JP2010152657A - 車載器及びプログラム - Google Patents

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英明 森田
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Abstract

【課題】駐車場内の車両を円滑に駐車させるための案内を行う車載器を提供する。
【解決手段】車載器は、周辺の入庫待ち車両に整理番号を送信し、周辺の入庫待ち車両から返信される整理番号を受信する。そして、受信した整理番号および自車両の整理番号に基づき、入場情報テーブルを作成する。出庫情報が取得された場合(S501:YES)、入場情報テーブルに基づいて決定される自車両の優先度が最も高い場合(S503:YES)、駐車スペースを案内する(S507)。自車両の優先度が最も高くない場合(S503:NO)、入庫待ち車両の台数を案内する(S504)。入場情報に基づいて作成された入場情報テーブルに基づき、駐車場への入場順を考慮して駐車を案内することができるので、駐車場内の入庫待ち車両は、円滑に駐車を行うことができる。
【選択図】 図5

Description

駐車スペースを案内する車載器及びプログラムに関する。
従来、駐車場内において、駐車可能な駐車スペースを案内する駐車場案内システムが知られている。例えば、駐車場内において、自車両に近く、スペースの大きさが車両に合致し、かつ空いている駐車スペースを案内する駐車場情報提供サーバが提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−288421号公報
ところで、駐車場内において、早く駐車場に入ったものの、場内で空きスペースを探している間に、後から入ってきた別の車両に先に停められてしまうことが往々にあり、駐車場内の車両は、円滑に駐車を行うことができなかった。上述した特許文献1の技術によっても、このような問題を解決するための案内ができない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、駐車場内の車両を円滑に駐車させるための案内を行うことにある。
請求項1に記載の車載器は、車両に搭載され、車両間で相互に通信可能な車載器であって、車両が駐車場に入場した順序に関する入場情報を取得する入場情報取得手段と、駐車場内の入庫待ち車両の入場情報を受信する入場情報通信制御手段と、受信した入場情報と入庫待ち車両を特定する情報とを対応づけた入場情報テーブルを作成するテーブル作成手段と、出庫車両が出庫する旨を示す出庫情報を取得する出庫情報取得手段と、出庫情報が取得されたとき、入場情報テーブルに基づいて駐車に関する案内を行う案内手段と、を備えている。
請求項1に記載の車載器によれば、駐車場に入場した順序に関する入場情報に基づいて入場情報テーブルが作成され、この入場情報テーブルに基づき、駐車場への入場順を考慮して駐車に関する案内を行うことができる。これにより、駐車場内の入庫待ち車両は、円滑に駐車を行うことが可能となる。
請求項2に記載の車載器の案内手段は、入場情報テーブルに基づいて決定される自車両の優先度が最も高いと判断された場合、出庫車両が駐車されていた駐車スペースをユーザに通知する。さらに、請求項2に記載の車載器は、通知された駐車スペースを他車両に譲渡するか否かの情報を取得する譲渡情報取得手段と、譲渡情報取得手段により駐車スペースを他車両に譲渡する情報が取得された場合、駐車スペースを譲渡する旨の情報を入場情報テーブル内の他車両に送信するテーブル更新情報送信制御手段と、を備えている。
請求項2に記載の車載器によれば、優先度が最も高い車両のユーザが、駐車スペースを譲渡した場合には、他の入庫待ち車両へ譲渡する旨の情報が送信されるので、優先度が最も高い入庫待ち車両のユーザが駐車スペースを譲渡する状況においても、駐車場内の入庫待ち車両を円滑に駐車させるための案内を行うことが可能となる。
以上は、車載器の発明として説明してきたが、次に示すようなプログラムの発明として実現することもできる。
すなわち、車両が駐車場に入場した順序に関する入場情報を取得する入場情報取得手段、駐車場内の入庫待ち車両の入場情報を受信する入場情報通信制御手段、受信した入場情報と入庫待ち車両を特定する情報とを対応づけた入場情報テーブルを作成するテーブル作成手段、出庫車両が出庫する旨を示す出庫情報を取得する出庫情報取得手段、及び出庫情報が取得されたとき、入場情報テーブルに基づいて駐車に関する案内を行う案内手段、としてコンピュータを機能させるプログラムである。このようなプログラムを実行することで、上記と同様の効果が奏される。
以下、本発明による車載器を図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
図1は本実施形態による駐車案内システム1の全体構成を示すブロック図である。駐車案内システム1は、駐車場に入場し当該駐車場内において未駐車である入庫待ち車両2に搭載される入庫側車載器としての車載用情報端末3、及び駐車スペースから出庫する出庫車両90に搭載される出庫側車載器としての車載用情報端末91から構成されている。
