JP2010149587A - 航空機電動ブレーキ制御システム - Google Patents

航空機電動ブレーキ制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2010149587A
JP2010149587A JP2008327805A JP2008327805A JP2010149587A JP 2010149587 A JP2010149587 A JP 2010149587A JP 2008327805 A JP2008327805 A JP 2008327805A JP 2008327805 A JP2008327805 A JP 2008327805A JP 2010149587 A JP2010149587 A JP 2010149587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
operation amount
amount detection
electric brake
detection signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008327805A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5658862B2 (ja
Inventor
Yasuhiko Inoue
康彦 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP2008327805A priority Critical patent/JP5658862B2/ja
Publication of JP2010149587A publication Critical patent/JP2010149587A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5658862B2 publication Critical patent/JP5658862B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

【課題】左右車輪の一方が制動不能になることを防止する航空機電動ブレーキ制御システムを提供する。
【解決手段】左右電動ブレーキ装置101、201が左右車輪を独立して制動する航空機電動ブレーキ制御システムであって、第一ブレーキシステム制御ユニット120は、左第一ストロークセンサ111の操作量検出信号に応じて左電動ブレーキ装置101に対する制動力指令値を演算するとともに、右第一ストロークセンサ211の操作量検出信号に応じて右電動ブレーキ装置201に対する制動力指令値を演算し、第二ブレーキシステム制御ユニット220は、左第二ストロークセンサ112の操作量検出信号に応じて左電動ブレーキ装置101に対する制動力指令値を演算するとともに、右第二ストロークセンサ212の操作量検出信号に応じて右電動ブレーキ装置201に対する制動力指令値を演算する構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動アクチュエータによって車輪を制動する航空機電動ブレーキ制御システムに関するものである。
近年、航空機に搭載される油圧源を縮小、廃止するために、車輪を制動するブレーキを油圧ブレーキから電動ブレーキにかえる傾向がある。
特許文献1には、航空機の左車輪と右車輪を独立して制動する電動ブレーキ制御システムが開示されている。
この制御システムは、左右車輪をそれぞれ制動する左右電動ブレーキ装置と、パイロットに操作される左右ブレーキペダルの操作量をそれぞれ左右センサと、左右センサの操作量検出信号に応じて制動力指令値をそれぞれ演算する第一、第二ブレーキシステム制御ユニットとを備え、左右電動ブレーキ装置が第一、第二ブレーキシステム制御ユニットからそれぞれ出力される制動力指令値信号に応じて左右車輪を独立して制動するようになっている。
特開2008−37416号公報
しかしながら、このような従来の航空機電動ブレーキ制御システムにあっては、第一、第二ブレーキシステム制御ユニットのうちいずれか一方が失陥した場合に、左右車輪の一方が制動不能になるという問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、左右車輪の一方が制動不能になることを防止する航空機電動ブレーキ制御システムを提供することを目的とする。
本発明は、左右車輪をそれぞれ制動する左右電動ブレーキ装置と、パイロットに操作される左右ブレーキペダルの操作量をそれぞれ検出する操作量検出手段と、左右ブレーキペダルの操作量検出信号に応じて制動力指令値をそれぞれ演算する第一、第二ブレーキシステム制御ユニットとを備え、左右電動ブレーキ装置が第一、第二ブレーキシステム制御ユニットからそれぞれ出力される制動力指令値信号に応じて左右車輪を独立して制動する航空機電動ブレーキ制御システムであって、第一ブレーキシステム制御ユニットは、左のブレーキペダルの操作量検出信号に応じて左電動ブレーキ装置に対する制動力指令値を演算するとともに、右のブレーキペダルの操作量検出信号に応じて右電動ブレーキ装置に対する制動力指令値を演算し、第二ブレーキシステム制御ユニットは、左のブレーキペダルの操作量検出信号に応じて左電動ブレーキ装置に対する制動力指令値を演算するとともに、右のブレーキペダルの操作量検出信号に応じて右電動ブレーキ装置に対する制動力指令値を演算することを特徴とした。
