JP2010142166A - セレン処理方法 - Google Patents

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【課題】セレン化合物および/または元素態セレンの処理方法の提供。
【解決手段】本発明により、微生物を使用するセレン化合物および/または元素態セレンの処理方法が提供される。
【選択図】なし

Description

本発明は、微生物を使用するセレン化合物および/または元素態セレンの処理方法に関する。
微量金属(レアメタル)の一種であるセレンは、生物にとって必須元素であるが、水溶性のセレン化合物(セレン酸、亜セレン酸など)は生物に対する毒性を有する。セレンは、コピー機、ガラスの着色など幅広い用途に使用されているので、その供給源の確保は重要である。また、廃水等に含まれるセレン化合物の人の健康および生態系への影響が問題となっている。セレン酸の無毒化および除去の方法としては、樹脂吸着、電気化学的方法などが従来より検討されているが、効率、コストなどの問題から実用には至っていなかった。また、このような方法によってセレンを回収して再利用することはできなかった。
水溶性セレン化合物の生物学的処理方法が開発できれば、低コストでセレンを処理および回収できる可能性がある。本発明者らは、好気的培養条件下でセレン酸を亜セレン酸に効率的に還元し、さらに亜セレン酸を元素態セレンへ効率的に還元する能力を有するグラム陰性細菌Pseudomonas stutzeri NT-I株(以下、「NT−I株」)を単離した。元素態セレンは水に不溶性であり、無毒であるので、このような微生物を使用すれば、比較的安価に、セレン化合物を含有する廃水などを無毒化し、そこからセレンを回収して再利用することができる。
一般に、セレンの精錬においては、電子機器スクラップなどに含有されるセレンを燃焼させることによって二酸化セレンに気化させ、これをアルカリスクラバーでの処理に供して高純度の亜セレン酸塩溶液を得ている。上記のような微生物を使用して得られた固形のバイオマスからは、脱水、燃焼などの工程によって二酸化セレンを得ることができると考えられるが、そのためには特別な設備およびランニングコストが必要となる。セレンが揮発性のメチル化形態で回収できれば、そのような前処理は不要になる。また、例えば、揮発性セレン化合物の一種であるジメチルセレニドは水溶性セレンに比較して大幅に(約1/700)毒性が低下することが知られており、土壌や廃水からの水溶性セレン化合物の除去などの目的のためにもセレンを気化することが望ましい。しかし、現在までに微生物を使用して揮発性のメチル化形態のセレンを効率的に生成できる方法は、セレンの精錬分野では、知られていなかった。
本発明の目的は、微生物を使用するセレン化合物および/または元素態セレンの処理方法を提供することである。
本発明は、
[1]Pseudomonas stutzeri NT-I株(NITE P−685)を水溶性セレン化合物および/または元素態セレンと接触させて気化させることを含む、水溶性セレン化合物および/または元素体セレンの処理方法;
[2]水溶性セレン化合物がセレン酸または亜セレン酸である、[1]の方法;
[3]ジメチルジセレニドが生成されることを特徴とする、[1]の方法;
[4]ジメチルセレニドが生成されないことを特徴とする、[1]の方法
に関する。
本発明により、微生物を使用するセレン化合物および/または元素態セレンの処理方法が提供される。
本明細書において使用する「元素態セレン」なる用語は、他の元素と化合物を形成していない元素の形態のセレンを指す。本明細書において使用する「セレン化合物」なる用語は、セレンを含有する化合物を指す。セレン化合物には、水溶性セレン化合物(セレン酸、亜セレン酸など)、揮発性セレン化合物(ジメチルセレニド、ジメチルジセレニドなど)などが含まれる。セレン酸、亜セレン酸にはそれぞれの塩が含まれる。