入庫待ち車両2に搭載される車載用情報端末3は、制御部10を中心に構成されており。制御部10に接続される位置検出器20、地図データ記憶部30、操作スイッチ群40、通信部50、描画部60、および音声出力部70、及び情報記憶部80を備えている。
制御部10は、通常のコンピュータとして構成されており、内部にはCPU、ROM、I/O、および、これらの構成を接続するバスラインなどが備えられている。
位置検出器20は、いずれも周知の地磁気センサ21、ジャイロスコープ22、距離センサ23、および、衛星からの電波を受信するGPS(Global Positioning System)受信機24等を有している。これらのセンサ等21〜24は、各々が性質の異なる誤差を持っているため、相互に補完しながら使用される。
地図データ記憶部30は、例えばハードディスク装置(HDD)として実現される記憶装置である。なお、本実施形態ではHDDを用いたが、DVD−ROMや、メモリカード等の他の媒体を用いても差し支えない。地図データ記憶部30は、位置検出の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データおよび経路を探索するための地図データを記憶している。地図データには、施設情報等の各種データが含まれている。その一つとして、各駐車場の詳細な地図データから構成される駐車場情報がある。駐車場情報は、駐車場全体の形状の他、駐車区画線等によって区画された駐車スペース等が記憶されている。
操作スイッチ群40は、ディスプレイ61と一体になったタッチスイッチもしくはメカニカルなスイッチやリモコン装置等で構成され、各種入力に使用される。
通信部50は、入庫待ち車両2に搭載される車載用情報端末3同士、及び出庫車両90に搭載される車載用情報端末91との間で車車間通信を行うための構成である。なお、本実施形態における通信部50の通信可能範囲は、半径100mであるものとする。
描画部60には、ディスプレイ61が接続されている。ディスプレイ61は、液晶やCRTを用いたカラーディスプレイである。このディスプレイ61を介して情報表示が行われる。
音声出力部70にはスピーカ71が接続されており、このスピーカ71を介して音声による案内が行われる。
情報記憶部80は、後述する入場情報テーブルを記憶するためのものであり、地図データ記憶部30と同様のHDDで構成されている。もちろん、メモリカード等の他の媒体を用いてもよい。また、地図データ記憶部30と同一のHDDであってもよい。
出庫車両90に搭載された車載用情報端末91は、制御部92を有しており、入庫待ち車両に搭載された車載用情報端末3と双方向通信可能なものである。本実施形態における車載用情報端末91は、入庫待ち車両に搭載された車載用情報端末3と同様の構成であるものとし、説明を省略する。
ところで、本実施形態においては、駐車場に入場した順序を考慮して入庫待ち車両2に駐車を案内する点に特徴を有している。そこで、図2〜図6に示すフローチャートに基づいて、駐車案内について説明する。なお、図2、図3、図5、及び図6は入庫待ち車両2に搭載された車載用情報端末3における処理を示したフローチャートであり、図4は出庫車両90に搭載された車載用情報端末91における処理を示したフローチャートである。
図2に示す処理は、入庫待ち車両2の車載用情報端末3において、所定間隔、例えば100msecごとに行われる処理である。最初のステップS10(以下、「ステップ」を省略し、単に記号「S」で示す。)では、駐車場に入場したか否かを判断する。ここでは、地図データ記憶部30に記憶された駐車場情報と車両の現在位置とに基づいて判断するものとする。駐車場に入場していないと判断された場合(S10:NO)、S20以下の処理を行わない。駐車場に入場したと判断された場合(S10:YES)、S20へ移行する。
S20では、駐車場に入場した順序に関する入場情報としての整理番号を取得する。この整理番号は、例えば、入場順に割り当てられる通し番号である。本実施形態においては、駐車場入口に設けられた図示しない入場管理装置から受信する。
S30では、駐車場サイズが所定サイズより大きいか否かを判断する。所定サイズは、通信部50の通信可能範囲により設定されるものであり、駐車場サイズは、駐車場内の最も離れた2点間の距離により特定される。本実施形態では、通信部50の通信可能範囲が100mであるので、所定サイズは100mに設定されている。駐車場サイズが所定サイズより大きい場合(S30:YES)、S40に移行し、図3に示す駐車案内処理(A)を行う。駐車場サイズが所定サイズ以下の場合(S30:NO)、S50へ移行し、図5に示す駐車案内処理(B)を行う。なお、駐車場サイズが所定サイズ以下の場合(S30:NO)に移行するS50では、図6に示すテーブル作成処理(B)を、図5に示す駐車案内処理(B)と並行して行うものとする。
次に、図3に基づいて、駐車案内処理(A)を説明する。駐車案内処理(A)は、上述した通り、駐車場サイズが所定サイズより大きい場合に行われる処理である。
S401では、後述する図4中のS421において出庫車両から出庫車両ID及び出庫車両の位置情報とともに送信されてくる出庫する旨を示す出庫情報を受信したか否かを判断する。出庫情報を受信していないと判断された場合(S401:NO)、この判断処理を繰り返す。出庫情報を受信したと判断された場合(S401:YES)、S402に移行する。なお、「出庫車両」とは、駐車スペースに駐車されていた後に、当該駐車スペースから出庫する車両であり、本実施形態においては、駐車スペースに入庫し、シフトレバーがパーキング位置になった後、シフトレバーがパーキング以外の位置(例えば、リバースまたはドライブ)になった車両とする。
