には、例えば略円板状のへたり検知部材25が仕切板2aの上面に設けられている。このへたり検知部材25は、低抵抗非磁性材料であるアルミニウムにより形成されている。へたり検知部材25は、アルミニウムに限らず、例えば銅等の低抵抗非磁性部材で形成してもよい。
なお、本実施の形態1では、一般的な鉄鍋に用いられる鉄よりも抵抗率の低い材料を低抵抗材料と称する。例えば、鉄の抵抗率は約0.17[μΩm]である。これに対し、アルミニウムの抵抗率が約0.027[μΩm]、銅の抵抗率が約0.017[μΩm]となっており、アルミニウム及び銅の各抵抗率は鉄の抵抗率よりも小さい。また、本実施の形態1では、比透磁率が1に近いものを非磁性材料と称する。例えば、アルミニウム及び銅の比透磁率は約1である(鉄の比透磁率は約200である)。
(回路構成)
図5は、本発明の実施の形態1に係る誘導加熱コイルを駆動させるための駆動回路の構成図である。誘導加熱調理器1は交流電源30に接続されており、交流電源30から供給される交流電力は直流電源回路31で直流電力に変換される。この直流電源回路31は、整流ダイオードブリッジ32、平滑コンデンサ33及びリアクトル34から構成されている。また、交流電源30と整流ダイオードブリッジ32の間には入力電流検知回路35及び平滑コンデンサ36が設けられている。入力電流検知回路35は、直流電源回路31へ入力される電流値を検知するものであり、制御回路50に接続されている。平滑コンデンサ36は、交流電源30から供給される交流電力からノイズを除去する。
直流電源回路31で直流電力に変換された電力はインバータ回路37に供給される。このインバータ回路37は、例えば直列に接続された2つのスイッチング素子等(図示せず)から構成されている。これらスイッチング素子が制御回路50からの信号により駆動され、インバータ回路37の出力点に高周波電流が発生する。このインバータ回路37のインバータ出力点には、誘導加熱コイル21が接続されている。また、誘導加熱コイル21の両端とインバータ回路37との間には共振コンデンサ44及びコイル電流検知回路45が設けられている。共振コンデンサ44は、誘導加熱コイル21と共に共振回路を構成する。コイル電流検知回路45は、誘導加熱コイル21に流れる高周波電流の電流値を検知するものであり、制御回路50に接続されている。
(鍋材質判定)
本実施の形態1に係る誘導加熱調理器1には、鍋材質判定手段が設けられている。この鍋材質の判定は、制御回路50によって行われている。
図6は、本発明の実施の形態1に係る鍋材質判定テーブルである。図中、小鍋以外の鍋は通常使用される大きさの鍋である。この図6はインバータ回路37に所定の周波数を発生させた際、トッププレート3上に載置される鍋の材質等の違いによって、入力電流検知回路35で検知される入力電流の値、及びコイル電流検知回路45で検知される高周波電流の値がいかに変化するのかを示している。図6からわかるように、抵抗値の大きい鍋ほど、入力電流検知回路35で検知される入力電流の値が大きくなる。また、鍋の大きさ(鍋底の大きさ)が大きいほど、入力電流検知回路35で検知される入力電流の値が大きくなる。また、磁性材料よりも非磁性材料の方が、コイル電流検知回路45で検知される高周波電流の値が大きくなる。
したがって、この図6に示す鍋材質判定テーブルと、入力電流検知回路35で検知される入力電流の値、及びコイル電流検知回路45で検知される高周波電流の値を用いることにより、トッププレート3上に載置される鍋の材質等を判定することが可能となる。
以下に、本発明の実施の形態1に係る鍋材質の具体的な判定方法について説明する。
図7は、本発明の実施の形態1に係る鍋材質判定方法を示すフローチャートである。調理が開始されると(ステップS0)、制御回路50はインバータ回路37に所定の周波数を発生させる。そして、入力電流検知回路35で入力電流の値を検知し、コイル電流検知回路45で誘導加熱コイル21に流れる高周波電流の値を検知する(ステップS1)。なお、このステップS1は、例えば1秒毎に実行される。次に、ステップ2では、入力電流検知回路35で検知される入力電流の値が所定の電流値Wa(図6に示す)よりも小さいか否かを判定する。入力電流値がWaよりも小さいときはステップS3に進み、入力電流値がWa以上のときはステップS10に進む。