本発明の処理方法においては、Pseudomonas stutzeri NT-I株(NT−I株)を使用する。NT−I株は、金属リサイクル工場の排水溝底汚水から本発明者らが分離した微生物である。NT−I株の生理特性を表1に示す。NT−I株の16SrDNAの塩基配列はPseudomonas stutzeri DSM 5190の16SrDNAの塩基配列と100%一致した。これらの結果から、NT−I株はPseudomonas stutzeriに分類された。NT−I株は〒292−0818千葉県木更津市かずさ鎌足2−5−8 独立行政法人製品評価技術基盤機構特許微生物寄託センターに、表示NT−I SIID6937、受託番号NITE P−685の下、2008年12月4日に寄託されている。
Figure 2010142166
公知の多くのセレン酸還元菌は嫌気性であるのに対し、NT−I株は好気的条件下で増殖し、水溶性セレン化合物を還元することができる。この性質は、取り扱いの容易さ、反応速度の高さ、処理性能の安定性などの点で有利である。NT−I株は、1mMのセレン酸塩を16時間以内に元素態セレンに還元し、1mMの亜セレン酸塩を14時間以内に元素態セレンに還元するという、公知の好気性セレン酸還元菌と比較して高い還元能を有している。NT−I株を使用して生成される元素態セレンは菌体外に排出される。NT−I株の最適な増殖はpH7.0、温度38℃、NaCl濃度1.0%で見られるが、NT−I株は、pH6.0〜9.0、温度30〜50℃、NaCl濃度0.1〜2.0%という広範な条件下でセレン化合物還元能を示す。
さらに、NT−I株は、元素態セレンをメチル化して揮発性セレン化合物を気相に生成する(気化させる)能力を有する。詳細には、NT−Iは元素態セレンから揮発性セレン化合物であるジメチルジセレニド(DMDSe)を生成することができる。すなわち、NT−I株を使用すれば、セレン酸、亜セレン酸、元素態セレンのいずれからもジメチルジセレニドを生成させることができる。この際、別の揮発性セレン化合物であるジメチルセレニド(DMSe)の生成は実質的に検出されない。
公知のセレン酸還元菌の中には、セレン酸、亜セレン酸および元素態セレンから揮発性セレン化合物を生成するものがあるが、これらは、ジメチルセレニドおよびジメチルジセレニドのうち、ジメチルセレニドのみ、またはジメチルセレニドおよびジメチルジセレニドの両方を生成し、ジメチルジセレニドのみを生成する微生物は知られていない(Doran, J. W. et al., Applied and Environmental Microbiology, 33:31-37 (1977);Dungan, R. S. et al., Soil Biology & Biochemistry, 32:1353-1358 (2000))。
本発明の方法を使用して、土壌や廃水から有害な水溶性セレン化合物を毒性の低い揮発性セレン化合物として除去することができる。また、本発明の方法によって得られたジメチルジセレニドをセレン精錬などに利用することによって、セレンの回収・再利用をすることができる。例えば、本発明の方法によって得られたジメチルジセレニドを従来のセレン精錬で使用されている燃焼炉に通せば、メチル基は二酸化炭素として除去され、生じた二酸化セレンをスクラバーで回収することができる。
ジメチルセレニドおよびジメチルジセレニドのいずれもが同様に直接セレンの精錬に使用可能であり、またいずれの場合でも土壌や廃水からの水溶性セレン化合物の除去が達成される可能性があると考えられるので、一見、揮発性生成物としてジメチルジセレニドを生成できること自体が本発明の直接的な特徴とは考えられないかもしれない。しかし、この性質が、高濃度(500mM)のセレン酸の存在下でも還元活性を示すというNT−I株の特徴に寄与している可能性がある。500mMのセレン酸に対して耐性を示す菌株は本発明者らの知る限りNT−I株のみである。このことは、ジメチルジセレニドを生成することができる微生物は、ジメチルセレニドのみを生成する微生物に比べて、セレン化合物に対する耐性が高いとの報告によって支持される(Reamer, D.C. et al., Science, 208:500-502 (1980))。上記のNT−I株の特徴は、水溶性セレン化合物の菌体への悪影響を考慮して処理しようとする試料中の水溶性セレン化合物の濃度を調整する必要を抑制できる点で有利である。
