JP6011980B2 - セレン酸還元活性を示すタンパク質 - Google Patents
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Description
[1] 以下からなる群より選択されるタンパク質:
(a)配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質;
(b)配列番号2のアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質;および
(c)配列番号2のアミノ酸配列と98%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質。
[2] 以下からなる群より選択されるタンパク質:
(a)配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質;
(b)配列番号4のアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質;および
(c)配列番号4のアミノ酸配列と98%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質。
[3] 以下からなる群より選択されるタンパク質:
(a)配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質;
(b)配列番号6のアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質;および
(c)配列番号6のアミノ酸配列と98%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質。
[4] 以下からなる群より選択されるタンパク質:
(a)配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質;
(b)配列番号8のアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質;および
(c)配列番号8のアミノ酸配列と98%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質。
[5] [1]記載のタンパク質をコードする核酸。
[6] 以下からなる群より選択される、[5]記載の核酸。
(a)配列番号1の塩基配列からなる核酸;
(b)配列番号1のヌクレオチド配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質をコードする核酸。
[7] [2]記載のタンパク質をコードする核酸。
[8] 以下からなる群より選択される、[7]記載の核酸。
(a)配列番号3の塩基配列からなる核酸;
(b)配列番号3のヌクレオチド配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質をコードする核酸。
[9] [3]記載のタンパク質をコードする核酸。
[10] 以下からなる群より選択される、[9]記載の核酸。
(a)配列番号5の塩基配列からなる核酸;
(b)配列番号5のヌクレオチド配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質をコードする核酸。
[11] [4]記載のタンパク質をコードする核酸。
[12] 以下からなる群より選択される、[11]記載の核酸。
(a)配列番号7の塩基配列からなる核酸;
(b)配列番号7のヌクレオチド配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質をコードする核酸。
[13] [5]又は[6]に記載の核酸を含む組み換えベクター。
[14] [7]又は[8]に記載の核酸を含む組み換えベクター。
[15] [9]又は[10]に記載の核酸を含む組み換えベクター。
[16] [11]又は[12]に記載の核酸を含む組み換えベクター。
[17] [5]又は[6]に記載の核酸を宿主細胞に導入して得られる形質転換体。
[18] [7]又は[8]に記載の核酸を宿主細胞に導入して得られる形質転換体。
[19] [9]又は[10]に記載の核酸を宿主細胞に導入して得られる形質転換体。
[20] [11]又は[12]に記載の核酸を宿主細胞に導入して得られる形質転換体。
[21] [1]記載のタンパク質、[2]記載のタンパク質、[3]記載のタンパク質、及び[4]記載のタンパク質を宿主細胞において発現させることを含む、セレン酸の還元方法。
[22] [5]又は[6]記載の核酸、[7]又は[8]記載の核酸、[9]又は[10]記載の核酸、及び[11]又は[12]記載の核酸を宿主細胞に導入することによって、[1]記載のタンパク質、[2]記載のタンパク質、[3]記載のタンパク質、及び[4]記載のタンパク質を宿主細胞において発現させる、[13]に記載の方法。
本明細書において使用する「セレン化合物」なる用語は、セレンを含有する化合物を指す。セレン化合物の例としてはセレン酸、亜セレン酸などが挙げられる。本明細書において使用する「元素態セレン」なる用語は、他の元素と化合物を形成していない元素の形態のセレンを指す。
配列番号2のアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質;
配列番号4のアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質;
配列番号6のアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質;および
配列番号8のアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質:
も有用である。
配列番号2のアミノ酸配列と98%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質;
配列番号4のアミノ酸配列と98%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質;
配列番号6のアミノ酸配列と98%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質;及び
配列番号8のアミノ酸配列と98%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質;
も有用である。
接合伝達によってPseudomonas stutzeri NT−I株にトランスポゾンMini-Tn5(Biomedal, S.L.)を導入し(図1)、変異株ライブラリーを作製した。
具体的には以下の様に行った。受容菌Pseudomonas stutzeri NT-I 株をTSB培地に植菌し、28度で終夜培養する。トランスポゾンMini-Tn5を含有する供与菌である大腸菌Escherichia coli S17-1株をLB培地に植菌し、37度で終夜培養する。同量の受容菌培養液と供与菌培養液を混合し、遠心分離後、上清を捨てる。10mM硫酸マグネシウムを含む極少量のLB培地に懸濁後、懸濁液をLB寒天培地上におき、28-37度で8-18時間培養する。寒天培地上で増殖した混合菌体を10mM硫酸マグネシウム溶液5mLに懸濁する。その懸濁液を適宜希釈し、最終濃度10-30 mg/mLのテトラサイクリンを含むTSB寒天培地に播種し、28度で終夜培養する。この様にして、トランスポゾンMini-Tn5由来のテトラサイクリン遺伝子が、受容菌Pseudomonas stutzeri NT-I 株のゲノムDNAにランダムに挿入された変異株ライブラリーを作製した。
TSB3g/Lを添加した乳酸無機塩培地で、野生株と各変異株をそれぞれ、28℃で24時間好気的に前々培養した。同培地に、前々培養液をOD=0.02になるよう植菌し、28℃12時間好気的に前培養した。1mMのセレン酸または亜セレン酸を含む同培地に、前培養液をOD=0.02になるよう植菌し、本培養を開始した。バイアルにシリコセンをしたものを好気条件、気相部を窒素置換しブチルゴム栓をしたものを嫌気条件とした。経時的にサンプリングし、セレン酸、亜セレン酸濃度をイオンクロマトグラフィーで測定した。セレン酸または亜セレン酸の初期添加濃度に対する、培養24時間後までに還元されたものの割合をセレン酸または亜セレン酸還元率として示した。