S402では、出庫情報を送信した出庫車両に対し、S20で取得した整理番号を車両IDとともに返信する。
S403では、後述する図4中のS424において出庫車両で作成されS425において出庫車両から送信される入場情報テーブルを受信する。なお、受信した入場情報テーブルは、情報記憶部80に格納される。
S404では、S403で受信した入場情報テーブルに基づき、自車両の優先度が最も高いか否かを判断する。ここでは、入場情報テーブルを参照し、自車両の整理番号が一番小さいときに「自車両の優先度が最も高い」と判断するものとする。自車両の優先度が最も高い場合(S404:YES)、S408へ移行する。自車両の優先度が最も高くない場合(S404:NO)、S405へ移行する。
S405では、S403において受信した入場情報テーブルに基づき、入庫待ち車両台数をディスプレイ61に表示する。なお、画面イメージの具体例については、図7〜図9に基づいて後述する。
S406では、最も優先度が高い車両が駐車スペースを譲渡したときに、後述する図4中のS427において出庫車両から送信される出庫側譲渡フラグを受信したか否かを判断する。出庫側譲渡フラグを受信した場合(S406:YES)、情報記憶部80に記憶されている入場情報テーブルを読み出し、出庫側譲渡フラグ情報を付加し、情報記憶部80に再度記憶させる。そして、S404へ戻り、出庫側譲渡フラグ情報が付加された入場情報テーブルに基づいて、自車両の優先度が最も高いか否かの判断を再度行う(S404)。尚、出庫側譲渡フラグ情報が付加された入場情報テーブルに基づいて自車両の優先度を判断する場合においては、譲渡フラグがオンになっている車両を除き、自車両の整理番号が一番小さいときに「自車両の優先度が最も高い」と判断するものとする。例えば、整理番号が最も小さい車両の譲渡フラグがオンとなっている場合、整理番号が次に小さい車両の優先度が最も高い、ということになる。出庫側譲渡フラグを受信していない場合(S406:NO)、S407へ移行する。
S407では、後述する図4中のS429において出庫車両から送信される入場情報テーブルを破棄する旨の破棄情報を受信したか否かを判断する。破棄情報を受信していないと判断された場合(S407:NO)、S406へ戻る。破棄情報を受信したと判断された場合(S407:YES)、情報記憶部80に記憶されている入場情報テーブルを破棄し、S401へ戻る。
自車両の優先度が最も高い場合(S404:YES)に移行するS408では、出庫車両の位置情報及び地図データ記憶部30に記憶された駐車場情報に基づいて、出庫車両が駐車されていた駐車スペース情報をディスプレイ61に表示する。また、当該駐車スペースに駐車するか否かをユーザによって選択させる選択画面を重ねて表示する。
S409では、操作スイッチ群40を介し、S408で案内された駐車スペースを譲渡するか否かが、ユーザによって入力される。
S410では、S409で入力された情報に基づき、当該駐車スペースを譲渡するか否かを判断する。当該駐車スペースを譲渡しない場合(S410:NO)、S412へ移行する。当該駐車スペースを譲渡する場合(S410:YES)、S411へ移行する。
S411では、駐車スペースを譲渡する旨の情報としての入庫側譲渡フラグを車両IDとともに出庫車両に送信する。そして、情報記憶部80に記憶された入場情報テーブルを破棄し、S401へ戻る。
駐車スペースを譲渡しない場合(S410:NO)に移行するS412では、当該駐車スペースの案内を行う。
S413では、駐車を完了したか否かを判断する。駐車を完了したか否かは、例えば、シフトレバーがパーキングの位置にあるか否かによって判断することができる。駐車を完了していないと判断された場合(S413:NO)、S412へ戻り、駐車スペースの案内を継続する。駐車を完了したと判断された場合(S413:YES)、S414へ移行する。
S414では、完了フラグを車両IDとともに出庫車両に送信し、本処理を終了する。
次に、出庫車両90に搭載された車載用情報端末91にて行われる出庫車両処理について、図4に基づいて説明する。
S421では、出庫車両ID及び出庫車両が駐車されていた駐車スペースの位置情報とともに、出庫する旨を示す出庫情報を周辺の入庫待ち車両に送信する。本実施形態においては、通信可能範囲が100mであるため、出庫車両を中心とする半径100mの円内に位置する入庫待ち車両に出庫情報が送信される。
S422では、駐車場サイズが所定のサイズより大きいか否かを判断する。駐車場の所定サイズは、S30で基準とした所定サイズと同様であり、本実施形態においては、100mである。駐車場サイズが所定サイズ以下の場合(S422:NO)、S423以降の処理を行わず、出庫車両処理を終了する。駐車場サイズが所定サイズより大きい場合、S423へ移行する。
S423では、図3中のS402において入庫待ち車両から出庫情報に対して返信される整理番号を車両IDとともに受信する。
S424では、S423で受信した整理番号と、入庫待ち車両を特定する情報である車両IDとを対応づけた入場情報テーブルを作成する。入場情報テーブルの具体例は、図7〜図9に基づいて後述する。
