JP2010153688A - ソレノイドの駆動装置、ソレノイドの駆動方法およびプログラム - Google Patents

ソレノイドの駆動装置、ソレノイドの駆動方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な回路構成でソレノイドの起動時および動作時においては、ソレノイドの起動および動作に必要な電流をソレノイドに供給するとともに、保持時には、保持に必要な電流を供給するように制御する。
【解決手段】ソレノイドに印加されている電圧値を計測するとともに、電圧値の計測時に、特定の複数のタイミングでソレノイドに供給されている電流値を計測する。そして、計測した計測値を記憶し、記憶された計測値からソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定して、推定した値が設定したインダクタンスの目標値となるように、デューティ比を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソレノイドの駆動装置等に関し、特に、ソレノイドの起動時および動作時においては、ソレノイドの起動および動作に必要な電流をソレノイドに供給するとともに、保持時には、保持に必要な電流を供給するように制御するソレノイドの駆動装置、ソレノイドの駆動方法およびプログラムに関する。
ソレノイドは、公知のように、強磁性材からなる固定鉄心と、可動鉄心と、固定鉄心に巻回したコイルと、可動鉄心をその戻り位置に戻すための戻しばねとを備えた構成となっている。コイルに通電すると、コイルから固定鉄心および可動鉄心を経由する磁気回路が形成され、発生する磁気吸引力によって、可動鉄心は戻しばねのばね力に抗して固定鉄心の側に吸引される。コイルへの通電を継続する限り、可動鉄心はその吸引位置に保持される。
図9は、従来のソレノイドに供給される電流(図9(A))、吸引力(図9(B))、ソレノイドのインダクタンス(図9(C))、ソレノイドに供給するパルス電圧のデューティ比(図9(D))を示している。また、図中、点線部は、ソレノイドのシャフトが吸着するポイントを示している。
図9からわかるように、従来のソレノイドの駆動装置では、ソレノイドのシャフトが吸着した後もソレノイドに供給するパルス電圧のデューティ比を維持したまま駆動を行っていた。
そのため、ソレノイドの省電力化を課題の一つとした技術も知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このソレノイドの通電制御回路は、図10に示すように構成されている。つまり、この通電制御回路100は、通電スイッチSWをオンすることにより形成されてコイル85に対して第1の値の駆動電流を供給する電流供給回路を備えている。また、この通電スイッチSWのオン操作による通電開始から所定の時間が経過したことを判別する判別回路101を備えている。この判別回路101は、コンパレータ102とコンデンサ103を備えている。スイッチSWがオンすると、コンデンサ103に対する充電動作が開始され、満充電になるまでの期間は、コンパレータ102の反転入力の電位は非反転入力の電位よりも低くなるように保持される。このため、スイッチSWのオン直後の所定期間の間は、コンパレータ出力は高論理レベルに保持される。
通電制御回路100はさらに、オペアンプ104を備えた電流制限回路105を備えている。この電流制限回路105では、コンパレータ出力が高論理レベルに保持されている間は、第1の値の駆動電流をコイル85に対する通電電流として供給する。例えば、1.6Aの電流を供給する。これに対して、コンデンサ103が充電された後にコンパレータ出力が低論理レベルに立ち下がると、オペアンプ104の負帰還抵抗によって制限された値の駆動電流(第2の値の電流)がコイル85に供給される。例えば、80mAの電流が供給される。
このように、本例のソレノイド82においては、通電初期には、大電流を流して、大きな磁気吸引力を発生させることにより、離れた位置にあるプランジャー86を吸引するようにしている。プランジャー86が吸引された後は、吸引状態を保持するために必要な小電流をコイル85に通電するようにしている。したがって、本例のソレノイド82では、プランジャー86の吸引時にのみ大きな値の電流をコイル85に供給すればよい。よって、ソレノイド82として小型のものを採用することができる。また、ソレノイド82の省電力化を図ることができる。さらには、プランジャー吸引状態においては小電流が流れているのみなので、発熱量も少なく、コイルの焼損は発生しない。さらにまた、発熱量が少ないので、周囲の光学素子が熱変形して光軸ずれが起こる等といった弊害も発生しない。
特開2000−173822号公報
しかしながら、上述の如く、従来のソレノイドの駆動装置では、ソレノイドのシャフトが吸着した後もソレノイドに供給するパルス電圧のデューティ比を維持したまま駆動を行っていたため、本来、ソレノイドのシャフトの吸着状態を維持するために必要な電力以上の余分な電力を供給しているという問題があった。
また、特許文献1には、同様に、ソレノイドの駆動装置における省電力に関する技術が開示されているが、図10に示すように、回路構成が複雑でコストの増加を招くという問題がある。
そこで、本発明は、上述の課題を鑑みてなされたものであり、簡易な回路構成でソレノイドの起動時および動作時においては、ソレノイドの起動および動作に必要な電流をソレノイドに供給するとともに、保持時には、保持に必要な電流を供給するように制御する駆動装置、ソレノイドの駆動方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するために、以下の事項を提案している。
(1)本発明は、ソレノイドに印加するパルス電圧のデューティ比を制御することにより、ソレノイドに供給される電流を制御する駆動装置であって、前記ソレノイドに印加されている電圧値を計測する電圧値計測手段と、前記電圧値の計測時に、特定の複数のタイミングで前記ソレノイドに供給されている電流値を計測する電流値計測手段と、前記電圧値計測手段および電流値計測手段が計測した計測値を記憶する記憶手段と、前記記憶された計測値から前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定する推定手段と、前記推定した値が設定したインダクタンスの目標値となるように、あるいは、前記推定したインダクタンス値に比例した値が設定した目標値になるように、前記デューティ比を制御するデューティ比制御手段と、を備えたことを特徴とするソレノイドの駆動装置を提案している。
