JP2010153412A - ロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置 - Google Patents

ロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置 Download PDF

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Abstract

【課題】基体が非磁性体である場合に当該基体を搬送しながら成膜でき、当該基体に損傷を与えず、長いゲート面間長を要さずにガス分離機能を十分に持つことができるロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置1を提供する。
【解決手段】ゲート5の内部に3本のロール11a等を配置して略U字形の基体18の搬送経路を設けた。中央部ロール11bの径は他のロールの径より太い。基体18は3本のロール11a等のロール面に掛けられている。容器13内に、3本のロール11a等の各円周面及び略U字形の搬送経路に沿う基体18の搬送経路に相当するゲート隙間を極小の隙間とするように、ゲート隙間形成部材10a等を配設した。パージ・ガスはガス・パージ導入部材12a等の吹出し口16等からロール面に向い吹出される。中央部ロール11bの回転軸は容器13の穴を連通し端部シール体15を介してロール支持体14により両端を支持されている。
【選択図】図1(A)

Description

本発明は、複数の成膜室間を連通する改良されたガス・ゲートを介して長尺基体を成膜室から次の成膜室へ連続的に送給し、当該基体の一面に半導体素子を形成するロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置に関し、特に、長尺基体上に機能性堆積膜、例えば光起電力素子等のアモルファス半導体膜を連続的に形成するロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置に関する。
近年、アモルファス半導体デバイス、特にアモルファス・シリコン(amorphous silicon : 以下、「a−Si」と略す。)からなる太陽電池、画像入力用センサー、電子写真用感光体等が実用に供され、量産化が行なわれるようになってきた。こうしたa−Si膜は一般に減圧下における化学堆積法(Chemical Vapor Deposition : 以下、「CVD法」と略す。)、スパッタリング法、真空蒸着法等を用いて作成されており、特にCVD法がその特性の良好な事から広く採用されている。現在、a−Si太陽電池を作成する際の量産装置としては、ロール・ツー・ロール方式の生産装置が、その量産性、フレキシビリティー等の面で優れた装置として実用化されている。以下、ロール・ツー・ロール方式の生産装置を用いた場合における太陽電池作成の例を取り挙げて、その概略を述べる(特許文献1参照。以下、適宜引用する。)。
ロール・ツー・ロール方式の生産装置は、ロール状にボビンに巻かれたa−Si膜形成用の長尺基体をボビンから連続的に送り出し、太陽電池を構成する少なくともn型a−Si層、i型a−Si層、p型a−Si層等を含む層からなる複数の層を各々別個の反応容器である成膜室内で形成するものである。各々の成膜室間において減圧状態を維持しながら、長尺基体が複数の成膜室間で移動することを可能にし、かつ各々の成膜室内に供給される、例えばn型a−Si層、p型a−Si層等の原料となるガスが相互に拡散、混入する事を防止する機能を有する連結部材を具備している。この連結部材は一般的に「ガス・ゲート」あるいは単に「ゲート」と呼称されている。以下では「ゲート」の方の用語を用いる。
図2は、ロール・ツー・ロール方式によるa−Si太陽電池等の半導体素子の生産装置を示す模式図である。図2において、符号201はa−Si膜を堆積する長尺基体(以下、単に「基体」と略す。)であり、通常、変形可能な導電性基体、例えばステンレス、アルミニウム等の薄板あるいは非導電性薄板に導電性薄膜等をコーティングした部材が用いられる。基体201は円形のボビン211に巻きつけられ、送り出し室210内に据えつけられる。送り出し室210内に設置されたボビン211から送り出された基体201は、ゲート220、n型a−Si成膜室230、ゲート240、i型a−Si成膜室250、ゲート260、p型a−Si成膜室270、ゲート280を通過し、巻き取り室290内に設置された巻き取りボビン291に巻き取られる。
