JP2010150734A - 経編繊維機械用のジャカード糸案内棒 - Google Patents

経編繊維機械用のジャカード糸案内棒 Download PDF

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Abstract

【課題】堅牢で信頼性があり、圧電アクチュエータの迅速な交換が可能となるジャガード糸案内棒を提供する。
【解決手段】経編繊維機械用のジャカード糸案内棒2であって、それぞれが単一圧電アクチュエータ3の取付け体6に着脱可能に係合しかつ上記支持体7上への単一圧電アクチュエータ3の個々の着脱可能な取付けを行うように構成および配置された複数のハウジング座5が設けられた支持体7を備え、ハウジング座5が、棒2の主要長手方向延長部に対して垂直に延び、かつ取付け体6の摺動を取付け位置と離脱位置の間で案内するように構成および配置される、ジャカード糸案内棒。
【選択図】図1

Description

本発明は、経編繊維機械(warp−knitting textile machine)、具体的にはワープ機、ラッセル機、トリコット機、クローシェ機などの経編機(warp−knitting machine)、および類似の編機のジャカード糸案内棒(jacquard thread−guide bar)に関する。本発明はさらに、前述の案内棒を備える経編機に関する。
知られているように、直線経編機には、一般に糸案内として知られている複数の糸保持要素を担持するように設計された複数の棒が設けられる。かかる棒は、新しい織物を形成するために、糸案内に関連する糸が編機の針床の針上に正確に供給されうるように動かされる。糸案内棒は、2つの基本的移動、すなわち、一般に「ショグ(shog)」として知られている、各針のフックの前または後での直線運動と、一般に「スイング(swing)」として知られている、糸を針フックの前後に交互に運ぶための各針の側面上での揺動運動と、を行う。さらに、糸案内棒はジャカード型糸案内棒について知られており、ジャカード型糸案内棒には、追加の針スペースの各糸案内を、織物内に得られるべき指定パターンに従って、上記棒のショグ運動に対して同方向または逆方向に、個々に移動させることができるジャカード装置が設けられる。この目的のために、2つ選択タイプが今日依然として基本的に使用されており、一方は、圧電素子または圧電セラミック素子を利用することであり、他方は、糸案内を一方の位置から他方の位置にシフトすることができる機械的要素として、プル・アンド・プッシュ・システム(pull−and−push system)を利用することである。前者の場合、シフトは、シートのたわみまたは曲がりによって行われ、シートは、その上部でしっかり固定され、その下部で制御時に自由に動くことができる。下方の動きは、空間が機械適合性に応じて厳格に画成される2つの機械的ストッパの間で行われる。曲がったシートの先端または端部には、織り糸が通って導かれる孔がある。シートの下端部、すなわち糸案内部がシフトすることにより、その中の糸もシフトされ、下にある針と相互作用する。
糸案内棒の選択的シフトは、2つの隣接する針の間で糸が個別にシフトするものであり、したがって、機織りの間、針用の糸は、隣接する針上に、すなわち針の元の位置に対して針杼口(needle shed)の前方または後方に選択的にシフトされうる。追加のシフトは、ジャカード機内で常に1つの針からなる。1986年9月30日出願の日本特許第63092762号は、経編機でジャカード生地を形成するために、個々の糸案内に関連する圧電素子の使用を導入している。この特許によれば、圧電素子のシフトは、いつでも、したがって、糸案内が針フックの前にある(「オーバーラップ(overlap)」と呼ばれる運動)ときと、糸案内が針フックの後ろにある(「アンダーラップ(underlap)」と呼ばれる運動)ときの両方、あるいは棒のシフト(棒の水平移動またはショグ)により、糸案内が両方向に水平にシフトするときに、従来の機械的なシステムに比べてより高速で行うことができる。
その場合、ジャカードアクチュエータの圧電シートに接続された様々な端子またはピンに選択的電気信号を伝送するための電子集積回路の新しいシステムの、電気ケーブルなどの新しい材料の、電子回路およびパイロット分野の技術の開発とともに、電子産業全体で提供されている新しい発明を実際に利用した別の解決法が開発されている。回路、すなわちケーブルの数およびサイズに関する限り、特にシリアルからパラレルへのデータ変換の技術を利用し、それによって圧電糸保持シートをシフトするかまたは曲げるために必要な電流および電圧を個々のピンに選択的に送ることにより、大きな改善が得られた。単一ピンに接続された複数の線によってもはやコマンドは伝送されないが(例えば、1992年8月14日のドイツ特許第4226899号など)、バスを用いて、データが、使用される集積回路に応じていくつかのシートまたはシート群を処理するわずかな線上を「移動する」。例えば、SPI(シリアル・パラレル・インタフェース)として知られている技術は、今日、この点において標準である。このシステムは、信号(伝送バス上に存在し、ジャカードシステム内の圧電シートを制御するために使用される)用のシリアル/パラレル変換インタフェースを意味する。このインタフェースは、長い間知られており、標準化されている(実に、80年代初期にさかのぼる)。古いSPIに比べて改良されかつ安全である、SPIのような他の多くのバスベースのデータ伝送システムが存在するが、基本的にはそれらの機能は同じであり、すなわち、弱い信号がバス上に存在する場合、アクチュエータのプログラムされた通りの適切な動作に必要なエネルギーを供給する電源部/カードが埋め込まれる。典型的には、電子回路において、数は16進法で表され、最適な解決法は、16本の糸で構成された群にコマンドを分配することである。やはりこの電子的特異性を利用して、16個のアクチュエータで構成されたモジュールを使用するジャカードアクチュエータ用セレクタが開発された。かかるシステムの一例が、米国特許第5,533,366号に開示されている。上記モジュールは、各モジュールにしっかり締結された16個のアクチュエータを物理的に担持し、モジュールはその場合、ジャカード棒上に取り付けられる。アクチュエータは、モジュールに物理的に連結される、すなわちモジュールに全体的に接着されるのではなく、アクチュエータのピンに接続している様々な線に溶接によって強固に接続され、様々なピンに溶接された線は、集められ、構造物(普通のゴムもしくは熱収縮性ゴムまたは管状編シースで製作された押出ケーブル)を通って導かれ、外部ケーブルまたはシース内に集められた、アクチュエータ保持モジュールからのすべて線は、コネクタ(一般にオスコネクタ)に導かれ、コネクタは、電力信号を電気アクチュエータの単一ピンに伝送するためのインタフェースの一部であるメスコネクタにはめ込まれることになる。かかるインタフェースは、アクチュエータ保持モジュールを電源側に接続し、電源側は、電流および電圧を供給するとともに、編み構造を生成するプログラム、したがって圧電シートのシフトによって送られたコマンドに対応するマイクロプロセッサベースの制御システムによって制御される。これは、単一圧電シートのピンを、ピンに強固に接続され、例えばピンに溶接された電線に適切な樹脂で接着することによって、圧電シートを強固に組み込んだモジュールで構成された一構造物である。この領域は、その順に樹脂でコーティングされ、シートピンと溶接領域内のシートとでなる1つの線ケーブルになり、それによって、動作中に圧電モジュールが受ける振動が、圧電シートを回復できないほどに損傷させ故障した不合格品をもたらすであろう、溶接の圧電シートのピンからの全分離または部分分離を引き起こさないようにする。所与の群またはモジュールの一部である所与の損傷した圧電シートに関する問題の場合、この解決法により、モジュールを機能する予備モジュールと比較的迅速に交換することができる。しかし、このシステムには、後述するように、いくつかの重要な欠点がある。まず、単一の故障した圧電アクチュエータの存在下では、群全体(一般に16個のアクチュエータで構成される)が交換されるべきであり、したがって、そのことは、明らかに同じ機械適合性を有する予備品群を持つことを意味する。予備貯蔵品は、少なからぬモジュールを含む可能性がある。というのは、機械(例えば、長さが3.5mの機械)は、これらのモジュールのうちの多く(すなわち約400個)を装備しているからである。さらに、モジュールは非常に高価であり、したがって単一アクチュエータの交換にかかるコストが大幅に増大する。さらに、妥当な数のモジュール(少なくとも10個)からなる在庫を考慮すると、総経費は非常に高い。したがって、故障した圧電アクチュエータの場合、16個のアクチュエータ(それらのうちの15個は正しく動作する)を備え、さらに接続ケーブルおよびコネクタも備えるモジュール全体が交換される必要がある。
