JP2010147610A - 画像処理装置、画像処理方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】1または複数の原稿の表面および裏面の画像データを集約して転写紙の同一面に転写させる場合に、高品質な画像を出力することが可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】両面集約モードでは、特徴判定装置3は、ユーザが設定する優先度の基準に基づいて、集約対象の原稿の各面の画像データの特徴を判定して、当該面の優先度が高いか否かを判定し、CPU8は、優先度が高い面の数が多いのは表面および裏面のいずれかを判断し、優先度が高い面の数が多いのが表面の場合は表面用の書き込みパラメータを設定し、優先度が高い面の数が多いのが裏面の場合には裏面用の書き込みパラメータを設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、およびコンピュータが実行可能なプログラムに関し、詳細には、1または複数の原稿の表面および裏面の画像データを集約して転写紙の同一面に転写させる両面集約モードを備えた画像処理装置、画像処理方法、およびコンピュータが実行可能なプログラムに関する。
原稿を搬送する原稿パスの表裏両面に2つの画像読み取りユニットを設け、1回の原稿搬送にて原稿の表裏両面を同時に読み取り、両面印刷が可能な複写機が提案されている。原稿の読み取りに際しては、例えば蛍光灯を光源とする光を原稿に照射させ、原稿からの反射光を縮小光学系を介して光センサで読み取る方式が採用されている。かかる方式における光センサとしては、例えば1次元のCCD(Charge Coupled Device)センサが用いられ、1ライン分を同時に処理している。この方式では、ライン方向(スキャンの主走査方向)の1ラインの読み取りが終了すると、原稿を主走査方向とは直交する方向(副走査方向)に微少距離移動させ、次のラインを読み取る。これを原稿サイズ全体に亘って繰り返し、1ページの原稿読み取りを完了させる。また、原稿を移動させずに副走査方向への順次読み取りを行う手法として、フルレートキャリッジやハーフレートキャリッジといった移動体によって、複数のミラーを移動させて副走査方向への読み取りを順次行うやり方もある。
この読み取り方式では、上述したように、光源を原稿に当てその反射光を幾つかのミラーを介してCCDセンサで読み取る必要があることから、ユニット全体が大きくなりがちであった。特に、原稿を反転させずに両面を読み取るために複数のイメージセンサを設ける必要がある場合には、このようなCCDセンサを複数設けることは、スペース状の制約からも難しい。そこで、かかるスペースの問題を解決するために、形状の小さいLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)を光源に利用し、例えばセルフォックレンズを介してリニアセンサで画像を直接読み取るCIS(Contact Image Sensor)と呼ばれるイメージセンサを用いる方法がある。
表面と裏面で異なった読み取り方式を使用した場合、光源および被写界深度等の読取特性が異なるため、表面と裏面の出力画像に画質差が生じる場合がある。例えば、特許文献1では、表面の画像データおよび裏面の画像データのそれぞれに対して一系統の画像処理を実施するが、その前段で表面もしくは裏面の画像データのどちらかに補正を行い、補正によって読取装置の特性差を近づけ、出力結果の画質差を低減する技術が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1の技術では、画像処理の前段で補正を行って、二種の読取手段の読み取り特性の差を埋めようとしているが、画像処理の前段の補正で二種の読取装置の性能差を埋めることは困難である。そのため、前段の補正のみでなく、後段の画像処理でも読取装置の性能差を埋める必要がある。
ことろで、画像形成装置では、原稿の表面と裏面を転写紙の同一面に集約印刷する両面集約モードを備えたものがある。表面と裏面で二種の画像処理を行う場合にも、表面と裏面が混在する集約画像で問題が生じる。これは、一枚の集約画像内で処理内容を切り替えることが不可能であるため、表面と裏面の画像が混在する場合においても、表面および裏面のいずれかの集約後の処理を選択する必要がある。これにより、読み取り面と選択した処理が一致しない場合、画質に悪影響が生じるという問題がある。
特開2006−135631号公報
