JP2007187973A - 電磁誘導加熱方式の定着装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

電磁誘導加熱方式の定着装置およびそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電磁誘導加熱方式の定着装置であって、部品を一時的に移動したり交換したとしても、定着部材を安定して加熱できる定着装置を提供すること。
【解決手段】定着部材1を電磁誘導によって直接又は間接に加熱する電磁誘導コイル3と、定着部材1の温度を検出する温度検出部4とを備える。電力制御部21は、温度検出部4からの検出信号に基づいて、インバータ回路11にこの回路11が出力すべき電力を表す電力指示値を含む制御信号を与えて、定着部材1の温度が目標温度になるように制御する。出力検出部31が、インバータ回路11から電磁誘導コイル3ヘの電力または電流の出力値を検出する。出力検出部31が検出した出力値が最大になるように、位置調整部が、電磁誘導コイル3と定着部材1との間の相対的な位置を調整する。
【選択図】図3

Description

この発明は電磁誘導加熱方式の定着装置およびそれを備えた画像形成装置に関する。
近年、紙などのシートにトナーを定着させる定着装置としては、ウォームアップ時間の短縮や省エネルギなどの要望から、急速加熱、高効率加熱が可能な電磁誘導加熱方式のものが注目されている。一般的な電磁誘導加熱方式の定着装置は、電磁誘導コイルによって加熱される定着部材(ローラやベルトなど)と別の加圧部材(ローラなど)とを互いに圧接してニップを形成し、そのニップを通してトナーが付着されたシートを搬送することによって、上記トナーをシートに定着させるようになっている。なお、上記定着部材は、電磁誘導コイルによる電磁誘導を直接受けて渦電流によって加熱される場合(これを直接加熱方式と呼ぶ。)と、電磁誘導コイルによる電磁誘導を受けて渦電流によって発熱する別の発熱部材を介して間接的に加熱される場合(これを間接加熱方式と呼ぶ。)とがある。
例えば特許文献1(特開2002−82549号公報)には、電磁誘導加熱方式の定着装置であって、ジャム処理やメンテナンスの便宜のために、定着部材や発熱部材を画像形成装置本体から取り外せるようにしたものが記載されている。これにより、電磁誘導コイル(励磁コイル)を画像形成装置本体に残し、消耗部品である定着部材や発熱部材を安価に交換可能としている。
特開2002−82549号公報
しかしながら、例えば直接加熱方式の定着装置において、電磁誘導コイルを画像形成装置本体に残し、定着部材を取り外せるようにした場合、定着部材を再び取り付けたときに、電磁誘導コイルと定着部材との間に位置ずれが生じて、電磁誘導コイルと定着部材との間の相互インダクタンスが変化し、それに伴って電磁誘導コイルのインピーダンスが変化することがある。このような場合、定着部材を安定して(定着部材の取り外し前と同様に)加熱できなくなるという問題がある。この問題は間接加熱方式の定着装置であっても、ジャム処理のために部品(発熱部材や定着部材等)を一時的に移動したり、消耗した部品を新たな部品に交換したりしたときに、同様に生じる。
なお、この種の電磁誘導加熱方式の定着装置では、定着部材の温度を温度センサで検出し、その温度センサの出力に基づいて、電源と上記電磁誘導コイルとの間に介挿されたインバータ回路を制御して上記電磁誘導コイルを励磁している(例えば特許文献1(特開2002−82549号公報)参照。)。
そこで、この発明の課題は、電磁誘導加熱方式の定着装置であって、部品を一時的に移動したり交換したとしても、定着部材を安定して加熱できる定着装置を提供することにある。
また、この発明の課題は、そのような定着装置をそなえた画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の定着装置は、
シートを通すニップを形成するように互いに圧接された定着部材および加圧部材と、
上記定着部材を電磁誘導によって直接又は間接に加熱する電磁誘導コイルと、
上記定着部材の温度を検出する温度検出部と、
電源と上記電磁誘導コイルとの間に介挿され、出力すべき電力を表す電力指示値を含む制御信号を受けて動作するインバータ回路と、
上記温度検出部からの検出信号に基づいて、上記定着部材の温度が目標温度になるように、上記インバータ回路に上記電力指示値を含む制御信号を与える電力制御部と、
上記インバータ回路から上記電磁誘導コイルヘの電力または電流の出力値を検出する出力検出部と、