もう1つの欠点は、モジュール交換に、時間、すなわちダウンタイム、無生産、および製造した織物の多少の不良品を必要とすることである。なぜかと言うと、圧電シートを担持しているモジュールが1つの棒に隣接してはめ込まれているかまたは締結されているからである。モジュールを除去することにより空隙が作られ、そこに新しいモジュールがはめ込まれる。しかし、モジュールはよくできているが、すべてが製造公差のために同じではなく、完全に互換性があるわけではない。例えば100個のモジュールを担持する棒において、最初および最後の糸案内が最初および最後の針と完全に一致するようにするために、単一モジュールは理論値よりもわずかに小さい幅で製作され、それによって、どのような状況下でも2つの隣接するモジュール間に新しいモジュールを導入することか可能になる。単一モジュールの製造公差はかなり正確であるが、百分の数ミリメートルのばらつきでも、最終的には高いばらつき、例えばモジュール1個の公差0.02mm×モジュール50個=1mmのばらつきになる可能性があり、言い換えると、最後の糸案内シートは、その針に対して1mmずれることになる。繊度24を有する機械、すなわち1インチ(25.4mmに相当)当たり24本の針を有する機械を考えると、ある針と他の針の間の杼口は、25.4:24=1.0583mmであり、言い換えると、上記1mmのシフトでは、最後の糸案内は、それ自体の針ではなく、前の針に整列または一致させることがある。したがって、単一モジュールは、糸案内がそれらの針と完全に一致するように、1つずつ適所に置かれる必要がある。これは、最初に作業台上で単一シートの位置を見本針床、すなわち適切な取付け較正装置の位置と比較することにより、専門の人員によって行われる典型的手動操作である。モジュールがOKでない場合、モジュール本体は、位置が満たされるように、金属除去を含むわずかな調整で、したがってサイズの変動で横方向に修正される。したがって、モジュールの右側または左側の材料を除去することにより、2つのモジュール間の理論空間は増大する。したがって、必然的に、モジュールは、接触しないが取付け後に隙間を作り出し、この隙間は残存し、故障したモジュールを機能するモジュールと交換するのをより困難にする。したがって、モジュールの交換は、モジュールを交換するときに圧電シートと針の間に目で見える場所が存在しないので、非常に重要である。モジュールは、取り付けられ、次いで、モジュールが使用条件に適合するように、調整され、変更され、整列される必要がある。モジュールがOKでない場合、モジュールは、左側または右側の材料を除去することによって除去および修正される必要があり、モジュールが正しく整列されていない場合、またはモジュールが一旦除去されることによって残された空間が大きすぎる場合、したがって約0.15〜0.30mmという大きな隙間がある場合、メンテナンス担当者は、モジュールを簡単な手段、例えばねじ回しを用いて調整し、近くでモジュールを梃子で持ち上げ、それによってモジュールを大ざっぱにシフトし、次いでモジュールを仮定の正しい位置に締結することによって、モジュールを正しい位置に置くように、解決法を見出す必要があるが、これらはいずれにせよ機織り中にチェックされる必要がある。この操作は、複雑であり、何回かの試行を必要とする可能性があり、機械の機能と製造品の品質とを損なわないように正確に行われる必要がある。より端的に言えば、交換中、機械の16本の糸が抜かれる必要があり、最後に、やはり16本の糸がかなり厄介な位置で再び通される必要があることに留意されたい。したがって、交換されるべきモジュールのコストの他に、交換作業は、複雑であり、専門の人員を必要とする。最後に、既知の技術は、各アクチュエータの交換に多大な時間浪費を伴い(不具合が起きたときに専門の技術者が存在しない場合、機械は長期間故障となる可能性がある)、生産水準に関する限り重要な欠点になることがある。さらに、モジュールは、製織会社が修理することができず、原則としてモジュールは製造業者に送られ、そこでもモジュールが修理されないことが多い。実際のところ、修理には単一圧電シートの除去および交換を伴うが、単一圧電シートは、前述のように、他のすべてのモジュール部分、電線の接続部、その他のシートなどと共に樹脂または接着剤で封止される。樹脂の除去は高温条件で行われ、その後で起こる問題は、的確に除去されるべき溶融樹脂の処理を含み、とりわけ、細い電気ケーブルの保護部に頻繁に損傷を与え、それによって銅の導線部分を露出したままにする可能性がある。したがって、圧電シートのすべての単一ピンを切断し再び溶接するか、または次いで樹脂でコーティングされるべき領域を増大させる必要があり、それによって困難な状況を作ることになる。さらに、高温樹脂の除去は、キャパシタを形成するセラミック部(圧電シートの動作のコア)が堆積によって付着される対象である脆弱なシート壁部への損傷を伴うことが多く、したがって、修理済みモジュールは、もはや要求通りの信頼性ではないことが多い。したがって、修理は非常に複雑かつ不確実であるので、モジュールを修理する価値のないことが多く、1個の故障した圧電素子だけと15個の正常な圧電素子とを有するモジュールは不合格になることが多い。最終的に、1つまたは2つの針床を有する経編機は、各針床に対して、2つの別個のジャカード棒(一方のジャカード棒が偶数針用の糸案内を担持し、他方のジャカード棒が奇数針用の糸案内を担持する)上に付着された圧電モジュールを使用しており、したがって機械内に多数のモジュールが存在することが指摘されるべきである。
本発明の目的は、上述の欠点によって影響を受けない、経編繊維機械用のジャカード糸案内棒を提案することによって、既知の技法の限界を克服することである。本発明の別の目的は、実施が容易でありかつ/またはコストが比較的低い、単純な構造を有する経編繊維機械のジャカード糸案内棒を提供することである。本発明の別の目的は、複雑な技術的介入または調整なしに、または交換されないアクチュエータに損傷を与えずに、故障した圧電アクチュエータの簡単で迅速かつ安価な交換を可能にすることである。本発明の別の目的は、圧電アクチュエータのメンテナンスおよび交換に伴うダウンタイムおよび問題を削減するとともに、繊維機械の連続的な動作を確実にするために必要な予備貯蔵品も削減することである。本発明の別の目的は、経編繊維機械の管理、貯蔵およびメンテナンスのコストを削減することである。本発明の別の目的は、堅牢であり、信頼性があり、使用および維持が容易である経編繊維機械のジャカード糸案内棒を示すことである。
これらおよびその他の目的は、以下の説明からより容易に明らかになるものであり、本発明により、添付の特許請求の範囲に記載の、経編繊維機械のジャカード糸案内棒用の圧電アクチュエータによって達成される。
一態様では、本発明は、ハウジング座および/またはフッキング座が支持体内に切れ目もしくは溝を作ることによって得られる、棒に関する。別の態様では、本発明はさらに、支持体がジャカード糸案内棒の主要構造軸受部である、棒に関する。
