JP2010144624A - 火花点火式内燃機関 - Google Patents

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伸宜 奥井
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Abstract

【課題】スワール流によって燃焼を促進する場合に、スワール流による失火の防止とスワール流による火炎伝播速度の向上との両立を図る。
【解決手段】点火プラグ21及びプラグホール2aを、該点火プラグ21の先端が該プラグホール2aから燃焼室5内へ突出することなく、かつ、該プラグホール2aの燃焼室5側開口がシリンダ中心軸線からずれて位置するように設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、燃焼室内にスワール流を発生させる火花点火式内燃機関に関する技術分野に属する。
従来より、この種の火花点火式内燃機関はよく知られており、点火時点において燃焼室に存在するスワール流による乱れによって燃焼を促進するようにしている。このような火花点火式内燃機関では、点火プラグを、燃焼室内においてスワール流の強い(流れが速い)場所に配置すれば、そのスワール流によって、点火プラグによる点火により生成された火炎を燃焼室全体に素早く伝播することができて、機関運転効率を向上させることができるようになる。そのために、例えば特許文献1に示されているように、点火プラグをシリンダヘッドにおいてシリンダ中心軸線からずれた場所(特許文献1では、シリンダ周縁部)に配置することが好ましい。
特開2007−239668号公報
しかしながら、点火プラグをスワール流の強い場所に配置した場合、その点火プラグによる点火直後に生成された火炎核が強いスワール流によって消されて失火する可能性が高くなる。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、スワール流によって燃焼を促進する場合に、スワール流による失火の防止とスワール流による火炎伝播速度の向上との両立を図ろうとすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、点火プラグ及びプラグホールを、該点火プラグの先端が該プラグホールから燃焼室内へ突出することなく、かつ、該プラグホールの燃焼室側開口がシリンダ中心軸線からずれて位置するように設けた。
具体的には、請求項1の発明では、火花点火式内燃機関を対象として、シリンダと該シリンダ内で往復動するピストンと該ピストンに対向するシリンダヘッドとにより規定される燃焼室と、上記シリンダヘッドに設けられ、吸気行程において開弁して上記燃焼室を吸気ポートに連通させる吸気弁と、点火時期において上記燃焼室内にスワール流が存在するように、上記吸気ポートから上記燃焼室内へ吸気を導入するスワール流生成手段と、上記シリンダヘッドにおいて上記燃焼室に開口するように設けられたプラグホールと、上記プラグホール内に設けられた第1点火プラグとを備え、上記第1点火プラグ及びプラグホールは、該第1点火プラグの先端が該プラグホールから上記燃焼室内へ突出することなく、かつ、該プラグホールの燃焼室側開口がシリンダ中心軸線からずれて位置するように設けられているものとする。
上記の構成により、プラグホールの燃焼室側開口が、シリンダ中心軸線からずれた、スワール流の強い場所に配置されるが、第1点火プラグの先端(電極)が燃焼室内へ突出していないので、第1点火プラグによる点火直後の火炎核が、スワール流の影響を受けることなくプラグホール内で成長する。そして、この火炎核が成長してなる火炎がプラグホールから燃焼室へ出ても、もはや消えることはなく、スワール流によって火炎が下流側に素早く広がっていく。これにより、燃焼室内の混合気全体が燃焼する期間(燃焼期間)が短縮され、機関運転効率(つまり燃費)を向上させることができる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、点火時期において上記燃焼室内のスワール流の、上記プラグホールの上記燃焼室側開口付近における流速が10m/s以上であるものとする。
このことにより、燃焼期間を安定的に短縮することができ、高い燃費が安定的に得られる。一方、スワール流の流速を速くしても、第1点火プラグの先端(電極)が燃焼室内へ突出していないので、失火するようなことはない。