続いて図2において、符号230a、250a、270aはカソード電極であり、各々高周波電源230b、250b、270bより電力を印加され、接地された基体201との間でグロー放電が生起される。符号202a〜205aは各々a−Si膜形成の原料となるガスが充填された原料ガス・ボンベであり、原料ガス・ボンベ202aにはSiHガス、原料ガス・ボンベ203aにはHガス、原料ガス・ボンベ204aにはPHガス、原料ガス・ボンベ205aにはBガスが充填されている。各々のガスは開閉バルブ202b〜205bおよび減圧器202c〜205cを通ってガス混合器230c、250c、270cへ導かれる。ガス混合器230c〜270cにおいて所望の流量および混合比とされた原料ガスは、各々ガス導入ライン230d、250d、270dを通って各成膜室内230、250、270へ噴出する。成膜室230、250、270内に導入されたガスは、排気速度の可変な排気装置210e、230e、250e、270e、290eにより、各室内での圧力を所望のものとするように調整されながら排気され、不図示の排ガス処理装置へ導かれる。符号230f、250f、270fは各々基板加熱用ヒーターであり、各々電源230g、250g、270gより電力が供給される。
続いて図2において、符号241、261はゲートの開口断面積を調節する部品であり、ガス流路を狭くして、各成膜室230等間同士でのガスの相互拡散を減少させている。さらにゲート240、260には各々ガス導入ロ242、262より、a−Si膜形成に悪影響を与えないガス、例えばAr、H、He等のガスがボンベ206から減圧器207、流量調節器208、209を通って各々供給され、各成膜室230等内の原料ガスの相互拡散をさらに抑えている。送り出し室210より送り出された基体201は、等速度で各成膜室230等内を進み、その表面にn型、i型、p型a−Si膜を形成されて最終的に巻き取り室290に入る。まず、n型a−Si成膜室230内では基体201はヒーター230fにより加熱され、所望の温度にされる。ガス混合器230cによりn型a−Si膜の原料になるSiH、H、PH等のガスが各々最適の流量で混合され、成膜室230に導入される。同時に高周波電力が高周波電源230bからカソード230aへ与えられ、基体201との間にグロー放電を生起せしめ、基体201の表面にn型a−Si膜が形成される。次に、基体201はゲート240内を進み、i型a−Si成膜室250内に入る。i型a−Si成膜室250内では上述と同様に最適流量に設定されたSiH、Hガスに最適パワーを与え、上記n型a−Si膜上に所望のi型a−Si膜を形成する。以下同様に、基体201はゲート260、p型a−Si成膜室270を経て巻き取り室290内のボビン291に巻き取られる。以上のようにして、基体を次々とn型、i型、p型成膜室を通過させてゆく結果、ロール・ツー・ロール方式によるa−Si太陽電池等の半導体素子の生産装置では極めて高いスループットが得られる。一方、こうしたロール・ツー・ロール方式によるa−Si太陽電池等の半導体素子の生産装置の場合において問題となるのが、ゲート240等の性能及び構造である。高い効率の太陽電池を作成するためには不純物の混入が微少である良質なa−Si膜を形成することが必要である。基体201をスムーズにゲート240等内を通過させるためには、ゲート240等に対して広い断面積と、しっかりした基体支持機構とが要求されるが、一方で不純物の混入を防ぐためには、狭いゲート断面積と、長いゲート寸法(ゲート面間長)とが必要とされる。さらに、ゲート240等内には基体201上のa−Si膜が形成された面に接触することなく基体201を支持し、搬送する機構が必要である。
図3は、以上の要求を満たすために従来考案されてきたゲートの例を示す。図3において、符号301は堆積膜形成用の導電性基体、302はゲート、303は成膜室、304はゲート間口断面調節部材、305はゲート用パージ・ガスの噴出ロ、306は基体301を接触させながら移動させるための接触面であり、摩擦抵抗の少ない材質で構成されている。符号310は基板吸着用マグネットである。図3に示される構成のゲート302において、基体301は磁性体で構成されており、基板吸着用マグネット310により基体301の裏面(a−Si膜の堆積していない面であり、図3においては上面)が接触面306に接触する。以下、このタイプのゲート302を「スライド・タイプ」と略記する。この時、ゲート開口断面調整部材304は基体301に触れない最小の幅まで狭められ、コンダクタンスを減少し、複数の成膜室303間同士での成膜ガスの拡散、流入を防ぐよう設計される。さらに、パージ・ガス噴出口305よりAr、He、H等の成膜に悪影響を与えないガスがゲート302内に導入される。これらのガスはゲート302内に侵入してくる成膜室303内の成膜用ガスを各々の成膜室303へ押し戻す働きをし、ガスの拡散、混入を一層減少させるためのものである。
