JP2011155582A - 撮像装置 - Google Patents

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Haruo Hatanaka
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Abstract

【課題】入力される画像の手ぶれを精度よく検出して補正する撮像装置を提供する。
【解決手段】手ぶれ検出部50は、複数の入力画像を比較して所定の領域毎の動きを検出する動き検出部51と、入力画像の画像的特徴に基づいて主要被写体を検出する主要被写体検出部52と、主要被写体が含まれる領域で検出される動きと、これ以外の領域で検出される動きと、を加重加算して手ぶれを求める手ぶれ取得部53と、を備える。手ぶれ取得部53は、主要被写体の入力画像中の大きさが閾値以上となる場合、主要被写体が含まれる領域で検出された動きを主とした入力画像の手ぶれを求め、主要被写体の入力画像中の大きさが閾値より小さくなる場合、主要被写体が含まれる領域以外の領域で検出された動きを主とした入力画像の手ぶれを求める。
【選択図】図2

Description

本発明は、入力される画像から手ぶれを検出して補正する撮像装置に関する。
撮像装置を固定せずに(例えば、ユーザが手に持って)撮像する場合、撮像装置に動き(手ぶれ)が生じやすくなる。撮像装置に手ぶれが生じると、例えば、動画を構成する各画像(フレーム)において、主要被写体(人や物など、撮像者が特に撮像しようとする物体)や背景(主要被写体以外)の位置が一定にならずに振動するなどの、種々の問題を引き起こす。
この問題を解決するために、種々の撮像装置が提案されている。例えば、特許文献1では、フレームをブロック毎に比較することで各ブロックの動きベクトルを検出し、当該動きベクトルに基づいて主要被写体を表示するブロックを識別して、当該ブロックの動き(ぶれ)を抑制するように光学補正を行う撮像装置が提案されている。
特許文献1で提案されている撮像装置は、ユーザが主要被写体を追って(主要被写体をフレーム内の所定の位置や範囲に収まるように維持して)撮像する場合に、主要被写体のぶれ(即ち、手ぶれ)を抑制することを可能とするものである。なお、この撮像装置は、動きベクトルを一定時間加算することで、主要被写体の領域(各ブロックの動きベクトルがランダムであるため、加算値が小さくなる領域)と、背景の領域(各ブロックの動きベクトルがランダムではないため、加算値が大きくなる領域)と、を区別する。
また例えば、特許文献2では、フレームを比較することで手ぶれベクトルと画像動きベクトル(主要被写体の動きを示す動きベクトル)とをそれぞれ検出し、画像動きベクトルを露光時間の制御に用いる撮像装置が提案されている。この撮像装置は、画像動きベクトルを検出する際に手ぶれベクトルの影響を抑制することにより、精度よく画像動きベクトルを検出することを可能とする。
特開平5−289159号公報 特開平6−217188号公報
しかしながら、特許文献1の撮像装置では、主要被写体及び背景のそれぞれの領域の加算値が共に小さくなる場合(例えば、主要被写体が静止する場合や一方向に移動しない場合など)に、主要被写体と背景の区別が困難になる。そのため、主要被写体のぶれ(即ち、手ぶれ)を精度よく検出することができなくなり、問題となる。
また、特許文献2の撮像装置では、主要被写体と背景とを区別することなく、フレームを比較することで手ぶれベクトル及び画像動きベクトルを検出する。そのため、主要被写体の画像的特徴や動き、手ぶれの状態などによっては、手ぶれベクトルや画像動きベクトルの検出精度が低下し、問題となる。
以上のように、フレームを比較することで検出される動きから手ぶれを求める場合、主要被写体の画像的特徴や動き、手ぶれの状態によっては、検出精度が低下する。そして、精度が低い方法で検出された手ぶれを用いた種々の処理(例えば、手ぶれを抑制する処理)が行われると、不適切な処理によって得られる画像が不自然になるなどの問題が生じる。
そこで本発明は、入力される画像の手ぶれを精度よく検出して補正する撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明における撮像装置は、撮像により画像を生成する撮像部と、複数の画像を比較することで所定の領域毎に動きを検出する動き検出部と、画像的特徴に基づいて画像内の主要被写体を検出する主要被写体検出部と、主要被写体の画像内の大きさが所定の大きさ以上となる場合、主要被写体が含まれる領域で検出される動きを主とした手ぶれを求め、主要被写体の画像内の大きさが所定の大きさより小さくなる場合、主要被写体が含まれる領域以外の領域で検出される動きを主とした手ぶれを求める手ぶれ取得部と、前記手ぶれ取得部で求められた手ぶれに対応した位置で画像を切り出す切り出し部と、を備えることを特徴とする。