上記出力検出部が検出した出力値が最大になるように、上記電磁誘導コイルと上記定着部材との間の相対的な位置を調整する位置調整部を備えたことを特徴とする。
なお、電磁誘導によって「直接」に加熱するとは、上記定着部材が電磁誘導コイルによる電磁誘導を直接受けて渦電流によって加熱される場合を指す。また、電磁誘導によって「間接」に加熱するとは、電磁誘導コイルによる電磁誘導を受けて渦電流によって発熱する別の発熱部材を介して上記定着部材が間接的に加熱される場合を指す。
この発明の定着装置では、温度検出部が定着部材の温度を検出する。そして、電力制御部が、上記温度検出部からの検出信号に基づいて、上記定着部材の温度が目標温度になるように、出力すべき電力を表す電力指示値を含む制御信号を与えて上記インバータ回路を制御する。これにより、正常動作時には、上記定着部材の温度が目標温度に制御される。しかも、この定着装置では、出力検出部が、上記インバータ回路から上記電磁誘導コイルヘの電力または電流の出力値を検出する。そして、位置調整部が、上記出力検出部が検出した出力値が最大になるように、上記電磁誘導コイルと上記定着部材との間の相対的な位置を調整する。これにより、部品を一時的に移動したり交換したとしても、定着部材を安定して加熱できるようになる。
別の局面では、この発明の定着装置は、
シートを通すニップを形成するように互いに圧接された定着部材および加圧部材と、
上記定着部材を電磁誘導によって直接又は間接に加熱する電磁誘導コイルと、
上記定着部材の温度を検出する温度検出部と、
電源と上記電磁誘導コイルとの間に介挿され、出力すべき電力を表す電力指示値を含む制御信号を受けて動作するインバータ回路と、
上記温度検出部からの検出信号に基づいて、上記定着部材の温度が目標温度になるように、上記インバータ回路に上記電力指示値を含む制御信号を与える電力制御部と、
上記電源から上記インバータ回路ヘの電力または電流の入力値を検出する入力検出部と、
上記入力検出部が検出した入力値が最大になるように、上記電磁誘導コイルと上記定着部材との間の相対的な位置を調整する位置調整部を備えたことを特徴とする。
この発明の定着装置では、温度検出部が定着部材の温度を検出する。そして、電力制御部が、上記温度検出部からの検出信号に基づいて、上記定着部材の温度が目標温度になるように、出力すべき電力を表す電力指示値を含む制御信号を与えて上記インバータ回路を制御する。これにより、正常動作時には、上記定着部材の温度が目標温度に制御される。しかも、この定着装置では、入力検出部が、上記電源から上記インバータ回路ヘの電力または電流の入力値を検出する。そして、位置調整部が、上記入力検出部が検出した入力値が最大になるように、上記電磁誘導コイルと上記定着部材との間の相対的な位置を調整する。これにより、部品を一時的に移動したり交換したとしても、定着部材を安定して加熱できるようになる。
一実施形態の定着装置では、
上記出力検出部または上記入力検出部が検出した値と上記電力指示値とを比較して、上記定着部材の加熱に関する異常の有無を判定する異常判定部を備え、
上記位置調整部は、上記異常判定部が異常有りと判定したときに上記位置の調整を行うようになっていることを特徴とする。
ここで、上記出力検出部が検出した値とは、上記インバータ回路から上記電磁誘導コイルヘの電力または電流の出力値を指す。また、上記入力検出部が検出した値とは、上記電源から上記インバータ回路ヘの電力または電流の入力値を指す。
この一実施形態の定着装置では、上記位置調整部は、上記異常判定部が異常有りと判定したときに上記位置の調整を行うので、電磁誘導コイルと定着部材との間に位置ずれが生じている可能性がある時に、タイムリーに上記位置の調整を行うことができる。
一実施形態の定着装置では、上記異常判定部は、ジャム処理が行われたことを表す信号を検出したとき、上記異常の有無の判定を行うようになっていることを特徴とする。
ここで、「ジャム処理」とは、搬送路にシートなどの紙が詰まったときに、その紙を取り除く処理を意味する。
この一実施形態の定着装置では、上記異常判定部は、ジャム処理が行われたことを表す信号を検出したとき、上記異常の有無の判定を行うようになっている。したがって、ジャム処理のためにこの定着装置の部品が一時的に移動され復帰した時、つまり電磁誘導コイルと定着部材との間に位置ずれが生じている可能性がある時に、タイムリーに上記異常の有無を判定できる。そして、電磁誘導コイルと定着部材との間に位置ずれが生じている場合は、上記位置調整部によって、上記電磁誘導コイルと上記定着部材との間の相対的な位置が調整される。