上述した図3に示される構成のゲート302においては、基体301と接触面306とが広範囲に接触しており、かつガスの通過する断面積が極めて微少であるため、ガスの分離性に優れる(即ち、拡散、混入が少ない)という利点がある。しかし、逆に基体301と接触面306とが擦れながら移動するため、時には擦れた面に損傷が発生したり、微細な凸凹が生じる場合がある。このように基体301に損傷が発生すると、損傷箇所においては、堆積したa−Si膜にクラックが入ったり、ピン・ホールが発生し、a−Si太陽電池としての機能が著しく損なわれる結果となる。さらに、損傷箇所上に重ねてa−Si膜を堆積する時にも、損傷箇所を核としてa−Si膜の異常成長が発生し、やはりa−Si太陽電池としての機能を果たすことが不可能となる。その結果、ロール・ツー・ロール方式によるa−Si太陽電池等の半導体素子の生産装置全体での収率を低下させ、スループットが減少し、完成したa−Si太陽電池のコスト高を招くことになるという問題があった。
以上のような従来のゲート302に対し、図4に示されるような基体への損傷を与えることが無く、搬送性に優れ、かつガス分離機能を充分に持つゲートが提案されている(特許文献1参照)。図4に示されるように、ゲート101はゲート101内部に長尺基体102の搬送方向に沿って搬送ベルト112を装着した複数のローラー111を回転自在に配設し、長尺基体102が長尺基体102の他面を搬送ベルト112に当接した状態で搬送ベルト112と共にゲート101内を移動して成膜室103間を搬送する。
特許第2665270号公報
上述した従来のゲート302等はマグネット310等の磁気力により基体301等の裏面を固定体もしくは可動体等の壁体に接触させながら搬送する方式であるため、基体301等が磁性体であることが条件となる。従って、基体が例えばフィルム等の非磁性体である場合に当該基体を搬送しながら成膜することは困難であるという問題があった。加えて、上述した従来のゲート302等は基体の裏面を固定体もしくは可動体等の壁体に接触させながら搬送するため、非磁性体の基体に損傷を与える恐れが高いという問題があった。さらに、上述した従来のゲート302等はガス分離機能を十分に持たせるため、長いゲート寸法(ゲート面間長)を必要とするという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決するためになされたものであり、基体が例えばフィルム等の非磁性体である場合に当該基体を搬送しながら成膜することができると共に、非磁性体の基体に損傷を与えることがなく、長いゲート寸法(ゲート面間長)を要さずにガス分離機能を十分に持つことができるロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置を提供することにある。
この発明のロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置は、複数の成膜室間を連通するガス・ゲートを介して基体を成膜室から次の成膜室へ送給し、該基体の一面に半導体素子を形成するロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置において、前記ガス・ゲートの内部に略U字形の前記基体の搬送経路を設けるべく配置された入口側ロール、中央部ロール及び出口側ロールであって、該中央部ロールの径は該入口側ロール及び該出口側ロールより太いものと、前記搬送経路を極小の隙間とするべく前記ガス・ゲートの内部に配設されたガス・ゲート隙間形成部材と、前記ガス・ゲート上部及び下部から前記ガス・ゲート隙間形成部材を通って設置された、前記中央部ロールのロール面へ前記成膜室からの混入ガスを押し戻すパージ・ガスを吹出すガス・パージ導入部材とを備え、前記基体は、前記各ロールのロール面に当接した状態で各ロールの回転により前記搬送経路を介して前記ガス・ゲート内を移動して成膜室間を搬送されることを特徴とする。
ここで、この発明のロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置において、前記各ロールの回転軸は前記基体の幅方向に設けられた前記ガス・ゲートの容器の穴を連通し、ロール端面からの不純物の混入を抑える端部シール体を介して該ガス・ゲートの容器の外側でロール支持体により両端を支持されたものとすることができる。
ここで、この発明のロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置において、前記ロール保持体に前記成膜室からの混入ガスを押し戻すパージ・ガスの導入経路を設けることができる。
ここで、この発明のロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置において、前記ロール支持体は前記中央部ロールの端面に対して可動とすることができる。
ここで、この発明のロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置において、前記ガス・パージ導入部材は前記中央部ロールのロール面に対して可動とすることができる。
ここで、この発明のロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置において、前記基体は非磁性体を含むことができる。
