JP2010148248A - 位置決め制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータに連結されたロータリーエンコーダ等の角度検出器の回転軸と中心軸との間に軸ずれがある場合でも、多くのメモリ容量を要することなく、簡単な演算により補正量を演算して回転角度を正確に検出し、高精度な位置決め制御を可能にする。
【解決手段】モータ回転軸等の回転体の回転角度を検出するロータリーエンコーダ6と、エンコーダ6による角度検出値を、その軸ずれによる検出誤差に相当する補正量を用いて補正する位置補正器7と、位置補正器7から出力される補正後の角度検出値と位置指令とを比較して位置偏差を求める位置比較器1と、前記位置偏差をゼロとするように前記回転体の駆動源としてのモータ4を制御するフィードバック制御器2,モータ駆動装置3を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータの回転軸やモータによって駆動される負荷の回転軸に取付けられた角度検出器による角度検出値(位置検出値)を用いて位置制御を行う位置決め制御装置に関し、特に、モータの回転軸(すなわち角度検出器の回転軸)と角度検出器の中心軸との間の軸ずれに起因した角度検出誤差を補正するための技術に関するものである。
高精度な位置決め性能が要求される半導体製造装置などでは、モータの回転軸、またはモータによって駆動される負荷の回転軸に高分解能のロータリーエンコーダを取り付けて位置制御を行うのが一般的である。このようなロータリーエンコーダを用いる位置決め制御装置において、モータ等の回転軸とロータリーエンコーダの中心軸との間に位置ずれ(軸ずれ)が生じた場合、ロータリーエンコーダの出力信号に基づく位置検出値には誤差が含まれることになる。上述した軸ずれの影響を、図3を用いて以下に説明する。
図3において、モータの回転軸(ここでは、負荷の回転軸も同義であるものとする)Oから誤差距離rだけずれた位置にロータリーエンコーダの中心軸Aがあるものとする。これらの回転軸Oと中心軸Aとは本来一致するべきであるが、何らかの原因によって誤差距離rだけずれている場合を想定する。
モータの回転軸Oから距離Rだけ離れた観測点Bで回転角度を検出すると、モータの回転軸が線分OBを基準(線分OBの延長軸を基準軸50とする)として角度θだけ回転した場合、エンコーダにより検出される角度は、線分ABが基準となるため角度θ’となる。この検出された角度θ’には誤差Δθ(=∠OBA)が含まれることとなり、このような角度検出値を用いてモータを制御すると、モータの回転に同期したトルクリプルや速度リプルを生じ、高性能な位置制御の妨げとなる。
なお、図3に示された他の参照符号については、後述する本発明の実施形態において説明する。
上述した軸ずれによる検出誤差の対策としては、位置決め制御装置の制御ゲインを下げて安定な制御が可能な領域で使用するか、または、特許文献1,2等に開示された技術を用いることが考えられる。
例えば、図4は、特許文献1に記載された速度制御装置(位置制御装置)に相当するブロック図を示している。この速度制御装置は、モータ駆動装置103によりモータ104を駆動してスピンドル等の負荷105の回転速度を制御するものであり、ロータリーエンコーダ等の位置検出器106と、位置比較器101と、メモリ107と、読み出し回路108と、減算器109と、フィードバック制御器102と、を備えている。
位置検出器106から出力された位置検出値は位置比較器101に入力され、位置指令と位置検出値との偏差が演算される。一方、メモリ107には回転同期成分を補正するテーブルが予め記憶されており、読み出し回路108は、位置検出器106から出力される位置検出値に応じた補正量をメモリ107から読み出すように構成されている。
減算器109は、位置比較器101から出力された偏差から前記補正量を減算し、その出力をフィードバック制御器102に与える。フィードバック制御器102は、減算器109の出力をゼロとするような電流指令値を生成してモータ駆動装置103に与え、モータ駆動装置103はこの電流指令値に基づいてモータ104を駆動する。
このように構成することで、モータ104の一回転における位置偏差の変動が小さくなり、高精度な位置制御が実現可能となる。
次に、図5は特許文献2に記載された速度制御装置(位置制御装置)に相当するブロック図である。なお、機能上、図4における構成要素と同一の構成要素には同一の番号を付し、説明を省略する。