別の態様では、本発明はさらに、経編繊維機械のジャカード糸案内棒用の圧電アクチュエータであって、単独で圧電アクチュエータ専用でありかつ単一圧電体が取り付けられる支持体と、圧電体と、圧電体に動作可能に接続された複数のインタフェース電気接点と、糸案内部とインタフェースをとりやすい接続部とを備え、取付け体が、ジャカード棒の支持体のハウジング座内に着脱可能に係合されかつ支持体へのアクチュエータの個々の着脱可能な取付けを行うために構成および事前配置される、圧電アクチュエータに関する。別の態様では、本発明はさらに、取付け体が、取付け位置と離脱位置の間で、支持体のハウジング座内に案内される形で摺動係合可能となるために構成および事前配置される、アクチュエータに関する。別の態様では、本発明は、取付け体がさらに圧電体の長手方向延長部に対して横方向に圧電体の配置平面内に突出し、かつ/または、取付け体が圧電体の長手方向延長部の少なくとも一部に沿って長手方向に延びる、アクチュエータに関する。
別の態様では、本発明はさらに、取付け体が少なくとも1つの軸受部を備え、軸受部の少なくとも一部の上または中に圧電体の一部が収容される、アクチュエータに関する。別の態様では、本発明はさらに、取付け体が、支持体のハウジング座内に案内される形で摺動係合可能となりうる少なくとも1つの挿入部を備え、挿入部は、挿入部が挿入されるために構成されているハウジング座の幅に対応する厚みが軸受部の対応する厚みよりも薄くなっている、アクチュエータに関する。
別の態様では、本発明はさらに、取付け体の軸受部に、支持体上へのアクチュエータの取付け位置にかつハウジング座への挿入部の挿入の、支持体の適切な支え領域と協働しやすい複数のレスト領域が設けられる、アクチュエータに関する。別の態様では、本発明はさらに、取付け体が、少なくとも、支持体の保持部によって画成された保持座と協働するために構成された第1のフッキング部を備える、アクチュエータに関する。別の態様では、本発明はさらに、第1のフッキング部に、圧電体の長手方向延長部の方向に対して傾けられかつ圧電アクチュエータを支持体の方へ押すための支持体の保持部の対応する傾斜面と協働するために構成された面が設けられる、アクチュエータに関する。
別の態様では、本発明はさらに、取付け体が、少なくとも、支持体の対応するフッキング座内に着脱可能に係合されやすい形状を有する第2のフッキング部を備える、アクチュエータに関する。別の態様では、本発明はさらに、第2のフッキング部が、対応するフッキング座内に引っ掛けられやすい形状を有する、アクチュエータに関する。別の態様では、本発明はさらに、取付け体が、フッキング座上に、第2のフッキング部を対応するフッキング座内に保つための支持体の阻止要素と協働するために構成されたレスト部を備える、アクチュエータに関する。
別の態様では、本発明はさらに、取付け体の軸受部が、支持体内の複数の上記ハウジング座の杼口に基本的に対応する厚みを有し、したがって、複数のハウジング座内に取り付けられた複数のアクチュエータは、互いに隣接しかつ基本的に互いに接触するそれぞれの軸受部を有する、アクチュエータに関する。別の態様では、本発明はさらに、経編繊維機械内のジャカード選択用装置であって、少なくとも、それぞれが取付け体に着脱可能に単独で係合しかつ上記支持体上への圧電アクチュエータの着脱可能な取付けを行うために構成および事前配置された複数のハウジング座が設けられた支持体を含む1つのジャカード糸案内棒と、それぞれが上記ハウジング座のうちの1つの中に単独で取り付けられる複数の圧電アクチュエータと、を備える、装置に関する。
別の態様では、本発明は、ジャカード糸案内棒用の圧電アクチュエータであって、レスト領域が、軸受部と挿入部との接続点に対応して得られかつ挿入部の厚みを軸受部に比べて薄くすることによって画成される、圧電アクチュエータに関する。別の態様では、本発明はさらに、挿入部が、軸受体に挿入される挿入要素または基本的層状要素を備える、アクチュエータに関する。別の態様では、本発明はさらに、圧電体の長手方向延長部と平行な取付け体の長手方向端部から突出する3つのインタフェース電気接点を備えるアクチュエータに関する。別の態様では、本発明はさらに、糸用の貫通開口が設けられかつ接続部上に取り付けられた糸案内部をさらに備える、アクチュエータに関する。
別の態様では、本発明はさらに、アクチュエータのそれぞれに単独で圧電アクチュエータ専用の取付け体が設けられ、取付け体は支持体の対応するハウジング座上に単独で取り付けられうる、アクチュエータ群に関する。
別の態様では、本発明はさらに、繊維機械用ジャカード棒の圧電アクチュエータ用の接続装置であって、軸受体と、複数の圧電アクチュエータの対応する複数のインタフェース電気接点に着脱可能な形で電気的に接続されうる、軸受体に挿入された複数の相互接続要素と、繊維機械の制御手段を有する、前述の相互接続要素用の少なくとも1つの相互接続端子と、軸受体をジャカード糸案内棒の支持体上に着脱可能に取り付けるように構成および事前配置された少なくとも1つの締結部と、を備える接続装置に関する。別の態様では、本発明はさらに、前述の相互接続要素のそれぞれが、相互接続端子からの圧電アクチュエータのための制御信号を搬送する対応する接続線に接続されたメスコネクタを備える、接続装置に関する。
別の態様では、本発明はさらに、締結部が、軸受体上に着脱可能に取り付けられうる、軸受体とは異なる少なくとも1つの締結体を備える、接続装置に関する。別の態様では、本発明はさらに、相互接続端子が、少なくとも1つの接続ケーブルと接続ケーブルに収容された複数の接続線とを備える、接続装置に関する。別の態様では、本発明はさらに、相互接続端子が着脱可能なコネクタを備える、接続装置に関する。別の態様では、本発明はさらに、軸受体および締結部が、支持体上に取り付けられかつ複数の圧電アクチュエータと電気的に適合されうるように構成され、したがって、相互接続要素はインタフェース電気接点に接続され、接続装置の残り部分は圧電アクチュエータと接触しない、接続装置に関する。別の態様では、本発明はさらに、相互接続要素と接続線の間の接続部を含みかつ封止材料で少なくとも部分的に充填された充填座をさらに備える接続装置に関する。
別の態様では、本発明はさらに、締結部が、接続ケーブルを締結部に対して所定の位置に保つように、接続ケーブルの一部を収容しやすい少なくとも1つの位置決め座を有する、接続装置に関する。別の態様では、本発明はさらに、経編繊維機械内のジャカード選択用装置であって、少なくとも、複数のハウジング座が設けられた支持体を含む1つのジャカード糸案内棒であって、上記複数のハウジング座が、それぞれ前述の圧電アクチュエータのうちの1つのそれぞれの取付け体に着脱可能にかつ個々に係合し、それによって上記支持体上への圧電アクチュエータの着脱可能な取付けを行うように構成および配置される、1つのジャカード糸案内棒と、単一圧電体が取り付けられる対象の単一取付け体をそれぞれが含み、各取付け体が前述のハウジング座のそれぞれの座内に個々に着脱可能な形で係合される、前述の複数の圧電アクチュエータと、ジャカード糸案内棒の支持体上に着脱可能に取り付けられかつ複数の圧電アクチュエータに着脱可能に接続された少なくとも1つの接続装置と、を備える。
別の態様では、本発明はさらに、接続装置がジャカード糸案内棒上に直接取り付けられる、ジャカード選択用装置に関する。
別の態様では、本発明はさらに、接続装置がジャカード糸案内棒上の取付け位置にある状態で、上記アクチュエータをジャカード糸案内棒上の取付け位置に保つようにジャカード糸案内棒の支持体上に直接取り付けられた複数のアクチュエータに作用しやすい少なくとも1つの機能部(working portion)をさらに備える接続装置に関する。別の態様では、本発明はさらに、機能部が、上記取付け体をジャカード糸案内棒の支持体のハウジング座の内部にジャカード糸案内棒の保持部と接触した状態に保つようにアクチュエータの取付け体に作用しやすい、接続装置に関する。別の態様では、本発明はさらに、相互接続要素が、複数のメスコネクタと接続線との間に動作可能に挿置される複数のメスコネクタをさらに備える、接続装置に関する。