この発明によれば、電圧値計測手段は、ソレノイドに印加されている電圧値を計測する。電流値計測手段は、電圧値の計測時に、特定の複数のタイミングでソレノイドに供給されている電流値を計測する。記憶手段は、電圧値計測手段および電流値計測手段が計測した計測値を記憶する。推定手段は、記憶された計測値からソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定する。デューティ比制御手段は、推定した値が設定したインダクタンスの目標値となるように、あるいは、推定したインダクタンス値に比例した値が設定した目標値になるように、デューティ比を制御する。したがって、簡易な回路構成で、ソレノイドのインダクタンスを推定して、ソレノイドに供給するパルス電圧のデューティ比を下げることにより、ソレノイドのインダクタンス値を目標の値に収束させることで、無駄な電力を削減することができる。
(2)本発明は、(1)のソレノイドの駆動装置について、前記電圧値計測手段が前記ソレノイドに印加されている電圧値Eを計測するとともに、前記電流値計測手段が、前記パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値と、前記パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値とを計測し、前記推定手段が、前記パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD1と、前記パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD2とを算出するとともに、E/(D1−D2)を算出して、前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定することを特徴とするソレノイドの駆動装置を提案している。
この発明によれば、電圧値計測手段がソレノイドに印加されている電圧値Eを計測するとともに、電流値計測手段が、パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値と、パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値とを計測する。そして、推定手段が、パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD1と、パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD2とを算出するとともに、E/(D1−D2)を算出して、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定する。したがって、計測した電圧値と電流値とに基づいて、簡易な計算式により、大きな演算負荷をかけることなく、的確に、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定することができる。
(3)本発明は、(1)のソレノイドの駆動装置について、前記電圧値計測手段が計測した電圧値と、前記電流値計測手段が計測した電流値と、前記ソレノイドのインダクタンス値とを関連付けて記憶するデータテーブルを備え、前記推定手段が前記データテーブルを用いて、前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定することを特徴とするソレノイドの駆動装置を提案している。
この発明によれば、電圧値計測手段が計測した電圧値と、電流値計測手段が計測した電流値と、ソレノイドのインダクタンス値とを関連付けて記憶するデータテーブルを備え、推定手段がデータテーブルを用いて、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定する。したがって、電圧値と電流値とソレノイドのインダクタンス値とを関連付けたデータテーブルにより、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定することから、全く計算負荷をかけることなく、的確に、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定することができる。
(4)本発明は、ソレノイドに印加するパルス電圧のデューティ比を制御することにより、ソレノイドに供給される電流を制御するソレノイドの駆動方法であって、前記ソレノイドに印加されている電圧値を計測する第1のステップと、前記電圧値の計測時に、特定の複数のタイミングで前記ソレノイドに供給されている電流値を計測する第2のステップと、前記第1のステップおよび第2のステップにおいて計測した計測値を記憶する第3のステップと、前記記憶された計測値から前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定する第4のステップと、前記推定した値が設定したインダクタンスの目標値となるように、あるいは、前記推定したインダクタンス値に比例した値が設定した目標値になるように、前記デューティ比を制御する第5のステップと、を備えたことを特徴とするソレノイドの駆動方法を提案している。
この発明によれば、ソレノイドに印加されている電圧値を計測するとともに、電圧値の計測時に、特定の複数のタイミングでソレノイドに供給されている電流値を計測する。そして、計測した計測値を記憶し、記憶された計測値からソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定して、推定した値が設定したインダクタンスの目標値となるように、あるいは、推定したインダクタンス値に比例した値が設定した目標値になるように、デューティ比を制御する。したがって、簡易な構成で、ソレノイドのインダクタンスを推定して、ソレノイドに供給するパルス電圧のデューティ比を下げることにより、ソレノイドのインダクタンス値を目標の値に収束させることで、無駄な電力を削減することができる。