図5において、110は速度補正器であり、ロータリーエンコーダ等の位置検出器106から出力される位置検出値に基づいて速度検出値を補正し、この補正後の速度検出値Ndetを出力する。そして、補正後の速度検出値Ndetを積分器111により位置補正値に変換し、位置比較器101により位置指令と位置補正値との偏差を算出する。
速度補正器110は、下記の数式1により求めた暫定的な速度検出値(軸ずれによる誤差を含む速度検出値)N(θ)を補正する機能を備えており、図6のように構成されている。なお、数式1において、Nはモータ104の実際の回転速度、δは位置検出器106の原点軸(位置検出器106の回転の原点として、一回転に1パルス出力されるZ相信号を用いる場合に、このZ相信号が存在する軸)と軸ずれ方向(ずれ軸)との間の角度であり、例えば前述した図3における原点軸51とずれ軸52との間の角度δ’に相当する。
Figure 2010148248
図6において、まず、図5の位置検出器106による位置検出値(角度検出値)すなわち現在位置θを、微分器112により速度検出値N(θ)に変換する。次に、減算器113により、予め設定してある軸ずれ方向の角度δを位置検出値θから減算し、cos関数演算器114によりcos(θ−δ)を演算する。この結果を乗算器115に入力し、予め設定された軸ずれ率(r/R)及び速度検出値N(θ)と乗算する。ここで、軸ずれ率を構成するr,Rは図3における距離r,Rにそれぞれ相当する。
次に、乗算器115による乗算結果を補正量として加算器116に入力し、速度検出値N(θ)と加算することにより補正後の速度検出値Ndetを得る。
これにより、軸ずれの影響を除去してモータ104の速度を正確に検出することができ、より高精度な位置制御が可能になる。
特開平10−337071号公報(段落[0019]〜[0023],図1等) 特開平11−252966号公報(段落[0012]〜[0017],図1,図3等)
特許文献1に記載された従来技術(図4)は、軸ずれ成分に対する補正量を回転位置に対応したメモリ番地に予め保存しておき、位置検出値に対応したメモリ番地から補正量を読み出して位置偏差を補正するものである。しかし、位置検出器106の分解能が向上していることなどから、メモリ107に保存するべき補正量も増加し、膨大なメモリ領域を占有してしまう問題がある。
特許文献2に記載された従来技術(図5,図6)は、位置検出値に基づいて軸ずれの影響を考慮した補正量を演算し、この補正量を用いて速度検出値を補正するものである。しかしながら、位置検出値を微分して速度に換算する必要があり、位置制御を考えた場合には演算が複雑になるという問題がある。
そこで、本発明の解決課題は、ロータリーエンコーダ等の位置検出器の回転軸(駆動源であるモータの回転軸)と位置検出器の中心軸との間に軸ずれがある場合でも、使用メモリ領域を最小限に抑え、しかも簡単な演算により回転角度を検出して正確な位置決め制御を可能にした位置決め制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に係る位置決め制御装置は、モータ回転軸等の回転体の回転角度を検出する角度検出器と、この角度検出器から出力される角度検出値を、前記角度検出器による検出誤差に相当する補正量を用いて補正する位置補正器と、この位置補正器から出力される補正後の角度検出値と位置指令とを比較して位置偏差を求める位置比較器と、前記位置偏差をゼロとするように前記回転体の駆動源としてのモータを制御する制御手段と、を備えたものである。
請求項2に係る位置決め制御装置は、請求項1に記載した位置決め制御装置において、
前記角度検出器は前記回転体に連結されたロータリーエンコーダであり、前記位置補正器は、前記ロータリーエンコーダの回転軸と中心軸との間の軸ずれによる検出誤差を推定する検出誤差推定手段と、この検出誤差推定手段により推定した検出誤差を前記補正量として前記角度検出値から減算する減算手段と、を備え、前記検出誤差推定手段は、前記ロータリーエンコーダの回転軸と中心軸との間の誤差距離と、前記ロータリーエンコーダの原点軸に対する前記軸ずれ方向の角度と、を用いて前記検出誤差を推定するものである。
請求項3に係る位置決め制御装置は、請求項2に記載した位置決め制御装置において、前記検出誤差推定手段により推定される検出誤差は、前記ロータリーエンコーダの一回転につき一周期の正弦波状に分布する周期関数であり、この周期関数の位相、振幅及びオフセット量を前記誤差距離と前記軸ずれ方向の角度とにより決定するものである。
本発明によれば、位置検出器の回転軸と中心軸との間に軸ずれが存在する場合でも、軸ずれの誤差距離及び角度から比較的簡単な演算によって補正量を計算し、位置検出値を常時補正して正確な回転角度を求めることができるため、より高精度な位置決め制御を実現することができる。