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、1または複数の原稿の表面および裏面の画像データを集約して転写紙の同一面に転写させる場合に、高品質な画像を出力することが可能な画像処理装置、画像処理方法、およびコンピュータが実行可能なプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、両面読取手段により読み取られた原稿の表面および裏面の画像データの特徴を判定する特徴判定手段と、前記読み取られた画像データを転写紙に転写するための書き込み手段と、前記書き込み手段の動作を制御すると共に、1または複数の原稿の表面および裏面の画像データを集約して転写紙の同一面に転写させる両面集約モードの実行を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記両面集約モードを実行する場合には、前記特徴判定手段の特徴判定結果に基づいて、前記書き込み手段の書き込みパラメータを設定することを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、両面読取手段により読み取られた原稿の表面および裏面の画像データの特徴を判定する特徴判定工程と、前記画像データを転写紙に転写する書き込み工程と、前記書き込み手段の動作を制御すると共に、1または複数の原稿の表面および裏面の画像データを集約して転写紙の同一面に転写させる両面集約モードの実行を制御する制御工程と、を含み、前記制御工程では、前記両面集約モードを実行する場合には、前記特徴判定工程の特徴判定結果に基づいて、前記書き込み工程の書き込みパラメータを設定することを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、両面読取手段で読み取られた原稿の表面および裏面の画像データの特徴を判定する特徴判定工程と、転写紙に画像データを印字出力する書き込み手段の動作を制御すると共に、1または複数の原稿の表面および裏面の画像データを集約して転写紙の同一面に転写させる両面集約モードの実行を制御する制御工程と、をコンピュータに実行させ、前記制御工程では、前記両面集約モードを実行する場合には、前記特徴判定工程の特徴判定結果に基づいて、前記書き込み手段の書き込みパラメータを設定することを特徴とする。
本発明によれば、両面読取手段により読み取られた原稿の表面および裏面の画像データの特徴を判定する特徴判定手段と、前記読み取られた画像データを転写紙に転写するための書き込み手段と、前記書き込み手段の動作を制御すると共に、1または複数の原稿の表面および裏面の画像データを集約して転写紙の同一面に転写させる両面集約モードの実行を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記両面集約モードを実行する場合には、前記特徴判定手段の特徴判定結果に基づいて、前記書き込み手段の書き込みパラメータを設定することとしたので、1または複数の原稿の表面および裏面の画像データを集約して転写紙の同一面に転写させる場合に、高品質な画像を出力することが可能な画像処理装置を提供することが可能になるという効果を奏する。
以下に、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものまたは実質的に同一のものが含まれる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像処理装置を適用したデジタル画像処理装置(MFP:Multifunction Peripheral)の全体構成図を示す。同図に示すように、デジタル画像処理装置1は、読取装置2と、特徴判定装置3と、第1の画像データ処理装置4と、バス制御装置5と、第2の画像データ処理部6と、HDD7と、CPU8と、メモリ9と、プロッタI/F装置10と、プロッタ装置11と、操作表示装置12と、回線I/F装置13と、外部I/F装置14と、S.B.15と、ROM16とを備えている。
読取装置1は、第1の読取装置および第2の読取装置を備え、両面同時読み取りが可能に構成されている。第1の読取装置は原稿の表面をCCDでスキャンして得られる原稿の濃淡情報からRGB各8ビットの600dpiの画像データを生成して特徴判定装置3に出力する。また、第2の読取装置は原稿の裏面をCISでスキャンして得られる原稿の濃淡情報から、RGB各8ビットの600dpiの画像データを生成して特徴判定装置3に出力する。
特徴判定装置3は、読取装置1から入力される画像データの特徴を判定し、その特徴判定結果を第1の画像データ処理装置4に出力する。
第1の画像データ処理装置4は、特徴判定装置3から入力される第1の画像処理を施して、CMYKの画像データをバス制御装置5に出力する。バス制御装置5は、CPU8の制御に従って、本デジタル画像処理装置1内でな画像データ、制御コマンド、および各種データの送受信を行う。第2の画像データ処理装置6は、バス制御装置5およびCPU8を介して入力される、第1の画像データ処理装置4で第1の画像処理が施された画像データに対して、第2の画像処理を行ってプロッタI/F装置10に出力する。
CPU8は、本デジタル画像処理装置1の制御全体を司るマイクロプロセッサである。メモリ9は、CPU8が本デジタル画像処理装置の制御を行う際に、プログラムや中間処理データの一時的記憶に使用される揮発性メモリである。プロッタI/F装置10は、プロッタ装置11の専用I/Fであり、CPU8から入力されるCMYKのデジタル画像データをプロッタ装置11に出力する。プロッタ装置11は、プロッタI/F装置10からCMYKのデジタル画像データが入力されると、レーザービームを用いた電子写真プロセスなどにより、転写紙に画像出力する。