入力電流値がWaよりも小さい場合、ステップS3では、コイル電流検知回路45で検知される高周波電流の値が所定の電流値Ia(図6に示す)よりも大きいか否かを判定する。高周波電流値がIaよりも大きいときはステップS5に進む。高周波電流値がIa以下のときは、トッププレート3上に鍋が載置されていない(無負荷)状態と判定する(ステップS4)。高周波電流値がIaよりも大きい場合、ステップS5では、高周波電流の値が所定の電流値Ib(図6に示す)よりも大きいか否かを判定する。高周波電流値がIbよりも大きいときは、ステップS7に進み、トッププレート3上に載置されている鍋は、誘電加熱に適さない低抵抗非磁性材料の鍋(例えばアルミニウム製や銅製の鍋)であると判定する。このような誘電加熱に適さない不適合鍋(低抵抗非磁性材料鍋)がトッププレート3上に載置されると、制御回路50は誘導加熱コイル21への高周波電流の通電を停止する。高周波電流値がIb以下のときは、ステップS6に進み、トッププレート3上に載置されている鍋は、小鍋であると判定する。
一方、入力電流値がWa以上の場合、ステップS10では、高周波電流の値が所定の電流値Ib(図6に示す)よりも大きいか否かを判定する。高周波電流値がIbよりも大きいときは、ステップS12に進み、トッププレート3上に載置されている鍋は、高抵抗磁性鍋であると判定する。高周波電流値がIb以下のときは、ステップS11に進み、トッププレート3上に載置されている鍋は、磁性鍋であると判定する。
(へたり検出)
続いて、本実施の形態1の誘導加熱調理器1に係るバネ6のへたり検出方法について説明する。本実施の形態1に係るバネ6のへたり検出は、上述の鍋材質判定と同時に行う。
図8は、本発明の実施の形態1に係るバネのへたり量と誘導加熱コイルで検知される高周波電流値との関係を示す特性図である。この図の横軸は、誘導加熱コイル21とへたり検知部材25との距離L1(図4に示す)、つまりバネ6のへたり量を示している。この図の縦軸は、コイル電流検知回路45で検知される高周波電流の値を示している。
また、図9は、本発明の実施の形態1に係るバネのへたり量と入力電流検知回路で検知される入力電流値との関係を示す特性図である。この図の横軸は、誘導加熱コイル21とへたり検知部材25との距離L1(図4に示す)、つまりバネ6のへたり量を示している。この図の縦軸は、入力電流検知回路35で検知される入力電流の値を示している。
経年劣化によりバネ6にへたりが発生すると、誘導加熱コイル21とへたり検知部材25との距離L1は小さくなる。誘導加熱コイル21とへたり検知部材25との距離L1が小さくなると、誘導加熱コイル21から発生する高周波磁界のへたり検知部材25への干渉度合いが大きくなる。このため、図8に示すように、トッププレート3上に不適合鍋(低抵抗非磁性材料鍋)が載置されたときと同様、コイル電流検知回路45の検知する高周波電流の値が大きくなる。また、図9に示すように、トッププレート3上に不適合鍋(低抵抗非磁性材料鍋)が載置されたときと同様、入力電流検知回路35の検知する入力電流の値が小さくなる。
そして、コイル電流検知回路45が検知する高周波電流の値が所定の電流値Ibよりも大きく、入力電流検知回路35の検知する入力電流の値が所定の電流値Waよりも小さくなったとき、制御回路50は、経年劣化によりバネ6にへたりが発生したと判定する。つまり、コイル電流検知回路45が検知する高周波電流の値及び入力電流検知回路35の検知する入力電流の値が図6の不適合鍋領域に入ったとき、制御回路50は、経年劣化によりバネ6にへたりが発生したと判定する。また、バネ6にへたりを検出した制御回路50は誘導加熱コイル21への高周波電流の通電を停止する。
本実施の形態1ではバネ6のへたり検出と鍋材質判定を同時に行っているため、へたり検出に用いる閾値及び鍋材質判定に用いる閾値を同じ値(Ib及びWa)としている。このため、バネ6に検出したい所定のへたり量が発生したとき、コイル電流検知回路45が検知する高周波電流の値及び入力電流検知回路35の検知する入力電流の値が上記閾値(Ib及びWa)となるように、誘導加熱コイル21とへたり検知部材25との距離L1やへたり検知部材25の形状等を設定している。なお、バネ6のへたり検出と鍋材質判定を必ずしも同時に行う必要はない。バネ6のへたり検出と鍋材質判定を別々に行うようにすることにより、例えば誘導加熱調理器1が調理に使用されていないとき(鍋がトッププレート3上に載置されていないとき)に、誘導加熱調理器1自身(制御回路50)がバネ6のへたりをセルフチェックすることができる。この際、へたり検出に用いる閾値及び鍋材質判定に用いる閾値を異なる値としてもよい。