別の態様では、本発明はさらに、前述のメスコネクタが、軸受体に動作可能に挿入されうる第2の本体内に収容される、接続装置に関する。別の態様では、本発明はさらに、接続装置がジャカード糸案内棒上の取付け位置にある状態で、複数のアクチュエータをジャカード糸案内棒に対して適所に保つように複数のアクチュエータに作用しやすい少なくとも1つの押し要素をさらに備え、押し要素は、アクチュエータ上に機能部によって及ぼされた力が作用する方向に対して横方向に作用する力をアクチュエータ上に及ぼすように構成される、接続装置に関する。別の態様では、本発明はさらに、押し要素が、弾性タイプであり、接続装置が各アクチュエータに付随されたときに、複数のアクチュエータに弾性推力を及ぼしてそのアクチュエータを取付け位置のジャカード糸案内棒2に対して適所に保つように曲がりやすい、接続装置に関する。
別の態様では、本発明はさらに、経編繊維機械内のジャカード選択用装置であって、少なくとも1つのジャカード糸案内棒と糸案内用の複数の圧電アクチュエータとを備え、圧電アクチュエータのそれぞれが、ジャカード糸案内棒の支持体のそれぞれのハウジング座内に個々に取り付けられる、装置に関する。別の態様では、本発明はさらに、ジャカード糸案内棒の支持体上に取り付けられかつ複数の上記圧電アクチュエータに接続された少なくとも1つの接続装置をさらに備えるジャカード選択用装置に関する。
別の態様では、本発明はさらに、少なくとも1つの針床と、織物を作るために針床と協働する少なくとも1つのジャカード選択用装置と、を備える経編繊維機械に関する。
別の態様では、本発明はさらに、ワープタイプ繊維機械のジャカード棒の糸案内用の圧電アクチュエータを取り付けるための方法であって、糸案内用の複数の圧電アクチュエータを、ジャカード糸案内棒の支持体上に得られた対応する複数のハウジング座内に着脱可能にかつ個々に収容するステップと、糸案内棒に移動可能に係合された阻止要素をシフトし、それによって圧電アクチュエータを糸案内棒上の取付け位置に保つステップと、接続装置の複数のコネクタを圧電アクチュエータの対応する複数の電気接点に結合させること、および接続装置の締結部を支持体上に着脱可能に取り付けることによって、接続装置を支持体上に着脱可能に取り付けるステップと、を備える方法に関する。
本発明のさらなる特徴および利点は、本発明を構成しておりかつ以下の図面に開示されている、経編繊維機械内のジャカード選択用装置のいくつかの好ましいが排他的ではない実施形態の例示的かつ非限定的な説明からより容易に明らかになるであろう。
本発明による、ジャカード棒と複数の圧電アクチュエータと複数の接続装置とを備える、経編繊維機械内のジャカード選択用装置の斜視図である。 図1の装置からいくつかの圧電アクチュエータと1つの阻止要素と1つの接続装置とが外された状態の、図1の装置の部分分解斜視図である。 図1の装置の側面図である。 図3のIV−IV線に沿った断面図である。 図4の他の部分から分離された保持要素を示す図である。 図4のV−V線に沿った断面図である。 図2の阻止要素の、圧電アクチュエータのレスト部に対する3つの異なる動作位置を示す図である。 図3の他の部分から分離されたアクチュエータおよび接続装置を示す、図3の側面図と同様の図である。 図3の他の部分から分離されたアクチュエータを示す、図3の側面図と同様の図である。 いくつかの隠れた部分を破線で示す、図3の側面図と同様のもう1つの図であり、図9中の図9aは、図9の一部の拡大図である。 複数のハウジング座に近接する圧電素子の上面図である。 ジャカード選択用装置の断面図であり、ジャカード棒上での圧電アクチュエータの3つの順次取付け位置のうちの1つを示す。 ジャカード選択用装置の断面図であり、ジャカード棒上での圧電アクチュエータの3つの順次取付け位置のうちの1つを示す。 ジャカード選択用装置の断面図であり、ジャカード棒上での圧電アクチュエータの3つの順次取付け位置のうちの1つを示す。 圧電アクチュエータの斜視図である。 圧電アクチュエータの斜視図である。 取付け位置で支持体の内側から見た、阻止要素の斜視図である。 図1のジャカード棒の斜視図である。
前述の図を参照すると、経編機(それ自体が既知のタイプのものであるので図示せず)が、本発明によるジャカード選択用の装置1を少なくとも1つ備える。ジャカード選択用装置1は、少なくとも、繊維機械の各針床のための1つのジャカード糸案内棒2と、複数の圧電アクチュエータ3と、複数の接続装置4とを備える。ジャカード糸案内棒2は、それぞれが糸案内用の単一アクチュエータの取付け体6に着脱可能に係合しかつ単一アクチュエータの上記支持体7上への個々の着脱可能な取付けを行うように構成および事前配置された複数のハウジング座5が設けられた支持体7を備える。ジャカード棒の支持体7は、棒に所定の数で収容されるべき各圧電アクチュエータ3のためのハウジング座5を備える。ハウジング座5は、棒の主長手方向延長部に対して垂直に延び、好ましくは支持体7内に切れ目もしくは溝を作るかまたは細工することによって得られる。支持体7は、ジャカード糸案内棒の主要構造軸受部であることが好ましい。
棒2は、少なくとも1つの取付け部47をさらに備え、取付け部47によって繊維機械上に取り付けられる。簡略化の理由で、各図は、限られた延長部および1つの取付け部47だけを有する例示的な棒2を示しているが、知られるように、実際の棒はずっと長く、一般に複数の取付け部に付随する。いずれにせよ、本明細書は、同じ方法で任意の実用的な長さの棒2に適用する。支持体7は、例えばアルミニウムまたは適切な合金で製作されうる。棒の支持体7には、上記支持体7の主長手方向延長部と平行なそれぞれの方向に延びる前面7aおよび後面7bが設けられる。前面7aおよび後面7bにはそれぞれ、対応する複数のハウジング座5が設けられることが好ましい。前面7aのハウジング座5は、繊維機械の針床の偶数針および奇数針上にそれぞれ横たわることができるように、針杼口の後面のハウジング座5に対してずらされる。
代替実施形態では(図示せず)、各針床に対して2つのジャカード糸案内棒を設けることができ、一方の棒は、針床の偶数針で動作する圧電アクチュエータ3用のハウジング座5を担持し、他方の棒は、針床の奇数針で動作する圧電アクチュエータ3用のハウジング座5を担持する。
経編繊維機械のジャカード糸案内棒2用の圧電アクチュエータ3は、1つの圧電体8と、圧電体8に動作可能に接続された複数のインタフェース電気接点9と、糸案内部11とインタフェースをとりやすい接続部10と、単独で圧電アクチュエータ3専用でありかつ圧電体8に単独で結合された少なくとも1つの取付け体6と、を備える。有利には、単一圧電体8が取付け体6上に取り付けられる。「取付け体上に取り付けられる」は、圧電体8の一部が取付け体6に挿入されること、および、別法として圧電体8の一部が上記取付け体6の外側に締結されることの両方を意味する。取付けは、例えば、圧電体8の一部分を取付け体8に挿入することによって行われる。代替実施形態では、取付けは、圧電体8の一部分を取付け体6の外面上に連結することによって行うことができる。圧電体8は、単一圧電アクチュエータ3の動作に必要な屈曲動作を実行することができる完全な圧電シートまたは圧電セラミックシートを意味する。例えば、圧電体8は、2つの対向する面上にそれぞれ2つの圧電層が設けられたシートを備えていて、シートをそれぞれの方向に屈曲させるように操縦されるキャパシタとして働くことができる。対応する圧電アクチュエータ3の圧電体8だけが、各圧電アクチュエータ3の取付け体6上に、すなわち取付け体6に挿入された部分で取り付けられるか、または取付け体6の外側に付着され、他の完全な圧電体8(すなわち他の圧電アクチュエータ3に属する圧電体8)は、各圧電アクチュエータ3の取付け体6上に取り付けられないか、または取付け体6の外側に付着されない。糸案内部11または糸案内(例えばスチールチップで作られたもの)は、アクチュエータの下部に、糸を案内する貫通開口12を備えられかつアクチュエータの接続部10上に取り付けられる。本開示では、圧電という用語は、圧電セラミックという用語も含む。糸案内部は、圧電シートによって屈曲によって与えられた動き(水平シフト)と圧電素子を保持するジャカード棒によってジャカード棒のショグ運動で発生した動き(針床に対する長手方向シフト)の両方に対して織り糸を案内するように設計される。糸案内部は、少なくとも、ジャカード棒の支持体7上に画成されたストッパ46によって規定された2つの極端位置の間で移動可能である。