S.B.15は、South Bridgeと呼ばれるバスのブリッジ機能を汎用回路化したものである。ROM16は、CPU8が本デジタル画像処理装置の制御を行う際のプログラムが格納されるメモリである。操作表示装置12は、本デジタル画像処理装置1のユーザインターフェースであり、LCD(液晶表示装置)とキースイッチから構成され、装置の各種状態や操作方法をLCDに表示し、ユーザからのキースイッチ入力を検知する。また、操作表示装置12には、スタートキーと、両面集約モード、その集約条件(集約する原稿の枚数等)、優先度の基準を選択するための両面集約モードキーと、画質モード(文字の再現性を重視する文字モード、写真を重視する写真モード、文字と絵柄の両方を多く含む文字・写真モード、階調性の再現を重視する高い地図モード等)を選択するための画質モード選択キー等を備えている。CPU8は、ユーザによる操作表示装置12のキー操作に従って、デジタル画像処理装置1の動作を制御する。また、CPU8は、両面集約モードの場合は、特徴判定装置3の原稿の表面および裏面の画像データの特徴判定結果に基づいて、第2の画像データ処理装置6の適応γおよび階調処理(ディザ処理や誤差拡散処理)のパラメータ等(以下、「書き込みパラメータ」と称する)を設定する。
また、デジタル画像処理装置1は、電話回線および回線I/F装置13を介して、装置外のFAX17と画像データの授受を行う。また、デジタル画像処理装置(MFP)はネットワーク(イーサネット(登録商標))および外部I/F装置14を介して、装置外にあるPC18と各種制御や画像データの入出力を行う。
図2は、図1の読取装置2の概略のメカ構成を示す図である。図2において、読取装置2の内部には、キセノンランプや蛍光灯で構成される光源111と露光を受ける白版110とミラー113とを備えた第1の走行体112、ミラー114、115を備えた第2の走行体115、レンズ117、第1の読み取り部118(一次元のCCDセンサ)と、シートスルードキュメントフィーダ(SDF)ユニット104と、原稿押さえ板の上部に設けられた原稿台101を備えている。
SDFユニット104内では、CPU8によってステッピングモータ106が駆動さ、原稿台101にセットされた原稿100を、分離ローラ102、搬送ローラ105を介して搬送していき、第1の走行体112の所定の読取位置まで搬送する。このとき原稿1100は一定速度で搬送されていき、そして第1の走行体1112は、停止したままで原稿面の第1の面(表面)の画像データを第1の読みとり部118(実施の形態1では、一次元のCCD(Charge Coupled Device)センサ)で読み取る。両面読み取り時には、白基準板107が読み込まれた後、裏面読み取り用のランプ108からの光を原稿100の裏面に照射し、その反射光を第2の読み取り部109(CIS(Contact Image Sensor))により読み取り、原稿の第二面(裏面)のデジタル画像データを得る。これにより、原稿の表面と裏面の画像データを同時に得ることができる。
図3は、第1の画像データ処理装置4の構成例を示すブロック図である。図3に示す第1の画像データ処理装置4は、特徴判定装置3から入力される画像データに対して、第1の画像処理を行うものであり、スキャナγ変換部21と、フィルタ処理部22と、色変換部23と、変倍処理部24とを備えている。第1の画像データ処理装置4は、読取装置2で両面同時読み取りが行われた場合は、各画像データを並列して処理する。
スキャナγ変換部21は、RGB各8ビットの読み取り画像データに対して、グレーバランスの調整や階調特性を変換するためにγ変換を行い、γ変換後のRGB各8ビット読み取り画像データをフィルタ処理部22に出力する。
フィルタ処理部22は、γ変換後のRGB各8ビットの画像データに対して、画像の絵柄部を滑らかにするための平滑化処理や文字部をくっきりさせるためのエッジ強調処理等のフィルタ処理を行って、色変換部23に出力する。
色変換部23は、フィルタ処理後のRGB各8ビットの画像データを所定特性の色空間のRGBデータに変換して出力する。この色空間は、例えば、Adobe社が定義したAdobe−RGB空間のようなものである。さらにRGB各8ビットのデータをプロッタ装置の色空間であるCMYK各8ビット(モノクロ出力する場合にはK信号のみ)に変換して、変倍処理部24に出力する。
変倍処理部24は、色変換後の画像データを出力の解像度や画像サイズに変換するための拡大・縮小処理を行う。第1の画像データ処理装置4から出力された600dpiのRGB画像データはMFC1圧縮されてHDD7に記憶される。
図4は、第2の画像データ処理装置6の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、第2の画像データ処理装置6は、適応γ処理部31と、階調処理部32とを備えている。CPU8は、両面集約モードでは、読取装置1(表面用(CCDセンサ)または裏面用(CIS))の読み取り特性とプロッタ装置11の書き込み特性に基づいて、書き込みパラメータ(適用γおよび階調処理のパラメータ)を決定して、第2の画像データ処理装置6に設定する。