特に、上記構成の撮像装置において、前記手ぶれ取得部が、主要被写体の画像内の大きさが所定の大きさ以上となる場合、主要被写体が含まれる領域で検出される動きの重みを、これ以外の領域で検出される動きの重み以上にして手ぶれを求め、主要被写体の画像内の大きさが所定の大きさより小さくなる場合、主要被写体が含まれる領域で検出される動きの重みを、これ以外の領域で検出される動きの重みより小さくして手ぶれを求めることとしても構わない。
また、上記構成の撮像装置において、前記手ぶれ取得部が、主要被写体の画像内の大きさが大きくなるほど、主要被写体が含まれる領域で検出される動きの重みを大きくして手ぶれを求めることとしても構わない。
このように構成すると、主要被写体の大きさが所定の大きさを超えて変動し、手ぶれを求める主たる対象が切り替わったとしても、スムーズに切り替えを行うことが可能となる。そのため、求められる手ぶれに基づいて手ぶれ補正処理を行う際に、手ぶれを抑制する主たる対象が切り替わることで画像が不自然に変動することを、抑制することが可能となる。
また、上記構成の撮像装置において、前記手ぶれ取得部が、主要被写体の画像内の大きさが所定の大きさ以上となる場合、主要被写体が含まれる領域で検出される動きのみを用いて手ぶれを求め、主要被写体の画像内の大きさが所定の閾値より小さくなる場合、主要被写体が含まれる領域以外の領域で検出される動きのみを用いて手ぶれを求めることとしても構わない。
特に、上記構成の撮像装置において、前記手ぶれ取得部が、主要被写体の画像内の大きさが所定の大きさ以上となる場合、主要被写体が含まれる領域以外の領域で検出される動きの重みを0にして手ぶれを求め、主要被写体の画像内の大きさが所定の大きさより小さくなる場合、主要被写体が含まれる領域の重みを0にして手ぶれを求めることとしても構わない。
このように構成すると、手ぶれを求める対象を限定して明確化することが可能となる。そのため、例えば上記のようにして求められる手ぶれに基づいて手ぶれ補正処理を行う場合に、対象の手ぶれを効果的に抑制することが可能となる。
本発明の構成とすると、画像的特徴に基づいて検出された主要被写体が含まれる領域から求められる動きと、それ以外の領域から求められる動きと、に基づいて手ぶれを求めることとなる。そのため、精度よく手ぶれを検出することが可能となる。
また、被写体の状況(主要被写体が画像の主題になっているか、これ以外(背景)が画像の主題になっているか)に応じた手ぶれを精度良く求めることが可能となる。したがって、求められる手ぶれに基づいて手ぶれ補正処理を行うことで、画像の主題となっている主要被写体または背景のぶれを、効果的に抑制することが可能となる。
本発明の意義ないし効果は、以下に示す実施の形態の説明によりさらに明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも本発明の実施の形態の一つであって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
は、本発明の実施の一形態である撮像装置の全体構成例を示すブロック図である。 は、手ぶれ検出部の構成例を示すブロック図である。 は、手ぶれ検出部を含む撮像装置の動作の一例を示すフローチャートである。 は、入力画像に設定される小領域の一例を示す図である。 は、2つの入力画像のそれぞれから検出される主要被写体領域を示す図である。 は、図5に示す2つの入力画像から求められる動きベクトルの一例を示す図である。 は、手ぶれベクトルを求める方法について説明する図である。 は、手ぶれ補正処理の一例について説明する図である。
本発明の実施の形態について、以下図面を参照して説明する。最初に、本発明の実施の一形態である撮像装置について説明する。なお、以下に説明する撮像装置は、デジタルカメラなどの音、動画及び静止画の記録が可能なものである。
<<撮像装置>>
まず、本発明の実施の一形態である撮像装置の全体構成例について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施の一形態である撮像装置の全体構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、撮像装置1は、入射される光学像を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complimentary Metal Oxide Semiconductor)センサなどの固体撮像素子から成るイメージセンサ2と、対象物の光学像をイメージセンサ2に結像させるとともに光量などの調整を行うレンズ部3と、を備える。レンズ部3とイメージセンサ2とで撮像部Sが構成され、この撮像部Sによって画像信号が生成される。なお、レンズ部3は、ズームレンズやフォーカスレンズなどの各種レンズ(不図示)や、イメージセンサ2に入力される光量を調整する絞り(不図示)などを備える。
