JP2010156828A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造で明るい通常画像と拡大画像を得ることができる撮像装置を提供する。
【解決手段】被写体像の中央領域の分割比と中央領域以外の周辺領域の分割比とを異ならせて、被写体からの光を、第1の光と、中央領域の光量が第1の光に含まれる中央領域の光量より少ない第2の光とに分割する光分割部と、第1の光を受光する第1撮像素子と、第2の光を受光する第2撮像素子と、光分割部と第1撮像素子との間に設けられたズームレンズ系とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、2板式の撮像装置に関する。
特許文献1には、シュミット=ペシャンプリズムにより光軸を所定距離平行移動させることにより、像の中心から離れた場所を拡大させることが記載されている。
特開2007−20866号公報
上記特許文献1によれば、通常画像と拡大画像を得ることができるが、多くの光学系を設けるので、拡大された画像は暗い画像となってしまう。また、シュミット=ペシャンプリズム等の多くの光学系を設けるので、設計が複雑となりコストがかかり、また、暗い画像となってしまう。また、拡大画像を撮像する場合は、被写体からの一部の光を撮像するので、撮像されない光があり無駄になってしまう。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、撮像装置であって、被写体像の中央領域の分割比と中央領域以外の周辺領域の分割比とを異ならせて、被写体からの光を、第1の光と、中央領域の光量が第1の光に含まれる中央領域の光量より少ない第2の光とに分割する光分割部と、第1の光を受光する第1撮像素子と、第2の光を受光する第2撮像素子と、光分割部と第1撮像素子との間に設けられたズームレンズ系とを備える。
光分割部は、被写体像からの光を、第1の光と、中央領域の光量が第1の光に含まれる中央領域の光量より少なく、且つ、周辺領域の光量が第1の光に含まれる周辺領域の光量より多い第2の光とに分割してもよい。
光分割部は、中央領域に対応する領域が開口した反射ミラーを有してもよい。
光分割部は、中央領域に対応する領域に配置されたビームスプリッタと、ビームスプリッタと同一平面上の周辺領域に対応する領域に配置された反射ミラーとを有してもよい。
被写体像を反射ミラー上で結像させる第1光路調整部と、光分割部と第1撮像素子との間に設けられ、第1の光の被写体像を第1撮像素子上で結像させる第2光路調整部と、光分割部と第2撮像素子との間に設けられ、第2の光の被写体像を第2撮像素子上で結像させる第3光路調整部とをさらに備えてよい。
第1撮像素子が撮像した中央領域の画像と、第2撮像素子が撮像した周辺領域の画像とを組み合わせて、出力画像を生成する画像生成部をさらに備えてよい。
撮像装置は、内視鏡を備える内視鏡装置であり、光分割部、第1撮像素子、第2撮像素子、及びズームレンズが、内視鏡の挿入部の先端に設けられてよい。
光分割部は、第1の光を内視鏡の長手方向に供給し、第2の光を内視鏡の長手方向と略直角する方向に供給してもよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、実施の形態の撮像装置100を示す。本実施の形態では、撮像装置100の一例として、撮像装置100を内視鏡システムに適用して説明する。撮像装置100は、内視鏡101、第1画像生成部102、第2画像生成部103、表示制御部104、表示部105、照射部106、及び鉗子107を備える。なお、図1のA部は、内視鏡101の先端部121を拡大して示す。
内視鏡101は、鉗子口111、撮像部112、及びライトガイド113を有する。内視鏡101の先端部121は、その先端面130に撮像部112の一部としてのレンズ131を有する。また、先端部121は、その先端面130にライトガイド113の一部としての出射口132を有する。
