JP2010153606A - 固体電解コンデンサの製造方法 - Google Patents

固体電解コンデンサの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010153606A
JP2010153606A JP2008330420A JP2008330420A JP2010153606A JP 2010153606 A JP2010153606 A JP 2010153606A JP 2008330420 A JP2008330420 A JP 2008330420A JP 2008330420 A JP2008330420 A JP 2008330420A JP 2010153606 A JP2010153606 A JP 2010153606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silane compound
electrolytic capacitor
conductive polymer
capacitor element
solid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008330420A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Furukawa
剛士 古川
Yuichiro Inuzuka
雄一郎 犬塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saga Sanyo Industry Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Saga Sanyo Industry Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saga Sanyo Industry Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Saga Sanyo Industry Co Ltd
Priority to JP2008330420A priority Critical patent/JP2010153606A/ja
Priority to TW098140286A priority patent/TW201023220A/zh
Priority to KR1020090115684A priority patent/KR20100062928A/ko
Priority to US12/627,796 priority patent/US8470389B2/en
Priority to CN200911000302A priority patent/CN101826398A/zh
Priority to CN201210519230.XA priority patent/CN102983003B/zh
Publication of JP2010153606A publication Critical patent/JP2010153606A/ja
Priority to US13/835,971 priority patent/US8691327B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

【課題】導電性高分子を固体電解質として用いた固体電解コンデンサにおいて、漏れ電流特性の劣化およびショート故障の発生を防ぎつつ、高耐圧化することができる、固体電解コンデンサの製造方法を提供する。
【解決手段】
面に誘電体皮膜が形成された陽極箔と、陰極箔と、導電性高分子からなる固体電解質とを有するコンデンサ素子を備える固体電解コンデンサの製造方法において、表面に誘電体皮膜が形成された陽極箔と、陰極箔と、を巻回してコンデンサ素子を形成する第1の工程と、前記コンデンサ素子を、導電性高分子の前駆体モノマーおよび酸化剤を含む重合液に含浸した後、該導電性高分子を化学重合させる第2の工程と、シラン化合物又はシラン化合物溶液を前記コンデンサ素子に含浸させ、乾燥させることにより、前記導電性高分子表面にシラン化合物層を形成する第3の工程と、を含むことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
【選択図】図2