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、上記第1点火プラグは、上記プラグホールの上記燃焼室側開口端と該第1点火プラグの先端との間の距離をLとし、該プラグホールにおける該両者間の部分の直径をDとしたとき、
0≦L/D≦1
を満たすように、上記プラグホール内に配設されているものとする。
すなわち、L/Dが1よりも大きくて、第1点火プラグの先端(電極)がプラグホールの燃焼室側開口端から離れすぎると、プラグホール内の火炎核が成長して燃焼室へ出るまでの間にプラグホールの壁面で冷却されることで、消える可能性が高くなる。一方、L/Dが0よりも小さくて、第1点火プラグの先端(電極)が燃焼室内へ突出すると、スワール流によって火炎核が消されてしまう。そこで、第1点火プラグを、0≦L/D≦1を満たすようにプラグホール内に配設することにより、失火を防止することができるようになる。
請求項4の発明では、請求項1〜3のいずれか1つの発明において、上記スワール流生成手段は、上記燃焼室毎に設けられた第1及び第2の上記吸気ポートと、該第1吸気ポートの吸気抵抗を該第2吸気ポートの吸気抵抗よりも小さくすることが可能な流路抵抗可変手段とを有し、上記プラグホールの上記燃焼室側開口が、上記第1吸気ポートよりも上記第2吸気ポートに近い側に設けられているものとする。
このことにより、流路抵抗可変手段によって、スワール流は、第1吸気ポートから排気ポート側を通って第2吸気ポートへ向かうような流れとなる。このスワール流は、通常、第1吸気ポート寄りでは斜め下に向かう一方、第2吸気ポート寄りでは斜め上に向かう、斜めスワール流となる。この場合、圧縮行程では、第2吸気ポート寄りで斜め上に向かうスワール流の流れがピストンの上昇により増速される。したがって、プラグホールの燃焼室側開口を第2吸気ポートに近い側に設けることで、点火時期において燃焼室内のスワール流の、プラグホールの燃焼室側開口付近における流速を速くすることができ、燃焼期間をより一層短縮することができる。
請求項5の発明では、請求項1〜4のいずれか1つの発明において、上記第1点火プラグは、該第1点火プラグの軸線が上記シリンダ中心軸線と平行であるか、又は、シリンダ中心軸線と平行でかつ上記プラグホールの上記燃焼室側開口付近における上記燃焼室内のスワール流の流れ方向に沿って延びる平面内において第1点火プラグの軸線が上記燃焼室側開口端とは反対側に向かって該スワール流の上流側に傾斜するように配設されているものとする。
すなわち、上記平面内において第1点火プラグの軸線がプラグホールの燃焼室側開口端とは反対側に向かってスワール流の下流側に傾斜していると、第1点火プラグの先端(電極)が、プラグホール内に位置していても、プラグホール内に入ってくるスワール流と対向して該スワール流が直に当たるような位置に位置することととなり、火炎核がそのスワール流によって消え易くなる。これに対し、本発明のように、第1点火プラグの軸線がシリンダ中心軸線と平行であるか、又は、上記平面内において第1点火プラグの軸線がプラグホールの燃焼室側開口端とは反対側に向かってスワール流の上流側に傾斜していれば、第1点火プラグの先端(電極)が、プラグホール内に入ってくるスワール流が直に当たらないような位置に位置することととなり、火炎核がスワール流の影響を受け難くなる。したがって、スワール流による失火をより一層有効に防止することができる。
請求項6の発明では、請求項1〜5のいずれか1つの発明において、上記第1点火プラグの電極は、該第1点火プラグの軸線上に位置する中心電極と、該中心電極の周辺から中心電極の下方に延びる側方電極とからなり、上記側方電極は、上記第1点火プラグの軸線に対して、上記プラグホールの上記燃焼室側開口付近における上記燃焼室内のスワール流の下流側に配設されているものとする。
すなわち、プラグホール内においては、プラグホール内に入ってきたスワール流が、その下流側のプラグホール壁近傍にて、プラグホール奥側でかつプラグホール内に入ってきたときとは反対側へ流れるような渦流となる。ここで、側方電極が第1点火プラグの軸線に対してスワール流の上流側に配設されていると、その渦流の一部は、側方電極に沿って第1点火プラグ内のクエンチゾーンへと流れる。このため、中心電極の先端部と側方電極の先端部との間で生成された火炎核が、その渦流によってクエンチゾーンへと押し込まれ、やがて消えてしまう。これに対し、本発明の如く、側方電極が第1点火プラグの軸線に対してスワール流の下流側に配設されていると、火炎核が渦流に乗って側方電極とは反対側へ成長し、その成長してなる火炎がプラグホールから燃焼室へ出て、燃焼室内のスワール流によって下流側へ広がっていく。したがって、スワール流による失火をより一層有効に防止することができる。