圧電アクチュエータ3と繊維機械の制御/操縦システム(電気制御要素)との電気接続部は、圧電体8または圧電シートから突出しかつ例えばポリマーまたは他のプラスチック材料で成形された取付け体6から突出する電気接点9またはピンからなり、圧電アクチュエータ3および繊維機械の制御/操縦システム(電気制御要素)は、電気接点9またはピンを用いてまとめられかつ例えば内部溶接によって一体化され、取付け体6は、かかるピンを絶縁し保護しかつ固定し、それによってそのピンを堅牢かつ高信頼性にする。有利には、圧電体8または圧電シートの上部が取付け体6に埋め込まれる。好ましくは、取付け体6の長手方向端部から圧電体8の長手方向延長部と平行に突出する3つのインタフェース電気接点9が設けられる。取付け体6は、ジャカード棒の支持体7のハウジング座5内に着脱可能に係合されること、および圧電アクチュエータ3の支持体7上への個別の着脱可能な取付けを行うことができるように構成および事前配置される。したがって、圧電アクチュエータ3は、1つずつ挿抜することができ、完全に互換性がある。有利には、取付け体6は、取付け位置(図12に示されている)と離脱位置(図11に示されている)の間に、支持体7のそれぞれのハウジング座5内に案内される形で摺動可能に係合することができるように構成および事前配置される。ハウジング座5は、取付け位置と離脱位置の間に、アクチュエータの取付け体6の摺動を案内するように構成および事前配置される。さらに、取付け体6は、圧電体8の長手方向延長部に対して横方向に圧電体8の配置平面の内部に突出する。
有利には、取付け体6は、圧電体8の長手方向延長部の少なくとも一部に沿って長手方向に延びる。取付け体6は、少なくとも1つの軸受部13を備え、軸受部13上に、好ましくは軸受部13内に、圧電体8の一部が収容される。軸受部13は、例えばプラスチック材料で製作されうる。好ましくは、取付け体6の軸受部13は、支持体7内のハウジング座5の杼口に基本的に対応する厚みを有し、したがって、対応する複数のハウジング座5内に取り付けられた複数のアクチュエータは、互いに隣接しかつ基本的に互いに接触する軸受部13を有していて、図1、2および4から分かるように、外側に基本的に連続的な表面を画成する。有利には、取付け体6は、棒2の端部上で適切な機械的ストッパ(それ自体が既知のタイプのものであるので図示せず)によって保持されうる。
取付け体6はさらに、少なくとも、支持体7のそれぞれのハウジング座5内に案内される形で摺動可能に係合されうる1つの挿入部14を備える。挿入部14は、挿入部14が挿入されるように構成されているハウジング座5の幅に対応する厚みが軸受部13の対応する厚みよりも薄い状態で、有利に薄くなっている。挿入部14は、棒の裂け目に完全に入り込んで、その位置を誤りなく決定する。取付け体6の軸受部13には、アクチュエータが取付け体7上に取り付けられかつ挿入部14がハウジング座5に挿入された状態で支持体7の(ハウジング座5の縁部上に画成された)対応する支え領域16と協働しやすい複数のレスト領域または面15が設けられる。好ましくは、レスト領域15は、軸受部13と挿入部14の間の接続点に作られ、有利には、挿入部14の厚みを軸受部13に比べて薄くすることによって画成される。好ましくは、挿入部14は、軸受体に挿入された挿入要素または基本的層状要素を備える。有利には、取付け体6は、少なくとも、支持体7の保持部19によって画成された保持座18と協働するように構成された第1のフッキング部17を備える。好ましくは、第1のフッキング部17は、挿入部14上に作られる。好ましくは、第1のフッキング部17は、圧電体8の長手方向延長部に対して傾けられかつ支持体7の保持部19の対応する傾斜面18aと協働するように構成された面17aを備える。
ジャカード糸案内棒2の支持体7は、アクチュエータが棒2上に取り付けられたときにすべてのアクチュエータの取付け体6を支持体7と接触した状態に保つために、ハウジング座5の近くに、例えばハウジング座5の下方に、保持座18を画成しかつアクチュエータの取付け体6の第1のフッキング部17に作用するように構成された少なくとも1つの上記保持部19をさらに備える。好ましくは、保持部19は、アクチュエータが棒2上に取り付けられたときにアクチュエータの取付け体6の第1のフッキング部17を支持体7の方に押すようにハウジング座5の長手方向展開方向に対して傾けられた上記面18aを画成する。傾斜面17aと傾斜面18aとの接触は、圧電アクチュエータ3のレスト領域またはレスト面15と支持体7の(ハウジング座5の縁部上に画成された)対応する支え領域16との間の、隙間のない正確な接触および結合を確実にする。好ましくは、第1のフッキング部17にはさらに、支持体7の保持部19の対応する支え面18bに載るように構成されたレスト面17bが設けられる。レスト面17bと支え面18bとの接触は、挿入部14のための端面ストッパを画成する圧電アクチュエータ3の垂直位置を正確に画成する。保持部19は、糸案内部の位置を調整するのと同時に、挿入部14と棒との制御された強制結合を確実にする。保持部19は、水平方向にも垂直方向にも圧電アクチュエータ3を正確に位置付ける。というのは、保持部19は、挿入部14がハウジング座5内で摺動する場合に下方端面ストッパとしても機能するからである。有利には、保持部19は、支持体7に締結された、例えば金属で製作された少なくとも1つの保持要素20を備える。
好ましくは、保持部19は、支持体7上に取り付けられうる保持要素20と、支持体7上に取り付けるための、例えば取付け用ねじを備える手段21と、支持体7に対する保持部19の位置のための微調整要素22と、保持要素20の位置を微調整した後で保持要素20を支持体7上に着脱不可能な形で締結しやすい、支持体7への締結手段23と、を備える。微調整要素22は、保持部19の孔に挿入されかつ作動時に支持体7に対する保持座18の位置を例えば保持要素20の変形によって変えやすい調整ピンで構成されうる。具体的には、調整は、保持要素20を支持体7上に取付け手段21によって、上記保持要素20を完全には締結せずに(例えば取付け手段21を完全には締め付けずに)取り付けること、いくつかの見本圧電アクチュエータ3だけを棒に沿って挿入すること、および微調整要素22を用いて(保持要素20が作られている材料の弾性および変形を利用して)アクチュエータの取付けを最適化するように保持座18の位置を調整することによって行うことができ、次いで、取付け手段21は完全に締め付けられ、保持要素20は締結手段23によって着脱不可能な形で締結される。本体への締結手段23は、保持要素20の位置を調整した後、保持要素20を支持体7上に好ましくは着脱不可能な形で締結しやすい溶接または他の要素もしくは装置で構成されうる。
有利には、取付け体6はさらに、少なくとも、支持体7のハウジング座5内に得られた対応するフッキング座25内に着脱可能に係合することができやすい形状を有する第2のフッキング部24を備える。好ましくは、第2のフッキング部24は、対応するフッキング座25内に引っ掛けられやすい形状を有する。取付け体6は、フッキング座25上に、第2のフッキング部24を対応するフッキング座内に保つための、支持体7の阻止要素27と協働するように構成されたレスト部26を備える。好ましくは、支持体7は、例えば各ハウジング座5上に、取付け体6の第2のフッキング部24を収容するように構成された上記フッキング座25をさらに備える。好ましくは、フッキング座25は、支持体7の溝を用いて得られる。