Description

この発明は、固体電解コンデンサの製造方法に関するものである。
従来の固体電解コンデンサとして図1及び図2に示されるものが知られている(特許文献1)。
図1の断面図に示すように、固体電解コンデンサ1は、リード線8A、8Bを有するコンデンサ素子6、該コンデンサ素子6を収納する有底ケース9と、前記コンデンサ素子6を封止する封止部材10を有している。有底ケース9の開口端近傍は、横絞り・カール加工されている。
前記コンデンサ素子6は、図2の斜視図に示すように、表面に誘電体皮膜が形成された陽極箔2及び陰極箔3からなる一対の電極箔とセパレータ12とを介して巻回し、巻き止めテープ5で止められて形成される。陽極リード線8Aは陽極リードタブ7Aを介して陽極箔2と接続され、陰極リード線8Bは陰極リードタブ7Bを介して陰極箔3と接続されている。
このような構造を有する固体電解コンデンサ1の電解質としては、導電性高分子からなる固体電解質等が用いられ、コンデンサ素子6の電極箔2,3の隙間に充填されている。
近年の電子機器のデジタル化に伴い、上記のような固体電解コンデンサにも、小型化、大容量化、低ESR化が求められるようになってきている。ここでESRとは、等価直列抵抗を意味する。
さらに、使用環境が厳しい車載機器及び産業機器分野において、固体電解コンデンサの高耐圧化の要求が高まってきている。従来、固体電解コンデンサを高耐圧化する手段としては、陽極箔表面に誘電体皮膜を形成する際の化成処理における化成電圧を高くし、誘電体皮膜を高耐圧化する方法がある。しかし、化成電圧を高くした場合、漏れ電流特性の低下およびショート故障の発生等の問題があった。
特開平2−15611号公報
本発明は、導電性高分子を固体電解質として用いた固体電解コンデンサにおいて、漏れ電流特性の劣化およびショート故障の発生を防ぎつつ、高耐圧化することができる、固体電解コンデンサの製造方法を提供する。
本発明は、表面に誘電体皮膜が形成された陽極箔と、陰極箔と、導電性高分子からなる固体電解質とを有するコンデンサ素子を備える固体電解コンデンサの製造方法において、表面に誘電体皮膜が形成された陽極箔と、陰極箔と、を巻回してコンデンサ素子を形成する第1の工程と、前記巻取り素子を、導電性高分子の前駆体モノマーおよび酸化剤を含む重合液に含浸した後、化学重合させる第2の工程と、前記コンデンサ素子を、シラン化合物又はシラン化合物溶液に含浸させた後、乾燥させることで、前記導電性高分子表面にシラン化合物層を形成する第3の工程と、を含むことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法である。
さらに、前記第3の工程における乾燥温度が、50℃〜150℃であることが好ましい。
さらに、前記シラン化合物溶液は、シラン化合物及び有機溶媒からなり、シラン化合物溶液におけるシラン化合物の濃度が、5重量%以上であることが好ましい。
本発明によれば、導電性高分子を固体電解質とした固体電解コンデンサにおいて、高い耐圧特性を有し、漏れ電流およびショート故障発生を抑えた信頼性の高い固体電解コンデンサを提供される。
本発明の実施のための最良の形態について以下に説明する。
図1は、本発明の固体電解コンデンサの正面断面図、図2は本発明の固体電解コンデンサのコンデンサ素子の斜視図である。
本発明の固体電解コンデンサ1は、コンデンサ素子6と、リードタブ7A、7Bと、リード線8A、8Bと、有底ケース9と、封止部材10と、座板11とを備える。前記コンデンサ素子6は、陽極リードタブ7Aと接続した陽極箔2と、陰極リードタブ7Bが接続した陰極箔3と、セパレータ4とを備える。前記陽極箔および陰極箔のうち少なくとも陽極箔には、表面に誘電体皮膜が形成されている。また、前記コンデンサ素子6内には、導電性高分子からなる固体電解質層を有している。
本発明による固体電解コンデンサは次のように形成される。まず、陽極箔と、陰極箔と、セパレータとを巻回した巻取り素子を準備する。そして、導電性高分子となるモノマー及び酸化剤を含む重合液を調整し、該重合液を前記巻取り素子に含浸させる。そして、前記巻取り素子に含浸させた重合液を化学重合させることで、導電性高分子を有するコンデンサ素子を作製した後、該コンデンサ素子にシラン化合物を含有するシラン化合物溶液を含浸させる。その後、前記コンデンサ素子に含浸させたシラン化合物溶液を、所定の温度で乾燥させる。
シラン化合物は、導電性高分子の分子量分布及び結晶性を向上させ、架橋効果により導電性高分子鎖の結合を強化する作用があるため、固体電解コンデンサの漏れ電流特性及び耐圧特性が向上する。しかし、シラン化合物は導電性を有していないため、シラン化合物を添加した重合液を用いて導電性高分子を形成した場合、コンデンサのESRが高くなる虞がある。