本発明のロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置は、複数の成膜室間を連通するゲートを介して基体を成膜室から次の成膜室へ送給し、基体の一面に半導体素子を形成する。基体としては非磁性体を含むことができ、例えば耐熱性が高いフィルムを用いることが好適である。ゲートの内部に略U字形の基体の搬送経路を設けるため、各々入口側ロール、中央部ロールおよび出口側ロールを配置した。中央部ロールの径は入口側ロールおよび出口側ロールの径より太い。基体は3本のロールのロール面に掛けられており、基体面と3本のロール面とに発生するグリップ力によりしっかりと支持されている。このため、基体としては非磁性体を含むことができ、例えば耐熱性が高いフィルムを用いることができる。加えて、中央部ロールの径が入口側ロールおよび出口側ロールの径より太いため、同一の径の場合よりグリップ力が強くなるため、基体ずれ、基体振れを少なくすることができ、安定した搬送を確保することができる。ゲートの容器内に、3本のロールの各円周面およびU字に酷似した略U字形の搬送経路に沿う基体の搬送経路に相当するゲート隙間を極小の隙間とするように、ゲート隙間形成部材が配設されている。これらのゲート隙間形成部材によりゲートの容器内の空間が埋められて、U字に酷似した搬送経路が形成される。このため、従来技術のように基体の裏面を固定体もしくは可動体等の壁体に接触させながら搬送しなくても済むため、非磁性体の基体に損傷を与えることがない。搬送経路に沿い、ゲート隙間形成部材による壁体と3本のロールとにより極小の搬送隙間を形成できるため、狭いゲート断面積の調整は3本のロールの径と壁体の形状による機械加工精度とにより確保可能である。3本のロールの円周に沿って搬送経路を形成することができ、曲線状のゲートを作製できるため、従来の長いゲート寸法(ゲート面間長)と比較してゲート面間長を短くすることができる。
ガス分離性能を向上させるパージ・ガスは、ゲート隙間形成部材中間にガス・パージ吹出し経路を形成したガス・パージ導入部材(上部および下部)の各吹出し口から中央部ロールのロール面に向い対向位置から吹出される。その後、パージ・ガスはゲート隙間を経て成膜室に到達して、成膜室側から混入しようとする成膜ガスを押し戻すことができる。中央部ロールの回転軸は、基体の幅方向に設けられたゲートの容器の穴を連通し、中央部ロールの端面の隙間からの不純物の混入を抑える端部シール体を介してゲートの容器の外側でロール支持体により両端を支持されている。ゲート内の真空を保持するため、端部シール体はシール材を介して容器に固定されている。同様に、ロール支持体もゲート内の真空を保持するため、シール材を介して端部シール体に固定され、中央部ロールの取付け垂直度を確保している。ロール保持体の真空シールは円筒シール式であるため、ロール保持体をロールの軸段付き部に押し当ることができる。加えて、中央部ロールを容器の穴を連通して取付けることにより、中央部ロールの端面の隙間を狭い断面積に設計することができる。ロール保持体に成膜室からの混入ガスを押し戻すパージ・ガスの導入経路が設けられている。ガス・パージの導入経路を形成しておき、中央部ロールの両端面からパージ・ガスを導入することにより、ガス分離性能に係わるガス・パージの流れ分布の均一性が向上する。
以上より、本発明のロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置によれば、基体が例えばフィルム等の非磁性体である場合に当該基体を搬送しながら成膜することができると共に、非磁性体の基体に損傷を与えることがなく、長いゲート寸法(ゲート面間長)を要さずにガス分離機能を十分に持つことができるロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置1を提供することができるという効果がある。
以下、各実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1(A)は、本発明の実施例1におけるロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置1(一部のみ示す。)のガス・ゲート(以下、「ゲート」と略す。)5の断面図であり、図1(B)は図1(A)のA−A矢視断面図である。図1(A)に示されるように、ロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置1では複数の成膜室20等間を連通するゲート5を介して基体18を成膜室20から次の成膜室21へ送給し、基体18の一面に半導体素子を形成する。成膜室20は上述した従来技術における成膜室103、230、303等と同様である。図1(A)において、符号11a、11bおよび11cは、ゲート5の内部に英語のU文字に酷似する略U字形の基体18の搬送経路を設けるために配置された各々入口側ロール、中央部ロールおよび出口側ロールである。