NT−I株をセレン酸の存在下で培養すると、亜セレン酸、元素態セレン、ジメチルジセレニドの生成が経時的に観察される。例えば、1mMのセレン酸を含むTSB(Tryptic Soy Broth)培地中28℃で好気的条件下でNT−I株を培養すると、ジメチルジセレニドの生成は約10時間目から観察され、その後元素態セレンの減少とともに生成量が増加し、48時間目(2日間)で約45%の、そして120時間目(5日間)で約90%の気化率が得られた。例えば、公知のセレン酸還元菌であるEnterobacter cloacae SLD1a-1は、TSB培地を用いたバッチ実験において、亜セレン酸の初期濃度1.0mM、35℃、pH6.5の最適条件下で5日間処理した場合のセレン気化率は15%のみであり、また亜セレン酸が高濃度なるとその毒性によって気化速度が低下することが報告されている(Dungan, R. S. et al.、上記)。このことからも、NT−I株の気化能力の高さが示される。1つの実施態様において、本発明の方法により1mMのセレン化合物または元素態セレンを処理するためにNT−I株を培養する期間は、例えば8時間以上、好ましくは10時間以上、より好ましくは15時間以上、さらに好ましくは20時間以上であり、例えば20日以下、好ましくは15日以下、より好ましくは10日以下、さらに好ましくは5日以下である。
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
50ml容バイアル瓶内に分注した20mlのTSB(Trypticase Soy Broth)培地(pH7.0)(17.0g/Lカゼイン、3.0g/Lダイズペプトン、2.5g/Lデキストロース、5.0g/L塩化ナトリウム、2.5g/Lリン酸二カリウム)にPseudomonas stutzeri NT-I株(NT−I株)のコロニーを一白金耳接種し、シリコ栓で蓋をした好気的条件下において、24時間回転振盪培養(28℃、120rpm)した(前々培養)。この培養液の1mlを同組成の培地に植継ぎ、同様の条件下で12時間回転振盪培養した(前培養)。その後、培養液の1mlを、300ml容三角フラスコにセレン酸を1mMの濃度で添加したTSB培地 100mlに植継ぎ、同様の条件で回転振盪培養を行い、経時的にこの培養液を採取し、培養液中のセレン酸、亜セレン酸、および元素態セレン濃度をイオンクロマトグラフィーまたは原子吸光光度計で測定した。また、気相部のガスサンプルを1.0ml採取し、GC/MSでガス状セレンを分析した。
図1にセレン酸、亜セレン酸、元素態セレンの濃度(mM)およびDMDSeのピーク面積を示す。この結果より、セレン酸の還元と同時に亜セレン酸が生成されたことが示唆された。また、亜セレン酸濃度が減少するのと同時に元素態セレン濃度が増加したことから、亜セレン酸の還元と元素態セレンの生成が同時におこった可能性が示された。また、DMDSeはシリコ栓で蓋をした三角フラスコの気相部を測定したため、閉じた系での実験ではないが、DMDSeのピーク面積が元素態セレンの生成とともに増加し、元素態セレンが減少する際に最も大きくなったため、DMDSeは元素態セレンを経由して生成されていることが示唆された。さらに培養を継続したところ、48時間目(2日間)で約45%の、そして120時間目(5日間)で約90%の気化率が得られた。いずれの時点でもジメチルセレニド(DMSe)は検出されなかった。
本発明により、微生物を使用するセレン化合物および/または元素態セレンの処理方法が提供される。
セレン酸、亜セレン酸、元素態セレンの濃度(mM)およびジメチルジセレニド(DMDSe)のピーク面積(peak area)を示す図である。図中、四角はセレン酸を、菱形は亜セレン酸を、バツ印は元素態セレンを、黒色の三角はジメチルジセレニド(DMDSe)を示す。

Claims (4)

  1. Pseudomonas stutzeri NT-I株(NITE P−685)を水溶性セレン化合物および/または元素態セレンと接触させて気化させることを含む、水溶性セレン化合物および/または元素体セレンの処理方法。
  2. 水溶性セレン化合物がセレン酸または亜セレン酸である、請求項1記載の方法。
  3. ジメチルジセレニドが生成されることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  4. ジメチルセレニドが生成されないことを特徴とする、請求項1記載の方法。
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