JP2010142453A - カートン収納ラック - Google Patents

カートン収納ラック Download PDF

Info

Publication number
JP2010142453A
JP2010142453A JP2008323655A JP2008323655A JP2010142453A JP 2010142453 A JP2010142453 A JP 2010142453A JP 2008323655 A JP2008323655 A JP 2008323655A JP 2008323655 A JP2008323655 A JP 2008323655A JP 2010142453 A JP2010142453 A JP 2010142453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carton
cigarette
stk
storage rack
carton storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008323655A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Tanaka
正孝 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
Priority to JP2008323655A priority Critical patent/JP2010142453A/ja
Publication of JP2010142453A publication Critical patent/JP2010142453A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Abstract

【課題】タバコカートンを上下方向に積載して良好に収納することができ、先入れ先出しで最下位から一個ずつ容易に取り出すことができるカートン収納ラックを提供する。
【解決手段】カートン収納ラック100は、区画底板部材110や左右一対の区画側壁部材120で区画されたカートン収納空間KSSに複数のタバコカートンSTKを上下方向に積載して収納する。この収納された複数のタバコカートンSTKは最下位の一個以外は前面がカートン支持ストッパ130で弾性支持される。このカートン支持ストッパ130で弾性支持されない最下位の一個のタバコカートンSTKは、側壁部材凹部121に前部側面が露出するため、手指で容易に保持されて取り出される。このときも、その上方に積載されているタバコカートンSTKは前面がカートン支持ストッパ130で弾性支持されているので飛び出すようなことがない。
【選択図】図1