図1(A)に示されるように、略U字形の搬送経路はU文字の上部左右がやや横へ伸び、U文字の首部分がやや括れた形状となっている。中央部ロール11bの径は入口側ロール11aおよび出口側ロール11cの径より太い。図1(A)の略U字形の搬送経路に示されるように、基体18は3本のロール(入口側ロール11a、中央部ロール11bおよび出口側ロール11c)のロール面に掛けられており、基体18の面と3本のロール11a等の面とに発生するグリップ力によりしっかりと支持されている。このため、基体18として非磁性体を含めることができ、例えば耐熱性が高いフィルムを用いることができる。加えて、中央部ロール11bの径が入口側ロール11aおよび出口側ロール11cの径より太いため、同一の径の場合よりグリップ力が強くなり、基体18のずれ、基体18の振れを少なくすることができ、安定した搬送を確保することができる。3本のロール11a等の回転軸は回転支持機構(図1(B)参照)により両端を支持および固定されており、各ロール11a、11bおよび11cが各々矢印Ra、Rb、Rcで示される方向へ回転する構造となっている。基体18は、3本の各ロール11a等のロール面に当接した状態で3本の各ロール11a等の上記回転により搬送経路を介してゲート5内を図1(A)では左側から右側へ移動し、成膜室20および21間を搬送される。
図1(A)に示されるように、ゲート5の容器13内に、3本のロール11a等の各円周面および略U字形の搬送経路に沿う基体18の搬送経路に相当するゲート隙間を極小の隙間とするように、ゲート隙間形成部材10a、10b、10c、10dが配設されている。これらのゲート隙間形成部材10a等によりゲート5の容器13内の空間が埋められて、U字に酷似した搬送経路が形成される。このため、従来技術のように基体の裏面を固定体もしくは可動体等の壁体に接触させながら搬送しなくても済むため、非磁性体の基体18に損傷を与えることがない。搬送経路に沿い、ゲート隙間形成部材10a等による壁体と3本のロール11a等とにより極小の搬送隙間を形成できるため、狭いゲート断面積の調整は3本のロール11a等の径と壁体の形状による機械加工精度とにより確保可能である。以上のように3本のロール11a等の円周に沿って搬送経路を形成することができ、曲線状のゲートを作製できるため、従来の長いゲート寸法(ゲート面間長)と比較してゲート面間長を短くすることができる。
図1(A)に示されるように、ガス分離性能を向上させるパージ・ガスは、ゲート5内の真空を仕切る扉19を介して次のように導入される。導入されるパージ・ガスは、左右のゲート隙間形成部材10bの中間および左右のゲート隙間形成部材10dの中間にガス・パージ吹出し経路を形成した各ガス・パージ導入部材12aおよび12bの各吹出し口16および17から中央部ロール11bのロール面に向い対向位置から吹出される。その後、パージ・ガスはゲート隙間を経て成膜室21等に到達して、成膜室20等側から混入しようとする成膜ガスを押し戻す。以上のように、ガス・パージ導入部材12aおよび12bはゲート5の上部および下部からゲート隙間形成部材10b等を通って設置され、中央部ロール11bのロール面へ成膜室20等からの混入ガスを押し戻すパージ・ガスを吹出している。ガス・パージの流れ分布を良くするために、ガス・パージ導入部材12a、12bの吹出し口は基体18の幅方向(図1(A)では紙面に垂直方向)に複数の吹出し口を有するように形成されている。
次に、図1(A)のA−A矢視断面図である図1(B)を用いて説明する。図1(B)で図1(A)と同じ符号を付した箇所は同じ要素を示すため説明は省略する。図1(B)に示されるように、中央部ロール11bの回転軸は、基体18の幅方向に設けられたゲート5の容器13の穴を連通し、中央部ロール11bの端面の隙間からの不純物の混入を抑える端部シール体15を介してゲートの容器13の外側でロール支持体14により両端を支持されている。中央部ロール11bの端面とは容器13の穴を連通した中央部ロール11bの軸段付き部9の外周面である。中央部ロール11bの端面の隙間とは、図1(B)に点線で囲んで示される隙間イ(軸段付き部9の左右側面下側。右のみ示す。以下同様)、隙間ロ(軸段付き部9の左右の経路)、隙間ハ(軸段付き部9の上面とロール支持体14の端面との間)が挙げられる。ゲート5内の真空を保持するため、端部シール体15はシール材を介して容器13に固定されている。同様に、ロール支持体14もゲート5内の真空を保持するため、シール材を介して端部シール体15に固定され、中央部ロール11bの取付け垂直度を確保している。不純物は中央部ロール11bの円周面(図1(A)参照)からだけでなく、図1(B)に示される中央部ロール11bの端面の隙間からも混入するため、中央部ロール11bの端面の隙間を極小に抑える必要がある。ロール保持体14の真空シールは円筒シール式であるため、ロール保持体14をロール11bの軸段付き部9に押し当ることができる。加えて、中央部ロール11bを容器13の穴を連通して取付けることにより、中央部ロール11bの端面の隙間イ、ロおよびハを狭い断面積に設計することができる。以上、中央部ロール11b、端部シール体15およびロール支持体14の構造と取付けとについて説明した。他の入口側ロール11aおよび出口側ロール11cも中央部ロール11bと同様の構造で取付けられている。