(5)本発明は、(4)のソレノイドの駆動方法について、前記第1のステップにおいて、前記ソレノイドに印加されている電圧値Eを計測するとともに、前記第2のステップにおいて、前記パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値と、前記パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値とを計測し、前記第4のステップにおいて、前記パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD1と、前記パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD2とを算出するとともに、E/(D1−D2)を算出して、前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定することを特徴とするソレノイドの駆動方法を提案している。
この発明によれば、第1のステップにおいて、ソレノイドに印加されている電圧値Eを計測するとともに、第2のステップにおいて、前記パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値と、パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値とを計測し、第4のステップにおいて、パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD1と、パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD2とを算出するとともに、E/(D1−D2)を算出して、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定する。したがって、計測した電圧値と電流値とに基づいて、簡易な計算式により、大きな演算負荷をかけることなく、的確に、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定することができる。
(6)本発明は、(4)のソレノイドの駆動方法について、前記第1のステップにおいて計測した電圧値と、前記第2のステップにおいて計測した電流値と、前記ソレノイドのインダクタンス値とを関連付けて記憶するデータテーブルを備え、前記第4のステップにおいて、前記データテーブルを用いて、前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定することを特徴とするソレノイドの駆動方法を提案している。
この発明によれば、第1のステップにおいて計測した電圧値と、第2のステップにおいて計測した電流値と、ソレノイドのインダクタンス値とを関連付けて記憶するデータテーブルを備え、第4のステップにおいて、データテーブルを用いて、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定する。したがって、電圧値と電流値とソレノイドのインダクタンス値とを関連付けたデータテーブルにより、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定することから、全く計算負荷をかけることなく、的確に、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定することができる。
(7)本発明は、コンピュータに、ソレノイドに印加するパルス電圧のデューティ比を制御することにより、ソレノイドに供給される電流を制御するソレノイドの駆動方法を実行させるためのプログラムであって、前記ソレノイドに印加されている電圧値を計測する第1のステップと、前記電圧値の計測時に、特定の複数のタイミングで前記ソレノイドに供給されている電流値を計測する第2のステップと、前記第1のステップおよび第2のステップにおいて計測した計測値を記憶する第3のステップと、前記記憶された計測値から前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定する第4のステップと、前記推定した値が設定したインダクタンスの目標値となるように、あるいは、前記推定したインダクタンス値に比例した値が設定した目標値になるように、前記デューティ比を制御する第5のステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムを提案している。
この発明によれば、ソレノイドに印加されている電圧値を計測するとともに、電圧値の計測時に、特定の複数のタイミングでソレノイドに供給されている電流値を計測する。そして、計測した計測値を記憶し、記憶された計測値からソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定して、推定した値が設定したインダクタンスの目標値となるように、あるいは、推定したインダクタンス値に比例した値が設定した目標値になるように、デューティ比を制御する。したがって、簡易な構成で、ソレノイドのインダクタンスを推定して、ソレノイドに供給するパルス電圧のデューティ比を下げることにより、ソレノイドのインダクタンス値を目標の値に収束させることで、無駄な電力を削減することができる。
(8)本発明は、(7)のプログラムについて、前記第1のステップにおいて、前記ソレノイドに印加されている電圧値Eを計測するとともに、前記第2のステップにおいて、前記パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値と、前記パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値とを計測し、前記第4のステップにおいて、前記パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD1と、前記パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD2とを算出するとともに、E/(D1−D2)を算出して、前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定することを特徴とするプログラムを提案している。