本発明のように、導電性高分子を形成したコンデンサ素子にシラン化合物溶液を含浸させた場合、コンデンサ素子の外周側の導電性高分子表面に高濃度のシラン化合物層が形成されるが、陽極箔と陰極箔との隙間に形成されている導電性高分子中のシラン化合物濃度を低く抑えることができるため、コンデンサのESR増大を軽減することができる。これにより、固体電解コンデンサの漏れ電流特性及び耐圧特性の向上と、ESR増大の軽減を両立することが可能となった。
なお、弁金属の焼結体又は箔片からなる陽極体の表面に、誘電体皮膜、導電性高分子層及び陰極引出層を順次形成するチップ型の固体電解コンデンサの場合は、導電性高分子層形成後にシラン化合物層を形成すると、導電性高分子層と陰極引出層との界面にシラン化合物層が形成され、ESRが高くなる虞があるが、巻回式の固体電解コンデンサの場合は、陽極箔と陰極箔との隙間に形成されている導電性高分子中のシラン化合物濃度を低く抑えることができるため、コンデンサのESR増大を軽減することができる。
本発明に用いられるシラン化合物としては、ビニルトリクルシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、β−(3,4エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、p−スチリルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、N−2(アミノエチル)γ−アミノプロピルルメチルジメトキシシラン、N−2(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−2(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−3アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等が好ましく、β−(3,4エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシランが更に好ましい。また、前記シラン化合物のうち2以上を組み合わせて使用しても良い。
シラン化合物溶液に用いられる溶媒として、アルコール類、炭化水素類、エステル類及びケトン類の揮発性有機溶媒を用いることができる。シラン化合物溶液におけるシラン化合物の濃度は、5〜100重量%が好ましく、前記溶媒で希釈せずシラン化合物単独で使用しても良い。
コンデンサ素子に前記シラン化合物溶液を含浸させる方法としては、コンデンサ素子をシラン化合物溶液に浸漬させる方法、コンデンサ素子にシラン化合物溶液を塗布する方法、コンデンサ素子にシラン化合物溶液をスプレー等で噴霧する方法などを用いることができる。
また、シラン化合物溶液に含浸させたコンデンサ素子は、不要な溶媒を除去するために、所定の温度で乾燥させることが好ましい。乾燥温度は、溶媒除去効率の観点から50℃以上が好ましく、コンデンサ素子の熱負荷及びシラン化合物の熱による変性を抑制する観点から150℃以下が好ましい。また、乾燥時間は、シラン化合物の安定化のため30〜120分が好ましい。
本発明に用いることができる導電性高分子としては、脂肪族系、芳香族系、複素環式系および含ヘテロ原子系の導電性高分子を少なくとも1以上含まれていることが好ましく、中でもポリチオフェン系、ポリアニリン系、ポリピロール系導電性高分子が好ましい。
前記酸化剤としては、p−トルエンスルホン酸第二鉄をはじめとする、従来公知の酸化剤を使用することができる。また、前記酸化剤は、メタノール、エタノール及びブタノール等のアルコール類に溶解させて使用することができ、35〜70重量%の濃度で使用することが好ましい。
[実施例1]
まず、アルミニウム箔からなる陽極箔2および陰極箔3の表面にエッチング処理を施した。その後、エッチング処理を施した前記陽極箔2を化成液中に浸漬し、150Vの電圧を印加することにより、誘電体皮膜を形成した。
前記陽極箔2および前記陰極箔3には、それぞれ陽極リードタブ7Aおよび陰極リードタブ7Bを接続した。そして前記陽極箔2および前記陰極箔3をセパレータとともに巻回し、最外周を巻止めテープ5によって止め、巻取り素子を作製した。
続いて、前記巻取り素子の切り口化成を行った。切り口化成は、巻取り素子を化成液に浸漬し電圧を印加することにより行った。
次に、固体電解質である導電性高分子の重合液の調整を行った。重合液は、モノマーとして3,4エチレンジオキシチオフェン、酸化剤としてp−トルエンスルホン酸第二鉄ブタノール溶液を混合して調製した。ここで、3,4エチレンジオキシチオフェン及びp−トルエンスルホン酸第二鉄ブタノール溶液の重量比率は、それぞれ25重量%および75重量%とした。
そして、切り口化成した前記巻取り素子を前記重合液に浸漬した後、熱化学重合することによって導電性高分子からなる固体電解質層を形成し、コンデンサ素子6を作製した。