Description

本発明は、上下方向に積載された扁平な直方体状のタバコカートンを前面開口のボックス状のカートン収納空間に所定個数まで収納するカートン収納ラックに関する。
現在、いわゆるコンビニエンスストアなどのサプライチェーン店舗では、様々な店頭販売商品を併売している。このようなサプライチェーン店舗の店頭販売商品としてタバコパックがある。
タバコパックは携帯に便利なサイズの小箱に、複数の紙巻タバコをパックした店頭販売商品である。さらに、このタバコパックを、例えば、十箱ほどパックしたタバコカートンも店頭販売商品として併売されている。
このため、現在のサプライチェーン店舗では、タバコパックとタバコカートンとを在庫し、顧客の要望に対応して販売している。ただし、タバコパックが不足したような場合には、タバコカートンを開封してタバコパックを販売するようなこともしている。
従来、タバコパックおよびタバコカートンは、レジスペースの後方に設置された専用のタバコ収納ラックなどに収納されており、顧客の要望に対応して店員がタバコパックやタバコカートンを取り出して販売するようにしていた。
また、現在では顧客スペースにタバコパックを陳列する専用のタバコ収納ラックも多用されている。ただし、このようにタバコパックを収納する専用のタバコ収納ラックなどは多数が利用されているが、タバコカートンを収納する専用のラックなどは利用されていない。
上述のような課題に利用できる商品陳列装置として各種の提案がある。例えば、ある商品陳列装置では、前面側に商品取り出し用の開口を備えた商品陳列庫内に商品陳列棚を複数装架して商品を並列して並べ、商品陳列棚の前面には各商品を係止するための複数のストッパを設けている。
このストッパは前方へ回動することができるが、通常はロック部材にて商品を係止する位置に保持されている。そして、商品選択動作に応答して制御装置が選択された商品に対応するロック部材のロックを解除することで、商品を商品陳列庫から取り出すことができる(例えば、特許文献1参照)。
また、商品棚への商品の補充を容易に行うことのできる商品収納装置も提案されている。その商品収納装置では、商品棚を各側板間に格納すると、商品棚の各ローラが第二の案内溝の後端側、即ち第二の案内溝の傾斜部分に位置し、これにより商品棚が前方に下り傾斜をなすように保持される。
また、スライド部材を前方に引き出すと、スライド部材と共に商品棚が前方へ移動するとともに、商品棚の各ローラが第二の案内溝の傾斜部分を前端側に向かって移動する。これにより、商品棚の後端側が下降し、商品棚の各ローラが第二の案内溝の前端側まで達すると、商品棚が水平状態になる(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−285032号公報 特開2000−155869号公報
現在のサプライチェーン店舗では、前述のようにレジスペースや顧客スペースに設置された専用のタバコ収納ラックなどにタバコパックを収納して販売している。しかし、このようなタバコ収納ラックはタバコパックを収納するように形成されている。このため、タバコカートンはタバコ収納ラックの空きスペースに収納されたりしている。
しかし、近年はコンビニエンスストアなどのサプライチェーン店舗でもタバコパックが良好に販売されており、このようなサプライチェーン店舗ではタバコパックだけでなくタバコカートンも良好に販売されている。
ただし、タバコカートンは凹凸のない直方体状に形成されているため、例えば、上下方向に積載することで良好に収納することができる。しかし、このようにタバコカートンを上下方向に積載して最上位の一個以外は取り出しにくい。
このため、従来のタバコ収納ラックなどにタバコカートンを収納すると、いわゆる先入れ後出し状態となり、上位のタバコカートンのみ収納と販売とが繰り返されて下方に古いタバコカートンが放置されることになる。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、タバコカートンを適切に収納して先入れ先出しを実現することができるカートン収納装置を提供するものである。
本発明のカートン収納ラックは、上下方向に積載された扁平な直方体状のタバコカートンを前面開口のボックス状のカートン収納空間に所定個数まで収納するカートン収納ラックであって、カートン収納空間の下面に位置してタバコカートンが積載される区画底板部材と、カートン収納空間の左右両側に個々に位置して区画底板部材に積載されたタバコカートンを側方から支持する左右一対の区画側壁部材と、左右両側の区画側壁部材の少なくとも一方の内側面に形成されていて区画底板部材の上面に積載された複数のタバコカートンの最下位の一個以外の前面を弾性支持するカートン支持ストッパと、を有し、区画底板部材の上面に積載された複数のタバコカートンの最下位の一個のタバコカートンの前部側面が露出する側壁部材凹部が区画側壁部材の下部に形成されている。
従って、本発明のカートン収納ラックでは、少なくとも区画底板部材と左右一対の区画側壁部材とで区画されたカートン収納空間に複数のタバコカートンを上下方向に積載して収納することができる。このように収納された複数のタバコカートンは最下位の一個以外は前面がカートン支持ストッパで弾性支持される。このカートン支持ストッパで弾性支持されない最下位の一個のタバコカートンは、側壁部材凹部に前部側面が露出するので、手指で容易に保持されて取り出される。このときも、その上方に積載されているタバコカートンは前面がカートン支持ストッパで弾性支持されているので飛び出すようなことがない。
また、上述のようなカートン収納ラックにおいて、カートン支持ストッパは、外部からカートン収納空間へのタバコカートンの挿入を阻害しない湾曲自在な弾性材で形成されていてもよい。