さらに、撮像装置1は、イメージセンサ2から出力されるアナログ信号である画像信号をデジタル信号に変換するとともにゲインの調整を行うAFE(Analog Front End)4と、AFE4から出力されるデジタルの画像信号に対して階調補正処理などの各種画像処理を施す画像処理部5と、入力される音を電気信号に変換する集音部6と、集音部6から出力されるアナログ信号である音響信号をデジタル信号に変換するADC(Analog to Digital Converter)7と、ADC7から出力される音響信号に対してノイズ除去などの各種音響処理を施して出力する音響処理部8と、画像処理部5から出力される画像信号と音響処理部8から出力される音響信号のそれぞれに対してMPEG(Moving Picture Experts Group)圧縮方式などの動画用の圧縮符号化処理を施したり画像処理部5から出力される画像信号にJPEG(Joint Photographic Experts Group)圧縮方式などの静止画用の圧縮符号化処理を施したりする圧縮処理部9と、圧縮処理部9で圧縮符号化された圧縮符号化信号を記録する外部メモリ10と、圧縮符号化信号を外部メモリ10に記録したり読み出したりするドライバ部11と、ドライバ部11において外部メモリ10から読み出した圧縮符号化信号を伸長して復号する伸長処理部12と、を備える。
画像処理部5は、入力される画像信号から手ぶれを検出する手ぶれ検出部50を備える。なお、手ぶれ検出部50の構成の詳細については、後述する。
また、撮像装置1は、伸長処理部12で復号されて得られる画像信号をモニタなどの表示装置(不図示)で表示可能な信号に変換する画像信号出力回路部13と、伸長処理部12で復号されて得られる音響信号をスピーカなどの再生装置(不図示)で再生可能な信号に変換する音響信号出力回路部14と、を備える。
また、撮像装置1は、撮像装置1内全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)15と、各処理を行うための各プログラムを記憶するとともにプログラム実行時のデータの一時保管を行うメモリ16と、撮像を開始するボタンや撮像条件などを調整するボタン等ユーザからの指示が入力される操作部17と、各部の動作タイミングを一致させるためのタイミング制御信号を出力するタイミングジェネレータ(TG)部18と、CPU15と各ブロックとの間でデータのやりとりを行うためのバス19と、メモリ16と各ブロックとの間でデータのやりとりを行うためのバス20と、を備える。なお、以下では説明の簡略化のため、各ブロックのやりとりにおいてバス19,20を省略する。
なお、動画と静止画の画像信号を生成可能な撮像装置1を一例として示したが、撮像装置1が、静止画の画像信号のみ生成可能な構成であっても構わない。この場合、集音部6やADC7、音響処理部8、音響信号出力回路部14などを備えない構成としても構わない。また、表示装置や再生装置は、撮像装置1と一体となっているものであっても構わないし、別体となっており撮像装置1に備えられる端子とケーブル等を用いて接続されるようなものであっても構わない。
また、外部メモリ10は画像信号や音響信号を記録することができればどのようなものでも構わない。例えば、SD(Secure Digital)カードのような半導体メモリ、DVDなどの光ディスク、ハードディスクなどの磁気ディスクなどをこの外部メモリ10として使用することができる。また、外部メモリ10を撮像装置1から着脱自在としても構わない。
次に、撮像装置1の全体動作について図1を用いて説明する。まず、撮像装置1は、レンズ部3より入射される光をイメージセンサ2において光電変換することによって、電気信号である画像信号を取得する。そして、イメージセンサ2は、TG部18から入力されるタイミング制御信号に同期して、所定のタイミングでAFE4に画像信号を出力する。
そして、AFE4によってアナログ信号からデジタル信号へと変換された画像信号は、画像処理部5に入力される。画像処理部5では、入力されるR(赤)G(緑)B(青)の成分を備える画像信号を、輝度信号(Y)と色差信号(U,V)の成分を備える画像信号に変換するとともに、階調補正や輪郭強調等の各種画像処理を施す。また、メモリ16はフレームメモリとして動作し、画像処理部5が処理を行なう際に画像信号を一時的に保持する。
また、このとき画像処理部5に入力される画像信号に基づき、レンズ部3において、各種レンズの位置が調整されてフォーカスの調整が行われたり、絞りの開度が調整されて露出の調整が行われたりする。このフォーカスや露出の調整は、それぞれ最適な状態となるように所定のプログラムに基づいて自動的に行われたり、ユーザの指示に基づいて手動で行われたりする。
また、画像処理部5に備えられる手ぶれ検出部50は、入力される画像信号に基づいて手ぶれを検出する。また、手ぶれ検出部50で検出される手ぶれは、種々の処理に利用され得る。例えば、画像処理部5が、画像信号の手ぶれを抑制する処理を行う際に、手ぶれ検出部50で検出される手ぶれを利用しても構わない。なお、手ぶれ検出部5による手ぶれを検出する処理の詳細や、検出される手ぶれを利用する処理の詳細については、後述する。