照射部106は、光を被写体に照射する。照射部106は、白色光を被写体に照射してもよい。また、照射部106は、励起光を照射してもよい。また、照射部106は、白色光と励起光とを照射してもよい。また、照射部106は、特定の波長帯域の光を照射してもよい。また、照射部106は特定の偏光状態の光を照射してもよい。ライトガイド113は、例えば、光ファイバで構成されている。ライトガイド113は、照射部106が照射した光を内視鏡101の先端部121にガイドする。照射部106が照射した光は、ライトガイド113を介して先端面130の出射口132から出射されて被写体に照射される。照射部106が特定の偏光状態の光を照射する場合は、ライトガイド113は、光の偏光状態を保存して、照射部106が照射した特定の偏光状態の光を先端部121にガイドする。
撮像部112は、内視鏡101の先端部121の内部に設けられてもよい。撮像部112は、レンズ131、光分割部141、第1撮像素子142、及び第2撮像素子143を少なくとも有する。光分割部141は、被写体像の中央領域の分割比と該中央領域以外の周辺領域の分割比とを異ならせて、被写体からの光を、第1の光と、中央領域の光量が、第1の光に含まれる中央領域の光量より少ない第2の光とに分割する。また、光分割部141は、被写体像からの光を、第1の光と、中央領域の光量が第1の光に含まれる中央領域の光量より少なく、且つ、周辺領域の光量が、第1の光に含まれる周辺領域の光量より多い第2の光とに分割してもよい。第1撮像素子142は、光分割部141が分割した第1の光を受光する。第2撮像素子143は、光分割部141が分割した第2の光を受光する。第1撮像素子と第2撮像素子とは同一の性能、機能、及び大きさであってもよい。
なお、撮像部112は、第1撮像素子142及び第2撮像素子143を駆動させる撮像素子駆動ドライバ、及びAD変換器等を含んでも良い。撮像素子駆動ドライバは、第1撮像素子142が受光した画像及び第2撮像素子143が受光した画像を読み出す。AD変換器は、読み出された第1撮像素子142が受光した画像及び第2撮像素子が受光した画像をデジタル信号に変換する。この撮像素子駆動ドライバ及びAD変換器等は、CPU等の情報処理装置によって制御される。また、情報処理装置を撮像部112の中に設けてもよく、撮像装置100の中に設けても良い。
第1画像生成部102は、第1撮像素子142が撮像した画像に対して画像処理を施して第1画像を生成する。また、第1画像生成部102は、第1撮像素子142にRGB等のカラーフィルタが設けられている場合は、輝度色差信号の画像を生成してもよい。第1画像生成部102が生成した第1画像は表示制御部104に送られる。第2画像生成部103は、第2撮像素子143が撮像した画像に対して画像処理を施して第2画像を生成する。また、第2画像生成部103は、第2撮像素子143にRGB等のカラーフィルタが設けられている場合は、輝度色差信号の画像を生成してもよい。第2画像生成部103が生成した第2画像は表示制御部104に送られる。
表示制御部104は、第1画像を表示部105に表示させる。また、表示制御部104は、第2画像を表示部105に表示させる。また、表示制御部104は、第1画像と第2画像とを組み合わせた画像を表示させてもよい。また、撮像装置100は、通常観察モード、詳細観察モード、及び拡大観察モードを有してよく、表示制御部104は、通常観察モード及び詳細観察モードの場合は、第1画像と第2画像とを組み合わせた画像を表示してもよい。また、拡大観察モードの場合は、表示制御部104は、第1画像を表示させてもよい。表示制御部104は、CPU等の情報処理装置によって実現してもよい。表示部105は、画像を表示する。表示部105は、液晶、有機EL、プラズマなどのディスプレイであってもよい。
なお、撮像装置100は、画像を記録する記録部を備えてもよい。記録部は、第1画像を記録してもよい。また、記録部は、第2画像を記録してもよい。また、記録部は、同時に撮像された第1画像と第2画像とを組み合わせた画像を記録してもよい。記録部は、フラッシュメモリ等の記録媒体と、該記録媒体に画像を記録する記録制御部を備えてもよい。記録制御部は、CPU等の情報処理装置によって実現してもよい。
鉗子口111には、鉗子107が挿入される。鉗子口111は、鉗子107を先端部121にガイドする。なお、鉗子107は、各種の先端形状を備えてもよい。また、鉗子口111は、鉗子107の他に、生体を処置する種々の処理具が挿入されてよい。ノズル133は、水あるいは空気を送出する。