また、上述のようなカートン収納ラックにおいて、複数のカートン収納空間が上下左右に配列されており、上下左右に配列されている複数のカートン収納空間に収納されたタバコカートンを個々に検知するカートン検知部と、タバコカートンの検知結果をデータ管理するカートン管理部とを、さらに有してもよい。
また、上述のようなカートン収納ラックにおいて、複数のカートン収納空間にタバコカートンが複数のタバコ銘柄ごとに収納され、複数のカートン収納空間と複数のタバコ銘柄との対応関係をデータ記憶する関係記憶部と、データ管理されている検知結果から収納されているタバコカートンのタバコ銘柄ごとカートン収納空間ごとのカートン在庫状況を対応関係に基づいてデータ生成する在庫生成部と、データ生成されたタバコ銘柄ごとカートン収納空間ごとのカートン在庫状況を外部出力する状況出力部とを、さらに有してもよい。
また、上述のようなカートン収納ラックにおいて、他のカートン収納ラックからカートン在庫状況を外部入力する状況入力部を、さらに有し、状況出力部は、外部入力されたカートン在庫状況も外部出力してもよい。
また、上述のようなカートン収納ラックにおいて、状況出力部は、タバコカートンと同等な形状でカートン収納空間の一つに配置されていてカートン在庫状況を印刷出力するプリンタユニットを有してもよい。
なお、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
本発明のカートン収納ラックでは、少なくとも区画底板部材と左右一対の区画側壁部材とで区画されたカートン収納空間に複数のタバコカートンを上下方向に積載して収納することができる。このように収納された複数のタバコカートンは最下位の一個以外は前面がカートン支持ストッパで弾性支持される。このカートン支持ストッパで弾性支持されない最下位の一個のタバコカートンは、側壁部材凹部に前部側面が露出するので、手指で容易に保持されて取り出される。このときも、その上方に積載されているタバコカートンは前面がカートン支持ストッパで弾性支持されているので飛び出すようなことがない。従って、タバコカートンを上下方向に積載して良好に収納することができ、このように上下方向に積載された複数のタバコカートンを先入れ先出しで最下位から一個ずつ容易に取り出すことができる。
本発明の実施の一形態を図面を参照して以下に説明する。本実施の形態のカートン収納ラック100は、図1に示すように、上下方向に積載された扁平な直方体状のタバコカートンSTKを前面開口のボックス状のカートン収納空間KSSに所定個数まで収納する。
このため、カートン収納ラック100は、カートン収納空間KSSの下面に位置してタバコカートンSTKが積載される区画底板部材110と、カートン収納空間KSSの左右両側に個々に位置して区画底板部材110に積載されたタバコカートンSTKを側方から支持する左右一対の区画側壁部材120と、左右両側の区画側壁部材120の少なくとも一方の内側面に形成されていて区画底板部材110の上面に積載された複数のタバコカートンSTKの最下位の一個以外の前面を弾性支持するカートン支持ストッパ130と、を有する。
ただし、区画底板部材110の上面に積載された複数のタバコカートンSTKの最下位の一個のタバコカートンSTKの前部側面が露出する側壁部材凹部121が区画側壁部材120の下部に形成されている。
また、本実施の形態のカートン収納ラック100では、図2に示すように、複数のカートン収納空間KSSが上下左右に配列されている。このため、あるカートン収納空間KSSの右側の区画側壁部材120は、その右側のカートン収納空間KSSの左側の区画側壁部材120を兼用している。
同様に、あるカートン収納空間KSSの区画底板部材110は、その下段のカートン収納空間KSSの天板を兼用している。当然ながら、最上位のカートン収納空間KSSには、区画底板部材110を兼用しない区画天板部材140が形成されている。さらに、本実施の形態のカートン収納ラック100では、最下部にラック台座部150が形成されている。
また、図3に示すように、本実施の形態のカートン収納ラック100では、上下左右に配列されている複数のカートン収納空間KSSに収納されたタバコカートンSTKを個々に検知するカートン検知部であるカートン検知センサ160も有する。
このカートン検知センサ160は、例えば、感圧スイッチなどからなり、カートン収納空間KSSに収納されるタバコカートンSTKの後面に対応した位置で、カートン収納ラック100の区画後板部材141に装着されている。
そして、本実施の形態のカートン収納ラック100は、上述のようなカートン検知センサ160のタバコカートンSTKの検知結果をデータ管理するカートン管理部であるメインコントローラ161も有する。
より詳細には、図4に示すように、メインコントローラ161は、いわゆるマイクロコンピュータからなり、適切なコンピュータプログラムが実装されている。メインコントローラ161は、例えば、そのコンピュータプログラムのバージョンアップなどに利用されるCF(CompactFlash)カード162が着脱自在に装着される。
また、メインコントローラ161には、カートン検知センサ160のセンサ回路基板163、後述するリモートコントローラ164、プリンタユニット165、DC(Direct Current)電源基板166、等がバスライン167で接続されている。
なお、本実施の形態のカートン収納ラック100では、タバコカートンSTKが複数のタバコ銘柄ごとに複数のカートン収納空間KSSに収納される。このため、図1に示すように、区画底板部材110の上面前部には、カートン収納空間KSSごとにタバコカートンSTKのタバコ銘柄などを示すタバコ銘柄ラベル111が交換自在に貼着されている。