一実施形態の定着装置では、上記異常判定部は、この定着装置の部品交換が行われたことを表す信号を検出したとき、上記異常の有無の判定を行うようになっていることを特徴とする。
ここで、「部品交換」とは、例えば、電磁誘導コイルを定着装置本体に残し、定着部材を取り外した後、別の定着部材を取り付けたような場合を指す。
この一実施形態の定着装置では、上記異常判定部は、この定着装置の部品交換が行われたことを表す信号を検出したとき、上記異常の有無の判定を行うようになっている。したがって、この定着装置の部品交換が行われた時、つまり電磁誘導コイルと定着部材との間に位置ずれが生じている可能性がある時に、タイムリーに上記異常の有無を判定できる。そして、電磁誘導コイルと定着部材との間に位置ずれが生じている場合は、上記位置調整部によって、上記電磁誘導コイルと上記定着部材との間の相対的な位置が調整される。
一実施形態の定着装置は、上記異常判定部が異常の有無の判定を行うとき、上記電力制御部は上記電力指示値を最大幅で可変するようになっていることを特徴とする。
ここで、「最大幅で可変する」は、可変可能な範囲で最小値から最大値まで変化させることを意味する。
この一実施形態の定着装置では、上記異常判定部が異常の有無の判定を行うとき、上記電力制御部は上記電力指示値を最大幅で可変するようになっている。したがって、異常の有無の判定精度が高まる。
一実施形態の定着装置は、上記位置調整部が上記位置の調整を行うとき、上記出力検出部または上記入力検出部が検出した値を表示する表示部を備えたことを特徴とする。
この一実施形態の定着装置では、上記位置調整部が上記位置の調整を行うとき、表示部が上記出力検出部または上記入力検出部が検出した値を表示する。したがって、メンテナンス担当者等は、この表示部による表示によって、上記位置調整部による上記位置の調整が正しく行われているかどうかを確認することができる。
この発明の画像形成装置は、シートにトナーを付着させる画像形成部と、上記発明の定着装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
この発明の画像形成装置では、画像形成部がシートにトナーを付着させ、上記発明の定着装置が上記シートに上記トナーを定着させる。既述のように、上記位置調整部が上記電磁誘導コイルと上記定着部材との間の相対的な位置を調整するので、定着装置の部品を一時的に移動したり交換したとしても、定着部材を安定して加熱できる。その結果、上記画像形成装置では、定着を安定して行うことができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の定着装置の機構部分(基本的な部分のみ)を示している。この定着装置の機構部分は、定着部材としての定着ローラ1と、加圧部材としての加圧ローラ2と、電磁誘導コイル3と、温度検出部としての温度検出センサ4とを備えている。これらの部品1,2,3,4は、この定着装置の本体としての図示しないフレームに位置決めして取り付けられている。
定着ローラ1と加圧ローラ2とは、紙などのシート6を通すニップ5を形成するように、図示しないバネなどの付勢手段によって互いに圧接されている。ただし、図5に示すように、ジャム発生時は、電磁誘導コイル3や定着ローラ1を残して、矢印c方向に加圧ローラ2が取り外し可能になっている。また、図6に示すように、部品交換時は、電磁誘導コイル3を残して、定着ローラ1や加圧ローラ2が取り外し可能になっている。
図1に示すように、上記各部品1,2,3,4が上記フレームに取り付けられた状態で、定着ローラ1は図示しない駆動源(モータなど)によって矢印a方向(図1において反時計回り)に回転され、それに従動して、加圧ローラ2は矢印b方向(図1において時計回り)に回転される。定着動作時には、片面6aにトナー9が付着されたシート6が図1においてニップ5を通して下方から上方へ搬送される。これにより、トナー9がシート6に定着される。
定着ローラ1は、例えば鉄製の芯金上に、厚さ5mmのSi(シリコン)スポンジゴム層と、厚さ50μmのNi(ニッケル)とCr(クロム)からなる合金層と、厚さ1mmのSiゴム層と、厚さ20μmのPFA(テトラフルオロエチレンとペルフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体)からなる表層とを設けて構成されている。また、加圧ローラ2は、鉄製の芯金上に、厚さ5mmのSi発泡ゴム層と、厚さ30μmのPFA表層とを設けて構成されている。
