JP2010149725A - クロスメンバ締結構造 - Google Patents

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敦史 畑
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Abstract

【課題】サイドメンバとクロスメンバの締結強度を高めてフレームの剛性強度を高める。
【解決手段】車体の両側において車体軸線方向に配設される1対のサイドメンバの間を、車体の軸線と直交する方向のクロスメンバで締結しているクロスメンバ締結構造であって、鋳物により形成したクロスメンバ1の両端部に、サイドメンバの長手方向前後に張出して形成され、且つ、サイドメンバのウェブに締結するための車体の軸線と直交する方向に形成された取付孔7を有する締結リブ6を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、サイドメンバの間をクロスメンバで締結するフレームの剛性強度が高められるようにしたクロスメンバ締結構造に関する。
車両のフレームは、例えば特許文献1に示されるように、車体の両側に配設される1対のサイドメンバと、該サイドメンバに直交するよう配設して両サイドメンバを締結するクロスメンバとにより構成されている。上記サイドメンバとクロスメンバは例えばC字形の型鋼により形成されており、クロスメンバの両端部には、平板或いは略L字形のガセットと称される締結部材が予め取り付けられており、前記クロスメンバをサイドメンバ間に配置した後、前記ガセットをサイドメンバに対してリベット等を介して固定することによりフレームを組み立てている。
特開平08−282533号公報
しかしながら、特許文献1に示すように、型鋼からなるクロスメンバとサイドメンバを、ガセットを介して締結するようにしたフレームにおいては、車両(サイドメンバ)に衝撃が加わった際に、サイドメンバとクロスメンバを連結している薄肉鋼板で形成されたガセットに応力が集中し、このためにガセットが変形してサイドメンバが傾き、フレームが変形する場合があり、更に、ガセットへの応力の作用は全体的ではなくリベット等で固定された一部に大きな応力が集中して作用する場合があり、このためにガセットに亀裂が生じるといった問題を有していた。
又、上記以外にも、形鋼のクロスメンバの端部における板部材を折り曲げることによって締結座面を形成し、この締結座面を介してクロスメンバをサイドメンバに対してリベット等により固定することが考えられる。しかし、この方法では締結座面を設けるための加工工数が増加するという問題があると共に、クロスメンバの端部の板部材を折り曲げて形成した締結座面は薄肉で強度が比較的小さく、そのために前記したように締結座面が変形したり亀裂が発生するといった問題を生じる。
本発明は、サイドメンバとクロスメンバの締結強度を高めてフレームの剛性強度を高めるようにしたクロスメンバ締結構造を提供しようとするものである。
本発明は、車体の両側において車体軸線方向に配設される1対のサイドメンバの間を、車体の軸線と直交する方向のクロスメンバで締結しているクロスメンバ締結構造であって、鋳物により形成したクロスメンバの両端部に、前記サイドメンバの長手方向前後に張出して形成され、且つ、サイドメンバのウェブに締結するための車体の軸線と直交する方向に形成された取付孔を有する締結リブを備えたことを特徴とするクロスメンバ締結構造、に係るものである。
上記クロスメンバ締結構造において、前記締結リブが、クロスメンバの両端部における前後・上下の4個所に有することは好ましい。
本発明のクロスメンバ締結構造によれば、鋳物により形成したクロスメンバの両端部に前後に張出した締結リブを備え、該締結リブを介してクロスメンバをサイドメンバに締結するようにしたので、サイドメンバとクロスメンバの締結強度が高められ、よってフレームの剛性強度が高められるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明を実施する形態の一例を示すクロスメンバの斜視図、図2はクロスメンバの端部をサイドメンバに締結する状態を示す切断正面図である。図1、図2において、1は鋳物によって形成したクロスメンバである。この鋳物によるクロスメンバ1は、上下のプレート部2a,2bが縦方向に延びる繋ぎ部材3によって一体に構成されており、前記上下のプレート部2a,2bは、図2に示すように1対のサイドメンバ4の上下のフランジ4a,4bの間に嵌合されるようになっている。又、前記繋ぎ部材3には軽量化のための孔5が形成されている。
前記クロスメンバ1の両端部には、前記プレート部2a,2bと一体になって前記サイドメンバ4の長手方向前後に張出すように所要の肉厚で形成された締結リブ6が設けられている。従って、この締結リブ6はクロスメンバ1の両端部における前後・上下の4個所に設けられている。
そして、前記各締結リブ6には、サイドメンバ4のウェブ4cに締結するための車体の軸線と直交する方向に穿設された取付孔7を有している。
尚、図1、図2のクロスメンバ1の下部には、トラニオン式サスペンションのトラニオン軸を取り付けるためのトラニオン取付部8を有するトラニオン支持部9が一体に備えられた場合を示しているが、前記トラニオン支持部9を有しないクロスメンバ1にも適用することができる。又、前記繋ぎ部材3には、車両幅方向の揺れを抑制するためのVロッドを取り付けるためのVロッド取付部10を備えた場合を示しているが、Vロッド取付部10は備えていなくてもよい。
次に、上記図示例の作動を説明する。
図1、図2のクロスメンバ1は、鋳物によって製造される。そして、鋳物のクロスメンバ1は、サイドメンバ4のウェブ4cに固定する締結リブ6の端面aを機械加工して仕上げると共に、締結リブ6の所定の位置に、車体の軸線と直交する方向に延びる複数の取付孔7を形成する。
上記クロスメンバ1は、端部をサイドメンバ4の上下のフランジ4a,4b間に嵌合させるようにしてサイドメンバ4,4間に配置し、前記締結リブ6に備えた取付孔7と、該取付孔7に対応するようにサイドメンバ4のウェブ4cに予め形成された取付孔とをリベット等の締結具を介して締結する。
上記したように、鋳造により形成され且つ両端部の前後に張り出した締結リブ6を有するクロスメンバ1によれば、締結リブ6に備えた長い取付孔7を介して締結できる、即ち締結リブ6の締結肉厚を大きくできるため、従来のガセットによる締結、或いは、クロスメンバの端部を折り曲げて形成した締結座面による締結と比較して、クロスメンバ1とサイドメンバ4との締結強度を大幅に高めることができ、よってフレームの剛性強度を大幅に高めることができる。
又、従来のガセットを用いた締結に比較して部品点数を削減でき、よって組み立て工数が減少し、組み立て作業時間を短縮することができる。
なお、本発明は上記形態にのみ限定されるものではなく、クロスメンバの形状は任意に変更し得ること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態の一例としてのクロスメンバの斜視図である。 クロスメンバの端部をサイドメンバに締結する状態を示す切断正面図である。
符号の説明
1 クロスメンバ
4 サイドメンバ
4c ウェブ
6 締結リブ
7 取付孔

Claims (2)

  1. 車体の両側において車体軸線方向に配設される1対のサイドメンバの間を、車体の軸線と直交する方向のクロスメンバで締結しているクロスメンバ締結構造であって、鋳物により形成したクロスメンバの両端部に、前記サイドメンバの長手方向前後に張出して形成され、且つ、サイドメンバのウェブに締結するための車体の軸線と直交する方向に形成された取付孔を有する締結リブを備えたことを特徴とするクロスメンバ締結構造。
  2. 前記締結リブは、クロスメンバの両端部における前後・上下の4個所に有する請求項1に記載のクロスメンバ締結構造。
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