適応γ処理部31は、プロッタ特性(ハーフトーン有)のリニアリティーを保証し、さらに画像の濃淡特性を最適化する処理を行う。階調処理部32は、CMYK各8ビットの画像データをプロッタ装置11の階調数(例えばCMYK各2ビット)に変換するために、ディザ処理や誤差拡散処理等の疑似中間調処理を行う。
つぎに、図1のデジタル画像処理装置1の両面集約モードの動作を説明する。原稿台に両面原稿をセットし、操作表示装置12のユーザ操作により、両面集約モードが選択され、スタートが押下されると、まず、読取装置2は原稿の表面および裏面を読み取り、第1の画像データおよび第2の画像データが特徴判定装置3に出力する。この場合、デジタル画像データを集約の枚数に応じて縮小するために、読取速度(線速)を速くすることで縮小を行う。
表面および裏面の画像データは、特徴判定装置3でその特徴が判定された後、第1の画像データ処理装置4で第1の画像処理が施される。具体的には、図2において、スキャナγ変換部21、フィルタ処理部22、色変換部23で鮮鋭性や色味を最適に出力するための処理を施される。
第1の画像データ処理装置4から出力された画像データは一旦、HDD7に記憶される。CPU8は、HDD7に、集約される一面分の枚数の画像データが蓄積されると、1面の画像データに集約する。集約された画像データは、第2の画像データ処理装置6で、第2の画像処理が施された後、デジタル画像データがプロッタ装置11により、転写紙に印字出力される。
図5は、図1のデジタル画像処理装置1の両面集約モード時の書き込みパラメータの選択方法の一例を説明するためのフローチャートである。図6は、両面集約画像の一例を示す図である。
両面集約モード時には、特徴判定装置3は、優先度の基準に従って、集約対象となる1または複数の原稿の各面毎に、その画像データの特徴をそれぞれ判定し、CPU8は、その特徴判定結果に基づいて、優先度が高い面の数が多いのは表面および裏面のいずれかを判断し、表面の方が優先度の高い面が多い場合は表面用の書き込みパラメータを設定する一方、表面の方が優先度の高い面が多い場合は表面用の書き込みパラメータを設定する。特徴判定のパラメータは、読取装置2の副走査方向のメカ変倍率または操作表示装置指定変倍率に応じて変更することにしてもよい。これにより、特徴量の検出精度を向上させることができる。
ここで、優先度の基準はユーザが指定可能な構成としてもよい。この場合、ユーザは操作表示装置12を通して優先度の基準を選択する構成とすることができる。例えば、ユーザが原稿の色味を忠実に再現することを重視する場合は、色(Bk以外)の付いた画像の優先度を高めるように、操作表示装置12を通して指定し、特徴判定装置3は、集約対象の1または複数の原稿の各面毎に、その画像データの特徴として、画像データに色の付いた部分があるか否かを判定し、画像データに色の付いた部分がある場合には優先度が高いと判断し、画像データに色の付いた部分がない場合には優先度が低いと判断する。また、ユーザが原稿の鮮鋭性を重視する場合は、鮮鋭な部分が多い原稿の優先度を高めるように、操作表示装置12を通して指定し、特徴判定装置3は、集約対象の1または複数の原稿の各面毎に、その画像データの特徴として、画像データに鮮鋭な部分が多いか否かを判定し、画像データに鮮鋭な部分が多い場合には優先度が高いと判断し、画像データに鮮鋭な部分が多くない場合には優先度が低いと判断する。
図5において、CPU8は、特徴判定装置3により判定された優先度の高い原稿の面の向きをカウントし、集約画像の同一面内で優先度の高い面の数が多いのは、表面、裏面、および等しいのいずれであるかを判断する(ステップS1)。優先度の高い面の数が表面の方が多い場合は、表面用の書き込みパラメータを選択する(ステップS2)。他方、優先度の高い面の数が裏面の方が多い場合は、裏面用の書き込みパラメータを選択する(ステップS3)。同一面内で優先度の高い面の数が、表面と裏面が同じ枚数であった場合は、前回の書き込みパラメータを用いる(ステップS4)。これはパラメータの切り替え時間を省くことで生産性を高めるためである。なお、集約画像の一枚目は表面用の書き込みパラメータを用いる。
図6は、2枚の原稿の表面(F)と裏面(R)の4面を1枚に集約した場合を示しており、斜線は優先度が高い面、無地は優先度が低い面を示している。図6に示す例では、集約画像の同一面内で優先度の高い面の数が表面が2枚、裏面が1枚となっているので、表面用の書き込みパラメータを選択する。
実施の形態1によれば、両面集約モードでは、特徴判定装置3で判定された集約対象の原稿の各面の画像データの特徴に基づいて、その書き込みパラメータを決定することとしたので、両面集約モードの場合に、表面と裏面の原稿が混在していても十分な画質を保証することが可能となる。
