JP2010141657A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】手ぶれを効果的に抑制した画像を得ることを可能とする撮像装置や、その撮像方法を提供することを目的とする。
【解決手段】撮像装置は、第1画像の撮像(STEP6)及び第2画像の撮像(STEP7)を行い、合成することによって合成画像を生成する。第2画像は、第1画像よりも露光時間が長いものとなる。そして、第1画像を第2画像に先立って撮像することにより、第1期間の撮像が、撮像開始指示が入力されてから(STEP4)長時間経過後の手ぶれ増大期間中に撮像されることを抑制する。また、第1画像の撮像をする前に撮像待機時間が経過するのを待つことで(STEP5)、手ぶれが特に小さい期間中に第1画像の撮像を行うことが可能となる。
【選択図】図6

Description

本発明は、撮像して画像を得るとともに当該画像に電子式の手ぶれ補正処理を施す撮像装置や、その撮像方法に関する。
近年、デジタルカメラに代表される静止画を撮像可能な撮像装置において、撮像時の撮像装置のぶれ(いわゆる、手ぶれ)を補正するものが広く用いられている。例えば、レンズなどの光学系を駆動させて、撮像装置に入射される光学像自体を補正する光学式の補正処理や、撮像して得られた画像を補正する電子式の補正処理を行うものがある。特に、電子式の補正処理を行う撮像装置は、ぶれを検出するセンサや駆動機構を不要として小型化を図ることができるため、注目されている。
電子式の手ぶれ補正処理の一つとして、合成式の手ぶれ補正処理がある。合成式の手ぶれ補正処理とは、複数の画像を合成して手ぶれを低減した画像を得る処理である。本補正処理では、露光時間を長くして撮像した画像(以下、第2画像とする)と、露光時間を短くして撮像した画像(以下、第1画像とする)と、を合成することにより手ぶれを抑制する(特許文献1〜3参照)。
第2画像は、手ぶれが含まれるがノイズが少ない画像となる。一方、第1画像は、手ぶれが小さい画像となるがノイズが多くなる。そのため、これらの画像を合成することにより、手ぶれ及びノイズを抑制した画像が得られる。
特開2001−346093号公報 特開2007−150802号公報 特開2007−324770号公報
しかしながら、場合によっては第1画像にまで手ぶれが多く含まれる場合が生じ得る。例えば、焦点距離が長い(光学ズーム倍率が大きい)場合や、被写体が暗く第2画像だけでなく第1画像の露光時間までも長くせざるを得ない場合などに生じやすい。このように、第1画像に含まれる手ぶれが大きくなると、合成後の画像の手ぶれも大きくなり、手ぶれを十分に抑制することができなくなるため問題となる。
そこで、本発明は、手ぶれを効果的に抑制した画像を得ることを可能とする撮像装置や、その撮像方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明における撮像装置は、撮像によって画像を得る撮像部と、当該撮像部で得られた第1画像及び第2画像を合成して合成画像を生成する合成処理部と、を備える撮像装置において、前記撮像部の撮像タイミングを制御する制御部を備え、前記第1画像の撮像時の露光時間が、前記第2画像の撮像時の露光時間よりも短いものであり、前記撮像部が前記第1画像を撮像した後に前記第2画像を撮像するように、前記制御部が前記撮像部を制御することを特徴とする。
なお、以下に記載する撮像装置の実施形態においては、制御部の一例としてCPU(Central Processing Unit)を挙げて説明している。
また、上記構成の撮像装置において、前記制御部が、前記撮像装置に撮像を行う指示が入力されたことを検出した後、所定の時間である撮像待機時間の経過を待った直後に前記第1画像の撮像が開始されるように、前記撮像部を制御することとしても構わない。
このように構成すると、手ぶれが小さくなる期間を待って、第1画像の撮像を開始することが可能となる。そのため、第1画像に含まれる手ぶれを抑制して、合成画像に含まれる手ぶれを効果的に抑制することが可能となる。
また、上記構成の撮像装置において、前記撮像待機時間が、前記撮像装置の構造的特徴に基づいて設定されるものであり、前記撮像装置に撮像を行う指示が入力されてから、前記撮像装置に生じる動きが所定の大きさよりも小さくなる期間までの時間であることとしても構わない。
このように構成すると、予め撮像待機時間を設定することが可能となるため、撮像装置に手ぶれを検出する装置を備える必要がなくなる。そのため、撮像装置の小型化を図ることが可能となる。また、撮像装置のコストダウンを図ることが可能となる。なお、構造的特徴とは、例えば、撮像装置の形状や重量などである。
また、上記構成の撮像装置において、前記撮像待機時間が、前記撮像部の撮像条件によって設定される閾値よりも短い場合、前記撮像待機時間が0となることとしても構わない。
このように構成すると、可能な限り第1画像の撮像を早くすることが可能となる。そのため、シャッターチャンスを逃したり、得られた画像が所望の構図からずれたものとなったり、撮像開始指示が正しく入力されたか否かをユーザが不審に思ったりするなど、撮像装置の操作性が悪化することを抑制することが可能となる。
また、上記構成の撮像装置において、前記閾値が、手ぶれ限界露光時間に基づいて設定されることとしても構わない。また、前記閾値が、手ぶれ限界露光時間のk倍(k<1)であっても構わない。
また、本発明の撮像方法は、撮像によって第1画像を得る第1画像生成ステップと、撮像によって第2画像を得る第2画像生成ステップと、前記第1画像生成ステップで得られる前記第1画像と、前記第2ステップで得られる前記第2画像と、を合成して合成画像を生成する合成ステップと、を備え、前記第1画像生成ステップで行われる撮像の露光時間が、前記第2画像生成ステップで行われる撮像の露光時間よりも短いものであり、前記第1画像生成ステップが、前記第2画像生成ステップよりも先に行われることを特徴とする。