図1(B)に示されるように、ロール保持体14に成膜室20等からの混入ガスを押し戻すパージ・ガスの導入経路Pが設けられている。ガス・パージの導入経路Pを形成しておき、中央部ロール11bの両端面から矢印Qで示されるようにパージ・ガスを導入することにより、ガス分離性能に係わるガス・パージの流れ分布の均一性が向上する。
図1(C)は図1(B)における点線で囲まれた部分ニの拡大図を示す。図1(C)で図1(A)、(B)と同じ符号を付した箇所は同じ要素を示すため説明は省略する。図1(C)に示されるように、ゲート隙間形成部材10cと基体18との間には空隙が存在している。図1(B)に示されるガス・パージの導入経路Pから矢印Qで示されるように導入されたパージ・ガスは、中央部ロール11bの端面の隙間ハ、ロ、イを通り、図1(C)で示される空隙を通って、図1(A)に示されるゲート5の容器13内のゲート隙間へと流れる。この結果、ガス・パージの導入経路Pから導入されたパージ・ガスによっても成膜室20等からの混入ガスを押し戻すことができる。
以上のように、本発明の実施例1のロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置1は、複数の成膜室20等間を連通するゲート5を介して基体18を成膜室20から次の成膜室21へ送給し、基体18の一面に半導体素子を形成する。基体18としては非磁性体を含むことができ、例えば耐熱性が高いフィルムを用いることが好適である。ゲート5の内部に略U字形の基体18の搬送経路を設けるため、各々入口側ロール11a、中央部ロール11bおよび出口側ロール11cを配置した。中央部ロール11bの径は入口側ロール11aおよび出口側ロール11cの径より太い。基体18は3本のロール11a等のロール面に掛けられており、基体18の面と3本のロール11a等の面とに発生するグリップ力によりしっかりと支持されている。このため、基体18として非磁性体を含めることができ、例えば耐熱性が高いフィルムを用いることができる。加えて、中央部ロール11bの径が入口側ロール11aおよび出口側ロール11cの径より太いため、同一の径の場合よりグリップ力が強くなり、基体18のずれ、基体118の振れを少なくすることができ、安定した搬送を確保することができる。3本のロール11a等の回転軸は回転支持機構(不図示)により両端を支持および固定されており、各ロール11a、11bおよび11cが各々矢印Ra、Rb、Rcで示される方向へ回転する構造となっている。基体18は、3本の各ロール11a等のロール面に当接した状態で3本の各ロール11a等の上記回転により搬送経路を介してゲート5内を移動し、成膜室20および21間を搬送される。ゲート5の容器13内に、3本のロール11a等の各円周面および略U字形の搬送経路に沿う基体18の搬送経路に相当するゲート隙間を極小の隙間とするように、ゲート隙間形成部材10a、10b、10c、10dが配設されている。これらのゲート隙間形成部材10a等によりゲート5の容器13内の空間が埋められて、U字に酷似した搬送経路が形成される。このため、従来技術のように基体の裏面を固定体もしくは可動体等の壁体に接触させながら搬送しなくても済むため、非磁性体の基体18に損傷を与えることがない。搬送経路に沿い、ゲート隙間形成部材10a等による壁体と3本のロール11a等とにより極小の搬送隙間を形成できるため、狭いゲート断面積の調整は3本のロール11a等の径と壁体の形状による機械加工精度とにより確保可能である。3本のロール11a等の円周に沿って搬送経路を形成することができ、曲線状のゲートを作製できるため、従来の長いゲート寸法(ゲート面間長)と比較してゲート面間長を短くすることができる。ガス分離性能を向上させるパージ・ガスは、左右のゲート隙間形成部材10bの中間および左右のゲート隙間形成部材10dの中間にガス・パージ吹出し経路を形成した各ガス・パージ導入部材12aおよび12bの各吹出し口16および17から中央部ロール11bのロール面に向い対向位置から吹出される。その後、パージ・ガスはゲート隙間を経て成膜室21等に到達して、成膜室20等側から混入しようとする成膜ガスを押し戻す。ガス・パージの流れ分布を良くするために、ガス・パージ導入部材12a、12bの吹出し口は基体18の幅方向に複数の吹出し口を有するように形成されている。