S425では、S423において整理番号を受信した入庫待ち車両に対し、S424で作成した入場情報テーブルを送信する。
S426では、図3中のS411において最も優先度の高い入庫待ち車両から、車両IDとともに送信される入庫側譲渡フラグを受信したか否かを判断する。入庫側譲渡フラグを受信していないと判断された場合、S428へ移行する。入庫側譲渡フラグを受信したと判断された場合(S426:YES)、S427へ移行する。
S427では、入庫側譲渡フラグを受信した車両IDとともに、当該車両が駐車スペースを譲渡した旨を示す情報である出庫側譲渡フラグを、入庫側譲渡フラグを受信した車両以外の入場情報テーブル内の入庫待ち車両2に搭載された車載用情報端末3に対して送信する。そして、S426へ戻る。
入庫側譲渡フラグを受信していない場合(S426:NO)に移行するS428では、図3中のS414において送信される完了フラグを受信したか否かを判断する。完了フラグを受信していない場合(S428:NO)、S426へ戻る。完了フラグを受信した場合(S428:YES)、S429へ移行する。
S429では、完了フラグを受信した車両以外の入場情報テーブル内の入庫待ち車両2に搭載された車載用情報端末3に入場情報テーブルを破棄する旨の情報を送信し、本処理を終了する。
以上が、駐車場サイズが所定サイズよりも大きい場合に行われる駐車案内処理(A)である。
続いて、駐車場サイズが所定サイズ以下の場合に行われる駐車案内処理(B)について図5に基づいて説明する。駐車案内処理(B)では、駐車場サイズが小さいため、駐車場内の全ての入庫待ち車両同士が相互に通信可能であるものとする。
S501では、図4中にS421において出庫車両から出庫車両ID及び出庫車両の位置情報とともに送信される出庫情報を受信したか否かを判断する。出庫情報を受信していないと判断された場合(S501:NO)、この判断処理を繰り返す。出庫情報を受信したと判断された場合(S501:YES)、S502に移行する。
S502では、入場情報テーブルを取得する。この入場情報テーブルは、図6に基づいて後述するテーブル作成処理(B)において作成され、情報記憶部80に記憶されているものである。テーブル作成処理(B)は、上述した通り、入庫待ち車両2の車載用情報端末3において駐車案内処理(B)と並行して行われる処理である。
S503では、S502において取得された入場情報テーブルに基づき、自車両の優先度が最も高いか否かを判断する。ここでは、入場情報テーブルを参照し、自車両の整理番号が一番小さいときに「自車両の優先度が最も高い」と判断するものとする。自車両の優先度が最も高い場合(S503:YES)、S507へ移行する。自車両の優先度が最も高くない場合(S503:NO)、S504へ移行する。
S504では、S502で取得した入場情報テーブルに基づき、入庫待ち車両台数をディスプレイ61に表示する。なお、画面イメージの具体例については、図10〜図13に基づいて後述する。
S505では、最も優先度が高い車両が駐車スペースを譲渡したときに送信される入庫側譲渡フラグを受信したか否かを判断する。入庫側譲渡フラグを受信した場合(S505:YES)、S502へ戻り、入場情報テーブルを再度取得し、自車両の優先度が最も高いか否かの判断を再度行う(S503)。尚、出庫側譲渡フラグ情報が付加された入場情報テーブルに基づいて自車両の優先度を判断する場合においては、譲渡フラグがオンになっている車両を除き、自車両の整理番号が一番小さいときに「自車両の優先度が最も高い」と判断するものとする。例えば、整理番号が最も小さい車両の譲渡フラグがオンとなっている場合、整理番号が次に小さい車両の優先度が最も高い、ということになる。入庫側譲渡フラグを受信していない場合(S505:NO)、S506へ移行する。
S506では、完了フラグを受信したか否かを判断する。完了フラグを受信していないと判断された場合(S506:NO)、S505へ戻る。完了フラグを受信したと判断された場合(S506:YES)、S501へ戻る。
自車両の優先度が最も高いときに移行するS507では、出庫車両の位置情報及び地図データ記憶部30に記憶された駐車場情報に基づいて、出庫車両が駐車されていた駐車スペースをディスプレイ61に表示する。また、当該駐車スペースに駐車するか否かをユーザによって選択させる選択画面を重ねて表示する。
S508では、操作スイッチ群40を介し、S507で案内された駐車スペースを譲渡するか否かが、ユーザによって入力される。
S509では、S508で入力された情報に基づき、当該駐車スペースを譲渡するか否かを判断する。当該駐車スペースを譲渡しない場合(S509:NO)、S511へ移行する。当該駐車スペースを譲渡する場合(S509:YES)、S510へ移行する。
S510では、駐車スペースを譲渡する旨の情報としての入庫側譲渡フラグを車両IDとともに、他の入庫待ち車両に送信する。そして、S501へ戻る。
駐車スペースを譲渡しない場合(S509:NO)に移行するS511では、当該駐車スペースの案内を行う。
S512では、駐車を完了したか否かを判断する。駐車を完了したか否かの判断は、例えば、シフトレバーがパーキングの位置にあるか否かによって判断することができる。駐車を完了していないと判断された場合(S512:NO)、S511へ戻り、駐車スペースの案内を継続する。駐車を完了したと判断された場合(S512:YES)、S513へ移行する。