また、上記構成の撮像方法において、撮像を行う指示が入力されたことを検出する検出ステップと、前記検出ステップの後、所定の時間である撮像待機時間の経過を待つ待機ステップと、を備え、前記第1画像生成ステップが、前記待機ステップの直後に開始されることとしても構わない。
本発明の構成とすると、第1画像の撮像が、露光時間の長い第2画像の撮像に先立って行われることとなる。そのため、ユーザが撮像開始の指示を入力した後、比較的早い時間に第1画像の撮像を行うことが可能となる。そのため、撮像開始の指示の入力から長時間経過後の手ぶれが増大しやすくなる期間に第1画像が撮像されることを確実に抑制することが可能となる。したがって、合成画像に手ぶれが含まれることを効果的に抑制することが可能となる。
以下、本発明における撮像装置や撮像方法の実施形態について、図面を参照して説明する。最初に、撮像装置の基本構成及び基本動作について説明する。なお、以下では、動画像及び静止画像を撮像可能な撮像装置について説明する。また、本発明の撮像装置及び撮像方法におけるノイズ低減処理は、基本的に静止画像に対して適用されるものであるが、可能であれば動画像に適用しても構わないものとする。
<<撮像装置>>
まず、撮像装置の基本構成について、図1に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態における撮像装置の基本構成について示すブロック図である。
図1に示すように、撮像装置1は、入射される光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサなどの固体撮像素子から成るイメージセンサ3と、被写体の光学像をイメージセンサ3に結像させるとともに光量などの調整を行うレンズ部4と、を備えた撮像部2を備える。
さらに、撮像装置1は、イメージセンサ3から出力されるアナログ信号である画像信号をデジタル信号に変換するAFE(Analog Front End)5と、AFE5から出力されるデジタルの画像信号に対して階調補正処理などの各種画像処理を施す画像処理部6と、入力される音声を電気信号に変換する集音部7と、集音部7から出力されるアナログの音声信号をデジタル信号に変換するとともに音声信号にノイズ除去などの各種音声処理を施す音声処理部8と、画像処理部6から出力される画像信号と音声処理部8から出力される音声信号のそれぞれに対してMPEG(Moving Picture Experts Group)圧縮方式などの動画用の圧縮符号化処理を施したり画像処理部6から出力される画像信号にJPEG(Joint Photographic Experts Group)圧縮方式などの静止画用の圧縮符号化処理を施したりする圧縮処理部9と、圧縮処理部9で圧縮符号化された圧縮符号化信号を記録する外部メモリ10と、圧縮符号化信号を外部メモリ10に記録したり読み出したりするドライバ部11と、ドライバ部11において外部メモリ10から読み出した圧縮符号化信号を伸長して復号する伸長処理部12と、を備える。
また、撮像装置1は、伸長処理部12で復号されて得られる画像信号をディスプレイなどの表示部(不図示)で表示するためにアナログ信号に変換する画像出力回路部13と、伸長処理部12で復号されて得られる音声信号をスピーカなどの再生部(不図示)で再生するためにアナログ信号に変換する音声出力回路部14と、を備える。
また、撮像装置1は、撮像装置1内全体の動作を制御するCPU(制御部)15と、各処理を行うための各プログラムを記憶するとともにプログラム実行時のデータの一時保管を行うメモリ16と、撮像を開始するボタンや撮像条件などを調整するボタン等ユーザからの指示が入力される操作部17と、各部の動作タイミングを一致させるためのタイミング制御信号を出力するタイミングジェネレータ(TG)部18と、CPU15と各ブロックとの間でデータのやりとりを行うためのバス回線19と、メモリ16と各ブロックとの間でデータのやりとりを行うためのバス回線20と、を備える。
また、画像処理部6は、入力される複数の画像信号を合成して一つの画像信号として出力する合成処理部60を備える。なお、合成処理部60の構成についての詳細は後述する。
なお、動画と静止画の画像信号を作成可能な撮像装置1を一例として示したが、撮像装置1が、静止画の画像信号のみ作成可能であっても構わない。この場合、集音部7や音声処理部8、音声出力回路部14などを備えない構成としても構わない。
また、外部メモリ10は画像信号や音声信号を記録することができればどのようなものでも構わない。例えば、SD(Secure Digital)カードのような半導体メモリ、DVDなどの光ディスク、ハードディスクなどの磁気ディスクなどをこの外部メモリ10として使用することができる。また、外部メモリ10を撮像装置1から着脱自在としても構わない。
次に、撮像装置1の基本動作について図1を用いて説明する。まず、撮像装置1は、レンズ部4より入射される光をイメージセンサ3において光電変換することによって、電気信号である画像信号を取得する。そして、イメージセンサ3は、TG部18から入力されるタイミング制御信号に同期して、所定のタイミングでAFE5に画像信号を出力する。
そして、AFE5によってアナログ信号からデジタル信号へと変換された画像信号は、画像処理部6に入力される。画像処理部6では、入力されるR(赤)G(緑)B(青)の成分を備える画像信号を、輝度信号(Y)と色差信号(U,V)の成分を備える画像信号に変換するとともに、階調補正や輪郭強調等の各種画像処理を施す。また、メモリ16はフレームメモリとして動作し、画像処理部6が処理を行なう際に画像信号を一時的に保持する。