中央部ロール11bの回転軸は、基体18の幅方向に設けられたゲート5の容器13の穴を連通し、中央部ロール11bの端面の隙間からの不純物の混入を抑える端部シール体15を介してゲートの容器13の外側でロール支持体14により両端を支持されている。ゲート5内の真空を保持するため、端部シール体15はシール材を介して容器13に固定されている。同様に、ロール支持体14もゲート5内の真空を保持するため、シール材を介して端部シール体15に固定され、中央部ロール11bの取付け垂直度を確保している。ロール保持体14の真空シールは円筒シール式であるため、ロール保持体14をロール11bの軸段付き部9に押し当ることができる。加えて、中央部ロール11bを容器13の穴を連通して取付けることにより、中央部ロール11bの端面の隙間イ、ロおよびハを狭い断面積に設計することができる。ロール保持体14に成膜室20等からの混入ガスを押し戻すパージ・ガスの導入経路Pが設けられている。ガス・パージの導入経路Pを形成しておき、中央部ロール11bの両端面から矢印Qで示されるようにパージ・ガスを導入することにより、ガス分離性能に係わるガス・パージの流れ分布の均一性が向上する。
以上より、本発明の実施例1のロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置1によれば、基体18が例えばフィルム等の非磁性体である場合に当該基体を搬送しながら成膜することができると共に、非磁性体の基体18に損傷を与えることがなく、長いゲート寸法(ゲート面間長)を要さずにガス分離機能を十分に持つことができるロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置1を提供することができる。
図1(D)は、本発明の実施例2における中央部ロール11bとガス・パージ導入部材12aおよび12bの各吹出し口16および17との間の拡大図を示す。図1(D)で図1(A)と同じ符号を付した箇所は同じ要素を示すため説明は省略する。説明の都合上、図1(D)では基体18、ゲート隙間形成部材10b、10c等の表示は省略されている。ガス分離性能は細長いゲート隙間の任意の一部分を極小に設定し調節することにより向上する。そこで、図1(D)に示されるように、ガス・パージ導入部材12aおよび12bを中央部ロール11bのロール面に対して可動とする機構(不図示)を設けることにより、ゲート隙間を調整することができる。より詳しくは、図1(D)に示されるように、ガス・パージ導入部材12aを矢印AR3方向に可動とすることができ、ガス・パージ導入部材12bを矢印AR4方向に可動とすることができるような機構を設ける。このとき、ゲート隙間Gcの調整はやや難しいが、ゲート隙間GaおよびGbは各々ガス・パージ導入部材12aおよび12bを動かすことにより調整することができる。以上と同様に、図1(B)に示されるロール支持体14を矢印AR1、AR2方向に可動とすることができるような機構を設けることにより、中央部ロール11bの端面の隙間ハの調整を行うことができる。
以上より、本発明の実施例2によれば、ガス・パージ導入部材12aおよび12bを中央部ロール11bのロール面に対して可動とする機構を設けることにより、ゲート隙間を調整することができる。詳しくは、ゲート隙間GaおよびGbは各々ガス・パージ導入部材12aおよび12bを動かすことにより調整することができる。以上と同様に、図1(B)に示されるロール支持体14を矢印AR1、AR2方向に可動とすることができるような機構を設けることにより、中央部ロール11bの端面の隙間ハの調整を行うことができる。この結果、実施例1の効果に加えてさらにガス分離性能を向上させることができる。
本発明の活用例として、薄膜光電変換素子の形成に好適に用いることができ、一般に、可僥性基板上に複数層が形成される薄膜素子の製造に広く用いることができる。さらに、プラズマCVD装置に加え、プラズマエッチング装置などが適用対象として挙げられる。
本発明の実施例1におけるロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置1(一部のみ示す。)のガス・ゲート5の断面図である。 図1(A)のA−A矢視断面図である。 図1(B)における点線で囲まれた部分ニの拡大図である。 本発明の実施例2における中央部ロール11bとガス・パージ導入部材12aおよび12bの各吹出し口16および17との間の拡大図である。 ロール・ツー・ロール方式によるa−Si太陽電池等の半導体素子の生産装置を示す模式図である。 諸要求を満たすために従来考案されてきたゲートの例を示す図である。 基体への損傷を与えることが無く、搬送性に優れ、かつガス分離機能を充分に持つような提案されたゲートを示す図である。
符号の説明