有利には、棒は、少なくとも第1の動作位置と第2の動作位置との間で移動可能な上記阻止要素27(図15に詳細に示されている)をさらに備え、第1の動作位置では、阻止要素27は、第2のフッキング部24をフッキング座25内に保ちかつアクチュエータを棒上に取り付けられた状態を保つために取付け体6のレスト部26に作用しやすく、第2の動作位置では、阻止要素27は、レスト部26に作用しにくく、第2のフッキング部24がフッキング座25から外されること、およびアクチュエータが棒から除去されることを可能にする。阻止要素27は、少なくとも第1の動作位置と第2の動作位置との間で移動するように、支持体7上に着脱可能に取り付けられる。好ましくは、阻止要素27は、少なくとも第1の動作位置と第2の動作位置との間でシフトするように、支持体7内に得られた摺動座28内に摺動可能に取り付けられる。阻止要素27は、アクチュエータのレスト部26に作用しやすい複数の保持突起29と、レスト部26を自由に動くままにしておく、保持突起29に対して交互にされた複数の凹所30と、を備える。凹所30は、有利には、圧電アクチュエータ3のレスト部26と最初に接触する領域内に、阻止要素27の動きと上記アクチュエータの取付け位置での正確な位置決めとを単純にするための適切な第1の案内すなわち面取り部または接続部31あるいは他の類似の要素が設けられる。好ましくは、各レスト部26には、対応する第2の案内すなわち面取り部または接続部48あるいは他の類似の要素が設けられ、それらの機能は、阻止要素27の動きと、レスト部26の、したがって圧電アクチュエータ3の正確な位置決めとを単純にすることである。
図15から分かるように、有利には、第1の案内31は、少なくとも保持突起29の側壁29aおよび29b上および後壁29c上に設けられるが(後壁は支持体7に面する壁を意味する)、保持突起29の外壁上には設ける必要がない(外壁は圧電アクチュエータ3に面する壁を意味する)。図13から分かるように、有利には、第2の案内48は、少なくともレスト部26の接触壁26aおよび26b上に、したがって開示されている実施形態では垂直接触壁26a上および水平接触壁26b上に設けられる。図9aの細部に示されているように、対応する第1の案内31および第2の案内48によって簡略化されている、側壁29aおよび29bと接触壁26bとの接触は、レスト面17bを支え面18bに押し付け、それらの面が支え面18bの圧電アクチュエータ3の垂直位置を正確に画成して、圧電アクチュエータ3の阻止および正確な垂直位置決めを確実にする。
この場合も図9aに示されているように、対応する第1の案内31および第2の案内48によって簡略化されている、後壁29cと垂直接触壁26aとの接触は、レスト領域15を支え領域16に押し付けるとともに、かかる要素間の正確で隙間のない結合を確実にして、圧電アクチュエータ3の阻止および正確な水平位置決めを確実にする。したがって、各圧電アクチュエータの阻止は、安全かつ正確に行われる。好ましくは、阻止要素27は、少なくとも3つの動作位置(図6、図6の(a)および図6の(b))、すなわち第1の動作位置(図6)と第2の動作位置(図6の(a))と第3の動作位置(図6の(b))との間で移動可能であり、第1の動作位置では、阻止要素27は、すべての第2のフッキング部をそれらのそれぞれのフッキング座内に保つように、支持体7上に取り付けられたすべてのアクチュエータのすべてのレスト部26に作用しやすく、第2の動作位置では、阻止要素27は、支持体7上に取り付けられた第1の部分群のアクチュエータの第1の部分群のレスト部26に作用しやすいが、支持体7上に取り付けられた第2の部分群のアクチュエータの第2の部分群のレスト部26に作用しにくく、したがって、対応する第2のフッキング部が対応するフッキング座から外されること、および第2の群のアクチュエータが支持体7から除去されることを可能にし、第3の動作位置では、阻止要素27は、支持体7上に取り付けられた第2の部分群のアクチュエータの第2の部分群のレスト部26に作用しやすいが、支持体7上に取り付けられた第1の部分群のアクチュエータの第1の部分群のレスト部26に作用しにくく、したがって、対応する第2のフッキング部が対応するフッキング座から取り出されること、および第1の部分群のアクチュエータが支持体7から除去されることを可能にする。
この場合、阻止要素27は、少なくとも第1の動作位置と第2の動作位置と第3の動作位置との間でシフトするように、支持体7内に得られた摺動座28内に摺動する形で取り付けられる。好ましくは、第1の部分群のレスト部26および第2の部分群のレスト部26は、棒内に取り付けられたすべてのレスト部26を含みかつ互いに交互に配置され、第1の部分群は偶数のレスト部26を含み、第2の部分群は奇数のレスト部26を含む。基本的に、阻止要素27は、支持体7の摺動座28内で摺動するラッチを含むことができ、ラッチには、アクチュエータを棒上に正しく取り付けた状態に保つようにアクチュエータのレスト部26に作用しやすい保持突起29、例えば歯が設けられる。
阻止要素27は、第1の動作位置(図6)では、すべてのアクチュエータを取付け位置で阻止し、例えばハウジング座5の杼口半分を第1の動作位置に対してずらした第2の動作位置(図6の(a))では、偶数のアクチュエータ(保持突起29上にある)だけを阻止し、奇数のアクチュエータ(凹所30上にある)を自由に挿入したり抜いたりさせるが、例えば杼口の別の半分を第1の動作位置に対してずらした第3の動作位置(図6の(b))では、奇数のアクチュエータだけを阻止し、偶数のアクチュエータを自由に挿入したり抜いたりさせる。したがって、圧電アクチュエータ3をジャカード棒上に挿入する間、すべての偶数アクチュエータが挿入され、次いですべての奇数アクチュエータが挿入されるべきであり(逆の場合も同様)、その場合、阻止要素27はすべてのアクチュエータの第1の阻止位置にシフトされる。いずれにせよ、阻止要素27は、手動でも自動作動機構(任意の適当な既知のタイプのものでよいので、詳細には示されていない)でも摺動座28内でシフトされうる。阻止要素27およびフッキング座25は、様々な必要性に応じて任意の形状とすることができる。さらに、繊維機械のジャカード棒の圧電アクチュエータ3用の接続装置4であって、軸受体32と、繊維機械の制御手段(既知のタイプのものであるので、図示せず)との少なくとも1つの相互接続端子33と、複数の圧電アクチュエータ3の対応する複数のインタフェース電気接点9に着脱可能な形で電気的に接続されうる、軸受体32に挿入された複数の相互接続要素34と、軸受体32をジャカード糸案内棒2の支持体7上に着脱可能な形で取り付けるように構成および事前配置された少なくとも1つの締結部35と、を備える接続装置4が提供される。
有利には、接続装置4は、ジャカード糸案内棒2上に直接取り付けられうるように構成される。接続装置4は、複数のアクチュエータ上に取り付けることができ、好ましくは、それぞれが複数のアクチュエータ、例えば16個のアクチュエータそれぞれの上に取り付けられうる複数の接続装置4が提供される。有利には、締結部35は、軸受体32の一体部分とすることができ、あるいは、支持体7上に例えば第1のねじ36を用いて着脱可能に取り付けられうる、軸受体32とは異なる締結体をさらに備えることができる。さらに、締結体は、軸受体32上に例えば別のねじを用いて着脱可能に取り付けることもでき、かつ/または、軸受体32に樹脂もしくは他の適切な手段、例えば舌片などで締結することもできる。軸受体32は、支持体7に第2のねじ37を用いて締結されうる。取付け体6と締結体が着脱不可能な形で互いに締結される場合、締結部35は、軸受体32および締結体が締結される対象の補助取付け体42をさらに備えることができ、補助取付け体は、支持体7上に例えば第3のねじ43を用いて着脱可能に取り付けることができ、支持体7と軸受体および締結体との間に配置される。