電磁誘導コイル3は、定着ローラ1の外周面に沿って配置され、定着ローラ1が含むNiCr合金層を電磁誘導によって直接加熱するようになっている。具体的には、電磁誘導コイル3は、層を成すように複数回巻回された導線からなり、その層が図示しないフェライトコアとホルダに支持されて、上記定着ローラ1の外周面に沿うように湾曲されて配置されている。これにより、電磁誘導コイル3が作る磁束は、上記フェライトコアと上記定着ローラ1のNiCr合金層とが作る磁気回路を通るようになっている。
温度検出センサ4は、定着ローラ1の外周面に対向して配置され、公知の赤外線方式で定着ローラ1の表面温度を検出するようになっている。
図11および図12は、電磁誘導コイル3と定着ローラ1との間の相対的な位置を調整するための位置調整機構を示している。なお、図11、図12では、簡単のため、加圧ローラ2の図示が省略されている(後述する図2、図3、図4でも同様。)。
図11は、定着ローラ1に対して電磁誘導コイル3の周方向の位置調整を可能にする機構部分を示している。この機構部分は、電磁誘導コイル3(のホルダ)と一体に形成された軸54と、一端がこの軸54に一体に取り付けられたアーム53と、このアーム53の他端(軸54が取り付けられた端部と反対側の端部)に一体に取り付けられた円弧状断面をもつギヤ52と、上記フレームに固定して支持されたステッピングモータ51とを含んでいる。ギヤ52は外周面52aに歯をもち、モータ51の出力軸に設けられたギヤとかみ合っている。後述する制御系(定着制御回路)によってモータ51の出力軸が順逆に回転駆動されると、ギヤ52は、矢印eに示すように回動され、その結果、アーム53と軸54を介して、電磁誘導コイル3が定着ローラ1に対して周方向に移動する。
図12は、定着ローラ1に対して電磁誘導コイル3の長手方向f(定着ローラ1の回転軸と平行な方向)の位置調整を可能にする機構部分を、上方から見たところを示している。この機構部分は、電磁誘導コイル3(のホルダ)の長手方向両端にそれぞれ嵌合して取り付けられた一対のホルダ67,68と、ホルダ67,68にそれぞれ対応した位置に設けられ上記フレームに固定して支持された一対のステッピングモータ61,62と、上記ホルダ67,68とモータ61,62との間に細長く延在するウォームギヤ63,64とを含んでいる。モータ61,62は互いに独立して駆動可能になっている。ウォームギヤ63,64はそれぞれ外周面に歯をもち、それぞれモータ61,62の出力軸65,66に設けられたギヤとかみ合っている。後述する制御系(定着制御回路)によってモータ61,62が順逆に回転駆動されると、ウォームギヤ63,64はその周方向に回動される。また、ホルダ67,68とウォームギヤ63,64との間には、図示しないラック・アンド・ピニオンが設けられている。これにより、ウォームギヤ63,64がその周方向に回動されると、電磁誘導コイル3はホルダ67,68とともに長手方向fに移動することができる。
図2は、図1の機構部分を制御するための本発明の基礎となる制御系のブロック構成を示している。
この図2に示すように、商用電源12と電磁誘導コイル3との間に、インバータ回路11が介挿されている。インバータ回路11は、商用電源12から商用電力供給路13を通して入力される商用電力を高周波の交番電力に変換して、得られた高周波電力を、高周波電力供給路14を通して電磁誘導コイル3へ出力する。
電力制御部としての定着制御回路21が、温度検出センサ4からの検出信号に基づいて、インバータ回路11に電力指示値を含む制御信号を与える。電力指示値は、インバータ回路11が出力すべき電力値を表す。これにより、定着ローラ1、温度検出センサ4、定着制御回路21、インバータ回路11、定着ローラ1というループが構成され、定着ローラ1の表面温度が目標温度になるようにフィードバック制御が行われる。上述のような定着制御回路21は、例えばCPU(中央演算処理装置)によって構成される。なお、この定着制御回路21は、定着装置のみを制御する回路であっても良いし、上位の全体装置、例えば画像形成装置の全体を制御する回路の一部であっても良い。
上述の定着制御回路21は、具体的には図7のフローに示すように、定着ローラ1の表面温度が目標温度よりも高いか否かを判断して(S1)、定着ローラ1の表面温度が目標温度よりも低い場合(S1でNO)は電力指示値を増加する(S2)。これにより、インバータ回路11から電磁誘導コイル3へ出力される電力値が増加して、定着ローラ1の表面温度が上昇する。一方、定着ローラ1の表面温度が目標温度よりも高い場合(S1でYES)は電力指示値を削減する(S3)。これにより、インバータ回路11から電磁誘導コイル3へ出力される電力値が低下して、定着ローラ1の表面温度が低下する。
