JP2010141523A - 通信網管理システム、波長分割多重装置、通信管理装置、通信網管理方法及び通信網管理プログラム - Google Patents
通信網管理システム、波長分割多重装置、通信管理装置、通信網管理方法及び通信網管理プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 ノード装置10は、パスを介して伝送される光波長を検出する波長検出部110と、接続先ノード装置を検出する接続ノード検出部111と、接続情報を格納する接続情報格納部112と、接続情報をNMS端末20に送信する接続情報送信部113と、NMS端末20から受信したパス設定データにもとづきパス設定を行うパス設定部114と、を備え、NMS端末20は、ノード装置10から接続情報を受信する接続情報受信部220と、接続情報にもとづきノード装置10のパス設定データを生成するパス設定データ生成部221と、パス設定データをノード装置10に送信するパス設定データ送信部222と、からなる構成としてある。
【選択図】 図1
Description
このような要求に対応するため、光ファイバーケーブルの増設や光伝送装置(SDH装置等)の改良等が行われてきた。
しかしながら、これらの方法は費用対効果が低く、また、導入までのスピードにも課題があった。
WDMは、光波長の非干渉性を利用した多重化方式であり、分割波長の数に比例して転送可能な情報量が増大するため、大容量の通信を効率よく実現する方式として期待されている。
特に、WDM網は大陸間を結ぶ海底ケーブル等、ネットワークの基幹網として利用されることが多いため、WDM網を構成するWDM装置、ケーブル、基地局等に関する保守・運用は極めて重要なものとなっている。
また、NMSは、パス設定に関する接続情報(波長、接続先ノードに関するデータ)のデータベースを備えており、リモート操作により一元的にパス設定・変更をできるようになっている。
このように、NMSは、WDM網の信頼性、利便性を高めるうえで欠かせないシステムであるが、NMSに依存するところが大きくその弊害も種々存在する。
図8は、NMSを有するWDM網において一つの光波パスで構成されるエンドツーエンドパスの従来例を示したネットワーク構成図である。
また、図9は、図8のエンドツーエンドパスのパス接続情報を示したデータテーブルである。
これらの図に示すように、波長λ5という単一波長にもとづいてノード装置10h→ノード装置10i→ノード装置10jといった方路の光波パスが設定されているものとする。
そして、不正アクセス等によりNMSのパス設定データが消失し、各ノード装置に設定していたパスも消滅したものとする。
次いで、NMS端末20は、ノード装置10iにおいて波長λ5の出力を認識することができる。NMS端末20は、波長λ5のWDM信号の出力先がノード装置10jであることを認識することができるので次にノード装置10jに着目する。
そして、NMS端末20は、ノード装置10jにおいて波長λ5に関する出力の認識を試みるがこれを認識することができないため、ノード装置10jがパスの終点であることを認識することができる。
以上のことから、NMS端末20は、ノード装置10hを始点として、ノード装置10iを経由し、ノード装置10jを終点とする単一波長(λ5)のパス設定データを生成し元のエンドツーエンドパスを復元できるようになる。
図10は、NMSを有するWDM網において複数の光波パスで構成されるエンドツーエンドパスの従来例を示したネットワーク構成図である。
また、図11は、図10のエンドツーエンドパスのパス接続情報を示したデータテーブルである。
具体的には、ノード装置10k〜ノード装置10l間の光波パス(波長λ6)、ノード装置10mにおける波長変換、ノード装置10m〜ノード装置10n間の光波パス(λ7)によって一連の光学的伝送路が設定されているものとする。
そして、上述と同様、NMSのパス設定データが消失し、各ノード装置に設定していたパスも消滅したものとする。
しかしながら、NMS端末20は、ノード装置10lにおいて波長λ6に関する出力の認識を試みるがこれを認識することができないため、ノード装置10lがパスの終点であると誤認識してしまう。
つまり、本例のように複数の光波パスが設定されているケースでは、NMSのパス設定データが消失した際、元の波長パスは容易に復元できない。
すなわち、WDM網を構成するパスの構成如何によっては、ネットワークの復元に多大な時間を要し、各方面に甚大な損害や影響をもたらすこととなってしまう。