また、このとき画像処理部6に入力される画像信号に基づき、レンズ部4において、各種レンズの位置が調整されてフォーカスの調整が行われたり、絞りの開度が調整されて露出の調整が行われたり、イメージセンサ3の感度(例えば、ISO(International Organization for Standardization)感度)の調整が行われたりする。このフォーカスや露出、感度の調整は、それぞれ最適な状態となるように所定のプログラムに基づいて自動的に行われたり、ユーザの指示に基づいて手動で行われたりする。
また、画像処理部6は、合成処理部60において複数の画像の合成を行う。なお、合成処理部60の動作の詳細については後述する。
動画の画像信号を作成する場合、集音部7において集音を行う。集音部7で集音されて電気信号に変換される音声信号は、音声処理部8に入力される。音声処理部8は、入力される音声信号をデジタル信号に変換するとともにノイズ除去や音声信号の強度制御などの各種音声処理を施す。そして、画像処理部6から出力される画像信号と、音声処理部8から出力される音声信号と、がともに圧縮処理部9に入力され、圧縮処理部9において所定の圧縮方式で圧縮される。このとき、画像信号と音声信号とが時間的に関連付けられ、再生時に画像と音とがずれないように構成される。そして、圧縮処理部9から出力される圧縮符号化信号は、ドライバ部11を介して外部メモリ10に記録される。
一方、静止画の画像信号を作成する場合、画像処理部6から出力される画像信号が圧縮処理部9に入力され、圧縮処理部9において所定の圧縮方式で圧縮される。そして、圧縮処理部9から出力される圧縮符号化信号が、ドライバ部11を介して外部メモリ10に記録される。
外部メモリ10に記録された動画の圧縮符号化信号は、ユーザの指示に基づいて伸長処理部12に読み出される。伸長処理部12は、圧縮符号化信号を伸長及び復号し、画像信号及び音声信号を生成する。そして、画像信号を画像出力回路部13、音声信号を音声出力回路部14にそれぞれ出力する。そして、画像出力回路部13や音声出力回路部14において、表示装置やスピーカにおいて再生可能な形式に変換されて出力される。
一方、外部メモリ10に記録された静止画の圧縮符号化信号は、伸長処理部12に入力されて画像信号が生成される。そして、この画像信号は画像出力回路部13に出力され、画像出力回路部13において表示装置で再生可能な形式に変換されて出力される。
なお、表示装置やスピーカは、撮像装置1と一体となっているものであっても構わないし、別体となっており撮像装置1に備えられる端子とケーブル等を用いて接続されるようなものであっても構わない。
また、画像信号の記録を行わずに表示装置などに表示される画像をユーザが確認する、所謂プレビューモードである場合に、画像処理部6から出力される画像信号を圧縮せずに画像出力回路部13に出力することとしても構わない。また、画像信号を記録する際に、圧縮処理部9で圧縮して外部メモリ10に記録する動作と並行して、画像出力回路部13を介して表示装置などに画像信号を出力することとしても構わない。
<<合成処理部>>
次に、図1に示した画像処理部6に備えられる合成処理部の構成例について図面を参照して説明する。また、以下の説明において、合成処理部60で合成される2つの画像信号のうち、露光時間が長い方を「第2画像」、露光時間が短い方を「第1画像」とする。また、合成後の画像信号を「合成画像」とする。なお、以下では説明の具体化のために、これらの画像信号を画像として表現することとする。また、以下に示す構成例は一例に過ぎず、第2画像及び第1画像を合成して合成画像を生成するものであれば、どのような構成であっても構わないものとする。
図2は、本発明の実施形態における撮像装置の合成処理部の構成例について示すブロック図である。図2に示すように、合成処理部60は、第1画像に基づいて第2画像の位置ずれの補正を行う位置ずれ補正部61と、第1画像の空間周波数のうち所定の周波数以上の高周波成分を濾波して第3画像を作成し出力するLPF(Low Pass Filter)部62と、位置ずれの補正が行われた第2画像と第3画像との差分を求めて差分値を算出する差分値算出部63と、第3画像と位置ずれ補正部61によって位置ずれの補正が行われた第2画像とを差分値に基づいて合成して第4画像を出力する第1合成部64と、第3画像からエッジ(例えば、物体の輪郭)を抽出してエッジ強度値を算出するエッジ強度値算出部65と、第1画像と第4画像とをエッジ強度値に基づいて合成して合成画像を作成し出力する第2合成部66と、を備える。
第1画像を撮像する際の露光時間は、例えば、手ぶれ限界露光時間(焦点距離f[mm]である場合の1/f[sec]であり、手ぶれが発生しにくい目安となる時間、fは35mmフィルム換算した値)以下の短い時間とすると好適である。また、第2画像を撮像する際の露光時間は、少なくとも第1画像を撮像する際の露光時間よりも長いものとする。例えば、適正露光時間(撮像部2で生成される画像の明るさが適正となる露光時間)で撮像を行うこととしても構わない。なお、適正露光時間が、焦点距離、絞り値または感度、露出値(被写体の明るさを示す値)などの各値に応じて、所定の関係を満たすように自動的に設定されることとしても構わない。
次に、合成処理部60の動作について、図面を参照して説明する。図2に示すように、最初に、撮像部2が撮像することによって得られる第2画像及び第1画像が、合成処理部60に入力される。上述のように、第2画像は、第1画像よりも露光時間を長くして撮像された画像となる。このとき、第1画像を撮像する際のイメージセンサ3の感度を、第2画像を撮像する際のイメージセンサ3の感度よりも大きくする。さらに、露光時間と感度とを設定することにより、第1画像と第2画像との明るさが略等しくなるように調整する。
第1画像と第2画像とが撮像されるタイミングは、CPU15によって制御される。なお、第1画像と第2画像とが撮像されるタイミングの詳細については、後述する。