このように構成された誘導加熱調理器1においては、経年劣化によりバネ6にへたりが発生すると、誘導加熱コイル21とへたり検知部材25との距離L1が小さくなり、誘導加熱コイル21から発生する高周波磁界のへたり検知部材25への干渉度合いが大きくなる。このため、コイル電流検知回路45が検知する高周波電流の値が大きくなり、入力電流検知回路35の検知する入力電流の値が小さくなる。したがって、これら電流値に基づき、制御回路51はバネ6にへたりを検出することができる。また、バネ6のへたりを検出した制御回路51は誘導加熱コイル21への高周波電流の通電を停止するので、誘導加熱コイル21とトッププレート3との距離が大きくなったまま誘導加熱調理器1を使用することがない。したがって、誘導加熱コイル21とトッププレート3との距離が大きくなったまま誘導加熱調理器を使用することを防止することができる。
また、同じ制御回路51でバネ6のへたり検出と鍋材質判定を行うことができるので、
バネ6のへたり検出用に新たな検出回路を設ける必要がない。
実施の形態2.
実施の形態1では、コイルユニット20(誘導加熱コイル21)の下方に低抵抗非磁性材料であるアルミニウムにより形成されたへたり検知部材25を設け、バネ6のへたりを検出した。コイルユニット20(誘導加熱コイル21)の下方に磁性材料で形成されたへたり検知部材を設けても、バネ6のへたりを検出することが可能である。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
(構成)
図10は、本発明の実施の形態2に係るコイルユニット周辺の縦断面模式図である。この図は、図3におけるQ部と同位置を表している。図10に示すように、コイルユニット20(誘導加熱コイル21)の下方には、例えば略円板状のへたり検知部材61が仕切板2aの上面に設けられている。このへたり検知部材61は、磁性材料である鉄により形成されている。また、へたり検知部材61の上面部には、へたり検知部材61の温度を検知する温度センサ62が設けられている。この温度センサ62は、制御回路50に接続されている。ここで、温度センサ62が、本発明の温度検知部に相当する。なお、へたり検知部材61は、鉄に限らず、例えばステンレス(SUS430等)等の磁性部材で形成してもよい。また、温度センサ62の設置位置も、へたり検知部材61の温度が検知できる位置であれば任意である。
(へたり検出)
続いて、本実施の形態2の誘導加熱調理器1に係るバネ6のへたり検出方法について説明する。
図11は、本発明の実施の形態2に係るコイル電流検知回路の検知電流とへたり検知部材に設けられた温度センサの検知温度との関係を示す特性図である。なお、この図では、バネ6にへたりが発生していない状態を正常時として示し、バネ6にへたりが発生している状態を異常時として示している。
調理が開始されると、制御回路51は誘導加熱コイル21に高周波電流を流す。これにより、誘導加熱コイル21には高周波磁界が発生する。バネ6にへたりが発生していない状態(正常時)では、誘導加熱コイル21から発生する高周波磁界のへたり検知部材25への干渉度合いは小さいため、へたり検知部材25に発生する渦電流の値は小さい。つまり、調理中におけるへたり検知部材25の発熱量は小さい。
バネ6にへたりが発生すると、誘導加熱コイル21から発生する高周波磁界のへたり検知部材25への干渉度合いが大きくなり、へたり検知部材25に発生する渦電流の値が大きくなる。つまり、調理中におけるへたり検知部材25の発熱量が大きくなる。この調理中におけるへたり検知部材25の発熱量(へたり検知部材25の温度)が所定温度(閾値)よりも大きくなったとき、制御回路50は、経年劣化によりバネ6にへたりが発生したと判定する。また、バネ6にへたりを検出した制御回路50は誘導加熱コイル21への高周波電流の通電を停止する。なお、本実施の形態2では、調理終了時(誘導加熱コイル21への高周波電流の通電)が終了したときに、へたり検知部材25の温度と閾値とを比較している。
このように構成された誘導加熱調理器1においては、経年劣化によりバネ6にへたりが発生すると、誘導加熱コイル21とへたり検知部材25との距離L1が小さくなり、誘導加熱コイル21から発生する高周波磁界のへたり検知部材25への干渉度合いが大きくなる。このため、へたり検知部材25に発生する渦電流が大きくなり、へたり検知部材25の加熱量が増大する。つまり、温度センサ62が検知するへたり検知部材25の温度が高くなる。したがって、この温度センサ62が検知するへたり検知部材25の温度に基づき、制御回路50はバネ6のへたり具合を検出することができる。また、バネ6のへたり具合を検出した制御回路50は、へたり具合によって異なったレベルの報知を行い、最終的には誘導加熱コイル21への高周波電流の通電を停止するので、通電を停止する前に使用者に注意を喚起できるとともに、誘導加熱コイル21とトッププレート3との距離が大きくなったまま誘導加熱調理器1を使用することがない。したがって、誘導加熱コイル21とトッププレート3との距離が大きくなったまま誘導加熱調理器1を使用することを防止することができる。
実施の形態3.