本発明によると第一、第二ブレーキシステム制御ユニットのうちいずれか一方が失陥した場合に、他方の制動力指令値信号に応じて左車輪と右車輪の制動がそれぞれ行われる。
このようにして、第一、第二ブレーキシステム制御ユニットの失陥に対して左車輪または右車輪が制動不能になることを避ける冗長制御が行われ、航空機の安全性を高められる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、航空機電動ブレーキ制御システムは、左車輪を制動する左電動ブレーキ装置101と、右車輪を制動する右電動ブレーキ装置201とを備え、左車輪と右車輪を独立して制動するようになっている。
図2に示すように、左右電動ブレーキ装置101、201は、車輪と共に回転する円盤状の回転ブレーキディスク6と、機体シャフト(車軸)に取り付けられる円盤状の非回転ブレーキディスク9と、非回転ブレーキディスク9に対峙するピストン1と、ピストン1を非回転ブレーキディスク9に対して進退させるように駆動する電動ブレーキアクチュエータ5とを備える。
複数枚の非回転ブレーキディスク9の間に複数枚の回転ブレーキディスク6が挟まれるように配置されている。非回転ブレーキディスク9は図示しない機体シャフトに対してトルクチューブ等を介して車軸方向に変位可能に支持される。回転ブレーキディスク6は図示しないホイールと一体回転するものであり、ホイールに対して車軸方向に変位可能に支持される。
電動ブレーキアクチュエータ5が収縮作動した状態では、非回転ブレーキディスク9と回転ブレーキディスク6が互いに離れ、制動トルクが生じない。この制動解除状態から、電動ブレーキアクチュエータ5が伸張作動すると、各ピストン1の押圧力によって非回転ブレーキディスク9と回転ブレーキディスク6が互いに押付けられ、この摺動部分で摩擦力が発生し、制動トルクが得られる。
ピストン1はハウジング7に摺動可能に支持され、その内側にボールスクリュ・ナット機構2が介装される。このボールスクリュ・ナット機構2は、ピストン1の基端部から突出したボールスクリュ15と、各ボールスクリュ15に多数のボールを介して螺合するボールナット(図示せず)とを備え、ボールスクリュ15の回転をピストン1の直線運動に変換し、ピストン1を非回転ブレーキディスク9に対して進退させるように構成されている。
左右電動ブレーキ装置101、201は、2つの電動ブレーキアクチュエータ5を備える。ハウジング7には2つの電動モータ11と、4つのピストン1と、1つの電動モータ11の回転を2つのボールスクリュ15に伝達する2つの減速機構10とを備える。4つのピストン1は車輪の回転周方向にある間隔を持って配置される。
電動モータ11が正方向に回転することにより、各ピストン1が非回転ブレーキディスク9に当接して各非回転ブレーキディスク9に押付力fを付与し、この押付力fによって各非回転ブレーキディスク9が各回転ブレーキディスク6に押付けられ、各非回転ブレーキディスク9と各回転ブレーキディスク6の間に生じる摩擦力によって制動トルクが得られる。一方、駆動電流により電動モータ11が戻し方向に回転することにより、各ピストン1が非回転ブレーキディスク9から離れ、各非回転ブレーキディスク9を各回転ブレーキディスク6に押付けることがなくなり、制動が解除される。
なお、減速機構10は、これに限らず、1つの電動モータ11の回転を1つのボールスクリュ15を介して1つのピストン1に伝達する構成としてもよい。また、ピストン1の個数、電動モータ11の個数はこれに限らず、電動ブレーキに要求される制動力等に応じて任意に設定される。
図1に示すように、航空機電動ブレーキ制御システムは、左電動ブレーキ装置101に2つの電動ブレーキアクチュエータ5が設けられるとともに、右電動ブレーキ装置201に2つの電動ブレーキアクチュエータ5が設けられ、これら4つの電動ブレーキアクチュエータ5に対してドライバ131、132、231、232がそれぞれ設けられる。各ドライバ131、132、231、232から出力される駆動電流が各電動ブレーキアクチュエータ5にそれぞれ供給され、各電動ブレーキアクチュエータ5は駆動電流に応じたピストン押付力fを発生する。
一方、図示しない航空機の操縦室には左右ブレーキペダルがそれぞれ設けられる。パイロットが左ブレーキペダルを踏み込む操作を行うと、この操作量に応じて左電動ブレーキ装置101の作動を制御して左車輪を制動する。一方、パイロットが右ブレーキペダルを踏み込む操作を行うと、この操作量に応じて右電動ブレーキ装置201の作動を制御して右車輪を制動する。
左ブレーキペダルの操作量を検出する手段として、左ブレーキペダルの操作量を検出する左第一、第二ストロークセンサ111、112が設けられる。左第一、第二ストロークセンサ111、112は、パイロットが左ブレーキペダルを踏み込む操作量(ストローク)に応じた操作量検出信号をそれぞれ出力する。
右ブレーキペダルの操作量を検出する手段として、右ブレーキペダルの操作量を検出する右第一、第二ストロークセンサ211、212が設けられる。右第一、第二ストロークセンサ211、212は、パイロットが右ブレーキペダルを踏み込む操作量(ストローク)に応じた操作量検出信号をそれぞれ出力する。