第1画像は、露光時間が短いものとなるため、手ぶれが抑制された画像となる。そのため、エッジが明瞭な画像となる。ただし、イメージセンサ3の感度を大きくするため、ノイズが多く含まれる画像となりやすい。
これに対して第2画像は、第1画像よりも露光時間が長くなるとともにイメージセンサ3の感度が小さく設定される。そのため、ノイズが抑制された画像となる。ただし、露光時間を長くするため、手ぶれが生じやすい画像となる。そのため、エッジが不明瞭な画像になりやすい。
第1画像及び第2画像は、基本的には連続的に撮像されて生成されるため、略等しい構図となる。しかしながら、完全に同時には撮像されないため、構図がわずかにずれることがある。そのため、位置ずれ補正部61が、第1画像と第2画像との位置ずれを補正する。
位置ずれ補正部61は、例えば第2画像と第1画像とが略等しくなる部分を探索することにより、「ずれ」を検出する。そして、得られた「ずれ」に基づいて、第2画像の画素の座標を変換することにより、等しい対象物を示した画素の座標が第1画像と第2画像とで略等しくなるように補正を行う。即ち、第1画像の画素と第2画像の画素とを対応させる処理を行う。
第1画像と第2画像とが略等しくなる部分を探索する方法として、例えば、オプティカルフローを求める種々の方法や、代表点マッチングなどの方法を採用することができる。ここで、探索方法の一例として、オプティカルフローを求める方法であるブロックマッチング法を採用する場合について図3を用いて説明する。図3は、ブロックマッチング法について説明する模式図である。
図3(a)において、符号100は第1画像を表し、符号101は第1画像において着目した着目ブロックを表す。図3(b)において、符号110は第2画像を表し、符号111は第2画像において着目した候補ブロックを表す。また、符号112は候補ブロック111が位置し得る探索ブロックを表す。
位置ずれ補正部61は、着目ブロック101と候補ブロック111との間の相関値を算出する。この際、候補ブロック111は、探索ブロック112内で水平方向又は垂直方向に1画素ずつ移動させられ、その移動のたびに相関値が算出される。相関値は、例えば、着目ブロック101と候補ブロック111との間における、各画素の輝度差の絶対値の総和とすることができる。この相関値は、一般的にSAD(Sum of Absolute Difference)と呼ばれる。なお、相関値として輝度差の2乗和(Sum of Squared Difference)を用いても構わない。
相関値は、着目ブロック101の画像と候補ブロック111の画像との間の相関が高いほど小さくなる。したがって、相関値が最も小さくなる候補ブロック111の位置を求めれば、着目ブロック101と略等しい画像を示すブロックが、第2画像内のどこに位置しているかを求めることができるとともに、第1画像と第2画像との間の着目ブロック101の動きベクトル(オプティカルフロー、第1画像と第2画像との位置ずれの方向及び大きさ)が求められる。そして、得られた動きベクトルに基づいて「ずれ」を求めることができる。
また、LPF部62は、第1画像のLPF処理を行うことで、第3画像を生成する。LPF部62は、第1画像の空間周波数が高い部分の濾波(即ち、ノイズの抑制)を行う。LPF部62は、ノイズが抑制されるとともにエッジが極端に不明瞭にならない程度(特に、後述するエッジ強度値算出部65でエッジが明瞭に抽出される程度)のカットオフ周波数となるように設定される。
そして、差分値算出部63が、第2画像と第3画像との差分処理を行い、差分値を算出する。差分値とは、二つ画像中の対応する画素の色や明るさの差を示す値であり、画素(x,y)の差分値を差分値D(x,y)で表すこととする。例えば、下記式(1)を用いて、差分値D(x,y)を求めることができる。なお、xが画像の水平方向の位置(座標)を表し、yが画像の垂直方向の位置(座標)を表すものとする。
Figure 2010141657
上記式(1)において、P2(x,y)は、第2画像の画素(x,y)の信号値を示すものである。また、P3(x,y)は、第3画像の画素(x,y)の信号値を示すものである。そして、D(x,y)は、上述のようにこれらの信号値から得られる差分値を示すものである。
具体的に例えば、以下の式(1a)に基づいて差分値D(x,y)を求めても構わない。式(1a)は、式(1)における画素(x,y)の信号値P2(x,y),P3(x,y)として、RGBから成る信号値を用いた場合について示すものである。また、式(1a)では、第2画像の画素(x,y)の信号値のRGB各成分の値をP2R(x,y),P2G(x,y),P2B(x,y)として表し、第3画像の画素(x,y)の信号値のRGB各成分の値をP3R(x,y),P3G(x,y),P3B(x,y)として表している。なお、式(1a)に示す算出方法では、RGB各成分の差の絶対値をそれぞれ求め、これらの絶対値の和の値を差分値D(x,y)としている。
Figure 2010141657
また例えば、以下の式(1b)に基づいて差分値D(x,y)を求めても構わない。式(1b)においても、式(1a)と同様にRGBから成る信号値を用いた場合について示すものとし、式(1a)と同様の方法でそれぞれの信号値のそれぞれの成分の値を表すこととする。式(1b)では、RGB各成分の差を2乗し、これらの和を1/2乗した値を差分値D(x,y)としている。
Figure 2010141657
上記式(1),(1a)及び(1b)の各算出方法は一例に過ぎず、他の方法を用いて差分値D(x,y)を求めても構わない。また、RGBの代わりにYUVの値を用い、RGBを用いる場合と同様の方法で(RGBをYUVでそれぞれ置き換えて)差分値D(x,y)を算出しても構わない。さらに、第2画像及び第3画像の信号値のY成分にのみに基づいて差分値D(x,y)を算出しても構わない。