S513では、完了フラグを車両IDとともに他の入庫待ち車両に送信し、本処理を終了する。
続いて、入庫待ち車両2の車載用情報端末3において、図5に基づいて上述した駐車案内処理(B)と並行して行われるテーブル作成処理(B)を図6に基づいて説明する。
S521では、図2に示すS20において取得した整理番号を車両IDとともに周辺の入庫待ち車両に送信する。
S522では、S521で送信した整理番号を受信した周辺の入庫待ち車両から車両IDとともに返信される整理番号を受信する。
S523では、S522で受信した整理番号および自車両の整理番号と、車両IDとを対応づけた入場情報テーブルを作成する。作成された入場情報テーブルは、情報記憶部80に記憶させる。入場情報テーブルの具体例は、図10〜図13に基づいて後述する。
S524では、他の入庫待ち車両からの整理番号を受信したか否かを判断する。他の入庫待ち車両から整理番号を受信したと判断された場合(S524:YES)、S525へ移行し、整理番号を受信した車両に対し、自車両の整理番号を車両IDとともに返信する。そしてS529へ移行する。他の入庫待ち車両から整理番号を受信していないと判断された場合(S524:NO)、S526へ移行する。
S526では、入庫側譲渡フラグを受信したか否かを判断する。入庫側譲渡フラグを受信したと判断された場合(S526:YES)、S529へ移行する。入庫側譲渡フラグを受信していないと判断された場合(S526:NO)、S527へ移行する。
S527では、完了フラグを受信したか否かを判断する。完了フラグを受信したと判断された場合(S527:YES)、S529へ移行する。完了フラグを受信していないと判断された場合(S527:NO)、S528へ移行する。
S528では、自車両の優先度が最も高く、駐車スペースを案内されたときに、当該駐車スペースを譲渡したか否かを判断する。自車両が駐車スペースを譲渡した場合(S528:YES)、S529へ移行する。自車両が駐車スペースを譲渡していない場合(S528:NO)、S524へ戻る。
他の入庫待ち車両から整理番号を受信し(S524:YES)、自車両の整理番号を返信した場合(S525)、入庫側譲渡フラグを受信した場合(S526:YES)、完了フラグを受信した場合(S527:YES)、及び自車両が駐車スペースを譲渡した場合(S528:YES)に移行するS529では、情報記憶部80に記憶された入場情報テーブルを読み出して更新し、情報記憶部80に再度記憶させる。なお、完了フラグを受信して入場情報テーブルを更新する場合、譲渡フラグがオンになっているものがあれば、全てオフにするものとする。
S530では、駐車を完了したか否かを判断する。駐車を完了していないと判断された場合(S530:NO)、S524へ戻る。駐車を完了したと判断された場合(S530:YES)、本処理を終了する。
次に、上述した処理において作成される入場情報テーブル及び画面イメージについて、図7〜図13に基づいて説明する。なお、以下で述べる処理は車両に搭載された車載用情報端末において行われるものであるが、冗長になることを避けるため、適宜、車両が行っているものとして記載する。
(駐車案内処理(A)の例)
図7〜図9に基づいて、駐車案内処理(A)における入場情報テーブル及び画面イメージについて説明する。
車両ID「000D」の車両(以下、「車両D」という。同様にIDが「000X」である車両を、適宜「車両X」という。)が、駐車場に入場したところ(S10:YES)、整理番号「0004」が取得されたものとする。そして、入場した駐車場のサイズは、所定サイズよりも大きい(S30:YES)ものとする。したがって、駐車案内処理(A)が行われる。
車両Dが、出庫車両から出庫情報を受信すると(S401:YES)、当該出庫車両に整理番号「0004」を車両ID「000D」とともに返信する(S402)。出庫車両では、車両Dを含む周辺の入庫待ち車両から整理番号を受信する(S423)。このとき、出庫車両において、図7(a)に示すように、整理番号と入庫待ち車両を特定する車両IDとを対応付けた入場情報テーブルが作成される(S424)。作成された入場情報テーブルは、周辺の入庫待ち車両に送信される(S425)。入場情報テーブルを受信した車両Dは(S403)、この入場情報テーブルを参照して、自車両の優先度が最も高いか否かを判断する(S404)。図7(a)を参照すると、自車両よりも整理番号が小さい車両が3台あり、自車両の整理番号が最も小さくないため、自車両の優先度は最も高くないと判断される(S404:NO)。このとき、車両Dのディスプレイ61には、図7(b)で示すように、入場情報テーブルに基づき、入庫待ち車両の台数が表示される(S405)。そして、車両Dよりも整理番号が小さい車両が(例えば、車両A)が当該駐車スペースに駐車を完了すると、車両Dは、出庫車両から送信される入場情報テーブルを破棄する旨の情報を受信し(S407)、図7(a)に示す入場情報テーブルを破棄する。