上述のメインコントローラ161が実装されているコンピュータプログラムに対応して各種のデータ処理を実行することにより、図8に示すように、複数のカートン収納空間KSSとタバコカートンSTKの複数のタバコ銘柄との対応関係をデータ記憶する関係記憶部である銘柄収納テーブルTSTと、データ管理されている検知結果から収納されているタバコカートンSTKのタバコ銘柄ごとカートン収納空間KSSごとのカートン在庫状況を対応関係に基づいてデータ生成する在庫生成部(図示せず)と、が論理的に実現されている。
そこで、詳細には後述するが、図10に示すように、このデータ生成されたタバコ銘柄ごとカートン収納空間KSSごとのカートン在庫状況を外部出力する状況出力部として、上述のプリンタユニット165が利用される。
上述したメインコントローラ161やプリンタユニット165等は、前述したラック台座部150に内蔵されており、例えば、その側部のメンテナンスハッチ151からアクセスできる位置に配置されている。
なお、詳細には後述するが、カートン支持ストッパ130は、図5に示すように、外部からカートン収納空間KSSへのタバコカートンSTKの挿入を阻害しない湾曲自在な弾性材で形成されている。
上述のような構成において、本実施の形態のカートン収納ラック100では、区画底板部材110や左右一対の区画側壁部材120で区画されたカートン収納空間KSSに複数のタバコカートンSTKを上下方向に積載して収納することができる。
本実施の形態のカートン収納ラック100では、前述のように複数のカートン収納空間KSSが上下左右に配列されており、例えば、図2に示すように、七段六列に配列されている。
ただし、そのカートン収納空間KSSに収納されるタバコカートンSTKの個数は一様ではなく、上部の三段では五個が収納され、下部の二段では二個が収納され、中央の二段では三個が収納される。
このため、頻繁に販売されて良好に回転するタバコカートンSTKは、アクセスが容易な上部のカートン収納空間KSSに五個ずつ収納される。あまり販売されないが在庫が必要なタバコカートンSTKは、下部のカートン収納空間KSSに二個ずつ収納され、中間のタバコカートンSTKは中央のカートン収納空間KSSに三個ずつ収納される。
このため、本実施の形態のカートン収納ラック100では、カートン収納空間KSSごとのタバコカートンSTKの収納個数を、その販売頻度に対応させておくことができる。
また、本実施の形態のカートン収納ラック100では、上述のようにカートン収納空間KSSに収納された複数のタバコカートンSTKは、図1に示すように、最下位の一個以外は前面がカートン支持ストッパ130で弾性支持される。
このカートン支持ストッパ130で弾性支持されない最下位の一個のタバコカートンSTKは、側壁部材凹部121に前部側面が露出する。このため、最下位の一個のタバコカートンSTKは側壁部材凹部121から手指で容易に保持される。
このように保持された最下位の一個のタバコカートンSTKが取り出されるときも、その上方に積載されているタバコカートンSTKは前面がカートン支持ストッパ130で弾性支持される。
従って、タバコカートンSTKを上下方向に積載して良好に収納することができ、このように上下方向に積載された複数のタバコカートンSTKを先入れ先出しで最下位から一個ずつ容易に取り出すことができる。
特に、図5に示すように、カートン支持ストッパ130は、外部からカートン収納空間KSSへのタバコカートンSTKの挿入を阻害しない湾曲自在な弾性材で形成されている。
このため、カートン収納空間KSSにタバコカートンSTKを容易に収納することができ、カートン収納空間KSSに積載されて収納された複数のタバコカートンSTKを最下位の一個以外はカートン支持ストッパ130で自動的に保持することができる。
しかも、本実施の形態のカートン収納ラック100では、前述のように複数のカートン収納空間KSSが上下左右に七段六列に配列されているので、その各々に「A−1」〜「G−6」なる収納空間IDが設定されている。
そして、本実施の形態のカートン収納ラック100は、前述のように複数のカートン収納空間KSSに収納されたタバコカートンSTKをカートン検知センサ160で個々に検知することができ、そのタバコカートンSTKの検知結果をメインコントローラ161でデータ管理することができる。
ここで、このデータ管理手法を図6ないし図9を参照して以下に説明する。まず、サプライチェーン店舗に納品したカートン収納ラック100にタバコカートンSTKを収納する初期作業を実行するような場合、店舗作業者(図示せず)はラック台座部150のメンテナンスハッチ151を開放してリモートコントローラ164でメインコントローラ161にアクセスする。
そして、図6に示すように、リモートコントローラ164の所定操作でテーブル生成モードの開始をメインコントローラ161に入力操作する(ステップS1−Y)。つぎに、カートン収納空間KSSの収納空間IDとタバコカートンSTKのタバコ銘柄とをリモートコントローラ164でメインコントローラ161に入力操作する(ステップS2−Y,S3−Y)。
このとき、店舗作業者は実際にカートン収納ラック100のカートン収納空間KSSに収納するタバコカートンSTKのレイアウトを想定し、そのカートン収納空間KSSの収納空間IDとタバコカートンSTKのタバコ銘柄とを入力操作する。
なお、収納空間IDは、前述のように七段六列のカートン収納空間KSSに対応して「A−1」〜「G−6」などと事前に設定されており、タバコ銘柄も、例えば、JAN(Japanese Article Number)などの所定のIDコードに事前に設定されている。
このとき、リモートコントローラ164に表示出力されるタバコ銘柄とJANコードとが手動操作で選定されてもよく、リモートコントローラ164のバーコードリーダ(図示せず)でタバコカートンSTKのバーコード画像を読取走査させてもよい。