動画の画像信号を生成する場合、集音部6において集音を行う。集音部6で集音されてアナログの電気信号に変換される音響信号は、ADC7に入力される。ADC7は、入力される音響信号をデジタル信号に変換し、音響処理部8に入力する。音響処理部8は、入力されるデジタルの音響信号にノイズ除去や強度制御などの各種音響処理を施す。そして、画像処理部5から出力される画像信号と、音響処理部8から出力される音響信号と、がともに圧縮処理部9に入力され、圧縮処理部9において所定の圧縮方式で圧縮される。このとき、画像信号と音響信号とが時間的に関連付けられ、再生時に画像と音とがずれないように構成される。そして、圧縮処理部9から出力される圧縮符号化信号は、ドライバ部11を介して外部メモリ10に記録される。
一方、静止画の画像信号を生成する場合、画像処理部5から出力される画像信号が圧縮処理部9に入力され、圧縮処理部9において所定の圧縮方式で圧縮される。そして、圧縮処理部9から出力される圧縮符号化信号が、ドライバ部11を介して外部メモリ10に記録される。
外部メモリ10に記録された動画の圧縮符号化信号は、ユーザの指示に基づいて伸長処理部12に読み出される。伸長処理部12は、圧縮符号化信号を伸長及び復号することで画像信号及び音響信号を生成し、出力する。そして、画像信号出力回路部13が、伸長処理部12から出力される画像信号を表示装置で表示可能な形式に変換して出力し、音響信号処理回路部14が、伸長処理部12から出力される音響信号を再生装置で再生可能な形式に変換して出力する。また、外部メモリ10に記録された静止画の圧縮符号化信号も同様に処理される。即ち、伸長処理部12が圧縮符号化信号を伸長及び復号して画像信号を生成し、画像信号出力回路部13が当該画像信号を表示装置で再生可能な形式に変換して出力する。
なお、画像信号の記録を行わずに表示装置などに表示される画像をユーザが確認する、いわゆるプレビューモードである場合に、画像処理部5から出力される画像信号を圧縮せずに画像信号出力回路部13に出力することとしても構わない。また、画像信号を記録する際に、圧縮処理部9で圧縮して外部メモリ10に記録する動作と並行して、画像信号出力回路部13を介して表示装置などに画像信号を出力することとしても構わない。
また、手ぶれ検出部50が画像処理部5に備えられ、画像信号の記録時に手ぶれを検出する構成について例示したが、手ぶれ検出部50が備えられる場所や手ぶれを検出するタイミングは、上述の限りではない。例えば、手ぶれ検出部50を伸長処理部12の後段かつ画像信号出力回路部13の前段に備え、再生時(外部メモリ10から伸長処理部12に読み出されて伸長された後、画像信号出力回路部13に入力される前)や、編集時(外部メモリ10から伸長処理部12に読み出されて伸長された後、外部メモリ10に再度記録するために圧縮処理部9に入力される前)に、画像信号から手ぶれを検出しても構わない。
また、手ぶれを利用した処理を行うタイミングや、当該処理を実現する部分が備えられる場所についても、手ぶれ検出部50と同様である。さらに、手ぶれを検出するタイミング(例えば、記録時や編集時)と、手ぶれを利用した処理を行うタイミング(例えば、編集時や再生時)とは、ずれても構わない。ただし、手ぶれを検出するタイミングの方が早いものとし、検出した手ぶれの情報を画像信号を含むファイルのヘッダ領域に記録したり、外部メモリ10に別のファイルとして記録したりすることとする。
さらに、図1では撮像機能、再生機能、編集機能を備える撮像装置1を例示して説明したが、いずれかの機能を備えない装置(例えば、撮像装置、再生装置、編集装置など)であっても構わない。
<<手ぶれ検出部>>
次に、上述した手ぶれ検出部50の詳細について、図面を参照して説明する。また、以下では説明の具体化のために、手ぶれ検出部50が手ぶれを検出する画像信号を画像として表現し、当該画像信号を「入力画像」とする。また、手ぶれ検出部50で検出された手ぶれは、当該手ぶれの向きや大きさ(手ぶれベクトル)を示す情報である「手ぶれ情報」として出力され、上述のように種々の処理に利用されることとする。
まず、手ぶれ検出部50の構成について、図面を参照して説明する。図2は、手ぶれ検出部の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、手ぶれ検出部50は、順次入力される入力画像中の動きを検出し動き情報として出力する動き検出部51と、順次入力される入力画像から主要被写体が含まれる領域を検出し主要被写体領域情報として出力する主要被写体検出部52と、動き検出部51から出力される動き情報と主要被写体検出部52から出力される主要被写体領域情報とに基づいて入力画像の手ぶれを求めて手ぶれ情報として出力する手ぶれ取得部53と、を備える。