この発明によれば、第1のステップにおいて、ソレノイドに印加されている電圧値Eを計測するとともに、第2のステップにおいて、前記パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値と、パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値とを計測し、第4のステップにおいて、パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD1と、パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD2とを算出するとともに、E/(D1−D2)を算出して、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定する。したがって、計測した電圧値と電流値とに基づいて、簡易な計算式により、大きな演算負荷をかけることなく、的確に、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定することができる。
(9)本発明は、(7)のプログラムについて、前記第1のステップにおいて計測した電圧値と、前記第2のステップにおいて計測した電流値と、前記ソレノイドのインダクタンス値とを関連付けて記憶するデータテーブルを備え、前記第4のステップにおいて、前記データテーブルを用いて、前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定することを特徴とするプログラムを提案している。
この発明によれば、第1のステップにおいて計測した電圧値と、第2のステップにおいて計測した電流値と、ソレノイドのインダクタンス値とを関連付けて記憶するデータテーブルを備え、第4のステップにおいて、データテーブルを用いて、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定する。したがって、電圧値と電流値とソレノイドのインダクタンス値とを関連付けたデータテーブルにより、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定することから、全く計算負荷をかけることなく、的確に、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定することができる。
本発明によれば、簡易な回路構成でソレノイドの起動時および動作時においては、ソレノイドの起動および動作に必要な電流をソレノイドに供給するとともに、保持時には、保持に必要な電流を供給するように制御することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
<第1の実施形態>
図1から図7を用いて、本発明の第1の実施形態について、説明する。
<駆動装置の構成>
図1から図3を用いて、本発明に係るソレノイドの駆動装置の構成について説明する。
本実施形態に係るソレノイドの駆動装置は、図1に示すように、ソレノイド1と、電圧測定部2と、電流測定部3と、演算部4と、デューティ比調整部5と、ドライブ回路6とから構成されている。
ここで、電圧測定部2は、ソレノイド1に供給される電圧を測定する。具体的な回路例としては、図2に示すように、抵抗R21とR22により得られる分圧値をオペアンプIC21で構成されるバッファ回路に供給し、インピーダンス変換を行って、演算部4に供給する。なお、図2の回路は、あくまでも一例であって、他の回路構成を用いてもよい。
電流測定部3は、電圧値の計測時に、特定の複数のタイミングでソレノイド1に供給されている電流値を計測する。具体的な回路例としては、図3に示すように、ソレノイド1とグランド間に直列に挿入された抵抗R23の両端を抵抗R24、R25、R26、オペアンプIC22で構成された差動増幅器に接続し、オペアンプIC22の出力を演算部4に供給する。なお、図3の回路は、あくまでも一例であって、他の回路構成を用いてもよい。
演算部4は、電圧測定部2により測定された電圧値Eと電流測定部3により測定された電流値とからソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を演算する。具体的には、ドライブ回路6が供給するパルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値と、パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値とから、パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値のdi/dtとなるD1と、パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値のdi/dtとなるD2とを算出するとともに、E/(D1−D2)を算出して、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を演算する。なお、具体的な演算方法については、後述する。
デューティ比調整部5は、演算部4が演算したインダクタンス値が設定したインダクタンスの目標値となるように、ドライブ回路6がソレノイド1に供給するパルス電圧のデューティ比を制御する。ドライブ回路6は、デューティ比調整部5の制御に基づいて、ソレノイド1に所定のパルス電圧を供給する。
<駆動装置の動作>
以下、図4を用いて、本実施形態に係るソレノイドの駆動装置の動作について、詳細に説明する。
まず、電圧測定部2がドライブ回路6によってソレノイド1に印加されている電圧値を計測する(ステップS101)。ついで、電流測定部3が、電圧値の計測時に、特定の複数のタイミングでソレノイド1に供給されている電流値を計測し(ステップS102)、計測したこれらの計測値を一時的に記憶する(ステップS103)。
演算部4は、一時的に記憶された計測値からソレノイド1のインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を演算する(ステップS104)。ここで、図5および図6を用いて、インダクタンス値の演算方法を具体的に示す。
図5は、ソレノイド1に供給される電圧と電流の関係を示している。ここでは、パルス電圧オン時の所定のタイミング(時間間隔)t1で電流値i1、i2を取得するとともに、パルス電圧オフ時の所定のタイミング(時間間隔)t2で電流値i3、i4を取得する。そして、これらの値からパルス電圧オン時のdi/dtとパルス電圧オフ時のdi/dtを下記の演算式に基づいて、演算する。
di/dt=(i2−i1)/t
di/dt=(i4−i3)/t