図2は、内視鏡101の先端部121の内部に設けられている撮像部112の一例を示す。撮像部112は、レンズ131、光分割部141、第1撮像素子142、及び第2撮像素子143の他に、縮小光学系151、第1光路調整部152と、光路調整光学系153、結像レンズ154、光路調整光学系155、結像レンズ156、ズームレンズ系157を有する。先端部121の先端面130に、レンズ131と出射口132とが設けられている。レンズ131の光軸は、内視鏡101の長手方向と略平行する。レンズ131を透過した被写体からの光は、縮小光学系151に入射する。縮小光学系151は、入射された光の被写体像の大きさを縮小する。縮小光学系151は、光分割部141の大きさに応じた大きさに縮小してもよい。
縮小光学系151を通過した光は、第1光路調整部152に入射する。第1光路調整部152は、それぞれの光の光路長を変えて、光分割部141上に被写体像を結像させる。つまり、第1光路調整部152は、光分割部141上に被写体像が結像するように、それぞれの領域の光の光路長を調整する。光分割部141は、結像された被写体像の中央領域の光を透過して、中央領域以外の周辺領域の光を少なくとも反射することにより第1の光と第2の光とに分割する。光分割部141は、第1の光をレンズ131の光軸方向と同じ方向に透過する。また、光分割部141は、第2の光をレンズ131の光軸方向と略直角する方向に反射する。
光路調整光学系155は、光分割部141が透過した被写体像の中央領域のそれぞれの領域の光の光路長を調整する。結像レンズ156は、光路調整光学系155を透過した被写体像の中央領域の光を第1撮像素子142上で結像させる。つまり、光路調整光学系155は、結像レンズ156が第1の光を第1撮像素子142上で結像できるように、被写体像の中央領域のそれぞれの領域の光の光路長を調整する。即ち、光路調整光学系155は、第1光路調整部152が変更したそれぞれの領域の光の光路長の差を変更前の状態に戻す。光路調整光学系155及び結像レンズ156を合わせて、第2光路調整部162とする。
ズームレンズ系157は、結像レンズ156を透過した光を拡大させて、第1撮像素子142に入射させる。また、第1撮像素子142は、ズームレンズ系157を通過した中央領域の被写体像を受光することができる。また、ズームレンズ系157は、初期値として、中央領域の被写体を拡大させるレンズ位置に設けられてもよい。また、撮像部112は、ズームレンズ系157を駆動する駆動部を有する。
光路調整光学系153は、光分割部141が反射した被写体像のそれぞれの領域の光の光路長を調整する。結像レンズ154は、光路調整光学系155を透過した被写体像の光を第2撮像素子143上で結像させる。つまり、光路調整光学系153は、結像レンズ154が第2の光を第2撮像素子143上で結像できるように、被写体像のそれぞれの領域の光の光路長を調整する。即ち、光路調整光学系153は、第1光路調整部152が変更したそれぞれの領域の光の光路長の差を変更前の状態に戻す。光路調整光学系153及び結像レンズ154を合わせて、第3光路調整部161とする。第2撮像素子143は、結像レンズ154を通過した光を受光する。このように、内視鏡101の長手方向に沿ってズームレンズ系157を設けたので、内視鏡101の先端部121を大きくする必要がない。つまり、より多い光学系を透過した光を撮像する撮像素子と、該光学系とを、内視鏡101の長手方向に沿って設けるので、内視鏡101の径、つまり、太さを大きくする必要がない。
図3は、光分割部141の一例を示す。光分割部141は、反射ミラーを有する。また、反射ミラーは、中央に開口を有している。したがって、光分割部141の開口は、第1光路調整部152によって反射ミラー上に結像された被写体像の中央領域の光を透過する。また、光分割部141は、第1光路調整部152によって反射ミラー上に結像された被写体像の中央領域以外の周辺領域の光を反射する。また、第1光路調整部152は、被写体像を反射ミラー上に結像させる。これにより、第1撮像素子142は、被写体像の中央領域の光を受光することができる。また、第1撮像素子142は、ズームレンズ系157の位置に応じて、拡大された中央領域の被写体像の光を受光することができる。また、第2撮像素子143は、周辺領域の被写体像の光を受光することができる。これにより、光分割部141は、第1撮像素子142で撮像される光のみを透過するので、光を無駄にすることがない。つまり、第1撮像素子142で撮像されない光を透過すると、その分第2撮像素子で撮像される光の光量が少なくなり、暗い画像しか撮像することができないが、そのような弊害を是正することができる。なお、ズームレンズ系157は、初期値として、第1の光が拡大され、且つ、第1の光のすべてが第1撮像素子142で撮像されるレンズ位置にあることが好ましい。