なお、目標温度よりも高い側、低い側に、それぞれ異なる温度を表す複数の閾値温度を設定し、それらの閾値温度と目標温度との差に応じて電力指示値の増減量を可変して設定しても良い。例えば、定着ローラ1の表面温度が目標温度よりも低い側で目標温度から遠い閾値を下回っていれば、電力指示値の増加量を大きく設定する。また、定着ローラ1の表面温度が目標温度よりも低い側で目標温度から近い閾値付近にあれば、電力指示値の増加量を小さく設定する。逆に、定着ローラ1の表面温度が目標温度よりも高い側で目標温度から遠い閾値を上回っていれば、電力指示値の削減量を大きく設定する。また、定着ローラ1の表面温度が目標温度よりも高い側で目標温度から近い閾値付近にあれば、電力指示値の削減量を小さく設定する。これにより、定着ローラ1の表面温度を目標温度に速やかに近づけるとともに、定着ローラ1の表面温度が目標温度に近いときは安定した温度制御を行うことができる。
図3は、図1に示した機構部分を制御するための、一実施形態の制御系のブロック構成を示している。
この例では、出力検出部としての出力電力検出装置31が設けられている。この出力電力検出装置31は、インバータ回路11から電磁誘導コイル3ヘの電力の出力値を検出する。なお、電力の出力値に代えて、電流の出力値を検出しても良い。このような出力電力検出装置31としては、例えば高周波電力供給路14をなすケーブルに巻回されたピックアップコイルを備え、このピックアップコイルに誘起される逆起電力を用いて電力または電流を検出する公知のものを採用できる。この出力電力検出装置31が検出した電力の出力値は、出力電力検出信号路32を通して、定着制御回路21へ送られる。
この例では、定着制御回路21が電力制御部としてだけでなく、異常判定部としても働いて、出力電力検出装置31が検出した出力値と上記電力指示値とを比較して、定着ローラ1の加熱に関する異常の有無を判定する。
具体的には図8のフローに示すように、定着制御回路21は、定着ローラ1の表面温度が目標温度よりも高いか否かを判断して(S11)、定着ローラ1の表面温度が目標温度よりも低い場合(S11でNO)は電力指示値を増加する(S12)。これにより、インバータ回路11から電磁誘導コイル3へ出力される電力値が増加して、定着ローラ1の表面温度が上昇する。一方、定着ローラ1の表面温度が目標温度よりも高い場合(S11でYES)は電力指示値を削減する(S13)。これにより、インバータ回路11から電磁誘導コイル3へ出力される電力値が低下して、定着ローラ1の表面温度が低下する。この後、定着制御回路21が、出力電力検出装置31が検出した出力値と上記電力指示値とを比較して、検出電力、つまり出力電力検出装置31が検出した出力値が正常であるか否かを判定する(S14)。これにより、定着ローラ1の加熱に関する異常の有無を判定する。
これにより、定着ローラ1の加熱に関する異常が発生したことを検出できる。したがって、そのような異常が発生したときは、異常を解消すべき処理(S15)を行うことができる(これを「異常処理」と呼ぶ。具体的には後述する。)。その結果、定着ローラ1を安定して加熱できるようになる。
図4は、図1に示した機構部分を制御するための、一実施形態の制御系のブロック構成を示している。
この例では、入力検出部としての入力電力検出装置41が設けられている。この入力電力検出装置41は、商用電源12からインバータ回路11ヘの電力の入力値を検出する。なお、電力の入力値に代えて、電流の入力値を検出しても良い。このような入力電力検出装置41としては、例えば商用電力供給路13をなすケーブルに巻回されたピックアップコイルを備え、このピックアップコイルに誘起される逆起電力を用いて電力または電流を検出する公知のものを採用できる。この入力電力検出装置41が検出した電力の入力値は、入力電力検出信号路42を通して、定着制御回路21へ送られる。
この例では、定着制御回路21が電力制御部としてだけでなく、異常判定部としても働いて、入力電力検出装置41が検出した入力値と上記電力指示値とを比較して、定着ローラ1の加熱に関する異常の有無を判定する。
この場合の具体的な制御のフローは、再び図8を用いて説明される。すなわち、定着制御回路21は、定着ローラ1の表面温度が目標温度よりも高いか否かを判断して(S11)、定着ローラ1の表面温度が目標温度よりも低い場合(S11でNO)は電力指示値を増加する(S12)。これにより、インバータ回路11から電磁誘導コイル3へ出力される電力値が増加して、定着ローラ1の表面温度が上昇する。一方、定着ローラ1の表面温度が目標温度よりも高い場合(S11でYES)は電力指示値を削減する(S13)。これにより、インバータ回路11から電磁誘導コイル3へ出力される電力値が低下して、定着ローラ1の表面温度が低下する。この後、定着制御回路21が、入力電力検出装置41が検出した入力値と上記電力指示値とを比較して、検出電力、つまり入力電力検出装置41が検出した入力値が正常であるか否かを判定する(S14)。これにより、定着ローラ1の加熱に関する異常の有無を判定する。