また、特許文献2には、発ノードが、着ノードと中継ノードのリソース使用状況にもとづき一以上の推奨波長パス情報を着ノードに送信し、次いで、着ノードが、利用可能な推奨波長パスを選択し、その推奨波長パスで用いるリソースを自ノードに設定するとともに所定の選択パス通知を中継ノード及び発ノードに送信し、そして、発ノード及び中継ノードでは、受信した選択パス通知に係るリソースを自ノードに設定する光波長パス設定方法が開示されている。
つまり、これら特許文献1や特許文献2には、NMSを用いずに各ノードが自律的に波長パスの設定を行う技術が提案されている。
すなわち、各ノードは、自律的に回線設定を行う構成であるため、必然的にメモリやプロセッサの負荷が増大し、本来の通信処理におけるパフォーマンスを低下させるおそれがある。
さらに、このようなパフォーマンス低下を回避すべく高機能なプロセッサやメモリを導入したとしても、コスト面で新たな課題が発生する。
また、各ノードは、他のノードとの間で必要なデータの送受信を行ったうえでパス設定を行うため、サービス開始までの待ち時間が長く、緊急時の対応に問題がある。
したがって、万一、WDM網がシステムダウンした場合等においても円滑に元のネットワークを復元することができる。
ここで、以下に示す本実施形態の通信網管理システムは、プログラム(ソフトウェア)の命令によりコンピュータで実行される処理,手段,機能によって実現される。通信網管理プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、以下に示すような所定の処理・機能を行わせる。すなわち、本実施形態の通信網管理システム、波長分割多重装置、通信管理装置、通信網管理方法における各処理・手段は、通信網管理プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段によって実現される。
なお、プログラムの全部又は一部は、例えば、磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリ,その他任意のコンピュータで読取り可能な記録媒体により提供され、記録媒体から読み出されたプログラムがコンピュータにインストールされて実行される。また、プログラムは、記録媒体を介さず、通信回線を通じて直接にコンピュータにロードし実行することもできる。
図1は、本発明の第一実施形態に係る通信網管理システム1aの構成を示すネットワーク構成図である。
同図に示すように、本実施形態に係る通信網管理システム1は、複数のノード装置10及び光リンク30によって構成されるWDM網上の管理システムであり、具体的にはノード装置10aにNMS端末20が接続されることによってWDM網全体を一元管理できる構成となっている。
又、本実施形態においては、複数の光波パスを直列的に接続することによって一連の光学的伝送路を形成する必要があるため、ノード10cにおいて波長変換を行うようにしている。
そこで、まず、ノード装置10とNMS端末20の構成について図2及び図3を参照しながら説明を行う。
図2は、本実施形態に係るノード装置10の構成を示すブロック図である。
同図に示すとおり、本実施形態に係るノード装置10は、WDM網を形成するためのWDM装置であり、光増幅部130及び光リンク30を介して各ノード装置間が接続されるようになっている。
具体的には、MUX/DEMUX部120と光増幅部130とは光学的に接続されており、受信した光信号を複数の波長毎に分離して低速I/F部150に送出する構成となっている。
一方、低速I/F部150に収容される複数の光波を波長多重し光増幅部130が増幅した光信号を他のノード装置10に出力する構成となっている。
また、低速I/F部150は、波長変換手段160を備えており、波長変換を行うことによって波長の異なる複数の光波パスを光学的に接続し得る機能を備えている。
また、パス設定部114は、NMS端末20からの要求に応じて当該ノード装置10におけるパス(光波パス)を設定するようになっている。
波長検出部110は、自己のノード装置10に現在設定されている光波パス(伝送路)の波長を検出するものである。
「波長」の情報としては、波長の異同を認識できる情報であればよく、例えば、波長番号などの識別データが望ましい。
波長情報としては、出力側のパスの波長と入力側のパスの波長とを検出するようにしている。