図4は、光分割部141の他の例を示す。光分割部141は、中央領域に対応する領域に配置されたビームスプリッタと、該ビームスプリッタと同一平面上の周辺領域に対応する領域に配置された反射ミラーとを有する。つまり、図3に示す反射ミラーの開口に換えて、ビームスプリッタを反射ミラーと同一平面上に配置させる。このビームスプリッタは、入射した光の一部を透過して残りを反射する。ビームスプリッタは、透過する光の強さより弱い光を反射する。また、ビームスプリッタは、透過する光の強さと略同じ強さの光を反射するようにしてもよい。つまり、ビームスプリッタはハーフミラーであってもよい。
また、光分割部141のビームスプリッタは、第1光路調整部152によって反射ミラー及びビームスプリッタ上に結像された被写体像の中央領域の光の一部を透過する。この光分割部141が透過した光が第1の光となる。また、光分割部141の反射ミラーは、反射ミラー及びビームスプリッタ上に結像された被写体像の中央領域以外の光を反射する。また、光分割部141のビームスプリッタは、反射ミラー及びビームスプリッタ上に結像された被写体像の中央領域の一部を反射する。この光分割部141が反射した光が第2の光となる。
したがって、第1撮像素子142は、被写体像の中央領域の光を受光することができる。また、第1撮像素子142は、ズームレンズ系157の位置に応じて、拡大された中央領域の被写体像の光を受光することができる。また、ズームレンズ系157は、初期値として、第1の光が拡大され、且つ、第1の光の全てが第1撮像素子142で撮像されるレンズ位置にあることが好ましい。また、第2撮像素子143は、全体の被写体像の光を受光することができる。これにより、光分割部141は、第1撮像素子142で撮像される光のみを透過するので、光を無駄にすることがない。つまり、第1撮像素子142で撮像されない光を透過すると、その分第2撮像素子で撮像される光の光量が少なくなり、暗い画像しか撮像することができないが、そのような弊害を是正することができる。
次に、撮像装置100の動作について説明する。照射部106が光を照射すると、観察部位である被写体からの戻り光が、内視鏡101の先端面130にあるレンズ131に入射する。縮小光学系151は、レンズ131を入射した光の被写体像の大きさを縮小する。第1光路調整部152は、縮小光学系151を透過したそれぞれの光の光路長を調整して、被写体像を光分割部141である反射ミラー上に結像する。この反射ミラー上に結像するとは、光分割部141が反射ミラーとビームスプリッタとを有する場合は、反射ミラー及びビームスプリッタ上に結像する意も含む。光分割部141は、結像された被写体像の中央領域の光である第1の光と、結像された被写体像の周辺領域の光を含む第2の光とに分割する。
第2光路調整部162は、第1の光の被写体像を第1撮像素子142上で結像させる。第1撮像素子142は、ズームレンズ系157を通過した光を受光する。また、第3光路調整部161は、第2の光の被写体像を第2撮像素子143上で結像させる。また、第2撮像素子143は、第2の光を受光する。第1画像生成部102は、第1撮像素子142が撮像した画像から第1画像を生成して、表示制御部104に出力する。また、第2画像生成部103は、第2撮像素子143が撮像した画像から第2画像を生成して、表示制御部104に出力する。