また、第1合成部64は、第2画像と第3画像との合成を行い、第4画像を生成する。例えば第2画像と第3画像とを加重加算することによって、合成を行う。加重加算によって合成を行う場合の一例について、図4を用いて説明する。図4は、第1合成部による合成方法の一例を示すグラフである。
図4に示すように、本例の方法では、差分値D(x,y)に基づいて混合率α(x,y)を設定し、この混合率α(x,y)にしたがって加重加算を行う。具体的には、下記式(2)によって、第2画像と第3画像とを合成する。
Figure 2010141657
混合率α(x,y)は、第2画像の(x,y)の位置における画素の信号値P2(x,y)と、第3画像の(x,y)の位置における画素の信号値P3(x,y)と、を加重加算する際に用いる加算割合(合成比率)を示すものである。また、混合率α(x,y)は第2画像の加算割合について示すものであり、第3画像の加算割合は1−α(x,y)となる。
混合率α(x,y)は、差分値D(x,y)が閾値Th1_Lよりも小さければ1とし、差分値D(x,y)が閾値Th1_H以上であれば0とする。また、差分値D(x,y)が閾値Th1_L以上であり閾値Th1_Hよりも小さければ、1−(D(x,y)−Th1_L)/(Th1_H−Th1_L)とする。即ち、差分値D(x,y)の値を閾値Th1_Lから閾値Th1_Hに増大させると、混合率α(x,y)は、1から0へと線形に減少することとなる。なお、非線形に減少させても構わないが、単調減少するものとすると好ましい。
そして、上記式(2)に示す加重加算を行うことにより、第4画像の(x,y)の位置における画素の信号値P4(x,y)を得る。なお、第2画像及び第3画像の画素の信号値P2(x,y),P3(x,y)としてYUVから成る信号値を用いる場合、YUVの成分毎に算出して第4画像の画素の信号値P4(x,y)を得ることとしても構わない。また、YUVから成る信号値の代わりにRGBから成る信号値を用いても構わない。
また、エッジ強度値算出部65は、第3画像のエッジ抽出処理を行い、エッジ強度値を算出する。エッジ強度値とは、画素の変化量(周囲の画素との変化量)を示す値である。ここで、画素(x,y)におけるエッジ強度値をE(x,y)で表す。例えば、下記式(3)を用いて、画素(x,y)におけるエッジ強度値E(x,y)を求めることができる。
Figure 2010141657
上記式(3)において、P3Y(x,y)は、第3画像の画素(x,y)の信号値のY成分の値を示すものである。なお、画素の信号値としてRGBの信号値を用いる場合、RGBの各成分を用いてY成分に相当する値を算出し、この値を用いることとしても構わない。
また、Fx(i,j)及びFy(i,j)は、それぞれエッジを抽出するためのフィルタを示すものとする。換言すると、画像中の輪郭を強調するフィルタを示すものである。このようなフィルタとして、例えば、ソーベルフィルタやプレウィットフィルタなどの微分フィルタを適用することができる。また、上記式(3)では一例として、3×3のフィルタを適用する場合について示している。また、Fx(i,j)は、x方向(水平方向)のエッジを抽出するためのフィルタであり、Fy(i,j)は、y方向(垂直方向)のエッジを抽出するためのフィルタであるものとする。
エッジを抽出するフィルタとしてプレウィットフィルタを用いる場合、Fx(i,j)を、Fx(−1,−1)=Fx(−1,0)=Fx(−1,1)=−1、Fx(0,−1)=Fx(0,0)=Fx(0,1)=1、Fx(1,−1)=Fx(1,0)=Fx(1,1)=1としても構わない。また、Fy(i,j)を、Fy(−1,−1)=Fy(0,−1)=Fy(1,−1)=−1、Fy(−1,0)=Fy(0,0)=Fy(1,0)=0、Fy(−1,1)=Fy(0,1)=Fy(1,1)=1としても構わない。
以上のような3×3のフィルタFx(i,j)と第3画像の画素(x,y)を中心とした3×3の領域におけるY成分とをそれぞれ積算するとともに合算した値の絶対値と、3×3のフィルタFy(i,j)と第3画像の画素(x,y)を中心とした3×3の領域におけるY成分とをそれぞれ積算するとともに合算した値の絶対値と、の和を求めることにより、上記式(3)に示すような画素(x,y)のエッジ強度値E(x,y)を求めることができる。なお、上記式(3)に示す方法は一例に過ぎず、他の方法を用いてエッジ強度値E(x,y)を求めても構わない。
そして最後に、第2合成部66が第1画像と第4画像との合成を行い、合成画像を生成する。このとき、例えば第1画像と第4画像とを加重加算することによって、合成を行う。加重加算によって合成を行う場合の一例について、図5を用いて説明する。図5は、第2合成部による合成方法の一例を示すグラフである。
図5に示すように、本例の方法では、エッジ強度値E(x,y)に基づいて混合率β(x,y)を設定し、この混合率β(x,y)にしたがって加重加算を行う。具体的には、下記式(4)によって、第1画像と第4画像とを合成する。
Figure 2010141657
混合率β(x,y)は、第1画像の(x,y)の位置における画素の信号値P1(x,y)と、第4画像の(x,y)の位置における画素の信号値P4(x,y)と、を加重加算する際に用いる加算割合(合成比率)を示すものである。また、混合率β(x,y)は第1画像の加算割合について示すものであり、第4画像の加算割合は1−β(x,y)となる。
混合率β(x,y)は、エッジ強度値E(x,y)が閾値Th2_Lよりも小さければ0とし、エッジ強度値E(x,y)が閾値Th2_H以上であれば1とする。また、エッジ強度値E(x,y)が閾値Th2_L以上であり閾値Th2_Hよりも小さければ、(E(x,y)−Th2_L)/(Th2_H−Th1_L)とする。即ち、エッジ強度値E(x,y)の値を閾値Th2_Lから閾値Th2_Hに増大させると、混合率β(x,y)は、0から1へと線形に増加することとなる。なお、非線形に増加させても構わないが、単調増加するものとすると好ましい。