なお、前述の通り、低速I/F部150は波長変換手段160を備えており、出力側のパスが波長変換を伴う場合には波長変換後の波長を出力側のパスの波長として検出し、入力側のパスが波長変換を伴う場合には波長変換前の波長を入力側のパスの波長として検出するようにしている。
例えば、図1に示すネットワークの例のノード装置10bにおいては、ノード装置10cの情報を抽出する。
具体的には、図4に示すように、各ノード装置ごとに、出力側の波長及び入力側の波長並びに接続先のノード装置を対応づけて格納する。
なお、送信のタイミングは任意で設定することが可能であり、例えば、NMS端末20における所定操作による要求に応じて接続情報を送信するとよい。
また、ノード装置10が障害検知センサを備える場合、一定の障害検知に応じて接続情報を送信するようにしても良い。
図3は、本実施形態に係るNMS端末の構成を示したブロック図である。
NMS端末20は、ワークステーションなどの情報処理端末であり、図示しないキーボードやマウスなどの入力部、ディスプレイ等の表示部、パス設定データ等を格納する保存部などを備え、WDM網の状態監視や分析を行うNMSの中核を担っている。
特に、本実施形態に係るNMS端末20は、このような機能に加え、各ノード装置10とのデータの送受信を通して、NMS端末20がパス設定データを有していなくてもパス設定ができる構成となっている。
具体的には、ROMに格納されている各種プログラム(本発明の通信網管理プログラム含む)の実行を介して後述する各構成部に命令を行う。
接続情報受信部220は、通信インタフェース230を介して各ノード装置10から光波パスに関する接続情報を受信するものである。
なお、受信した接続情報は、RAMなどのメモリに保持されるか、ハードディスクの所定格納エリアに保存され、パス設定データの生成の際に利用される。
例えば、図1に示すエンドツーエンドパスを再現する場合においては、図4に示す接続情報にもとづき、以下の規則にしたがってパス設定データを生成する。
図4に示すとおり、NMS端末20は、入力側の波長番号を検出できないためノード装置10aはパスの始点であることを認識する。そのうえで、波長番号λ1なる出力パスを認識することができる。また、同図に示すとおり、接続先ノードを示す装置接続情報を検出できないが、波長番号λ1なる出力パスにもとづき出力側のノードは10bと認識することができるため、パス設定データ生成部221は、「ノード装置10aを始点としたノード装置10b向けのパス設定データ(λ1)」を生成する。
同様にして、NMS端末20は、入力側の波長番号λ1及び出力側の波長番号λ1を検出することができるため、ノード装置10bは中継ノードであることを認識する。つまり、入力側のパスと出力側のパスとを設定する必要がある。
また、波長番号λ1は、ノード装置10aの出力側の波長番号と同じであるため、パス設定データ生成部221は、入力側のパスとして「ノード装置10a向けのパス設定データ(λ1)」を生成する。
一方、装置接続情報としてノード装置10cが設定されているため、パス設定データ生成部221は、出力側のパスとして「ノード装置10c向けのパス設定データ(λ1)」を生成する。
同様にして、NMS端末20は、入力側の波長番号λ1及び出力側の波長番号λ2を検出することができるため、ノード装置10cは中継ノードであることを認識する。
また、入力側の波長番号λ1に対応して装置接続情報としてノード装置10bが設定されているため、パス設定データ生成部221は、入力側のパスとして「ノード装置10b向けのパス設定データ(λ1)」を生成する。
一方、出力波長λ2のパスにもとづき出力側のノード装置は10dと認識することができるため、パス設定データ生成部221は、出力側のパスとして「ノード装置10d向けのパス設定データ(λ2)」を生成する。
同様にして、NMS端末20は、出力側の波長番号を検出できないため、ノード装置10dは終点であることを認識する。
一方、入力側の波長番号λ2を検出することができ、これはノード装置10cの出力側の波長番号と一致するため、パス設定データ生成部221は、入力側のパスとして「ノード装置10c向けのパス設定データ(λ2)」を生成する。
なお、送信されたパス設定データは、対象ノード装置10のNMS I/F部140を介して受信され、パス設定部114によって光波パスが設定される。
その結果、図1に示す元のエンドツーエンドパスが復元される。
図5は、本実施形態に係る通信網管理方法の手順を示したフローチャートである。