図1に示すように、航空機電動ブレーキ制御システムは、左右ブレーキペダルの操作量検出信号に応じてピストン押付力指令値(制動力指令値)を演算する第一、第二ブレーキシステム制御ユニット120、220を備える。
以下、左電動ブレーキ装置101の制御系統について説明する。
左ブレーキペダルの操作量を検出する左第一ストロークセンサ111の操作量検出信号は、第一ブレーキシステム制御ユニット120に送られる。第一ブレーキシステム制御ユニット120はこの操作量検出信号に応じて左電動ブレーキ装置101の電動ブレーキアクチュエータ5に対するピストン押付力指令値を演算し、このピストン押付力指令値に対応するピストン押付力指令値信号をドライバ131に出力する。
左ブレーキペダルの操作量を検出する左第二ストロークセンサ112の操作量検出信号は、第二ブレーキシステム制御ユニット220に送られる。第二ブレーキシステム制御ユニット220はこの操作量検出信号に応じて左電動ブレーキ装置101の電動ブレーキアクチュエータ5に対するピストン押付力指令値を演算し、このピストン押付力指令値に対応するピストン押付力指令値信号をドライバ231に出力する。
つまり、左電動ブレーキ装置101に備えられる2つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち一方は、左第一ストロークセンサ111の操作量検出信号に基づいて第一ブレーキシステム制御ユニット120が演算するピストン押付力指令値に応じて作動する。2つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち他方は、左第二ストロークセンサ112の操作量検出信号に基づいて第二ブレーキシステム制御ユニット220が演算するピストン押付力指令値に応じて作動する。
ストロークセンサは1つとしてもよいが、2つとすることで、左第一、第二ストロークセンサ111、112のうちいずれか一方が失陥した場合に、左電動ブレーキ装置101に備えられる2つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち一方が停止しても、他方が作動し、左電動ブレーキ装置101はこれに要求される制動力の略半分を発生し、左車輪の制動が行われる。
また、第一、第二ブレーキシステム制御ユニット120、220のうちいずれか一方が失陥した場合に、左電動ブレーキ装置101に備えられる2つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち一方が停止しても、他方が作動し、左電動ブレーキ装置101はこれに要求される制動力の略半分を発生し、左車輪の制動が行われる。
以下、右電動ブレーキ装置201の制御系統について説明する。
右ブレーキペダルの操作量を検出する右第一ストロークセンサ211の操作量検出信号は、第一ブレーキシステム制御ユニット120に送られる。第一ブレーキシステム制御ユニット120はこの操作量検出信号に応じて右電動ブレーキ装置201の電動ブレーキアクチュエータ5に対するピストン押付力指令値を演算し、このピストン押付力指令値に対応するピストン押付力指令値信号をドライバ132に出力する。
右ブレーキペダルの操作量を検出する右第二ストロークセンサ212の操作量検出信号は、第二ブレーキシステム制御ユニット220に送られる。第二ブレーキシステム制御ユニット220はこの操作量検出信号に応じて右電動ブレーキ装置201の電動ブレーキアクチュエータ5に対するピストン押付力指令値を演算し、このピストン押付力指令値に対応するピストン押付力指令値信号をドライバ232に出力する。
つまり、右電動ブレーキ装置201に備えられる2つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち一方は、右第一ストロークセンサ211の操作量検出信号に基づいて第一ブレーキシステム制御ユニット120が演算するピストン押付力指令値に応じて作動する。2つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち他方は、右第二ストロークセンサ212の操作量検出信号に基づいて第二ブレーキシステム制御ユニット220が演算するピストン押付力指令値に応じて作動する。
ストロークセンサは1つとしてもよいが、2つとすることで、右第一、第二ストロークセンサ211、212のうちいずれか一方が失陥した場合に、右電動ブレーキ装置201に備えられる2つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち一方が停止しても、他方が作動し、右電動ブレーキ装置201はこれに要求される制動力の略半分を発生し、右車輪の制動が行われる。
また、第一、第二ブレーキシステム制御ユニット120、220のうちいずれか一方が失陥した場合に、右電動ブレーキ装置201に備えられる2つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち一方が停止しても、他方が作動し、右電動ブレーキ装置201はこれに要求される制動力の略半分を発生し、右車輪の制動が行われる。