通常観察モード及び詳細観察モードの場合は、表示制御部104は、第1画像と第2画像とから画像を生成する。表示制御部104は、生成した画像を表示部105に表示させる。ここで、光分割部141が、中央領域に対応する領域が開口した反射ミラーの場合は、第2撮像素子143が撮像する画像は、中央領域の画像がない画像となる。したがって、表示制御部104は、第1画像と、第2画像とを組み合わせて、画像を表示させる。つまり、第1画像を、第2画像の中央領域に嵌めこんで全体画像を生成して表示させる。このとき、第1画像は、中央領域の被写体が拡大された画像なので、第1画像のサイズが、第2画像の画像が欠けた中央領域のサイズとなるように、第1画像のサイズを縮小してから嵌めこむ。このとき、通常観察モードの場合は、第1画像の解像度を下げる。つまり、第1撮像素子142と、第2撮像素子143とは、同じ解像度で同じ大きさの撮像素子である場合は、縮小した第1画像は、第2画像より解像度が高くなるので、縮小した第1画像の解像度を下げる。このとき、縮小した第1画像の解像度を、第2画像の解像度まで下げてもよい。また、詳細観察モードの場合は、縮小した第1画像の解像度を下げることなく、第1画像と第2画像とを組み合わせて、画像を表示する。
また、光分割部141が、中央領域に対応する領域がビームスプリッタで周辺領域に対応する領域が反射ミラーである場合は、第2撮像素子143が撮像する画像の中央領域の画像は、本来の明るさより暗い画像となる。したがって、表示制御部104は、第1画像と第2画像とを組み合わせて、画像表示させる。つまり、第2画像の中央領域の画像と、第1画像とを合成して全体画像を生成して表示させる。第1画像は、中央領域の被写体が拡大された画像なので、第1画像のサイズが、第2画像の中央領域のサイズとなるように、第1画像サイズを縮小してから合成する。また、通常観察モードの場合は、縮小された第1画像の解像度を下げてから第2画像を合成してもよい。このとき、縮小した第1画像の解像度を、第2画像の解像度まで下げてもよい。また、詳細観察モードの場合は、縮小した第1画像の解像を下げることなく、第1画像と第2画像とを合成してもよい。また、表示制御部104は、第1画像の領域を示す枠を表示してもよい。つまり、表示制御部104は、第1撮像素子142が撮像した中央領域を示す枠を表示してもよい。
図5は、通常観察モードと詳細観察モードの場合に、表示部105に表示された画像の様子の一例を示す。図5を示すように、第1撮像素子142が撮像した中央領域を示す枠201が表示されている。また、第2画像と第1画像とが組み合わされて表示されている。この表示部105に表示された画像を見ることにより、ユーザは、病気の症状が出ている部分を探すことができる。また、ユーザは病気の症状と思われる部分を枠201の中に入るように、内視鏡101の先端を動かす。
ここで、通常観察モードの場合は、解像度を下げた縮小された第1画像と第2画像とが組み合わされて表示させる。つまり、通常観察モードの場合は、解像度を下げた縮小された第1画像が枠201内に表示される。そして、ユーザは、操作部を操作することにより通常観察モードから詳細観察モードに切り替えると、表示制御部104は、縮小した第1画像の解像度を下げずに、第1画像と第2画像とを組み合わせて表示させる。これにより、枠201内の画像は、枠201外の画像に比べ高い解像度で表示される。したがって、枠201内に病気の症状と思われる部分を入れることで、病気の症状と思われる部分を詳しく観察することができる。
また、拡大観察モードの場合は、表示制御部104は、第1画像を表示部105に表示させる。これにより、枠201内の画像の拡大画像を表示させることができる。また、通常観察モード及び詳細観察モードでは、第1画像の領域を示す枠201を表示させているので、拡大観察モードの場合は、どこの部分が拡大されて表示されるのかを知ることができる。また、拡大観察モードの場合は、第1画像を表示部105に表示させるとともに、第1画像と第2画像とを組み合わせた全体画像も小さく表示させてもよい。
図6、拡大観察モードの場合に、表示部105に表示された画像の様子の一例を示す。拡大観察モードの場合は、第1撮像素子142が撮像した第1画像を全画面に表示させる。また、拡大観察モードの場合は、ズームレンズ系157を移動させて、被写体の像の第1の光を第1撮像素子142に撮像させて、更に拡大した第1画像を表示させるようにしてもよい。ズームレンズ系157をズーム方向に動かすと、第1撮像素子142は第1の光の一部しか撮像できない場合もあるが、第1画像と第2画像とを組み合わせた全体画像が表示されないので、光を無駄にしてもよい。つまり、第1撮像素子142及び第2撮像素子143の両方に撮像されない光があってもよい。