また、本発明は、従来技術のようにメモリに記憶された補正量を用いて補正する方法ではないため、メモリ容量の削減も可能である。
以下、本発明に係る位置決め制御装置の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の構成を示すブロック図であり、位置比較器1、フィードバック制御器2、モータ駆動装置3及び位置補正器7を備えている。ここで、フィードバック制御器2及びモータ駆動装置3は、請求項における制御手段を構成している。
制御対象であるモータ4の回転軸(負荷5の回転軸も同義であるものとする)には、角度検出器(位置検出器)としてのロータリーエンコーダ6が直接取り付けられている。ロータリーエンコーダ6から出力される角度検出値θは位置補正器7により補正され、補正後の角度検出値θdetが位置比較器1に入力されている。
位置比較器1では、位置指令(角度指令)と補正後の角度検出値との偏差が演算され、その偏差がフィードバック制御器2に入力される。フィードバック制御器2は、前記偏差をゼロとするような電流指令をモータ駆動装置3に与え、モータ駆動装置3はこの電流指令に従ってモータ4を駆動する。
次に、図1における位置補正器7の作用を説明する。位置補正器7は、モータ4の回転軸(すなわちロータリーエンコーダ6の回転軸)とロータリーエンコーダ6の中心軸との軸ずれに相当する誤差距離rと、ロータリーエンコーダ6の原点軸に対する軸ずれ方向の角度δとから補正量を算出し、この補正量を用いて前記角度検出値θを補正するものである。
ここで、誤差距離r及び軸ずれ方向の角度δは、予め設定されているものとする。
位置補正器7における補正量の算出について、図3を用いて具体的に説明する。
図3において、モータ4の回転軸をOとし、この回転軸Oから誤差距離rだけ離れた位置にロータリーエンコーダ6の中心軸AまたはAがあるものとする。また、モータ4の回転軸Oから距離Rだけ離れた観測点Bで位置を検出するものとし、線分OBの延長軸を回転角度の基準軸50とする。
エンコーダ6の回転の原点としては、通常、一回転に1パルス出力されるZ相信号を用いるため、このZ相信号が存在する軸であってエンコーダ6の基準中心軸A(モータ回転軸の初期角度がδである中心軸)と観測点Bとを結ぶ線分の延長軸をエンコーダ6の原点軸51とする。なお、前記初期角度δは、モータ4の回転軸Oとエンコーダ6の基準中心軸Aとを通るずれ軸52と、基準軸50との間の角度である。
エンコーダ6の中心軸が基準中心軸Aにある状態(モータ回転軸の初期角度δの状態)から、エンコーダ6の回転に伴ってずれ軸52が左回りに回転し、ずれ軸52’の位置になったときの角度検出値について説明する。このときのモータ4の実際の回転角度θは、基準軸50を跨いで(θ−δ)である。ただし、基準軸50から左回りの回転角度を正(0〜π[rad])、右回りの回転角度を負(0〜−π[rad])とする。
ここで、エンコーダ6により検出される角度は、エンコーダ6の中心軸と観測点Bとを結ぶ線を基準としているため、エンコーダ6の中心軸が位置Aにある場合は、線分AB(エンコーダ6の原点軸51)とずれ軸52との間の角度(エンコーダ6の初期角度)δ’となり、エンコーダ6の中心軸が位置Aにある場合は、線分ABとずれ軸52’との間の角度θ’となる。
よって、エンコーダ6の中心軸が位置Aから位置Aに至るまでの、エンコーダ6による回転角度検出値θは、(θ’−δ’)となる。
そこで、モータ4の実際の回転角度θとエンコーダ6による角度検出値θとの関係は、数式2によって表すことができる。
Figure 2010148248
ただし、数式2において、Δδはδ’とδとの誤差(初期軸ずれ誤差:Δδ=δ’−δ)であり、Δθはθ’とθとの誤差(Δθ=θ’−θ)である。
つまり、数式2によれば、エンコーダ6による角度検出値θから補正量Δθ(=Δθ−Δδ)を減じれば、モータ4の実際の回転角度θを求めることができる。ここで、Δθ,Δδはそれぞれ数式3,数式4で表すことができるので、補正量Δθ(=Δθ−Δδ)を用いて補正した位置検出値(数式2における回転角度θに相当)θdetは数式5のようになる。なお、数式3〜数式5において、軸ずれ率(r/R)及びエンコーダ6の初期角度δ’は、エンコーダ6の取り付け時に決定される定数である。
Figure 2010148248
Figure 2010148248
Figure 2010148248
上述した角度検出値θの補正手段を有する位置補正器7の構成例を、図2を用いて説明する。