そこで、上述のように収納空間IDとタバコ銘柄とが連続に入力操作されると(ステップS2−Y,S3−Y)、図8(a)(b)に示すように、これらの対応関係がメインコントローラ161の銘柄収納テーブルTSTにデータ登録される(ステップS4)。
上述のような作業を繰り返して所望の銘柄収納テーブルTSTが完成すると(ステップS2〜S4)、店舗作業者はリモートコントローラ164の所定操作でメインコントローラ161にテーブル生成終了を入力操作する(ステップS5−Y)。上述のように銘柄収納テーブルTSTが設定されると、複数のカートン収納空間KSSと複数のタバコ銘柄との対応関係が規定されることになる。
そこで、この対応関係により実際にカートン収納ラック100にタバコカートンSTKを収納する場合、やはり店舗作業者はラック台座部150のメンテナンスハッチ151を開放してリモートコントローラ164でメインコントローラ161にアクセスする。
そして、図7に示すように、リモートコントローラ164の所定操作でカートン補充モードの開始をメインコントローラ161に入力操作する(ステップT1−Y)。このような状態で、カートン収納空間KSSにタバコカートンSTKを収納すると、これがカートン検知センサ160で個々に検知されてメインコントローラ161に通達される(ステップT2−Y)。
すると、このメインコントローラ161は、図8(c)に示すように、収納の検知結果に対応して銘柄収納テーブルTSTの「現在収納個数」と「補充可能個数」とをデータ更新する(ステップT3)。
このとき、店舗作業者の所望によりリモートコントローラ164の所定操作で(ステップT4−Y)、図9に示すように、銘柄収納テーブルTSTをプリンタユニット165で印刷出力することもできる(ステップT5)。
このため、店舗作業者は実際にカートン収納ラック100に収納されたタバコカートンSTKと、銘柄収納テーブルTSTの印刷結果とを照合することなどにより、タバコカートンSTKの収納作業が適切に実行されたかなども容易に確認することができる。従って、店舗作業者は複数のカートン収納空間KSSに複数種類のタバコカートンSTKを簡単に適切に収納することができる。
なお、上述のように店舗作業者の所望によりリモートコントローラ164の所定操作で(ステップT4−Y)、銘柄収納テーブルTSTをプリンタユニット165で印刷出力するとき(ステップT5)、図10に示すように、メインコントローラ161でタバコカートンSTKのタバコ銘柄ごとカートン収納空間KSSごとのカートン在庫状況を印刷出力することもできる。
また、上述のように店舗作業者の所望によりリモートコントローラ164の所定操作で(ステップT4−Y)、銘柄収納テーブルTSTに対応してプリンタユニット165でタバコ銘柄ラベル111を印刷出力することもできる。
このようなタバコ銘柄ラベル111は専用の用紙により貼付シールとして形成され、図1に示すように、対応するカートン収納空間KSSの区画底板部材110の前部上面などに貼付される。
本実施の形態のカートン収納ラック100では、上述のように区画底板部材110や左右一対の区画側壁部材120で区画されたカートン収納空間KSSに複数のタバコカートンSTKを上下方向に積載して収納することができる。
このように収納された複数のタバコカートンSTKは最下位の一個以外は前面がカートン支持ストッパ130で弾性支持される。このカートン支持ストッパ130で弾性支持されない最下位の一個のタバコカートンSTKは、側壁部材凹部121に前部側面が露出する。
このため、最下位の一個のタバコカートンSTKは側壁部材凹部121から手指で容易に保持して取り出すことができる。このようなときも、その上方に積載されているタバコカートンSTKは前面がカートン支持ストッパ130で弾性支持されているので飛び出すようなことがない。
従って、タバコカートンSTKを上下方向に積載して良好に収納することができ、このように上下方向に積載された複数のタバコカートンSTKを先入れ先出しで最下位から一個ずつ容易に取り出すことができる。
このため、上下方向に積載されたタバコカートンSTKが上方から販売される先入れ後出しとなることを防止でき、下方に古いタバコカートンSTKが放置されて鮮度が低下するようなことを防止できる。
さらに、本実施の形態のカートン収納ラック100では、収納されたタバコカートンSTKがカートン支持ストッパ130で支持されることによりカートン検知センサ160で確実に検知されるので、タバコカートンSTKの収納位置が不適であることによるカートン検知センサ160の検知エラーも良好に防止することができる。
そして、本実施の形態のカートン収納ラック100は、従来の什器や商品ラックとは相違して電子化されており、スタンドアロンで各種のデータ管理を実行する。そこで、上述のようにカートン検知センサ160で確実に検知されるタバコカートンSTKの収納状態を、メインコントローラ161の銘柄収納テーブルTSTでデータ管理する。
このため、本実施の形態のカートン収納ラック100は、外部のPOSサーバなどに依存することなく、タバコカートンSTKの収納状態をスタンドアロンでデータ管理することができる。
従って、POSサーバなどを利用していない小規模店舗などでも、カートン収納ラック100を導入することでタバコカートンSTKの収納状態を容易にデータ管理することができる。
特に、本実施の形態のカートン収納ラック100は、タバコカートンSTKの収納状態を印刷出力するプリンタユニット165も内蔵している。このため、別個にプリンタ装置を用意して接続するような必要なく、タバコカートンSTKの収納状態を印刷出力することができる。
しかも、本実施の形態のカートン収納ラック100は、図10に示すように、タバコカートンSTKのカートン在庫状況をタバコ銘柄ごとに印刷出力することができる。このため、店舗作業者はカートン収納ラック100の任意の個数のカートン収納空間KSSに収納されているタバコカートンSTKのカートン在庫状況を簡単に把握することができ、不足するタバコカートンSTKを迅速に発注するようなことができる。