なお、第一、第二ブレーキシステム制御ユニット120、220は、複数の演算装置をそれぞれ備えており、各演算装置のうち一つが失陥しても、ピストン押付力指令値を演算するようになっている。
これについて詳述すると、図1に示すように、第一、第二ブレーキシステム制御ユニット120、220は、2つの演算装置A、Bをそれぞれ備えている。例えば、第一ブレーキシステム制御ユニット120において、各演算装置A、Bが、互いに出力を比較し、互いに出力が一致すれば、正常と判定し、ピストン押付力指令値信号を出力する。一方、各演算装置A、Bは、互いに出力が一致しなければ、異常と判定し、ピストン押付力指令値信号を出力せず、第一ブレーキシステム制御ユニット120が失陥する。前述したように第一ブレーキシステム制御ユニット120が失陥した場合に、左右電動ブレーキ装置101、201に備えられる2つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち一方が停止しても、第二ブレーキシステム制御ユニット220から出力されるピストン押付力指令値信号に基づいて2つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち他方が作動し、左右電動ブレーキ装置101、201はこれに要求される制動力の略半分を発生する。
また、図3に示すように、第一、第二ブレーキシステム制御ユニット120、220は、4つの演算装置A1、B1、A2、B2をそれぞれ備えている場合、各演算装置A1、B1の間で出力が一致せず、異常と判定されても、各演算装置A2、B2の間で出力が一致すれば、正常と判定され、各演算装置A2、B2からピストン押付力指令値信号が出力する。これにより、第一、第二ブレーキシステム制御ユニット120、220は失陥せず、左右電動ブレーキ装置101、201の制動力は低下しない。
以上のように本実施の形態では、左右車輪をそれぞれ制動する左右電動ブレーキ装置101、201と、パイロットに操作される左右ブレーキペダルの操作量をそれぞれ検出する操作量検出手段と、左右ブレーキペダルの操作量検出信号に応じて制動力指令値をそれぞれ演算する第一、第二ブレーキシステム制御ユニット120、220とを備え、左右電動ブレーキ装置101、201が第一、第二ブレーキシステム制御ユニット120、220からそれぞれ出力される制動力指令値信号に応じて左右車輪を独立して制動する航空機電動ブレーキ制御システムであって、第一ブレーキシステム制御ユニット120は、左のブレーキペダルの操作量検出信号に応じて左電動ブレーキ装置101に対する制動力指令値を演算するとともに、右のブレーキペダルの操作量検出信号に応じて右電動ブレーキ装置201に対する制動力指令値を演算し、第二ブレーキシステム制御ユニット220は、左のブレーキペダルの操作量検出信号に応じて左電動ブレーキ装置101に対する制動力指令値を演算するとともに、右のブレーキペダルの操作量検出信号に応じて右電動ブレーキ装置201に対する制動力指令値を演算する構成とした。
上記構成に基づき、第一、第二ブレーキシステム制御ユニット120、220のうちいずれか一方が失陥した場合に、他方の制動力指令値信号に応じて左車輪と右車輪の制動がそれぞれ行われる。
このようにして、第一、第二ブレーキシステム制御ユニット120、220の失陥に対して左車輪または右車輪が制動不能になることを避ける冗長制御が行われ、航空機の安全性が高められる。
本実施形態では、左ブレーキペダルの操作量を検出する操作量検出手段は、左ブレーキペダルの操作量検出信号を第一ブレーキシステム制御ユニット120に出力する左第一操作量検出手段(左第一ストロークセンサ111)と、同じく左ブレーキペダルの操作量検出信号を第二ブレーキシステム制御ユニット220に出力する左第二操作量検出手段(左第二ストロークセンサ112)とを備え、右ブレーキペダルの操作量を検出する手段は、右ブレーキペダルの操作量検出信号を第一ブレーキシステム制御ユニット120に出力する右第一操作量検出手段(右第一ストロークセンサ211)と、同じく右ブレーキペダルの操作量検出信号を第二ブレーキシステム制御ユニット220に出力する右第二操作量検出手段(右第二ストロークセンサ212)とを備える構成とした。
上記構成に基づき、左第一、第二ストロークセンサ111、112のうちいずれか一方が失陥した場合、他方の操作量検出信号に応じて左車輪の制動が行われる。
右第一、第二ストロークセンサ211、212のうちいずれか一方が失陥した場合、他方の操作量検出信号に応じて右車輪の制動が行われる。
このようにして、左第一、第二ストロークセンサ111、112、右第一、第二ストロークセンサ211、212の失陥に対して左車輪または右車輪が制動不能になることを避ける冗長制御が行われ、航空機の安全性が高められる。
本実施形態では、左右電動ブレーキ装置101、201は、車輪と共に回転する回転ブレーキディスク6と、この回転ブレーキディスク6に向けて変位可能かつ回転不能に支持される非回転ブレーキディスク9と、この非回転ブレーキディスク9を回転ブレーキディスク6に押付ける複数のピストン1と、この各ピストン1をそれぞれ駆動する複数の電動ブレーキアクチュエータ5とを備え、左電動ブレーキ装置101は、左第一操作量検出手段(左第一ストロークセンサ111)の操作量検出信号に基づいて作動する電動ブレーキアクチュエータ5と、左第二操作量検出手段(左第二ストロークセンサ112)の操作量検出信号に基づいて作動する電動ブレーキアクチュエータ5とを備え、右電動ブレーキ装置201は、右第一操作量検出手段(右第一ストロークセンサ211)の操作量検出信号に基づいて作動する電動ブレーキアクチュエータ5と、右第二操作量検出手段(右第二ストロークセンサ212)の操作量検出信号に基づいて作動する電動ブレーキアクチュエータ5とを備える構成とした。