1 ロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置、 5、101、220、240、260、280 ガス・ゲート(ゲート)、 9 軸段付き部、 10a、10b、10c、10d ゲート隙間形成部材、 11a 入口側ロール、 11b 中央部ロール、 11c 出口側ロール、 12a、12b ガス・パージ導入部材、 13 容器、 14 ロール支持体、 15 端部シール体、 16、17 吹出し口、 18、102、201 長尺基体(基体)、 19 扉、 20 21、103、230、250、270、303 成膜室、 112 搬送ベルト、 111 ローラー、 202a、203a、204a、205a 原料ガス・ボンベ、 202b、203b、204b、205b 開閉バルブ、 202c、203c、204c、205c、207 減圧器、 206 ボンベ、 208、209 流量調節器、 210 送り出し室、 210e、230e、250e、270e、290e 排気装置、 211、291 ボビン、 230a、250a、270a カソード電極、 230b、250b、270b 高周波電源、 230c、250c、270c ガス混合器、 230d、250d、270d ガス導入ライン、 230f、250f、270f 基板加熱用ヒーター、 230g、250g、270g 電源、 241、261 ゲート開口断面積調節部品、 242、262 ガス導入ロ、 290 巻き取り室、 301 堆積膜形成用の導電性基体、 302 ゲート、 304 ゲート間口断面調節部材、 305 ゲート用パージ・ガスの噴出ロ、 306 接触面、 310 基板吸着用マグネット。


Claims (6)

  1. 複数の成膜室間を連通するガス・ゲートを介して基体を成膜室から次の成膜室へ送給し、該基体の一面に半導体素子を形成するロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置において、
    前記ガス・ゲートの内部に略U字形の前記基体の搬送経路を設けるべく配置された入口側ロール、中央部ロール及び出口側ロールであって、該中央部ロールの径は該入口側ロール及び該出口側ロールより太いものと、
    前記搬送経路を極小の隙間とするべく前記ガス・ゲートの内部に配設されたガス・ゲート隙間形成部材と、
    前記ガス・ゲート上部及び下部から前記ガス・ゲート隙間形成部材を通って設置された、前記中央部ロールのロール面へ前記成膜室からの混入ガスを押し戻すパージ・ガスを吹出すガス・パージ導入部材とを備え、
    前記基体は、前記各ロールのロール面に当接した状態で各ロールの回転により前記搬送経路を介して前記ガス・ゲート内を移動して成膜室間を搬送されることを特徴とするロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置。
  2. 請求項1記載のロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置において、前記各ロールの回転軸は前記基体の幅方向に設けられた前記ガス・ゲートの容器の穴を連通し、ロール端面からの不純物の混入を抑える端部シール体を介して該ガス・ゲートの容器の外側でロール支持体により両端を支持されたことを特徴とするロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置。
  3. 請求項2記載のロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置において、前記ロール保持体に前記成膜室からの混入ガスを押し戻すパージ・ガスの導入経路を設けたことを特徴とするロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置。
  4. 請求項3記載のロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置において、前記ロール支持体は前記中央部ロールの端面に対して可動であることを特徴とするロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれかに記載のロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置において、前記ガス・パージ導入部材は前記中央部ロールのロール面に対して可動であることを特徴とするロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置において、前記基体は非磁性体を含むことを特徴とするロール・ツー・ロール方式半導体素子生産装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023128398A1 (ko) * 2021-12-29 2023-07-06 재단법인 파동에너지 극한제어연구단 줄히팅 기반 롤투롤 그래핀 제조방법 및 그래핀 제조장치

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