同図に示すとおり、本実施形態に係る通信網管理方法においては、まず、図1に示すようにエンドツーエンドパスが設定されていることを前提とする(S0)。
なお、NMS端末20は、このエンドツーエンドパスに係るパス設定データを一元的に保持しているものとする。
具体的には、波長検出部110がパスの波長を検出し、接続ノード検出部111がパス接続先のノード装置を検出する。
次いで、各ノード装置10は、接続情報格納部112が、ステップS1で検出した接続情報を格納しておく(S2)。
ステップS3に対応して、各ノード装置10の接続情報送信部113は、ステップS2において格納しておいた接続情報をNMS端末20に送信する(S4)。
例えば、NMS20からの要求に応じ、各ノード装置10の接続情報(波長情報及び装置接続情報)がNMS端末20に対して送信される。
なお、ステップS5において生成したデータはハードディスク等に保存することによって、NMS端末20が消失したパス設定データの復元は完了する。
これは、NMSデータの消失とともにパスそのものが消滅した場合を想定したものである。
例えば、災害や不正アクセスなどによるWDM網全体のシステムダウンを想定しており、このような場合、引き続きパスの再設定を行い、エンドツーエンドパスを早急に復旧させる。
ステップS6において、ノード装置10にパスを設定する場合(S6:YES)、NMS端末20は、パス設定データ送信部222が、パス設定データを各ノード装置10に送信する(S7)。
これにより、システムダウン等していたWDM網は迅速に復旧することとなる。
なお、ステップS6において、ノード装置10にパスを設定しない場合(S6:NO)でも、この通信網管理方法の処理は終了する。
そして、NMS端末20がパス設定データを消失した場合など、必要に応じてNMS端末20にその接続情報を送信するようにしている。
また、復元したパス設定データにもとづいてパスを迅速に形成し、円滑にWDM網を再現できるようになっている。
さらに、NMSに何らかの不具合が発生し、保有するパス設定データの信頼性が維持できなくなったような場合、正規なパス設定データにリセットすることも可能である。
したがって本実施形態によれば、信頼性及び利便性に優れたWDM網の通信網管理システムを合理的に実現し、提供することが可能となる。
次に、本発明の第二実施形態に係る通信網管理システム1bについて図面を参照しながら説明する。
図6は、本発明の第二実施形態に係る通信網管理システムの構成を示すネットワーク構成図である。
本実施形態の通信網管理システム1bは、第一実施形態と同様、ノード装置10とNMS端末20とから構成され、各装置の構成も同じである。
具体的には、図6のノード装置10fに示すように、ノード装置10eからの光波(波長番号λ3)をノード装置10fの10f2側に属する波長変換手段160によって別の光波(波長番号λ4)に波長変換したうえでノード装置10gに出力している。
図7は、本発明の第二実施形態において各ノード装置の接続情報を示したテーブル図である。
図7に示すとおり、NMS端末20は、入力側の波長番号を検出できないためノード装置10eはパスの始点であることを認識する。そのうえで、波長番号λ3なる出力パスを認識することができる。また、同図に示すとおり、接続先ノードを示す装置接続情報を検出できないが、波長番号λ3なる出力パスにもとづき出力側のノードは10fと認識することができるため、パス設定データ生成部221は、「ノード装置10eを始点としたノード装置10f向けのパス設定データ(λ3)」を生成する。
同様にして、NMS端末20は、二組の接続情報を検出することができ、具体的には、一組目の接続情報として入力側の波長番号λ3及び出力側の波長番号λ3を検出することができ、また、二組目の接続情報として入力側の波長番号λ3及び出力側の波長番号λ4を検出することができる。
このため、ノード装置10fは中継ノードであることを認識するとともに、一組目の接続情報に対応する入出力パスと二組目の接続情報に対応する入出力パスの存在を認識することができる。
また、二組目の接続情報に関し、入力側の波長番号λ3と出力側の波長番号λ4が異なるため、ここで波長変換が行われることを認識することもできる。
このような場合、一組目の接続情報を仮想のノード装置10f1の接続情報と、二組目の接続情報を仮想のノード装置10f2の接続情報とみなしてそれぞれについてパス設定データを生成する。