また、実施の形態1によれば、両面集約モードでは、特徴判定装置3は、ユーザが設定する優先度の基準に基づいて、集約対象の原稿の各面の画像データの特徴を判定して、当該面の優先度が高いか否かを判定し、CPU8は、優先度が高い面の数が多いのは表面および裏面のいずれかを判断し、優先度が高い面の数が多いのが表面の場合は表面用の書き込みパラメータを設定し、優先度が高い面の数が多いのが裏面の場合には裏面用の書き込みパラメータを設定することとしたので、両面集約モードの場合に、ユーザが優先度が高いと判断した原稿の面を多く含む面側の書き込みパラメータを使用することができ、表面と裏面が混在していてもユーザにとって最適な処理を行うことが可能となる。
(実施の形態2)
図7〜図10を参照して、実施の形態2に係る両面集約モードを説明する。実施の形態2では、優先度の基準をユーザが指定しない場合は、原稿の濃淡(ハイライト部とシャドー部の割合)を優先度の基準とする場合について説明する。表面の原稿に対して裏面用の書き込みパラメータを使用し、また、裏面の原稿に対して表面用の書き込みパラメータを使用した場合、原稿内の濃度の淡い部分(以降、「ハイライト部」と称する)で地汚れが発生したり、原稿内の濃度の濃い部分(以降、「シャドー部」と称する)が淡くなったりというように、ハイライト部とシャドー部が適正に再現されない場合がある。そこで、実施の形態2では、原稿の濃淡を優先度の基準として、集約対象となる1または複数の原稿の各面のうち、ハイライト部またはシャドー部が多い面(ハイライト部およびシャドー部が多い面を含む)を優先度が高い面と判断し、優先度が高い面の数が多いのが表面の場合は表面用の書き込みパラメータを設定し、優先度が高い面の数が多いのが裏面の場合には裏面用の書き込みパラメータを設定する。
図7は、実施の形態2に係る特徴判定装置3のブロック図を示す。図8は、シャドー部およびハイライト部を判定するための画素の閾値を説明するための図である。図8において、Cijはi行j列の画素値、Sth(例えば、8bit,256階調のとき画素値192)は高濃度判定閾値、Hth(例えば、8bit,256階調のとき画素値64)は低濃度判定閾値を示しており、画素値Cij>高濃度判定閾値Sthの場合はCijは高濃度画素(シャドー部)、画素値Cij<低濃度判定閾値Hthの場合はCijは低濃度画素(ハイライト部)とする。
実施の形態2に係る特徴判定装置3は、図7に示すように、高濃度閾値処理部61と、高濃度画素カウント部62と、低濃度閾値処理部63と、低濃度画素カウント部64と、原稿特徴決定部65とを備えている。
高濃度閾値処理部61は、画像データの各画素毎に、高濃度画素(画素値Cij>高濃度判定閾値Sth)であるか否かを判定し、判定結果を高濃度画素カウント部62に出力する。高濃度画素カウント部62は、高濃度画素数をカウントし、カウントした高濃度画素数を原稿特徴決定部65に出力する。
低濃度閾値処理部63は、画像データの各画素毎に、低濃度画素(画素値Cij<低濃度判定閾値Hth)であると否かを判定し、判定結果を低濃度画素カウント部64に出力する。低濃度画素カウント部64は、低濃度画素数をカウントし、カウントした低濃度画素数を原稿特徴決定部65に出力する。
原稿特徴決定部65は、高濃度画素数≧高濃度画素数閾値Scount(例えば、全画素数の25%分の画素数)の場合にはシャドー部の多い原稿面であると判定し、また、低濃度画素数≧低濃度画素数Hcount(例えば、全画素数の50%分の画素数)である場合にはハイライト部が多い原稿であると判定する。シャドー部の多い原稿、ハイライト部の多い原稿、または、シャドー部およびハイライト部の多い原稿の場合には、優先度の高い原稿面であると判定する。
なお、高濃度閾値Sth、低濃度閾値Hth、高濃度画素数の閾値Scount、および低濃度画素数Hcountの閾値は、ユーザが任意に設定可能な構成としてもよい。また、読取装置1の副走査方向のメカ変倍率または操作表示装置指定変倍率に応じて、各閾値を変更することにしてもよい。これにより、特徴量の検出精度を向上させることができる。
図9は、実施の形態2に係る両面集約モード時の書き込みパラメータの選択方法の一例を説明するためのフローチャートである。図10は、両面集約画像の一例を示す図である。
図9において、CPU8は、特徴判定装置3によりシャドー部またはハイライト部が多いと判定された面(優先度が高い面)の向きをカウントし、集約画像の同一面内で、シャドー部またはハイライト部が多いと判定された面の数が多いのは、表面、裏面、および等しいのいずれであるかを判断する(ステップS11)。表面が多い場合は、表面用の書き込みパラメータを選択する(ステップS12)。また、裏面の方が多い場合は、裏面用の書き込みパラメータを選択する(ステップS13)。表面と裏面とで同じ場合は、前回の書き込みパラメータを用いる(ステップS14)。これはパラメータの切り替え時間を省くことで生産性を高めるためである。なお集約原稿の一枚目は表面用の書き込みパラメータを用いる。このように原稿内の濃淡で書き込みパラメータの優先度を決定することで、ハイライト部での地汚れ、シャドー部での白抜けを回避することが可能である。
図10は、2枚の原稿の表面(F)と裏面(R)の4面を1枚に集約した場合を示しており、斜線はハイライト部およびシャドー部が多い面、網点はハイライト部が多い面、縦線はシャドー部が多い面、無地はハイライト部およびシャドー部が少ない面を示している。図10に示す例では、集約画像の同一面内でシャドー部またはハイライト部が多い面の数が表面が2枚、裏面が1枚となっているので、表面用の書き込みパラメータを選択する。