車両Dが、別の出庫車両から出庫情報を受信すると(S401:YES)、出庫車両に整理番号を車両IDとともに返信し(S402)、出庫車両にて作成された入場情報テーブルを受信する(S403)。このとき、受信した入場情報テーブルは、図8(a)に示すものであったとする。入場情報テーブルを受信した車両Dは、入場情報テーブルを参照し、自車両の優先度が最も高いか否かを判断する(S404)。図8(a)を参照すると、自車両の整理番号が最も小さいので、自車両の優先度が最も高いと判断される(S404:YES)。すると、図8(b)に示すように、出庫車両の位置情報及び地図データ記憶部30に記憶された駐車場情報に基づいて、出庫車両が駐車されていた駐車スペース情報がディスプレイ61に表示される。また、当該駐車スペースに駐車するか否かをユーザによって選択させる選択画面が重ねて表示される。
このとき、「次の駐車スペースを待ちますか?」という問いかけに対し、ユーザが「いいえ」と入力した場合、すなわち駐車スペースを譲渡しない場合(S410:NO)、図8(c)に示すように、駐車スペースへの経路が案内される(S412)。
一方、「次の駐車スペースを待ちますか?」という問いかけに対し、ユーザが「はい」と入力した場合、すなわち駐車スペースを譲渡する場合、(S410:YES)、出庫車両に対し、入庫側譲渡フラグが送信される(S411)。出庫車両は、入場情報テーブル内の他車両、すなわち、車両E、車両F、車両G、及び車両Hに対し、出庫側譲渡フラグを送信する(S427)。出庫側譲渡フラグを受信した車両は、図9(a)に示すように、入場情報テーブルを更新する。図9(a)に示した入場情報テーブルにおいて、整理番号が最も小さいのは車両Dであるが、譲渡フラグがオンであるため、整理番号が次に小さい車両Eの優先度が最も高い、ということになる。したがって、車両Eでは、図3中のS408以降の処理が行われることになる。なお、駐車スペースを譲渡した車両Dのディスプレイ61には、図9(b)に示すように、入庫待ち車両の台数が表示される。
(駐車案内処理(B)の例)
図10〜図13に基づいて、駐車案内処理(B)における入場情報テーブル及び画面イメージについて説明する。
車両Mが駐車場に入場したところ(S10:YES)、整理番号「1004」が取得されたものとする。そして、入場した駐車場のサイズは、所定サイズ以下である(S30:NO)ものとする。したがって、駐車案内処理(B)及びテーブル作成処理(B)が行われる。
まず、テーブル作成処理(B)では、整理番号「1004」を車両ID「000M」とともに周辺の入庫待ち車両に送信し(S521)、周辺の入庫待ち車両から車両IDとともに返信される整理番号を受信する(S522)。このとき、図10(a)に示す入場情報テーブルが作成されるものとする。この入場情報テーブルは情報記憶部80に記憶され、随時更新される(S524〜S529)。
ここで、車両Mが出庫車両から出庫情報を受信すると(S501:YES)、テーブル作成処理(B)によって作成され、情報記憶部80に記憶されている入場情報テーブルが取得される(S502)。このとき取得される入場情報テーブルは、図10(a)に示すように、整理番号と入庫待ち車両を特定する車両IDとを対応づけたものである。この入場情報テーブルを参照すると、自車両よりも整理番号が小さい車両が3台あり、自車両の整理番号が最も小さくないため、自車両の優先度が最も高くないと判断される(S503:NO)。このとき、ディスプレイ61には図10(b)に示すように、入場情報テーブルに基づき、入庫待ち車両の台数が表示される(S504)。
上述した通り、入場情報テーブルは随時更新されていく。例えば、図10(a)の入場情報テーブルにおいて、車両Mよりも整理番号が小さい3台の車両が駐車を完了したとする。また、車両Mよりも整理番号が大きい4台の車両が駐車場にて入庫待ちであるものとする。このとき、入場情報テーブルは、図11(a)に示すようになる。また、このときの車両Mのディスプレイ61には、図11(b)に示すように表示されている。
ここで、車両Mにおいて、新たに出庫情報を受信すると(S501:YES)、入場情報テーブルが情報記憶部80から取得される。このとき取得される入場情報テーブルは、図11(a)に示すものである。この入場情報テーブルを参照すると、自車両の整理番号が最も小さいため、自車両の優先度が最も高いと判断される(S503:YES)。このとき、図12(a)に示すように、出庫車両の位置情報及び地図データ記憶部30に記憶された駐車場情報に基づいて、出庫車両が駐車されていた駐車スペース情報がディスプレイ61に表示される。また、当該駐車スペースに駐車するか否かをユーザによって選択させる選択画面が重ねて表示される。
このとき、「次の駐車スペースを待ちますか?」という問いかけに対し、ユーザが「いいえ」と入力した場合、すなわち駐車スペースを譲渡しない場合(S509:NO)、図12(b)に示すように、駐車スペースが案内される(S511)。そして駐車を完了すると(S512:YES)、入庫待ち車両に完了フラグが送信される(S513)。完了フラグを受信した周辺の入庫待ち車両では(S527:YES)、図12(c)に示すように入場情報テーブルが更新される(S529)。すなわち、入場情報テーブルから車両Mが削除される。