次に、図2に示す手ぶれ検出部50の動作(手ぶれ検出部50に関連する撮像装置1の一部の動作を含む)について、図面を参照して説明する。図3は、手ぶれ検出部を含む撮像装置の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図3では、撮像装置1が撮像した画像(動画の各フレーム)を外部メモリ10に記録する録画動作中に手ぶれ検出部50が手ぶれを検出し、画像処理部5が手ぶれ情報に基づいて画像の手ぶれを抑制する手ぶれ補正処理を行う場合について説明する。
図3に示すように、例えばCPU15は、撮像装置1の動作を終了する旨を示す指示が入力されているか否かを確認する(STEP1)。撮像装置1の動作を終了する指示が入力されていることが確認される場合は(STEP1、YES)、撮像装置1の動作を終了する。
一方、撮像装置1の動作を終了する指示が入力されていない場合(STEP1、NO)、例えばCPU15は、撮像した画像の記録を開始する指示(録画モードを開始する指示)が入力されているか否かを、確認する(STEP2)。なお、STEP1の終了の指示やSTEP2の画像の記録を開始する指示は、例えばユーザが操作部17を操作することで入力されたり、所定のプログラムにしたがって自動的に入力されたりする。
画像の記録を開始する指示が入力されていない場合(STEP2、NO)、その他の処理を行い(STEP3)、STEP1に戻って終了するか否かを再度確認する。なお、その他の処理とは、例えば撮像した画像を記録せずにユーザに対して表示するプレビューモードでの処理や、外部メモリ10に記録してある画像を表示装置を用いて表示する表示モードでの処理などである。
一方、画像の記録を開始する指示が入力されている場合(STEP2、YES)、画像の記録を開始する(STEP4)。最初に、撮像部Sが外部メモリ10に記録するための画像(入力画像)を撮像し、画像処理部5及び手ぶれ検出部50がこれを取得する(STEP5)。
手ぶれ検出部50の動き検出部51は、取得した入力画像の動きを検出する(STEP6)。この動き検出処理の具体例について、図面を参照して説明する。図4は、入力画像に設定される小領域の一例を示す図である。図4では、入力画像Pの水平方向に3個、垂直方向に3個、合計9個の小領域が設定される場合について示している。
小領域Axyについて、水平方向の右方ほどxが大きく、垂直方向の下方ほどyが大きくなるように表現する。ただし、図4に示す例では、1≦x≦3、1≦y≦3とする。なお、図4の小領域について、それぞれの小領域Axyが離間して設定されるように図示しているが、隣接して設定されるようにしても構わない。また、設定される小領域Axyの数は9個に限られず、9個以上でも9個以下でも構わない。ただし、以下では説明の具体化のため、入力画像に対して図4に示す9個の小領域Axyが設定されることとする。
動き検出部51は、図4に示す小領域毎に動きを検出する。例えば、代表点マッチングやブロックマッチングなどの種々のマッチング方法に代表される、公知の動き検出方法を適用することで、小領域の動きを検出することができる。
具体的に例えば、時間的に連続する撮像によって得られた2枚の入力画像について、時間的に前(または後)に撮像された入力画像のある小領域Axyの一部または全部である基準部分が、時間点に後(または前)に撮像された入力画像のどの部分(候補部分)に相当するかを求めることで行う。このとき例えば、基準部分及び候補部分の輝度値の相関値(差分の絶対値和や2乗和、小さいほど相関が高い)を算出することにより、基準部分に相当する候補部分を探索する。そして、基準部分の位置と、基準部分に相当すると認められる候補部分の位置とのずれにより、動きの方向及び大きさ(動きベクトル)を求めることができる。
また、手ぶれ検出部50の主要被写体検出部52は、順次取得される入力画像から主要被写体を検出(追尾)する(STEP7)。追尾対象である主要被写体は、ユーザによって指定されるものでも、自動的に設定されるものであっても構わない。ただし、主要被写体は、画像の記録開始(STEP4)前に設定されていると好ましい。例えばSTEP3のプレビューモード時に、操作部17を介してユーザに主要被写体を指定させたり、自動的に検出した主要被写体やその候補を提示(表示装置に表示)してユーザに確認や選択をさせたりしても構わない。
自動的に主要被写体やその候補を検出する場合、例えば、検出すべき画像に対して顔検出処理を行い、検出された顔を有する物体を主要被写体やその候補としても構わない。具体的に例えば、検出された顔の下方(眉間から口の方向)であり顔と隣接する部分を主要被写体の胴体とみなし、胴体(または顔及び胴体)を含む領域を、主要被写体領域またはその候補領域とする。