上記構成に基づき、各電動ブレーキアクチュエータ5は、左第一、第二ストロークセンサ111、112、右第一、第二ストロークセンサ211、212の操作量検出信号に基づいてそれぞれ作動するため、電動ブレーキアクチュエータ5の失陥に対して左車輪または右車輪が制動不能になることを防止し、航空機の安全性が高められる。
図3に示す他の実施の形態は、左電動ブレーキ装置101に4つの電動ブレーキアクチュエータ5が設けられるとともに、右電動ブレーキ装置201に4つの電動ブレーキアクチュエータ5が設けられ、これら4つの電動ブレーキアクチュエータ5に対してドライバ135〜138、235〜238がそれぞれ設けられる。各ドライバ135〜138、235〜238から出力される駆動電流が各電動ブレーキアクチュエータ5にそれぞれ供給され、各電動ブレーキアクチュエータ5は駆動電流に応じたピストン押付力fを発生する。
左電動ブレーキ装置101に備えられる4つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち2つは、左第一ストロークセンサ111の操作量検出信号に基づいて第一ブレーキシステム制御ユニット120が演算するピストン押付力指令値に応じて作動する。4つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち他の2つは、左第二ストロークセンサ112の操作量検出信号に基づいて第二ブレーキシステム制御ユニット220が演算するピストン押付力指令値に応じて作動する。
これにより、左第一、第二ストロークセンサ111、112のうちいずれか一方が失陥した場合に、左電動ブレーキ装置101に備えられる4つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち2つが停止しても、他の2つが作動し、左電動ブレーキ装置101はこれに要求される制動力の略半分を発生し、左車輪の制動が行われる。
また、第一、第二ブレーキシステム制御ユニット120、220のうちいずれか一方が失陥した場合に、左電動ブレーキ装置101に備えられる4つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち2つが停止しても、他の2つが作動し、左電動ブレーキ装置101はこれに要求される制動力の略半分を発生し、左車輪の制動が行われる。
右電動ブレーキ装置201に備えられる4つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち2つは、右第一ストロークセンサ211の操作量検出信号に基づいて第一ブレーキシステム制御ユニット120が演算するピストン押付力指令値に応じて作動する。4つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち他の2つは、右第二ストロークセンサ212の操作量検出信号に基づいて第二ブレーキシステム制御ユニット220が演算するピストン押付力指令値に応じて作動する。
これにより、右第一、第二ストロークセンサ211、212のうちいずれか一方が失陥した場合に、右電動ブレーキ装置201に備えられる4つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち2つが停止しても、他方が作動し、右電動ブレーキ装置201はこれに要求される制動力の略半分を発生し、右車輪の制動が行われる。
また、第一、第二ブレーキシステム制御ユニット120、220のうちいずれか一方が失陥した場合に、右電動ブレーキ装置201に備えられる4つの電動ブレーキアクチュエータ5のうち2つが停止しても、他の2つが作動し、右電動ブレーキ装置201はこれに要求される制動力の略半分を発生し、右車輪の制動が行われる。
左右電動ブレーキ装置101、201は、4つの電動ブレーキアクチュエータ5を備えるため、1つの電動ブレーキアクチュエータ5によるピストン押付力を解除できなくなる固着故障が発生した場合、前記図1に示すように2つの電動ブレーキアクチュエータ5を備えるものに比べて固着故障時に残存する制動力が半減し、車輪のロックによってタイヤが損傷することを防止できる。
図示しないが、他の実施の形態として、航空機電動ブレーキ制御システムは、左右ブレーキペダルの操作量検出信号に応じて制動力指令値(ピストン押付力指令値)をそれぞれ演算する第三ブレーキシステム制御ユニットと、左ブレーキペダルの操作量検出信号を第三ブレーキシステム制御ユニットに出力する左第三ストロークセンサと、右ブレーキペダルの操作量検出信号を第三ブレーキシステム制御ユニットに出力する右第三ストロークセンサとを備え、第三ブレーキシステム制御ユニットは、左第三ストロークセンサの操作量検出信号に応じて左電動ブレーキ装置に対する制動力指令値を演算するとともに、右第三ストロークセンサの操作量検出信号に応じて右電動ブレーキ装置に対する制動力指令値を演算する構成としてもよい。
この場合、左第一、第二、第三ストロークセンサのうちいずれか一つが失陥した場合、残りの二つの操作量検出信号に応じて左車輪の制動が行われる。
同様に、右第一、第二、第三ストロークセンサのうちいずれか一つが失陥した場合、残りの二つの操作量検出信号に応じて右車輪の制動が行われる。
このようにして、左車輪または右車輪が制動不能になることを避ける冗長制御が行われ、航空機の安全性が高められる。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明の実施の形態を示す航空機電動ブレーキ制御システムの構成図。 同じく左右電動ブレーキ装置の構成図。 他の実施の形態を示す航空機電動ブレーキ制御システムの構成図。
符号の説明
1 ピストン
5 電動ブレーキアクチュエータ
6 回転ブレーキディスク
9 非回転ブレーキディスク
101 左電動ブレーキ装置
111 左第一ストロークセンサ
112 左第二ストロークセンサ
120 第一ブレーキシステム制御ユニット
201 右電動ブレーキ装置
211 右第一ストロークセンサ
212 右第二ストロークセンサ
220 第二ブレーキシステム制御ユニット