したがって、軸受体32と締結体と補助取付け体42とを互いに連結された状態に保ちながら補助取付け体42を支持体7から除去することにより、接続装置4を支持体7から簡単に除去することが可能である。相互接続端子33は、少なくとも1つの接続ケーブル38と接続ケーブル38の中に収容された複数の接続線39とを備える。相互接続端子33は、繊維機械の制御手段に着脱可能に接続するための着脱可能なコネクタ40をさらに備えることができる。ケーブルの上部は、例えば、インタフェース盤への接続部のメスソケットと合致しやすいオスソケットを担持することができる。有利には、締結体は、接続ケーブル38を締結体に対して所定の位置に保つための、接続ケーブル38の一部を収容しやすい少なくとも1つの位置決め開口または座41を有する。有利には、軸受体32および締結部35は、支持体7上に取り付けられかつ複数の圧電アクチュエータ3に電気的に結合されうるように構成され、したがって、上記相互接続要素34はインタフェース電気接点9に付随され、接続装置4の残り部分は上記圧電アクチュエータ3、すなわち取付け体6と他の部分のどちらとも接触しない(例えば図5および図9から分かる)。好ましくは、接続装置4の他の部分は、圧電アクチュエータ3と物理的に接触せず、かつ/または、有利には、接続装置4は、圧電アクチュエータ3との保持機械的相互作用を実質的に有していない。
添付図に示されていない一変形形態では、接続装置4は、接続装置4がジャカード糸案内棒2上の取付け位置にある状態で、上記アクチュエータを棒2上の取付け位置に保つように、棒2の支持体7上に直接取り付けられた複数のアクチュエータに作用しやすい機能部をさらに備えることができる。この場合、機能部は、圧電アクチュエータ3の取付け体6と取付け位置で接触する軸受体32の下面によって画成され、それによって、上記取付け体6を下方に押し、棒2上の取付け位置に保つことができる。機能部は、上記取付け体6をジャカード糸案内棒2の支持体7のハウジング座5の内部にジャカード糸案内棒2の保持部19と接触した状態に保つようにアクチュエータの取付け体6に作用しやすい。この場合も好ましい実施形態を参照すると、有利には、上記相互接続要素34のそれぞれは、オスインタフェース電気接点9に着脱可能に接続されうるメスコネクタを備え、相互接続端子33へのアクチュエータのための制御信号を搬送する対応する接続線39に(例えばメス相互接続要素34に挿入された接続線39の接続端子を用いて)、したがって制御盤にインタフェース盤への接続部を用いて接続される。好ましくは、メスコネクタは、軸受体32に動作可能に挿入された第2の本体44内に収容される。メスコネクタは、例えば銅で製作され、好ましくは第2の本体44に埋め込まれ、恒久的には第2の本体44に接着剤もしくはシーラント、エポキシ樹脂などを用いて締結される。有利には、接続装置4は、相互接続要素34と接続線39の間の接続部を含みかつ封止材料、例えば樹脂で少なくとも部分的に充填されやすい充填座をさらに備え、充填座は、例えば軸受体32と締結部35の間または締結部35の内部に画成された上記位置決め座41と同じものとすることができる。メスコネクタと接続線39の間の電気接続部に関係する様々な問題を回避するために、樹脂が例えばケーブルを通すための拡大した孔から注がれる。上記樹脂は、接続線39およびメスコネクタを含む下にある領域全体を充填し、したがって軸受体32と共に1つのブロックを形成する。その領域全体は、絶縁され、浸透する湿気などから保護されるが、特に、注がれた樹脂は、接続線39およびメスコネクタが動いたり振動したりしないようにする。
図示されていない別の変形形態では、装置は、接続装置4がジャカード糸案内棒2上の取付け位置にある状態で、複数のアクチュエータをジャカード糸案内棒2に対して適所に保つように複数のアクチュエータに作用しやすい少なくとも1つの押し要素45を含むことができる。装置が上記機能部を含む場合、押し要素は、アクチュエータに、アクチュエータ上に機能部によって及ぼされた力が作用する方向に対して横方向に、好ましくは垂直方向に作用する力を及ぼすように構成される。押し要素は、弾性タイプであり、接続装置4が各アクチュエータに付随されたときに、複数のアクチュエータに弾性推力を及ぼしてそのアクチュエータを取付け位置のジャカード糸案内棒2に対して適所に保つように曲がりやすい。
上述のすべての場合に、接続装置4を支持体7から除去し、接続装置4をアクチュエータの電気接点9から分離したとき、阻止要素27を作動させ適切な位置までシフトさせた後、除去された接続装置4に接続されていた圧電アクチュエータ3(阻止要素27の位置に応じて偶数または奇数のアクチュエータのどちらか)は、自動的に解放および離脱され、したがって、故障したアクチュエータを除去し新しい機能するアクチュエータに交換することができる。次いで、阻止要素27は、すべての圧電アクチュエータ3に対して阻止位置に再びシフトされ、除去された接続装置4は再び取り付けられて、それをアクチュエータの電気接点9またはピンに再接続し、接続装置4をジャカード棒に再び締結し、システムはリセットされる。
さらに、経編機のジャカード糸案内棒2用の圧電アクチュエータ3を取り付けるための方法を説明すると、この方法は、少なくとも、複数の圧電アクチュエータ3を、ジャカード糸案内棒2の支持体7上に得られた対応する複数のハウジング座5内に着脱可能にかつ個々に収容するステップと、糸案内棒2に移動可能に係合された阻止要素27をシフトし、それによって圧電アクチュエータ3を糸案内棒2上の取付け位置に保つステップと、接続装置4の複数のコネクタを上記圧電アクチュエータ3の対応する複数の電気接点9に結合させること、および接続装置4の締結部35を支持体7上に着脱可能に取り付けることによって、接続装置4を支持体7上に着脱可能に取り付けるステップと、を備える。
したがって、創案した本発明にはいくつかの変更および変形を施すことができ、それらはすべて本発明の着想の範囲内にある。実際には、任意の材料またはサイズが様々な必要に応じて使用されうる。さらに、全詳細は、他の技術的に同等の要素によって置き換えることができる。
本発明は重要な利点を達成する。まず、本発明は、構造が単純であり、実施が容易であり、あまり高価ではない。本発明は、複雑な技術的介入または調整なしに、かつ未交換のアクチュエータを損傷させずに、単一の圧電アクチュエータを簡単に素早くかつ安価に交換できるようにする。本発明はさらに、圧電アクチュエータのメンテナンスおよび交換に伴うダウンタイム、問題を削減するとともに、繊維機械の連続的な動作を確実にするために必要な予備貯蔵品も削減する。というのは、もはや16個のアクチュエータをすべて備えるモジュールを在庫する必要はなく、わずかな数の個々のアクチュエータを在庫すればよいからである。したがって、本発明による機械の管理およびメンテナンスコストは、従来技術よりも大幅に低い。さらに、圧電アクチュエータの取付けは、強固でありかつ信頼性があり、ジャカード選択用装置の正確で連続的な動作を確実にする。さらに、ジャカード棒は、ただ1つでよく、もはやモジュールが装備された以前のもののように2つでなくてよく、コンパクト、軽量かつ堅牢である。というのは、ジャカード棒は、偶数針に作用するように設計された圧電アクチュエータと反対側にある奇数針に作用するように設計された圧電アクチュエータの両方を収容することができるからである。さらに、従来のジャカード棒(2つあり、一方が偶数針用であり、他方が奇数針用であることを思い出して下さい)は、2つのツインカムによって発生した同じショグ運動を共有するが、本発明によるジャカード棒は、それが1つのカムおよび/またはモータによってシフトされるので、運動中のエラー(2つの棒の間のずれ)の可能性を完全になくす。2つではなく1つのカムまたは1つのモータだけを、それの制御(例えば光線)要素および作動(駆動)要素と共に有することにより、コストを低減するとともに、機械構造を簡単にすることができる。棒の両側にアクチュエータを収容しやすい垂直割れ目が機械的に切削されるということは、かかる棒に非常に高い精度を与えるとともに、単一アクチュエータの位置に対する予想される水平調整を実際になくす。各割れ目が1つのアクチュエータを収容するので、アクチュエータは、水平調整または垂直調整のない1つの位置を有する。したがって、アクチュエータは、アクチュエータを棒上に取り付けるときにも交換するときにも、従来技術に特有の、モジュールを適合させること、針を整列および一致させること、および調整することを含むすべての介入をなくして、非専門家でも間違いなしに交換することができる。