その後、前記コンデンサ素子6をシラン化合物溶液に1分間浸漬した後、該コンデンサ素子を100℃で乾燥させた。前記シラン化合物溶液は、シラン化合物としてγ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、溶媒としてエタノールを用い、シラン化合物の濃度は1.0重量%とした。
その後、シラン化合物を有するコンデンサ素子6を有底ケース9に収納し、該有底ケース9の開口端部に封止部材10を挿入して横絞り、カール加工を行った。そして、該カール面に座板11を挿入し、リード線8A、8Bをプレス加工、折り曲げ加工を行い、固体電解コンデンサ1を完成させた。
[実施例2]
シラン化合物溶液の濃度を、5.0重量%にしたこと以外は、実施例1と同様にして固体電解コンデンサを作製した。
[実施例3]
シラン化合物溶液の濃度を、10重量%にしたこと以外は、実施例1と同様にして固体電解コンデンサを作製した。
[実施例4]
シラン化合物溶液の濃度を、50重量%にしたこと以外は、実施例1と同様にして固体電解コンデンサを作製した。
[実施例5]
シラン化合物溶液の濃度を、100重量%(シラン化合物を希釈せずに使用)にしたこと以外は、実施例1と同様にして固体電解コンデンサを作製した。
[実施例6]
コンデンサ素子をシラン化合物溶液に浸漬した後の乾燥温度を150℃にしたこと以外は、実施例2と同様にして電解コンデンサを作製した。
[実施例7]
コンデンサ素子をシラン化合物溶液に浸漬した後の乾燥温度を150℃にしたこと以外は、実施例3と同様にして電解コンデンサを作製した。
[実施例8]
コンデンサ素子をシラン化合物溶液に浸漬した後の乾燥温度を150℃にしたこと以外は、実施例4と同様にして電解コンデンサを作製した。
[実施例9]
コンデンサ素子をシラン化合物溶液に浸漬した後の乾燥温度を200℃にしたこと以外は、実施例2と同様にして電解コンデンサを作製した。
[実施例10]
コンデンサ素子をシラン化合物溶液に浸漬した後の乾燥温度を200℃にしたこと以外は、実施例3と同様にして電解コンデンサを作製した。
[実施例11]
コンデンサ素子をシラン化合物溶液に浸漬した後の乾燥温度を200℃にしたこと以外は、実施例4と同様にして電解コンデンサを作製した。
[比較例1]
コンデンサ素子に導電性高分子を形成した後、シラン化合物溶液への浸漬および乾燥をしなかったこと以外は、実施例1と同様にして固体電解コンデンサを作製した。
表1は、実施例及び比較例の固体電解コンデンサの各々について20個の平均値の電気的特性測定結果である。なお、前記固体電解コンデンサは、定格電圧35V、容量22μFであり、寸法は直径10mmで高さ12mmである。ここでショート発生率は、125℃、5時間でエージング処理した後のショート発生率を示している。また、静電容量および誘電正接の測定は、120Hzの周波数で行われ、ESRの測定は、100kHzの周波数で行われた。また、漏れ電流は、定格電圧を印加した後、2分後の値である。BDV値(耐圧特性)は、前記固体電解コンデンサを常温で印加電圧を1V/sの速度で昇圧し、絶縁破壊する電圧を示している。
表1の結果から、実施例の固体電解コンデンサは、比較例1よりもショート発生率、漏れ電流及びBDV値が向上している。したがって、導電性高分子を形成したコンデンサ素子をシラン化合物溶液に浸漬することにより、ショート発生率及び漏れ電流を抑制し、耐圧特性を向上させることができる。
また、実施例1および実施例2〜5を比較して、シラン化合物溶液におけるシラン化合物の濃度が高くなるほど、ショート発生率、漏れ電流及びBDV値の特性が改善しており、特にシラン化合物の濃度が10重量%以上のときに顕著である。したがって、シラン化合物の濃度を増加させることにより、ショート発生率及び漏れ電流を抑制し、耐圧特性を向上させる効果をさらに大きくすることができる。
また、実施例1〜8及び実施例9〜11を比較して、乾燥温度が低くなるほどショート発生率、ESR、漏れ電流及びBDV値の特性が改善しており、特に乾燥温度150℃以下のときに顕著である。したがって、乾燥温度を低くすることにより、ショート発生率、ESR及び漏れ電流を軽減し、耐圧特性を向上させる効果をさらに大きくすることができる。
上記実施例は、本発明を説明するためのものに過ぎず、特許請求の範囲に記載の発明を限定する様に解すべきでない。本発明は、特許請求の範囲内及び均等の意味の範囲内で自由に変更することができる。例えば、陽極箔には、アルミニウム以外に、タンタル、ニオブ、チタンなどの弁金属を使用してもよい。
本発明及び従来の製造方法で作製した固体電解コンデンサの断面図である。 本発明及び従来の製造方法で作製した固体電解コンデンサにおけるコンデンサ素子の斜視図である。
符号の説明
1 電解コンデンサ
2 陽極箔
3 陰極箔
4 セパレータ
5 巻止めテープ
6 コンデンサ素子
7 リードタブ
8 リード線
9 有底ケース
10 封止部材
11 座板
12 誘電体皮膜
13 導電性高分子
14 リードフレーム
15 外装樹脂
16 陽極リード