図7は、拡大観察モードの場合に、表示部105に表示された画像の様子の一例を示す。拡大観察モードの場合は、第1撮像素子142が撮像した第1画像を全画面に表示させる。また、第1画像と第2画像とを組み合わせた全体画像を、表示された第1画面上に小さく表示させてもよい。また、ことのとき、第1画像と第2画像とを組み合わせた画像上に、どの部分が拡大されているかを示す枠201を表示させてもよい。これにより、ユーザは、現在どの部分が拡大表示されているのかを直感的に知ることができる。また、この場合もズームレンズをズーム方向に動かしてもよい。また、ズームレンズをズーム方向に動かすと、第1撮像素子142は第1の光の一部しか撮像できない場合があり、光量が無駄になるが、第1画像と第2画像とを組み合わせた全体画像は小さいので画像が暗くてもよい。また、第1画像と第2画像とを組み合わせた全体画像は、単に、どこの部分を拡大しているかを示せればよいので、画像が暗くてもよい。
このように、被写体像の中央領域の分割比と中央領域以外の周辺領域の分割比とを異ならせて、被写体からの光を、第1の光と、中央領域の光量が第1の光に含まれる中央領域の光量より少ない第2の光とに分割する光分割部141と、第1の光を受光する第1撮像素子142と、第2の光を受光する第2撮像素子143と、光分割部141と第1撮像素子142との間に設けられたズームレンズ系157とを備えるようにしたので、中央領域のズーム画像と周辺領域を含む通常画像を得ることができる。また、中央領域のズーム画像と周辺領域を含む通常画像を組み合わせることにより全体画像も表示させることができ、また、中央領域のズーム画像を表示させることもできる。また、全体画像上にズーム画像の領域を示すことにより、どこの領域がズームされて表示されるのかをユーザに認識させることができる。なお、所定のプログラムを実行することによって、CPU等の情報処理装置を撮像装置100として機能させるようにしてもよい。
上記実施の形態は、以下のように変形してもよい。
(1)上記実施の形態では、ズームレンズ系157は、初期値として、中央領域の被写体を拡大させるレンズ位置に設けるようにしたが、中央領域の被写体を拡大させないレンズ位置に設けるようにしてもよい。つまり、中央領域の被写体のズーム倍率が1倍となるレンズ位置に設けるようにしてもよい。そして、拡大観察モードの場合に、ズームレンズを移動させていくことにより、第1画像の拡大画像を撮像して表示させてもよい。
(2)上記実施の形態では、拡大観察モードになると、第1画像を表示させるようにしたが、拡大観察モードでズーム操作が行われると、第1画像と第2画像とが組み合わされた画像を拡大していき、縮小した第1画像と第2画像とが組み合わされた画像の画角が第1画像の画角になると、第1画像を表示させるようにしてもよい。この後、ズームレンズを動かして、第1画像を更に拡大するようにしてもよい。
(3)また、第1画像と第2画像とを組み合わせた画像と、第1画像とを同時に表示してもよい。つまり、第1の表示領域に第1画像と第2画像とを組み合わせた画像を表示させ、第2の表示領域に第1画像を表示させてもよい。このとき、第1画像と第2画像とを組み合わせた画像上に第1画像の領域を示す枠201を重ねて表示させてもよい。即ち、図5に示す画像と図6に示す画像とを同時に表示させてもよい。
(4)また、光分割部141は、被写体像の中央領域の光を反射して、中央領域以外の周辺領域の光を透過するようにしてもよい。この場合は、反射した光が第1の光となり、第1撮像素子142は第1の光を撮像する。また、透過した光が第2の光となり、第2撮像素子143は、第2の光を撮像する。また、光分割部141は、被写体像の中央領域の光の一部を反射して残りを透過して、且つ、中央領域以外の周辺領域以外の光を透過するようにしてもよい。この場合も、反射した光が第1の光となり、第1撮像素子142は第1の光を撮像する。また、透過した光が第2の光となり、第2撮像素子143は、第2の光を撮像する。