顔検出処理の方法として、公知の顔検出方法を適用することができる。例えば、Adaboost(Yoav Freund, Robert E. Schapire,"A decision-theoretic generalization of on-line learning and an application to boosting", European Conference on Computational Learning Theory, September 20, 1995.)を利用して大量の教師サンプル(顔及び非顔のサンプル画像)から作成した重みテーブルと、主要被写体を検出するための画像と、を比較することで顔検出を行っても構わない。
主要被写体検出部52は、設定された主要被写体の画像的特徴である輝度情報(例えば、輝度信号Yの信号値)や色情報(例えば、色差信号UVやRGB信号、H(Hue)S(Saturation)B(Brightness)のHの信号など、色を示す信号値。特に、胴体部分)を記憶しており、順次入力される入力画像からそれぞれの情報を示す領域(即ち、主要被写体領域)を検出することで、追尾処理を行う。このとき、時間的に前に撮像された入力画像から検出される主要被写体領域の位置を、時間的に後に撮像された入力画像から主要被写体を検出する際に利用しても構わない。例えば、後の入力画像において主要被写体を検出する範囲を、前の入力画像で検出された主要被写体領域及びその周辺領域に相当する領域の範囲としても構わない。
動き検出処理及び追尾処理の結果の具体例を、図5及び図6に示す。図5は、2つの入力画像のそれぞれから検出される主要被写体領域を示す図である。また、図6は、図5に示す2つの入力画像から求められる動きベクトルの一例を示す図である。
図5に示す入力画像P1,P2は、入力画像P1が時間的に前に撮像されたものであり、入力画像P2が時間的に後に撮像されたものである。また、入力画像P1から主要被写体領域T1が検出され、入力画像P2から主要被写体領域T2が検出される。図5に示す例では、入力画像P2中の主要被写体領域T2の位置が、入力画像P1中の主要被写体領域T1の位置よりも右上となっている。
また、例えば上述した方法により、入力画像P1,P2から図6に示すような小領域毎の動きベクトルが求められる。図6では、主要被写体領域T2(またはT1)が含まれる小領域A12,A22,A13,A23の動きベクトルV12,V22,V13,V23を黒塗りの矢印で図示し、それ以外の領域(背景領域)が含まれる小領域A11,A21,A31,A32,A33の動きベクトルV11,V21,V31,V32,V33を白塗りの矢印で図示している。なお、主要被写体領域が含まれる小領域とは、例えば、所定の割合以上が主要被写体領域によって占められる小領域である。
手ぶれ取得部53は、図6に示す小領域毎に算出された動きベクトルを用いて入力画像P2(またはP1)の手ぶれベクトルを求め、当該手ぶれベクトルを示す手ぶれ情報を生成する。このとき、手ぶれ取得部53は、主要被写体領域T2(またはT1)の大きさに応じて手ぶれベクトルを求める方法を異ならせる(STEP8)。この手ぶれベクトルを求める方法の一例について、図面を参照して説明する。図7は、手ぶれベクトルを求める方法について説明する図である。
図7(a)に示すように、入力画像P11内の主要被写体領域T11の大きさが閾値以上である場合(STEP8、YES)、手ぶれ取得部53は、主要被写体領域T11が含まれる小領域で検出される動きベクトルを主とした手ぶれベクトルを求める(STEP9)。主要被写体領域T11が含まれる小領域で検出される動きベクトルを主とする手ぶれベクトルとは、例えば、主要被写体領域T11が含まれる小領域で検出される動きベクトルの重みを、これ以外の領域(背景領域)が含まれる小領域で検出される動きベクトルの重み以上として加重加算をすることで得られる手ぶれベクトルである。
一方、図7(b)に示すように、入力画像P12の主要被写体領域T12の大きさが小さい(閾値よりも小さい)場合(STEP8、NO)、手ぶれ取得部53は、主要被写体領域T12以外の領域(背景領域)が含まれる小領域で検出される動きベクトルを主とした手ぶれベクトルを求める(STEP10)。背景領域が含まれる小領域で検出される動きベクトルを主とする手ぶれベクトルとは、例えば、主要被写体領域T12が含まれる小領域で検出される動きベクトルの重みを、これ以外の領域(背景領域)が含まれる小領域で検出される動きベクトルの重みより小さいものとして加重加算をすることで得られる手ぶれベクトルである。
上述のようにして求められる手ぶれベクトルを用いて、例えば、画像処理部5が手ぶれ補正処理を行う(STEP11)。手ぶれ補正処理の一例について、図面を参照して説明する。図8は、手ぶれ補正処理の一例について説明する図である。なお、図8に示す手ぶれ補正処理を実現する画像処理部5は、イメージセンサ2で撮像されて得られる広角のイメージセンサ画像W1,W2の一部である切り出し領域Q1,Q2を切り出すことで、外部メモリ10に記録する画像を生成するものである。
図8では、時間的に前に撮像されたイメージセンサ画像W1に対して設定される切り出し領域をQ1、時間的に後に撮像されたイメージセンサ画像W2に対して設定される切り出し領域をQ2として示している。また、イメージセンサ画像W2(または、W1)に対応する入力画像から求められる手ぶれベクトルが、右上方向である場合について示している。