実施の形態1又は実施の形態2に係る誘導加熱調理器1に、バネ6のへたりを検出する開閉装置を設けることにより、より確実にバネ6のへたりを検出することが可能となる。なお、本実施の形態3において、特に記述しない項目については実施の形態1又は実施の形態2と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図12は、本発明の実施の形態3に係るコイルユニット周辺の縦断面模式図である。この図は、図3におけるQ部と同位置を表している。本実施の形態3では、実施の形態1に係るコイルユニット20に複数のマイクロスイッチ71が設けられている。これらマイクロスイッチ71の端子部はトッププレート3の下面に押圧されている。この状態では、マイクロスイッチ71は閉状態となっており、制御回路51に信号を出力している。ここで、マイクロスイッチ71が、本発明の開閉手段に相当する。
(動作)
経年劣化によりバネ6にへたりが発生すると、トッププレート3とコイルユニット20(誘導加熱コイル21)との間の隙間が増大する。この隙間が所定の寸法よりも大きくなると、マイクロスイッチ71の端子部はトッププレート3の下面に押圧されなくなる。このため、マイクロスイッチ71が開状態となり、制御回路51への信号は出力されなくなる。これにより、制御回路50はバネ6のへたりを検出する。バネ6のへたりを検出した制御回路50は、誘導加熱コイル21への高周波電流の通電を停止する。
このように構成された誘導加熱調理器1においては、マイクロスイッチ71でもバネ6のへたりを検出できるので、バネ6のへたりをより確実に検出することができる。
また、実施の形態1に係る誘導加熱調理器1にマイクロスイッチ71を設けることにより、不適合鍋が載置されたのかバネ6にへたりが発生したのかを判別することが可能となる。例えば、実施の形態1に示す方法で不適合鍋の載置又はバネ6のへたりを検出した際、マイクロスイッチ71でもバネ6のへたりを検出していれば、バネ6にへたりが発生したと判別できる。また、例えば、実施の形態1に示す方法で不適合鍋の載置又はバネ6のへたりを検出した際、マイクロスイッチ71でバネ6のへたりを検出していなければ、不適合鍋が載置されたと判別できる。
なお、本実施の形態3ではバネ6にへたりが発生していない状態のときにマイクロスイッチ71を閉状態としたが、例えば、コイルユニット20の下方に端子を押圧されない状態でマイクロスイッチ71を設ける等により、バネ6にへたりが発生している状態のときにマイクロスイッチ71を開状態としてもよい。バネ6のへたりの発生の前後でマイクロスイッチ71からの出力信号に変化が生じれば、制御回路50はバネ6のへたりを検出することができる。また、本実施形態3では、コイルユニット20の傾きも検出するために複数のマイクロスイッチ71を設けたが、1つのマイクロスイッチ71を設けても本発明は実施可能である。また、開閉手段はマイクロスイッチ71に限らず、バネ6のへたりの発生の前後で出力信号に変化が生じるものであれば、任意に選択可能である。
実施の形態1に係る誘導加熱調理器の組立斜視図である。 実施の形態1に係る誘導加熱調理器の分解斜視図である。 図1のA−A断面模式図である。 図3のQ部拡大図である。 実施の形態1に係る誘導加熱コイルを駆動させるための駆動回路の構成図である。 実施の形態1に係る鍋材質判定テーブルである。 実施の形態1に係る鍋材質判定方法を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るバネのへたり量と誘導加熱コイルで検知される高周波電流値との関係を示す特性図である。 実施の形態1に係るバネのへたり量と入力電流検知回路で検知される高周波電流値との関係を示す特性図である。 実施の形態2に係るコイルユニット周辺の縦断面模式図である。 実施の形態2に係るコイル電流検知回路の検知電流とへたり検知部材に設けられた温度センサの検知温度との関係を示す特性図である。 実施の形態3に係るコイルユニット周辺の縦断面模式図である。
符号の説明