さらに、図9に示すように、タバコカートンSTKの収納状態をカートン収納空間KSSごとに印刷出力することもできる。このため、店舗作業者はカートン収納ラック100に在庫されているタバコカートンSTKをカートン収納空間KSSごとに一目で確認することができる。従って、店舗作業者は入荷したタバコカートンSTKを適切なカートン収納空間KSSに簡単に補充することができる。
なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態ではサプライチェーン店舗で販売しているタバコパックの銘柄個数に比較して、少数のタバコ銘柄のタバコカートンSTKを収納するカートン収納ラック100を想定した。しかし、タバコパックと同数のタバコ銘柄のタバコカートンSTKを収納できる大型のカートン収納ラック(図示せず)なども実施可能である。
さらに、上記形態ではリモートコントローラ164とプリンタユニット165とがラック台座部150に内蔵されていてメンテナンスハッチ151からアクセスされることを例示した。
しかし、図11に例示するカートン収納ラック200のように、リモートコントローラ164とプリンタユニット165とが任意のカートン収納空間KSSに内蔵されていてもよい。
この場合、当然ながらリモートコントローラ164とプリンタユニット165とは、タバコカートンSTKと同等な外形に形成されていればよい。このようなカートン収納ラック200では、一部のカートン収納空間KSSにタバコカートンSTKを収納できないことになるが、リモートコントローラ164とプリンタユニット165との利用が容易となる。
また、上記形態では一個のカートン収納ラック100がスタンドアロンで機能し、データ生成されたタバコ銘柄ごとカートン収納空間ごとのカートン在庫状況を状況出力部であるプリンタユニット165の印刷出力により外部出力することを例示した。
しかし、そのカートン在庫状況をLAN(Local Area Network)やインターネットなどの通信ネットワークで、タバコカートンSTKの製造メーカや中間業者のデータベースサーバ(図示せず)などにデータ送信で外部出力してもよい。
さらに、上述のようなカートン収納ラック100が、他のカートン収納ラック100からカートン在庫状況を外部入力する状況入力部も有し、外部入力されたカートン在庫状況を外部出力してもよい(図示せず)。この場合、一個のカートン収納ラック100を親機として、子機となる複数のカートン収納ラック(図示せず)をチェーン状に接続するようなこともできる。
また、上記形態では店舗作業者がタバコカートンSTKの補充要否を銘柄収納テーブルTSTの印刷結果などから判断することを例示した。しかし、図12に示すように、カートン収納ラック100の区画側壁部材120に補充指標部材112を上下方向にスライド自在に装着しておき、これを目安に補充要否が判断されてもよい。
さらに、上記形態ではカートン収納空間KSSに挿入されるタバコカートンSTKの前面を支持するカートン支持ストッパ130が、左側の区画側壁部材120の右面に装着されていることを例示した。
しかし、当然ながら、カートン支持ストッパ130が、右側の区画側壁部材120の左面に装着されていてもよく、左右両側の区画側壁部材120に装着されていてもよい(図示せず)。
また、上記形態では複数のカートン収納空間KSSの全部にタバコカートンSTKが収納されることを想定した。しかし、実際には複数のカートン収納空間KSSの一部が未使用となることもある。
このような場合、例えば、前述の銘柄収納テーブルTSTには収納されているタバコカートンSTKのタバコ銘柄として、未使用を示す「0000」などの所定コードが設定されればよい(図示せず)。
なお、当然ながら、上述した実施の形態および複数の変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態および変形例では、各部の構造などを具体的に説明したが、その構造などは本願発明を満足する範囲で各種に変更することができる。
本発明の実施の形態のカートン収納ラックにタバコカートンが収納される状態を示す要部の分解斜視図である。 カートン収納ラックの全体の外観を示す斜視図である。 カートン収納ラックにタバコカートンが収納される状態を示す要部の縦断側面図である。 カートン収納ラックの回路構造を示すブロック図である。 カートン収納ラックにタバコカートンが収納される状態を示す要部の工程図である。 カートン収納ラックのサブルーチンのデータ処理方法を示すフローチャートである。 カートン収納ラックのサブルーチンのデータ処理方法を示すフローチャートである。 関係記憶部である銘柄収納テーブルのデータ記憶構造を示す模式図である。 銘柄収納テーブルの印刷結果を示す模式的な平面図である。 他の印刷結果を示す模式的な平面図である。 一の変形例のカートン収納ラックの全体の外観を示す斜視図である。 他の変形例のカートン収納ラックにタバコカートンが収納される状態を示す要部の分解斜視図である。
符号の説明
100 カートン収納ラック
110 区画底板部材
111 タバコ銘柄ラベル
112 補充指標部材
120 区画側壁部材
121 側壁部材凹部
130 カートン支持ストッパ
140 区画天板部材
141 区画後板部材
150 ラック台座部
151 メンテナンスハッチ
160 カートン検知センサ
161 メインコントローラ
162 CFカード
163 センサ回路基板
164 リモートコントローラ
165 プリンタユニット
166 DC電源基板
167 バスライン
200 カートン収納ラック
KSS カートン収納空間
STK タバコカートン
TST 銘柄収納テーブル