請求項7の発明では、請求項1〜6のいずれか1つの発明において、上記スワール流生成手段によるスワール生成力を制御するスワール制御手段と、上記第1点火プラグよりもシリンダ中心側に配置された第2点火プラグと、上記スワール制御手段が上記スワール流生成手段によるスワール生成力を所定以下に減少させた場合に上記第2点火プラグによる点火を行わせる点火制御手段とを更に備えているものとする。
すなわち、スワール流が弱い場合、第1点火プラグによる点火では、燃焼期間短縮の効果は限定的であり、むしろ第2点火プラグによる点火の方が燃焼期間を短縮できる可能性が高くなる。そこで、本発明では、スワール流生成手段によるスワール生成力が所定以下に減少した場合には、第2点火プラグによる点火を行う。これにより、広い運転領域で、適切な燃焼を生じさせるようにすることができる。
請求項8の発明では、請求項7の発明において、上記第2点火プラグの先端が上記燃焼室内へ突出しているものとする。
すなわち、第1点火プラグの先端がプラグホールから燃焼室内へ突出していないことで、その分だけ燃焼室容積が増大して圧縮比(膨張比)が低下する。しかし、本発明では、第2点火プラグの燃焼室内への突出により、上記燃焼室容積の増大分と相殺して圧縮比を維持することができる。
以上説明したように、本発明の火花点火式内燃機関によると、点火プラグ及びプラグホールを、該点火プラグの先端が該プラグホールから燃焼室内へ突出することなく、かつ、該プラグホールの燃焼室側開口がシリンダ中心軸線からずれて位置するように設けたことにより、スワール流による失火を防止することができるとともに、スワール流により火炎伝播速度を向上させて、機関運転効率(つまり燃費)を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る火花点火式内燃機関としてのエンジンEを示す。このエンジンEは、シリンダブロック1と、このシリンダブロック1上に組み付けられるシリンダヘッド2とを備えている。シリンダブロック1内には、複数のシリンダC(気筒:図1には1つのみ示す)が図1の紙面に垂直な方向に並ぶように設けられており、各シリンダC内には、シリンダCの中心軸線c1に沿って上下に往復動するようにピストン3がそれぞれ嵌装されている。この各ピストン3は、シリンダブロック1の下部に回転自在に支持されかつ図1の紙面に垂直な方向に延びるクランク軸4に、それぞれコネクティングロッド20を介して連結されている。
上記各シリンダCにおけるピストン3の上方には燃焼室5が形成されている。この燃焼室5は、シリンダCとピストン3と該ピストン3に対向するシリンダヘッド2の下面とにより規定される。シリンダヘッド2の下面により構成される燃焼室天井部5a(図2参照)は、2つの傾斜面からなる三角屋根状に形成されており、このことで、燃焼室5は所謂ペントルーフ型とされている。
上記燃焼室天井部5aの2つの傾斜面には、それぞれ、燃焼室5内へ吸気を導入する吸気ポート6と燃焼室5から既燃ガスを排出する排気ポート7とが開口している。これら吸気ポート6及び排気ポート7は、図2に示すように、燃焼室5毎に2つずつ設けられており(排気ポート7は、図2及び図3では、燃焼室5側の開口のみ示す)、2つの吸気ポート6を区別する場合には、第1吸気ポート6a及び第2吸気ポート6bという。
上記2つの吸気ポート6は、図2で奥側(図1では左側)の傾斜面にクランク軸4の長手方向(クランク軸方向)に並んで開口しており、2つの排気ポート7は、図2で手前側(図1では右側)の傾斜面にクランク軸方向に並んで開口している。
上記各吸気ポート6の上記開口には、該開口を所定のタイミングで開閉する吸気弁8が設けられ、上記各排気ポート7の上記開口には、該開口を所定のタイミングで開閉する排気弁9が設けられている。吸気弁8は、吸気行程において開弁されて燃焼室5を吸気ポート6に連通させる。排気弁9は、排気行程において開弁されて燃焼室5を排気ポート7に連通させる。
上記吸気ポート6は、燃焼室天井部5aから比較的急傾斜で斜め上向きに延びるように立ち気味にレイアウトされており、その下方には後述の如く配設されるインジェクタ14のためのスペースが確保されている。そうして斜め上向きに延びた吸気ポート6は、シリンダヘッド2の側面に開口して、この開口が吸気通路10(図1及び図3参照)に接続さる。