Claims (4)

  1. 左右車輪をそれぞれ制動する左右電動ブレーキ装置と、
    パイロットに操作される左右ブレーキペダルの操作量をそれぞれ検出する操作量検出手段と、
    前記左右ブレーキペダルの操作量検出信号に応じて制動力指令値をそれぞれ演算する第一、第二ブレーキシステム制御ユニットとを備え、
    前記左右電動ブレーキ装置が前記第一、第二ブレーキシステム制御ユニットからそれぞれ出力される制動力指令値信号に応じて前記左右車輪を独立して制動する航空機電動ブレーキ制御システムであって、
    前記第一ブレーキシステム制御ユニットは、
    前記左のブレーキペダルの操作量検出信号に応じて前記左電動ブレーキ装置に対する制動力指令値を演算するとともに、
    前記右のブレーキペダルの操作量検出信号に応じて前記右電動ブレーキ装置に対する制動力指令値を演算し、
    前記第二ブレーキシステム制御ユニットは、
    前記左のブレーキペダルの操作量検出信号に応じて前記左電動ブレーキ装置に対する制動力指令値を演算するとともに、
    前記右のブレーキペダルの操作量検出信号に応じて前記右電動ブレーキ装置に対する制動力指令値を演算することを特徴とする航空機電動ブレーキ制御システム。
  2. 前記左ブレーキペダルの操作量を検出する操作量検出手段は、
    前記左ブレーキペダルの操作量検出信号を前記第一ブレーキシステム制御ユニットに出力する左第一操作量検出手段と、
    同じく前記左ブレーキペダルの操作量検出信号を前記第二ブレーキシステム制御ユニットに出力する左第二操作量検出手段とを備え、
    前記右ブレーキペダルの操作量を検出する手段は、
    前記右ブレーキペダルの操作量検出信号を前記第一ブレーキシステム制御ユニットに出力する右第一操作量検出手段と、
    同じく前記右ブレーキペダルの操作量検出信号を前記第二ブレーキシステム制御ユニットに出力する右第二操作量検出手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の航空機電動ブレーキ制御システム。
  3. 前記左右電動ブレーキ装置は、
    前記車輪と共に回転する回転ブレーキディスクと、
    この回転ブレーキディスクに向けて変位可能かつ回転不能に支持される非回転ブレーキディスクと、
    この非回転ブレーキディスクを前記回転ブレーキディスクに押付ける複数のピストンと、
    この各ピストンをそれぞれ駆動する複数の電動ブレーキアクチュエータとを備え、
    前記左電動ブレーキ装置は、
    前記左第一操作量検出手段の操作量検出信号に基づいて作動する前記電動ブレーキアクチュエータと、
    前記左第二操作量検出手段の操作量検出信号に基づいて作動する前記電動ブレーキアクチュエータとを備え、
    前記右電動ブレーキ装置は、
    前記右第一操作量検出手段の操作量検出信号に基づいて作動する前記電動ブレーキアクチュエータと、
    前記右第二操作量検出手段の操作量検出信号に基づいて作動する前記電動ブレーキアクチュエータとを備えたことを特徴とする請求項2に記載の航空機電動ブレーキ制御システム。
  4. 前記操作量検出手段は、前記ブレーキペダルが踏み込まれる操作量に応じた操作量検出信号を出力するストロークセンサであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の航空機電動ブレーキ制御システム。
JP2008327805A 2008-12-24 2008-12-24 航空機電動ブレーキ制御システム Active JP5658862B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008327805A JP5658862B2 (ja) 2008-12-24 2008-12-24 航空機電動ブレーキ制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008327805A JP5658862B2 (ja) 2008-12-24 2008-12-24 航空機電動ブレーキ制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010149587A true JP2010149587A (ja) 2010-07-08
JP5658862B2 JP5658862B2 (ja) 2015-01-28