Claims (6)

  1. 上下方向に積載された扁平な直方体状のタバコカートンを前面開口のボックス状のカートン収納空間に所定個数まで収納するカートン収納ラックであって、
    前記カートン収納空間の下面に位置して前記タバコカートンが積載される区画底板部材と、
    前記カートン収納空間の左右両側に個々に位置して前記区画底板部材に積載された前記タバコカートンを側方から支持する左右一対の区画側壁部材と、
    左右両側の前記区画側壁部材の少なくとも一方の内側面に形成されていて前記区画底板部材の上面に積載された複数の前記タバコカートンの最下位の一個以外の前面を弾性支持するカートン支持ストッパと、
    を有し、
    前記区画底板部材の上面に積載された複数の前記タバコカートンの最下位の一個の前記タバコカートンの前部側面が露出する側壁部材凹部が前記区画側壁部材の下部に形成されているカートン収納ラック。
  2. 前記カートン支持ストッパは、外部から前記カートン収納空間への前記タバコカートンの挿入を阻害しない湾曲自在な弾性材で形成されている請求項1に記載のカートン収納ラック。
  3. 複数の前記カートン収納空間が上下左右に配列されており、
    上下左右に配列されている複数の前記カートン収納空間に収納された前記タバコカートンを個々に検知するカートン検知部と、
    前記タバコカートンの検知結果をデータ管理するカートン管理部とを、
    さらに有する請求項1または2に記載のカートン収納ラック。
  4. 複数の前記カートン収納空間に前記タバコカートンが複数のタバコ銘柄ごとに収納され、
    複数の前記カートン収納空間と複数の前記タバコ銘柄との対応関係をデータ記憶する関係記憶部と、
    データ管理されている前記検知結果から収納されている前記タバコカートンの前記タバコ銘柄ごと前記カートン収納空間ごとのカートン在庫状況を前記対応関係に基づいてデータ生成する在庫生成部と、
    データ生成された前記タバコ銘柄ごと前記カートン収納空間ごとの前記カートン在庫状況を外部出力する状況出力部とを、
    さらに有する請求項3に記載のカートン収納ラック。
  5. 他のカートン収納ラックから前記カートン在庫状況を外部入力する状況入力部を、さらに有し、
    前記状況出力部は、外部入力された前記カートン在庫状況も外部出力する請求項4に記載のカートン収納ラック。
  6. 前記状況出力部は、前記タバコカートンと同等な形状で前記カートン収納空間の一つに配置されていて前記カートン在庫状況を印刷出力するプリンタユニットを有する請求項4または5に記載のカートン収納ラック。
JP2008323655A 2008-12-19 2008-12-19 カートン収納ラック Pending JP2010142453A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008323655A JP2010142453A (ja) 2008-12-19 2008-12-19 カートン収納ラック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008323655A JP2010142453A (ja) 2008-12-19 2008-12-19 カートン収納ラック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010142453A true JP2010142453A (ja) 2010-07-01