そして、上記式(4)に示す加重加算を行うことにより、合成画像の(x,y)の位置における画素の信号値P(x,y)を得る。なお、第1画像及び第4画像の画素の信号値P1(x,y),P4(x,y)としてYUVから成る信号値を用いる場合、YUVの成分毎に算出して合成画像の画素の信号値P(x,y)を得ることとしても構わない。また、YUVから成る信号値の代わりにRGBから成る信号値を用いても構わない。
合成処理部60を以上のように構成することによって、第1画像の明瞭なエッジと、第2画像の少ないノイズと、の双方の特長を効果的に合成した合成画像を得ることが可能となる。
具体的には、第2画像と第3画像とから得られる差分値を用いて、第2画像及び第3画像の合成を行うため、第2画像の被写体ぶれ(露光時間中に被写体が動くことによって発生するぶれ)や第1画像のノイズが第4画像に反映されることを抑制することができる。また、第3画像から得られるエッジ強度値を用いて第1画像及び第4画像の合成を行うため、手ぶれが少なく明瞭となる第1画像のエッジを効果的に合成画像に反映させるとともに、第1画像のノイズが合成画像に反映されることを抑制することが可能となる。したがって、合成画像を、手ぶれ及び被写体ぶれが抑制されてエッジが明瞭であるものにするとともに、ノイズが少ないものにすることが可能となる。
また、エッジ強度値を算出するために、第1画像をLPF処理した第3画像を用いるため、第1画像に含まれるノイズによってエッジ強度値E(x,y)がエッジ以外で大きくなることを抑制することが可能となる。
なお、上述した合成処理部60の構成は一例に過ぎず、他の構成であっても構わないものとする。例えば、第3画像や第4画像などの中間的な画像(即ち、第1画像や第2画像を変形して生成される画像)を生成しないこととして、第1画像及び第2画像が直接的に合成される構成としても構わない。
<<撮像部の制御例>>
次に、第1画像及び第2画像を撮像する際の撮像装置1の動作例、即ち、CPU15による撮像装置1の制御例について図面を参照して説明する。図6は、本発明の実施形態における撮像装置の動作例を示すフローチャートである。
図6に示すように、第1画像及び第2画像の撮像に先立ち、ユーザから撮像条件を設定する指示が入力される(STEP1)。例えば、図1の操作部17の一部であるシャッタボタンが半押しされることなどによって、この指示が撮像装置1に入力される。なお、このとき表示部などに撮像装置1に入力されている画像を表示する、プレビューを行うこととしても構わない。この場合、ユーザは表示部に表示される画像を見ることによって生成しようとする画像の構図を確認し、それによって撮像条件の設定指示を撮像装置1に入力する。
撮像条件の設定指示が入力されると、撮像装置1に入力されている画像に基づいて、第2画像の撮像条件が設定される(STEP2)。例えば、上述のように画像処理部6によって画像が確認されることによって、フォーカスや露出、ホワイトバランスなどが制御される。また、このとき第2画像を撮像する際の条件が設定される。特に、フォーカスや露出値などに基づいて、第2画像の撮像時の感度である第2感度や、第2画像の撮像時の露光時間である第2露光時間が設定される。なお、第2露光時間を、上記のように適正露光時間としても構わない。
次に、STEP2で設定された第2画像の撮像条件に基づいて、第1画像の撮像条件が設定される(STEP3)。このとき、第1画像の撮像条件として、第1画像の撮像時の露光時間である第1露光時間や、第1画像の撮像時の感度である第1感度が設定される。第1露光時間は、第2露光時間よりも短いものとして、第1画像に手ぶれが含まれることを抑制する。また、第2感度は、第1感度よりも大きいものとして、第1画像及び第2画像の明るさが略等しくなるようにする。例えば、第2露光時間を、第1露光時間の1/4として設定する場合、第2感度を第1感度の4倍とする。即ち、露光時間と感度との積が一定となるようにする。
さらに、STEP3では、撮像開始の指示が入力されてから第1画像の撮像を開始するまでの時間(以下、撮像待機時間とする)の設定も行う。この撮像待機時間の詳細については、後述する。
STEP3で第1画像の撮像条件を設定した後、ユーザから撮像を開始する指示(以下、撮像開始指示とする)が入力される(STEP4)。例えば、図1の操作部17の一部であるシャッタボタンが全押しされることなどによって、この撮像開始指示が撮像装置1に入力される。
撮像装置1は、第1画像、第2画像の順に撮像を行う。このとき撮像装置1は、STEP4の撮像指示が入力されてから、撮像待機時間の経過を待った後に(STEP5)、第1画像の撮像を開始する(STEP6)。そして、第1画像の撮像が終了したら、連続的に第2画像の撮像を行い(STEP7)、撮像を終了する。
(撮像待機時間)
STEP5の撮像待機時間について図面を参照して説明する。図7は、撮像開始指示が入力されてから撮像装置に生じる手ぶれの一例を示すグラフである。なお、図7のグラフは、ある撮像装置1をユーザが使用した場合に生じる手ぶれの時間的な変動を示すものであり、実験的に求められるものである。なお、以下ではこのグラフによって示されるある撮像装置1特有の手ぶれの発生パターンを、手ぶれ傾向とも呼ぶこととする。
図7のグラフでは、時間0の時点を撮像開始指示が入力された時点としている。また、手ぶれの大きさを角速度で示しており、ヨー方向の角速度を破線、ピッチ方向の角速度を一点鎖線、ロール方向の角速度を細線、これらの角速度の平均値を太線で示している。
ヨー、ピッチ及びロールの各方向について、図8を参照して説明する。図8は、ヨー、ピッチ及びロールの各方向について示す撮像装置の斜視図である。図8では、光軸Oが水平面に対して略平行であるものとし、水平面と略垂直な軸を垂直軸V、光軸O及び垂直軸Vと略垂直な軸を水平軸Hとしている。垂直軸Vを中心とした回転方向をヨー方向、水平軸Hを中心とした回転方向をピッチ方向、光軸Oを中心とした回転方向をロール方向とする。なお、それぞれの方向の各速度は、撮像装置1の右回り方向(図中の矢印方向)となる方向を正とする。