(5)上記変形例(1)〜(4)を任意に組み合わせてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、装置、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
実施の形態の撮像装置100を示す。 内視鏡101の先端部121の内部に設けられている撮像部112の一例を示す。 光分割部141の一例を示す。 光分割部141の他の例を示す。 通常観察モードと拡大観察モードの場合に、表示部105に表示された画像の様子の一例を示す。 拡大観察モードの場合に、表示部105に表示された画像の様子の一例を示す。 拡大観察モードの場合に、表示部105に表示された画像の様子の一例を示す。
符号の説明
100 撮像装置
101 内視鏡
102 第1画像生成部
103 第2画像生成部
104 表示制御部
105 表示部
106 照射部
107 鉗子
111 鉗子口
112 撮像部
113 ライトガイド
121 先端部
130 先端面
131 レンズ
132 出射口
133 ノズル
141 光分割部
142 第1撮像素子
143 第2撮像素子
151 縮小光学系
152 第1光路調整部
153 光路調整光学系
154 結像レンズ
155 光路調整光学系
156 結像レンズ
157 ズームレンズ系
161 第3光路調整部
162 第2光路調整部
201 枠

Claims (8)

  1. 被写体像の中央領域の分割比と前記中央領域以外の周辺領域の分割比とを異ならせて、前記被写体からの光を、第1の光と、前記中央領域の光量が前記第1の光に含まれる前記中央領域の光量より少ない第2の光とに分割する光分割部と、
    前記第1の光を受光する第1撮像素子と、
    前記第2の光を受光する第2撮像素子と、
    前記光分割部と前記第1撮像素子との間に設けられたズームレンズ系と
    を備える撮像装置。
  2. 前記光分割部は、
    前記被写体像からの光を、前記第1の光と、前記中央領域の光量が前記第1の光に含まれる前記中央領域の光量より少なく、且つ、前記周辺領域の光量が前記第1の光に含まれる前記周辺領域の光量より多い前記第2の光とに分割する
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記光分割部は、
    前記中央領域に対応する領域が開口した反射ミラー
    を有する請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記光分割部は、
    前記中央領域に対応する領域に配置されたビームスプリッタと、
    前記ビームスプリッタと同一平面上の前記周辺領域に対応する領域に配置された反射ミラーと
    を有する請求項1または2に記載の撮像装置。
  5. 前記被写体像を前記反射ミラー上で結像させる第1光路調整部と、
    前記光分割部と前記第1撮像素子との間に設けられ、前記第1の光の前記被写体像を前記第1撮像素子上で結像させる第2光路調整部と、
    前記光分割部と前記第2撮像素子との間に設けられ、前記第2の光の前記被写体像を前記第2撮像素子上で結像させる第3光路調整部と
    をさらに備える請求項3または4に記載の撮像装置。
  6. 前記第1撮像素子が撮像した前記中央領域の画像と、前記第2撮像素子が撮像した前記周辺領域の画像とを組み合わせて、画像を表示させる画像表示制御部
    をさらに備える請求項1乃至5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記撮像装置は、内視鏡を備える内視鏡装置であり、
    前記光分割部、前記第1撮像素子、前記第2撮像素子、及び前記ズームレンズが、前記内視鏡の挿入部の先端に設けられる
    請求項1乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記光分割部は、
    前記第1の光を前記内視鏡の長手方向に供給し、前記第2の光を前記内視鏡の長手方向と略直角する方向に供給する
    請求項7に記載の撮像装置。
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