これにより、定着ローラ1の加熱に関する異常が発生したことを検出できる。したがって、そのような異常が発生したときは、異常処理(S15)を行う(具体的には後述する。)。その結果、定着ローラ1を安定して加熱できるようになる。
図9は、上記定着制御回路21による別の制御フローを示している。
この図9の制御フローでは、ステップS21からS23までは、図8中のステップS111からS13までと同様に、定着制御回路21が電力制御部として働いて、定着ローラ1の表面温度の制御を行う。その後、ステップS24定着制御回路21が異常判定部として働いて、温度検出センサ4からの検出信号と上記電力指示値とに基づいて、定着ローラ1の加熱に関する異常の有無を判定する。つまり、温度検出センサ4が検出した定着ローラ1の表面温度に対して、上記電力指示値が通常取りうる範囲(予め定められている範囲)内にあるか、かけ離れているかを判断する。
これにより、定着ローラ1の加熱に関する異常が発生したことを検出できる。したがって、そのような異常が発生したときは、異常処理(S25)を行う(具体的には後述する。)。その結果、定着ローラ1を安定して加熱できるようになる。
図10は、ジャム処理後や部品交換後の上記定着制御回路21による制御フローを示している。
この図10の制御フローでは、定着制御回路21は、まず必要な初期設定を行い(S31)、電力指示値を設定するとともにインバータ回路11をオンする(S32)。その後、図8中のステップS14に示したのと同様に、定着制御回路21が、出力電力検出装置31が検出した出力値と上記電力指示値とを比較して、検出電力、つまり出力電力検出装置31が検出した出力値が正常であるか否かを判定する(S33)。これにより、定着ローラ1の加熱に関する異常の有無を判定する。または、定着制御回路21が、入力電力検出装置41が検出した入力値と上記電力指示値とを比較して、検出電力、つまり入力電力検出装置41が検出した入力値が正常であるか否かを判定する(S33)。これにより、定着ローラ1の加熱に関する異常の有無を判定する。
これにより、ジャム処理のためにこの定着装置の部品が一時的に移動され復帰した時や部品交換が行われた時、つまり電磁誘導コイルと定着部材との間に位置ずれが生じている可能性がある時に、タイムリーに上記異常の有無を判定できる。したがって、そのような異常が発生したときは、タイムリーに異常処理(S34)を行うことができる(具体的には後述する。)。その結果、定着ローラ1を安定して加熱できるようになる。
なお、図8中のステップS14、図9中のステップS24、図10中のステップS33で異常の有無の判定を行うとき、定着制御回路21は上記電力指示値を最大幅で可変するのが望ましい。そのように、上記電力指示値を可変可能な範囲で最小値から最大値まで変化させることにより、異常の有無の判定精度を高めることができる。
図13は、上記定着制御回路21による、先に触れた異常処理(図8中のS15、図9中のS25、図10中のS34)の具体的な制御フローを示している。
この例では、定着制御回路21が電力制御部、異常判定部としてだけでなく、位置調整部の一部としても働いて、上記異常処理として、電磁誘導コイル3と定着ローラ1との間の相対的な位置調整を行う。つまり、図11、図12に示した位置調整機構と定着制御回路21とが位置調整部を構成する。
具体的には、この図13の制御フローでは、定着制御回路21は、まず、必要な初期設定を行う(S41)。この初期設定には、この異常処理で使用される2つのメモリ(それぞれM1,M2と呼ぶ。)の値をゼロに初期化する処理が含まれる。次に、電力指示値を設定するとともにインバータ回路11をオンする(S42)。これにより、例えば図8に示した制御を開始する。これにより、電源12からインバータ回路11を介して電磁誘導コイル3へ電力が供給される。次に、定着制御回路21は、図3中の出力電力検出装置31または図4中の入力電力検出装置42が現在検出している値(以下、これらの値を「検出値」と総称する。)を受けて、受けた検出値をメモリM1に記憶させる(図13中のステップS43)。次に、定着制御回路21は、メモリM2の値がゼロであるか否かを確認する(S44)。