図8に例示する手ぶれ補正処理は、画像処理部5が、手ぶれベクトルに基づいて切り出し領域のQ1,Q2の位置を調整することにより、手ぶれを抑制する処理である。例えば図8に示すように、右上方向の手ぶれベクトルが検出される場合(画像が見かけ上、右上にずれる場合)は、切り出し領域Q2の位置を、切り出し領域Q1よりも右上方向に移動させることで、手ぶれを抑制する。なお、上述の手ぶれ検出を行う入力画像は、イメージセンサ画像W1,W2の全部であっても構わないし、一部であっても構わない。
STEP11で手ぶれ補正処理が行われると、ユーザから画像の記録を終了する旨を示す指示が入力されているか否かを、例えばCPU15が確認する(STEP12)。画像の記録を終了する指示が入力されていることが確認される場合(STEP12、YES)、STEP1に戻って終了するか否かを確認する。
一方、画像の記録を終了する指示が入力されていない場合(STEP12、NO)、STEP5に戻り新たな入力画像を取得し、当該新たな入力画像に対して上述した手ぶれ検出処理(STEP5〜10)を行うとともに、手ぶれ補正処理(STEP11)を行う。
以上のように構成すると、入力画像内の主要被写体領域及び背景領域を、主要被写体の画像的特徴を検出することによって区別し、それぞれの領域から求められる動きを区別して処理することによって、入力画像の手ぶれを求めることとなる。そのため、主要被写体の画像的特徴や動き、手ぶれの状態などによって、入力画像の手ぶれの検出精度が低下することを抑制することが可能となる。したがって、精度よく手ぶれを検出することが可能となる。
また、主要被写体領域が大きい場合に、主要被写体領域が含まれる小領域から検出される動きを主とした手ぶれを求め、主要被写体の領域が小さい場合に、背景領域が含まれる小領域から検出される動きを主とした手ぶれを求める。そのため、被写体の状況(主要被写体が画像の主題になっているか、背景が画像の主題になっているか)に応じた手ぶれを求めることが可能となる。したがって、例えば上記のようにして求められる手ぶれに基づいて手ぶれ補正処理を行う場合に、画像の主題となっている主要被写体または背景のぶれを、効果的に抑制することが可能となる。
また、図8に示すように、イメージセンサ画像W1,W2を切り出すことによって手ぶれ補正処理を行うこととすると、画像処理のみで手ぶれの検出と補正とを実行することが可能となる。そのため、手ぶれの検出と補正とを容易に行うことが可能となるとともに、撮像装置1の装置構成を簡略化することが可能となる。
なお、図3に示すフローチャートでは、撮像して得られた画像を記録する際に手ぶれを求めて補正処理を行う例について示したが、上述のように、編集時や再生時などに手ぶれを求めることとしても構わない。この場合、STEP2、4、12のそれぞれの「記録」を、「編集」や「再生」と読み替えることとする。また、画像の記録を開始する前(例えば、STEP3のプレビューモード時)であっても、STEP5〜10と同様に手ぶれを求めても構わないし、STEP11と同様に手ぶれ補正処理を行っても構わない。
また、図3に示すフローチャートでは、手ぶれ補正処理に手ぶれ情報を利用する例について示したが、他の処理に手ぶれ情報を利用しても構わない。例えば、シャッタ速度を設定する処理に手ぶれ情報を利用しても(例えば、手ぶれが大きいほどシャッタ速度を速くする)構わない。ただし、当該処理は画像を撮像する際に行う。
また、図3のフローチャートに示す各ステップは一例に過ぎず、矛盾なき限り適宜変更しても構わない。例えば、STEP6の動き検出処理とSTEP7の追尾処理とを実行する順番の前後を入れ替えたり、並行して実行したりしても構わない。
また、図5及び図7では、主要被写体が1つである場合について例示したが、主要被写体は複数であっても構わない。この場合、例えば複数の主要被写体を囲うように主要被写体領域を設定しても構わないし、それぞれの主要被写体を含むように複数の主要被写体領域を設定しても構わない。
また、図8では、画像処理的な方法によって手ぶれを抑制する手ぶれ補正処理について例示したが、撮像部Sの光軸を移動させるなどの光学的な方法によって手ぶれを抑制する手ぶれ補正処理を採用しても構わない。ただし、当該処理は画像を撮像する際に行う。
また、図8に示す画像処理的な方法による手ぶれ補正処理は、記録時だけに限られず、編集時や再生時に行うことも可能である。ただしこの場合、外部メモリ10に記録された画像が切り出しの対象となる。
また、図7において、主要被写体領域T11,T12の動きベクトルと背景領域の動きベクトルとを加重加算することで手ぶれベクトルを求めると述べたが、加重加算に用いる重みを、主要被写体領域T11,T12の大きさに基づいて変動する値としても構わない。特に、主要被写体領域T11,T12の大きさが大きいほど、主要被写体領域T11,T12が含まれる小領域で検出される動きベクトルの重みが大きくなるように設定しても構わない。