図3は、エンジンEの複数(図3の例では#1〜#4の4つ)のシリンダCへの吸気通路10の連通状態を模式的に示したものであり、図3の例ではサージタンク11とシリンダCとの間は、各吸気ポート6毎の分岐通路10a,10bによって連通されている。分岐通路10aは吸気ポート6aに、分岐通路10bは吸気ポート6bにそれぞれ接続される。
上記分岐通路10bには、後述の如く燃焼室5内にスワール流を生成するための制御弁12が配設されている。この制御弁12は、例えばバタフライバルブ(絞り弁)からなり、その位置の調整によって分岐通路10bの流路面積、つまり第2吸気ポート6bの一部と見做すことが可能な分岐通路10bの吸気抵抗を変更する。この制御弁12を閉じれば、第1吸気ポート6a(分岐通路10a)の吸気抵抗が第2吸気ポート6b(分岐通路10b)の吸気抵抗よりも小さくなることになる。
本実施形態では、制御弁12は、後述のようにECU30によって制御されて、エンジンEの所定の運転状態(図5の運転領域S)で第2吸気ポート6bを全閉にすることにより、吸気を第1吸気ポート6aのみから燃焼室5に流入させて、燃焼室5内にスワール流を生成させる。このスワール流は、点火時期においても燃焼室5内に存在する。一方、制御弁12が全開とされると、第1吸気ポート6a(分岐通路10a)の吸気抵抗と第2吸気ポート6b(分岐通路10b)の吸気抵抗とが同じになって、スワール流は殆ど生成されない。したがって、制御弁12は、第1吸気ポート6aの吸気抵抗を第2吸気ポート6bの吸気抵抗よりも小さくすることが可能な流路抵抗可変手段を構成し、第1及び第2吸気ポート6a,6b並びに制御弁12が、スワール流生成手段を構成する。
尚、図3に示すように、本実施形態の場合、#1及び#3のシリンダCでは、第2吸気ポート6bが第1吸気ポート6aよりもエンジンEの長手方向の一方側(図3の右側)に位置し、#2及び#4のシリンダCでは、第2吸気ポート6bが第1吸気ポート6aよりもエンジンEの他方側(図3の左側)に位置する。
上記のように独立に設けられた第1及び第2吸気ポート6a,6bに対し、2つの排気ポート7は、燃焼室天井部5aの排気側傾斜面から斜め上に延びた後に一つに合流し、その後は図1に示すように略水平に延びて、シリンダヘッド2の排気側の側面に開口している。この排気側の側面には各シリンダC毎に分岐して排気ポート7に連通するように排気マニホールド13が接続されていて、排気ポート7及びマニホールド13を介して、燃焼室5から既燃ガス(排気ガス)を排出するようになっている。
上記2つの吸気ポート6の下側には、それらの燃焼室5側の開口の中間位置に噴口を臨ませて、そこから燃焼室5の略中央部に向かい(すなわち排気側に向かって)燃料を噴射するように、インジェクタ14(燃料噴射弁)が配設されている。このインジェクタ14は、シリンダヘッド2に形成されたインジェクタ収容孔(図示せず)に収容され、その基端部は、複数のシリンダCに共通の燃料分配管15(図1にのみ示す)を介して、図示しない高圧燃料ポンプや高圧レギュレータを有する燃料供給系に接続されている。そして、インジェクタ14は、後述のECU30によって、吸気行程中に燃焼室5に燃料を噴射するように制御される。
図2に示すように、シリンダヘッド2において同図の右側に位置する第2吸気ポート6bと右側の排気ポート7との間、つまり第1吸気ポート6aよりも第2吸気ポート6bに近い側におけるシリンダ中心軸線c1からずれた位置に、第1点火プラグ21が配設されている。この第1点火プラグ21は、シリンダヘッド2において燃焼室5に開口するように設けられたプラグホール2a(図4参照)内に設けられており、このプラグホール2aの燃焼室5側開口が、シリンダ中心軸線c1からずれて位置することになる。また、第1点火プラグ21は、その先端(後述の側方電極21b)がプラグホール2aから燃焼室5内へ突出しないようにプラグホール2a内に配設されている。
上記第1点火プラグ21の電極は、図4に示すように、該第1点火プラグ21の軸線Y上に位置する中心電極21aと、該中心電極21aの周辺から中心電極21aの下方に延びる側方電極21bとからなり、中心電極21aの先端部と側方電極21bとの先端部とが互いに対向している。これら中心電極21aと側方電極21bとの間に電圧が印加されて、中心電極21aの先端部と側方電極21bとの先端部との間に火炎核が生成される。