Family

ID=42569184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008327805A Active JP5658862B2 (ja) 2008-12-24 2008-12-24 航空機電動ブレーキ制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5658862B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2018181806A1 (ja) * 2017-03-31 2020-02-13 日信工業株式会社 車両用ブレーキシステム
CN113753223A (zh) * 2020-06-02 2021-12-07 北京航天易联科技发展有限公司 一种起落架的控制方法及装置、电子设备、存储介质
WO2023008573A1 (ja) * 2021-07-29 2023-02-02 株式会社アドヴィックス 車両の制動制御装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0365496A (ja) * 1989-04-18 1991-03-20 Boeing Co:The 統合された航空機エアデータシステム
US20060152073A1 (en) * 2005-01-11 2006-07-13 Messier-Bugatti Apparatus for preventing untimely braking in a brake having electromechanical actuators
WO2007084529A2 (en) * 2006-01-17 2007-07-26 Gulfstream Aerospace Corporation System and method for an integrated backup control system
JP2008037416A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Boeing Co:The 電気ブレーキシステム
JP2008222069A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Kayaba Ind Co Ltd 電動ブレーキ
US20080258548A1 (en) * 2007-04-18 2008-10-23 Bill May Aircraft brake control architecture having improved antiskid redundancy
WO2008127476A2 (en) * 2006-12-22 2008-10-23 The Boeing Company Autobraking interlock for an aircraft electric brake system
US20080284358A1 (en) * 2005-11-30 2008-11-20 Mihai Ralea Controller for Electromechanical Braking System with Power Demand Control and Method