図6は、ソレノイド1に流れる電流の時間的な変化と、その一部の拡大図を示している。図6が示すように、電流波形は、拡大するとのこぎり波となっている。ここで、拡大図の(1)から(2)において、di/dtを一定と近似し、(2)から(3)においても、di/dtが一定であると近似する。
また、このとき、インダクタンスLが一定であると近似すると、以下の関係が成立する。
E−L*(di/dt)=Ri
ここで、Eは、ソレノイド1の電圧値、Rは、係数である。
したがって、上記の関係式から、(1)から(2)において、
E−L*(di/dt)=Ri
が導かれ、(3)から(4)において、
−L*(di/dt)=Ri
が導かれる。
そこで、上記の両式から、Rとiを消去すると、インダクタンスLが以下のように求められる。
L=E/((di/dt)−(di/dt))
これにより、ソレノイド1の電圧Eと、ドライブ回路6が供給するパルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値と、パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値とが得られれば、ソレノイド1のインダクタンスLを求めることができる。
そして、上記で求めたインダクタンス値が設定したインダクタンスの目標値となるように、デューティ比を制御する(ステップS105)。
なお、図7は、本実施形態のソレノイドの駆動装置を用いた場合のソレノイド1の電流、吸引力、インダクタンス値、デューティ比の変化の様子を示しているが、これによれば、上記式により求められるソレノイド1のインダクタンス値が、所定の値以下である場合には、ドライブ回路6がソレノイド1に供給するパルス電圧のデューティ比をデューティ比調整部5が下げることにより、ソレノイド1のインダクタンス値を目標とする値に収束させることができる。
したがって、本実施形態によれば、簡易な回路構成で、ソレノイドのインダクタンスを推定して、ソレノイドに供給するパルス電圧のデューティ比を下げることにより、ソレノイドのインダクタンス値を目標の値に収束させることで、無駄な電力を削減することができる。
<第2の実施形態>
図8を用いて、本発明の第2の実施形態について、説明する。
上記、第1の実施形態では、演算により、ソレノイド1のインダクタンスを求める場合について説明したが、本実施形態では、ソレノイド1の電圧値と、電流値と、インダクタンス値とを関連付けて記憶するデータテーブルを予め備え、このデータテーブルに基づいて、ソレノイド1のインダクタンスを求めることを特徴としている。
以下、図8を用いて、本実施形態に係るソレノイドの駆動装置の動作について、説明する。
まず、電圧測定部2がドライブ回路6によってソレノイド1に印加されている電圧値を計測する(ステップS201)。ついで、電流測定部3が、電圧値の計測時に、特定の複数のタイミングでソレノイド1に供給されている電流値を計測し(ステップS202)、計測したこれらの計測値を一時的に記憶する(ステップS203)。
そして、ソレノイド1の電圧値と、電流値と、インダクタンス値とを関連付けて記憶するデータテーブルを用いて、ソレノイド1のインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を求める(ステップS204)。なお、データテーブルに記憶されているインダクタンス値は、第1の実施形態で示した演算式を用いたものでもよいし、他の方法によるものでもよい。さらに、上記で求めたインダクタンス値が設定したインダクタンスの目標値となるように、デューティ比を制御する(ステップS205)。
したがって、本実施形態によれば、電圧値と電流値とソレノイドのインダクタンス値とを関連付けたデータテーブルにより、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定することから、全く計算負荷をかけることなく、的確に、ソレノイドのインダクタンス値あるいはそのインダクタンス値に比例した値を推定することができる。
なお、ソレノイドの駆動装置で実行される動作プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを駆動装置に読み込ませ、実行することによって本発明の属性認証システムを実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
第1の実施形態に係るソレノイドの駆動装置の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る電圧測定部の内部回路を示す図である。 第1の実施形態に係る電流測定部の内部回路を示す図である。 第1の実施形態に係るソレノイドの駆動装置の動作フローである。 ソレノイドの電圧と電流の関係を示す図である。 インダクタンスの算出方法を説明するための図である。 ソレノイドの電流、吸引力、インダクタンス、デューティ比の関係を示す図である。 第2の実施形態に係るソレノイドの駆動装置の動作フローである。 従来例に係るソレノイドの電流、吸引力、インダクタンス、デューティ比の関係を示す図である。 従来例に係る通電制御回路のブロック図である。
符号の説明
1・・・ソレノイド
2・・・電圧測定部
3・・・電流測定部
4・・・演算部
5・・・デューティ比調整部
6・・・ドライブ回路
R21・・・抵抗
R22・・・抵抗
R23・・・抵抗
R24・・・抵抗
R25・・・抵抗
R26・・・抵抗
IC21・・・オペアンプ
IC22・・・オペアンプ

Claims (9)

  1. ソレノイドに印加するパルス電圧のデューティ比を制御することにより、ソレノイドに供給される電流を制御するソレノイドの駆動装置であって、
    前記ソレノイドに印加されている電圧値を計測する電圧値計測手段と、
    前記電圧値の計測時に、特定の複数のタイミングで前記ソレノイドに供給されている電流値を計測する電流値計測手段と、
    前記電圧値計測手段および電流値計測手段が計測した計測値を記憶する記憶手段と、
    前記記憶された計測値から前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定する推定手段と、
    前記推定した値が設定したインダクタンスの目標値となるように、あるいは、前記推定したインダクタンス値に比例した値が設定した目標値になるように、前記デューティ比を制御するデューティ比制御手段と、
    を備えたことを特徴とするソレノイドの駆動装置。
  2. 前記電圧値計測手段が前記ソレノイドに印加されている電圧値Eを計測するとともに、