また、本実施形態では、シリンダヘッド2において第1点火プラグ21よりもシリンダ中心側(本実施形態では、シリンダ中心軸線c1上)に、第1点火プラグ21と同様の中心電極22a及び側方電極22b(図1参照)を有する第2点火プラグ22が配設されている。この第2点火プラグ22の先端(中心電極22a及び側方電極22b)は燃焼室5内へ突出している。この第2点火プラグ22の基端側(上側)には点火コイルユニット17(図1参照)が接続され、ECU30によって、所定のタイミングで点火コイルユニット17を介して第2点火プラグ22の中心電極22a及び側方電極22b間に電圧が印加されるようになっている。上記第1点火プラグ21に対しても、第2点火プラグ22と同様に、ECU30によって、所定のタイミングで不図示の点火コイルユニットを介して中心電極21a及び側方電極21b間に電圧が印加される。
上記エンジンEにおいては、制御弁12の開閉作動、インジェクタ14による燃料の噴射、第1及び第2点火プラグ21,22による点火等がエンジン・コントロールユニット(ECU)30によって制御されるようになっている。上記制御弁12は、例えば図5に概略的に示すように、エンジンEの低回転側の運転領域S、つまり所定エンジン回転数(エンジン負荷によって変化)以下の領域で全閉とされて、燃焼室5内にスワール流が生成される。例えば2000rpm以下では全負荷であっても制御弁12が全閉とされる。一方、高回転側の運転領域Tでは、負荷に依らず制御弁12が全開とされ、シリンダCへの充填効率を高めるようにしている。このことで、ECU30は、スワール流生成手段によるスワール生成力を制御するスワール制御手段を構成することになり、運転領域Tでは、スワール生成力を所定以下に減少させることになる。尚、運転領域を更に多くの数に区切ってその運転領域毎に制御弁12の開度を変更するようにして、スワール生成力を制御するようにしてもよい。
上記ECU30は、上記スワール流が生成される運転領域Sでは、上記第1点火プラグ21による点火を行わせる一方、スワール流が殆ど生成されない(スワール生成力が所定以下に減少する)運転領域Tでは、第2点火プラグ22による点火を行わせる。このことで、ECU30は、スワール生成力を所定以下に減少させた場合に第2点火プラグ22による点火を行わせる点火制御手段を構成することになる。尚、スワール生成力が所定以下に減少する運転領域で、第2点火プラグ22に加えて、第1点火プラグ21による点火を行わせるようにしてもよい。
上記制御弁12が全閉にされると、吸気行程で吸気弁8が開いても、制御弁12が閉じている第2吸気ポート6bには吸気が流れず、吸気は第1吸気ポート6aのみから燃焼室5に流入するようになる。この吸気流は、シリンダ中心軸線c1の周りを旋回しながら、下降するピストン3を追いかけるように下方に向かう螺旋状の流れになる。但し、上述したように吸気ポート6が立ち気味にレイアウトされていることから、吸気の流れにはタンブル成分が含まれており、これにより所謂斜めスワール流が形成される。
すなわち、ピストン3が下死点に近づいてその下降速度が低下するにつれて、上記流れはピストン3の頂面に沿って上向きに指向されるようになる。そして、インジェクタ14からの燃料噴射が終了したシリンダCの圧縮行程では、図6に示すように、吸気と噴射燃料との混合気の流れは、第1吸気ポート6a寄りでは斜め下に向かう一方、第2吸気ポート6b寄りでは斜め上に向かう、所謂斜めスワール流になるのである。
上記斜めスワール流は、図7に示すように、シリンダ周壁に沿って大きく旋回し、圧縮行程でもタンブル流のように潰れることなく、点火時期においても維持される。特に第2吸気ポート6b寄りの部分では、圧縮行程でピストン3が上昇することにより、斜め上に向かうスワール流の流れが増速され、これにより、第2吸気ポート6b寄りでスワール流が点火時期においても維持される。
本実施形態では、第1点火プラグ21及びプラグホール2aが、第1吸気ポート6aよりも第2吸気ポート6bに近い側に設けられているので、点火時期において燃焼室5内のスワール流の、プラグホール2aの燃焼室5側開口付近における流速が速く、これにより、第1点火プラグ21による点火により生成された火炎を燃焼室5全体に素早く伝播することができて、機関運転効率(つまり燃費)を向上させることができる。
しかし、上記スワール流の流速が速いために、第1点火プラグ21による点火直後において中心電極21aの先端部と側方電極21の先端部との間に生成された火炎核が、そのスワール流によって消されて失火する可能性が高くなる。