ここで、NMS端末20は、ノード装置10f1の接続情報に着目すると、入力側の波長番号λ3は、ノード装置10eの出力側の波長番号と同じであり、また、装置接続情報としてノード装置10eを検出できるため、パス設定データ生成部221は、入力側のパスとして「ノード装置10eからのパス設定データ(λ3)」を生成する。
一方、出力側の波長番号λ3は、ノード装置10f2の接続情報のうち入力側の波長番号λ3と同一であるため、パス設定データ生成部221は、出力側のパスとして「ノード装置10f2向けのパス設定データ(λ3)」を生成する。
同様にしてNMS端末20は、ノード装置10f2に着目すると、入力側の波長番号λ3は、ノード装置10f1の出力側の波長番号λ3と同じであることを認識することができるため、パス設定データ生成部221は、入力側のパスとして「ノード装置10f1からのパス設定データ(λ3)」を生成する。
一方、出力波長λ4のパス及び装置接続情報から出力側のノード装置は10gと認識することができるため、パス設定データ生成部221は、出力側のパスとして「ノード装置10g向けのパス設定データ(λ4)」を生成する。
同様にして、NMS端末20は、出力側の波長番号を検出できないため、ノード装置10gは終点であることを認識する。
一方、入力側の波長番号λ4を検出することができ、これはノード装置10f2の出力側の波長番号と一致するため、パス設定データ生成部221は、入力側のパスとして「ノード装置10f2からのパス設定データ(λ4)」を生成する。
このため、パスの形態に関わらず第一実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。
例えば、本発明のWDM網は、エンドツーエンドパスではなくリング型又はこれらを組み合わせた構成であってもよく、これにより、様々な態様のネットワークに対応することができる。
10 ノード装置
110 波長検出部
111 接続ノード検出部
112 接続情報格納部
113 接続情報送信部
114 パス設定部
20 NMS端末
220 接続情報受信部
221 パス設定データ生成部
222パス設定データ送信部
Claims (15)
- 異なる波長ごとに光波の伝送を行う二以上のノード装置と、前記光波の伝送路を形成するために前記ノード装置ごとに所定のパス設定データを設定する通信管理装置とを備え、
前記各ノード装置は、
当該ノード装置を含んで形成される伝送路を介して伝送される光波の波長を検出する波長検出手段と、
前記伝送路の接続先ノード装置を検出する接続ノード検出手段と、
前記波長及び前記接続先ノード装置を示す所定の接続情報を格納する接続情報格納手段と、
前記接続情報を前記通信管理装置に送信する接続情報送信手段と、
前記通信管理装置から受信したパス設定データにもとづき伝送路の設定を行うパス設定手段と、を備え、
前記通信管理装置は、
各ノード装置から前記接続情報を受信する接続情報受信手段と、
受信した前記接続情報にもとづき対象ノード装置に関する所定のパス設定データを生成するパス設定データ生成手段と、
生成された前記パス設定データを前記対象ノード装置に送信するパス設定データ送信手段と、
を備えることを特徴とする通信網管理システム。 - 前記ノード装置は、
前記波長検出手段が、当該ノード装置を含んで形成される伝送路を介して伝送される光波の出力側の波長と入力側の波長とを検出し、
前記接続情報格納手段が、前記出力側の波長及び前記入力側の波長並びに前記接続先ノード装置を示す所定の接続情報を格納する請求項1記載の光通信網管理システム。 - 前記パス設定データ生成手段は、
前記接続情報受信手段が受信したノード装置に関する接続情報に出力側の波長のみが含まれる場合には、そのノード装置を始点とする前記パス設定データを生成する請求項2記載の通信網管理システム。 - 前記パス設定データ生成手段は、
前記接続情報受信手段が受信したノード装置に関する接続情報に入力側の波長のみが含まれる場合には、そのノード装置を終点とする前記パス設定データを生成する請求項2又は3記載の通信網管理システム。 - 前記パス設定データ生成手段は、
前記接続情報受信手段が受信したノード装置に関する接続情報に出力側の波長と入力側の波長とがともに含まれる場合には、そのノード装置を中継する入力側の前記パス設定データと出力側の前記パス設定データとを生成する請求項2乃至4のいずれか一項記載の通信網管理システム。 - 前記パス設定データ生成手段は、