図7に示すように、撮像開始指示が入力された直後は、各方向の手ぶれが大きいものとなる。例えば、撮像開始指示を入力するためユーザがシャッタボタンを全押しするなどの動作によって、撮像装置1全体が動くことによりこの手ぶれが生じる(例えば、0〜0.08秒の期間)。また、さらに時間が経過すると、例えばユーザがシャッタボタンを離す反動や、ユーザの撮像装置1を把持する緊張感が次第に低下するなどの要因により、次第に手ぶれが大きくなる(例えば、0.13秒以降の期間:以下、手ぶれ増大期間と呼ぶ)。
本実施形態の撮像装置1では、露光時間が長い第2画像を撮像する前に、第1画像の撮像を行う。これによって、第1画像の撮像を手ぶれ増大期間の前に行う。
また、図7の手ぶれの傾向が得られる撮像装置1においては、手ぶれ増大期間の前の全体的に手ぶれが小さくなる期間(例えば、0.08〜0.13秒の期間であれば、手ぶれの平均値の絶対値が0.5以下となる)に、第1画像を撮像するとさらに好ましい。そのため、図7に示す場合では、撮像待機時間を約0.8秒に設定する。なお、特に低減したい方向があれば、その方向の手ぶれが小さくなる期間に応じて撮像待機時間を設定しても構わない。例えば、図7に示す場合であって、撮像後の画像の補正が特に困難であるロール方向の手ぶれを極力抑制したいと考える場合、撮像待機時間を約0・1秒に設定すると好ましい。
第2画像の撮像開始は、第1画像の撮像が終わった直後とする。即ち、第1画像の撮像を行い、撮像部2が次の画像を撮像する準備ができたときに、第2画像の撮像を開始する。これにより、可能な限り待ち時間を抑制して、第1画像及び第2画像のずれを抑制することが可能となる。
以上のように構成すると、露光時間の短い第1画像の撮像が、露光時間の長い第2画像の撮像に先立って行われるようになる。そのため、第1画像の撮像が、手ぶれ増大期間内に行われることを確実に抑制することが可能となる。したがって、第1画像に含まれる手ぶれを抑制し、合成画像に含まれる手ぶれを効果的に抑制することが可能となる。
さらに、撮像待機時間を設けることによって、特に手ぶれが小さくなる期間(例えば、図7の0.08〜0.13秒の期間)に第1画像の撮像を行うことが可能となる。そのため、第1画像に手ぶれが含まれることを抑制し、合成画像に含まれる手ぶれをより効果的に抑制することが可能となる。
また、撮像装置の形状や重量など、撮像装置の構造的特徴に起因する手ぶれ傾向を求めて撮像待機時間を設定するため、撮像装置に手ぶれを検出する装置(例えば、角速度センサ)を備える必要がなくなる。そのため、撮像装置の小型化をはかることが可能となる。また、撮像装置のコストダウンを図ることが可能となる。
なお、図7に示される手ぶれ傾向は一例に過ぎない。手ぶれ傾向は、撮像装置の形状(ユーザが把持する部分の形状やシャッタボタンの配置、レンズ(光軸)の位置など)や重量などの撮像装置の構造的特徴によって異なるものとなる。したがって、撮像装置のモデル毎に予め(例えば出荷前に)実験的に手ぶれ傾向を求め、それぞれのモデルに対して撮像待機時間を設定することとすると好ましい。
図9に、撮像装置の形状の差異の代表的なものを示す。図9(a)は、撮像装置の型の差異について示したものである。左方に示すような片手で把持するグリップ部Gを備える撮像装置を縦型、右方に示すような全体を両手で把持する撮像装置を横型とする。図9(b)は、縦側の撮像装置のグリップ部Gの形状の差異について示したものである。左方の撮像装置のグリップ部Gは、撮像方向と略垂直な方向に突出するとともに、突出した下方ほど撮像方向の反対方向に向かうように傾斜している。一方、右方の撮像装置のグリップ部Gは、撮像方向と垂直となる方向に突出するのみの形状となっている。図9(c)は、縦型の撮像装置のシャッタボタンの配置の差異について示したものである。左方の撮像装置のシャッタボタンSは、光軸O上に備えられている。一方、右方の撮像装置のシャッタボタンSは、光軸Oからずれた位置(光軸Oの上方)に備えられている。
例えばこれらの差異によって、撮像装置の手ぶれ傾向は異なる。例えば、手ぶれが大きくなる時間や方向などが、それぞれの撮像装置において異なるものとなる。
また、設定された第1露光時間が、所定の目安時間(例えば、手ぶれ限界露光時間)よりも極端に短い場合、即ち、第1露光時間≦目安時間×kを満たす場合に、第1画像に手ぶれが含まれにくいと判定しても構わない(ただし、k<1)。そしてこのとき、撮像待機時間を0としても構わない。
このように構成すると、第1画像に含まれる手ぶれが小さいことが見込まれる場合に、可能な限り第1画像の撮像を早くすることが可能となる。そのため、シャッターチャンスを逃したり、得られた画像が所望の構図からずれたものとなったり、撮像開始指示が正しく入力されたか否かをユーザが不審に思ったりするなど、撮像装置の操作性が悪化することを抑制することが可能となる。
また、撮像装置の性能やその手ぶれ傾向によっては、撮像開始指示が入力された直後から第1画像の撮像を開始しようとしても、第1画像の撮像の開始時が手ぶれの小さい期間を過ぎている場合が生じ得る。例えば、第1画像の撮像開始に長時間を要する場合や、撮像開始指示の入力直後に手ぶれの小さい期間がある場合などである。これらの場合、上記の場合と同様に、撮像待機時間を0としても構わない。即ち、第1画像の撮像が開始可能となった時点で、第1画像の撮像を開始しても構わない。または、第1画像の撮像が開始可能となる時間の経過後に存在する手ぶれが小さい期間に、第1画像の撮像が行われるように、撮像待機時間を設定しても構わない。