Family

ID=42563493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008323655A Pending JP2010142453A (ja) 2008-12-19 2008-12-19 カートン収納ラック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010142453A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5880068U (ja) * 1981-11-27 1983-05-30 宇佐見 義夫 保管庫
JPH05285032A (ja) * 1992-04-08 1993-11-02 Sanyo Electric Co Ltd 商品陳列装置
JPH1049741A (ja) * 1996-08-05 1998-02-20 Sanyo Electric Co Ltd 自動販売機の商品収納装置
JP2008099901A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Japan Tobacco Inc たばこ陳列販売ケース

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5880068U (ja) * 1981-11-27 1983-05-30 宇佐見 義夫 保管庫
JPH05285032A (ja) * 1992-04-08 1993-11-02 Sanyo Electric Co Ltd 商品陳列装置
JPH1049741A (ja) * 1996-08-05 1998-02-20 Sanyo Electric Co Ltd 自動販売機の商品収納装置
JP2008099901A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Japan Tobacco Inc たばこ陳列販売ケース

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013042275A1 (ja) ピッキングゲート及びピッキングシステム
JP2003210286A (ja) 物品収納具及び物品収納棚
JPH10234824A (ja) 薬剤払出装置及び数量入力装置
TWI653609B (zh) Discharge device
JP2006248711A (ja) 物品仕分け設備
TWI691291B (zh) 保管裝置、商品搬出系統及在庫異常檢測方法
JP2010142453A (ja) カートン収納ラック
JP2010143726A (ja) カートン収納ラック
JP2010146341A (ja) カートン収納ラック
JP2011209994A (ja) 商品販売システムおよび商品搬出装置
JP6088677B1 (ja) 決済装置
JP7016427B2 (ja) たばこ商品管理装置及びたばこ商品管理方法
JP2010146342A (ja) 商品収納ラック
TWI707651B (zh) 菸草商品陳列架及顯示體
DK2699497T3 (en) A storage system for handling packages
JP2010142455A (ja) タバコ収納ラック
TWI744757B (zh) 香菸商品管理系統及香菸商品管理方法
JP2006315808A (ja) 出荷作業支援システム
KR102242596B1 (ko) 제품 거치대
CN217161599U (zh) 一种货架层板及货架
JP2010142454A (ja) タバコ収納ラック
US20240098956A1 (en) Intelligent surface mount technology reel storage system
KR20230115779A (ko) 소모품 스마트 자판기
JP2010026786A (ja) データ処理装置、コンピュータプログラム、データ処理方法
JP2009187274A (ja) Posレジスタ載置台

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111114

A977 Report on retrieval

Effective date: 20130520

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130528

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131001