    前記電流値計測手段が、前記パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値と、前記パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値とを計測し、
    前記推定手段が、前記パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD1と、前記パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD2とを算出するとともに、E/(D1−D2)を算出して、前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定することを特徴とする請求項1に記載のソレノイドの駆動装置。
  3. 前記電圧値計測手段が計測した電圧値と、前記電流値計測手段が計測した電流値と、前記ソレノイドのインダクタンス値とを関連付けて記憶するデータテーブルを備え、
    前記推定手段が前記データテーブルを用いて、前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定することを特徴とする請求項1に記載のソレノイドの駆動装置。
  4. ソレノイドに印加するパルス電圧のデューティ比を制御することにより、ソレノイドに供給される電流を制御するソレノイドの駆動方法であって、
    前記ソレノイドに印加されている電圧値を計測する第1のステップと、
    前記電圧値の計測時に、特定の複数のタイミングで前記ソレノイドに供給されている電流値を計測する第2のステップと、
    前記第1のステップおよび第2のステップにおいて計測した計測値を記憶する第3のステップと、
    前記記憶された計測値から前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定する第4のステップと、
    前記推定した値が設定したインダクタンスの目標値となるように、あるいは、前記推定したインダクタンス値に比例した値が設定した目標値になるように、前記デューティ比を制御する第5のステップと、
    を備えたことを特徴とするソレノイドの駆動方法。
  5. 前記第1のステップにおいて、前記ソレノイドに印加されている電圧値Eを計測するとともに、
    前記第2のステップにおいて、前記パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値と、前記パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値とを計測し、
    前記第4のステップにおいて、前記パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD1と、前記パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD2とを算出するとともに、E/(D1−D2)を算出して、前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定することを特徴とする請求項4に記載のソレノイドの駆動方法。
  6. 前記第1のステップにおいて計測した電圧値と、前記第2のステップにおいて計測した電流値と、前記ソレノイドのインダクタンス値とを関連付けて記憶するデータテーブルを備え、
    前記第4のステップにおいて、前記データテーブルを用いて、前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定することを特徴とする請求項4に記載のソレノイドの駆動方法。
  7. コンピュータに、ソレノイドに印加するパルス電圧のデューティ比を制御することにより、ソレノイドに供給される電流を制御するソレノイドの駆動方法を実行させるためのプログラムであって、
    前記ソレノイドに印加されている電圧値を計測する第1のステップと、
    前記電圧値の計測時に、特定の複数のタイミングで前記ソレノイドに供給されている電流値を計測する第2のステップと、
    前記第1のステップおよび第2のステップにおいて計測した計測値を記憶する第3のステップと、
    前記記憶された計測値から前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定する第4のステップと、
    前記推定した値が設定したインダクタンスの目標値となるように、あるいは、前記推定したインダクタンス値に比例した値が設定した目標値になるように、前記デューティ比を制御する第5のステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 前記第1のステップにおいて、前記ソレノイドに印加されている電圧値Eを計測するとともに、
    前記第2のステップにおいて、前記パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値と、前記パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値とを計測し、
    前記第4のステップにおいて、前記パルス電圧オン時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD1と、前記パルス電圧オフ時の複数のタイミングにおける電流値からdi/dtとなるD2とを算出するとともに、E/(D1−D2)を算出して、前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定することを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記第1のステップにおいて計測した電圧値と、前記第2のステップにおいて計測した電流値と、前記ソレノイドのインダクタンス値とを関連付けて記憶するデータテーブルを備え、
    前記第4のステップにおいて、前記データテーブルを用いて、前記ソレノイドのインダクタンス値あるいは該インダクタンス値に比例した値を推定することを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
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