そこで、本実施形態では、上記のように、第1点火プラグ21の先端(側方電極21b)がプラグホール2aから燃焼室5内へ突出しないようにして、上記火炎核が、スワール流の影響を受けることなくプラグホール2a内で成長するようにしている。そして、この火炎核が成長してなる火炎がプラグホール2aから燃焼室5へ出ても、もはや消えることはなく、スワール流によって火炎が下流側に素早く広がっていくことになる。
図4に示すように、上記第1点火プラグ21は、上記プラグホール2aの燃焼室5側開口端と第1点火プラグ21の先端(側方電極21b)との間の距離をLとし、該プラグホール2aにおける該両者間の部分の直径をDとしたとき、
0≦L/D≦1
を満たすように、上記プラグホール2a内に配設されていることが好ましい。
すなわち、L/Dが1よりも大きくて、第1点火プラグ21の先端がプラグホール2aの燃焼室5側開口端から離れすぎると、プラグホール2a内の火炎核が成長して燃焼室5へ出るまでの間にプラグホール2aの壁面で冷却されることで、消える可能性が高くなる。一方、L/Dが0よりも小さくて、第1点火プラグ21の先端が燃焼室内へ突出すると、スワール流によって火炎核が消されてしまう。そこで、第1点火プラグ21を、0≦L/D≦1を満たすようにプラグホール2a内に配設することにより、失火を防止することができるようになる。
図8は、L/Dの値を変化させて失火回数を調べた結果を示す。これによると、0≦L/D≦1では失火回数が0であるが、L/Dが1を超えると、失火回数が急激に増大することが分かる。
また、第1点火プラグ21は、該第1点火プラグ21の軸線Yが上記シリンダ中心軸線c1と平行であるか、又は、シリンダ中心軸線c1と平行でかつ上記プラグホール2aの燃焼室5側開口付近における燃焼室5内のスワール流の流れ方向に沿って延びる平面内において第1点火プラグ21の軸線Yが上記燃焼室5側開口端とは反対側に向かって該スワール流の上流側に傾斜するように配設されていることが好ましい。
すなわち、図9(a)に示すように、上記平面内において第1点火プラグ21の軸線Yがプラグホール2aの燃焼室5側開口端とは反対側に向かってスワール流の下流側に傾斜していると、第1点火プラグ21の中心電極21a及び側方電極21bが、プラグホール2a内に入ってくるスワール流と対向して該スワール流が直に当たるような位置に位置することととなり、中心電極21a及び側方電極21b間に生成された火炎核が、そのスワール流によって消される可能性が高くなる。
これに対し、図9(b)に示すように、第1点火プラグ21の軸線Yがシリンダ中心軸線c1と平行であるか、又は、図9(c)に示すように、上記平面内において第1点火プラグ21の軸線Yがプラグホール2aの燃焼室5側開口端とは反対側に向かってスワール流の上流側に傾斜していれば、第1点火プラグ21の中心電極21a及び側方電極21bが、プラグホール2a内に入ってくるスワール流が直に当たらないような位置に位置することととなり、火炎核がスワール流の影響を受け難くなる。
さらに、図4に示すように、第1点火プラグ21の側方電極21bは、該第1点火プラグ21の軸線Yに対して、プラグホール2aの燃焼室5側開口付近における燃焼室5内のスワール流の下流側に配設されていることが好ましい。
図10(a)及び(b)は、側方電極21bを第1点火プラグ21の軸線Yに対してスワール流の上流側に配設した場合と下流側に配設した場合とのCFDによるシミュレーション結果を示す。これによると、プラグホール2a内においては、プラグホール2a内に入ってきたスワール流が、その下流側のプラグホール壁近傍にて、プラグホール2a奥側でかつプラグホール2a内に入ってきたときとは反対側へ流れるような渦流となる。ここで、図10(a)に示す、側方電極21bが第1点火プラグ21の軸線Yに対してスワール流の上流側に配設されている場合には、その渦流の一部は、側方電極21bに沿って第1点火プラグ21内のクエンチゾーン(中心電極21aの側周面と側方電極21bとの間の径方向の隙間)へと流れる。このため、中心電極21aの先端部と側方電極21bの先端部との間で生成された火炎核が、その渦流によってクエンチゾーンへと押し込まれ、やがて消えてしまう。