1 誘導加熱調理器、2 筐体、2a 仕切板、3 トッププレート、4 抵抗コイル、5 サークルライン、6 バネ、7 操作表示部、8 操作基板、9 制御基板、10 液晶部、11 ファン装置、12 吸気口、13 排気口、14 前面操作部、15 グリル部、16 引き出し、20 コイルユニット、21 誘導加熱コイル、22 フェライト、23 支持体、24 温度センサ、25 へたり検知部材、30 交流電源、31 直流電源回路、32 整流ダイオードブリッジ、33 平滑コンデンサ、34 リアクトル、35 入力電流検知回路、36 平滑コンデンサ、37 インバータ回路、44 共振コンデンサ、45 コイル電流検知回路、50 制御回路、61 へたり検知部材、62 温度センサ、71 マイクロスイッチ。

Claims (7)

  1. 鍋を載置するトッププレートと、
    該トッププレートの下方に設けられた誘導加熱コイルと、
    該誘導加熱コイルを前記トッププレートに向けて付勢する付勢手段と、
    前記誘導加熱コイルの下方に設けられ、低抵抗非磁性材料により形成されたへたり検知部材と、
    交流電源を直流電源に変換する直流電源回路と、
    該直流電源回路の直流電流を高周波電流に変換し、該高周波電流を前記誘導加熱コイルに流すインバータ回路と、
    前記直流電源回路の入力電流を検知する入力電流検知回路と、
    前記誘導加熱コイルに流れる電流を検知するコイル電流検知回路と、
    前記入力電流検知回路の検知電流と前記コイル電流検知回路の検知電流とに基づき前記付勢手段のへたりを検出し、前記誘導加熱コイルへの高周波電流の通電を停止する制御回路と、
    を備えたことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記制御回路には、前記入力電流検知回路が検知した電流値と前記コイル電流検知回路が検知した電流値とに基づき、前記トッププレートに載置された鍋の材質を判断する鍋材質判定手段を備え、
    前記付勢手段にへたりが発生すると、前記鍋材質判定手段が前記トッププレートに不適合鍋が載置されていると判定するように、前記へたり検知部材と前記誘導加熱コイルとの距離、及び前記へたり検知部材の形状の少なくとも一方を設定し、
    前記制御回路は、
    前記鍋材質判定手段が前記トッププレートに不適合鍋が載置されていると判定したときに、前記付勢手段にへたりが発生したと判定することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記低抵抗非磁性材料は、アルミニウム及び銅のうち少なくとも一方であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 鍋を載置するトッププレートと、
    該トッププレートの下方に設けられた誘導加熱コイルと、
    該誘導加熱コイルを前記トッププレートに向けて付勢する付勢手段と、
    交流電源を直流電源に変換する直流電源回路と、
    該直流電源回路の直流電流を高周波電流に変換し、該高周波電流を前記誘導加熱コイルに流すインバータ回路と、
    前記誘導加熱コイルの下方に設けられ、磁性材料により形成されたへたり検知部材と、
    該へたり検知部材に設けられた温度検知部と、
    前記温度検知部が検知した前記へたり検知部材の温度に基づき前記付勢手段のへたりを検出し、前記誘導加熱コイルへの高周波電流の通電を停止する制御回路と、
    を備えたことを特徴とする誘導加熱調理器。
  5. 前記磁性材料は、鉄及びステンレスのうち少なくとも一方であることを特徴とする請求項4に記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記付勢手段のへたり量が所定値以下の状態では開状態又は閉状態からなる第1の状態となり、前記付勢手段のへたり量が所定値よりも大きくなった状態では前記第1の状態とは反対の開状態又は閉状態からなる第2の状態となる開閉装置が設けられ、
    前記制御回路は、
    前記開閉装置の状態に基づき、前記付勢手段のへたりを検出することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記制御手段は、
    前記開閉装置により前記付勢手段のへたりを検出した場合、前記誘導加熱コイルへの高周波電流の通電を停止することを特徴とする請求項6に記載の誘導加熱調理器。
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