一方、「次の駐車スペースを待ちますか?」という問いかけに対し、ユーザが「はい」と入力した場合、すなわち駐車スペースを譲渡する場合(S509:YES)、入庫側譲渡フラグを他の入庫待ち車両に送信する(S510)。このとき、車両Mのディスプレイ61には、図13(a)に示すように、入庫待ち車両の台数が表示される。入庫側譲渡フラグを受信した他の入庫待ち車両は、図13(b)に示すように、入場情報テーブルを更新する。図13(b)において、最も整理番号が小さいのは車両Mであるが、譲渡フラグがオンであるため、整理番号が次に小さい車両Nの優先度が最も高い、ということになる。したがって、車両Nでは、図5中のS507以降の処理が行われることになる。そして、車両Nが当該駐車スペースに駐車を完了し、完了フラグが送信された場合、図13(c)に示すように、入場情報テーブルが更新される。すなわち、入場情報テーブルから車両Nが削除されるとともに、車両Mの譲渡フラグがリセットされる。
以上詳述したように、車載器3は、周辺の入庫待ち車両に整理番号を送信し(S521)、周辺の入庫待ち車両から返信される整理番号を受信する(S522)。そして、受信した整理番号および自車両の整理番号に基づき、入場情報テーブルを作成する(S523)。出庫情報が取得された場合(S501:YES)、入場情報テーブルに基づいて決定される自車両の優先度が最も高い場合(S503:YES)、駐車スペースを案内する(S507)。自車両の優先度が最も高くない場合(S503:NO)、入庫待ち車両の台数を案内する(S504)。
これにより、駐車場に入場した順に通知される入場情報としての整理番号に基づいて入場情報テーブルが作成され、この入場情報テーブルに基づいて駐車が案内されるので、駐車場内の入庫待ち車両は、円滑に駐車を行うことができる。さらに、車載器において空いた駐車スペースへの駐車を管理するため、駐車を管理するための設備を駐車場側に設置する必要がない。したがって、簡易な構成で入庫待ち車両を円滑に駐車させるための案内を行うことができる。特に、本実施形態においては、駐車場サイズが所定サイズ以下の場合(S30:NO)に、駐車案内処理(B)を行っている。所定サイズは、上述した通り、駐車場内の最も離れた2点において通信可能であるサイズに設定されている。したがって、駐車場内の全ての入庫待ち車両において情報が共有され、入場情報テーブルが作成されるので、駐車場に入場した順序に基づいて駐車スペースを案内することができる。したがって、入庫待ち車両は、円滑に駐車を行うことができる。
また、自車両の優先度が最も高いと判断され(S503:YES)、駐車スペース情報が表示されると(S507)、当該駐車スペースに駐車するか否かをユーザによって選択させることができる(S508)。そして、当該駐車スペースに駐車しない場合、他の入庫待ち車両へ当該駐車スペースが譲渡される(S509:YES、S510)。例えば、表示された駐車スペースが遠い場合や、狭い場合など、当該駐車スペースへの駐車をユーザが所望しない場合においても、他の入庫待ち車両に当該駐車スペースへの駐車を譲ることができるため、他の入庫待ち車両は円滑に駐車を行うことができる。
なお、本実施形態の入庫待ち車両2に搭載された車載用情報端末3の制御部10が、「入場情報取得手段」、「入場情報通信制御手段」、「テーブル作成手段」、「出庫情報取得手段」、「案内手段」、「譲渡情報取得手段」、「テーブル更新情報送信制御手段」を構成している。そして、図2中のS20が「入場情報取得手段」の機能としての処理に相当し、図6中のS522が「入場情報通信制御手段」の機能としての処理に相当し、S523が「テーブル作成手段」の機能としての処理に相当し、図5中のS501が「出庫情報取得手段」の機能としての処理に相当し、S504及びS507が「案内手段」の機能としての処理に相当する。また、S508が「譲渡情報取得手段」の機能としての処理に相当し、S510が「テーブル更新情報送信制御手段」の機能としての処理に相当する。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
(ア)駐車場に入場した順序に関する入場情報は、駐車場入口に設けられた入場管理装置から通知される整理番号ではなく、入庫待ち車両に搭載された車載用情報端末において入場時刻を記憶し、この入場時刻を入場情報としてもよい。この構成によれば、駐車場側に整理番号を通知するための特別な設備を設置する必要がないため、より簡易な構成で本発明を実現することが可能となる。
(イ)入庫待ち車両において、駐車案内処理(A)を行うか、駐車案内処理(B)を行うかは、入庫待ち車両の車載用情報端末において駐車場サイズに基づいて判断したが、駐車場の広さによらず、駐車案内処理(A)又は駐車案内処理(B)のいずれか一方を行うように構成してもよい。
また、駐車場入口に設けられた入場管理装置からどちらの処理を行うかを通知するように構成してもよい。この場合、図4に示した出庫車両処理におけるS422は、駐車場サイズの判断ではなく、入場時に入場管理装置から通知された駐車案内処理を特定する情報に基づく判断になる。入場管理装置から駐車案内処理(A)を行うと通知された場合、S423以降の処理を行う。入場管理装置から駐車案内処理(B)を行うと通知された場合、S423以降の処理を行わずに出庫車両処理を終了する。