これに対し、図10(b)に示す、側方電極21bが第1点火プラグ21の軸線Yに対してスワール流の下流側に配設されている場合には、火炎核が渦流に乗って側方電極21bとは反対側へ成長し、その成長してなる火炎がプラグホール2aの燃焼室5側開口における側方電極21bとは反対側(スワール流の上流側)の部分から燃焼室5へ出て、燃焼室5内のスワール流によって下流側へ広がっていく。
図11は、側方電極21bを第1点火プラグ21の軸線Yに対してスワール流の上流側に配置した場合と下流側に配置した場合とにおいて混合気濃度と失火回数との関係を調べた結果を示す。これによると、いずれの場合も、混合気がリーンになると、失火回数は増える傾向にあるが、下流側に配置した場合の方が、上流側に配置した場合に比べて格段に小さいことが分かる。
点火時期において燃焼室5内のスワール流の、プラグホール2aの燃焼室5側開口付近における流速(以下、スワール流速という)は、燃焼期間を短縮して燃費を向上させる観点から、10m/s以上であることが好ましい。
図12は、プラグホール2aの燃焼室5側開口の中心(つまり第1点火プラグ21の軸線Y)の、シリンダ中心軸線c1からの距離(以下、プラグ位置という)を変えて、そのプラグ位置と、燃焼室5内の混合気全体が燃焼する燃焼期間(クランク角で示す)との関係を計算で求めた結果を示す。また、図13は、上記プラグ位置と燃料消費率との関係を計算で求めた結果を示す。さらに、上記プラグ位置とスワール流速との関係を計算で求めた結果を表1に示す。これら計算の際、スワール比を4.5、エンジン回転数を1500rpm、空気過剰率λ=2、シリンダ径を90mmとした。
Figure 2010144624
図12及び図13より、プラグ位置が15mm以上であれば、燃焼期間を短くかつ燃料消費率を低く安定させ得ることが分かる。そして、表1より、プラグ位置が15mm以上であるときのスワール流速は、10m/s以上であることが分かる。したがって、スワール流速を10m/sとすれば、燃焼期間を安定的に短縮することができ、高い燃費が安定的に得られることになる。
図14は、空気過剰率λ=2でかつプラグ位置が35mmである場合、空気過剰率λ=2でかつプラグ位置が0である場合、及び、空気過剰率λ=1でかつプラグ位置が0である場合の、クランク角と燃焼割合との関係を計算で求めた結果を示す。この計算の際、スワール比を4.5、エンジン回転数を1500rpm、シリンダ径を90mmとした。尚、空気過剰率λ=2である場合において燃焼割合が100%となるクランク角が図12の燃焼期間に相当する。
これにより、プラグ位置を35mm(スワール流速:約25m/s)とすれば、空気過剰率λ=2というリーンな混合気であっても、空気過剰率λ=1(理論空燃比)と同等程度の燃焼期間となることが分かる。
したがって、本実施形態では、第1点火プラグ21及びプラグホール2aを、スワール流によって燃焼期間を短縮して燃費を向上できるように、シリンダ中心軸線c1からずれた位置に配設するとともに、第1点火プラグ21の中心電極21aの先端部と側方電極21bの先端部との間に生成される火炎核が、そのスワール流によって消されないように、第1点火プラグ21の先端(側方電極21b)がプラグホール2aから燃焼室5内へ突出しないようにしたので、スワール流による失火の防止とスワール流による火炎伝播速度の向上との両立を図ることができる。
本発明は、燃焼室内にスワール流を発生させる火花点火式内燃機関に有用である。
本発明の実施形態に係る火花点火式内燃機関としてのエンジンを示す概略図である。 エンジンの構成を概略的に示す斜視図である。 複数のシリンダへの吸気通路の連通状態を示す模式図である。 第1点火プラグとプラグホールとの関係を示す図である。 エンジンの、制御弁を制御するための制御マップの例を示す図である。 圧縮行程におけるシリンダ内の流動の様子を示す斜視図である。 圧縮行程におけるシリンダ内の流動の様子を示す平面図である。 L/Dの値と失火回数との関係を示すグラフである。 第1点火プラグの軸線の傾斜とスワール流との関係を示す図である。 側方電極を第1点火プラグの軸線に対してスワール流の上流側に配設した場合と下流側に配設した場合とのCFDによるシミュレーション結果を示す図である。 側方電極を第1点火プラグの軸線に対してスワール流の上流側に配置した場合と下流側に配置した場合とにおいて混合気濃度と失火回数との関係を示すグラフである。 プラグ位置と燃焼期間との関係を示すグラフである。 プラグ位置と燃料消費率との関係を示すグラフである。 空気過剰率λ=2でかつプラグ位置が35mmである場合、空気過剰率λ=2でかつプラグ位置が0である場合、及び、空気過剰率λ=1でかつプラグ位置が0である場合の、クランク角と燃焼割合との関係を示すグラフである。