ここで、メモリM2の値がゼロであれば(S44でYES)、初回であると判断して、ステップS47に進んでメモリM1の値をメモリM2に移して、ステップS43へ戻る。この後、定着制御回路21は、再び、出力電力検出装置31または入力電力検出装置42が現在検出している検出値を受けて、受けた検出値をメモリM1に記憶させる(S43)。ここで、メモリM2の値がゼロでなければ(S44でNO)、2回目以降であると判断して、ステップS45に進んでメモリM1の値とメモリM2の値との間の大小を比較する。ここで、メモリM1の値(今回の検出値)がメモリM2の値(前回の検出値)以上であれば(S45でNO)、まだ電磁誘導コイル3への供給電力を増大できる可能性があると判断して、ステップS46に進んでモータ駆動処理を行う。このモータ駆動処理は、図11中のモータ51や図12中のモータ61,62を個別にまたは同期して所定量だけ回転駆動して、定着ローラ1に対する電磁誘導コイル3の相対的な位置を周方向や長手方向に変化させる処理である。
この後、ステップS47に進んでメモリM1の値をメモリM2に移して、ステップS43へ戻る。つまり、メモリM2には常に前回の検出値が記憶される。
その後、ステップS43で、定着制御回路21は、再び、出力電力検出装置31または入力電力検出装置42が現在検出している検出値を受けて、受けた検出値をメモリM1に記憶させる。そして、ステップS44を経てステップS45に進んで、メモリM1の値とメモリM2の値との間の大小を比較する。ここで、メモリM1の値(今回の検出値)がメモリM2の値(前回の検出値)未満であれば(S45でYES)、もはや電磁誘導コイル3への供給電力を増大できる可能性がないと判断して、ステップS48に進んでモータ駆動処理を行う。このモータ駆動処理は、図11中のモータ51や図12中のモータ61,62を前回のモータ駆動(S46)で回転駆動した量だけ逆に回転駆動して、定着ローラ1に対する電磁誘導コイル3の相対的な位置を前回の位置にもどす処理である。これにより、電磁誘導コイル3への供給電力が最大になるように、定着ローラ1に対する電磁誘導コイル3の相対的な位置を調整することができる。
このような電磁誘導コイル3と定着ローラ1との間の相対的な位置調整を行うことにより、部品を一時的に移動したり交換したとしても、定着ローラ1を安定して加熱できるようになる。
なお、電磁誘導コイル3と定着ローラ1との間の相対的な位置を調整するための位置調整機構としては、図11、図12に示したものに限られず、公知の様々な機構を採用することができる。また、電磁誘導コイル3を移動させる動力源は、モータ51,61,62に限られるものではなく、例えば人力(手動)であっても良い。
また、上記電磁誘導コイル3と定着ローラ1との間の相対的な位置を調整するとき、より詳しくは定着制御回路21が図13の制御フローを実行する時、上記検出値、つまり出力電力検出装置31または入力電力検出装置42が検出した値を表示する表示部を備えるのが望ましい。これにより、メンテナンス担当者等は、上記位置の調整が正しく行われているかどうかを確認することができる。このような表示部としては、検出値を表示する表示パネルであっても良いし、検出値を表示する冶具等であっても良い。
この実施形態では、電磁誘導コイル3が電磁誘導によって定着ローラ1を直接加熱するものとしたが、これに限られるものではない。電磁誘導コイル3が電磁誘導による渦電流によって別の発熱部材を発熱させ、この発熱部材が熱を伝えて定着ローラ1を加熱するようになっていても良い。
この発明の定着装置は、電子写真プロセスによってシートにトナーを付着させるような画像形成装置の構成要素として好適に用いられる。つまり、画像形成装置が備える画像形成部が電子写真プロセスによってシートにトナーを付着させ、この発明の定着装置がシートにトナーを定着させる。既述のように、上記位置調整機構(図11、図12)と定着制御回路21とが位置調整部として働いて、電磁誘導コイル3と定着ローラ1との間の相対的な位置を調整するので、定着装置の部品を一時的に移動したり交換したとしても、定着ローラ1を安定して加熱できる。その結果、上記画像形成装置では、定着を安定して行うことができる。