さらにまた、地図データ記憶部に記憶されている駐車場情報に、駐車案内処理(A)を行うか、駐車案内処理(B)を行うか、を示す情報が含まれている構成とし、駐車場に入場したとき、当該駐車場情報に基づいて駐車案内処理(A)を行うか、駐車案内処理(B)を行うかを判断してもよい。この場合、図4に示した出庫車両処理におけるS422は、駐車場サイズの判断ではなく、地図データ記憶部に記憶されている駐車案内処理を示す情報に基づく判断になる。駐車案内処理(A)を行うことを示す情報が記憶されている場合、S423以降の処理を行う。駐車案内処理(B)を行うことを示す情報が記憶されている場合、S423以降の処理を行わず、出庫車両処理を終了する。
(ウ)入庫待ち車両台数を表示するときに、入庫待ち台数以外の情報を表示するようにしてもよい。例えば、平均待ち時間及び駐車待ち台数に基づいて算出される予想待ち時間を併せて表示するようにしてもよい。平均待ち時間は、例えば1台の車両が出庫してから、次の車両が出庫するまでに係る時間の平均値とすることができる。予想待ち時間は、平均待ち時間に駐車待ち台数を乗じることによって算出することができる。
(エ)案内された駐車スペースを譲渡しない場合、当該駐車スペースに駐車を完了したときに完了フラグを送信したが、入庫側譲渡フラグを送信するのと同じタイミングで、当該駐車スペースを譲渡しない旨を示す情報を、出庫側車載器或いは周辺の入庫待ち車両に送信するように構成してもよい。
本発明の一実施形態による駐車案内システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による駐車案内処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による駐車案内処理(A)を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による出庫車両処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による駐車案内処理(B)を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態によるテーブル作成処理(B)を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による入場情報テーブル及び画面イメージを示す説明図である。 本発明の一実施形態による入場情報テーブル及び画面イメージを示す説明図である。 本発明の一実施形態による入場情報テーブル及び画面イメージを示す説明図である。 本発明の一実施形態による入場情報テーブル及び画面イメージを示す説明図である。 本発明の一実施形態による入場情報テーブル及び画面イメージを示す説明図である。 本発明の一実施形態による入場情報テーブル及び画面イメージを示す説明図である。 本発明の一実施形態による入場情報テーブル及び画面イメージを示す説明図である。
符号の説明
1:駐車案内システム、2:入庫待ち車両、3:車載用情報端末(車載器)、10:制御部(入場情報取得手段、入場情報通信制御手段、テーブル作成手段、出庫情報取得手段、案内手段、譲渡情報取得手段、テーブル更新情報送信制御手段)、20:位置検出器、21:地磁気センサ、22:ジャイロスコープ、23:距離センサ、24:GPS受信機、30:地図データ記憶部、40:操作スイッチ群、50:通信部、60:描画部、61:ディスプレイ、70:音声出力部、71:スピーカ、80:情報記憶部、90:出庫車両、91:車載用情報端末、92:制御部

Claims (3)

  1. 車両に搭載され、車両間で相互に通信可能な車載器であって、
    前記車両が駐車場に入場した順序に関する入場情報を取得する入場情報取得手段と、
    前記駐車場内の入庫待ち車両の前記入場情報を受信する入場情報通信制御手段と、
    受信した前記入場情報と前記入庫待ち車両を特定する情報とを対応づけた入場情報テーブルを作成するテーブル作成手段と、
    出庫車両が出庫する旨を示す出庫情報を取得する出庫情報取得手段と、
    前記出庫情報が取得されたとき、前記入場情報テーブルに基づいて駐車に関する案内を行う案内手段と、
    を備えることを特徴とする車載器。
  2. 前記案内手段は、前記入場情報テーブルに基づいて決定される自車両の優先度が最も高いと判断された場合、前記出庫車両が駐車されていた駐車スペースをユーザに通知し、
    前記車載器は、さらに、
    通知された前記駐車スペースを他車両に譲渡するか否かの情報を取得する譲渡情報取得手段と、
    前記譲渡情報取得手段により前記駐車スペースを他車両に譲渡する情報が取得された場合、前記駐車スペースを譲渡する旨の情報を前記入場情報テーブル内の他車両に送信するテーブル更新情報送信制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の車載器。
  3. 車両が駐車場に入場した順序に関する入場情報を取得する入場情報取得手段、
    前記駐車場内の入庫待ち車両の前記入場情報を受信する入場情報通信制御手段、
    受信した前記入場情報と前記入庫待ち車両を特定する情報とを対応づけた入場情報テーブルを作成するテーブル作成手段、
    出庫車両が出庫する旨を示す出庫情報を取得する出庫情報取得手段、
    及び前記出庫情報が取得されたとき、前記入場情報テーブルに基づいて駐車に関する案内を行う案内手段、
    としてコンピュータを機能させるプログラム。
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