実施の形態2によれば、両面集約モードでは、特徴判定装置3は、ハイライト部とシャドー部の割合を優先度の基準として、集約対象の原稿の各面の集約対象となる1または複数の原稿の各面のうち、ハイライト部またはシャドー部が多い面(ハイライト部およびシャドー部が多い面を含む)を優先度が高い面と判断し、CPU8は、優先度が高い面の数が多いのが表面の場合は表面用の書き込みパラメータを設定し、優先度が高い面の数が多いのが裏面の場合には裏面用の書き込みパラメータを設定することとしたので、両面集約時に、ハイライト部またはシャドー部が多い原稿の面を多く含む面側の書き込みパラメータを使用することができ、表面と裏面が混在していても十分な画質を保証することが可能となる。
(実施の形態3)
図11−1〜図12を参照して、実施の形態3に係る両面集約モードを説明する。実施の形態3では、実施の形態2の両面集約モードにおいて、さらに、ユーザにより選択される画質モードを反映させた場合について説明する。実施の形態2と共通する部分の説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。実施の形態3の特徴判定装置の構成は、実施の形態2(図7)と同様である。
図11−1および図11−2は、実施の形態3に係る両面集約モード時の書き込みパラメータの選択方法の一例を説明するためのフローチャートである。図12は、両面集約画像の一例を示す図である。
まず、CPU8は、画質モードが文字モードであるか否かを判定する(ステップS21)。ここで、文字モードは、ユーザは文字を鮮鋭にコピーすることを重視しており、一般的に、文字は濃度が濃く、かつ、文字が多い原稿はシャドー部が多い原稿であるため、文字モードが選択された場合は、シャドー部が多い原稿をハイライト部が多い原稿に比して優先度を高く設定する。
具体的には、CPU8は、文字モードである場合には(ステップS21の「Yes」)、まず、集約画像の同一面内で、シャドー部が多いと判定された面の数が多いのは、表面、裏面、および等しいのいずれであるかを判定する(ステップS23)。シャドー部が多いと判定された面の数が多いのが表面である場合には、表面用のパラメータを選択する(ステップS24)。また、シャドー部が多いと判定された面の数が多いのが裏面である場合には、裏面用の書き込みパラメータを選択する(ステップS25)。
他方、シャドー部が多いと判定された原稿の面の数が表面と裏面で等しい場合には、集約画像の同一面内で、ハイライト部が多いと判定された面の数が多いのは、表面、裏面、等しいのいずれであるかを判定する(ステップS26)。
ハイライト部が多いと判定された原稿の面の数の多いのが表面である場合には、表面用のパラメータを選択する(ステップS24)。また、ハイライト部が多いと判定された原稿の面の数の多いのが裏面である場合には、裏面用の書き込みパラメータを選択する(ステップS25)。また、シャドー部が多いと判定された原稿の面の数が表面と裏面で等しい場合には、前回の書き込みパラメータを用いる(ステップ27)。これはパラメータの切り替え時間を省くことで生産性を高めるためである。なお集約原稿の一枚目は表面用の書き込みパラメータを用いる。このように原稿内の濃度で書き込みパラメータの優先度を決定することで、ハイライト部での地汚れ、シャドー部での白抜けを回避することが可能となる。
上記図10に示す例では、シャドー部が多い原稿の面の数は表面と裏面が1枚ずつで等しく、ハイライト部が多い原稿の面の数は表面が2枚であるため、文字モードが選択された場合は、表面用の書き込みパラメータを選択する。
上記図11−1のステップS21において、画質モードが文字モードでない場合、すなわち、写真モード、文字・写真モード、地図モード等である場合は、ユーザは絵柄の階調性を滑らかにコピーすることを重視しており、一般的に、絵柄は濃度が淡く、かつ、絵柄が多い原稿はハイライト部が多いため、文字モード以外の画質モードの場合は、ハイライト部が多い原稿をシャドー部が多い原稿以上に優先度を高く設定する。
具体的には、文字モード以外である場合(図11−1のステップS21の「No」)、まず、図11−2において、集約画像の同一面内で、ハイライト部が多いと判定された原稿の面の数が多いのは、表面、裏面、および等しいのいずれであるかを判定する(ステップS31)。ハイライト部が多いと判定された原稿の面の数が多いのは表面である場合には、表面用のパラメータを選択する(ステップS33)。また、ハイライト部が多いと判定された原稿の面の数が多いのが裏面である場合には、裏面用の書き込みパラメータを選択する(ステップS34)。
他方、ハイライト部が多いと判定された原稿の面の数が表面と裏面で等しい場合には、集約画像の同一面内で、シャドー部が多いと判定された面の数が多いのは、表面、裏面、および等しいのいずれであるかを判定する(ステップS32)。