符号の説明
E エンジン(火花点火式内燃機関)
C シリンダ
c1 シリンダ中心軸線
Y 第1点火プラグの軸線
2 シリンダヘッド
2a プラグホール
3 ピストン
5 燃焼室
6 吸気ポート
6a 第1吸気ポート(スワール流生成手段)
6b 第2吸気ポート(スワール流生成手段)
8 吸気弁
12 制御弁(流路抵抗可変手段)(スワール流生成手段)
21 第1点火プラグ
21a 中心電極
21b 側方電極
22 第2点火プラグ
30 ECU(スワール制御手段)(点火制御手段)

Claims (8)

  1. シリンダと該シリンダ内で往復動するピストンと該ピストンに対向するシリンダヘッドとにより規定される燃焼室と、
    上記シリンダヘッドに設けられ、吸気行程において開弁して上記燃焼室を吸気ポートに連通させる吸気弁と、
    点火時期において上記燃焼室内にスワール流が存在するように、上記吸気ポートから上記燃焼室内へ吸気を導入するスワール流生成手段と、
    上記シリンダヘッドにおいて上記燃焼室に開口するように設けられたプラグホールと、
    上記プラグホール内に設けられた第1点火プラグとを備え、
    上記第1点火プラグ及びプラグホールは、該第1点火プラグの先端が該プラグホールから上記燃焼室内へ突出することなく、かつ、該プラグホールの燃焼室側開口がシリンダ中心軸線からずれて位置するように設けられていることを特徴とする火花点火式内燃機関。
  2. 点火時期において上記燃焼室内のスワール流の、上記プラグホールの上記燃焼室側開口付近における流速が10m/s以上であることを特徴とする請求項1記載の火花点火式内燃機関。
  3. 上記第1点火プラグは、上記プラグホールの上記燃焼室側開口端と該第1点火プラグの先端との間の距離をLとし、該プラグホールにおける該両者間の部分の直径をDとしたとき、
    0≦L/D≦1
    を満たすように、上記プラグホール内に配設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の火花点火式内燃機関。
  4. 上記スワール流生成手段は、上記燃焼室毎に設けられた第1及び第2の上記吸気ポートと、該第1吸気ポートの吸気抵抗を該第2吸気ポートの吸気抵抗よりも小さくすることが可能な流路抵抗可変手段とを有し、
    上記プラグホールの上記燃焼室側開口が、上記第1吸気ポートよりも上記第2吸気ポートに近い側に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の火花点火式内燃機関。
  5. 上記第1点火プラグは、該第1点火プラグの軸線が上記シリンダ中心軸線と平行であるか、又は、シリンダ中心軸線と平行でかつ上記プラグホールの上記燃焼室側開口付近における上記燃焼室内のスワール流の流れ方向に沿って延びる平面内において第1点火プラグの軸線が上記燃焼室側開口端とは反対側に向かって該スワール流の上流側に傾斜するように配設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の火花点火式内燃機関。
  6. 上記第1点火プラグの電極は、該第1点火プラグの軸線上に位置する中心電極と、該中心電極の周辺から中心電極の下方に延びる側方電極とからなり、
    上記側方電極は、上記第1点火プラグの軸線に対して、上記プラグホールの上記燃焼室側開口付近における上記燃焼室内のスワール流の下流側に配設されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の火花点火式内燃機関。
  7. 上記スワール流生成手段によるスワール生成力を制御するスワール制御手段と、
    上記第1点火プラグよりもシリンダ中心側に配置された第2点火プラグと、
    上記スワール制御手段が上記スワール流生成手段によるスワール生成力を所定以下に減少させた場合に上記第2点火プラグによる点火を行わせる点火制御手段とを更に備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の火花点火式内燃機関。
  8. 上記第2点火プラグの先端が上記燃焼室内へ突出していることを特徴とする請求項7記載の火花点火式内燃機関。
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