Claims (3)

  1. 表面に誘電体皮膜が形成された陽極箔と、陰極箔と、導電性高分子からなる固体電解質とを有するコンデンサ素子を備える固体電解コンデンサの製造方法において、
    表面に誘電体皮膜が形成された陽極箔と、陰極箔と、を巻回して巻取り素子を作製する第1の工程と、
    前記巻取り素子に導電性高分子の前駆体モノマーおよび酸化剤を含む重合液を含浸した後、化学重合により導電性高分子を形成し、コンデンサ素子を作製する第2の工程と、
    前記コンデンサ素子に、シラン化合物又はシラン化合物溶液を含浸させた後、乾燥させることで、前記導電性高分子表面にシラン化合物層を形成する第3の工程と、
    を含むことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
  2. 前記第3の工程における乾燥温度が、50℃〜150℃であることを特徴とする請求項1に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  3. 前記シラン化合物溶液は、シラン化合物及び有機溶媒からなり、
    シラン化合物溶液におけるシラン化合物の濃度が、5重量%以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
JP2008330420A 2008-12-01 2008-12-25 固体電解コンデンサの製造方法 Pending JP2010153606A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008330420A JP2010153606A (ja) 2008-12-25 2008-12-25 固体電解コンデンサの製造方法
TW098140286A TW201023220A (en) 2008-12-01 2009-11-26 Method of manufacturing solid electrolytic capacitor
KR1020090115684A KR20100062928A (ko) 2008-12-01 2009-11-27 고체 전해 콘덴서의 제조 방법
US12/627,796 US8470389B2 (en) 2008-12-01 2009-11-30 Method of manufacturing solid electrolytic capacitor
CN200911000302A CN101826398A (zh) 2008-12-01 2009-12-01 固体电解电容器的制造方法
CN201210519230.XA CN102983003B (zh) 2008-12-01 2009-12-01 固体电解电容器的制造方法
US13/835,971 US8691327B2 (en) 2008-12-01 2013-03-15 Method of manufacturing solid electrolytic capacitor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008330420A JP2010153606A (ja) 2008-12-25 2008-12-25 固体電解コンデンサの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010153606A true JP2010153606A (ja) 2010-07-08

Family

ID=42572381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008330420A Pending JP2010153606A (ja) 2008-12-01 2008-12-25 固体電解コンデンサの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010153606A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0473924A (ja) * 1990-07-16 1992-03-09 Asahi Glass Co Ltd 固体電解コンデンサおよびその製造方法
JPH05129161A (ja) * 1991-10-30 1993-05-25 Ryuichi Yamamoto 固体電解コンデンサ
JP2007150252A (ja) * 2005-11-07 2007-06-14 Saga Sanyo Industries Co Ltd 固体電解コンデンサの製造方法
JP2008251629A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Sanyo Electric Co Ltd 固体電解コンデンサの製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0473924A (ja) * 1990-07-16 1992-03-09 Asahi Glass Co Ltd 固体電解コンデンサおよびその製造方法
JPH05129161A (ja) * 1991-10-30 1993-05-25 Ryuichi Yamamoto 固体電解コンデンサ
JP2007150252A (ja) * 2005-11-07 2007-06-14 Saga Sanyo Industries Co Ltd 固体電解コンデンサの製造方法
JP2008251629A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Sanyo Electric Co Ltd 固体電解コンデンサの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5619969B2 (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
US8470389B2 (en) Method of manufacturing solid electrolytic capacitor
JP7113199B2 (ja) 電解コンデンサ
WO2011121995A1 (ja) 固体電解コンデンサ
JP7289071B2 (ja) 電解コンデンサ
KR102104424B1 (ko) 고체전해콘덴서의 제조방법 및 고체전해콘덴서
JP6990831B2 (ja) 電解コンデンサ
JP6695023B2 (ja) 電解コンデンサおよびその製造方法
JP2022169756A (ja) 電解コンデンサ
WO2015198547A1 (ja) 電解コンデンサの製造方法
JP5289016B2 (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
WO2014132632A1 (ja) 電解コンデンサおよびその製造方法
JP2010153606A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP5877362B2 (ja) 固体電解コンデンサおよび固体電解コンデンサの製造方法
JP2008205405A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP4204484B2 (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2004319646A (ja) 電解コンデンサ及びその製造方法
JP2003272953A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2008071950A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2008047783A (ja) 固体電解コンデンサおよび固体電解コンデンサの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111115

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20111125

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121023

A521 Written amendment

Effective date: 20121213

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130507