シャドー部が多いと判定された原稿の面の数の多いのが表面である場合には、表面用のパラメータを選択する(ステップS33)。また、シャドー部が多いと判定された原稿の面の数の多いのが裏面である場合には、裏面用の書き込みパラメータを選択する(ステップS34)。また、シャドー部が多いと判定された原稿の面の数が表面と裏面で等しい場合には、前回の書き込みパラメータを用いる(ステップS35)。これはパラメータの切り替え時間を省くことで生産性を高めるためである。なお、集約画像の一枚目は表面用の書き込みパラメータを用いる。
図12は、2枚の原稿の表面(F)と裏面(R)の4面を1枚に集約した場合を示しており、斜線はハイライト部およびシャドー部が多い面、網点はハイライト部が多い面、縦線はシャドー部が多い面、無地はハイライト部およびシャドー部が少ない面を示している。図12に示す例では、集約画像の同一面内でハイライト部が多い原稿の面の数は、表面と裏面が1枚ずつとなっており、また、シャドー部が多い原稿の面の数は表面が2枚、裏面が0枚であるため、文字モード以外のモードが選択された場合は、表面用の書き込みパラメータを選択する。
実施の形態3によれば、CPU8は、両面集約モードを実行する場合には、選択された画質モードおよび特徴判定装置3の特徴判定結果に基づいて、その書き込みパラメータを決定することとしたので、両面集約モードの場合に、表面と裏面の原稿が混在していても、画質モードを反映させて十分な画質を保証することが可能となる。
また、実施の形態3によれば、CPU8は、両面集約モードを実行する場合に、文字モードが選択された場合には、原稿のシャドー部を優先した書き込みパラメータを選択することとしたので、両面集約モードの場合に、表面と裏面が混在していても、文字の再現性を優先させた十分な画質を保証することが可能となる。
また、実施の形態3によれば、CPU8は、両面集約モードを実行する場合に、文字モードが選択された場合には、原稿のハイライト部を優先した書き込みパラメータを選択することとしたので、両面集約モードの場合に、表面と裏面が混在していても、絵柄の再現性を優先させた十分な画質を保証することが可能となる。
(プログラム)
なお、本発明の画像処理装置は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インターフェイス機器、スキャナ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から構成される装置(ホストコンピュータ等)に適用しても良い。
また、本発明の目的は、上述した画像処理装置の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(または、CPU、MPU、DSP)が記録媒体に格納されたプログラムコードを実行することによっても達成することが可能である。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した画像処理装置の機能を実現することになり、そのプログラムコードまたはそのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記録媒体としては、FD、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ、ROMなどの光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、半導体記録媒体を使用することができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した画像処理装置の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した画像処理装置の機能が実現される場合も含まれること言うまでもない。
また、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した画像処理装置の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施の形態1に係る画像処理装置を適用したデジタル画像処理装置(MFP)の全体構成図である。 読取装置の概略のメカ構成を示す図である。 第1の画像データ処理装置の構成例を示すブロック図である。 第2の画像データ処理装置の構成例を示すブロック図である。 デジタル画像処理装置の両面集約モード選択時の書き込みパラメータの選択方法を説明するためのフローチャートである。 両面集約画像の具体例を説明するための説明図である。 実施の形態2に係る特徴判定装置のブロック図である。 画素の閾値を説明するための説明図である。 実施の形態2に係る両面集約モード選択時の書き込みパラメータの決定方法を説明するためのフローチャートである。 両面集約画像の具体例を説明するための説明図である。 実施の形態3に係る両面集約モード選択時の書き込みパラメータの決定方法を説明するためのフローチャートである(その1)。 実施の形態3に係る両面集約モード選択時の書き込みパラメータの決定方法を説明するためのフローチャートである(その2)。 両面集約画像の具体例を説明するための説明図である。