前記接続情報受信手段が受信したノード装置に関する接続情報に出力側の波長及び入力側の波長が二組以上含まれる場合には、そのノード装置は対応する二以上のノード装置から構成されるものとみなして前記パス設定データを生成する請求項2乃至5のいずれか一項記載の通信網管理システム。 - 前記ノード装置は、
出力又は入力する光波に対して当該光波の波長と異なる他の波長の光波に変換して出力又は入力する波長変換手段を備え、
前記波長検出手段が、
当該ノード装置を含んで形成される伝送路の当該ノード装置内に介在する前記波長変換手段が出力する光波に対して波長変換を行う場合にはその波長変換後の波長を出力側の波長として検出し、前記波長変換手段が入力する光波に対して波長変換を行う場合にはその波長変換前の波長を入力側の波長として検出する請求項2乃至6のいずれか一項記載の通信網管理システム。 - 当該装置を含んで形成される伝送路を介して伝送される光波の波長を検出する波長検出手段と、
前記伝送路の接続先の波長分割多重装置を検出する接続ノード検出手段と、
前記波長及び前記接続先の波長分割多重装置を示す所定の接続情報を格納する接続情報格納手段と、
前記接続情報にもとづき所定の通信管理装置に所定のパス設定データを生成させる手段と、
前記通信管理装置が生成したパス設定データにもとづき伝送路の設定を行う手段と、
を備えることを特徴とする波長分割多重装置。 - 前記波長検出手段が、当該装置を含んで形成される伝送路を介して伝送される光波の出力側の波長と入力側の波長とを検出し、
前記接続情報格納手段が、前記出力側の波長及び前記入力側の波長並びに前記接続先の波長分割多重装置を示す所定の接続情報を格納する請求項8記載の波長分割多重装置。 - 所定のノード装置を含んで形成される伝送路を介して伝送される光波の波長及びその接続先ノード装置を含む所定の接続情報を各ノード装置から受信する接続情報受信手段と、
受信した前記接続情報にもとづき対象ノード装置に関する所定のパス設定データを生成するパス設定データ生成手段と、
生成された前記パス設定データにもとづき前記対象ノード装置に伝送路を設定させる手段と、
を備えることを特徴とする通信管理装置。 - 前記接続情報受信手段が、所定のノード装置を含んで形成される伝送路を介して伝送される光波の出力側の波長及び入力側の波長並びにその接続先ノード装置を示す接続情報を各ノード装置から受信する請求項10記載の通信管理装置。
- 所定のノード装置を含んで形成される伝送路を介して伝送される光波の波長を検出する波長検出ステップと、
前記伝送路の接続先ノード装置を検出する接続ノード検出ステップと、
前記波長及び前記接続先ノード装置を示す所定の接続情報を格納する接続情報格納ステップと、
前記接続情報にもとづき所定の通信管理装置にパス設定データを生成させるステップと、
前記通信管理装置から受信したパス設定データにもとづき伝送路の設定を行うステップと、を有することを特徴とする通信網管理方法。 - 前記波長検出ステップが、所定のノード装置を含んで形成される伝送路を介して伝送される光波の出力側の波長と入力側の波長とを検出し、
前記接続情報格納ステップが、前記出力側の波長及び前記入力側の波長並びに前記接続先ノード装置を示す接続情報を格納する請求項12記載の通信網管理方法。 - 異なる波長ごとに光波の伝送を行うノード装置を管理する所定のコンピュータにインストールされる通信網管理プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記ノード装置を含んで形成される伝送路を介して伝送される光波の波長を検出する波長検出手段、
前記伝送路の接続先ノード装置を検出する接続ノード検出手段、
前記波長及び前記接続先ノード装置を示す所定の接続情報を格納する接続情報格納手段、
前記接続情報にもとづき所定の通信管理装置にパス設定データを生成させる手段、
前記通信管理装置が生成したパス設定データにもとづき伝送路の設定を行う手段、
として機能させるための通信網管理プログラム。 - 前記波長検出手段を、前記ノード装置を含んで形成される伝送路を介して伝送される光波の出力側の波長と入力側の波長とを検出する手段、
前記接続情報格納手段を、前記出力側の波長及び前記入力側の波長並びに前記接続ノード検出手段によって検出された接続先ノード装置を示す接続情報を格納する手段、として機能させるための請求項14記載の通信網管理プログラム。
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