図2において、図1のロータリーエンコーダ6から出力される角度検出値θと、メモリ76に予め記憶されているエンコーダ6の初期角度δ’とを加算器71により加算し、その結果をsin関数演算器72に入力してsin(θ+δ’)を演算する。次に、この演算結果と、メモリ76に予め記憶されている軸ずれ率(r/R)とを乗算器73により乗算し、その乗算結果から、メモリ76に予め記憶されているオフセット量としての初期軸ずれ誤差Δδ(=r/R・sin(δ’))を減算器74にて減算することにより、補正量Δθ(数式5における右辺第2項に相当)が推定値として演算される。
最後に、減算器75により角度検出値θから補正量Δθを減算することにより、補正後の角度検出値θdetが求められる。
上記の補正量Δθは、エンコーダ6の回転軸と中心軸との間の軸ずれによる検出誤差に相当する値であり、前記加算器71、sin関数演算器72、乗算器73、減算器74及びメモリ76は、請求項における検出誤差推定手段を構成している。
また、この補正量Δθは、数式5の右辺第2項から明らかな如く、エンコーダ6の一回転が一周期の正弦波状に分布する周期関数であり、この周期関数の位相、振幅及びオフセット量(初期軸ずれ誤差Δδ)は前記誤差距離rと角度δ’とにより決定される。
以上のように本実施形態によれば、ロータリーエンコーダ6の回転軸と中心軸との軸ずれに相当する誤差距離rと、エンコーダ6の原点軸51とずれ軸52との間の角度(軸ずれ方向の角度)δ’とを用いることで、軸ずれを考慮して補正した正確な回転角度を得ることができる。従って、エンコーダ6をモータ4の回転軸へ取り付ける際にずれが生じていても、モータ4の回転角度を正確に検出して、位置指令に従った高精度な位置決め制御を行うことができる。
本発明の実施形態の構成を示すブロック図である。 図1における位置補正器の構成を示すブロック図である。 ロータリーエンコーダの軸ずれが位置検出値に及ぼす影響の説明図である。 特許文献1に記載された速度制御装置に相当するブロック図である。 特許文献2に記載された速度制御装置に相当するブロック図である。 図5における速度補正器の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 位置比較器
2 フィードバック制御器
3 モータ駆動装置
4 モータ
5 負荷
6 ロータリーエンコーダ
7 位置補正器
50 基準軸
51 エンコーダ原点軸
52,52’ ずれ軸
71 加算器
72 sin関数演算器
73 乗算器
74,75 減算器
76 メモリ
101 位置比較器
102 フィードバック制御器
103 モータ駆動装置
104 モータ
105 負荷
106 位置検出器
107 メモリ
108 読み出し回路
109 減算器
110 速度補正器
111 積分器
112 微分器
113 減算器
114 cos関数演算器
115 乗算器
116 加算器

Claims (3)

  1. 回転体の回転角度を検出する角度検出器と、
    前記角度検出器から出力される角度検出値を、前記角度検出器による検出誤差に相当する補正量を用いて補正する位置補正器と、
    前記位置補正器から出力される補正後の角度検出値と位置指令とを比較して位置偏差を求める位置比較器と、
    前記位置偏差をゼロとするように前記回転体の駆動源を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする位置決め制御装置。
  2. 請求項1に記載した位置決め制御装置において、
    前記角度検出器は前記回転体に連結されたロータリーエンコーダであり、
    前記位置補正器は、前記ロータリーエンコーダの回転軸と中心軸との間の軸ずれによる検出誤差を推定する検出誤差推定手段と、この検出誤差推定手段により推定した検出誤差を前記補正量として前記角度検出値から減算する減算手段と、を備え、
    前記検出誤差推定手段は、前記ロータリーエンコーダの回転軸と中心軸との間の誤差距離と、前記ロータリーエンコーダの原点軸に対する前記軸ずれ方向の角度と、を用いて前記検出誤差を推定することを特徴とする位置決め制御装置。
  3. 請求項2に記載した位置決め制御装置において、
    前記検出誤差推定手段により推定される検出誤差は、前記ロータリーエンコーダの一回転につき一周期の正弦波状に分布する周期関数であり、この周期関数の位相、振幅及びオフセット量を前記誤差距離と前記軸ずれ方向の角度とにより決定することを特徴とする位置決め制御装置。
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