本発明の一実施形態の定着装置の機構部分の構成を示す図である。 図1の機構部分を制御するための本発明の基礎となる制御系のブロック構成を示す図である。 図1の機構部分を制御するための、一実施形態の制御系のブロック構成を示す図である。 図1の機構部分を制御するための、一実施形態の制御系のブロック構成を示す図である。 ジャム発生時に、電磁誘導コイルや定着ローラを残して、加圧ローラが取り外される態様を示す図である。 部品交換時に、電磁誘導コイルを残して、定着ローラや加圧ローラが取り外される態様を示す図である。 定着ローラの表面温度を制御する一般的な制御フローを示す図である。 図3または図4の制御系によって実行される異常検出ステップを含んだ制御フローを示す図である。 図3または図4の制御系によって実行される異常検出ステップを含んだ別の制御フローを示す図である。 図3または図4の制御系によってジャム処理後や部品交換後に異常検出を行う制御フローを示す図である。 定着ローラに対して電磁誘導コイルの周方向の位置調整を可能にする機構部分を示す図である。 定着ローラに対して電磁誘導コイル3長手方向の位置調整を可能にする機構部分を示す図である。 定着制御回路による異常処理の具体的な制御フローを示す図である。
符号の説明
1 定着ローラ
2 加圧ローラ
3 電磁誘導コイル
4 温度検出センサ
5 ニップ
11 インバータ回路
12 商用電源
21 定着制御回路
31 出力電力検出装置
41 入力電力検出装置
51,61,62 ステッピングモータ
52 ギヤ
63,64 ウォームギヤ

Claims (8)

  1. シートを通すニップを形成するように互いに圧接された定着部材および加圧部材と、
    上記定着部材を電磁誘導によって直接又は間接に加熱する電磁誘導コイルと、
    上記定着部材の温度を検出する温度検出部と、
    電源と上記電磁誘導コイルとの間に介挿され、出力すべき電力を表す電力指示値を含む制御信号を受けて動作するインバータ回路と、
    上記温度検出部からの検出信号に基づいて、上記定着部材の温度が目標温度になるように、上記インバータ回路に上記電力指示値を含む制御信号を与える電力制御部と、
    上記インバータ回路から上記電磁誘導コイルヘの電力または電流の出力値を検出する出力検出部と、
    上記出力検出部が検出した出力値が最大になるように、上記電磁誘導コイルと上記定着部材との間の相対的な位置を調整する位置調整部を備えたことを特徴とする定着装置。
  2. シートを通すニップを形成するように互いに圧接された定着部材および加圧部材と、
    上記定着部材を電磁誘導によって直接又は間接に加熱する電磁誘導コイルと、
    上記定着部材の温度を検出する温度検出部と、
    電源と上記電磁誘導コイルとの間に介挿され、出力すべき電力を表す電力指示値を含む制御信号を受けて動作するインバータ回路と、
    上記温度検出部からの検出信号に基づいて、上記定着部材の温度が目標温度になるように、上記インバータ回路に上記電力指示値を含む制御信号を与える電力制御部と、
    上記電源から上記インバータ回路ヘの電力または電流の入力値を検出する入力検出部と、
    上記入力検出部が検出した入力値が最大になるように、上記電磁誘導コイルと上記定着部材との間の相対的な位置を調整する位置調整部を備えたことを特徴とする定着装置。
  3. 請求項1または2に記載の定着装置において、
    上記出力検出部または上記入力検出部が検出した値と上記電力指示値とを比較して、上記定着部材の加熱に関する異常の有無を判定する異常判定部を備え、
    上記位置調整部は、上記異常判定部が異常有りと判定したときに上記位置の調整を行うようになっていることを特徴とする定着装置。
  4. 請求項3に記載の定着装置において、
    上記異常判定部は、ジャム処理が行われたことを表す信号を検出したとき、上記異常の有無の判定を行うようになっていることを特徴とする定着装置。
  5. 請求項3に記載の定着装置において、
    上記異常判定部は、この定着装置の部品交換が行われたことを表す信号を検出したとき、上記異常の有無の判定を行うようになっていることを特徴とする定着装置。
  6. 請求項3に記載の定着装置において、
    上記異常判定部が異常の有無の判定を行うとき、上記電力制御部は上記電力指示値を最大幅で可変するようになっていることを特徴とする定着装置。
  7. 請求項1または2に記載の定着装置において、
    上記位置調整部が上記位置の調整を行うとき、上記出力検出部または上記入力検出部が検出した値を表示する表示部を備えたことを特徴とする定着装置。
  8. シートにトナーを付着させる画像形成部と、
    請求項1または2に記載の定着装置と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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