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0365496A (ja) * 1989-04-18 1991-03-20 Boeing Co:The 統合された航空機エアデータシステム
US20060152073A1 (en) * 2005-01-11 2006-07-13 Messier-Bugatti Apparatus for preventing untimely braking in a brake having electromechanical actuators
US20080284358A1 (en) * 2005-11-30 2008-11-20 Mihai Ralea Controller for Electromechanical Braking System with Power Demand Control and Method
WO2007084529A2 (en) * 2006-01-17 2007-07-26 Gulfstream Aerospace Corporation System and method for an integrated backup control system
JP2008037416A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Boeing Co:The 電気ブレーキシステム
WO2008127476A2 (en) * 2006-12-22 2008-10-23 The Boeing Company Autobraking interlock for an aircraft electric brake system
JP2008222069A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Kayaba Ind Co Ltd 電動ブレーキ
US20080258548A1 (en) * 2007-04-18 2008-10-23 Bill May Aircraft brake control architecture having improved antiskid redundancy

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2018181806A1 (ja) * 2017-03-31 2020-02-13 日信工業株式会社 車両用ブレーキシステム
US11370401B2 (en) 2017-03-31 2022-06-28 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle brake system
JP7117290B2 (ja) 2017-03-31 2022-08-12 日立Astemo株式会社 車両用ブレーキシステム
CN113753223A (zh) * 2020-06-02 2021-12-07 北京航天易联科技发展有限公司 一种起落架的控制方法及装置、电子设备、存储介质
WO2023008573A1 (ja) * 2021-07-29 2023-02-02 株式会社アドヴィックス 車両の制動制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5658862B2 (ja) 2015-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8590985B2 (en) Method to degrade braking modes
EP1954538B1 (en) Controller for electromechanical braking system with running clearance adjustment and method
JP4902373B2 (ja) ブレーキ装置およびブレーキ装置の制御方法
US10166954B2 (en) Brake-by-wire system for a vehicle with an adjustable brake pedal emulator assembly
KR101511437B1 (ko) 전자기계식 브레이크 장치
JP6850894B2 (ja) ブレーキモータ制御器、電気ブレーキモータを備えた車両用ブレーキシステム、およびブレーキモータ制御器を起動させる方法
KR20140070435A (ko) 브레이크 장치
JP2016210267A (ja) 電動ブレーキシステム
US10744989B2 (en) Brake device for vehicle
KR102417542B1 (ko) 전자식 주차 브레이크의 esc 협조제어 제동 방법
JP2003083373A (ja) 電動ブレーキ制御方法
KR20210142793A (ko) 듀얼 엑츄에이터로 구성된 자율 주행 차량용 전동식 부스터
JP4546976B2 (ja) ブレーキ装置
JP6809413B2 (ja) 電子制御ブレーキシステム
US10507810B2 (en) Electric brake device
JP5658862B2 (ja) 航空機電動ブレーキ制御システム
US20220032885A1 (en) Electric brake, and control device
WO2015146963A1 (ja) 電動式ブレーキシステム、電動式ブレーキシステムを搭載した車両、及び電動式ブレーキシステムの制御方法
JP4191871B2 (ja) ブレーキ装置
JP5384974B2 (ja) 電動ブレーキ
JP6833031B2 (ja) 車両を自動的に減速させるための方法
JPWO2018181808A1 (ja) 車両用ブレーキシステム
JP7117290B2 (ja) 車両用ブレーキシステム
JP2000203402A (ja) 制動制御装置
JPWO2005069095A1 (ja) バイラテラルサーボ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130403

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131008

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131213

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20131224

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20140307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140930

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141201

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5658862

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250