野生株は好気条件下、嫌気条件下のいずれにおいてもセレン酸を96〜97%還元し、また好気条件下において亜セレン酸を95%還元した。
一方で、いずれの変異株も、好気、嫌気両条件ともにセレン酸還元率が大きく低下し、特に好気条件下においてはNT-IAM2及びNT-IAM4はまったく還元しなかった。NT-IAM3は、好気、嫌気両条件下においてわずかな還元(11〜13%)を示した。
亜セレン酸については、いずれの変異株も還元率が低下しているが、完全に還元能が失われることはなかった。
従って、3株の変異株において、Mini-Tn5が破壊されている遺伝子は、亜セレン酸還元に部分的な影響を持つものの、主にセレン酸還元に関わるものであり、好気、嫌気いずれの条件下でも働いているものと推測された。
変異株NT-IAM2, NT-IAM3, NT-IAM4について、(SphI等の制限酵素で変異株のゲノムDNAを切断し、適当なプライマーを作製後)、InversePCR法により、ゲノム中の Mini-Tn5近傍の配列を増幅し、クローニングした(図1)。決定した配列を含む領域を、全ゲノム配列データより取得した。Blastxによって、遺伝子領域の推定とアノーテションを行い、Blastnによって既知遺伝子との塩基配列との相同性を調べた。
上記の実施例3で示したserABDC遺伝子を含むようにPCRにてDNAを増幅した。増幅産物をpGEM-T Easyベクター(Promega社)と結合し、大腸菌Escherichia coli DH5α株を形質転換した。形質転換体の写真を図8に示す。図8の右側は、pGEM-T Easyというベクターだけを保有するネガティブコンコントロールとなる大腸菌を示し、図8の左側は、pGEMserABDC というベクターを保有するポジティブコントロールとなる大腸菌を示す。これは、pGEM-T Easyベクターにlacプロモーターと逆方向にserABDCオペロンが挿入されたプラスミドDNAを保有した大腸菌である。即ち、serABDCオペロン由来のプロモーターから転写されていることが示唆される。どちらの大腸菌も0.5mMのセレン酸を加えたLB寒天培地で増殖し、左側のベクターpGEMserABDCを保有する大腸菌の方が赤色になっていることが観察された。
Claims (22)
- 以下からなる群より選択されるタンパク質:
(a)配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質;
(b)配列番号2のアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質;および
(c)配列番号2のアミノ酸配列と98%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質。 - 以下からなる群より選択されるタンパク質:
(a)配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質;
(b)配列番号4のアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質;および
(c)配列番号4のアミノ酸配列と98%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質。 - 以下からなる群より選択されるタンパク質:
(a)配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質;
(b)配列番号6のアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質;および
(c)配列番号6のアミノ酸配列と98%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質。 - 以下からなる群より選択されるタンパク質:
(a)配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質;
(b)配列番号8のアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質;および
(c)配列番号8のアミノ酸配列と98%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質。 - 請求項1記載のタンパク質をコードする核酸。
- 以下からなる群より選択される、請求項5記載の核酸。
(a)配列番号1の塩基配列からなる核酸;
(b)配列番号1のヌクレオチド配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質をコードする核酸。 - 請求項2記載のタンパク質をコードする核酸。
- 以下からなる群より選択される、請求項7記載の核酸。
(a)配列番号3の塩基配列からなる核酸;
(b)配列番号3のヌクレオチド配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質をコードする核酸。 - 請求項3記載のタンパク質をコードする核酸。
- 以下からなる群より選択される、請求項9記載の核酸。
(a)配列番号5の塩基配列からなる核酸;
(b)配列番号5のヌクレオチド配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号8のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質をコードする核酸。 - 請求項4記載のタンパク質をコードする核酸。
- 以下からなる群より選択される、請求項11記載の核酸。
(a)配列番号7の塩基配列からなる核酸;
(b)配列番号7のヌクレオチド配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質、配列番号4のアミノ酸配列からなるタンパク質及び配列番号6のアミノ酸配列からなるタンパク質と組み合わせた場合にセレン酸還元活性を示すタンパク質をコードする核酸。 - 請求項5又は6に記載の核酸を含む組み換えベクター。
- 請求項7又は8に記載の核酸を含む組み換えベクター。
- 請求項9又は10に記載の核酸を含む組み換えベクター。
- 請求項11又は12に記載の核酸を含む組み換えベクター。
- 請求項5又は6に記載の核酸を宿主細胞に導入して得られる形質転換体。
- 請求項7又は8に記載の核酸を宿主細胞に導入して得られる形質転換体。
- 請求項9又は10に記載の核酸を宿主細胞に導入して得られる形質転換体。
- 請求項11又は12に記載の核酸を宿主細胞に導入して得られる形質転換体。
- 請求項1記載のタンパク質、請求項2記載のタンパク質、請求項3記載のタンパク質、及び請求項4記載のタンパク質を宿主細胞において発現させることを含む、セレン酸の還元方法。
- 請求項5又は6記載の核酸、請求項7又は8記載の核酸、請求項9又は10記載の核酸、及び請求項11又は12記載の核酸を宿主細胞に導入することによって、請求項1記載のタンパク質、請求項2記載のタンパク質、請求項3記載のタンパク質、及び請求項4記載のタンパク質を宿主細胞において発現させる、請求項21に記載の方法。
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2011
- 2011-09-21 JP JP2013505767A patent/JP6011980B2/ja active Active
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Patent Citations (1)
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JP2010142166A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Shibaura Institute Of Technology | セレン処理方法 |
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