また、撮像待機時間に限界値を設けても構わない。このように構成すると、第1画像の撮像開始が遅くなりすぎることを防止することが可能となる。そのため、撮像装置の操作性が悪化することを抑制することが可能となる。
また、第1画像と第2画像との間にも、撮像待機時間を設けても構わない。ただし、撮像開始指示の入力から撮像終了までの時間が長くなり過ぎないようにする観点や、第1画像及び第2画像のずれを小さくする観点などから、第1画像と第2画像との間を短くすると好適である。
また、ユーザが撮像待機時間を変更可能な構成としても構わない。即ち、撮像装置の構造的特徴に起因する手ぶれ傾向に加え、ユーザに起因する手ぶれ傾向に応じても、撮像待機時間が設定されるように構成しても構わない。
<<変形例>>
本発明の実施形態における撮像装置1について、画像処理部6や合成処理部60などのそれぞれの動作を、マイコンなどの制御装置が行うこととしても構わない。さらに、このような制御装置によって実現される機能の全部または一部をプログラムとして記述し、該プログラムをプログラム実行装置(例えばコンピュータ)上で実行することによって、その機能の全部または一部を実現するようにしても構わない。
また、上述した場合に限らず、図1の撮像装置1や図2の合成処理60は、ハードウェア、或いは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実現可能である。また、ソフトウェアを用いて撮像装置1や合成処理部60を構成する場合、ソフトウェアによって実現される部位についてのブロック図は、その部位の機能ブロック図を表すこととする。
以上、本発明における実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実行することができる。
本発明は、撮像して画像を得るとともに当該画像に電子式の手ぶれ補正処理を施す撮像装置や、その撮像方法に関する。特に、複数の画像を撮像して合成することで補正を行う撮像装置や、その撮像方法に関する。
は、本発明の実施形態における撮像装置の基本構成について示すブロック図である。 は、本発明の実施形態における撮像装置の合成処理部の構成例について示すブロック図である。 は、ブロックマッチング法について説明する模式図である。 は、第1合成部による合成方法の一例を示すグラフである。 は、第2合成部による合成方法の一例を示すグラフである。 は、本発明の実施形態における撮像装置の動作例を示すフローチャートである。 は、撮像開始指示が入力されてから撮像装置に生じる手ぶれの一例を示すグラフである。 は、ヨー、ピッチ及びロールの各方向について示す撮像装置の斜視図である。 は、撮像装置の形状の差異の代表的なものを示す斜視図である。
符号の説明
1 撮像装置
2 撮像部
3 イメージセンサ
4 レンズ部
5 AFE
6 画像処理部
60 合成処理部
61 位置ずれ補正部
62 LPF部
63 差分値算出部
64 第1合成部
65 エッジ強度値算出部
66 第2合成部
7 集音部
8 音声処理部
9 圧縮処理部
10 外部メモリ
11 ドライバ部
12 伸長処理部
13 画像出力回路部
14 音声出力回路部
15 CPU
16 メモリ
17 操作部
18 TG部
19 バス
20 バス

Claims (6)

  1. 撮像によって画像を得る撮像部と、
    当該撮像部で得られた第1画像及び第2画像を合成して合成画像を生成する合成処理部と、を備える撮像装置において、
    前記撮像部の撮像タイミングを制御する制御部を備え、
    前記第1画像の撮像時の露光時間が、前記第2画像の撮像時の露光時間よりも短いものであり、
    前記撮像部が前記第1画像を撮像した後に前記第2画像を撮像するように、前記制御部が前記撮像部を制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御部が、前記撮像装置に撮像を行う指示が入力されたことを検出した後、所定の時間である撮像待機時間の経過を待った直後に前記第1画像の撮像が開始されるように、前記撮像部を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像待機時間が、
    前記撮像装置の構造的特徴に基づいて設定されるものであり、
    前記撮像装置に撮像を行う指示が入力されてから、前記撮像装置に生じる動きが所定の大きさよりも小さくなる期間までの時間であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像待機時間が、前記撮像部の撮像条件によって設定される閾値よりも短い場合、前記撮像待機時間が0となることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の撮像装置。
  5. 撮像によって第1画像を得る第1画像生成ステップと、
    撮像によって第2画像を得る第2画像生成ステップと、
    前記第1画像生成ステップで得られる前記第1画像と、前記第2ステップで得られる前記第2画像と、を合成して合成画像を生成する合成ステップと、を備え、
    前記第1画像生成ステップで行われる撮像の露光時間が、前記第2画像生成ステップで行われる撮像の露光時間よりも短いものであり、
    前記第1画像生成ステップが、前記第2画像生成ステップよりも先に行われることを特徴とする撮像方法。
  6. 撮像を行う指示が入力されたことを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップの後、所定の時間である撮像待機時間の経過を待つ待機ステップと、を備え、
    前記第1画像生成ステップが、前記待機ステップの直後に開始されることを特徴とする請求項5に記載の撮像方法。
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