符号の説明
1 デジタル画像処理装置
2 読取装置
3 特徴判定装置
4 第1の画像データ処理装置
5 バス制御装置
6 第2の画像データ処理装置
7 HDD
8 CPU
9 メモリ
10 プロッタI/F装置
11 プロッタ装置
12 操作表示装置
13 回線I/F装置
14 外部I/F装置
15 S.B.
16 ROM
109 第1の読み取り部
118 第1の読み取り部
21 γ変換部
22 フィルタ処理部
23 色変換部
24 変倍処理部
31 適応γ処理部
32 階調処理部
61 高濃度閾値処理部
62 高濃度画素カウント部
63 低濃度閾値処理部
64 低濃度画素カウント部
65 原稿特徴決定部

Claims (10)

  1. 両面読取手段により読み取られた原稿の表面および裏面の画像データの特徴を判定する特徴判定手段と、
    前記読み取られた画像データを転写紙に転写するための書き込み手段と、
    前記書き込み手段の動作を制御すると共に、1または複数の原稿の表面および裏面の画像データを集約して転写紙の同一面に転写させる両面集約モードの実行を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記両面集約モードを実行する場合には、前記特徴判定手段の特徴判定結果に基づいて、前記書き込み手段の書き込みパラメータを設定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記両面集約モードでは、前記特徴判定手段は、優先度の基準に基づいて、集約対象の原稿の各面の画像データの特徴を判定して当該面の優先度が高いか否かを判定し、前記制御手段は、優先度が高い面の数が多いのは表面および裏面のいずれかを判断し、優先度が高い面の数が多いのが表面の場合は表面用の書き込みパラメータを設定し、優先度が高い面の数が多いのが裏面の場合には裏面用の書き込みパラメータを設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記優先度の基準は、ユーザが設定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記優先度の基準は、画像データのハイライト部とシャドー部の割合であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. さらに、画質モードを選択する画質モード選択手段を備え、
    前記制御手段は、前記両面集約モードを実行する場合には、前記画質モード選択手段で選択された画質モードおよび前記特徴判定手段の特徴判定結果に基づいて、その書き込みパラメータを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記画質モード選択手段で文字モードが選択された場合には、前記原稿のシャドー部を優先した前記書き込みパラメータを選択することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記画質モード選択手段で文字モード以外のモードが選択された場合には、前記原稿のハイライト部を優先した前記書き込みパラメータを選択することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 前記書き込みパラメータは、適応γおよび階調処理のパラメータを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 両面読取手段により読み取られた原稿の表面および裏面の画像データの特徴を判定する特徴判定工程と、
    前記画像データを転写紙に転写する書き込み工程と、
    前記書き込み手段の動作を制御すると共に、1または複数の原稿の表面および裏面の画像データを集約して転写紙の同一面に転写させる両面集約モードの実行を制御する制御工程と、
    を含み、
    前記制御工程では、前記両面集約モードを実行する場合には、前記特徴判定工程の特徴判定結果に基づいて、前記書き込み工程の書き込みパラメータを設定することを特徴とする画像処理方法。
  10. 両面読取手段で読み取られた原稿の表面および裏面の画像データの特徴を判定する特徴判定工程と、
    転写紙に画像データを印字出力する書き込み手段の動作を制御すると共に、1または複数の原稿の表面および裏面の画像データを集約して転写紙の同一面に転写させる両面集約モードの実行を制御する制御工程と、
    をコンピュータに実行させ、
    を含み、
    前記制御工程では、前記両面集約モードを実行する場合には、前記特徴判定工程の特徴判定結果に基づいて、前記書き込み手段の書き込みパラメータを設定することを特徴とするコンピュータが実行可能なプログラム。
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