このように構成すると、主要被写体領域T11,T12の大きさが閾値を超えて変動し、手ぶれを求める主たる対象が切り替わったとしても、スムーズに切り替えを行うことが可能となる。そのため、例えば上記のようにして求められる手ぶれに基づいて手ぶれ補正処理を行う場合に、手ぶれを抑制する主たる対象が切り替わることで画像が不自然に変動することを、抑制することが可能となる。
一方、図7(a)に示すように主要被写体領域T11の大きさが閾値以上の場合、背景領域が含まれる小領域で検出される動きベクトルの重みを0としても構わない。同様に、図7(b)に示すように主要被写体領域T12の大きさが閾値より小さい場合、主要被写体領域T12が含まれる小領域で検出される動きベクトルの重みを0としても構わない。
このように構成すると、手ぶれを求める対象を限定して明確化することが可能となる。そのため、例えば手ぶれ補正処理を行う場合に、対象の手ぶれを効果的に抑制することが可能となる。
<変形例>
本発明の実施形態における撮像装置1について、画像処理部5や手ぶれ検出部50などのそれぞれの動作を、マイコンなどの制御装置が行うこととしても構わない。さらに、このような制御装置によって実現される機能の全部または一部をプログラムとして記述し、該プログラムをプログラム実行装置(例えばコンピュータ)上で実行することによって、その機能の全部または一部を実現するようにしても構わない。
また、上述した場合に限らず、図1に示す撮像装置1や、図2に示す手ぶれ検出部50は、ハードウェア、或いは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実現可能である。また、ソフトウェアを用いて撮像装置1や手ぶれ検出部50の一部を構成する場合、ソフトウェアによって実現される部位についてのブロックは、その部位の機能ブロックを表すこととする。
以上、本発明における実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実行することができる。
本発明は、入力される画像から手ぶれを検出して補正する撮像装置に関する。
50 手ぶれ検出部
51 動き検出部
52 主要被写体検出部
53 手ぶれ取得部

Claims (5)

  1. 撮像により画像を生成する撮像部と、
    複数の画像を比較することで所定の領域毎に動きを検出する動き検出部と、
    画像的特徴に基づいて画像内の主要被写体を検出する主要被写体検出部と、
    主要被写体の画像内の大きさが所定の大きさ以上となる場合、主要被写体が含まれる領域で検出される動きを主とした手ぶれを求め、主要被写体の画像内の大きさが所定の大きさより小さくなる場合、主要被写体が含まれる領域以外の領域で検出される動きを主とした手ぶれを求める手ぶれ取得部と、
    前記手ぶれ取得部で求められた手ぶれに対応した位置で画像を切り出す切り出し部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記手ぶれ取得部が、主要被写体の画像内の大きさが大きくなるほど、主要被写体が含まれる領域で検出される動きの重みを大きくして手ぶれを求めることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記手ぶれ取得部が、主要被写体の画像内の大きさが所定の大きさ以上となる場合、主要被写体が含まれる領域で検出される動きのみを用いて手ぶれを求め、
    主要被写体の画像内の大きさが所定の閾値より小さくなる場合、主要被写体が含まれる領域以外の領域で検出される動きのみを用いて手ぶれを求めることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記手ぶれ取得部が、主要被写体の画像内の大きさが所定の大きさ以上となる場合、主要被写体が含まれる領域で検出される動きの重みを、これ以外の領域で検出される動きの重み以上にして手ぶれを求め、
    主要被写体の画像内の大きさが所定の大きさより小さくなる場合、主要被写体が含まれる領域で検出される動きの重みを、これ以外の領域で検出される動きの重みより小さくして手ぶれを求めることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記手ぶれ取得部が、主要被写体の画像内の大きさが所定の大きさ以上となる場合、主要被写体が含まれる領域以外の領域で検出される動きの重みを0にして手ぶれを求め、
    主要被写体の画像内の大きさが所定の大きさより小さくなる場合、主要被写体が含まれる領域の重みを0にして手ぶれを求めることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
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