1 ジャカード選択用装置
2 ジャカード糸案内棒
3 圧電アクチュエータ
4 接続装置
5 ハウジング座
6 取付け体
7 支持体
8 圧電体
9 インタフェース電気接点
10 接続部
11 糸案内部
12 貫通開口
13 軸受部
14 挿入部
15 レスト面
16 支え領域
17 フッキング部
18 保持座
19 保持部
20 保持要素
22 微調整要素
23 締結手段
24 フッキング部
25 フッキング座
26 レスト部
27 阻止要素
28 摺動座
29 保持突起
30 凹所
31 接続部
32 軸受体
33 相互接続端子
34 相互接続要素
35 締結部
38 接続ケーブル
39 接続線
40 コネクタ
41 位置決め座
42 補助取付け体
44 本体
45 押し要素
46 ストッパ
47 取付け部
48 接続部
50 モジュール

Claims (16)

  1. 経編機用のジャカード糸案内棒(2)であって、それぞれが単一圧電アクチュエータ(3)の取付け体(6)に着脱可能に係合しかつ支持体(7)上への前記単一圧電アクチュエータ(3)の個々の着脱可能な取付けを行うために構成および事前配置された前記複数のハウジング座(5)が設けられた支持体(7)を備える、ジャカード糸案内棒。
  2. 前記ハウジング座(5)が、前記取付け体(6)の摺動を取付け位置と離脱位置の間で案内するために構成および事前配置される、請求項1に記載のジャカード糸案内棒。
  3. 前記ハウジング座(5)が、前記棒(2)の主要長手方向延長部に対して垂直に延びる、請求項1または2に記載のジャカード糸案内棒。
  4. 前記支持体(7)には、前記支持体(7)の主要長手方向延長部に平行なそれぞれの方向に延びる前面(7a)および後面(7b)が設けられ、前記前面(7a)および後面(7b)にはそれぞれ、対応する複数の前記ハウジング座(5)が設けられ、前記前面(7a)の前記ハウジング座(5)が、針床の偶数針および奇数針上にそれぞれ横たわるように、針杼口の前記後面の前記ハウジング座(5)に対してずらされる、請求項1〜3のいずれか一項に記載のジャカード糸案内棒。
  5. 圧電アクチュエータ(3)が前記糸案内棒(2)上に取り付けられたときに複数の前記圧電アクチュエータ(3)の前記取付け体(6)を前記支持体(7)と接触した状態に保つために、前記ハウジング座(5)の近くに保持座(18)を画成しかつ前記取付け体(6)の第1のフッキング部(17)に作用するために構成された少なくとも1つの保持部(19)をさらに備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載のジャカード糸案内棒。
  6. 前記保持部(19)が、前記取付け体(6)の前記第1のフッキング部(17)を前記支持体(7)の方へ押すための、前記ハウジング座(5)の縦展開方向に対して傾けられた面(18a)を画成する、請求項5に記載のジャカード糸案内棒。
  7. 前記支持体(7)上に取り付けられかつ前記保持部(19)を画成する保持要素(20)をさらに備える、請求項5または6に記載のジャカード糸案内棒。
  8. 前記保持要素(20)を前記支持体(7)に取り付けるための手段(21)と、前記支持体(7)に対する前記保持部(19)の位置を調整するための微調整要素(22)と、前記保持要素(20)の位置を前記微調整要素(22)によって微調整した後で前記保持要素(20)を前記支持体(7)に着脱不可能な形で締結する、前記支持体(7)に固着するための固着手段(23)と、をさらに備える、請求項7に記載のジャカード糸案内棒。
  9. 前記支持体(7)が、前記取付け体(6)の第2のフッキング部(24)を収容するために構成されたフッキング座(25)をさらに備える、請求項1〜8のいずれか一項に記載のジャカード糸案内棒。
  10. 少なくとも第1の動作位置と第2の動作位置との間でシフトされうる阻止要素(27)をさらに備え、前記第1の動作位置では、前記阻止要素(27)は、前記第2のフッキング部(24)を前記フッキング座(25)内に保ちかつ前記圧電アクチュエータ(3)を前記棒(2)上に取り付けられた状態を保つために前記取付け体(6)のレスト部(26)に作用し、前記第2の動作位置では、前記阻止要素(27)は、前記レスト部(26)に作用しにくく、前記第2のフッキング部(24)が前記フッキング座(25)から外されること、および前記圧電アクチュエータ(3)が前記棒(2)から取り外されることを可能にする、請求項9に記載のジャカード糸案内棒。
  11. 前記阻止要素(27)が、前記レスト部(26)に作用する複数の保持突起(29)と前記保持突起(29)と交互に配置された複数の凹所(30)とを備え、前記凹所が前記レスト部(26)を自由に動かせる、請求項10に記載のジャカード糸案内棒。
  12. 前記阻止要素(27)が、少なくとも3つの動作位置、すなわち第1の動作位置と第2の動作位置と第3の動作位置との間でシフト可能であり、前記第1の動作位置では、前記阻止要素(27)は、すべての第2のフッキング部(24)をそれらのフッキング座(25)内に保つために前記支持体(7)上に取り付けられたすべての圧電アクチュエータ(3)のすべてのレスト部(26)に作用し、前記第2の動作位置では、前記阻止要素(27)は、前記支持体(7)上に取り付けられた第1の部分群の圧電アクチュエータ(3)の第1の部分群のレスト部(26)に作用するが、前記支持体(7)上に取り付けられた第2の部分群の圧電アクチュエータ(3)の第2の部分群のレスト部(26)に作用しにくく、したがって、対応する前記第2のフッキング部がそれらのフッキング座から外されること、および前記第2の部分群のアクチュエータが前記支持体(7)から取り外されることを可能にし、前記第3の動作位置では、前記阻止要素(27)は、前記支持体(7)上に取り付けられた前記第2の部分群のアクチュエータの前記第2の部分群のレスト部(26)に作用するが、前記支持体(7)上に取り付けられた前記第1の部分群のアクチュエータの前記第1の部分群のレスト部(26)に作用しにくく、したがって、対応する前記第2のフッキング部がそれらのフッキング座から外されること、および前記第1の部分群のアクチュエータが前記支持体(7)から取り外されることを可能にする、請求項10または11に記載のジャカード糸案内棒。
  13. 前記第1の部分群および前記第2の部分群のレスト部(26)が前記棒上に取り付けられたすべてのレスト部(26)を含み、前記第1の部分群が偶数レスト部(26)を含み、前記第2の部分群が奇数レスト部(26)を含む、請求項12に記載のジャカード糸案内棒。
  14. 前記阻止要素(27)が、前記動作位置間でシフトするように前記支持体(7)上にシフト可能に取り付けられている、請求項10〜13のいずれか一項に記載のジャカード糸案内棒。
  15. 前記阻止要素(27)が、前記動作位置を切り替えるために前記支持体(7)内に得られた摺動座(28)内に摺動可能に取り付けられている、請求項10〜14のいずれか一項に記載のジャカード糸案内棒。
  16. 経編機内のジャカード選択用の装置(1)であって、少なくとも、
    請求項1〜15のいずれか一項に記載のジャカード糸案内棒(2)と、
    それぞれが単独で前記圧電アクチュエータ(3)専用でありかつ単一圧電体(8)が取り付けられる対象である取付け体(6)を備え、各取付け体(6)が、前記ハウジング座(5)の対応する座内に個々に着脱可能な形で係合される、複数の圧電アクチュエータ(3)と
    を備える、装置。
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